俳句を詠んでみる_0219【 あの女の南瓜 くやしいけど 煮る 】
ラジオ深夜便を聞き、その内容を妻に伝えたらそこから受けた印象で句を作ってきて、私がさらにそれをわかりやすくした、という句です(^_^;)
【 あの女の南瓜 くやしいけど 煮る 】
《背景》季語:南瓜[秋]
ラジオ深夜便のコーナーで、誰かに宛てて書いた手紙を番組で読むコーナーがありました。
老齢(77歳とのこと)を迎えた女性からのものが読まれました。
夫は自分とは別の女性と数十年前に婚約していたが、船員だったため、国外に居る期間が長く、日本に寄港する時には、その港に会いに来てもらうことになると言ったら、相手の女性は一人では行けないと言い、女性側の家族にも反対され破談に。
しかし、今になってその女性が知人を介して家に南瓜を届けてきたという話でした。
現在の奥さんは「この互いに人生の残り時間少ない時期に、あなたは今何をしようというのか。どういうことか。」という手紙を、そのかつての婚約者の女性に対して書いたというわけです。
その話を妻にしたら、その南瓜事件について怒りのこもった句を作ってきたので、私が他人の手紙で関係ないのにかつての婚約者である女性に対し怒っている妻の意を汲み、句になるように修正してみました。
※後日談
気になってNHK「らじるらじる」の“聞き逃し放送”で聞き直してみました。
深夜に寝ぼけていたのでしょう、人づてに届いた野菜は『ほうれん草』でした( ゚Д゚)
何たる勘違い!
かぼちゃで句まで詠んじゃった。
でも、かぼちゃの方がなんだか話として面白いような気がしました。
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