俳句を詠んでみる_0130《The Beatles 俳句[アルバム Revolver から Eleanor Rigby を詠む]》【冬の暮 出逢いの地に リグビーの墓】
ビートルズ俳句、前回はジョンの曲だったので、今回はポールの曲で詠んでみました。
【冬の暮 出逢いの地に リグビーの墓】
《背景》季語:冬の暮[冬]
結婚式のあとに、教会に残って床に散らばっている米粒を拾う女性、エリナー・リグビーの歌。
クラッシックの弦楽器を用いた独特の雰囲気を醸し出している。
1966年発表の曲だが、1980年代に入り、ウールトンのセント・ピーターズ教会墓地に「エリナー・リグビー」と刻まれた墓石が発見される。
その地は、1957年に教会のお祭りでジョン・レノンとポール・マッカートニーがこの世で初めて出会ったところから数メートルの場所にあったという。
その当時にこの曲をポールがそれを見て書いたことは無く、無意識のうちに記憶映像として残されていたのではないかと言われている。
奇妙な曲想とエピソードを持つ曲だ。
« 「礼儀覚え書/草柳大蔵」という古い本を読みました。 | トップページ | 俳句を詠んでみる_0131【 籠枕(かごまくら) 夢にあらわれし人笑む 】 »
「The Beatles」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0206《The Beatles 俳句[アルバム PAST MASTERS から Revolution を詠む]》【咆哮 雷鳴の如きハウリング】(2024.08.28)
- 俳句を詠んでみる_0164《The Beatles 俳句[アルバム ABBEY ROAD から The End を詠む]》【 兜虫(ビートルズ) 捧げた分だけ 愛される 】(2024.07.17)
- 俳句を詠んでみる_0142《The Beatles 俳句[アルバム Revolver から Taxman を詠む]》【 座るなら 椅子に税金 冴返(さえかえ)る 】(2024.06.25)
- 俳句を詠んでみる_0136《The Beatles 俳句[アルバム Please Please Me から I Saw Her Standing There を詠む]》【 ねえ あの娘 十七だって 夏来たる 】(2024.06.19)
- 俳句を詠んでみる_0130《The Beatles 俳句[アルバム Revolver から Eleanor Rigby を詠む]》【冬の暮 出逢いの地に リグビーの墓】(2024.06.13)
「俳句を詠んでみる」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0242【 彼岸花に舞う モンキアゲハ 二頭 】(2024.10.03)
- 俳句を詠んでみる_0241【 秋の声 草の波に 心泳ぐ 】(2024.10.02)
- 俳句を詠んでみる_0240【 秋晴る 鶴峰宮 大吉を引く 】(2024.10.01)
- 俳句を詠んでみる_0239【 山澄む笠森堂 青空に雲 】(2024.09.30)
- 俳句を詠んでみる_0238【 秋高し 地図帳 指でなぞる旅 】(2024.09.29)
« 「礼儀覚え書/草柳大蔵」という古い本を読みました。 | トップページ | 俳句を詠んでみる_0131【 籠枕(かごまくら) 夢にあらわれし人笑む 】 »
コメント