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2023/11/10

「このあたりの人たち/川上弘美」を読みました。

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『このあたりの人たち/川上弘美著(文春文庫)』を読みました。
古本で手に入れ、2016年に単行本として刊行され、2019年に文庫化されたものです。

この本でいう“このあたり”っていうのは、読んでみた感じでは町内規模だと思うのですが、実に不思議な世界が広がっています。

大統領もいるし、小学校もあるし、団地がほとんど国家として独立し、繁栄し、軍隊が訓練をしたりしているし、各戸持ち回りで育てられている子供がいて、くじ引きでその子を育てる家が決まったりしている。
「ざんげの値打ちもない」を毎夜歌う「スナック愛」のママもいるし、狂犬を飼い、町内中に迷惑を掛けている夫婦もいる。

何か人が見た夢を次から次へと語られているようなもので、途中で気味悪くなってきたし、なんでこんな話を延々読まされるんだ!って嫌気もさしてきました。

それでもなんとか読みましたが、終結するような話題もほとんどなかったし、どの話も煮え切らない顛末を迎える。

何がなんだかわからないうちに読み終えました。
精神が健康状態を保っているときに読まないと、病気になりそうな物語が集まった本でした。
ああ、なんだか不完全燃焼・・でもそれが作者の最も意図していることだと思います。

 

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