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2023/04/22

【復刻版】Modern Jazz喫茶『 頑 固 堂 』⇒《The Time Is Right / 1959》 Lou Donaldson

20230421_lou_donaldson_001

十数年前に作っていたホームページ“Modern Jazz喫茶『 頑 固 堂 』”のブログ版復刻です。
取り上げているのは、ルー・ドナルドソンのアルバム、「ザ・タイム・イズ・ライト」です。
今回、再度聴き直して一部文言等を追加・修正いたしました。

Lou Donaldson/as
Blue Mitchell/tp
Horace Parlan/p
Laymon Jackson/b
Dave Bailey/ds
Ray Barretto/conga

①Lou's Blues
②Be My Love
③Idaho
④The Nearness Of You
⑤Mack The Knife
⑥Crosstown Shuffle
⑦Tangerine

大好きなルー・ドナルドソンのアルバムはたくさん所有していますが、先ずは有名なこのアルバムから掛けてみたいと思います。
一曲目は軽快なコンガで始まり、ルーとミッチェルの絶妙なテーマがすっと入ってきて、一気にルーの世界に入ります。
甘く流麗なルーのソロに最初から魅了されてしまいます。
ミッチェルのソロもクールだし、またまた大好きなパーランのピアノソロも木訥としていて良いです。
このアルバムは私の三大好物アーティストの競演でうれしいかぎりです。もうコンガとテーマ部だけで幸せになります。
このアルバム全体に言えることですが、何よりも艶やかなサウンドで統一されているのがとてもいいと思います。

次は私のだ~い好きな 「Be My Love」 、ルーのブリリアントで華麗なアルトが最初っから虜にさせてくれます。
ルーおじさんの男の背中に漂う哀愁、そのアルト・サックスに聞き惚れない人はいないでしょう。
いったい何百回この曲を聴いたことか。このアルバム最大の呼び物といえる曲です。
メロディの美しさがより強調されるルーの名演です。アルトの音が夜空に音符の形になっ
て星になり浮かんでいくような気になります。
そして、レイ・バレットのコンガが絶妙&最高!

三曲目はこれもコンガで軽快なリズムが刻まれ、体が自然に動いてしまいます。
「アイダホ」という曲名にピッタリの曲調です。、
軽々とソロを吹くルーですが、吹いているメロディーはなかなか素晴らしく、とてもこのスピードで軽快に吹いているものとは思えない味わい深いものがあります。
ミッチェルもセンスの良さを光らせます。
途中のコンガとベース(レイモン・ジャクソン)のソロ部分も実にカッコいい!達人同士の“探り合い”みたいです(^-^)

四曲目は、しっとりとしたパーランのピアノと、陰のあるミッチェルのトランペットがちょっとセンチになった人の心を鷲掴みです。
この曲はホーギー・カーマイケルの曲だったか?
一日の仕事に疲れた男が、バーで一人カウンターで飲んでいる姿など似合いそうです。そして、その陰にちょっとした華を添えるようなアルトをルーが聞かせてくれます。
“オトナ”の曲です。

五曲目は、有名な「マック・ザ・ナイフ」、色々な人が演奏している曲ですが、ルーの飾らないまっすぐな演奏もなかなか良いです。
そして、コンガがまた、ひとつ違った味わいをもたらしてくれます。
トップ・シンバルの音もコンガと絡んで非常に美しい音でリズムを刻み、ひとときの“ジャズらしいジャズ”タイムをプレゼントしてくれます。
ミッチェルのトランペットもとても“真っすぐ”な演奏で気持ちいい。

六曲目は、ルーのオリジナルです。
ちょっとすかした格好良さがミッチェルのトランペットにぴったりときています。
ミッチェルが持つ独特の空気感のようなものがこの曲調にマッチしています。
ルーと二人で吹くテーマ部分も息が合っていて心地よいです。

最後は、これまたコンガのリズムが引っ張り、深い味わいあるアルトをルーがまた聞かせてくれます。
相変わらず流れるようななめらかさでソロを吹くルーに、「もっと聞かせてくれっ」と言いたくなるほど、まだまだ聞きたい心境になります。
途中のルーのアルトとコンガの掛け合いなどはライブに来たようです。

このアルバムは、まだまだ聞きたいという気持ちになるグッドなアルバムです。
ほんと、オススメ!!

 

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