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2023/10/29

「泣いたの、バレた?/酒井順子」を読みました。

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『泣いたの、バレた?/酒井順子著(講談社)』を古本で見つけ、読んでみました。
2013年~2014年にかけて週刊現代に連載されたものから48本を掲載したものです。

酒井順子さんのいつもどおりの感覚で見つけたお話、体験したこと、さまざまな報道等を見聞きして感じたことなどが綴られていました。
本音で思い切って語っているところもあるし、なんだかご本人が“恥ずかしがって”いるような感じで書かれていた部分もあり、最後まで面白く読みました。

私が気になったところをいくつかご紹介します。

「泣く女」という項では、涙大賞というものがあったのならソチオリンピックの浅田真央さんにあげたいというところ。ここで書かれているのですからもう十年以上もあれから経ったのですね。

そして、ショートプログラムで大失敗をした浅田さんが、フリーで見事な滑りを見せ、滑走が終わった瞬間の万感の思いがこもった泣き顔・・私も思い出します。
そしてその直後、同じ泣き顔で強力な対抗馬があらわれた・・と書かれていて、ここからが酒井さんらしいところ。

小保方晴子さんの会見での涙を取り上げていました。
会見で流した涙と少しやつれた顔は、世の中のおじさま達のハートをグッと掴んだ、と書かれています。・・私はグっと掴まれはしませんでしたが、つい昨日までもてはやしていた人達(研究所の身内も含めて)のさあ~っという引き際に驚きました。

酒井さんはこの涙の好感度は男女差がくっきりとついたと書いています。たしかにそんな気がする。
会見時の髪型、服、ネックレスの選び方にも女性から厳しい目が向けられる要因となったとしていて、なあるほどと思いました。私はそこまでよく見ていなかった。

この本を書かれたときの酒井さんは四十代だと思いますが、その時の週刊誌業界の“セックスブーム”についてもふれていました。
そのブームは主に中高年読者に向けられている・・と書いています。
これについて、私も当時そんな感じがあると思っていました。
若い頃にネットなど存在せず、雑誌や深夜テレビなどがエロ情報の源だった世代です。
今じゃ書けない、放送できないような内容だったと思います。

逆に若者は、ネットによって“あんなことやこんなこと”まで知るに至り、ネット情報だけでお腹いっぱいだというわけです。・・そんな気もする・・。

ちょっと気になった部分にふれただけで、長くなってしまいましたが、全編酒井さんが気になったことなどがとても面白く、独特の掘り下げ方で書かれていて、あっという間に読み終えました。
面白い本でした。

 

【NowPlaying】 Thief in the Night / The Rolling Stones ( Rock )

 

2023/10/27

「ぼんやりの時間/辰濃和男」を読みました。

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『ぼんやりの時間/辰濃和男著(岩波新書)』という本を読みました。
2010年発行のものです。
著者は、朝日新聞でニューヨーク特派員や編集委員、論説委員など歴任、1975年から1988年までは「天声人語」を担当していた方とのこと。

そんな方です。さぞ忙しい日々を過ごしていたと思いますが(実際忙しかった時の様子も書かれていた)、でもこの本の内容はとにかく“ぼんやり過ごせ”“ぼぉっとする時間を持て”それが自分の人生の「豊かさ」を生むのだと力説されています。

私も特に若い頃は、仕事と家庭での様々な事に追われ、自分が自分でないというか、今は昼なのか夜なのか、自分は何者だ・・というようなまさに“忘我の境地”に居るみたいな時期がありました。

毎日がピンチの連続で、心休まる時間などほとんど無かった。
世の風潮もそんなことは“当たり前”という感じだったと思います。

それで、この本です(^_^;)

著者は、たしかに忙しい時間を過ごしてきたのでしょうが、それでも「ぼんやりする時間」を“価値ある”ものであるとしています。

時間に追われ、効率を追い求め、自らの心はどんどん破壊されていく、そんな日々の生活を過ごしていく中で、「ぼんやりする時間」というものをいかに充実させるか、それには何が必要か、さまざまな書物にヒントを求めて著者自らの体験もまじえつつ書かれていました。

今や、“コストパフォーマンス(コスパって言ってる人が最近多い)”ではなく“タイムパフォーマンス(タイパって言うんだって・・私は使わないけど)”だなどと言って一分一秒でも時間を短くしてパフォーマンスを出すんだそうです。
映画も早送りで見るんだってね、それは人生で一番たいせつな豊かさを自ら捨てていると私は思うけど・・。
そんな時間の節約をして何をしたいのでしょうか。本人もよくわかっていないんじゃないでしょうか。

ゆっくりと映画、お芝居、物語、音楽などを楽しんだり、ぼぉっと自然を眺めているだけでも、それはとても豊かな時間だというのが私の今の考えです。
だから、この著者が書いていることは今にしてよくわかります。昔だったらわからなかったかもしれないけど。

