「プロフェッショナル100人の流儀(珠玉の名言集)」を読みました。
『プロフェッショナル100人の流儀 -珠玉の名言集-/藤尾秀昭監修(致知出版社)』という本を読みました。
いつもどおりのブックオフで購入。
監修されている藤尾秀昭氏は、月間『致知』編集長で、≪人間学≫をテーマに一貫した編集方針を貫いてきた方とのこと。
この本に登場する100人の著名人の方々は、それはもう立派な人ばかりで、そのお言葉は参考にするには私のような凡人にとって厳しいものばかりでした。
いくつか私が気になったものをあげてみると・・
「地球上で最も必死に考えている人のところにアイデアの神様は降りてくる/森岡毅(ユー・エス・ジェイCMO)」
・・・何度も壁に直面し、その都度、歯を食いしばって、執念でアイデアを振り絞ってきた、泥臭い積み重ねです。と書かれていました。
たぶんこういう人は何百万人にひとりなのかもしれない。凄すぎて私には想像もつかない世界です。
「嫉妬しているうちは本当の福は回ってこない/小出義雄(女子マラソン指導者)」
・・・これはなんだか私にもわかります。自分のことで思い返してみても、“嫉妬”したときというのは、その後ろくなことになりません。素直に「よかったね」と思うと、なぜか物事が好転することがありました。
「信用は使ってはならない、使わなければどんどん増えていく/黒田暲之助(コクヨ会長)」
・・・先方の言葉に甘えて信用を使い出すと、長い年月をかけて血のにじむような努力によって蓄積したきた信用が取り崩されてしまう。お金は減ったらわかるけど、信用は目に見えないだけに減っていることがわからない。信用は使わなければどんどん増えていく。そんなことが書かれていて、「なるほど」と思いました。
溜まっていた信用を使い出した途端に一気に人としての信用を失った人・・何人か見たことがあります。
上記のようなお言葉が100人分、・・読んでいるだけで“疲れ気味”です(^-^;
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