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2024/02/11

映画「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」を見てきました。

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映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(Jeanne du Barry)/2023年 フランス 監督:マイウェン 脚本:マイウェン テディ・ルシ=モデステ ニコラ・リベッチ 出演:マイウェン、ジョニー・デップ、バンジャマン・ラベルネ』を妻と見てきました。

18世紀フランスで59年間にわたり在位した国王ルイ15世の最後の公妾ジャンヌ・デュ・バリーの波乱に満ちた生涯を描いた作品です。

俳優マイウェンが監督・脚本・主演を務めており、ジョニー・デップがルイ15世を全編フランス語で演じています。
シャネルによる衣装提供、そしてベルサイユ宮殿での大規模撮影で、豪華絢爛なフランス宮廷の様子が再現されていて、それだけでも見どころ十分です。。

貧しい家庭の私生児として生まれた主役のジャンヌは、類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界で注目を集めるようになります。

やがて、ついに・・ベルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌ。

国王ルイ15世とまたたく間に恋に落ちる。
国王の希望の光となり、彼の公妾の座に就いてしまいます。
だが、労働者階級の庶民が国王の愛人となるのはタブー。
さらに堅苦しいマナーやルールを平然と無視するジャンヌは宮廷内で嫌われ者となってしまいます。
そんなところにお輿入れの王太子妃マリー・アントワネットも、そんな彼女を疎ましく思っている、その状況下でのジャンヌや王宮の人たちの様子が絢爛豪華な宮廷の夢のような中で繰り広げられていました。
夢の中のようでもあり、ある意味どろどろとしたリアル感も醸し出され、見ているこちらは何とも胸の中がもやもやとするのでした。

 

 

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主役のジャンヌを演じたマイウェンは、強い意志と溢れる才気を持ち不思議な魅力を感じさせ、国王が虜になってしまうのもわかるような気がしてくるのです。

マイウェンは、監督もして主役として演技もしているのですが、美人で賢くもあり、下卑たところがあるかと思えばその身のこなしが殿方を魅了したりもする不思議な魅力を感じさせ、最後まで強烈に見ている人を引き付けました。
彼女本人の魅力と、ジャンヌという歴史の裏側にいた人の魅力が“相まって”素晴らしい人物像の描き方となっていました。

ジョニー・デップは国王ルイ15世をこれまた何を考えているやらわからない、でもそれが最大の特徴であり、魅力であるキャラクターをうまく演じ、ラストシーンは凄まじい最後となっていました。

私が一番驚き、素晴らしい演技だと思ったのは、国王の従者であり、ジャンヌに付いて励ましたり、導いたり、国王にも歩むべき道を無言で示しているような立場・役割のラ・ボルドを演じたバンジャマン・ラベルネでした。

この人がこの映画のストーリー全体を回していると感じ、控え目な演技に見えるのに、映画の芯となっていたのでした。
この人がいたからこそ、この映画が成功したんじゃないかと感じました。

視覚的にも素晴らしいが、国王はじめ主役ジャンヌや、ラ・ボルドの絶妙なストーリー回しなどの内面をうまく表現した演技も見ものでした。

とてもいい映画を見た、という気がしました。

 

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