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2021/04/07

往年のヒット曲を歌ってくれたら歌い方がちがっていた。

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よくあることだと思うんですけど、テレビなどで、懐かしい歌謡曲などを、ご本人が歌ってくれたときに、・・がっかりすることがあります。

私の場合だと、何年か前に亡くなられましたが、尾崎紀世彦さんが「また逢う日まで」を歌ってくれたときに、あの頃の歌い方とちがって、“タメ”をつくったり、あるときは一部メロディまで変えて歌ったりしていました。
これって、その曲に思い出のある人には“残念”に思うことがあると思います。
こんな経験何度かありませんでしたか。

このあいだもNHKの歌番組で、さとう宗幸さんが「青葉城恋唄」を歌われていたのですが、やはり“タメ”みたいなものをつくっていて当時の歌い方じゃなくてがっかり・・。
でも、同じ番組で千昌夫さんが「北国の春」をあの当時のままの歌い方で歌ったのには、妻と共に思わず「この人はエラいっ!」って声に出してしまいました'(*゚▽゚*)'

歌い方が変わっていないと、あの時の感動がよみがえって、“ジ~ン”とくるんですよね。

こういうのって、別パターンがあって、例えばビートルズを他の人がカヴァーしたりすると、途中の間奏ギターソロが、レコードそのままじゃないと、なんか違和感があるんですよね(^_^;)・・ビートルズファンはきっとわかると思う。

ビートルズ解散後のポールのバンド、ウイングスなどでも、例えば「マイ・ラブ」。
間奏のギターソロは、あの“甘く渋い”ギターの音色とフレーズがそのままじゃないと、「なんだよ」ってガッカリしてしまうのです…σ(^_^;)・・勝手な話だけど。

今回は、古い曲を、今、演奏・歌唱しているときに感じることの“あるある”を書いてみました。
・・みんなそう思っているんじゃないかと。

 

2021/04/02

「USEN」4月の番組改編は『健康』がテーマ!

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USEN(※昔は「有線」、でも今は線が無く衛星放送になっている)と言えば、BGMの大御所、老舗!
私、最大の“ゼイタク”として、USEN引いております。“引く”っていうか、パラボラ・アンテナだけど。

4月8日より新番組がスタートするということで、案内の冊子が届きました。

驚きましたよ、ウイルス感染対策のため自宅にこもる人も多いため、「健康対策BGM」のラインナップが充実・強化されました。USEN始まって以来のことだと思いますよ。

ざっと見て新しい健康対策BGMは、9チャンネル用意されていましたd(^_^o)

①免疫力を高めるJAZZ・・AIを使ってジャズで免疫力を高める選曲を実現( ̄O ̄;)

②免疫力を高めるクラッシック・・これもAIにお願いしてクラッシック曲をコンピレーション!すごいっd( ̄  ̄)

③免疫力を高めるJ-POPカヴァー・・これもAI選曲、J-POPでも免疫力がアップするのか!(*゚▽゚)ノ

④免疫力を高めるヒーリング・・こちらもAI選曲。ヒーリングで免疫力アップはなんだか納得できる(*^^*)

⑤女性のPMSを緩和させる音楽・・女性の不調に寄り添い、心身の健康を支援するオリジナル楽曲とのこと。こちらは白金高輪海老根ウィメンズクリニック海老根真由美院長が監修しております。実に興味深い。

⑥仮眠のための音楽・・睡眠原理と音楽作用の関係性に基づいて、入眠~起床するまでの音楽で構成。埼玉県立大学准教授で臨床生理学・睡眠学が専門の有竹清夏さんが監修。これもまた聞いてみたいチャンネルです。

⑦禁煙を支援するBGM・・脳活動と音楽作用の関係性に基づいた禁煙欲求を紛らす音楽とのこと。こちらも公立諏訪東京理科大学情報応用工学科教授で脳神経学と応用健康科学が専門の篠原菊紀教授が監修しています。やるなぁ。私はタバコ吸わないけど、何か我慢しなければならないときに使えるか?!

