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2018/02/28

それでも、もういいんじゃないかと思う私

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冬季オリンピックが閉幕し、日本にとっては良い結果が出て、しかも話題も盛りだくさん、さらにこの大会で新たに人気者になった人もいて、これ以上の結果はない!ってことになったと思います。

でも、それでも今のオリンピックが今後今のような形態で開催される必要があるのか、と思ってしまうのです、私。
このブログでも東京オリンピック、早いうちに辞退して震災の復興にお金も人も投入した方がいいと何回か書きました。

もうとっくにそんなことは出来ないところまで来てしまいましたし、後戻りは出来ないです。

莫大なお金が動き、表でも裏でも何か利権が蠢いている感じ・・。
それに表側からも裏側からも群がる組織と人・・。

巨額の費用で会場その他を整備するが、閉幕後は廃墟のようになっているところが各国にたくさんあることは多くの人が知っていることです。

東京のあの国立競技場も壊されて更地になり、今また新しい競技場が建設されていますが、閉幕後は“お荷物”となることはたぶん間違いないのに、それに目をつぶる人々。

国をあげてドーピングしたり、いったい何のために競技をしているのかもわからなくなっている国も選手もいる。

無理やり一国で開催し、インフラの整備や、会場の規模・規程のようなものも、あまりに考えられないものがある。

いっそ、4年に一度のオリンピック、どうしても開催したいのなら、競技・種目などによって開催国を別々にしてみたらどうですか?!
各国の負担は少ないよぉ~(^_^;)受け入れるオリンピック村みたいなものも小規模で済む。

もっと突き詰めると夏期と冬期のオリンピックは開催国を固定して、各国で一部費用負担してあげたらどうでしょうか。
ある意味オリンピックの“甲子園”化みたいに。
アスリートは4年後のギリシャを目指す、毎回・・そんなふう。

これから世界各国の経済が今までのように発展し続けるとは、とうてい思えない。
たぶん、今までみたいに開催国になりたくて、無理やりほとんど“ウソ”をつくようにしてPR、アピールにつとめ、裏で巨費を投入するなどのことをする国は無くなってくるんじゃないでしょうか。

選手もプロが出て来たり、オリンピックの意味自体も、昨今よく見えてきません。

どうしても4年に一度メダルというそれぞれの競技の頂点を決めたいっていうのなら、誰かが、どこかで大儲けしている構造を極力廃した競技大会を行ったらどうか、と思っているのが私です。

ま、戯れ言なので相手にせずにいてください。
もう東京オリンピックに向けてなんだかそわそわしている人には何のことかわからないと思いますが、それが終わったあとの東京、日本、その後の施設、インフラ、経済がどうなっているのか少しは想像してみるのもいいかもしれないですけど。


【Now Playing】 What Is Life / George Harrison ( Rock )

2018/02/04

子供の頃のように相撲を楽しんで見ているわけにはいかず

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先日、相撲協会の理事候補選があったとのことで、テレビを見ない私もリビングを通りかかるとそのニュースの一端が見え隠れし、やはり少し気になりました。

ワイドショー的に大喜びで見ている人もたくさんいるようで、きっと相撲なんかあまり好きじゃないのに“ああだこうだ”言っている人もいるのかもしれません。

事の発端は日馬富士を含めたモンゴル力士が巡業中に起こした暴力事件だったと思いますが、当初から隠し事が多くてわかることは少なく、わからないことばかりという印象でした。

私は話を簡単に考えて、修学旅行(巡業)中に一部の生徒が特殊なグループ(白鳳を中心としたモンゴル・グループ)を作り、そこに呼ばれたグループからちょっと外れ気味な立場でいた生徒がいて、グループ内部の生徒から見たら仁義を欠いていたし、その場での口利き、態度などがますます怒りを増すことになり、暴行を受けた・・っていうように受け取りました。

で、修学旅行全体を取り仕切る担当(巡業部長)の教師であった貴乃花先生は、その事件について校長(理事長)には報告せず、いきなり警察に通報。その後の校長への報告も断片的で、提出した診断書なども二転三転する・・。
さらにたまたま暴行を受けた生徒が自分の担任であったことからか、生徒と学校側の話の機会を与えず、生徒を隠す。

