東海林さだおさんの「ゴハンの丸かじり」を読みました。
『ゴハンの丸かじり/東海林さだお著(文春文庫)』という本を読みました。
2000年から2001年にかけて週刊朝日に連載されたものの文庫化です。
20年以上も前のものです。
だから、回転寿司に関しても、今あるようなタッチパネルで注文するようなものも無く、回ってくる寿司とのお見合いみたいな感じで書かれていました。
まだ回転ずしというシステムに慣れていない感じがちょっと可笑しい。
蕎麦屋でカレーライスをたのむなんて間が抜けているような話もありましたが、今や逆になんかマニアックでいい感じだったりもします(^.^)
いつもながら東海林さんは、食べ物に関して異常といえるほどの関心と考察を加えます。
いろいろな人の本を読んできたけれど、こんなにあらゆる食べ物(特に珍しいものなどでもなく、「味付け海苔」にまで何をつけたらおいしいのかなどとずっと考えている)に、「なぜなんだろう」「こうした方がおいしいんじゃないか」「自分はこの食べ物のここだけにはこだわって、譲れないものがある」と、書きまくっています。
今回も楽しく読ませていただきました。
まだまだ何冊かブックオフで見つけてきているので、また読んだら読後の感想書きますね。
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