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2024/04/08

「コーヒーが冷めないうちに/川口俊和」を読みました。

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『コーヒーが冷めないうちに/川口俊和著(サンマーク出版)』を古本で読みました。
帯にあるように2017年の「本屋大賞」にノミネートされた作品となっていました。

読み始めてすぐに、「これはノミネートされるはずだよ」と思いました。
ストーリー設定があまりにも面白い!

ある古い喫茶店があるのだが、その店の特定の席に座り、一定のルールを守れば、過去に戻れるというストーリーで、この物語の中では四人の人が過去に戻ります。

ただし、ルールがあって、その特定の席には幽霊の女性が常に座って本を読んでおり、その女性が席を立ったときに、その時だけ過去に戻れる席に座り、実際に過去に戻れる。

過去には戻れるが、この店のこの席に座っていることが条件。席から立ち上がることは出来ない。
さらに過去に戻る前の現在の状態は決して変えることができない。

過去に戻り、この喫茶店で出してくれた珈琲が冷める前に飲み干さないと現在に帰って来れない。しかも、帰れなかった場合、今現在いる幽霊とバトンタッチとなって、今度は自分が幽霊となって、この喫茶店でずっと珈琲を飲みながら席にいることになってしまう。

過去に戻って会える人は、この喫茶店に来たことのある人のみ、さらに過去の時間を指定しなければならないので、会いたい人がその過去のその時間にこの喫茶店に存在していなければならない・・というのです。

となると、過去に戻りたいという人は少なくなりますが、でもそれでも会いたい人がいるというのがこの本のストーリーです。

そして、過去に戻り、どうしても会いたい人に会って何がしかの会話をして・・感動的なものを得ることになるのでした。

胸がぎゅうっと締め付けられるような、いい過去との再会が四話詰め込まれていました。
こりゃ、泣いちゃうよ(T_T)

内容を書いてしまっては、“ネタばれ”になってしまうので書けませんが、読んでみたらあなたも泣いてしまうかもしれません。

さて、私がもし過去に戻れるとして、誰とどんな時期のシチュエーションで会いたいか、と考えてみましたが、ううん・・思いつきません。

ひょっとしていろいろな“お別れ”をした彼女たちと過去に戻って再会したとして・・さらに想い出にはひどいことが追加されてしまいそうな気もする・・^_^;

しいて言えばひとりだけ・・。
最初に出会った直後の時に戻り、丁寧にもう一度ゆっくりと話をして理解し合いたい人がいますが、果たしてそれがどういう結末になるのか・・わかりません。

というわけで、最初から最後までドキドキのストーリーの面白本でした。
超おすすすめ本です。

 

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