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2021/04/09

三國連太郎さんの対談本、奥が深過ぎて、少しだけ潜って帰って来ました。

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『「芸能と差別」の深層/三國連太郎・沖浦和光〔対談〕(ちくま文庫)』を読みました。
1999年に解放出版社から刊行された上・下巻本を合本し、改題のうえ2005年に文庫化されたものです。
ブックオフにて安価購入。

俳優の三國連太郎さんと、比較文化論・社会思想史が専門の沖浦和光さんの対談本ですが、内容は表題どおり奥深く、俳優・・芸能・・わざおぎ・・シャーマンとさかのぼって行き、芸能の原始とシャーマニズムにまで話は進み、それは「芸能」と「差別」の関係へと発展していくのです。

私も最初のうちはなんとか付いていったのですが、歴史的なことや、宗教、過去からの芸能の変遷など、まるで勉強不足で途中から置いてけぼりになりました…σ(^_^;)

「芸能」はもともと「芸態」であって、国家組織ができる以前から芸態者の団体があったとのことで、その歴史をつぶさに調べると、日本の奴隷階級の起源と変遷がよくわかる・・ということにまで話が及びます。

芸能の起源は、呪術師であるシャーマンの所作にある、と、沖浦氏。
俳優は「わざおぎ」と読み、「俳」は「遊戯」すること。
「優」は神事に発した「遊楽」を指し、のちに演技する者を意味するようになったそうです。
・・なんとなく、聞いたことはある・・。

新春の祝福芸・萬歳から万才への変遷なども書かれていて、今現在の万才を見聞きしている身からすると、とても興味深い。

また神社の祭礼には必ず大道芸人や門付芸人の姿をかつては見かけたが、そこから香具師(やし)と的屋(てきや)にも話が及んで来ます。

第二次大戦前夜に発表された永井荷風の『墨東綺譚』に浅草を中心とする芸能とそれにまつわる様々なことが書かれていて、とても貴重だということにもふれていました。
『墨東綺譚』、もう一度読んでみようかと思いました。

途中で付いていくことが出来なくなったこの本ですが、三國さんの「芸能」「俳優」というものに対する眼差し、考え方に接し、そこまで突き詰めて生きているのか、演技をしているのか、とあらためて感じることの多い本でした。

文中に異なる視点から同様のことを研究していた小沢昭一さんについても書かれていましたが、小沢さんの関連本も何冊か持っているので、この本と比較しつつ、もう一度読んでみる価値がありそうだ、と思ったところで、今日の感想はおしまい。

 

2021/03/11

「文字通り激震が走りました/能町みね子」を読みました。

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『文字通り激震が走りました/能町みね子著(文春文庫)』という本を読みました。
能町さんが、世の中で起こる“能町アンテナ”に引っかかるような出来事を取り上げ、能町さん流に料理してくれる、というような内容になっておりました。

能町さんが社会的な事件、あるいは芸能関係の人達が巻き起こす事象を語ると面白いことは、毎週土曜日のTBSラジオ「ナイツのチャキチャキ大放送」の中で、“常連さんに聞いてみよう”コーナーでよく存知上げていますが、こうして文になり、本になった能町さんの鋭い“突っ込み”も、なかなかに味わいがあります。

上西小百合議員、加藤紗里、坂口杏里、貴乃花、西野亮廣など、ふだん私が見向きもしない人達への観察も、身を乗り出すくらい面白い。
特にそれぞれの人達が書いているブログについて、実に鋭い考察?!がなされていて、「そういう“面白がり方”があったのか」というのが私の素直な感想でした。

それと共に、気づかせてもらったのが、「。」にすべきところが何度も「、」になっているなど、句読点の乱れはSNSに慣れない年配の人、または若くても精神状態が不安定な人に、非常によく見られる傾向だ、という発言には、『ハッ』としました。
たしかにそういうことは言えるぞ、と思いました。
そして、ツイッターなどの発言数が月に何千件などということになるのも、精神不安定の要素のひとつだなと思いました。
ブログやツイッターから、その人の精神状態が読み取れると、今までとちがって、SNSの見方が変わってくるぞ、とあらためて思いました。

もうひとつ、本人ブログやFAXなどの文章で芸能人が発表・報告するときのテンプレートがある、というか、使う人のパターンについても書かれていて、なるほどと思いました。

「かねてよりお付き合い」「新しい命を授かって」「温かく見守っていただけると嬉しいです」などがテンプレートにある主な表現方法。
「かねてよりお付き合い」なんて、芸能人以外では、たしかに使っている人なんていませんね。
逆に、上記の表現を使わずに報告・発表などをする芸能人は、本音の発言をしたり、その人らしさが出ていたりします。

