映画「ゴンドラ(GONDOLA)」を見て来ました。
映画『ゴンドラ(GONDOLA)/2023年 ドイツ・ジョージア 監督・脚本:ファイト・ヘルマー 出演:ニニ・ソセリア、マチルド・イルマン』を見て来ました。
実に奇想天外というか、夢を見ているような不思議な映画でした。
ジョージア南部小コーカサス山脈の西にあるフロという小さな村に実在するゴンドラが撮影に使われているとのことで、ソ連時代に作られた古いものだそうです。
ものすごいレトロ感(*^-^*)の可愛いいゴンドラは現在は観光客も訪れるものだそうです。
それを使っての摩訶不思議な映画・・。
まず、セリフがありません。
それだけでも驚きですが、内容は二台のゴンドラにはイヴァとニノという二人の女性乗務員が乗っていて、毎回上り下りのすれ違いをするわけですが、簡単にいうとそれだけの話です。
すれ違う度に、お互いが楽器を奏でたり、水鉄砲で撃ち合ったり、ちょっとあやしく制服を“はだけ”たり、ゴンドラ自体を加工して、船になったり、火を噴くロケットになったり、色々な国や職業のコスプレをしたり、すれ違う相手にお弁当を作ってあげたり、車椅子のおじいさんをワイヤーでゴンドラに吊るしてあげて空中散歩をさせたり、さらに眼下の住民たちにいろいろそのゴンドラ運行中にパフォーマンス的なことをして交流のようなものまでしたり・・。
それがどうした、ということなのですが、なんだかわけがわからないけど妙に面白く“ハマって”しまうという、なさそうでなさそうな ^_^; 映画といえばよいのでしょうか。
映画好きな人じゃなきゃ見ないでしょうね。
私にはとても魅力的で面白い映画でした。
ちょっと変な人におすすめします。自覚のある方はどうぞ。
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