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2023/11/21

阿川佐和子さんの「あんな作家 こんな作家 どんな作家」を読みました。

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『あんな作家 こんな作家 どんな作家/阿川佐和子著(講談社文庫)』という古本を手に入れ、読んでみました。
1986年から1991年まで講談社の『IN★POCKET』に連載され、1992年単行本となり、さらに文庫化され2001年に発行されたものです。

阿川さんが誰もが知っているような有名作家を訪ねてお話しを聞く、というような内容ですが、1980年代からのものなので、今現在亡くなられている方もいらっしゃいました。

阿川さん、インタビューするときには色々と失敗もあったことを過去の同様の本で知っていましたが、これだけの名だたる作家57人からお話しを聞くというのは大変なことだったと思います。

遠藤周作氏や、吉行淳之介氏などはお父さんの阿川弘之氏を訪ね、阿川さんのご自宅にも何度も来ている方で、自分の子供の頃も知っていたりして、阿川さんなんだかやりずらそう・・(^_^;)

作家の自宅に出向くこともあれば、喫茶店や食事が出来るようなところなどシチュエーションも色々で、通常の人間であれば、さらに“アウェイ感”が増して、インタビューどころではなくなるのでは・・と思いました。

本音を語らない人や、丁寧に自分の仕事の進め方を話してくれる人、テニスに誘ったりしてインタビューそっちのけの人、どうやって作品のきっかけ、ヒントを見つけるのかを教えてくれる人もいました。
また、自分の生き方そのものを熱く語る人もいて、その濃度というか、温度差のようなものも“まちまち”で、これだけのインタビューを手掛けるのは並み大抵のことではなく、阿川さんの度胸の良さというか、当たって砕けろ的な様子、さらにちょっと怯えているようなところも感じられ、内容は実に充実したものでした。

作家の仕事場の様子についても書かれていて、それも興味深く読みました。
多くの独特な人生観、仕事観、人付き合いの様子なども読み取れて、とても面白く読めました。良い本でした。

 

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