ということで、特にツイッターについては、“ゴミの山”と片づけ、あまりに注視していなかった私にとっては新鮮な気付きがありました。

さらに能町さんのラジオでの発言や、文章などに注目してきたいと思いました。

 

2020/12/09

武田鉄矢さんのラジオ番組を書籍化した「人生の教養を高める読書法」を読んだ。

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『人生の教養を高める読書法/武田鉄矢著(プレジデント社)』という本を読みました。
これは、ラジオ・文化放送の朝の番組「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」で武田さんがその都度読んだ本から得たことを紹介するというものを書籍化したものです。

この番組はかなりの長寿番組ですが、私も今までの職場でクルマ通勤だった時、しかも時間帯が合う時に聞いてきた番組です。
現在の通勤時間帯にも合うので、ここ一年とちょっと、ほぼ毎朝聞いております。

武田さんが“三枚におろす”様々な本は、様々なジャンルのもので、今まで聞いたこともないような話、考え方に出くわすことも多いのです。

「植物は〈未来〉を知っている/ステファノ・マンクーゾ」の紹介では、唐辛子が辛いのは、人間の脳内に脳内麻薬と言われるものを分泌させて、言わば人間を“支配”して自らの種を人間に栽培させ、生き延びているんじゃないか・・、みたいなことを書かれています。

その場を動かず環境に適応して、順応していく“植物的”な生き方が人間にはひょっとして合っているのかも、という話にも発展していきます。
コロナ過の今、そういう考え方も大事なのかも、と思いました。

また「AIが神になる日/松本徹三」の紹介のときに、AIに様々な課題を検討させたりしているうちに、命令した人間が指示もしていないのに、AIが別のAIにコンタクトを取り、会話を始めたという話が書かれていました。
しかも、途中から人間にはわからない言語で一対一で会話をしだして、怖くなった人間側が一台を壊してそれを止めたという事例があるというのです。

ほんとか?と思いましたが、あり得る話でもあると思いました。

古くは星新一の「声の網」というSF小説で子供の頃に読んだことのある現象です。
また古い映画ですが、「ウォー・ゲーム」というアメリカの映画でも、戦争用のコンピュータが勝手に世界大戦を始めてしまうというのもありました。
それが現実化されてしまうのか、などと興味深く話を聞くことになりました。

最後に、ツイッターその他、いろいろなところでそんな武田さんのことを悪く言う人がいて、それが最近目につくのですが、ひとりの人間がただ自分が読んだ本から感じたことをラジオで話しただけで、ひどい言葉を浴びせている芸能関係の人もいて、「だったら、直接本人に言えよ」と思いました。
SNSで遠くから罵声を浴びせるのは失礼で卑怯だと思いました。・・と、最後に付け加えておきます。

 

2020/06/13

芸能人のスキャンダルなんか、もう取り上げるな

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また芸能人のスキャンダルの話題が出て、世の中ウイルス感染拡大の影響で大変なことになっているのに、テレビやラジオでうれしそうに報道しています。

私、テレビはほぼ見ないので、そちらの状況はわかりませんが、ラジオでも「口にするのも穢らわしい」と言っていたので、きっとそういうことをしていたのでしょう。
そこからは、この件について報道が始まったらスイッチを切ってしまうことにしました。
ネットに載っていたら、別のページにすぐ飛ぶことにしました。
もう見たくもないから。

携帯のニュースみたいなものに、「活動自粛に入ります」と、わけのわからない事前対策的な行動を見ましたが、そういうことだったのか、準備が良すぎて逆にいやな印象を強めているな、とも思いました。

うれしそうに報道する人、そんなことするから本人は自分が“大物”なんじゃないかと、ますます勘違いするんじゃないかと思いますよ。

一切何の報道もせず、まったくふれないということが本人にとって一番きついことになるのにねぇ。
そうすれば、もう復帰しようなんて気持ちも消えて、二度と見ないで済みますよ。

こんなどうでもいいことを微に入り細に入り調べて報道するなら、ウイルス感染拡大に伴う給付金の実態がどうなっているかくらいもっと報道したらいいんじゃないでしょうか。

あやしい契約、もっとがんがん突っ込んでくださいな。

それにマイナンバーカードを利用すると、10万円の給付申請が簡単にできるなどと政府が言ったことがまったくの絵空事だったことについても、もう一度検証して伝えてくれた方がありがたいです。

わずか15パーセント程度しか保有されていないカードで、しかもさらにその内の数パーセントの人が暗証番号がわからず再設定に役所を訪れただけでシステムがダウンしてしまうようなお粗末システムだということもしっかり報道した方がいい。

