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2018/04/07

映画「ペンタゴン・ペーパーズ」を見てきました

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映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(THE POST)/2017年・米国 監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:メリル・ストリープ、トム・ハンクス』を見てきました。

1971年、反戦運動が盛り上がりを見せていたアメリカはベトナム戦争の真っ最中。
ニューヨーク・タイムズが政府の極秘文書の存在を暴き、そのライバル紙である「ワシントン・ポスト」もキャサリン(メリル・ストリープ)と部下のベン(トム・ハンクス)らが極秘文書にたどり着き、報道の自由を求めて立ち上がるか、それとも政府の圧力に屈するかの狭間で苦悶します。

“都合の悪すぎる”事実が書かれた文書をひた隠しにしようとする政府からの圧力は想像を絶するものだったのだと思いますが、それに対して一歩も引かない姿勢で挑むジャーナリスト達の“命懸け”とも言える駆け引きが描かれたもので、事実に基づき、当時の様子が再現されているので、インターネットやSNSなども登場せず、新聞を活字で組んでいる様子などは迫力がありました。
そして、政府と真っ向から一騎打ちする最終決断を下し、電話で印刷の「GO」を指示した瞬間、輪転機が回り出す映像も凄かった。


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極秘文書が新聞に載ってしまうと、記事の差し止めを巡って米国政府と新聞社の法廷闘争に進展。
最高裁にまで行ってしまった判決の行方を電話を受けた女性が新聞社の皆に受話器を持ちながら伝えるシーンもドキドキするものでした。

報道は国・政府のためにあるのではなく、国民のためにある・・映画の中でもそんな言葉が印象に残りましたが、報道するにもそれを記録した文書が残されていてこそのものです。
最近日本でも国の役人による文書改竄が問題になっていますが、それこそ都合のいいように“お直し”された文書だけを残しておくなんて国そのものの崩壊への道だと思います。

改竄している人達の頭の中には国民のことなど片隅にもないのだと、あらためて思いました。
“自分”と“組織”のことばかり・・。
そんな人達がこの映画を見たら何と思うのか・・何にも感じないというか「理解出来ない」のでしょうね。


【Now Playing】 Freddie Freeloader / Miles Davis ( Jazz )

2018/04/01

映画「ウィンストン・チャーチル」を見てきました

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映画『ウィンストン・チャーチル(DARKEST HOUR)/2017年・英国 監督:ジョー・ライト 出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーヴン・ディレン、ロナルド・ピックアップ、ベン・メンデルソーン』を見てきました。

ゲイリー・オールドマンが、アカデミー・主演男優賞、日本人の辻一弘氏がメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞して話題になった作品で、私がそんなメジャーな映画を見るのは珍しい(^^;)のですが、なんと千葉劇場で上映です、さすが“目利き”の千葉劇場!「いい作品はここでやってる」ってことですd(^_^o)

主演のゲイリー・オールドマンの特殊メイクアップによる変貌はすごいものがありますが、この役への入れ込み方も並々ならぬものを感じました。
映画を見ていて、これはその当時のフィルムじゃないか、なんて錯覚を起こすくらい・・。


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単に史実に基づいた映画ではなくて、政治家として、英国の首相として、そして人間として、男としてのチャーチルが濃密に描かれていました。
それを“助けている”のが、チャーチルの妻・クレメンティーンを演じたクリスティン・スコットトーマスと、チャーチルの言葉をタイプライターで起こしていく秘書役・エリザベス・レイトン役のリリー・ジェームズでした。

クリスティン・スコットトーマスは、チャーチルの“脆さ”や“子供っぽさ”を際立たせ、リリー・ジェームズは、チャーチルが“ぐいぐい”と自らの信じるところを突き進む様子を際立たせていました。
この二人の配置が絶妙でした。


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ストーリーは怒濤の展開で、息を呑んでいる間に終わってしまったような感じ。
ドイツがヨーロッパを席捲し、どんどん侵攻し、英国の喉元に切っ先を突きつけていた、わずか27日間の出来事ですが、中身は“濃いっ!”。

