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2024/06/15

フルーツポンチ 村上健志さんの「俳句修行」を読みました。

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『フルーツポンチ 村上健志の 俳句修行/村上健志(春陽堂書店)』を古本で見つけ、読んでみました。

フルーポンチ・村上さんと言えば、今やテレビ番組「プレバト」では俳句コーナーの名人であります。
そして、梅沢富美男さんのキリッとした句とともに、私の好きな“ちょっと視点が普通と異なる”感じの俳句をよく詠まれていて、これまた私の好きなタイプの句を生み出す人です。

この本は、村上さんが次から次へと様々な「句会」に出掛け、あるいはリモートで参加して色々なタイプの句や、句会の形式などに遭遇し、果敢にチャレンジしていく様子が書かれていました。

私も、もうちょっと勉強したら、どこかの句会に出かけたいなどと思っておりますが、この本を読んでみたら、かなり句会によって“クセ”があるというか、吟行してそのまま句会に入るという即興性や今さっき見たものへの対応力が必要なものや、お題そのものが“何画以上の漢字を使う”だとか、河童や地底人、宇宙人などのこの世のものではないものや、空想の存在だけで句を読むとか、季語がなくても、五七五を守らなくてもという句会もあるし・・よく村上さんは最後までくらいついていったな、と思いました。

ボーイズラブがテーマの句会などというものにも参加していましたが、私にはたぶん一句も詠めないでしょう。

また、連句といって、五七五の発句に対し、七七とつなげていく集団文芸の会にも村上さん出ていて、これはまた“難しい”の極地という気がしました。

打越(うちこし)と言って、二つ前に出た句に連想がかぶらないという条件があったり、同じ言葉、漢字、数字、フレーズ、情景は二度とつかえないとか、前句に呼応する言葉をつける「摺り付け」は評価されるだとか、何句目に該当するかであるものに因んで詠まないといけない・・とか・・完全にゲーム感覚になっていて、スピーディーな対応力と反応が求められていたりもして、“鈍感”な私には百年経っても無理な感じ(^^;)

 

 

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最後に短歌の俵万智さんや、自由律俳句を得意とする又吉直樹さんとも対談していて、そこから村上さんの俳句に対する考え方、姿勢、どこに面白さを感じているかなどがわかり、その感覚は私にもたいへん興味深く参考になりました。

村上さんも書かれていましたが、実際に自分に作ってみても、これはいい句なのかさっぱりわからない、というものがあります。
ましてや、他人の俳句だとなおさらで、良さそうだけど何か変?みたいなものもあり、まだまだ自分の立ち位置がはっきりしておりません。

村上さんは、いい句と言われなくてもパッと出してみるというようなことを書いていて、「そうだな、自分も臆病にならずに思い切って自信がないものでも出してみよう」と、勇気を得ました。

そして、現在、私は「宝塚俳句」「Jazz俳句」「The Beatles俳句」というものを打ち出しておりまして(^_^;)・・そんなもんどうすんだ・・という声も聞こえつつ、でも、頑張って続けてみようと思っています。

340ページ近くある本でしたが、勢いよく読めました。
今後の参考、味方といたします。

 

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