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2017/05/20

映画「マイ・ビューティフル・ガーデン(This Beautiful Fantastic)」を見てきました

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映画『マイ・ビューティフル・ガーデン(This Beautiful Fantastic)/2016年英国 監督・脚本:サイモン・アバウド 出演:ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、ジェレミー・アーヴァイン』を見てきました。

予告を見ただけで素敵なイングリッシュ・ガーデンに目が釘付けだったのですが、本編でも美しい自然を感じさせる庭を楽しめました。

そして、庭を造り出すことがテーマの映画だと思って足を運んだのですが、実際は主人公の女性(役・ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)が、予測不能な自然の営みが苦手・・特に植物・・で、何にでも秩序と規則正しさを求める“超風変わり”な性格であり、それゆえ庭の手入れが出来ずに、大家から住居の価値が下がってしまうので一ヶ月以内に庭の手入れをせねば追い出されるというそんなストーリー展開のものでした。


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そして隣家の“偏屈じじい”(役・トム・ウィルキンソン)からも荒れ放題の庭について苦情が出て、主人公の女性は意を決して庭を造り始めるのでした。

そこからが実に面白く、隣家の偏屈じじいだと思った男性は、厳しくもやさしく庭について、花について、自然について、そして生きることがどういうことか、について主人公に深く関わってくるのです。

さらに偏屈じじいに雇われていた料理人役のアンドリュー・スコットが二人の間に入り、絶妙な狂言回しを繰り広げます。
この辺はいかにも英国映画らしい演劇的な展開でした。

もう一人、主人公の女性が好きになってしまう男性(役・ジェレミー・アーヴァイン)。
主人公が勤める図書館に資料を求めて来たときから奇天烈な行動をするのですが、主人公に自分の作った機械仕掛けの鳥を見せてくれ、そのうちに二人は“恋に似たもの”をするようになり・・でも、波乱の出来事が起きて二人の恋の行方は・・という楽しみな展開(゚ー゚*)。oO

美しい庭や花々も堪能できますが、むしろこの映画は、人として生きて行く、住まうという行為、自然とのつきあい、人とのつきあい、うつろう季節と時、そんなことを意識させてくれるヒューマン・ストーリーだったと感じました。
やさしい心の持ち主のあなたには絶対のおすすめ映画ですd(^_^o)


【Now Playing】 子ほめ / 桂米朝 ( 落語 )

2017/05/13

映画「エルミタージュ美術館」を見てきました

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映画『エルミタージュ美術館/2014年 英国 監督:マージー・キンモンス 出演:ミハイル・ピオトロフスキー館長』を妻と見てきました。

フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、そしてこのエルミタージュが世界3大美術館と言われていて、私もその名だけは存知上げているのですが、この映画により、内部の様子をドキュメンタリータッチで見ることができました。

1764年に創立されたエルミタージュ美術館、絵画や彫像、宝飾品、陶磁器、武具など300万点もの所蔵品が、所有されている2000の部屋に展示・保管されていて、年間約366万人以上の入場者が訪れるとのこと。

プーチン大統領も重要な賓客が来訪したときには、ここに連れてきていると、映画の中でもエピソードが紹介されていました。

ダ・ビンチの絵画やミケランジェロの彫刻、ラファエロの絵画、などなど・・至宝の数々が高画質な映像で紹介されていました。

特に私が気になったのは、女帝エカテリーナの宝飾コレクション。
エカテリーナ特注の素敵な宝石棚?いやいや、引き出しのある箪笥状の素敵な保管庫に、エカテリーナが当時収納していたそのままの状態で見ることができました。圧巻でした。

ミハイル・ピオトロフスキー館長や各専門の学芸員、著名彫刻家のアントニー・ゴームリーや世界的建築家のレム・コールハースらがスクリーン上で各コレクションの背景にある歴史と人々について語っていました。

そしてエルミタージュが遭遇した数々の困難(戦争の火の手避けて一夜にして美術品を運び出す様子など)、そして館員が受けた受難のことも・・。これは映画を見ていただくまで書かない方がいいので具体的に書きませんが。

千葉では千葉市中央区の千葉劇場で上映されています。
ただ、美しいものを単純に見たいからという理由だけで行ってしまうと、このドキュメンタリーが割と淡々としているのでつらいことになってしまうかもしれません。ストーリーがあるわけではないので・・。
ちょっと覚悟して、気合いを入れてから行った方がよさそうですよd(^_^o)


【Now Playing】 オトナのJAZZ TIME / 島崎保彦他 ( ラジオ日本 )