チャーチルと英国の苦悩、人間味あふれるチャーチルの魅力ある人間像、そして雄弁で全身から言葉で訴えかけるチャーチルが重厚に撮られていて、いやもう堪能いたしましたよ。

そして今だからこそ感じる「政治家の言葉」っていうものがいかに大事か。
さらに、この映画にはチャーチルの戦時内閣閣議の議事録が数十年の時を経て解禁となり、そこに書かれた貴重な事実がもとになっています。

文章となっている記録がいかに大切か。どっかの理財局の方々に見てもらいたい。

また当時、チャーチルが書き、演説した三本のスピーチがもとにもなっているのですが、人々の心を揺すぶってくるようなこの演説をどっかの政治家にも聞いてもらいたい。

衣裳やセットの凄さも特筆ものです。
“見た方がいい”って強くおすすめしたい映画でした。


【Now Playing】 プレシャスサンデー / 笹川友里 ( TBSラジオ )

2018/03/28

やっぱりそんなことになった

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〇川氏が証〇喚〇に出て来たが(伏せ字にしたのは、いろいろ検索してこのブログにたどり着き、言い掛かりをつけてくるような変な人を防ぐため)、14件の決裁文書で約300箇所が改ざんされたことについて「当時の局長として大変重い責任がある」などと言ってはみたものの、改竄そのものの理由については「刑事訴追の恐れ・・云々かんぬん」で証言らしい証言はしなかった。

佐〇氏本人が「交渉記録は廃棄した」と、かつて国会で答弁したことへの整合性のために文書改竄があったのではないか・・と、問うても「刑事訴追の・・」で逃げた。

〇川珠〇っていう変な女が「安〇晋〇首相からの指示はありませんでしたね」という提灯持ち上げながらの妙な質問の仕方をしていたのも、この世でこんなひどいことはないと思うシーンだった。

もう今日のニュースでは、官房〇官が「もう終わった」と言わんばかりの会見を行っていた。

国民のためにある国会に提出した文書が一般大衆の国民以外の人(名前を削除してもらった方々)のために改竄され、それを平気で提出し、平気で嘘の答弁していた男は、自分可愛さに(名前を削除してもらった人達怖さに)、「刑事訴追の・・」って証言してまたも平気の平左だ。
実動部隊となった人は死んでしまったが、それでもそんなこと何でもないのだろうな、ひどい話だ。

国の最高の機関にある最高決定文書だって、ひどい人のひと声で好きなように書き換えたり、消してしまったりして、それを国民の前に素知らぬ顔ですいと出すのだ。もうなんでもありだ。自分達の都合の良いように一度決裁したものをほいほいと書き換える、もっと怒った方がいいよ。
この日本で、どんな小さな組織でも、そんなことをしたら自らの破滅だという矜持を持つ組織・団体・人は当たり前の存在だと思う。それをしなかったらそれは野蛮人か、独裁組織の一員だと思うよ。
それを最高組織にいる人が子供のように(子供以下)やってしまう国は滅びるしかないと思った。

世界を見回してもなんだか独裁のにおいがしている。
アメリカのあの人。北朝鮮のあの人。中国のあの人。ロシアのあの人。フィリピンのあの人。『日本のこの人』・・。

最高に厭な世の中になりましたが、それでも批判の目、監視の目は持ち続けることが大事だと思います。
それから、自分が独裁の人側だと思っているあなた・・あなたはトカゲのシッポだよ、早く気づいた方がいいよ。


【Now Playing】 The Man I Love / Miles Davis ( Jazz )

2018/03/16

改竄(かいざん)する人、させる人、他人ごとで見る人

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財務省の決裁文書“改竄”の報を知り、そんなことだろうと思ってはいたけれども、でも“改ざん”“削除”された部分があんなにも多いなんて想像もしていませんでした。

名前を消された(消してもらった?)人達の顔ぶれを見て、実名で書くタイプの SNS ではなんだかみんなおとなしい・・が、その人達がそんなに怖いのかと思いました。
というわけで、改ざんした、消した人達も文書中のお歴々の顔ぶれを見て、たいへんなことになっちゃった、“お直し”したり“消し消し”したりしなきゃ・・ということになったんでしょう?!

