「2択で学ぶ 赤ペン 俳句教室/夏井いつき」を読み・・勉強しました。
『2択で学ぶ 赤ペン 俳句教室/夏井いつき(ヨシモトブックス)』をブックオフで買っておいたのですが、体が俳句に慣れてきたので「もういいだろう」と読みながら勉強しました。
三月初め頃からこのブログに自作俳句を掲載してまいりました。
ついにその数は80句を超えました。
体がやっと俳句をつくることに慣れてきたようです。
その勢いで、表題の夏井いつき先生の本を読みながら「2択問題が並ぶ」形式のこのテキスト本、考えながらやってみました。
多くの頁は、ふたつの句が並べられ、これこれこういうポイントで二句を読んで、どちらが良い例か、どちらが悪い例か当ててみよ、というのです。
わかりそうだな、と思いながら二句を比べてみたのですが、けっこう高い確率で悪い例の方を「こっちがいいな」と選んでしまいました。ちょっとショック ^_^;
でも、よくよく夏井先生の解説を読んでみると、「なるほど」と納得することばかりで、まだまだ修行が足りない、と反省しました。
全体に目配りが出来ていなく、自分の感覚的なものに頼り過ぎていることがわかりました。
細かい技術的なものについても知らないことが多い・・。
また、この本ではテレビ番組の「プレバト・俳句コーナー」がどのようにして始められ、どんな苦労があって、今に至ったのかということも書かれていました。
最初はスタッフ自体が俳句のことをよくわからず、夏井先生の怒りがおさまらないようなこともあったようです。
でも、スタッフも番組出演者も俳句のことを勉強して、本気でやり始めるとあっという間にあのように優れた内容になったとのこと。
その過程を読んでいるだけで、番組傍観者だった私もすっかりその輪の中に入ったような気分になり、よかったよかった(#^.^#)とうれしくなりました。
読み進んでいくだけでかなりの勉強になる本でした。
まだ俳句の教則本的なものを古本で見つけてきたので、また読みましたらその感想をアップいたします。
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