学校側はそんな状況で対応に苦慮するばかり。

そして貴乃花先生は、口を固く閉ざし、ポロッと傷口の写真を流出させたりするが、学校側にもPTAにも何も報告せず、警察の取り調べやなんやらが終わらないと何も話せないという。
学校からの使者が先生を訪ねてきても“けんもほろろ”、大の大人に対し、子供の使いのような失礼なあしらいをした。

暴力を行ったグループに対する先生の日頃の怒りか、それとも何か以前から確執があったのか、でも先生なら生徒であるグループに対して指導していかなければならなかったんじゃないのか、と私は思った。それが出来ないで、何か自分まで画策するようなことをするのは先生のやり方じゃないとも思った。

校長含め、現体制が悪いのだ、腐っているのだという人も多数いる。

いるが、それが事実であったとしても、全く学校側に対して話し合いその他何もしない理由にはならないと思う。

それに、自分は先生で、学校としての運営をうまくやって、しかも暴力を行った生徒にも、暴力を受けた生徒にも、何かしら未来への光明を見出してやるのがその役目なんじゃないかと思いました。

口を頑なに閉ざし、しかも田舎ヤクザみたいな下品ないでたちでふんぞり返り、何も語らないってのは、大人のすることじゃないと思ったのです。・・私の意見ですよ。あなたが違うというのなら、あなたのブログやその他SNSで頑張ってそれを説いてくださいね、このブログへのコメントはあらかじめお断りしておきます。

ガチンコで相撲を取るだけが相撲のあり方ではないというのも私の意見です。・・私のですよ、勘違いしないでね。同じことを思えとか、考えろというわけじゃないのであしからず。

スポーツだ、全力でいつもいけってのもあるかもしらんが、何年に一回かの観戦で、会場に出掛け、華やかなお相撲さんの姿と、それぞれの得意な技や、土俵入りでの化粧まわし、行司さんの古式ゆかしい装束、力士の大銀杏、そんなものを楽しんで帰って行くのも相撲の醍醐味だと思います。

「相撲道」なんて言葉、相撲にはあまり馴染まないと思うのです。なんか真面目でつまらないし、興ざめです。

ガチンコの競技・スポーツだったら、何度も仕切り直しをしたり、塩をまいたりする必要もないし、まわしだって別のものでいいし、行司はジャージでアンパイアとして存在すればいいし、横綱土俵入りだっていらないし、土俵を高くする必要もないし、上空に大きな屋根をつり下げる必要もない、弓取り式もいらない・・つまらない話だ。

お相撲さんに抱っこされたら、その赤ちゃんはすくすく育つ、なんて話もいいものじゃありませんか。

全てが特殊で異空間のような世界で、大きな男達が艶やかとも言える姿でぶつかり合う、それも神事のような儀式的な雰囲気も含めて行われる・・要するに“興行”的な要素、摩訶不思議で神秘的な部分もあり、ある意味いかがわしい部分も残しておいた方が日本らしいし、相撲らしいと思うのです。
だから、文科省から補助を受けたり、強い指導を受けたりするのもやめ、国技だなんて野暮なこと言わんと、「興行ですから」と言って、独自の道を歩んだ方がいいと。
・・私の意見ですよ。怒らないでね、ただ自分の意見を言っているだけです。

改革が必要だって、テレビ、新聞でも言っています。それはその通りだと思いますし、現行の体制に問題がたくさんあるのも事実でしょう。
それを改革するのなら、権謀術数、策謀、策略をめぐらせたりせずに、それこそ“相撲道”的に真っ正面から自分の思うところを世間に問うてみたらどうでしょうか。

以上のようなことを瞬間的に思ったのです。それを文にしてみるとこんな感じになりました。
何度も言うけど、私が思ったことです。異なる意見ばかりだというのもわかっていますので、怒りのコメントお断りです。それは自分なりの場所(SNS等で)やってください。そういう場所は今、たくさんあるのですから。

数行で終わらせるつもりが、けっこう書いてしまいました。
今夜はこれまで。


【Now Playing】 Stop Breaking Down / The Rolling Stones ( Rock )

