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2023/11/09

椎名誠さんの「下駄でカラコロ朝がえり -ナマコのからえばり 5-」を読みました。

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『下駄でカラコロ朝がえり -ナマコのからえばり 5-/椎名誠著(毎日新聞社)』という本をブックオフで見つけ、読んでみました。

「サンデー毎日」に2010年から2011年にわたって連載されたものの単行本化です。

読んでみると、時代的には椎名さんが不眠症に苦しみ、すすめられた浴用のソルト剤を使って入浴し、不眠解消に少しメドがついた頃のようでした。

また、後に「死について」書かれた著作が出るのですが、それを編集者から打診され、死について真面目に考え、文献なども読み始めた頃のようです。

相変わらずの、仲間たちと色々な島などに行っての釣り、キャンプの話もありましたし、取材や講演で旅をする話、電車で居眠りをして大事な仕事に遅れてしまう話、若い頃にケンカをして留置所に入れられてしまい、その夜に大きな地震があって、自分が閉じ込められた環境に弱いことに気づき、その後スキューバダイビングが閉所恐怖症的に怖くなってしまったトラウマ的な話も書かれていました。

また、私が他の本で読んで知った、中国のタクラマカン砂漠では核爆弾実験が度々行われていたのに、それが他国からの訪問者には知らされておらず、椎名さん過去に行っているが大丈夫だったのか・・ということについても初めて椎名さんが書かれているのを発見しました。
椎名さんも後々に知ったようです。
なので、かなり被爆していたようなのです。ひどい話です。

東日本大震災直後の東北の様子、テレビ等での報道、椎名さん周辺の状況なども書かれていて、事故を起こした原子力発電所への不安についてもそのときに感じたことを素直にそのまま書かれていました。臨場感がありました。私もこのブログにその時のことを割と細かく書きましたが、いろいろな立場の人、さまざまな場所にいた人が本やブログなどのネット上などに当時の状況を残しておくことはとても重要だと思いました。

本全体としては、椎名さんの楽しい書きぶりに笑顔になれる部分も多く、楽しめました。
椎名さんの本は、まだまだストックしているものがありますので、今後も読後感を書いていきたいと思います。

 

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