ということで、この本を読んだおかげで、さらに「気持ちをゆっくり」しながら過ごすことの大切さを感じたのでした。


【NowPlaying】秋風 / 城之内ミサ ( Piano Instrumental )

 

2023/10/26

「巷談辞典/井上ひさし・山藤章二」を読みました。

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『巷談辞典/井上ひさし著・山藤章二画(河出文庫)』という本をブックオフで見つけて読んでみました。

初出は「夕刊フジ」。昭和49年~50年に掲載され、のちに「巷談辞典」として単行本化されたものです。

“歯に衣着せぬ”というか、“遠慮会釈”のない文と絵で、450頁を超えるボリュームでした。
巻末にも書かれていますが、本文中には、今日では考えられないような差別表現が横行しておりました・・。作品の時代背景とその価値にかんがみ、底本のままとしたとのことですが、私も驚きながら読みました。

最初は、気楽な感じで書かれた読物かと思っていましたが、自分が見合いをした相手の容姿について関係者が見たらわかってしまうのに酷い例えで表現したり、女性はまるで男にとって“道具”や“性欲を満たす対象”として書かれていて、途中で気持ち悪くなってしまい、あとは“流し読み”状態に入りました。
「物には限度」というものがある、というのが今回の私の感想でした。

何の恨みがあってか、女子大の名称を別の漢字を使って酷い表現をしたりしていて、もう「アウト」でした。

その他のエピソードなども、今の私にはちょっ理解できない話の展開があってどうにもいけない状態になりました。
昔のサラリーマンなどの男達はこんな感じで物事を考えていたのか、ということについては勉強になりました。
そんな人達が上司になったり、地位を得たりして今の世の中が出来上がったのかと思うと、妙に納得してしまったのでした。

 

2023/10/24

「老いを照らす/瀬戸内寂聴」を読みました。

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『老いを照らす/瀬戸内寂聴著(朝日新書)』を古本で見つけ、読みました。

発行は、2008年。
2007年に行われた「週刊朝日百科『仏教新発見』創刊記念講演会」の講演を元に、加筆・修正して書籍化したものと書かれていました。

瀬戸内さんの法話などは、ニュース映像などで短い時間のものを見聞きしたことがありますが、この本の元になっている講和は実に見事というか面白い。
難しい仏教のおしえについて深いところで触れているかと思うと、実に身近な例をあげてやわらかく語りかけてきます。

そして自分が過去にしたことについても正直に話し、嘘をついてしまったことだとか、ひどいことをしてしまったこと、比叡山でのたいへん厳しい修行の中での灯のように光る一緒に修行した人たちとのエピソードなども夢中になって読んでしまいました。

今の私の心に強く訴えかけてくる話もありました。

それは

目に見えるものにだけ価値を認め、それを手に入れるお金だけが大事だという社会が出来上がってしまった。

大人がそうだから子供だってそんな価値観に染まる、という話でした。

新聞などを読むと、政治家が「教育が大事だ」と口をそろえていうけど、そんな政治家自体が拝金主義に首までつかって政治とカネの問題を起こしている・・。

自分のことは棚に上げ、子供だけを変えたい・・なんて出来るわけないじゃないですか。
子供を改めようとするなら、まず自分を改めねばなりません。

家もクルマもバッグもすべて目に見えるけど、世の中には目に見えないけど大切なものが、重要なものがいくつもある、とおっしゃっています。
今の政治家にも多いに言えることだと思います。いや昨今ますますひどくなっていると感じます。

この本は、生きるということ、死ぬということについてあらためて色々と考えるきっかけになりました。
読んでよかった。

 

2023/10/21

「居酒屋へ行こう。/太田和彦」を読みました。

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『居酒屋へ行こう。/太田和彦著(ポプラ新書)』を読みました。
古本で買いましたが、2018年発行となっていますので、そんなに古い情報が載った本ではなさそうでした。

太田さんは言わずと知れた“居酒屋の達人”です。
全国各地の実際に太田さんが行ってみて、飲んで食べて来たお店や、その地域、店、人にまつわるエピソードなども添えられていて、いつもどおり安心して、心穏やかに読める本でした。

特に行ってみたいなと思ったのは、新潟長岡の『魚仙』。
太田さんが言う“キング・オブ・なめろう”・・「ブリのなめろう」はぜひ味わってみたい。
さらに俳優・角野卓造さんに似た店主が探し出してきた「特製油揚げ」は、山の中で若者がひとり、薪で焚く油釜で高音で二十分、低音で二十分かけて揚げる、彼の仕事は薪割りでほとんど一日の仕事になってしまうという・・そんな油揚げは“異常的にうまい”らしいです。