そんなことがあったら、その組織の一番上に立つ人は、その事実を把握していようがいまいが、どんな世界であっても責任を取るのが当たり前ですが、それが当たり前にならないのが今権力を握っている人達の恐ろしくも図々しい所でしょう。

次々と決裁し、稟議され、みんながハンコを押し(電子決裁かな?)、多くの人が目を通して、結論を得た文書を改ざんするのです。
怖い人、権力者のためなら国民なんかどうでもいいようですよ。

しかも、組織の多くの人が目を通しているのだから、それが国会に証拠として提出されたら、その多くの目を通した人達は気づくわけです、改ざん・削除したと・・。
それでも平気の平左でそれを国会に出し、答弁していたあの人は、「そんなものは無い」だとか、いろいろ言ってましたねぇ。

あの人の答弁する顔・姿を見て、“嘘をついている”と思わなかった人は一人もいないでしょう。誰が見たってそう見えます(^_^;)
もし、気づかなかった人がいたら、その人・・今までいろんなところで騙されまくってたでしょうね。

改ざん行為の実動部隊であったらしい方は自ら命を絶ちました。
それでも、名前を消してもらった人達は「なぜこういうことになったのか、原因を究明するのが私の使命だ」なんて言ってますよ、あなた・・。
それはあんたが一番よく知ってんだろうっ!!って日本国中思っているってのがわからないんだから、ものすごい鈍感な人達です。・・いや鈍感を装って、なんとか逃げ切れると思っているんでしょう。

ふだんから正義漢面している人達で、今、なんだかおとなしくしている人達があなたの周りにも何人かいるかと思いますが、油断ならない人だから、この際そう思った方がいいですよ、いざとなったらあなたを“トカゲのしっぽ”にしますよ、こういう輩は。

そしてこういう輩は、自分もトカゲのしっぽだってことに気づいていません、気の毒に。

きょうはこんなところで終わりにします。あまりおもしろくないブログでごめんなさい。


【Now Playing】 ニュース / ANN ( YouTube )

2017/09/29

解散しましたね。

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このブログに似合わぬ話ですが、解散、選挙の話。

降って湧いたように「解散」の報が流れ、安倍さんの予定どおりに衆院選へと一気に事態は進みましたが、民進ガタガタ・・小池さんの準備進まず・・とりあえず勝つなら今だという安易な予測は外れたようです。

小池さんの動きの速いこと、そして信じられないような前原さんの“肉を切らせて骨を断つ”的な判断、そこまでは予測していなかったようです。“骨まで断たれ”ては大変ですが、信じられないような展開になりました。

新聞掲載写真の安倍さんの表情も冴えません。
よく「政界は、一寸先は闇」と言われますが、まさにそんな感じ。

どんな結果になるのかは誰もわかりませんが、ぎりぎりの生活でも我慢して、懸命に働き、日々のささやかなことに喜びを見出しながら暮らしているような人に少しでも光のあたる世の中にしてもらいたいものです。

このブログで私は「戦国の武将で誰が好きですか、と聞かれたら、人殺しに好きな人はいませんと答えます」と何度か書きました。

選挙はまさに“戦(いくさ)”です。

だから“戦”の勝ち方、戦法、敵を出し抜くようなやり口、などに長けた武将のような人は政治家に何人もいるでしょう。小池さんだってむしろ“戦”の策略は誰にも真似できないものを持っているでしょうが、自らの興味はそっちの戦争に向いていて、実際の統治はどうなんだろうと思ってしまいます。
築地・豊洲市場の問題だってそんなに進展してきたとは思えません。