2017/11/18

よろこぶ報道メディアがテレビを滅ぼす

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最近の大相撲の横綱が起こした暴力事件。
18日現在、不可解なことばかりが報道されていますが、もうここで、この報道についてはもう見ない・聞かないことにしました。
どうでもいい、くだらない。

いい大人が何をたくらんでいるんでしょう。
何を求めて妙な行動をとるのでしょう、〇〇親方。

大相撲を良いものにしよう、お客さんをこうして楽しませよう、なんてこと全然考えていないんでしょうね。

人に暴力を振るうのも最低だが、それをネタにして何かを画策する者も最低だと思う。

それをまた時間を掛けて報道するメディアはとてもうれしそう・・。
こんなことやっていると、それこそ数年後にはテレビというメディアは滅びると思った。
それでよろこんでいる人を“あて”にしていると、あっという間にテレビは滅びると思った。

最低限、人間として報道せねばならぬことも報道できないメディアは、もう死んでいる・・。

私はテレビをほぼ全く見ないが、それが今の日本に生きる者として正解だと思う。

くだらない画像を何遍も繰り返して流し、まったく同じコメントを何遍も繰り返す。
自分で自分のやっていることが、どれほどくだらないことか自覚していない。

どうか、そうしていつまでもやっていてください。
それがテレビ・メディアの衰退を早めてくれます。ある意味めでたいことです。

ということで、きょうはこれでお終い。
それじゃまた。


【Now Playing】 真相深入り!虎ノ門ニュース 楽屋入り / ケント・ギルバート他 ( YouTube )

2017/06/14

ラジオ、ニッポン放送で元NHK相撲アナウンサーの杉山邦博さんの声を聞きました

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今朝のラジオ、ニッポン放送の「あさラジ(髙嶋ひでたけさんがインタビュー)」に懐かしい元NHKの相撲アナウンサー・杉山邦博さんが登場していました。

私が子供の頃、杉山さんはNHKの相撲中継で活躍されていました。
その頃は、もうひとり、アナウンサーで北出清五郎さんがいらっしゃいました。
北出さんは名調子で、とてもわかりやすく、丁寧、緻密で正確な印象でした。小学生の感想ですけど…σ(^_^;)

また、当時の解説は神風正一さん(“きっぷ”がよくて、小気味よい)と、玉ノ海 梅吉さん(穏やかで重厚、かつ相撲愛あふれる感じ)のお二人がいらして、両解説者ともに小学生の私にもとても理解しやすい解説でした。

そして、きょう久しぶりに声を聞くことができた杉山さん。
杉山さん、ふだんは割と大人しく、冷静な感じでしたが、千秋楽などの大一番ではけっこう感情を露わにして“魂のアナウンス”になるのが、私の楽しみでした。
先代の貴乃花が横綱をかけた大一番で敗れたときだったか、場内の悲痛な“悲鳴”とも言えるような、ため息ともとれるような声が上がる中、声をふるわせてのアナウンスが今でも印象に残っています。

相撲が大好きなんだよね・・、夢中で話されていました。
髙嶋さんによると、収録が終わったあとも、30分くらい熱烈にお話されていたとのことでした。
私も子供の頃の一時期、夢中で相撲を見ていた頃がありました。

大関“猛牛”琴櫻が二場所連続で優勝(のど輪で輪島を一気に土俵の外に持っていった)し、横綱を手中にした感動のシーンや、大好きだった関脇・旭国が小兵ながら技を駆使して大関になった頃が一番相撲に夢中だったときかもしれません。

大人になると、生中継で相撲を見ることができなくなり、それにつれて相撲から遠ざかってしまいました。かつては「相撲」と「大相撲」という二大相撲雑誌を親に取ってもらっていたのに・・。

番組の司会者、髙嶋さんも小さい頃からの相撲好きだったようですが、私も「相撲」の世界にもう一度近づいてみたくなりました。
世間ではまた相撲人気が盛り上がっているようですが、すっかり疎くなっている自分、また元のように熱心なファンになれるのか・・、ちょっと二の足を踏んでいるところです。


【Now Playing】 愛と死の輪舞 / 瀬奈じゅん ( ミュージカル曲 )

