「何をしてもうまくいく人のシンプルな習慣/ジム・ドノヴァン」という本を読みました。
『何をしてもうまくいく人のシンプルな習慣/ジム・ドノヴァン著 弓場隆訳(ディスカヴァー携書)』という本を読みました。
いつもならあまりこのような本は手に取らないのですが、ポジティブに考える方法や、立ち直る力を身につける、などの章立てや項目が気にかかりブックオフ去り際にこの一冊を加えました。
私にとってはちょっとショッキングなLineを受け取った直後にお店に入ったので、そのことが頭から離れず、思わず手に取ってしまった・・というわけです。恥ずかしい話、“うろたえて”いたのです、みっともない・・。
でも、この本で言っていることも一部参考に、自分が思っていることを正直に丁寧にLineの返信をしたら、私が思っていたような深刻なものではもともと無かったようで、結果としては良かったと思える顛末となりました。
・・・よかった。
さて、せっかくのこの本のご紹介なので、少しだけ私が気になった部分について書いてみます。
『私たちは解決のめどが立たない愚問を自分に向かって発している。たとえば、「私はどうしてこんな目にあうのだろう?」とか「なぜもっといい仕事(恋人)が見つからないのだろう?」といった具合。自分に向かってこういう愚問を発することで、幸福を阻害する。』
という部分でした。
答えを見つけようとしても心の中で堂々めぐりを繰り返し、質問の答えが見つからないというわけです。
「それを実現するために自分の取るべき行動は何だ?」という考え方をしなければいけないんですね。
私も今まで“堂々めぐり”的な自問をしていたことが多かった・・と思います。
ついでにもうひとつ。
マーク・トウェインの言葉を「人との関わりを築く」という章の最初に取り上げていたのが心に残りました。
『自分を元気づける一番いい方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ。』
という言葉です。
これは、わかるような気がします。
人を元気づけているうちに、自分自身も元気づけている・・というようなことはあると思います。
たまたま見つけて、あわてて買った本ですが、少し役立てることができました。
ああ、よかった。
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