かといって、“ひとり勝ち”してきた今までの人達の様子だって多くの“驕り”が見られたと思います。国会の答弁にもひどいものがありました。

「面白いことになってきた」と喜び勇んでいるテレビその他マスコミのくだらぬ報道に惑わされないように、選挙当日まで正気でいたいと思います。


【Now Playing】 How Deep Is The Ocean / Stan Getz ( Jazz )

2017/07/30

映画「ファウンダー」を見てきました

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映画『ファウンダー(The Founder)-ハンバーガー帝国のヒミツ-/
2017年・KADOKAWA 監督:ジョン・リー・ハンコック 出演:マイケル・キートン(レイ・クロック創業者?役)、ニック・オファーマン(弟・ディック・マクドナルド役)、ジョン・キャロル・リンチ(兄マック・マクドナルド役)』を見てきました

あのハンバーガーの「マクドナルド」の創業からグローバル企業にまで成長した過程を映画として成立させたものです。

私はマクドナルドのハンバーガー自体、あまり好きではないのですが(巨大企業的な“におい”がして、なんだかいやだったのです)、そのマクドナルドが実は二人の兄弟がやっていたハンバーガー屋「マクドナルド」のお客さまへのハンバーガーの提供方法(ささやかだがシステムといっていいくらい)が、そしてそのただ一店がもとになって作り上げられたものだと知りました。

主役のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、二人の兄弟(ほんとうのファウンダー・創業者)のハンバーガー提供方式を教わり、契約を交わしてフランチャイズ化し、早い話が二人の兄弟の良心的な部分、もうけ主義的でない部分をどんどん排除していってマクドナルドを巨大化し、やがてはその二人を排除して「めでたし、めでたし」という映画で・・(T_T)、一緒に見た妻も長女もなんだか映画館を出ると元気なく、「ほんとうにひどいやつだったね」という話になりました。

この主人公、レイを経営者として、企業家として尊敬している人は日本にもたくさんいるようで、一代で財を成した有名な人達の名が挙がっていましたが、その人達を見ていると、そうなんだろうな、とあらためてしみじみと感じました。

何が人にとって、その人の人生にとって大事なものかはそれぞれですが、エンドロールが流れてくる前に主役のレイが言う言葉・・

「こう思っているね。52歳のミルクシェイクマシンのセールスマンが、50州に1600店舗のチェーンを作り、海外5カ国で7億ドル近く売り上げた理由は・・答えは1つ。“根気”だ。世の中に“根気”に勝るものはない。“才能”があっても、成功できない者はごろごろしている。“天才”も報われないのが世の常だ。“学歴”も賢さを伴うとは限らない。“根気”と“信念”があれば無敵だ」

・・ある意味共感できる部分はあるのですが、でも、上記のようにしてやってきたことは、私のような凡人には一生理解出来ない非道いことが含まれていました。

成功物語として見る人(自分いちばんの“幸せな”人)もいるかもしれないけど、私には、人はどう生きたらいいのか、と、問いかけられた映画のようにも感じました。

見て、感じてみなければわからない映画です。
見てもいいかもしれない。


【Now Playing】 朝 / Hara Kazutoshi ( ひだまり J-Pop )

2017/05/27

聞きたくもない話だが・・

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またも学校法人の設置計画をめぐって記録文書があるやなしや、そしてその真偽について報道が騒がしくなっています。
また学校の設置計画でなんかあったんかい?!と思いつつ聞き流そうとしていたら・・、その担当である省を辞めたトップの人が会見を開いて「あれは本物だ」と、いかにも正義を通した風な様子でした。

どっちもどっちだ。

と思いました。

その正義の人は、女性の貧困について、実地の視察調査を売春の交渉現場と目される怪しげな場所で頻繁に行っていたらしくて (・_・;、誰も信じないその理由を失笑を買いながら語っていました。
文書の信憑性はありそうだが、この人物の信憑性はどうにもこうにも誰が見ても“うろん”な印象です。

正義に燃えている風をよそおっていますが、天下りの裏ルートを密かに残したりしていたような人だし、そんな文書が出回っていたのなら部下を一喝し、自分がトップに直談判に行ったらよかろうにと思いました。

