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2023/12/24

聞いてみた The Beatles/1967-1970 青盤 Disc1(2023 Version)

20231125_blue_001

ぶっつけ本番で、新しいミックスのビートルズベスト盤 赤盤・青盤を聞いてみる企画。
今回は後半の青盤に移って、Disc1 からです。


01 STRAWBERRY FIELDS FOREVER

2015年 ステレオ・ミックス

この曲に関しては今回のニュー・ミックスではありません。
それでも2015年にリミックスしたもので、テープ速度を落としたジョンのボーカルなどもクリアに聞こえていますし、バックのブラス・セクションや弦楽器などもかなりクリアです。
途中からリンゴのドラムが“ドコドコ”と騒々しくなってくる部分に関しても雑音的な成分は無く、とても良くクリアに聞こえます。


02 PENNY LANE

2017年 ミックス

これは、記念盤が出たときのミックスだと思います。
この曲についても色々なテイクやミックスが存在していますが、とても各楽器、ボーカルともよく整理されていると思います。
いわゆる“マルチ”と言われるテープがこの時期のものとして残されているのだと思いますが、ミックスするときにも少しは楽になったのかもしれません。
全体的に聞きやすいミックスです。


03 SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND

2017年 ミックス

これも記念盤のミックスです。
冒頭の切り裂くようなギターの音もバッチリと決まっています。
バックの観衆の声もどよめき感が出ています。
ボーカルもバックのコーラスもよく聞こえます。
リンゴのフィルインもよく聞こえ、いいミックスです。


04 WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS

2017年 ミックス

ポールの高音部を使ったベースのフレーズもよく捉えられています。
ドォ~ンというリンゴのタムのフィルインもカッコよく入っています。
けっこう視界が開けるようなスカッとした感じの仕上げになっていると思いました。
おぉっ、リンゴのスネアの音も打音そのものと残響音もよくわかります。
なかなかいいです。


05 LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS

2017年 ミックス

以前出た「イエローサブマリン・ソングトラック」のミックスなどでは過剰なタムタムの残響音があったり(けっこう好きだったけど(#^.^#))しましたが、ここでは“程よく”なっています。
途中、ジョンのソロで歌う部分がちょっと不自然な左右の音の移動があり、そこでは音質も突然変わったりしていて、なんだろう?という部分も有り。
バックのポールのコーラスの声もちょっと“つぶし気味”にコンプレッサーが掛かっているような感じもありました。
やや不自然なミックスでした。


06 WITHIN YOU WIYHOUT YOU

2017年 ミックス そして今回新たにアルバム追加された曲。

このジョージのインド音楽的なところを前面に出した曲をベストに新しく入れたのは賛否ありそうですが、私は「賛成」派。
楽器もインドだし、メロディーもインドだけど、ビートルズにとって、そしてサージェント・・というアルバムにとってもエポックメイキングな曲だと思うのです。
アルバムのB面冒頭でいきなり聞いたときにも違和感がなかったのが不思議なくらい。
あえてこの曲を入れたのは良かったと私は思います。
ミックスも不自然な部分も無く、聞きやすいと感じました。


07 A DAY IN THE LIFE

2017年 ミックス

このベスト盤ではアルバムに入っていた効果音が冒頭になくて、曲自体をクリアに聞くことができるのが、昔このベスト盤が出たときの“売り”でした。
リンゴの深い残響音が入ったフィルとクラッシュ・シンバルの音は、割と抑えめです。
オーケストラがぐわぐわと盛り上がっていくところについても大げさな感じのミックスはしていません。
ボーカルがポールに変わったときの音質もエコーはかなり控え目になっています。
あのアルバムに入っていたちょっと狂気をはらんだような感じは出ていません。
これは好みの問題かもしれないです。
だからオーケストラの細部の音もけっこう聞き取れます。
ラストピアノ三台の「ダァ~ン」後の残響もやや抑えめな感じがしました。


