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2017/08/05

映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を見ました

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映画『ザ・マミー(呪われた砂漠の王女)・The Mummy/2017年・アメリカ 監督:アレックス・カーツマン 主演:トム・クルーズ』を見ました。
予告編を見て興味を持ったのです。

古代エジプトのアマネット王女が王位継承順位一位であったにもかかわらず、父のメネプレト大王に男児が生まれたため権力への夢が潰えた・・。
アマネットは魂を売って邪悪なモンスター的なものに変わってしまう。

そして神官に永久に生き埋めに処せられ、現代に至る。
空爆された場所から棺が現われ、その後はアマネットが蘇り、大変な事態になる、というお話です。


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いやもう怖かったです( ̄O ̄;)
ロケの映像や、墓場のセット、発掘現場のセットも、その他CGと思われる映像もすごいものでしたが、ストーリー的にも、展開も、お客に悲鳴を上げさせようとしていることがよくわかる感じ (・_・;

ちょっと聞いたところによると、国外で上映された際には、あまり評判がよくなかったらしいですね。
それはストーリー展開に無理があるというか、理解し難いものがあったり、説明足らずな部分が多々あったりで、私も何でこんなにわざわざ複雑にするのか、と思う部分がありました。


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でも、まあ娯楽作品的な方向によく寄せて作られていたと思います。
蘇ったアマネット役の女性もなんだか魅力的だし、時々飛び上がるくらいびっくりしたりしましたが、それもエンターテインメント的に効果が出ているということで・・。

映像やストーリー、トム・クルーズ他の演技などを映画ファンとして楽しむには十分な作品でした。
久しぶりにメジャーな感じの映画を見たなぁ。


【Now Playing】 オーラの泉VTR / 相田翔子 ( YouTube )

2017/07/30

映画「ファウンダー」を見てきました

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映画『ファウンダー(The Founder)-ハンバーガー帝国のヒミツ-/
2017年・KADOKAWA 監督:ジョン・リー・ハンコック 出演:マイケル・キートン(レイ・クロック創業者?役)、ニック・オファーマン(弟・ディック・マクドナルド役)、ジョン・キャロル・リンチ(兄マック・マクドナルド役)』を見てきました

あのハンバーガーの「マクドナルド」の創業からグローバル企業にまで成長した過程を映画として成立させたものです。

私はマクドナルドのハンバーガー自体、あまり好きではないのですが(巨大企業的な“におい”がして、なんだかいやだったのです)、そのマクドナルドが実は二人の兄弟がやっていたハンバーガー屋「マクドナルド」のお客さまへのハンバーガーの提供方法(ささやかだがシステムといっていいくらい)が、そしてそのただ一店がもとになって作り上げられたものだと知りました。

主役のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、二人の兄弟(ほんとうのファウンダー・創業者)のハンバーガー提供方式を教わり、契約を交わしてフランチャイズ化し、早い話が二人の兄弟の良心的な部分、もうけ主義的でない部分をどんどん排除していってマクドナルドを巨大化し、やがてはその二人を排除して「めでたし、めでたし」という映画で・・(T_T)、一緒に見た妻も長女もなんだか映画館を出ると元気なく、「ほんとうにひどいやつだったね」という話になりました。

この主人公、レイを経営者として、企業家として尊敬している人は日本にもたくさんいるようで、一代で財を成した有名な人達の名が挙がっていましたが、その人達を見ていると、そうなんだろうな、とあらためてしみじみと感じました。

何が人にとって、その人の人生にとって大事なものかはそれぞれですが、エンドロールが流れてくる前に主役のレイが言う言葉・・

「こう思っているね。52歳のミルクシェイクマシンのセールスマンが、50州に1600店舗のチェーンを作り、海外5カ国で7億ドル近く売り上げた理由は・・答えは1つ。“根気”だ。世の中に“根気”に勝るものはない。“才能”があっても、成功できない者はごろごろしている。“天才”も報われないのが世の常だ。“学歴”も賢さを伴うとは限らない。“根気”と“信念”があれば無敵だ」