そもそも報道で見たその文書を見て、うちでは夫婦して「この文書は“作り物”だね。文章能力は中学生程度の人が書いているのは明らかだし、“いかにも”って文書を作ろうとしている。」なんて言っていたのです・・どうやら本物らしいですが・・(^_^;)

とてもいい学校を出て、なんとか省なんてところにおさまっている人の文章じゃないと思ったのです。拙すぎるし、言おうとしていることの表現が幼稚過ぎる。

さらに、こんな文書を“共有(※会見したエラい人がそう言っていた)”するという行為自体は、もうなんというか小学生並みの行為です。
「とってもこわいガキ大将の〇〇ちゃんが、こんなこと言ってるから言うこときかないとダメかも~」っていうやり方です。

前述の文書の稚拙さと、こんな文書の共有をママゴトのように行っている子供じみた行為に、「偽物に違いない」と、私達夫婦は思ってしまったのです。そして事実は小説より奇なり。本物なんだよね、きっと。

国会で野党が「国家の私物化だ」と発言していましたが、私はそのとおりだと言わざるを得ません。
世の中、メディアまでこわがって報道を控えているようですが、国民も声を潜めているというか、逆に声を上げようとする人に罵声を浴びせたり、冷ややかな態度をとる人もたくさんいます。
・・「いいようにやられちゃうよ、あんたもただのトカゲの尻尾だよ」と私は言いたい。

こうして国家は私物化され、挙げ句に戦争にまで到達するのに時間はかからないでしょう。
他人ごとだと思っているとそんなことになっちまうよ。

・・というのがきょうの書きたかったこと・・。
先日、中学時代の先生にお会いして「自分の言いたいことに臆病になるな」と、あらためて教わったので、思っていることを素直に書いたのです。


【Now Playing】 Honky Tonk Woman / The Rolling Stones ( Rock )


2017/01/04

北原みのり・佐藤優の「性と国家」を読んだ

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『性と国家/佐藤優、北原みのり・著(河出書房新社)』を読みました。

私が読む本としては「慰安婦問題」だとか「沖縄基地問題」などにも直接“ガツン・ガツン”とふれる過激なもので、あまりふだんはそこまで踏み込む本は読まないのですが、今回はいろいろと私の心の何かに接触するものがあって手に取り、読んでしまうことになりました。

長文でもあり、重大なエピソードを取り上げていくと深刻になり過ぎるし、長くなってしまうので、私がピピンと感じたところをピンポイントで書いてみます。この本の本題から少し外れてしまうかもしれませんが。

一つ目

著者の佐藤優氏が外務省にいた頃、鈴木宗男事件で逮捕されたとき、彼にはそこそこの数の友人がいたとのことですが、その友達と思っていた人達のうち、男は誰ひとりついてきてくれなかったと書いています。
そのとき助けてくれたのは三人の女性だけだったと言っているところがピピンと来ました。
要するに権力が絡むと男は逃げる、というわけです。
私も経験があります。
大変なことになったときに、男は逃げます。「誰に責任があるか」と声を荒げて自分は関わりあいにならないタイプと、すうっとその場を去る卑怯者、そのどちらかしか男にはいない、というのが私の正直な意見です。この考えは今も全く変わらない。

二つ目

北原さんが言っている「橋本徹氏が大阪市長だったときに、不倫相手にコスプレさせていたとの報道があったが、制服のコスプレが政治家としてアウトにならない社会って何なの」と言っています。全くもって100%同感です。
その同じ男が「慰安婦制度が必要だったことは誰でもわかる」と公で言えてしまう、それでいいんかい?!と言っているわけです。このブログでも私はその当時これと全く同じことを怒りをもって書きましたが・・反応は無かったですねぇ。
さらに私も書いたこと→「自己責任だ自己決定だということを心から信じていて、女性差別を隠そうともしない受験戦争と管理教育が広く行き届いた世代の人間」と言っています。そのとおりだね。
自己決定論を持ち出すことになると、日本軍「慰安婦」だって、「援助交際」だって、お金をもらっているからいいんだろう、自分で決めているからいいだろう、と議論はそこまでになってしまうのです。