2017/05/08

ウディ・アレンの「カフェ・ソサエティ」を見た

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映画『カフェ・ソサエティ(Cafe Society)/2016年・アメリカ 監督・脚本:ウディ・アレン 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、クリスティン・スチュワート、スティーヴ・カレル、ブレイク・ライブリー』を連休中に見ました。

舞台は1930年代、映画の都ハリウッドに憧れた青年が映画業界の大物エージェントの叔父を頼って仕事を求めに行き、そこで素敵な女性に出会い、素敵な恋愛をするが・・意外な顛末で失恋し、ニューヨークに向かう。そこでまた別の女性に出会う。

男が燃え上がるような恋をし、相手も同様な気持ちであったにもかかわらず、別れる。
そして、仕事でも映画関係である程度まで成し遂げたものを捨て去り、ニューヨークで別の仕事で功成り名遂げる、しかもそこで出会った女性も素敵な人、・・それでもハリウッドでの焦げるような恋をしたあの女性が忘れられない・・その女性もやはり忘れてはいなかった・・。

そんなお話が1930年代そのものの映像で実にロマンティックに描かれていて、ウディ・アレンって、やはり“いいところを突いてくる”なあと、恐れ入りながら見ました。さすがです。


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主演のジェシー・アイゼンバーグは眩いばかりのハリウッドに出て来た“若造”だったところから、叔父のおかげで様々な有力者と会い、人間が磨かれていく様を自然に演じ、さらにクリスティン・スチュワートとの恋も素敵に描いていました。
もちろん、その相手のクリスティン・スチュワートも恋に浮かれる様子、そして刻々と変化するシチュエーションに悩む様子を魅力たっぷりに演じていました。何よりもカッコイイ美人だ。

叔父役のスティーヴ・カレルの仕事に、女に全力投球的な生き方の演技にもまいりました。やるなぁ、素晴らしい。

さらにニューヨークでジェシー・アイゼンバーグが出会う美人で奥さんにもなるヴェロニカを演じたブレイク・ライブリーの“自然ないい女”も、これまたクリスティン・スチュワートとは別の魅力でせまってきました。

恋の物語であり、男の物語であるこの映画、まるでタイムスリップして私もその場に行ったような気持ちになりました。
また、主要な役の四人を取り巻く出演者達の絶妙な関わり方も、これまたよかった。

古いフィルムを見つけて映写してみたらこんな映画だった、あの時代ってよかったんだねぇ・・と、そんなふうに作られているように感じました。

ラスト近辺で再びニューヨークで出会うこととなる、かつての恋人の二人。
そして、そのときに何かを察知して「夢でみたの、浮気していない?」と聞くニューヨークで妻となったヴェロニカ。
なんかねぇ、“キュン”ときましたよ。

いい映画です。出来れば40代後半から50代の人に見てもらいたい。
映画の良さをもう一度感じてもらいたい。
そんな映画でした。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 青山繁晴 ( YouTube )

2017/04/24

映画「イップ・マン 継承」を見た

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映画『イップ・マン 継承(原題:葉問3)/2015年 中国・香港 監督:ウィルソン・イップ 出演:ドニー・イェン、マックス・チャン、リン・ホン、パトリック・タム 特別出演:マイク・タイソン』を見てきました。

予告編を見たときに、「ただのカンフー映画じゃなさそう」・・と思ったのです。映画としてのたたずまいが凜としているように見えました。


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映画の舞台となっているのは1950年代の香港。
好景気にわく一方で無法地帯と化し、香港の裏社会で暗躍する不動産王(役:マイク・タイソン)が学校の土地まで略奪しようとする中、そこに家族と住む主人公のイップ・マンが地域の人たちと共に町を守りつつ、自らの「詠春拳」という流派を守っていくというストーリーです。

そして、主役のイップ・マンの奥さんは物語が進行する中で重い病気に掛かっていることがわかり、闘うだけでなく、一人の人間として、男として、父として、夫としての自分を見つめ直す・・というような重いテーマも二重奏のように映画の中で展開します。


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イップ・マンのライバルとなるチョン・ティンチ(マックス・チャン)は、最初見上げた腕前と心がけを持つ男に見えたのですが、生活のため、金のために「悪」に傾いていく、その様子と、イップ・マンの高潔な態度が実にコントラストよく描かれ、ラストまで見逃せない物語になっていました。
それから、悪のボスはマイク・タイソンが演じているのですが、タイソンとイップ・マンの闘いは実に見どころがありました。
姿勢を低くして左右に体を振りながらガードを固め、イップ・マンに向かってくる様子は実に迫力ありました(^_^;)