・・ある意味共感できる部分はあるのですが、でも、上記のようにしてやってきたことは、私のような凡人には一生理解出来ない非道いことが含まれていました。

成功物語として見る人(自分いちばんの“幸せな”人)もいるかもしれないけど、私には、人はどう生きたらいいのか、と、問いかけられた映画のようにも感じました。

見て、感じてみなければわからない映画です。
見てもいいかもしれない。


【Now Playing】 朝 / Hara Kazutoshi ( ひだまり J-Pop )

2017/07/11

映画「人生フルーツ」を見てきた

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映画『人生フルーツ/2016年・日本 監督:伏原健之 プロデューサー:阿武野勝彦 製作・配給:東海テレビ放送 出演:津端修一さん(90歳)、英子さん(87歳)ご本人 ナレーション:樹木希林』を妻と見てきました。


風が吹けば、枯葉が落ちる。

枯葉が落ちれば、土が肥える。

土が肥えれば、果実が実る。

こつこつ、ゆっくり。

人生、フルーツ。

これが映画冒頭で語られる言葉。
そして、晩年をその言葉どおりに生きたご夫婦のお話です。

『むかし、ある建築家が言いました。家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。』

・・これも、津端修一さんが大切にしていること。

津端さんは、かつて大きな住宅や団地などの都市計画に携わってきましたが、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指した計画は時代の“経済優先”という流れに抗えず、結局は理想とはほど遠い無機質な大規模団地になってしまいました。

でも、その団地の土地を自ら買い求め、自分の土地、家だけでも理想の形に近づけようとしたのが津端修一さんと奥さんの英子さんご夫婦です。

四季折々、庭でつくられた何十種の野菜、果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わっていく。
刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす奥さんの英子さん。
たがいを「さん付け」で呼び合う、麗しい夫婦の暮らしは、喜びと尊敬に満ち、その生活は工夫にあふれていました。

映画を見て、こんなに自然な気持ちに、落ち着いた気持ちに、よろこびに充ちた気持ちになった経験はありませんでした。

夫婦として、人として、社会を形成する人の一人として、こんな生き方ができればいいな、と本当に思いました。

今回一緒に見に行った妻も、私も、ある程度人生には失望する部分が多くて、互いに「あまり長生きしたくないね」と、よく話をしていました。
なんでそんなこと言うんだ、とそれが耳に入ったひとからは驚かれたり、呆れられたりしたものですが、でも「人生こんなにつらいんだったら、あるていどのところでさっさとおさらばしたい」というのが・・実は私達夫婦の本音でした。

映画を見終えて、二人で舗道を歩き出したときに、「長生きすることもわるくないって、きょうこの映画を見てはじめて思ったよ」と妻から言われ、私も同感でした。
人のことを考え、人から何かされたときのことばかり考えているから、そんな気持ちになってしまっていたのだな、と、この映画が気づかせくれました。

明日から少しばかり私達夫婦の生き方が変わるかも・・。


【Now Playing】 My Foolish Heart / Bill Evans ( Jazz )

2017/07/04

映画「ラ・ラ・ランド」を見ました

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映画『ラ・ラ・ランド(LA LA LAND)/2016年・アメリカ 監督・脚本:デイミアン・チャゼル 出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン』を見ました。
これも千葉劇場で一週間限定上映でした。つくづくもったいない話です。いい映画でした。

ミュージカル映画ですから、肝心なシーンでは歌とダンスが付きものです。
日本人の多くには伝わらない部分も多いかもしれません。でも、ミュージカル好きな私にはピタッと心の枠にはまりました。


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自分の夢が、“なかなか”かなわない、はかないものなのか、それとも夢を見続けるべきなのか、さらに恋というものはあまりにも男と女の気持ちが“ここだ”というところですれ違ってしまい、なかなか成就しないものなのか・・・、多くのダンスシーン、歌唱シーンが薄暗いところでのもので、そんな気分を象徴しているような気がしました。