三つ目

また、北原さんは、日本の男性のインテリには、どこか暴力に対する憧れを持っている印象があると言っています。
インテリ層に限らず、政治家もそうだと・・。例えば安倍首相は、国会中継を見ていると、福島みずほさん、民進党の辻本清美さんに対しては、質問を受けたときには明らかに答え方がおかしくなる。鼻で笑うような振る舞いが定着すらしていると書いています。これも思い当たります。見ていて不愉快だし、橋本氏も女性に対する攻撃の仕方がやはり過剰な気がします。

四つ目

さらに佐藤さんが言っている「端的にAKB48を見ていて思うのは、これは性的搾取だな」ということに共感しました。
「メンバーは恋愛しゃいけないのがルール、男性ファンの性的欲望を満たすために、彼女たちの人権を無視しているようにしか見えない」とも言っています。私にもそうとしか見えない。
もっと過激なことも言っています。「AKB48のやり方は、アメリカのスタンダードで見た場合は児童ポルノだと思う。児童ポルノという認定にならずとも、児童への性的搾取になる」と結んでいます。いつも私が彼女達を見ていて思っていることそのままです。
だからもう今回は紅白なども見ないことにしました。彼女達にジャンケンさせて、そこにコメンテーターみたいに出てくるいい歳した“ヒヒジジイ”達(けっこう有名な人だ)のスケベ顔にも私は我慢が出来ない。

・・と、私が感じたこと四つについてふれてみました。
過激だな、今回は、と思うかもしれませんが、この本の内容は上記のようなことはほとんど些細な話題になるくらいの過激なものです。
気になる人は読んでみて。


【Now Playing】 深層深読み 虎ノ門ニュース / 上念司、ケント・ギルバート他 ( YouTube )

2016/11/16

「安倍晋三[迷言]録」という本を読みました

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『安倍晋三「迷言」録/徳山喜雄著(平凡社新書)』という本を読みました。
これは主に安倍さんが復活して第二次安倍政権を担ってからの国会での発言や、その他の場で目立った発言などを集め、それぞれに著者が考察、コメントしているものです。

本の帯にもありますが、自分への批判に対しては“レッテル貼り”、自らの暴言は“言論の自由”と主張しているような、安倍首相の特徴ある発言が目白押しです。

そうそう、オリンピック会場招致演説での「状況はコントロールされており、東京にダメージは与えない」という“アンダーコントロール”発言もインパクトがありました。おいおい、ほんとかよ!って日本人の誰もが、特に被災地の方達は憤りさえ感じつつ思ったことでしょう。

「早く質問しろよ」などの国会でのヤジも安倍さんらしいキレ気味のものでした。
特に選挙で大勝し、自信をどんどん深めつつある首相の“行き過ぎ”と感じる発言はとどまるところを知りません。
国会で痛烈な質問を受けると「そういうデマゴーグはやめろ」と言っていますが、だんだんとそのパターンも国民にはわかってきたような気がします。

また、報道に対する圧力も、このブログをご覧になっている皆さんも感じていると思いますが、自民党という政党全体も含めてテレビ局に対する事情聴取を行ったり、「マスコミを懲らしめる」という首相を応援する若手の勉強会などでも声が上がっていて、これを不穏と言わずして何というのか、と思います。

安保法制の成立に際しても、“憲法解釈”で強引に乗り切ったかと思うと、次は憲法改正に手をつけるのでしょう・・。

そして、強力な権力を手中にすると、“一強状態”に誰も口出しが出来ず、党総裁の任期まで延長して、“ぷちプーチン”的だと思いませんか?!

