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2020/08/08

すべて自分で判断するしかない

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国のいちばんエライ人はほとんど国民の前に出て来ず、説明は目に生気のない大臣。
自分の選挙第一で、選挙期間中は何の対策も講じなかったあの人も目に力がない。

東京以外の人はどんどん旅行に出掛けろ!と煽っておいて、帰省は今一度よく考えろ、という・・。

東京だけ外したが、今やその外したときの東京よりも大阪や沖縄では感染拡大の様相だ。
それでも何にも言わないで自分で注意しろ、観光地側は自分でよく対策しろ、と“丸投げ”状態だ。

外出についても各知事がいろいろな事を言っていて、どうしろというのだ。

私たちの生活も、ほぼ全部自己基準で対応している。
手消毒や、マスク、ソーシャルディスタンス、お出かけ、なんもかんも自分で決めてやっておいてね、ワシたちは事が起きたら「それみたことか!」って言うかんね、ってことでしょ。

近頃は、私の職場にもマスクもせずにやって来て、ガアガア大きな口をあけて怒鳴るオヤジも現われてきた。
ソーシャルディスタンスなんのその、混み合う場所でどんどん昔のように距離も取らずにくっつく人も多くなってきた。

カラオケで感染が拡大した、夜の接客業も、などという場所も不確かな情報のみで、なんらかの判断をしながら自己対策を考えねばならない。

丸投げされている国民のことなんか考えていないのか、まだ差し迫っている状況ではない、などと平気でいう。
差し迫っていない状況ってのは、どういう状況なのか説明してみろ!って言いたい。

今日のニュース等を見ていたら、高速道の渋滞情報もする必要がなく、新幹線のホームも閑散としていたようです。
自己判断の“たまもの”だと思いますが、国民の自己判断に委ねっ放しでどうすんだ!

ふだんは調子良くいろいろなことをSNSに書いて、頻繁に更新している人も何に慮ってか、このことについては発言がないです。
何のためのSNSだ!自分がSNSを始めたときにずいぶんと偉そうに書いていたのに、こんな大切なときには“だんまり”の人達、どうしたの!
私が始めたときにずいぶんと「あんたみたいな人に出来るかな?」なんて言ってたよねぇ。

・・と、少し毒づいたところで今回はお終い。
ま、上記のような人達はここまで入って来て読んだりはしないでしょう。何を喰ったか、とか、こんなすごいところに行って来たぞ、みたいなことにしか興味がないと思うので。

 

2020/08/02

元の木阿弥

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私たちは国の「緊急事態宣言」というものを受け、必死に頑張り、我慢して、いろいろなものを犠牲にして、やっと一時的に新型ウイルスの感染拡大を押さえ込みつつありました。

それが“宣言解除”された途端、“箍(たが)”が緩み始め、緊急事態宣言以前よりも感染は拡大の一途。「検査件数が増えたのだから」という人もいるが、“それがなんだ”というのだ。
一日に東京だけで300人も400人も感染が続いたら、この後どうなると思っているのだ。

それにしてもあのマスクを配るエラい人は出て来ないねぇ。
ついに自分で配ったマスクを付けるのもあきらめたようです。そりゃそうだろう、配っても「いらない」と何十万というマスクが返却されてきたというじゃありませんか。

自分の選挙中に対策を講じなかった人も、なんだか生気が無いです。

こんなことになっているのに「GO TO ~」とか言って、あちこち出掛けろ、という政策を打ち出したのも正気の沙汰とは思えない。感染はさらに拡大しているじゃないの。

経済を回さなければならない、なんて言っているうちに経済を回す人間がいなくなっちゃうよ。

10万円の給付金事務にマイナンバーカードがほとんど役に立たず、システム自体もすぐにダウンし、どうしようもないシステムだ、という非難が出る前に今度は「マイナ・ポイント」だとか言って、目先を外し、またそれに“乗せ”られて、あわてて手続きをする人達、あれほどダメ・システムだということが報道されたのに、まんまと踊らされている。