⑧血行を促進するBGM・・血行促進とリラックス効果が期待できるクラッシックを集めたとのこと。
USENが50年以上の音楽に対しての知見を活かしてつくった健康BGMは、SDGsの実現に貢献していきます!と、けっこう意気盛んです(^-^)/☆

⑨シニアのためのヒーリング・・埼玉医科大学短期大学名誉教授で、免疫音楽医療学が専門の和合治久氏が監修!
シニアの健康的な生活を応援してくれるそうです。心強いっ!!'(*゚▽゚*)'

以上、9チャンネルの《強力健康BGM》!!開始日の8日が待ち遠しい。

 

2020/11/29

JR飯岡駅併設の「海上ふれあい館」にレコード鑑賞に出掛けました。

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JR飯岡駅に設けられている「海上ふれあい館」、いろいろなイベント、催しが開催されているのですが、今回は私の中学時代の担任で美術の先生が『アナログレコード鑑賞会』を企画されました。

そうと聞いては行かねばならぬ…σ(^_^;)ということで、行って来ました。

 

 

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主にジャズのアナログ盤をかけて、スピーカーはテクニクスの俗称“げんこつ”スピーカーを先生宅から持ち込み、そのスピーカーにも先生の絵が施されていて(#^.^#)、「こりゃいったい何だっ!」的様相が先生らしくて素晴しいっ!

ジャズ以外にも演歌などのレコードもリクエストによりかけていました。客層は明らかに私よりも10歳以上確実に上の年齢なので、そういうのもないと間が持たないのかもしれないです。

 

 

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さらに合間をみて、16ミリフィルムの映像を「映写機」で映し出したりする人もやってきて、あのフィルムのリールが回る独特の音と共に古いニュース映像なども拝見しました。
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館内には先生の絵画や造形作品なども展示され、音楽と同時に楽しむことも出来ました。
前回、同様の企画をされたときには来ることが出来ませんでしたので、こういう雰囲気なのか、と新しい試みを肌で感じ取ることが出来ました。
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また、先生のお知り合いの方が、サックスを持ち込み、リクエストを受けてソロ演奏をするなどという時間もあり、けっこう内容は濃かったd(^_^o)

先生の自由な空気がこういうものを作り上げているのだな、と思いましたが、私としてはもっとジャズのアナログ盤をいっぱい聞きたかったかな(*^_^*)

でも、不思議で楽しいひとときでした。

来週は、横芝光町のギャラリー「笑虎」で先生の個展があります。
そちらも楽しみに、帰宅いたしました。その内容については、またこのブログでご紹介いたします。

 

2020/09/06

映画「ようこそ映画音響の世界へ」を見てきました。

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映画『ようこそ映画音響の世界へ(MAKING WAVES -The Art Of Cinematic Sound-)/2019年アメリカ 監督:ミッジ・コスティン 出演:ウォルター・マーチ、ベン・バート、ゲイリー・ライドストローム、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、デヴィッド・リンチ、アン・リー、ライアン・クーグラー、ソフィア・コッポラ、クリストファー・ノーラン、バーブラ・ストライサンド』を見てきました。

映画中で音響編集のパット・ジャクソンが語る「音響は水面下の仕事よ。でも、音の力は計り知れない。すばらしい仕事よ。」という言葉が全てを物語っているんじゃないかと思います。

この映画は無声映画の時代からトーキーの時代に突入し、その後映像と音声の同時収録されたフィルムの時代、さらにデジタル画像とデジタル音声の現代まで、映画音響の歴史をたどりつつ展開されていました。

この映画を見ていたら、映像に音声が伴うようになってから現在に至るまでの間の多くの時代、音声はあまり重要視されていない期間が長かったのだなと感じました。
音声関係の予算を切られてしまったり、時間をかけていいものを作っていた担当者を“クビ”にしてしまったり、音声担当の人達への無理解からの苦労などもうかがうことが出来ました。

 

 

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でも、きっと音響関係者って“熱意”があり、“ねばり”があり、“夢”があるから、そんな不遇の時代を切り抜けて今に至ったのだと思います。

映画の中で、数々の名作にどういうふうに音声が載せられていったのかを実際の映像・音声と共に(録音時の様子などのフィルムも含めて)見せてもらうと、なるぼどという感覚と共に感動が押し寄せてきました。

映画音響の世界って、広大で深いっ!