互いが好きなのに、でも互いに気を遣う部分がうまく噛み合わない、でも狂おしくなるほど好き・・そんな主演二人の様子、さらに夢が遠のいていったり近づいてきたり、夢の方向がずれていったりのもどかしい部分も胸にキュンと来るくらいの切なさで描かれていました。
それに歌とダンスがかぶさってくるので、ミュージカルらしい、いい映画になっていました。


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主演の二人もとっても魅力的で完全に感情移入してしまったのですが、ラストに近づくにつれ、やはりこんなラストなのか・・と、ちょっと哀しい気分に沈んだのですが、それが最後の最後、10分間くらいでしょうか、宝塚のフィナーレみたいにさっきまでのことが嘘みたいなシーンになり、えっ、えっ、これってどういうこと?!って、あまりのことに心臓がドキドキして、ワクワクして、何が何だかわからないくらいの昂揚した気持ちになり、そしてさらに二段構えの本当のラストシーンがあって・・。

最後の仕組みについてはここで書くと、これから見る人に申し訳ないので書けませんが、最後の10分が始まる前までは75点~80点の上出来の映画ととらえていました。
でも、ラストシーンがあることによって100点満点の映画になりました。
ほんとうに素晴らしいミュージカル映画でした。

アカデミー賞でしたっけ、間違えてこの作品が受賞したと発表され、その後訂正が入ったりしましたが、でもこの映画を見ると、そんなこともこの映画らしいと思えてくるくらい、人の、男女の運命って、ふとしたことで全くの反転したようなものになるってことがわかりました。

ミュージカル好きでなくとも見た方がいい、素晴らしい映画です。

2017/07/02

映画「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」を見ました

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映画『ターシャ・テューダー 静かな水の物語/2017年・日本 監督:松谷光絵 出演:ターシャ・テューダー本人他家族』を妻と見てきました。千葉劇場一週間限定上演です。

ターシャはアメリカで最も愛されている絵本作家。
92年の生涯を絵本づくりに、そして19世紀の農村生活にあこがれ、実際に建物も周囲の自然状況もそうしたものを実現し、草花、自然を育て、自然のもので食事をつくり、人形も作り、いつもおだやかな様子で生きている様子がこの日本製映画に描かれています。


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作品中でも「自分はしあわせだ」という言葉が連発されます。
家族にも愛され、犬、鶏と素敵な美しい自然の庭に出て草取りをしたり、ささやかなパーティーを家族と開いたり、本来の人間とはこうして生きて行けばいいのだ、と思って自分の今までの人生について“もったいない”ことが多々あったと、あらためて感じました。

自分が何を欲しているのか、自分に聞いてみるといいとターシャは作品中で話していました。
最初の頃は電気も水も引かれていなかったターシャの家族との生活を家族が思い出すシーンもありましたが、「それがまったく不幸せではなかった、むしろ楽しかった」というふうに語られていました。
前回のブログでも書きましたが、“IT関係の発達が人々の生活を豊かにする”みたいなことはまったくの“幻想”だと、この映画を見てまたまた確信いたしました。

そもそもそんな発達のために苦労している人自体が果たして幸せなのか、それを使う人で幸せな人なんてこの世に存在するのか、というのが私の考え方です。
「便利だから幸せなのだ」なんて考え方はあまりにも幼稚過ぎです、私の考え方だけどね。

それと幸せとは何の因果関係もない、それが長いこと生きてきた私の今の考えです。


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というわけで、ターシャの幸せな生活の様子を見ているだけでこちらも幸せです。

特にその庭の美しさはあまりにも素晴らしく、息を呑みます。
「手入れ自体は草取りがほとんどで、それはたいへんなことだけど、そのあとの花々の咲く美しさで何倍にもなって自分にかえってくる」というようなこともターシャは話していました。
ほんとうにそのとおり。

映画館を出て、妻と歩いているときに「うちの庭って、きょうの映画の庭に似てるような気がする」と話しかけると、「そりゃそうだよ、ターシャと同じ考え方でつくっているんだから、いい土をつくって、光、水のあたえ方を考えてつくってるんだから、やっていることはまったく同じ、今ごろ気づいたの」と妻に言われて、ああそうだな、そうなんだ、と納得してしまいました。