鹿児島の「菜菜かまど」というお店の“つけあげ”は20~30分かけて揚げるテニスボールよりはやや小さい真円球の名付けて『爆弾さつま』という・・。
焼酎と一緒にぜひ食べてみたいと思いました。

終盤では、作家・角田光代さんと居酒屋で飲む様子が書かれていましたが、私の大好きな角田さんの作品『センセイの鞄』には、居酒屋での七十代の男性と、三十代後半の女性の不思議で自然体な恋愛が描かれていて、その居酒屋での風景というか二人の様子が実にうまく描かれているし、注文する肴も絶妙なのでした。
これは居酒屋の達人でなければ書けないな、と思っていましたが、太田さんも同様の感想をお持ちだったようです。
なんだかうれしくなっちゃいました。

相変わらずの「居酒屋本」楽しく読みました。
太田さんの本は、まだストックがあるので、また読みましたら感想を載せるつもりです。

 

2023/10/18

「夏彦の写真コラム」傑作選(2) 阿川佐和子編 を読みました。

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『「夏彦の写真コラム」傑作選 2/山本夏彦著・阿川佐和子編(新潮文庫)』を読みました。
前回、この「夏彦の写真コラム」の(1)の感想を書いたのは、9月の頭頃でした。
それは藤原正彦・編でしたが、今回の(2)は阿川佐和子さんの「編」となっていました。

巻末に阿川佐和子さんの文があって、阿川さんは実際に山本夏彦氏にインタビューをして、その後お酒を飲んだりしていて、でも一聴して“お小言”にも聞こえるお言葉をそのときに頂戴し、「自分が編纂に携わっていいのだろうか」と恐れをなしていたようです。

しかし、夏彦翁のご子息、伊吾氏から「父の残したメモの中に阿川さんとの仕事が気に入った」と書き記されていたと聞き、この本に携わることになったとのこと。

「あなた学習しない人だねえ」という阿川さんが直接聞いた言葉はどういう意味を持っていたのか?
私が考えるに「それがいいのだ」ということなんだと思います。

さて、この本の内容は、傑作選(1)同様に、“夏彦節”が所狭しと勢いよく書かれていて、阿川さんが選んだ今回の文は特に際立っているな、と感じました。

ここで取り上げられている文は、1991年~2001年までのもので、かなり古いのですが、その時点で、「新明解国語辞典」に『老人語』として掲載されている言葉について書かれていたところが気になりました。

「平(ひら)に」「よしなに」「余人」などが挙がっていて、字引というものは、新しい言葉を取り込みたがって、やがてその新しい言葉を増やすために『老人語』というカテゴリーをここで示してやがてはそれらを捨て去るためではないかと疑っています。あながちそれは違う、とは言えないと思いました。

「ちか目(近眼)」「つけび(放火)」「絵そらごと(虚構)」「いくさ人(侍)」「おこも・物もらい(乞食)」「ご無用(まにあってます)」「あたじけない(けち)」「やみやみ(むざむざ)」「幼な子(乳幼児)」「つれあい(配偶者)」「道ぶしん(道路工事)」「ところ番地(アドレス)」などなどが挙げられていますが、すでに消え去った言葉がいくつもあります。

夏彦翁がよく言っていた、「その言葉が“半死半生”であれ、まだ存命であれば、私はその言葉を使う最後の人間でありたい」というお言葉、私も心に残していて、なるべくまだ生きていると感じたらその言葉は大事に使おうと思っています。

 

2023/10/15

「叱る、だけど怒らない/永六輔」を読みました。

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『叱る、だけど怒らない/永六輔著(知恵の森文庫)』を読みました。
もちろん古本で、発行は2004年となっていました。

内容は、TBSラジオで長くやっていた『土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界』という番組の活字化となっていて、中でも書かれていますが、“耳で聞く本”という感じです。私も番組はよく聞いていました。
この番組は、現在「ナイツのちゃきちゃき大放送」となって“帯”が残っています。

相変わらずの“永六輔節”です。
少し私が気になった部分を抜き出してご紹介いたします。

今でも感じることですが、国会での“くだらない敬語”について書かれていました。
「お訴えをさせていただきたい」だとか、「ご意見を賜りたい」だとか、そんなこと言ってる場合か! 「これはどうなっているんですか」「答えなさい」と素直に言えと言っているのです。私も今でもそう思う。

国民の代表が政府や行政に対して「へりくだり過ぎ」です。

三島由紀夫氏に、永さんが中村八大さんと二人で呼ばれて、「エノケンの良さというのは、ひと言でいうとナンなのだろう?」と聞かれ、「エノケンの唄はジャズなのに、日本語として理解できること。日本語なのに日本語と聞こえない歌手が多いなかで、これはすごいこと」と答えています。

