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2023/10/09

中島らもさんの「ビジネス・ナンセンス事典」を読みました。

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『ビジネス・ナンセンス事典/中島らも著(講談社)』を、これまた古本で見つけて読んでみました。
1993年に発行されたものです。

この本の内容は、中島さんが若い頃、印刷会社に入って営業で苦労した話がほとんどで、その後CF制作の仕事に就いてからの苦労話も入っていましたが、サラリーマンとして生きていくためには「こんなこともしなくてはならない」というような笑えないけど笑っちゃうような話が満載でした。

営業で飛び込んだ会社にいた意地悪でいやぁな感じの人の描写などは、仕事をしていれば必ず出会う、思わず“あの人のことだ”と叫びたくなるような見事なもので、皆苦労しているな・・と自分のことも思い出したりして、苦い思い出がよみがえりました。

中島さんは、そんないやなサラリーマン生活を何年か過ごしたわけですが、そのくぐり抜け方がウマいというか、達観しているというか、なんとか“のらりくらり”と切り抜けています。

世の中、あまりに深刻に考え込み(私のことか^^;)日々苦しみながら仕事人生を歩む人が多いわけですが、もっと早くにこの本を読んでいれば、別の視点を持つことが出来て、案外うまく立ち回れたかもしれません。

イヤな人と、愚かな人、意地悪な人や怠け者、お調子者にエリート気取りの男など、まるで図鑑のように様々な人物パターンが提示されていて、そんな人達の中でどう生きていくか、中島さんがどう立ち回ったかが面白可笑しく書かれていました。

今になってやっと私もわかってきたことです。
人は皆、人生も終盤に入って、やっと少しずつ色々な不条理についてわかってくるものだと感じました。

 

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