「でも、現代の日本社会に生きる毎日の生活の厳しさはターシャのものとはちがうけどね」と妻に言われて、それもそうだ、日々の生活は生き馬の目を抜くような社会のまっただ中にある、なんとか生きて行かなければ、と深く頷いたのでした。


【Now Playing】 Gloria's Step / Bill Evans ( Jazz )

2017/05/20

映画「マイ・ビューティフル・ガーデン(This Beautiful Fantastic)」を見てきました

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映画『マイ・ビューティフル・ガーデン(This Beautiful Fantastic)/2016年英国 監督・脚本:サイモン・アバウド 出演:ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、ジェレミー・アーヴァイン』を見てきました。

予告を見ただけで素敵なイングリッシュ・ガーデンに目が釘付けだったのですが、本編でも美しい自然を感じさせる庭を楽しめました。

そして、庭を造り出すことがテーマの映画だと思って足を運んだのですが、実際は主人公の女性(役・ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)が、予測不能な自然の営みが苦手・・特に植物・・で、何にでも秩序と規則正しさを求める“超風変わり”な性格であり、それゆえ庭の手入れが出来ずに、大家から住居の価値が下がってしまうので一ヶ月以内に庭の手入れをせねば追い出されるというそんなストーリー展開のものでした。


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そして隣家の“偏屈じじい”(役・トム・ウィルキンソン)からも荒れ放題の庭について苦情が出て、主人公の女性は意を決して庭を造り始めるのでした。

そこからが実に面白く、隣家の偏屈じじいだと思った男性は、厳しくもやさしく庭について、花について、自然について、そして生きることがどういうことか、について主人公に深く関わってくるのです。

さらに偏屈じじいに雇われていた料理人役のアンドリュー・スコットが二人の間に入り、絶妙な狂言回しを繰り広げます。
この辺はいかにも英国映画らしい演劇的な展開でした。

もう一人、主人公の女性が好きになってしまう男性(役・ジェレミー・アーヴァイン)。
主人公が勤める図書館に資料を求めて来たときから奇天烈な行動をするのですが、主人公に自分の作った機械仕掛けの鳥を見せてくれ、そのうちに二人は“恋に似たもの”をするようになり・・でも、波乱の出来事が起きて二人の恋の行方は・・という楽しみな展開(゚ー゚*)。oO

美しい庭や花々も堪能できますが、むしろこの映画は、人として生きて行く、住まうという行為、自然とのつきあい、人とのつきあい、うつろう季節と時、そんなことを意識させてくれるヒューマン・ストーリーだったと感じました。
やさしい心の持ち主のあなたには絶対のおすすめ映画ですd(^_^o)


【Now Playing】 子ほめ / 桂米朝 ( 落語 )

2017/05/13

映画「エルミタージュ美術館」を見てきました

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映画『エルミタージュ美術館/2014年 英国 監督:マージー・キンモンス 出演:ミハイル・ピオトロフスキー館長』を妻と見てきました。

フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、そしてこのエルミタージュが世界3大美術館と言われていて、私もその名だけは存知上げているのですが、この映画により、内部の様子をドキュメンタリータッチで見ることができました。

1764年に創立されたエルミタージュ美術館、絵画や彫像、宝飾品、陶磁器、武具など300万点もの所蔵品が、所有されている2000の部屋に展示・保管されていて、年間約366万人以上の入場者が訪れるとのこと。

プーチン大統領も重要な賓客が来訪したときには、ここに連れてきていると、映画の中でもエピソードが紹介されていました。

ダ・ビンチの絵画やミケランジェロの彫刻、ラファエロの絵画、などなど・・至宝の数々が高画質な映像で紹介されていました。

特に私が気になったのは、女帝エカテリーナの宝飾コレクション。
エカテリーナ特注の素敵な宝石棚?いやいや、引き出しのある箪笥状の素敵な保管庫に、エカテリーナが当時収納していたそのままの状態で見ることができました。圧巻でした。