歯切れが良くて、明快なエノケンの唄をよく表現していると思いました。
この時代ですでに“日本語に聞こえない日本語”と言っていますが、今やもう、日本人が日本人に対し、日本語で歌っているのに歌詞カードを見ないと何を歌っているのかわからない歌ばかりで私はそういうのを聞くと、ラジオのスイッチを切ってしまいます。

なんとかして日本語に聞こえないようにし、あわよくば英語に聞こえればという歌い方を聞くと、実に“みっともない”し、なんのために歌っているのかと思うのです。

業界用語についても書かれていました。

仲間同士でしか通じない言葉を発明して、他の人に通じないことを楽しんだり、仲間以外の人を批判や嘲笑したりするときに使ったり、隠語だったり、暗号・合図みたいだったり・・と言っていて、要するに「きれいな日本語」を使いたいということでした。

「ヤバい」はヤクザ用語です。堅気の者が使う言葉じゃありませんと。

作家の澤地久枝さんが、原稿料について若い編集者から「ぶっちゃけ、原稿料はコレコレなんです」と言われて、金額ではなく「ぶっちゃけ」と言われたことに憤慨して仕事を断ったエピソードも書かれていました。無神経な言葉遣いをする人の仕事はしたくないと感じたのでしょう。気持ちはよくわかります。

お店でお金のやり取りをするときに「〇〇円からお預かりします」という“から”も変だと書かれ、お釣りをもらうときに「先に“大きい方”から」と千円札を渡されたりするのも“大きい方”というのは普通、大・小便の分けに使われるもので食べ物屋さんなどでそう言われるのはどうもいけない・・と書かれています。
私もそう思っていました。

上記のようなことや、その他、永さんが出逢った人たちのことなど、エピソード満載の本、うなずいたり、ハッとしたりしながらあっという間に読み終えました。

 

2023/10/14

「最後の聖泉 誰も行けない温泉/大原利雄」という本を読みました。

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『最後の聖泉 誰も行けない温泉/大原利雄著(小学館文庫)』という本をブックオフで見つけ、読んで(※写真多数なので見て?!)みました。
2005年発行のものです。

著者は東京写真専門学校を卒業後、写真週刊誌「FLASH」のカメラマンを務め、その後“露天風呂評論家兼写真作家”として活躍されている方とのこと。

この「誰も行けない温泉シリーズ」は、文字通り誰も行けない温泉目指して時には危険な山道などにも出掛けるし、表紙の写真にもあるようにガスマスクを装着せねば命の危険もあるような秘境の温泉にも多数出かけています。

時には、ただの“水たまり”のようなところにも行って、裸になって入ります。
“泥が溜まっているだけ”としか見えないところにも入っているし、地元の人が野菜を洗うために使っているような「洗い場」的な場所でもしっかりと温泉を味わい?ます。

たぶんこの本に載っている秘湯で、私たちのような一般人が入れそうなところはせいぜい一か所か二か所しかありませんでした。
道中危険なところもあるし、危険な動物に遭遇するかもしれないし、空気中の硫化水素ガスの濃度が高過ぎで命の危険さえある温泉もありました。

何より、それがどう見ても私ら素人には、ただの水たまり、筒から水がただ流れているだけで湯舟・浴槽的な形をしたものが全く無い、汚い水がただ溜まっている場所、などが写真入りで紹介されているだけで、「この人はいったいどんな動機でこんなことを続けているのか?!」と思うことばかりでした。

で、最後まで結局面白がって(^_^;)読んで(見て)しまいました。
著者の「秘湯愛」を強く感じた強烈な「秘湯・温泉ルポ」でした。

 

2023/10/13

「抱擁/北方謙三」を読みました。

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『抱擁 -北方謙三 恋愛小説集-/北方謙三著(徳間文庫)』という本をブックオフで見つけ、読んでみました。
この作品は、文庫オリジナル版で、2001年に発行されたものです。

二十年以上前の本ということもあるし、著者・北方さんの年代的なこともありますが、この恋愛小説集(北方さんが恋愛小説・・・)、携帯電話・スマートフォンの類は小説中に出て来ません。女性をクルマに乗せて音楽を聞くときは「ミュージックテープ」と書かれていますが、カセットテープを掛けているのだと思います。

出てくる音楽もコルトレーンや、その他シャンソン、私もよくわからない外国の民族音楽のようなもので、それも北方さんが表現するハードボイルド?な恋愛にピタリとハマっているように感じました。

登場するお酒(ワイン、ウィスキー、カクテルなど)も、実際に色々なお酒を飲んできた人にしか書けないものでした。

登場する女性の多くは、私が生まれてから一度も会ったことのないような、“いい女”で、独自の恋愛観を持ち、男との関係は“駆け引き”がその中心にあり、どっちが振ったのか、振られたのかわからないような“大人の関係”が描かれていました。