それでもまだ安心出来ずに、テレビCMなどを打ち、「今度、保険証代わりになるんだってねぇ」などと、作らなければいけないような雰囲気を作り出そうとしている。

1割強のカード保有者の内、さらに数パーセントがあの騒ぎで暗唱番号再設定に役所の窓口に来ただけで全国一斉にダウンしたのだ。国民皆に作らせて機能させようとするなら、まずシステムの改修が先だろうと思うのが普通の人間だ。

それに来年からなんて調子のいいこと言っているが、お医者さんにマイナンバーカードのカードリーダーなんてあったっけ。しかもマイナンバーのサーバーに接続するような専用回線が引かれていましたかね。

さらに、今回の給付金騒ぎで自分の暗唱番号が分かっている人はせいぜい1割~2割だったが、医者の窓口で暗唱番号が入力出来なかったら(年寄りはほとんど無理だと思う)、受診できなくなっちゃうのかね?

運転免許証の更新だけで、免許センターが作られ、連日大混雑になっているのに、マイナンバーは国民全員だ。
大きなセンターを作らなければ、もし、皆がカードを作ったら更新さえも出来なくなってしまう。
今後のこと、考えているのか。

国民に対し、現状を私(国)は、こう把握し、こういう対策をとって、こういう方向に導きたい。だから皆さん安心してください、っていうのを皆待っているんだと思います。
世間のこと、一般市民の生活もよくわからない側近の言うことではなくて、国民・市民の声をよく聞いてください。
私たちは病気の心配が減少し、普通に生活できる、そんな日をただ待っているだけです。
ガンガン旅行に行かせろ、だとか、ドンドン儲けさせろなんて言っていないのです。

普通にコツコツと仕事をしたり、生活をなんとかやっている人に、まず目を向けてほしいものです。

 

2020/07/27

「コロナショックと昭和おじさん社会」を読みました。

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『コロナショックと昭和おじさん社会/河合薫著(日経プレミアシリーズ)』という本を読みました。
これは、著者・河合さんが日系ビジネス電子版に連載している「河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学」を大幅に加筆修正し編集し直して発行したものです。

2020年6月25日一刷となっておりますので、このコロナ感染拡大の事態に合せて急ぎ出版されたものではないかと思います。

コロナ過の最中、失業する人、経営が立ちゆかなくなり途方にくれる自営業者、困り果てたひとり親家庭、孤立する高齢者などについてどんどん取り上げ、今まで昭和の時代から根本的には変わらず社会の中で溜まりに溜まった“ひずみ”の噴出が一気に出たのだ、という論法で展開されている本でした。

雇用形態、家族というものの実態、そして人口構成が全く変わってしまったにもかかわらず、昭和から連綿と続いてきた“昭和モデル”をもとに今も動き続ける日本社会・・その現状についても書かれていました。

そして、コロナ感染拡大の時代が終わったあとに起こる変化はどんな形になるのだろう、そんな結論へと向かうのですが、如何せんこのタイミングに合わせて刊行されたと思われる本書、もうひとつ現状にも、その原因にも、今後どうなるか、という結論にも深く抉るところまでは行けなかった、と感じました。

書きたいこと、言いたいこと、今後はこうあるべきだ、という著者の考えが、今ひとつ決定的な実例に乏しく、私のような疎い者には、わかりやすい実例がさらに欲しいと感じました。

でも、ほんとうに書きたいことは、「きっとこうだろう」というのはうっすらと分かるのです。
それをヒントに、私も少し今後について考えてみようと思いました。
続編が出たらかなり深い内容の良いものが出てきそうです。

 

2020/07/17

現実を見て動いてほしい。

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誰が黒幕なのかわかりませんが、「Go To トラベル(・・トラブルかと思った)・キャンペーン」っていうのが、妙な形で実施されることになった。

7/15のこのブログにも書いたけど、「誰のために」これをやろうとしているのかが不明確というか、誰か裏で糸を引いているヤツの利益のためにやっているんじゃないのか、と思っている人は私を含めたくさんいると思う。

