匝瑳市の『飯高檀林』ブログでも振り返り
Instagramでは三度に渡って昨年中にご紹介したのですが、千葉県匝瑳市にある『飯高檀林』について、このブログでも、自分の記録用としてになってしまいますが、残しておきたいと思います。
「檀林」というのは、仏教の学問所。
今回ご紹介する「飯高檀林」は、全国有数の歴史と規模を誇っており、日蓮宗の学問所(現在の大学に相当)として栄え、天正8年(1580年)から明治7年までの約300年間に渡り多くの僧侶を排出し続けたとのことです。
市街地からはかなり離れていて、こんなところにあるのか・・と思いましたが、駐車場は観光バスが入るほど大きく、案内所や、ボランティアのガイドさんもいました。
説明や、地図・その他案内を受取り、妻と、「山」と言ってもいいくらいの高い所目指して登って行きました。
山門を入ってからも静かな山道を歩き、たしかに深い教えを頂く場所なんだという雰囲気がありました。
少し歩くと正面に飯高檀林が。
その大きさに驚きました。正面中央部やや右側に丸い光が当たっていて、なんだろうと思いましたが、偶然の木漏れ日が射していたのでした。
何か不思議な感じ。
何か不思議な感じ。
造りはとても立派だし、全てが大きく、ここに多くの“僧侶の卵”が学んでいたのだと思うと時の流れを静かな心持ちで感じることができました。
さらに檀林を出てから案内看板があって、「飯高神社」というやはり古い神社の存在を知り、山道を長いこと歩いてたどり着きました。
ここも檀林同様に、私の身体中にピリピリと“何かが存在している”感覚がありました。
こんなすごいパワースポットがあって、もっと話題になってもいいのに・・と思いました。
ここは、ガイドさんに教わったのですが、日本一多くの仙人の彫刻に会える神社なのだそうです。
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