ホテル、レストラン、バーなども実に“絵になる”描写で書かれ、マスターなども一筋縄ではいかない人物でした。

特定の女性とは、どんな美女でもせいぜい1~2年しか付き合わなくて、いつどうやって別れるかが、男としての“見せどころ”なのですが、実は女に手玉に取られているんじゃないかというお話も多かった。

北方謙三さんの持つ“カッコいい男”がそれぞれの短編小説の中で、それぞれの恋愛関係と別れを演じているような感覚で読みました。

このシチュエーションを今の世の中の状況では書くことは出来ないでしょう。
すべてスマホの中で男と女の関係は“ケリ”がついてしまい、海に行ったり、洋服を買いに行ったり、お酒を飲みながらの会話など、こんなに濃密に時間の経過が描かれるということはないんじゃないかと思われます。

いい時代の、いい男と女の物語を夢の世界のように読み終えました。

 

2023/10/10

「見事な死/文藝春秋編」を読みました。

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『見事な死/文藝春秋編(文春文庫)』という本を読みました。
2008年発行の本で、古本で手に入れました。

著名人の最後の様子について故人の身近にいた方々が記したものです。

作詞家の阿久悠さんや、プロ野球・長嶋茂雄夫人の亜希子さん、映画の黒沢明監督、映画評論の淀川長治さん、世界的なモデルの山口小夜子さん、プロレスのジャイアント馬場さん、俳優の岸田今日子さん、作詞家・安井かずみさん・・四十数名の方々の亡くなる前と亡くなったそのときの様子について書かれていました。

中には有名人といっても犯罪者もいたりして、決して「見事」とは言えない「死」もありましたが、それはそれで驚きつつ、興味深く読みました。

最後の最後まで“前進”を止めない人、周囲に対してやさしくなっている人、突然のことで自らの死を覚悟することも出来なかった人、自分の死を何歳だと決めてそれに向かって事を成していく人、最後を悟って旅に出たりする人、自分が死ぬ前に親や配偶者が亡くなり逆にオロオロする人・・実に様々な様子が描かれていて、正直、私も自分の最後について考えてしまいました。

読んでいて、亡くなったあとに、いい思い出と共に周囲の人たちの心に残る人であることがいちばんなんじゃないかと思いました。
難しいけど、それは頭の中に入れておこうと思います。

具体的な個々の最後の様子について、ここではふれませんが、人にはその人なりの亡くなり方があって、案外「なるほど、この人らしい亡くなり方だ」と思ったのも事実です。
つい数年前に生死をさまようような経験をした私ですが、あのとき覚悟したことを思い出し、これからの毎日を生きようと思います。

 

2023/10/09

中島らもさんの「ビジネス・ナンセンス事典」を読みました。

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『ビジネス・ナンセンス事典/中島らも著(講談社)』を、これまた古本で見つけて読んでみました。
1993年に発行されたものです。

この本の内容は、中島さんが若い頃、印刷会社に入って営業で苦労した話がほとんどで、その後CF制作の仕事に就いてからの苦労話も入っていましたが、サラリーマンとして生きていくためには「こんなこともしなくてはならない」というような笑えないけど笑っちゃうような話が満載でした。

営業で飛び込んだ会社にいた意地悪でいやぁな感じの人の描写などは、仕事をしていれば必ず出会う、思わず“あの人のことだ”と叫びたくなるような見事なもので、皆苦労しているな・・と自分のことも思い出したりして、苦い思い出がよみがえりました。

中島さんは、そんないやなサラリーマン生活を何年か過ごしたわけですが、そのくぐり抜け方がウマいというか、達観しているというか、なんとか“のらりくらり”と切り抜けています。

世の中、あまりに深刻に考え込み(私のことか^^;)日々苦しみながら仕事人生を歩む人が多いわけですが、もっと早くにこの本を読んでいれば、別の視点を持つことが出来て、案外うまく立ち回れたかもしれません。

イヤな人と、愚かな人、意地悪な人や怠け者、お調子者にエリート気取りの男など、まるで図鑑のように様々な人物パターンが提示されていて、そんな人達の中でどう生きていくか、中島さんがどう立ち回ったかが面白可笑しく書かれていました。

今になってやっと私もわかってきたことです。
人は皆、人生も終盤に入って、やっと少しずつ色々な不条理についてわかってくるものだと感じました。

 

2023/10/08

角田光代さんの「よなかの散歩」を読んだ。

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『よなかの散歩/角田光代著(新潮文庫)』という本を古本で見つけ、読んでみました。
この本は、2011年に株式会社オレンジページより刊行されたものの文庫化本です。