とにかく、この本を読んでいて、だんだん暗く、苛立たしい気分になってきたことは否めません。支持率も相変わらず高いので、このブログを苦々しく読んでおられる方もいらっしゃると思いますが、「まんまと“のせられ”ている自分」を少し意識した方がいいと思いますよ。10年後くらいに、ああ、あの時何故もう少し冷静になれなかったのか、と後悔すると、・・・・・私は思います。腹が立ったらどうか、別の提灯記事を書いているブログ等に飛んでください、その方が健康に良いでしょう。

トランプが大統領になってしまった、とか、ドゥテルテ大統領はどこに行こうとしているのか、とか、プーチンの動向が心配だ・・などと案じている方、大丈夫ですよ、うちの首相も見た目はとても真面目な日本人的ですが、中身は非常に似ていると思いますよ。
絶対に彼らに引けを取ることはないでしょう、ほとんど同じか、こっちが一枚上です。

すいません、この本を読んで少し調子に乗って書いてしまいましたが、内容については、概ねいつも私が感じていることを書けたと思います。
それじゃ、また(^_^;)


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 群馬県渋川市・松本由起氏他 ( NHK-AM )

2016/08/15

あまり誰も言わないけど・・。

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先週、テレビで天皇陛下がお気持ちを述べられ、その中で「退位の意向」をにじませたご発言をされていました。
その後の新聞等では、国民の80%以上が「天皇のお気持ちはよくわかる」と反応していることが報道されていました。

天皇陛下が「象徴天皇としてのあり方」をずっと模索されていたことはお気持ちを表されたビデオに加え、今までの陛下の活動のフィルムなどからもよくわかりましたし、その“象徴としてのあり方”に国民の多くは理解を深めているのではないかと、私のような者でも推察することが出来ます。

その後、首相のコメントがありましたが、テレビというものは正直なもので、その表情から「面倒なことになった」というのが読み取れました。テレビというものはそういうものです。
言っていなくとも、画面に映された表情で何故か本音が見え隠れするのがわかるのです。不思議なものです。

というわけで、新聞、テレビなどでもあえて書かない、言わないのかもしれませんが、このあいだの選挙で大勝した政党の「憲法改正草案」を見てみると、『第一章 天皇』の第一条では天皇は【日本国の象徴であり】という【 】の部分が削除されています。ご存知でしたか。
象徴天皇の文言を削除しようとしているのです。このあいだ陛下が「象徴としての天皇を模索している」と発言しているのですけど・・。因みに、天皇は《元首であり》と書き換えられています。これもご存知でしたか。

同第三条の【天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。】という部分も【 】内まるまる削除です。
内閣が助言も承認もせず、責任も負わない・・ってこと?!と即座に思いました。

第七条では、天皇は【内閣の助言と承認により、】国民のために、次に掲げる国事に関する行為を行う。となっていて、またもや【 】内は削除されています。
・・第十条4項で、「内閣の進言を必要とし」とエクスキューズをつけていますが、何やら不穏な空気を感じるのです。

安〇首〇を揶揄するような記事をシェアしたり、引用したりするだけでちょっとイヤミな感じを出してまるで自分が書いているような気になっている人をSNSなどでお見受けしますが、それは逆効果だと思います。どちらかというと、〇倍〇相よりも書いている人の方がイヤな人という印象を与えてしまいます。

『第二章 戦争の放棄』では、【戦争の放棄】の文言そのものを全削除しているし、【陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は認めない。】という部分も【 】内全削除されていますが、イヤミな記事のシェアよりも、こういう事実を書いた方がいいんじゃないのか、と思いました。

日本の歴史を見てみると、次々と敵を倒し、天下を取っても、結局民衆の心を得るためには何か別の後ろ盾が欲しいと考えるのが権力者です。
現在では戦は選挙戦となり、大勝しても国民の気持ちを得るためには上記のように後ろ盾にしようとしている人の“地位”についてどうしても改変したくなるのはこの現代でも変らないようです。

終戦の日に私のような愚かな者でもこのくらいは考えてみました。
憲法改正を目標にして、議席を増やした人達の改正案には、皆少しでも目を通した方がいいんじゃないのかな、という書き込みでした。

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