実際に、今、映画音響に携わっている人の「毎日が夢みたい。大好きな仕事をして暮らしていけるなんて」というインタビュー時の表情がはつらつとしていて、最後に「やっと映画音響が認められたんだな」と感じて、うれしい気持ちで映画を見終えました。

映画に、映画音響に、サウンド創りに、オーディオ・システムに、レコーディングに、ミキシングなどに興味のある人全員に魅力ある映画だと思いました。
感動したっ!!

 

 

 

2020/08/22

別冊ステレオサウンド「菅野沖彦のレコード演奏家訪問<選集>」を読みました。

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『菅野沖彦のレコード演奏家訪問<選集> -オーディオ愛好家を訪ねて-(別冊ステレオサウンド)』を読みました。
読み応えありました(゚ー゚*)。oO

これはステレオサウンド誌の1996年から2004年に掲載されたものの選集で、オーディオ界の巨匠、菅野沖彦氏が訪問者となり、オーディオ愛好家の自宅を訪ね、その人の持つサウンド・システムを聴き、“その人の音”に迫るというものです。

何と言っても『レコード演奏家』訪問と謳っているわけで、単にレコードを掛けているのではなく、この本に登場する方達は自らのシステムで“演奏”している、というのが菅野氏が提唱している『レコード演奏』という概念です。

写真の制作者は「写真家」と呼ばれるが、レコードの制作者は「レコード制作家」とは呼ばれない(残念だ)、そして優れた機器や物理特性はツールと手段に過ぎず、肝心なのは知的感性と豊かな経験だ、それを生かしてレコードを再生するのが「レコード演奏家」というわけです。

・・わかります。

特にこの本にも登場するジャズ喫茶「ベイシー」のマスター、菅原正二さんなどはそのレコード演奏家の最たる方なんじゃないでしょうか。
菅原さんは常日頃、「僕は演奏している気分でレコードをかけている。レコードをかけることはバンドで演奏することとまったく同じことだ。」とおっしゃっています。

私も一度だけですが、一関市のベイシーにその演奏を聞きに行って来ましたが、私がいつも聞いているものとは“別もの”の音楽が流れていました。生演奏とも違う、単なるオーディオ再生とも違う、まさに演奏されているジャズでした。

この本に登場するのは、録音のプロや、プロデュースなどをしている方など、仕事で音に関わっている人もいたのですが、皆、仕事とは別に自分の部屋で自分の音世界を創り出していました。

菅野さんの巧みな解説で、どんな音なのか何となく想像できてしまいそうなくらいの内容で書かれているのですが、どの人もそれぞれが自分の音を追求し、常にそれに向かって研鑽している様子がわかりました。

皆、それぞれがまったく異なるスピーカー、アンプ類などを用いているのですが、それらを写真で見ているだけで、こちらの想像は膨らみましたねぇ(゚ー゚*)。oO
大音量でインパクトあるサウンドや、小音量でもその人のワールドが見えてくるような音、とことん滑らかな音を目指している人、この楽器をこういう音で鳴らしたい・・という形で追い込んでいる人、などなど・・。

200頁を超えるものだったのですが、あっという間でした。
読んでいるだけで楽しくてわくわくするような本でした。

オーディオ好きな方は本屋で見つけたら、ちょっとパラパラとめくってみてください、面白いですよぉ。

 

2020/01/14

中古のスピーカーが意外と力を発揮してうれしい!