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そして、イップ・マンと奥さん(リン・ホン)の夫婦の愛情のやり取りにはまた心打たれました。
過剰な演出もなく、カメラワークも非常に落ち着いていて、登場する役者たちも浮ついたところのないいい演技で、素晴らしい映画だと思いました。

上映館が限られていると思いますが、またまたおすすめな映画でした。


【Now Playing】 今晩は 吉永小百合です / 吉永小百合 ( TBSラジオ )

2017/04/16

映画「メットガラ -ドレスをまとった美術館-」を見ました

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映画『メットガラ -ドレスをまとった美術館-(The First Monday in May)/2016年アメリカ 監督:アンドリュー・ロッシ 出演:アナ・ウィンター、アンドリュー・ボルトン』を妻、長女と見てきました。

世界三大美術館のひとつ、ニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年、5月の第一月曜日に開催される<メットガラ>。
世界の美術品、衣裳を多く収集する同美術館がそれらを総合的に“魅せる”イベントです。

「プラダを来た悪魔」のモデルで VOGUE の編集長、そして美術館の理事でもあるアナ・ウィンターが映画中でも言われていますが、“本人そのものが事業体”と化して繰り広げるそのイベントのすごさに魅了されました。

圧倒的で想像もつかないような世界、そしてそれが繰り広げられるまでの葛藤と困難をドキュメンタリーとして映画の範囲内で捉えられた様子には息をのみました。


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この映画最大の見せ場は、トップのセレブがそれぞれ衣裳を纏って、レッド・カーペットに登場するシーンです。
ここで一気にそれまでのスケジュール通りに進まぬ様子にジリジリしているこちら見ている側もテンションが上がりますd(^_^o)

開催ギリギリまでああでもない、こうでもないとやっていた美術館の会場が素晴らしい状態で現われ、ストーンズの派手な演奏と共に盛り上がりに盛り上がります'(*゚▽゚*)'

そして、ディナーに集うセレブ達の様子、音楽はナット・キング・コールに変わり、目眩く世界に酔いしれることができました。


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もっともっと展示の内容を詳しく見たかったのですが、短時間の映画の中でそこまでは詳細に見ることができませんで、垣間見た展示室は「死ぬまでに一度は行ってみたい」と思わせるものでした。

「メットガラ」おすすめしちゃう映画です。気楽に見ることができますよ(#^.^#)


【Now Playing】 風笛~あすかのテーマ~ / H.Garden ( おうちスパMusic )

2017/04/08

録画しておいた「発掘 お宝ガレリア」を見た

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NHKのテレビ番組「発掘 お宝ガレリア」を録画しておいたので見てみました。
内容はビートルズの幻のお宝・・というもの。

最初に音楽誌ミュージック・ライフの記者(のちに編集長)の星加ルミ子さんが登場。
ビートルズ来日時のエピソードを語ってくださいましたが、その中で当時ビートルズがヒルトンホテルの部屋で描いていた絵をもらった話が出ました。


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上の写真がその絵です。ミュージック・ライフに掲載されたカラー写真です。
ビートルズの四人が描いたものですが、星加さんはもらって箱に詰めたのにもかかわらず帰りに忘れてしまい、それっきり探したけれど見つからないのだそうです。
私も聞いたことがありました。貴重なものです。


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次は有名な「ノルウェイの森」などの邦題をつけた、当時の東芝、ビートルズ担当の髙嶋さん。
もちろん、話題はビートルズ来日時の幻の日本編集ベスト盤の話。
結局、本国から許可が出ず、“オシャカ”になったレコードですが、番組中で紹介されたAB面それぞれの曲目はプリーズ・ミスター・ポストマンやアイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア、オール・マイ・ラヴィング、恋する二人、のっぽのサリーが入っているなど、とてもいいセレクトだと思います。


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現在テスト盤の一枚のみ(髙嶋さん所有)が確認されているのみのレコード盤ですが、実は私、それを自分の手に取って見せていただいたことがあります。それが上記の写真です。
東芝音楽工業らしく赤い色の盤ですね。レーベル面の曲目クレジットは丁寧に手書きされていました。
この経験は今でも忘れられません。手が震えました。


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そして次に登場したのは、ビートルズ来日時のハンブルクからアンカレッジまで日航機で四人と同行した客室乗務員の重岡良蔵さん。


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実はこの録画を見たきょう、偶然「ビートルズ来日学/宮永正隆」という本を読み始めたのです。早めに買っておいたのですが、なかなか手がつかなかった状態でした。
そこにももちろん、重岡さんが登場しています。