東京都での発着や、都民を除外することに急遽決まったときの大臣の顔はどうしたらいいかわからないような、不安なような、やり場のない逆ギレのような怒りみたいな様子や、いろいろと読み取れました。
・・でも、そんなふうな表情をするということ自体、今の東京をはじめとする再びの感染拡大のことなんか考えてもいないからだと思いました。

東京の人だけじゃない、みんなが、ウイルス感染がこのままではまた爆発的に拡大するんじゃないかと不安になっていることに気づいていない、その感覚を疑います。

誰だかよくわからない人や組織が実は儲かるんじゃないか、それを狙っているんじゃないか、そういうのが透けて見えるのです。
どこか砂に沁みてしまうように、このナントカ・キャンペーンに付いている大きな予算は消えてしまうんじゃないのか。
どこに消えるんでしょう。・・それがわかれば今の世の中で一番悪いやつがわかるんだけど。

そもそも“Go TO”ってつけたネーミングのバカっぽさが底の浅さを見せつけています。
なんじゃそれ?!って思うのが普通の大人の感覚だと思いますよ。国の役人か、あるいは政治家か、いずれにしてもそのセンスの悪さは、ひどいもんだ。

予算をかけて観光業関係に元気になってもらおうというなら、それぞれ地方にお金を渡して、現場の様子をいちばんわかっている人達に使い勝手がいいようなお金の使い方をしてもらった方がいいと思います。
地方には地方それぞれの事情があると思う。

どうしてもお金をばらまいているところを見せて何か対応策を講じているように見せたければ、公共料金を負担したらどうですか?
水道・電気・ガス代などを一定期間負担するというのであれば、公平に、しかも申請行為など複雑な作業・事務を経ずに実現できるんじゃありませんか。
※こういうこと書くと、ありとあらゆる法律を含めた理由をつけて反論する人がいるが、Go To ナントカよりは数千倍もまともな対応だと思いますよ。

消費税も一定期間5%にしてしまったらどうですか。
これも公平だと思いますよ。
もともと10%にするときに、絶対に経済は落ち込むと、政府寄りの学者、評論家までが言っていたのを強行したのです。しかも、コロナ感染拡大前から経済は落ち込み始めたのに、現在の経済の回らない状況を全てコロナのせいにしているずるい人達がいる。

あとは国会を開いて真剣にコロナウイルス感染拡大への対策を話し合い、実行するのが政治家の人達が、今、することだと思います。

ナントカ・キャンペーンが変な形になったことについて少しだけ書こうと思ったら、こんなブログになりました。

 

2019/11/30

「管見妄語 知れば知るほど/藤原正彦」を読んだ。

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『管見妄語 知れば知るほど/藤原正彦著(新潮文庫)』を読みました。
著者は数学者であるが、知性とユーモアをふりかけ、数学者らしからぬ情緒的な部分も感じさせつつ本書のようなエッセイを書いている。

また、それぞれのエッセイのテーマが多岐に渡っていて、ジャーナリスティックなものから、世俗的な話題、家族の話題、国外に出かけたときのエピソード、などなどが書かれていて、著者の知識と“懐”の深さに驚いたのでした。

さらに著者はあまり世間的には多数派のいない意見を言っても、これを言ったら各方面から非難されることは必至だ、というようなことについても、遠慮会釈なしで、しかもちっともビビっていない、かといって人間的に“あっちの世界”まで行ってしまったような奇人・変人でもない、そこがこの人のエッセイの魅力になっているのかもしれないと思いました。

小泉構造改革時の「郵政民営化」についても、アメリカが日本に蓄積されている個人の金融資産を日本のために使わせないようにするためのものだ、と説き、それこそ誰にでもわかるように噛んで砕いて「そうだったのか」と思わせる説得力と筆力があります。
何度読んでも難しくてわからないようなことを書いている人っていうのは、結局自分もわかっていないことを分かった風に書いているだけだと常日頃感じている私には、藤原氏の書きっぷりは見事だと思いました。