2017/02/16

『宝塚夜話・第五十一夜 < タカラヅカを見せなあかん >について』

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先日、スマートフォンのニュースを見ていたら、プロ野球団オリックスの宮崎キャンプに元阪急ブレーブスで世界の盗塁王と言われた福本豊氏が臨時コーチにやってきたことが載っていました。

で、専門の走塁や、さらに打撃などでも選手にアドバイスを送る中、表題の発言が出た模様っ!!d(^_^o)

福本さんは大の宝塚ファンなんですね(#^.^#)、一公演を8度は観るという素晴らしいファンなのだと知り、ますます大好きになりました。

阪急ブレーブスと言えば、それこそ阪急電車です。宝塚とはとっても縁の深い球団でした。
球団があった当時は、タカラジェンヌが始球式をするのは恒例になっていました。
福本さんもそんなことから宝塚を観ることになったのでしょうか。

で、「美しさと華やかさの一方で、激しい競争の世界でもある宝塚を見て、その“激しい競争”に触れるべき」との素晴らしいアドバイスが飛び出したようです(゚ー゚*)。oO

・・まぁ、実際に見せて効果があるかどうかは、何と言っても野球ばかりやってきた若手には難しいかもしれませんが、福本さんのおっしゃっていることには“一理ある”と思います(^-^)

ぜひ、オリックス選手の宝塚大劇場観劇研修を実現させてもらいたいものです、球団関係者の皆様!'(*゚▽゚*)'


【Now Playing】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

2016/08/17

気にかかる人

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私は妻からも、その他親戚、さまざまな人から“世捨て人”と呼ばれることが多々あります。
そもそもテレビを見ることは平日はほとんど無いし、土日でも自分が気になったものを録画したモノのみを見る程度な私です。もちろんオリンピックもほとんど何も見ていません。
今やっている高校野球も全く見ていません。
自分でも過去の“テレビっ子”な子供時代からは想像もつかぬ“世捨て人”状態に驚きますが、案外それは心地良い状態です。どうです?試してみませんか(^_^;)

冗談はさておき、そんな私でも気になってしまうのが卓球の福原愛さんです。
小さい頃の画像なども思い起こされますが、あのひたむきな様子、いかにも日本人女性らしい笑顔(泣き顔(*^_^*))、見ているだけで心配になってしまい、応援したくなって、いても立ってもいられなくなる・・不思議な魅力の持ち主です。

テレビを見ない私も、ネットとラジオでオリンピックの銅メダル獲得のニュースを知り、親戚のおじさんのようにうれしくなりました(^^;)、ぎりぎり世捨て人からとどまっている自分を感じました。

卓球女子日本チームの三人のお姿を拝見していると、それぞれに個性がずば抜けているのが、なぜかとても清々しくて、世捨て人を気取っている自分が恥ずかしくなるような思いも感じました。
私も、もう少し世の中のことに感心をもって、福原愛さんには遠く及ばないものの、自分の生き方や、仕事への取り組みについて頑張ってみようか、なんてプチ反省をしているところです。

日本女子卓球チームの三人の方々、なんだかいいもの見せていただき、ジーンと来ました。ありがとうございました。


【Now Playing】 さよなら人類 / たま ( Pops )

2014/06/25

負けに不思議の負け無し・・

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このブログでは、あまりタイムリー過ぎる話題を避けているのですが、あえてちょっとだけ書こうと思います。

今までも早朝から、そして今朝もあの試合の予選リーグを応援しながら見ていた方も多いと思います。

結果はとても残念なことになりましたが、でも今回のタイトルにあるように、「負けに不思議の負け無し」という言葉、正確には『勝ちに“不思議の勝ち”有り、負けに“不思議の負け”無し』という言葉があるのをご存知でしょうか。

あの南海、ヤクルト、阪神、楽天、そしてアマチュア野球のシダックスの監督をされた野村克也監督がよく使う言葉です。

要するに、「何で勝っちゃったんだろう」というのは有るかもしれないが、「何で負けちゃったんだろう」というのは無いってことですよね。
負けには必ず明白な理由があって、誰もがそこに気付いて修正し、対策を練れば、“勝ち”に近づいていけるということをおっしゃっているのだと思います。