08 ALL YOU NEED IS LOVE

2015年 ステレオ・ミックス

この曲についてはいくつもミックスが有り、私が持っているアナログ盤でも「マジカル・ミステリー・ツアー」と「イエロー・サブマリン」では全く異なるミックスでした。
デジタル化されたあとにも、「イエロー・サブマリン・ソングトラック」だとか、「Love バージョン」だとか・・(^_^;)・・もうどれがどれだか私もわからないくらいです。
このミックスは2015年のものですが、冒頭のジョンのボーカル部分は私の持っているアナログ盤とは全く異なっています。
間奏のジョージの“尻切れトンボ”なリードギターについては、その部分をちょっと音を絞って隠し気味にしていました(^-^;
サビに入ってジョンのボーカルは割とエコーなど控え目だし、バックのコーラスも引っ込み気味。
大騒ぎのオーケストラなどもこのミックスではそれほどでもない・・。
無難な大人しいミックスだと感じました。


09 I AM THE WALRUS

2023年 ニュー・ミックス

これはニュー・ミックスですね!
ジョンのボーカルはクリアだけど“歪み”はきっちりと残し、“らしさ”はうまく出しています。
リンゴのスネアのバシバシいう感じもよくぞ残してくれました。
バスドラムはドシドシ感増量してます(^.^)
テープなどを使った効果音もオリジナルミックスの良さを残しています。
「ググーグジュブ」のところのボーカルは聞いたことがないようなテイクじゃないでしょうか。
ラストの音も今まで聞いたことのない斬新なテイクが加わっています。
かなり驚きましたが、この曲らしいチャレンジングでアグレッシブなミックスでした。
これでいいっ!と思いました。


10 HELLO,GOODBYE

2015年 ステレオ・ミックス

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」というベタなギターのフレーズがめっちゃクリアに聞こえます。
バックコーラスもはっきりくっきりと聞こえます。
間奏時のリンゴのカッコいい“乱れ打ち”部分はやや音量抑えめです。
キャッチーなこの曲によく合った、明るくクリアで聞きやすいミックスだと思いました。
ピアノの音も残響音まで拾って強めにしてあるのにも気づきました。


11 THE FOOL ON THE HILL

2023年 ニュー・ミックス

ポールのやさしく歌う感じがよく出ていると感じました。
ピアノもギターもリコーダーも“角が取れて”ふわふわと聞きやすい感じです。
全体のバランスが良くて、この曲の特徴がよく聞き取れるいいミックスだと思いました。


12 MAGICAL MYSTERY TOUR

2023年 ニュー・ミックス

イントロから何かちょっと違う感じがします。
ニュー・ミックスらしい色々やっている感じがどんどん出てくる。
バックコーラスの音も今までと異なる。
ベースも固い音でよく聞こえるし、間奏のブラス・セクションも音が全然違うっ!
リズムギターの音も、刻みの様子がよくわかります。
意欲的なミックスで、これはこれでいいと思いました。


13 LADY MADONNA

2015年 ステレオ・ミックス

全体にあちこちに色々な楽器の音が散らばっている感じがして、やや落ち着きません。
モノラルの方が・・いいかも・・。
ギターの音をもっとワイルドに前面に出してきてもいいかも。
パラフィン紙を口にあてて、パッパッパーとやったバックコーラスも、もっと聞こえるようにした方がよかったと思いました。
もともとのミックスや残されたテープに入っていたマルチの音が整理するには困難な感じだったのかもしれませんが、もうひとつ聞きやすさが足りないかな、という感じがしました。


14 HEY JUDE

2015年 ステレオ・ミックス

ポールのボーカルで始まる部分の声は自然な感じでよく聞こえます。
バックコーラスは、ひとり一人の声がわかるような感じでよく聞こえます。特にジョージの声とわかるくらいジョージの声が聞こえます。
リンゴのタムでのフィルはやや控え目。
最後の盛り上がる“ヘイジュードの繰り返し部分”は、オリジナルとはかなりバックコーラスのミックスが異なっていると思います。それぞれの声がよく聞こえます。
ただし、あの何の音も“一緒くた”みたいな大騒ぎな感じは薄れたかもしれません。
判定はむずかしいけど・・オリジナル・ミックスの方が私は好きです。


15 REVOLUTION

2023年 ニュー・ミックス

これは新しいミックスです。
リンゴのバスドラムとジョンのボーカルが覆いかぶさってくるような感じで大迫力です。
ギターの炸裂音は、音色がオリジナルと異なり、ややトーンを絞ったような感じにしていますが、これも新しく感じてこれはこれでいいと思いました。
間奏時のジョンの息遣いもよく拾っています。これもなかなかいい感じ。
ワイルドだけど、メーターを振り切って“歪み過ぎ”みたいなところはなく、大人なミックスでした。高得点!です(*^^*)

 

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