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「ビートルズ来日学」にも掲載されたアンカレッジでのビートルズ、日航の鶴丸マーク入りの扇子を持つポールの写真が紹介されました。
こういう話はもうねぇ、ドキドキするんですよね。ビートルズ四人の息づかいが聞こえてくるようです。


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この写真は、ヒルトンホテルでの骨董商が持ち込んだものを見せてもらっているビートルズ。
ポールが着ているものをよく見ると、あのアルバム「オールディーズ」の裏ジャケに載っていたものです。つまりあの裏ジャケは日本公演時のヒルトンホテル内でのものなんですよね。それを初めて知ったときには私も「あぁっ!!」と驚きましたっけ。


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次の写真は、そのときにもらったビートルズのサイン・・素晴らし過ぎる保存状態でした。
ふくさに包まれてきちんと保管されていました。

先に書きましたが、「ビートルズ来日学」も読書中なので、読了後にまた感想を書こうと思っています。けっこうすごい内容です。


【Now Playing】 Hey Jude / The Beatles ( Rock )

2017/04/07

映画「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由( MON ROI )」を見た

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映画『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由( MON ROI )/2015年・仏 監督:マイウェン 出演:エマニュエル・ベルコ、ヴァンサン・カッセル』を見ました。

恋愛映画といえばフランス映画を見ろ!なんて誰が言ったか、言わなかったか・・、でもこのフランス製映画は、そんな“恋愛もの”を楽しもうなんて気で見に行ったら痛い目に遭います( ̄O ̄;)

男と女の生き方、恋も愛も憎悪も怨念も淡い気持ちも、ごった混ぜだっ!!
そしてこれが男と女だ、そんな映画だった。


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過去に顔見知りだった男にふとしたところで声を掛け、それが瞬間的に導火線に火が点いた形となり、“モテ男”で完璧風だった男と、住んでいる世界が異なるような知的な女性が一気にのめり込むような愛の世界に突入、子供までつくって、そのまま結婚に・・。

やがて男の女関係のだらしなさ、モテ風で男臭かったように見えて、実はもろい部分、なさけないダメ男な部分も出て来て、女はあきれるが、家庭や人生そのものを崩壊させるような男の振る舞いに、女性も精神的にも身体的にも最悪の状態に追い込まれる。

なのに、何度も男が謝ったり、仲直りしたり、離れたり、拒絶したり、くっついたり、・・これは誰もが経験する男女関係をフランス風に大きくデフォルメさせた男女物語になっていました。


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見ている人は誰もが“腹に一物”的に持っている配偶者への感情を思い起こされ、ちょっと痛い、グサッとくる部分もあるのではないでしょうか。

そして今どきの「異性と付き合うと自分の時間がなくなるからイヤ」などという“腑抜け”には絶対にわからない映画となっておりました(*^_^*)

相手のために自分の時間なんか無きものとして、ぼろぼろになりながら地獄の一丁目まで付き合うのが男女の仲だ、わかってんのか、このぉ~っ!!・・というのが私の意見です、そしてこの映画の意見でもあるようにお見受けいたしました(^_^;)

根性据えて、男に、そして女に向き合う者だけがわかるこの感情、それをあらためて知りたかったら行ってみるといいです。そんな映画でした。甘っちょろい気持ちで行くなよ。


【Now Playing】 Old Folks / Karin Krog ( Jazz )

2017/04/01

ヒッチコックの「レベッカ」を見た

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以前、ヒッチコックの映画を二篇ご紹介したことがありますが、今回またブックオフにて108円で手に入れた(#^.^#)『レベッカ( REBECCA )/1940年・アメリカ 監督:アルフレッド・ヒッチコック 主演:ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンティン』を DVD にて見てみました。

モンテカルロのホテルで付き人としてやってきた主演のジョーン・フォンティンがイギリスの大金持ち役のローレンス・オリヴィエと出会い、瞬く間に恋に落ち、結婚し彼の大邸宅へ・・。

大金持ちの彼は一年前にヨット事故で前妻レベッカを亡くしている。
ローレンス・オリヴィエ演じるマキシムの後妻としてやっていこうと決意するジョーン・フォンティンでしたが、邸宅を取り仕切るダンヴァース夫人(とても怖い)はそれを受け容れようとしないのです。