ドイツ、メルケル首相の難民大量受け入れや、英国のEC離脱についても、その分析は面白い。
どこからか他人の意見を拝借してきて、適当に自己の理論をふりかけて作ったものではなく、話の組み立ては平易なうえに思わず納得してしまうものでした。

かと思えば、1960年代の「流行歌」に関する思い出などは、とても情緒的で、心にじんと沁みるような話になっている。
話題の広さも、広範囲で、しかも自由な感じです。
この本は楽しめるぞ、と思いながら最後まで読んでしまいました。

過去の社会的・政治的な出来事についても、あらためて考えさせられることが多々あり、偏った、あるいは自らの保身のために“曲げて”記事を書いているようなメディアに一杯食わせられないようにしよう・・などとも思ったのでした。

2019/11/02

「自民党秘史 -過ぎ去りし政治家の面影-」を読んだ。

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『自民党秘史 -過ぎ去りし政治家の面影-/岡崎守恭著(講談社現代新書)』という本を読みました。
著者は日経新聞で北京支局長、政治部長、編集局長、さらにテレビ東京メディアネット社長などを歴任しています。
あの小渕総理のときの「ブッシュホン」で流行語大賞(銀賞)も受賞した方だったとのこと。

この本に登場するのは、タイトルにもあるとおり過ぎ去りし時代に自民党で活躍したり、裏でいろいろ工作したり、あの時代を生きていた人達には誰もがお馴染みの方々。
田中角栄、中曽根康弘、竹下登、金丸信、山中貞則、小渕恵三、原健三郎、鈴木善幸・・の夫人(^_^;)、加藤紘一、藤波孝生らのお歴々です。

著者が政治部に配属された時に上司(デスク)に言われた言葉が印象に残ります。
「明日から国会に行ってもらうが、曲がりなりにも最高学府を出た君より頭がいいと言うか、まっとうな議員は10人もいないだろう」・・・。

そして続きが・・。

「ただしだ、いまここで5億円の金をもらったとしても、次の選挙までに後楽園球場(当時は東京ドームはなかった)いっぱいの5万人に君の名前を書かせることができるか。」
・・中選挙区制の下での平均的当選ラインは5万票だった・・。

今や二世議員、三世議員がひしめく国会は、それなりの最高学府を卒業し、学歴などは立派な人も増えたが、でもあの頃の議員のような力量や人柄、その他権謀術数を裏で巧みに操るような人は減った、というようなことが書かれていました。

そんなあの頃の政治家は、この本の帯にも書かれていますが、「良くも悪くも器が違った」のだと思います。

大平内閣不信任案採決時の中曽根さんの動き、その後の選挙戦真っ只中での大平総理の急死、そこからの宰相を狙っている議員達の非常に人間的な動き・・などなど、当時のことが生々しく書かれていました。

また、個々の議員同士の距離感、表向きと裏での付き合い方、攻防についても詳細に書かれ、手に汗握らせるものがありました。

それぞれの議員の奥さんがどんな人だったのか、今では各新聞に毎日載っている「首相動静」がなぜ始まったか、“ぶらさがり”と言われる取材の歴代総理の利用の仕方も興味深かった。

「玄関記者/政治家が玄関を出る際、おはようございます〇〇新聞の誰それですと挨拶するだけ」→昇格→「応接間記者/玄関から上がり、応接間で待つことができる。政治家が出がけに顔を出し、少し質問ができる」→昇格→「居間記者/居間で政治家が一人で新聞を広げているところなどに入り込める」→昇格→「台所記者/台所まで行って、勝手にご飯をよそって朝食を食べてしまう。もう奥さんやお手伝いさんともすっかり顔なじみ。これがゴール(*^_^*)」の記者の区別も面白かった!