ミハイル・ピオトロフスキー館長や各専門の学芸員、著名彫刻家のアントニー・ゴームリーや世界的建築家のレム・コールハースらがスクリーン上で各コレクションの背景にある歴史と人々について語っていました。

そしてエルミタージュが遭遇した数々の困難(戦争の火の手避けて一夜にして美術品を運び出す様子など)、そして館員が受けた受難のことも・・。これは映画を見ていただくまで書かない方がいいので具体的に書きませんが。

千葉では千葉市中央区の千葉劇場で上映されています。
ただ、美しいものを単純に見たいからという理由だけで行ってしまうと、このドキュメンタリーが割と淡々としているのでつらいことになってしまうかもしれません。ストーリーがあるわけではないので・・。
ちょっと覚悟して、気合いを入れてから行った方がよさそうですよd(^_^o)


【Now Playing】 オトナのJAZZ TIME / 島崎保彦他 ( ラジオ日本 )

2017/05/08

ウディ・アレンの「カフェ・ソサエティ」を見た

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映画『カフェ・ソサエティ(Cafe Society)/2016年・アメリカ 監督・脚本:ウディ・アレン 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、クリスティン・スチュワート、スティーヴ・カレル、ブレイク・ライブリー』を連休中に見ました。

舞台は1930年代、映画の都ハリウッドに憧れた青年が映画業界の大物エージェントの叔父を頼って仕事を求めに行き、そこで素敵な女性に出会い、素敵な恋愛をするが・・意外な顛末で失恋し、ニューヨークに向かう。そこでまた別の女性に出会う。

男が燃え上がるような恋をし、相手も同様な気持ちであったにもかかわらず、別れる。
そして、仕事でも映画関係である程度まで成し遂げたものを捨て去り、ニューヨークで別の仕事で功成り名遂げる、しかもそこで出会った女性も素敵な人、・・それでもハリウッドでの焦げるような恋をしたあの女性が忘れられない・・その女性もやはり忘れてはいなかった・・。

そんなお話が1930年代そのものの映像で実にロマンティックに描かれていて、ウディ・アレンって、やはり“いいところを突いてくる”なあと、恐れ入りながら見ました。さすがです。


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主演のジェシー・アイゼンバーグは眩いばかりのハリウッドに出て来た“若造”だったところから、叔父のおかげで様々な有力者と会い、人間が磨かれていく様を自然に演じ、さらにクリスティン・スチュワートとの恋も素敵に描いていました。
もちろん、その相手のクリスティン・スチュワートも恋に浮かれる様子、そして刻々と変化するシチュエーションに悩む様子を魅力たっぷりに演じていました。何よりもカッコイイ美人だ。

叔父役のスティーヴ・カレルの仕事に、女に全力投球的な生き方の演技にもまいりました。やるなぁ、素晴らしい。

さらにニューヨークでジェシー・アイゼンバーグが出会う美人で奥さんにもなるヴェロニカを演じたブレイク・ライブリーの“自然ないい女”も、これまたクリスティン・スチュワートとは別の魅力でせまってきました。

恋の物語であり、男の物語であるこの映画、まるでタイムスリップして私もその場に行ったような気持ちになりました。
また、主要な役の四人を取り巻く出演者達の絶妙な関わり方も、これまたよかった。

古いフィルムを見つけて映写してみたらこんな映画だった、あの時代ってよかったんだねぇ・・と、そんなふうに作られているように感じました。

ラスト近辺で再びニューヨークで出会うこととなる、かつての恋人の二人。
そして、そのときに何かを察知して「夢でみたの、浮気していない?」と聞くニューヨークで妻となったヴェロニカ。
なんかねぇ、“キュン”ときましたよ。

いい映画です。出来れば40代後半から50代の人に見てもらいたい。
映画の良さをもう一度感じてもらいたい。
そんな映画でした。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 青山繁晴 ( YouTube )