角田さんの、なんというか“開けっぴろげ”な書きぶりが一番の魅力となっている本だと思いました。
自分が四十代になろうというのに、二十代の女性のファッションを見て、自分も着てみたいとお店に行き、買おうとする、あるいは買ってしまう。
自分の年齢にふと気づいて三十代向けの売り場に行くが、それでもなんだか不相応に感じてそれ以上の年代の売り場に目を向けるが、自分はまだまだそんな歳だとは感じない・・と思い、そんな売り場は避けてしまう。

飲みに行けば、記憶が無くなるほど飲み、それについても正直に書いてしまう(^_^;)

三十代になるまでは、かなりな偏食で、魚は食べないし、野菜などについても強烈な好き嫌いがあったことがわかりましたが、でも突然それをやめて色々食べ始め、自分でも工夫して料理を始める・・極端な変わり目に読んでいて驚きました。

気に入ったシャツなどは十二年も着倒し、襟が黄ばんでも、ボタンが取れたままになってもずうっと着ている、そんな性格もわかりました。

お金が貯まると聞いて家計簿を付け始めるが、「飲み代五千円くらい」などと段々大雑把になり、一日の集計もしなくなるが、それでもずっと書き続けている。
結局、ごまかしだらけの、ただのメモになるのだが、誰と何処で何を食べたかだけは毎日書いているので五年、十年と時が経つとおもしろく興味深くなるという・・わかるような気がする。

ボクシングジムにも何年も通うが、試合はしないのだと言うと皆が不思議がる。
でも、目標がない、まるでない、ただはじめてしまっただけ!という。
目標がないから向上心もなく、努力もせず、だけどそんなだから長続きがするというのです。

私もつい最近、手指を動かすのはいいことなんじゃないかと思い、ハードオフというリサイクルショップでエレキギターを買ってまいりました。
本来はドラムを叩いていたのですが、もう家の中にセットを組むスペースはなく、練習なんて出来ない、そこで過去にコードを“じゃら~ん”と鳴らす程度だったギターを自分のものとして手に入れ、少しやってみようと思ったのです。
そして角田さんを“見習って”(^^;)目標を置かず、時々手に取って、ちょびっとさわってみる程度のことをしようと思っています。
「〇〇という曲を完コピしよう」などという高い目標は定めません!やれることだけ少しやる、これで行こうと思います。

色々書きましたが、角田さんの日常のおもしろさを綴ったエッセイ、楽しめました。

 

2023/10/07

フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)に再会した

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1970年代後半に全米で大ヒットを飛ばしたフリートウッドマックをご存知でしょうか。
あの頃の私は(今でもそうかもしれないけど)、いつもミュージックシーンの近況に疎いのですが、弟におしえてもらいフリートウッドマックというバンドの存在を知りました。

「噂」というアルバムが当時1,700万枚売り上げる大ヒットを飛ばしていました。
弟が買って来たアルバムを聞き、一気に大好きになりました。だいたいいつも弟におしえてもらって好きになっていた・・・(^-^;

 

 

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その後、日本盤では「ファンタスティック・マック」と呼ばれていたアルバムも買い、二枚組のアルバム「タスク」を買い、ライブアルバムを買い、「ミラージュ」という全米一位のニュー・アルバムも買い、さらにメンバーのソロアルバム、リンジー・バッキンガム、スティーヴィー・ニックス、ミック・フリートウッド、大ヒットする前のメンバー、ボブ・ウェルチのアルバムも買い、夢中になっていました。
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家でも聞いていたし、高校生の彼女を乗せて得意げにカーオーディオでも聞いていた(兄のクルマだった)。
大ヒットする前のフリートウッドマックはブルース・バンドとして有名だったのですが、メンバーの変遷を繰り返し、大ヒットした黄金メンバーになったことは後で知ったのでした。
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その後就職すると、もう音楽どころではなく、つらい仕事に追われ、ロックもポップスもあまり聞かなくなりました。さらに体調をくずし、就職したばかりなのに入院、手術なども経験し、すっかりロックシーンから遠いところに行ってしまった自分がいました。

フリートウッドマックからもいつの間にか離れてしまい、その後どうなったのかも知りませんでした。

最近、ブックオフでファンタスティック・マックのCDを見かけ、思わず買ってしまいました。
今聞いてみてもとても良いと思い、YouTubeで検索してみると、全盛期後にメンバーは“バラバラ”になって、何度もメンバーがクルクルと変わり、二十年後に黄金期のメンバーが揃い、コンサートをしているのを発見しました。

そのコンサートのあまりの素晴らしさに身体中が痺れ、興奮しました。
主要ボーカル三人(クリスティン・マクヴィー、スティーヴィー・ニックス、リンジー・バッキンガム)の歌も磨きが掛かり、演奏も極上のものでした。
夢中になって聞き、映像も見て、特に「Everywhere」というクリスティン・マクヴィーが歌う曲が大好きになりました。