いやもう内容の濃い本でした。

2019/10/26

今年は災害の年か

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毎週のように台風、大雨、強風などが襲い掛かるようにやってきます。

昨日は、職場にいる間に雨脚が強まり・・というか、豪雨に豹変し、職場にも「どうしていいかわからない」と家の中から外を見て電話してくる人もいましたし、心配して河川担当課と話をしたいと飛び込んで来た人もいました。

緊急で泊まりとなった職員と共に職場を後にして帰宅しようとしましたが、すっかり雨はあがっていたにもかかわらず、冠水の影響でしょうか、道路は大渋滞。
クルマで30~40分で帰宅できる道のりは結局4時間かかって我が家に到着、疲労困憊でした。

とにかく毎週毎週のことで、気が休まることもなく、常に不安がよぎっているような状況が続きます。

昨日は、同じ町内で土砂崩れが発生し、亡くなった人まで出てしまいました。
聞いて最初は耳を疑いましたが、我が町内の出来事でした。

今朝も自己の通院でクルマを出しましたが、途中通行止めの看板の先には水没したトラックと乗用車が・・。
大回りして医者に向かう途中、さらに幹線道路を横切ろうとしたら、その幹線が通行止めになっていました。路肩崩落だそうです。

そうそう、言い忘れておりましたが、古い職場の建物は雨漏りがひどくて、傘でもささないといけないくらいの状態で、いくつもの段ボールにビニール袋をかけて雨を受けました。
ものすごい量の雨水がたまりました。

千葉もここ一ヶ月、ひどい被災状況ですが、各地で堤防決壊、洪水、土砂崩れが発生しています。
今までの災害に対する考え方を我々日本人は一変させなければならないのではないでしょうか。

またまた、再三書きますが、オリンピックだとか、そんなこと言っている場合ではないんじゃないかという思いをさらに強くしました。

元気づけられたり、勇気づけられたりする前に被災者は物心両面において疲弊し、潰されてしまうんじゃないでしょうか。
今からでも、オリンピックは辞退して国内の災害対策に専念したらいかがでしょう。

何か、国中の環境が、もう、昔のような状態ではなくて、別の国のようになっていることには皆が気づいているはずですから、気候などの環境も含めた災害対策を今一度考え直した方がいいと思います。
それを何か人知では、計り知れないものが何度もこれでもかと知らしめているのかもしれない・・と思いませんか。

浮かれきっている人達には申し訳ないけど、私はこう考えました。

2019/10/11

「ハーバードの日本人論」を読んだ。

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『ハーバードの日本人論/佐藤智恵著(中公新書ラクレ)』という著者によるハーバード大教授へのインタビュー中心の本を読みました。

私達日本人が日常あたりまえだと考えていること、行動、慣習などが、ハーバード大の教授達には特にアメリカ人として、そしてやがて社会、財界をリードする人間となるであろう学生達には十分に研究するに値するものである、ということがこの本の内容です。

日本の映画を研究し、その中から日本人がロボットを“友達”だと思う感覚についての不思議を追求(日本人にとっては鉄腕アトムその他でこういう感覚は割とあたりまえ)したり、アメリカのIT関係のリーダー達がなぜ日本のアニメ映画に影響を受けることが多いのか、などなど興味深い内容です。

日本でも何年か前にブームを呼んだ「伊藤若冲」の絵について学生に教えるカリキュラムもあります。
たとえ工学系の分野に進んだとしても、芸術を理解できる人間でなければ世の中をリードする人間たりえないという考え方にも感心しました。
今の日本には、逆にそういう考えを捨てようというようなことがあるのではないかとも感じました。まずは人として大事なものを身に付けるという考え方、大事だと思いました。

古代DNA、ゲノム解析から日本人のルーツを探ろうとし、また日本人特有の人としての個性がどこから来ているのか、という研究も面白かった。
本州に住む日本人のDNAの20%は縄文人、80%は弥生人に由来し、それがいつ頃交配したのか、それによってどうなったのか、読めば読むほど科学的研究なだけに、その事実に驚かされました。

また、日本人の長寿の秘密を研究している教授は、アメリカが平均寿命を短くしている中、見習うべきところを考察しています。
そして、今の日本人はせっかくのいいところを捨て始めている傾向にあるとも・・。

政治に関しての日本人の“世襲好き”、そのことの政治への影響、近年の傾向などの考察も面白かった!

