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2023/01/03

『The Beatles REVOLVER SUPER EDITION を聞く・第三回 SESSIONS TWO を聞いてみた』

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昨年から行っていたビートルズの「リボルバー スーパー・エディション」を聞いてみる企画、年が明けて再開することにいたしました。
今回は「CD3」の「セッションズ・2」を聞いてみます。
例によって、事前に情報を仕入れたりはしていません。
初めて聞く状態で、その場で文を打っていく状態でライブ的に感想を書いていきます。
ではスタート!


1.AND YOUR BIRD CAN SING (Second Version)-Take5

ジョンのトークから始まり、かなり初期状態の録音です。
リンゴのドラムもまだいろいろと試行錯誤段階です。でも、フィル・インはけっこうカッコいい!
ツイン・リード・ギターのフレーズも三分の一くらいは出来上がっています。
コーラスは、まだまだ手探り状態のようです。
でも、この曲って、どの段階でもカッコよく聞こえます。


2.TAXMAN Take11

かなり“練れて”いる段階のテイクだと感じました。
ジョージのボーカルもほとんど完成バージョンと変わりありません。
ギターは、まだ余計なフレーズを弾いたりもしています。
ドラムは本番状態とほぼ同じ。
あっ、間奏のポールのリード・ギターはもうバッチリ決まっています。
コーラスはアンソロジーで聞けたようなオリジナルには無いものがちらほら散見されます。
いい状態まで持ってきた感じがします。


3.I'M ONLY SLEEPING (Rehearsal Fragment)

これもアンソロジーで聞けたビブラフォンでしょうか、その音を中心にバックの音を作っている様子が録られています。


4.I'M ONLY SLEEPING Take2

ジョンのだるいボーカルでいろいろ試している感じのテイク。
ギターはまだ、ただコードをちょっと弾いているような印象。
ジョンがいろいろと感想や指示などをしている様子がうかがえます。


5.I'M ONLY SLEEPING Take5

こちらはテンポアップしたテイク。
コードストロークも軽い感じで流している。
ドラムもアップテンポに合わせてストロークも軽くスネアを叩いています。
ボーカルは入っていなく、インストゥルメンタルです。
エンディングは本番と同じような感じを探っています。


6.I'M ONLY SLEEPING Mono Mix RM1

オリジナルにほとんど近い感じのモノラルミックスです。
リンゴのフィルにオリジナルと異なる部分がありました。
テープ逆回転のギターの音も入りどころが異なっているようです。エコーの掛け方も異なっています。
最後の仕上げとチェックに入っているのを感じます。


7.ELEANOR RIGBY Speech Before Take2

弦楽器の音が少し聞こえ、皆でいろいろ話している様子がわかります。
ジョージ・マーティンの声やジョージ・ハリスンの声もはっきり聞き分けできます。
メンバーの四人以外の声も聞こえます。笑い声も。


8.ELEANOR RIGBY Take2

カウントのあとに弦楽器の演奏が始まります。
まだエコーなどを深く掛けていないものと思われます。
本番とちょっと異なる弦楽器のフレーズもあるように感じます。


9.FOR NO ONE Take10-Backing Track

会話のあとに耳慣れたこの曲のバックの演奏が録られています。
こんなにきれいな音だったんだな、と感じました。オリジナル曲のバックはここからもっとコンプレッサーを掛けたようなコモったような音に変化していったと思います。


10.YELLOW SUBMARINE Songwriting Work Tape-Part1

この曲の原型を聞いた感じ。
まだ楽しく愉快な曲調になっていません。
ジョンがアコースティックギターを爪弾き、作曲している段階です。


11.YELLOW SUBMARINE Songwriting Work Tape-Part2

ジョンとポールの声が聞こえます。
ここでもジョンがギターでメロディーや、歌詞も含めて整えている段階です。
オリジナルとはかなり異なる曲調です。海の男の大人の童謡、みたいな雰囲気。
ここからはサウンド・エフェクトふんだんなオリジナル曲の想像はできません。
私、勘違いしていたのですが、この曲はまるでポールの曲だと思っておりましたが、完全にジョン主導なんですね。
ちょっと能天気なオリジナルの雰囲気からすっかりポールの曲だと思っていました。


12.YELLOW SUBMARINE Take4 Before Sound Effects

こちらはリンゴのボーカルがほとんど“生状態”の音で入っているもので、とても新鮮。
コーラスはオリジナルとほとんど同じだと思います。
サウンド・エフェクトも入っておらず、聞いたことのないテイクです。
ドラムも深いエコーなどとは無縁のプレーンな音です。軽いっ!
テンポも速い。


13.YELLOW SUBMARINE Highlighted Sound Effects

アンソロジーで聞けた行進する音とリンゴの語りから始まっています。
サウンド・エフェクトも過剰なくらいキラキラとした音で入っています。波の音やエンジンの音もこれでもかと入っています。
人々のざわめきも過剰なくらいの音量で入っています。
リンゴのスネアもバスドラもかなり強調されています。
ジョンの語りというか、叫びにも近い声もよく聞こえます。
ブラスバンドの大太鼓みたいな音も、ヘッドが震えるような音まで収録されていました。


14.I WANT TO TELL YOU Speech and Take4

スタジオでのトーク音が入っています。
イントロのギターの音もくっきりと録音されています。
リンゴのスネアとバスドラの音がズシン・ズシンと強調されています。


15.HERE, THERE AND EVERYWHERE Take6

かなり“生音”のままのポールのボーカルとギター。
ドラムも叩いた音そのものという感じで録音されています。ストロークも軽い。
これはかなりいいと思いました。このくらい削ぎ落した感じの録音がこの曲のよさを引き立てます。


16.SHE SAID SHE SAID John's Demo

ジョンの声から始まり、アコースティックギターでこの曲がどんな感じか皆に伝えるような録音です。
後の、この曲の変化を考えるとけっこう驚きます。


17.SHE SAID SHE SAID Take15-Backing Track Rehearsal

オリジナルのバッキング・トラックとほぼ変わらないくらいの段階と思われます。
リンゴのカッコいいフィル・インもスタタカ・タンと気まっています。
この曲はリンゴのドラムがリードしていたからこそ、見事な曲調が出来上がったんじゃないかと思わせます。
そしてギターの音色も当時としては出色だったんじゃないかと思います。

 

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