あわててAmazonでその曲が入ったアルバムと、このライブ・アルバム、さらにライブのDVDも入手し、夢中で見聞きしました。

 

 

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そして・・クリスティン・マクヴィーが去年の11月に亡くなっていたことを知りました。
あまりの衝撃に身体の具合が悪くなるくらい悲しくなりました。

それ以来、ここ一か月は毎日、家でもクルマの中でもフリートウッドマックを聞いています。
素晴らしい音楽に出逢えたことに日々感謝しています。
そしてクリスティン・マクヴィーの冥福を祈ります。

 

2023/10/05

【復刻版】Modern Jazz喫茶『 頑 固 堂 』⇒《Midnight Special / 1960》 Jimmy Smith

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十数年前に作っていたホームページ“Modern Jazz喫茶『 頑 固 堂 』”のブログ版復刻です。
取り上げているのは、ジミー・スミスのアルバム、「ミッドナイト・スペシャル」です。
今回、再度聴き直して一部文言等を追加・修正いたしました。

Jimmy Smith/org
Stanley Turrentine/ts
Kenny Burrell/g
Donald Bailey/ds

①Midnight Special
②A Subtle One
③Jumpin' The Blues
④Why Was I Born
⑤One O'clock Jump

まず、“ジャケ”がいいです。
さすがジャケットでも他レーベルをはるかにしのぐブルーノート・レーベルです。こんなかっこいいジャケット、なかなかないです。

ジミー・スミスはオルガン奏者ですが、オルガンの音色はこれから秋を迎え、ちょっと物寂しくなる男心(女心でもよい)を暖かく、つつんでくれるような気がします。
冬などにホットチョコなどを飲みながら聞くと、心温まります。

あまり割れるような音は出さずにスムースな感じのオルガンで親しみやすく、このアルバムは当時けっうセールスが良かったようです。
一曲目からタレンタインのサックスと見事な絡みで、ジャジーな雰囲気満点でオトナのジャズを展開してくれます。もう、この曲で聞く人をつかんでしまいます。

二曲目はタレンタインのオリジナルで、左のスピーカーからまるで歌うようなテナー、やや右めのスピーカーからスミスのオルガンがマークするようについてきます。

三曲目は、チャーリー・パーカーの曲だったと思いますが、バレルのギターが管楽器的なフレーズを見事に弾きこなしています。タレンタインのテナーも歌いまくります。

四曲目は、スローなペースでテナーとオルガンがささやき合うように展開します。

五曲目は、軽い感じの音色で、オルガンが先頭を切って走り出します。テナーがそれを受け、やはり軽快かつ優雅にフレーズを吹きます。バレルのギターも甘く、苦いオトナの音色で迫ります。

このアルバムは、スミスのオルガン自体がけっこう軽快で、気楽に楽しめます。
また、タレンタインのテナーの奥深さも堪能できます。
そして、バレルのギターの音色も深く芳醇な味わいを醸し出します。
オルガン・ジャズ初心者にはうってつけのアルバムだと思います。

 

2023/10/04

「昭和・東京・ジャズ喫茶 昭和JAZZ文化考現学」という本を読みました。

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『昭和・東京・ジャズ喫茶 昭和JAZZ文化考現学/シュート・アロー著(DU BOOKS)』という本を読みました。

2014年発行となっていますので、ほぼ十年前の本です。
この本で書かれている「ジャズ喫茶」はその時点でかなり閉店しているのですが、さらに現時点ではお店は減少しているものと思われます。

タイトルにあえて“昭和”と謳っていますので、掲載されいるジャズ喫茶、あるいはジャズバーと呼ばれているお店は、いわゆる名店・有名店・名物店が多く、著者が言うには1980年代はそんなジャズ喫茶の全盛期であったというわけです。

ただ、著者がことわりを入れているのですが、ジャズ喫茶に集まる人、お店を営む人についての“熱気”そのものは1970年代が一番“熱かった”のだと思われます。

著者は1980年代に学生時代を過ごし、大学ではジャズ研究会に所属して倶楽部活動としての演奏もされているし、様々な機会、場所で演奏をされていて、外国から来たジャズ・ミュージシャンのコンサートにも多く出掛けています。
また、学生時代から就職後にもこの本に書かれているジャズ喫茶やジャズバーに出掛けています。

私にとっては、とても貴重な記事と写真がたくさん掲載されていて、ジャズ喫茶というものがその時代にどういうものだったのかということが少なからず感じられて、感心したり、驚いたり・・という本でした。