まだまだ色々とインタビューされていましたが、興味のある方はぜひ本屋さんで手に取ってみてください。
噛んで砕いてわかりやすく書かれていたので、私にも理解できる部分が多く、いい本でしたよ。

2019/10/02

買わなきゃタダだ!

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昨日から消費税が10%に上がりました。
昨日の夜のテレビ番組を見ていて呆れた。

主にお笑いタレントなどを集めて、キャッシュレス決済やポイント還元できるカードなどの紹介をして、ポイントが付いた付いたと大喜び、大騒ぎしている様子が映し出されていた。
これを見て私もやってみようなんて思うヤツがいるからこういう番組を作っているのか、それとも脳天気な視聴者をうまいこと騙せと、スポンサーがそそのかしているのか、政府側の方から圧力が掛かっているのか。

消費税上げなきゃこんな馬鹿騒ぎをしなくてもよいのだ。
また、この新しい税制に苦しむ側の人達も苦労しなくてよかったのだ。

テレビ局は作る番組が違うだろう、もっとこの税制について突っ込んだ番組を作ろうという気概はないのかね。

基本的に消費税を上げられて喜んでいる人達は、何をそんなに喜んでいるのだろう。
お金持ち以外は喜んでいる場合ではないと思う。

私が昨日見たテレビ番組は新税制の“提灯持ち”のような内容のひどいものだった。
あれをひどいと感じない感性の持ち主だから選挙のときに税を上げるぞと言っているのに、そこに投票する。
戦争が出来るような環境に憲法を変えますよ、と言っているそいつに投票しているのでしょう。
後々大変なことになるよ。

日本は世界のキャッシュレス社会に対して遅れてしまいますよ・・・それがどうしたっ!
自らの懐から支払いする感覚を無くなさせて、ますます何も考えない人間が増えてしまうんじゃないの。

ようするに消費税10%対策にはこれだ!『買わなきゃタダだ!』

・・そんなこと考えてたら経済は落ち込んでしまいます、というアナタ、その心配は今回10%に消費税増税をした輩が考えることです。低所得者に不利な、こんなものやるからには責任は上げたヤツが取ればいい!

以上です。

2019/08/22

「思いつきで世界は進む」を読んだ。

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『思いつきで世界は進む -「遠い地平、低い視点」で考えた50のこと-/橋本治著(ちくま新書)』という本を読みました。
私、勉強不足で著者のことを存知上げておりませんでした。帯には「追悼 橋本治」と書かれていて、今年1月に亡くなられています。

この本は、PR誌「ちくま」2014年7月号から2018年8月号までの巻頭随筆をまとめたものだそうです。
私は、タイトルと、帯の裏表紙側に書かれていた「バカにバカって言っても通じないこの国で。」という強烈な言葉に驚きつつ、引かれて読むことにしたのです。

〇アクセルを左にしたらどうだろう

〇電波で荷物は運べない

〇終わった社会

〇強権政治の終わり

などの各項目のタイトルを見ていると興味津々で読むのですが、それぞれ最初に“ガツン”とかまして、でも中盤は理屈っぽくて結局なんだか最初の勢いが削がれていって、最後にはなんだか尻すぼみな印象の締め方になっている、と私は感じました。

読んでいて感じるのは、自分は皆よりちょっと上にいて、やや見下しているという印象。
さらに中盤で理論的に進められる話は、何かが欠落しているように感じました。東大出の頭のいい人が書いているのだから、私に読解力が無いのかもしれませんが、肝心なところがまったく書かれていないように思った・・。つまり心に訴えかけて来ないのです。

で、最後は、やや“投げやり”な感じ。

もっとガンガン言って、グイグイ引きずるような文章の本だと思っていたからなのかもしれませんが、申し訳ないけど期待外れでした。ごめんなさい。本日の感想はここまで。

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