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このあいだの休日に出かけて買い求めた中古のスピーカー。
マランツの10㎝径のフルレンジスピーカーでバスレフ型、定価は3万8千800円を5千500円と書いてありました。
傷みもなく、帰宅して鳴らしてみると、意外やいい感じじゃありませんかd(^_^o)

今までは BOSE と JBL のスピーカーを使い分けて聞いていたのですが、marantz はとても“さっぱり”として“虚飾なし”の乾いた音でした。
なので、大きな音でも小さな音でも疲れることなく長時間聞いていることができます。
アタック感が良く、歯切れもいい!
しかも各楽器がどこでどう鳴っているのかがよくわかります。こりゃいいもの手に入れたと喜んじゃいました(^-^)/☆

見た感じからすると、たぶん喫茶店やカラオケBOXなどで業務用に使われているものなんじゃないかと想像いたしました。

 

 

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現在のアンプはスピーカー接続は2台までしか出力端子が無いので、このあいだの物置引っ越しの際に以前使っていた audio-technica のスピーカー・セレクターを発見して確保しておいたので、早速それを使い三台目のマランツを接続いたしました。

これでしばらくはいろいろな音源をマランツで試し聴きするという、ささやかな楽しみができました。
聞いていると、ポップスや60年代頃のR.ストーンズのような音がとても相性良く鳴るようです。それにJ-POPといわれるようなサウンドも。

いい大人のおもちゃになりました。(*^_^*)

 

2019/09/05

Bluetooth で自室ステレオから音を出したいと思って

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スマートフォンに入っている音源については、いつもクルマでの移動中に Bluetooth 接続して聞いたり、自室では小型の Bluetoothスピーカーを使ってよく聞いてきました。

しかし、クルマの中では楽しい時間を過ごせるものの、音楽を聞く環境としてはあまり良いものではなく、また自室での小さなスピーカー(モノラル)での音はそれなりに良い音なのですが、もっとステレオ感があって、大きな音で聞いてみたい・・何より、スマートフォンからだと様々な曲のセレクトが可能なので、その利便性を生かした上で音楽を楽しみたい、などと贅沢なことを考えておりました。

そんなことを考えていたら、私が Bluetooth をキーワードによく検索するので、ネットに繋いでいると、いろいろそれ関連の広告などが画面に現われるようになりました。

で「Bluetooth レシーバー」というものが案外安く売っていて、スマートフォンをそれにBluetooth接続して、さらにそのレシーバーをステレオの入力端子に繋げばよいのだとわかり、ちょっとうれしい気分に!'(*゚▽゚*)'

でも、現在のステレオ・アンプの入力端子は全て埋まっており、繋ぐ端子が無い(T_T)

そんな中、このあいだ東金にコンサートに出掛けた際、大型家電店をハシゴ。
Bluetooth レシーバーのとっても安い“現品限り”ってヤツと、入力セレクターのこれまたお安くてちょっと無骨な黒いヤツを発見!ヽ(=´▽`=)ノ

写真の左側で青白く光っているのがBluetooth レシーバー、右側の赤いボタンが四つある黒い箱がセレクターd( ̄  ̄)

ステレオ・アンプのチューナーの端子にセレクターを接続して、チューナーかBluetooth レシーバーかを選択できるようにいたしました。

いやもうこたえられません(^-^)/☆

アーティスト別に聞いたり、ジャンル別に聞いたり、ランダムに聞いたり、プレイリストをスマートフォンで作成しておいて、お気に入りの曲順で聞いたり、・・ここ数日、楽しんでいますよ(*゚▽゚)ノ

もっと早く気づけばよかった(*^_^*)

2019/01/12

話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見てきました。

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あちこちで話題となっている映画『ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)/2018年 イギリス・アメリカ 監督:ブライアン・シンガー 出演:ラミ・マレック、 ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ、エイダン・ギレン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、マイク・マイヤーズ』を見てきました。

ブリティッシュ・ロックの代表格でレジェンド、「クイーン」の下積み時代から、あのボブ・ゲルドフが行った「ライブ・エイド」でのウェンブリー・ライブまで、ボーカルのフレディ・マーキュリーを中心とした伝記的映画です。