大会が始まる前からも、そして第一戦、第二戦が終わったときにも、解説者と呼ばれている人や、コメンテーターみたいな人達は「やってくれるでしょう」とか、「期待しましょう」とか、そんな言葉ばかりが聞かれました。

これって「不思議の勝ち」が“タナボタ”で転がり込んで来るのを待っているように聞こえました。
FIFAのランキングを見ても、今回の結果どおりの順位になっていて、この予選リーグを勝ち上がるということは並大抵のことでは無理っていうのが、本当のところだったのかもしれないと思いました(思っていました)。
「これこれこういう理由で、こういう戦法を取り、相手のこういう戦い方に対して、こういう形になれば、勝利により近づくでしょう」っていう話はあまりというか、ほとんど皆無だったように思います。

“不思議の勝ち”を夢に描くばかりではこんなことになってしまうのかも、とふと感じたので書いてみました。

今大会では、意外な国が予選敗退し、サッカーに詳しい人には、“不思議の負け”とは映らないんじゃないでしょうか。それなりに明白な理由がきっとあるのだと思います。
次回までには、ぜひそこのところをトコトン修正して予選を勝ち上がり、ワールドカップに登場してほしいな、と思いました。
門外漢が失礼いたしました。怒らんといてね。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/08/02

「サクリファイス/近藤史恵著」を読みました

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2日(火)夜は、新潟市の事務所で新潟茶豆会がありましたが、それはあらためて明日3日(水)以降にアップしようかな、と思っております。

今夜は、本のお話です。

『サクリファイス/近藤史恵著(新潮文庫)』を読みました。

これは、陸上選手から自転車のプロ・ロードレースに転じた主人公の失恋から始まる物語でした。
陸上では全国でも一流だった主人公が高校時代に優勝し、応援に来てくれていると思った彼女は、一緒に応援に向かった級友とその道中で恋に落ちてしまい、別れが突然やってくる。

トップでゴールに飛び込んでも喜びの湧かない主人公は、やがて自転車ロードレースの世界に飛び込む。
そのロードレースは、一位になった選手以外の選手もチームとしての勝利が有り、アシストすることでの生き方も迷いながらも見いだそうとする、そんなところから話は展開していきます。

トップレーサーとしての頂上を目指す同期の男、微妙かつ疑惑を抱かせるアドバイスをする先輩、迷いの途上にいる主人公の前に再度突然現れる高校時代に去っていた彼女、かつて同じロードレース・チームに在籍していたが、事故とも事件ともとれるレース中のアクシデントで半身不随になってしまった男などが絡んでくるミステリーなのです。

しかも、この小説はミステリーとしてだけではなく、自転車ロードレースの魅力というか、醍醐味を専門的な内容なのに見た目は平易に書き進み、それがものすごく良くわかるのです。
これをそのままロードレースの魅力解説本にしても通用してしまうくらい。

チーム同士の駆け引き、レース中の駆け引き、チーム内でも個人同士の複雑なやり取り、マシンのことやレース中の細々したこと、ツアー中の悲喜こもごも、契約上の巧妙な押し引き、などなどロードレースのことが全く素人の私にも、手に取るように理解できました。

レースの魅力を感じつつも、主人公のさまようような人生にハラハラし、意外なストーリー展開に手に汗握る。
そんなスピード感ある小説でした。
ここのところ読んでいる本は、けっこう“当たり”ばかりです。これもおすすめしちゃいます。


【Now Playing】 ドック・オブ・ザ・ベイ / オーティス・レディング ( Pops )

2011/07/24

サッカー女子チームのテレビ露出について

タイムリーな話題は、原則としてブログでは扱わないようにしているのですが(変なコメントやトラックバックがつくことが多いので)、テレビなどを見ていてあんまりだと思ったのでひと言。

日本女子サッカーチームがワールドカップで優勝し、帰国した途端、テレビ局はどの局も監督やメンバーを呼んで、どうでもいいようなインタビューや、通常番組への割り込みをさせて必死です。
視聴率が欲しいのでしょうね、それに他局に先行させてたまるか、ってことなんでしょうね。
ほんとうに聞いている内容がくだらない。

今まで試合や選手の状況など、ろくに報道してもいなかったのに、手の平を返すように“揉み手”してでも出演してもらって、この一時のブームが去れば、また元の冷たい対応に戻るのは目に見えています。