この本にも書かれていますが、ジャズ喫茶は当初、昼日中にジャズのレコード(CD)を掛け、それを聞いてもらいながらお客さんに珈琲等飲料を提供するお店でした。
昔は、ジャズのレコード盤そのものが貴重なこともあって、皆、海外から取り寄せられた新しいジャズや名盤と言われるような貴重盤を大きな音量で聞いたりしていたのですが、次第にそれでは商売にならなくなってきて、営業時間が夕刻から夜に広がったり、移動したりして、お酒を提供し、チャージも掛かってくるようにしないと商売が出来なくなってきたとのことでした・・。

私がジャズをよく聞くようになってきた時には、ジャズ喫茶は衰退の一途という感じでした。
だから実際に行ってみたジャズ喫茶はかなり少なく、この本に載っているお店を読んでいると、タイムスリップして体験してみたくなりました。

コロナ禍に入ったときからすっかりジャズ喫茶に足を運ぶことがなくなってしまいましたが、まだ行けるお店は千葉にもありますので、この本を読んで、ジャズ喫茶参りを再開したいと思っているところです。

 

2023/10/02

「ジャンボ旅客機99の謎」という古い本を読みました。

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『ジャンボ旅客機99の謎 ~ベテラン整備士が明かす意外な事実~/エラワン・ウイパー著 ウイチャイ・ワンナワック訳(二見文庫)』という2005年発行の本を古本で見つけ、読んでみました。

かつてジャンボ・ジェット機って誰もが知っている旅客機であったし、日本人にとっても馴染み深い飛行機だったと思います。
そんな機体について、ベテラン整備士が私たちが知らないことをたくさん書いた本になっていました。

そもそもの“大きさ”から入り、主翼が8mも“しなる”なんてことも書かれています。

エアコンは付いていなくて、別の機能が使われていること、あんな重い物がなぜ空中に浮かび上がるのか、飛行ルートの決め方、なぜ上空で機体が凍り付かないのか、翼にある燃料タンク内の点検孔と実際に人が入っていくとその内部の状況がどうなっているか、日航ジャンボ機の事故後に油圧系統が3~4系統になり、万一の不具合に備えている・・などなどたくさんの項目がありました。

飛行機に興味のある人って、やはり鉄道マニアみたいに、乗ることが好きな人、見たり写真を撮ったりすることが好きな人、メカニズムに興味を持つ人、航空上の歴史が好きな人、などなど様々だと思いますが、この本はそのような人にとっては“初歩”的なことが書かれてはいるものの、入門編としてはとても役立つし、楽しい本だと思いました。
私も楽しめました(*^^*)

 

2023/10/01

「宮本貴奈トリオ with エリック・ミヤシロ ~Special JAZZ Concert~」に行ってきました。

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『宮本貴奈トリオ with エリック・ミヤシロ ~Special JAZZ Concert~(東金文化会館)』に出掛けました。
私の中学時代の担任の先生からお誘いをいただき、喜んで“すっ飛んで”行ってまいりました ^_^;

メンバーは、宮本貴奈さん piano/vocal、小川晋平さん bass、小田桐和寛さん drums、ゲスト:エリック・ミヤシロさん trumpetという構成です。

 

 

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リーダーの宮本さんは、国際的に活躍するピアニストでボーカルも担当し、管弦楽編曲やオーケストラ公演の音楽監督、ミューザ川崎シンフォニーホールのジャズ部門アドバイザーにも就任されています。
聞いていて、とても音楽的な視野の広い方だと感じました。そしてとても情感豊かな演奏と曲づくりをされていました。

ベース・ドラムともに、とてもテクニックがあり、さらに若々しいパワー溢れるプレイがバンドを力強く駆動させていて、ステージ上の表情も豊か、トリオを生き生きとさせていました。素晴らしかった。

そして、ゲストのエリック・ミヤシロさんは、作曲家、学校講師、アレンジャー、プロデューサー等幅広い活動をされていて、ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラのリーダー/音楽監督としても活動されています。

前半のトリオでの演奏では、ビートルズの「ノルウェーの森」や 「Tea For Two」 、「遥かなる影」 など、聞き馴染みのある曲で温めてくれて、さらに宮本さんのオリジナル曲は映像が浮かんでくるようなエモーショナルな曲で、あっという間に終わりました。
とてもいい感じ!

後半は、エリックさんが加わり、テクニカルな曲も披露されましたが、ジャズらしく、時には過激に“ズンガ・ドンガ”きて、身体中が痺れるような興奮を感じました。

ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」に歌詞があることを宮本さんの語りで初めて知り、それを宮本さんが歌ってくれたのも新鮮でした。

とても久しぶりにジャズの演奏を生で聞き、身体が“生き返った”ような感覚になりました。
先生にお誘いいただいて、ほんとうによかった(#^.^#)

 

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