2017/04/24

映画「イップ・マン 継承」を見た

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映画『イップ・マン 継承(原題:葉問3)/2015年 中国・香港 監督:ウィルソン・イップ 出演:ドニー・イェン、マックス・チャン、リン・ホン、パトリック・タム 特別出演:マイク・タイソン』を見てきました。

予告編を見たときに、「ただのカンフー映画じゃなさそう」・・と思ったのです。映画としてのたたずまいが凜としているように見えました。


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映画の舞台となっているのは1950年代の香港。
好景気にわく一方で無法地帯と化し、香港の裏社会で暗躍する不動産王(役:マイク・タイソン)が学校の土地まで略奪しようとする中、そこに家族と住む主人公のイップ・マンが地域の人たちと共に町を守りつつ、自らの「詠春拳」という流派を守っていくというストーリーです。

そして、主役のイップ・マンの奥さんは物語が進行する中で重い病気に掛かっていることがわかり、闘うだけでなく、一人の人間として、男として、父として、夫としての自分を見つめ直す・・というような重いテーマも二重奏のように映画の中で展開します。


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イップ・マンのライバルとなるチョン・ティンチ(マックス・チャン)は、最初見上げた腕前と心がけを持つ男に見えたのですが、生活のため、金のために「悪」に傾いていく、その様子と、イップ・マンの高潔な態度が実にコントラストよく描かれ、ラストまで見逃せない物語になっていました。
それから、悪のボスはマイク・タイソンが演じているのですが、タイソンとイップ・マンの闘いは実に見どころがありました。
姿勢を低くして左右に体を振りながらガードを固め、イップ・マンに向かってくる様子は実に迫力ありました(^_^;)


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そして、イップ・マンと奥さん(リン・ホン)の夫婦の愛情のやり取りにはまた心打たれました。
過剰な演出もなく、カメラワークも非常に落ち着いていて、登場する役者たちも浮ついたところのないいい演技で、素晴らしい映画だと思いました。

上映館が限られていると思いますが、またまたおすすめな映画でした。


【Now Playing】 今晩は 吉永小百合です / 吉永小百合 ( TBSラジオ )

2017/04/16

映画「メットガラ -ドレスをまとった美術館-」を見ました

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映画『メットガラ -ドレスをまとった美術館-(The First Monday in May)/2016年アメリカ 監督:アンドリュー・ロッシ 出演:アナ・ウィンター、アンドリュー・ボルトン』を妻、長女と見てきました。

世界三大美術館のひとつ、ニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年、5月の第一月曜日に開催される<メットガラ>。
世界の美術品、衣裳を多く収集する同美術館がそれらを総合的に“魅せる”イベントです。

「プラダを来た悪魔」のモデルで VOGUE の編集長、そして美術館の理事でもあるアナ・ウィンターが映画中でも言われていますが、“本人そのものが事業体”と化して繰り広げるそのイベントのすごさに魅了されました。

圧倒的で想像もつかないような世界、そしてそれが繰り広げられるまでの葛藤と困難をドキュメンタリーとして映画の範囲内で捉えられた様子には息をのみました。


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この映画最大の見せ場は、トップのセレブがそれぞれ衣裳を纏って、レッド・カーペットに登場するシーンです。
ここで一気にそれまでのスケジュール通りに進まぬ様子にジリジリしているこちら見ている側もテンションが上がりますd(^_^o)

開催ギリギリまでああでもない、こうでもないとやっていた美術館の会場が素晴らしい状態で現われ、ストーンズの派手な演奏と共に盛り上がりに盛り上がります'(*゚▽゚*)'

そして、ディナーに集うセレブ達の様子、音楽はナット・キング・コールに変わり、目眩く世界に酔いしれることができました。


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もっともっと展示の内容を詳しく見たかったのですが、短時間の映画の中でそこまでは詳細に見ることができませんで、垣間見た展示室は「死ぬまでに一度は行ってみたい」と思わせるものでした。

「メットガラ」おすすめしちゃう映画です。気楽に見ることができますよ(#^.^#)


【Now Playing】 風笛~あすかのテーマ~ / H.Garden ( おうちスパMusic )

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