「好きになってしまいました/三浦しをん」を読みました。
『好きになってしまいました/三浦しをん著(大和書房)』を読みました。
三浦しをんさんの最新エッセイ集です。
化粧品会社ハーバー研究所の会報誌や、VISAの会報、KITTE丸の内の配布冊子などに連載されたエッセイなどを集めたもので、割と気楽な感じで書かれています。
あまりに気楽な感じなので、三浦さんのふだんの飾らない感じ・・というか“自堕落”な生活が垣間見え、ちょっと呆れる部分(^_^;)もありましたが、それはそれで楽しく読ませていただきました。
けっこう植物が好きだなどと言いながら枯らしてしまったり、部屋に侵入してくる蟻と闘ったり、「芋煮合コン」に参加してみたいと言ってみたり、ありのまま、あるがままの三浦さん、ちょびっと幻滅も感じました(^-^;が、でも文章は面白い!
また、宝塚、EXILE一族、プロレスが三大エンターテインメントだという三浦さんがそれぞれのいいところを力説していましたが、完璧なステージ、我が心を圧倒して「こんな素晴らしいものを見せてくださって、ありがたい」と思わせるもの、有無を言わせぬ実力でなぎ倒し、ひれ伏させてほしいのだ!・・・という気持ちは私にもよくわかります(#^.^#)
私もそれらを求めて宝塚歌劇に通っているのです。まったく同じものを求めて。
そんなこんなで、お茶などで、のどを潤しながら読んでしまいました。
のんびり、ほっこりとした読後感でした。
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