クイーンの4人を演じたラミ・マレック他の出演者は、ルックスも、楽器を演奏する姿も、まるでフレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーそのものでした。
クイーンをリアルタイムで経験した私でさえ本人達が演じているように錯覚することが何度も・・。そんなリアルに感じるシーンやエピソードの連続です。

クイーンを知らない若い人たちにも好評、さらに長女が友達から得てきた情報によるとラストの15分くらいが圧巻で涙がとまらない、ということでした。


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実際に見てみると、“最初から最後までが圧巻”でしたヽ(=´▽`=)ノ
実際のクイーンの楽曲が入ってくる部分は実にクイーンらしいサウンドでスクリーン上の場面にピッタリとはまり、見ている私はこのフレディの苦悩や、メンバーとの軋轢、フレディが“落ちていく”様、などが、クイーン現役バリバリの時代にこの映画を見ているような気分になり、クイーンは懐かしいものではない!まだ自分の中ではそんな想い出なんかになっていない、ということを深く感じました。

たいへん良くできた映画でした。
ロックを久しぶりに魂で聞き、見た感じ。


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クラプトンや、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジなどとは一線を画すブライアン・メイ独特のギターサウンドとフレーズ、どんなにワイルドに弾きまくっても上品な彼のギター・プレイに久しぶりに大きな音でふれて、ふるえるような感動が体の中で巻き起こり、ロジャー・テイラーのゆっくりなテンポの曲でも“嵐のような”ドラム、ジョン・ディーコンのおとなしそうだが、グイングイン煽るベース、そして、人生を懸けたフレディの天にも昇らんばかりの突き抜けたボーカル、・・体中にあの頃のざわめきがやって来ましたよ(゚ー゚*)。oO

ストーリーももちろん良かったし、音楽はもちろん、キャストもバッチリだし、エンターテインメント的にも楽しめるし、フレディの人生にもふれることができる、・・最後まで“前のめり”に見てしまいました(*^_^*)とってもいいロックな映画でした。

2018/10/08

映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」を見てきた

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映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス(BUENA VISTA SOCIAL CLUB ADIOS)/2017年・英国 監督:ルーシー・ウォーカー 出演:オマーラ・ボルトゥオンド他』を見てきました。

前作「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は、日本では小さな劇場などでの上映だったのですが、それなりに人気が出ていたと思います。世界では喝采を浴びていたのも聞いておりました。

前作では、キューバ音楽のかつての重鎮とも言える人たちをライクーダーがプロデュースし、老ミュージシャンに光があたるところまでを映像で見ることができました。
そして、その音楽はグラミー賞を受賞し、全世界で400万枚のアルバム売り上げとなるという・・考えられないことになりました。

私もCD二枚を買い求め、愛聴盤となっております。
今でもその輝きに衰えはまったく感じません。
素晴らしい音楽でした。そして、老ミュージシャンの生き方、人間の魅力も映画の原動力になっていました。


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その前作の、続編、その後の老ミュージシャンは・・。
という映画でした。そして、各々のミュージシャンの下積みの頃からあの栄光の舞台まで。
また、栄光の舞台のその後にメンバーはどうなったのか。

当時の最長老は93歳でしたから、亡くなった人が何人もいました。
その最後のステージ姿も上映された映像にありましたが、亡くなる直前まで舞台でプレイし、歌っていました。その姿があまりにも尊い。

相変わらずの、腰の座った演奏はたいしたものでした。
私には、演奏が“ズシン、ズシン”と聞こえました。
ラテンの魅力、キューバ音楽ではあるものの、歌っている内容は、“働いて働いて、嫁が来てくれればそれだけで幸運だ”とか、労働と、ひどい目に逢わされたことなど、哀しい内容の曲ばかり。でも、それでも体が動き、心の奥底から感動してしまうのでした。