そして邸宅での生活は前妻レベッカの見えない影がつきまとい、精神的に追い詰められるジョーン・フォンティン、さらに言動の不自然さが徐々に出てくる夫マキシム。


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レベッカの死の謎、恐怖につきまとわれるジョーン・フォンティン、事の真相が明らかになるにつれ、主演の二人がどうなってしまうのかという不安感、さらにとっても怖~いダンヴァース夫人がどんな行動に出るか・・手に汗握り、ハラハラしながら最後まで息つく間もなく見てしまいました。

映像ももちろん素晴らしいし、ヒッチコック独特の恐怖の演出が随所に出て、ストーリー展開にも緩急が有り、今の映画ではもう感じることの出来ない風格さえ感じる作品でした。
それに主演の二人は“いい男”、“いい女”です。クラッシックな名作らしいものでした。

まだまだヒッチコックの作品を見たい、と思ってしまいました。また、さがして来ようd(^_^o)


【Now Playing】 ビートルズタイム / パティ・ヴォイド ( ゆふいんラヂオ )

2017/03/25

映画「未来よ こんにちは」を見た

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映画『未来よ こんにちは( L'AVENIR )/2016年・フランス・ドイツ 監督・脚本:ミア・ハンセン=ラブ 主演:イザベル・ユペール』を見てきました。鑑賞券をいただいた“ともちゃん”さん、ありがとうございました(*^_^*)

フランス映画っぽかったですよ。
主演のイザベル・ユペール演じる女性は50代、哲学の教師をしつつ、教科書等の原稿も書いていて、夫と二人の子供も有り、そろそろ人生の仕上げをしようかなんて状況にあるのでした。

でもね、突然夫からの「好きな女性ができた。その人と一緒に暮らしたい」という言葉に・・(普通の映画だったら半狂乱、あるいは怒髪天を衝くみたいなことになるのですが)・・主人公の女性は淡々として受け容れ、生きていくのです。
えっ・・と、あっけにとられるのですが、平静を装うかのように、そう、淡々と日常を維持していくのです。

母の介護の問題もあったのですが、その母も亡くなり、長女は赤ちゃんを産み、人生の流れは休むことなく“滔々”と流れゆくのでした。


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夫が毛嫌いしていた優秀な教え子と何か起こるのではないかとそわそわしていると、そんなストーリーでもなく、要するに見た目には“何も起こらない”のです、これが・・。

でも、スクリーン上のイザベル・ユペールは、本人が「40過ぎたら女は生ゴミあつかい」なんて言っているにもかかわらず、若々しく、美しいたたずまいをしていて、その自然体がとても魅力的。
美しい自然の中での静かで、凜とした生き方に心打たれます。

こういう映画はフランス映画ならでは、という気がします。
館内は年配夫婦もいたし、若い人も見ていました。
映画好きが見る映画という気がしましたし、人生の機微を感じたり、フィルムそのものに焼き付いている映像にも感動します。
しみじみとした美しい映画でした。

【Now Playing】 大人のジャズタイム / 島崎保彦他 ( ラジオ日本 )

2017/02/13

DVDで見たヒッチコックの「白い恐怖」

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『白い恐怖(SPELLBOUND)/1945年・アメリカ 監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペック』を DVD で見ました。

以前このブログで同じヒッチコック監督の「汚名」について感想を書きましたが、今回も素晴らしい作品でした。

イングリッド・バーグマンが女医を務める病院にやって来た院長(グレゴリー・ペック)の挙動がどうもおかしい。
過去に何かあるような様子が“有り有り”です。でもその挙動不審な院長を好きになってしまうイングリッド・バーグマン扮する女医。

どうやら殺人事件も絡んでいるのではないか、という展開になるのですが、イングリッド・バーグマンは好きになってしまった弱みも手伝ってか、グレゴリー・ペックに寄り添い、無くしている記憶を取り戻そうと躍起になります。
この辺の、恋愛感情を含んだイングリッド・バーグマンの演技は素晴らしい。今どきの映画ではこの胸の高鳴りのようなものを感じさせる女性の危うい美しさを見ることはできません。

途中、息詰まる命の危険を感じるようなスリルあるシーンもヒッチコックらしい恐怖感の表現がまた素晴らしく、さらになんとサルバドール・ダリがセット美術を担当した夢のシーンは今でも考えられない、あり得ないような光景が広がっていて、唸りました。

さらにラスト、命を賭けたイングリッド・バーグマンの追求シーンは手に汗握りました。

もう、文句なしの名作映画でした。
廉価版の DVD で、ヒッチコック作品を二作楽しみましたが、まだまだ見たくなりました。
また見ることがありましたら、ここで感想を書きますねd(^_^o)


【Now Playing】 橋幸夫の地球楽団 / 岩田誠(神経内科医) ( TBSラジオ )

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