彼女たちも内心、「なんだこの人たちは」と思っているでしょう。
女子チーム側にもそれを制御するようなマネージメントする立場の人なり、組織が存在していないようです。
マスコミのやりたい放題です。

うまくすれば、このチャンスを生かして女子サッカーの待遇をもっと向上させることができると思うのですが、放送している側にはそんなことどうでもよさそうです。
時々、「彼女たちの今の境遇はこんなです」みたいなことをちょっと流したりしていますが、“まるで他人事”です。本当は深く考えていないのが見え見えです。
“みっともない”っていうのは、まさに今のテレビ局の女子サッカーチームに対する報道のことを言うのだと思います。

思い出してみてください。
あの冬季オリンピックの時のカーリング・ブームはどうなったんでしょう。その後のカーリングの試合は中継されていますか。
カーリング番組なんてありますか。
パッと飛びついて、サッと離れるのです。
いい機会だから、よく見ておくといいですよ。
どのチャンネルが“おためごかし”の報道をしているかが、よくわかります。
たぶん全部のチャンネルだと思いますけど。

普段はまったくテレビを見ない私ですが、こういうときに、その局がどういうテレビ局かがよくわかるのでテレビのスイッチを入れるのです。


【NowPlaying】 Killer Queen / Queen ( Rock )

2011/05/26

もし高校野球の・・・

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『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら/岩崎夏海著(ダイヤモンド社)』を新潟市の方が貸してくれて(その方の知り合いが今回の映画化にたずさわっているので、ぜひ読んで見てとのことで)、読みました。

読もう読もうと思っていたのですが、ちょっと時が過ぎてしまったのですが。

でね、私はどの本屋さんに行っても平積みされていてベストセラー、「おもしろいのだろうけど、皆が買うのだからほどほどの内容だろう」と思っていたのです。

でも、・・・ちがうんです。

これは直球でど真ん中に来ました。
しかも、ストーリーは一部感動の部分もあって涙も出ました。

そして、ドラッカーのマネジメントのたぶん芯の部分、エッセンスの部分をすくい取って、高校野球という素材で、調理した絶品になっていました。

ストーリー展開も速く、あっという間に読み終わってしまうのですが、心に残るものは大きいのです。
さらに、実際の野球部の練習や、試合の描写、部員や登場人物のディテールまで書き込めば大作になるような気もします。
骨組みだけで出来上がっているのに、読んだ後のこの、満たされた感じや心の中に吹き渡る風のような味わいはたいしたものです。

作者に書きたいことが溢れるほどあって、そのことについて作者本人が隅々まで理解していて、はじめて書くことができて、読んだこちら側はよく理解しつつ感動できる作品になっている、という夢のようなことが実現されている本だと思いました。

そして、ここから先は戯れ言ですが、実は、私は二十数年前に想像の中で、この高校野球部のようなストーリーを勝手につくり、映画にしたらどうなるかということを毎日考えていたことがありました。
もちろん、マネジメントのことなど何も知らない学生のときです。

野球部の活動に学校内の全ての部活や教師その他が協力して、甲子園を目指すというストーリーでした。

この本のストーリーによく似ているのですが、料理部は選手の栄養を考えてメニューを考えて料理を作ったり、パソコン部は予選で対戦する学校に乗り込んで、先乗りスコアラーのようにデータを収集し、陸上部は走り方をサポート、放送部は野球部のドキュメンタリーを作る・・・などというものでした。
野球部が強くなるために学校全体でどれだけのことが出来るのか・・というストーリーだったのですが、動機付けがドラッカーのマネジメントではない点などを除くと良く似ていて、私も自分の学生時代の日々の生活の中で考え続けていたことを思い出しました。

そんなことを頭の中で毎日考えていることが大好きなのです。
あの頃はそんなことを考えていましたが、今よく考えているのは、「先発、中継ぎ、抑え」のピッチャーがいる高校野球部の話なのですが、私の中では面白いストーリーになっていて、誰か買ってくれませんかね(^_^;)

きょうは、私の思い出がよみがえってきたことも含め、ベストセラー本の読後感想でした。


【NowPlaying】 カレーの話 / 黒沢薫他 ( 録音 )

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