音楽にかける人生、音楽と共にある人生、そんな情景が描かれた続編映画でした。
もうちょっと演奏シーンを長く、できれば一曲まるごと全部見せてくれるシーンも欲しかったのですが、欲を言えばきりがないですね。
でも、やはり音楽映画はいいものです。

あの感動をもう一度しみじみと・・と思われる方はぜひ映画館に。

2018/05/09

「オーディオ小僧の食い残し」を読んだ

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『オーディオ小僧の食い残し ソノシートからホームシアターまで、昭和~平成オーディオクロニクル/牧野良幸・絵と文(共同通信社)』という本を読みました。
連休中にブックオフで安価にてゲットしたものです。

著者とは同年代なので、まさにそのオーディオ経験は“生き写し”とでも言いましょうか(^_^;)親の世代はSPを経験していて、わずかながらそのSP盤も経験しているのです。
割れちゃうんだよねぇ、SP盤。「土曜日の夜」なんて童謡の盤が我が家にもありました。

そしてソノシート体験、アナログのポータブル・プレイヤーの体験。

家庭用のテープレコーダーで録音した自分の声の“情けなさ”に驚いた経験も同じでした(^_^)

それからオープンリールで録音する大人たちへのあこがれ、さらにカセットテープが出現して、カセットデッキやラジカセの登場、うれし恥ずかし「エアチェック」なんて言葉も飛び出しました。
昔はFM放送で新譜のアルバムをまるまる全曲掛けてくれたのも、この本を読んで思い出しました。
FMがレコードよりは音が劣るということでのことだったのでしょうね。
でも、そんなこと全然思わなかった。
レコードが高価だったあの頃、FM放送は貴重だった。NHKとFM東京の二局しかなかったんだよなぁ・・知らねぇだろ(*^。^*)

そして、エアチェック(FM放送を録音することだよ)するときに利用したのが、「FMファン」「週刊FM」そして後発の「FMレコパル」などでした。
このあたりになると、わかんない人多数だと思うけど・・(^^;)

そんな雑誌を読んでいると、自然とオーディオに興味を持ち、“コンポ”にあこがれましたが、著者同様、結局当時の家具調ステレオを高校などの合格祝いで親に買ってもらうのが当時の“小僧”達であり、私もそんな感じでした。

それからのオーディオの進化はCDからどんどん発展し、この本では iPod の登場あたりのところまで書かれていました。

録音・・って、もうほとんどない行為だよなぁ・・あの頃のドキドキしながらテープに録音していたのが懐かしい。

著者は最終的に自宅マンションの中に防音ルームを設け、いままで「7時半」までしか回したことのない(住宅事情でそうせざるをえなかった)ボリュームをぐぐっと大きく回して大音量でオーディオ機器の本領を確認して、さあこれからどんな世界に行くのか、というところで、この本を書き終えています。

私も著者と同じく、オーディオに興味は尽きないのですが、実際はそんなにたいした機器を持っていません。そちらに金をかけるなら、レコードやCDを買い、一枚でも多くのアルバム、一曲でも多くの曲を聞きたいタイプの人間だからです。

オーディオ中心の方に行かなくてよかったな、と今では思っていますが、学生時代はすごい機器を駆使して信じられないような音を出している人がうらやましかったのです。

それが今やリスニングの中心は ブルートゥースを利用してクルマの中や、自室でも小さなスピカーで気楽に音楽を楽しむ方向にどっぷりと浸かっている感じです。それが心地いいのも、歳取ってやや達観したからかもしれません。
まなじり決っしてスピカーと対峙するなんてことも、ほぼ無くなりました(#^.^#)

これでいいのかもしれないです。
きょうも帰宅してから iPhone に入っている音楽を小さなブルートゥース・スピーカーでランダムに聞いてゆったりとした気持ちになっていました。

行き着くところまで行き着いたのか、“枯淡の境地”というよりも、“湯上がりの境地”みたいな感じで音楽を楽しんでいる今日この頃です(゚ー゚*)。oO


【Now Playing】 Some Girls / The Rolling Stones ( Rock )

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