「にょっ記/穂村弘」を読みました。
『にょっ記/穂村弘著(文春文庫)』という本を読みました。
気鋭の歌人として知られ、エッセイや、新聞のちょっとした面白コラムなどでも存じ上げておりました。
このブログでも数冊、穂村さんが関わった著書を紹介しております。
今回は「にょっ記」・・。
古本屋でちょっと見たときに、いわゆる通常の真面目な日記ではないことがわかりました。
おもしろそうだったので買って来たというわけです。
その日、電車の中で聞いた女性の話に興奮したり、従妹から電話をもらい、「今、読んでる本は何?」と訊いたら二年前と同じでショックを受けたことを書いたりしています。
つまり、どうでもいいことだけど、どうでもよくはない?!ようなこと(^-^;
薬局の店先で「今日中に痩せたいんだけど」とその人は言っていた・・というような話は(^_^;)面白いような、そうでもないような、
クリスマスイブに、たくさんの男女が町で寄り添っている。
穂村さんはカップルたちの間をすり抜け、急ぎ足でがらんとした蕎麦屋に慌てて入る。
ほっ。 「クリスマスの奴もここまでは追ってこられまい。」
・・これには笑った(^_^;)
というような妙な日記のような空想のようなそんな「にょっ記」の感想でした。
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