だって、これにまた銀行口座を紐付けするなんて言ってますよ、あなた!
さらにさらに健康保険証代わりにするなんて言って多くの人にカードを作らせようとしている。
ただでさえ動かない、能力不足、容量不足、通信速度不足なしろもの。
保有者を増やし、接続システムを増やしたら、システム起動したたげでダウンしますよ(^_^;)・・ポンコツシステムなんだから。
システム基盤を理念もしっかりしたものにしてから再整備し、それからの話だと思いますよ、素人の目から見ても。

先にカード保有者を増やそうとする、その根性がいかんと思う。
カードをつくると便利なことがいっぱい!と、制度が始まったときに言っていたのに、「私はこんなに便利になりました、ああ幸せ」なんて人が一人もいないから誰もカードを作らないんだよ、そんな簡単なことがわからない議員と国の役人。
ひと言でいうと、「便利にしてから勧誘しろ」ってことです。

疲れがたまって、怒りもたまってしまったようです。
今回はこれにて終了。

 

2019/08/25

佐高信氏の「タレント文化人100人斬り」を読んだ。

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『タレント文化人100人斬り/佐高信著(教養文庫)』という本を読みました。
1998年発行の本ですから、20年以上も前の本。ブックオフで手に入れました。
「噂の真相」に連載された人気コラム「タレント文化人筆刀両断」の100回分が、この文庫にまとめられているとのことです。

読んでみると、タレントから文化人、政治家、評論家、漫画家や宗教家、もう様々な人に“ケチをつける”というか、“喧嘩をふっかけ”ているのです。
どこまでも追いかけていって、叩きまくる、「そうまでせんでも」と私は思いましたが、遠慮会釈なく、チンピラ扱い、虫けら扱いの罵倒が続きます。容赦はないです。

テレビでも何度もお見かけしている方ですが、いやもう切れ味鋭いを飛び越えて、“なた包丁”で“たたっ切る”感じです。

それも気に入らないヤツ、または反論してきたヤツについては、何度でも挑みかかり、二度と歯向かって来ないように息の根を止めます( ̄O ̄;)

これで、この人、あちこちから恨みを買うことはないんでしょうか。
私だったら、怖くて外を歩けなくなります。

血祭りに何度もあげられているのは、猪瀬直樹氏、弘兼謙二氏、ビートたけし氏、西部邁氏、吉本隆明氏、阿川弘之氏ら多数。
その著作や、考え方、過去の“寝返り発言”などに言及し、とことんまでやっつけますd( ̄  ̄)

ビートたけし側も反論していたようですが、でも返り討ちにしています。内容については、読んでもらうしかありませんが、でも、もっともだと思うこともありました。
横山やすしさんについて、たけしさんが「吉本の会長に可愛がられて“過保護”だった」と言っているのを例に挙げ、そのやすしさんが、たけしさんの「フライデー事件」の殴り込みの話を聞いたときに発した「ひとりで行け、ドアホ!」・・d(^_^o)

私もそのとおりだと思いました。「これはズバリ、たけしの弱点を突いている」と佐高さんは言っていますが、まさにです。

私が学生時代によく読んだ山本夏彦氏についても、「女に選挙権はいらない」などと言い続けていると噛み付いていますが、よく山本氏の本を読む私から言うと、言いたいことは、選挙権があっても投票せず、結局選挙権が半数になっても結果は変わらないだろう・・というようなことが本意で書いたことだと思います。
この例を考えると、けっこう他の人についても言葉尻をとらえて、それに食い付き、引きずり回している部分もあるんじゃないか、などとも思いました。

最初は、言いたい放題だな、と、ややすっきりするような感じで読んでいたのですが、最後になると、これだけ悪口雑言の連発を身体が受けとめられなくなりました。
具合が悪くなって読了・・。

2018/05/05

今さわがれているタレントの件で考えた

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ここ連日騒がれている TOKIO の件について、私は特にジャニーズのタレントには感心が無いのですが、それでもこの人達にはいつも好感を持っていたので、少しばかり考えることがありました。

事件本人の記者会見のあとに、リーダーの城島さんと、国分さんがまずメディア対応していましたが、実に大人な受け答えに感心しました。他の同事務所のタレントで、これだけのことを言える人はそんなにいないんじゃないかと思いました。

その後メンバー四人での会見でも、実に真摯に、正直に自らの思うところを話していて、それほどテレビを見ない私も少しばかり見させてもらい、対応は立派だと思いました。

なので、この四人のメンバーに真っ先に相談できなかった本人とメンバー間の意思疎通はふだんどうなっているのかな、と思いましたが、でもでも皆年齢を聞いてみればそれなりの年齢です。
いつも思うのですが、男も四十を過ぎると、いくらグループで活動していても、一人の人間として『自分の生き方、領域』のようなものが出来上がってきて、学生時代やせいぜい二十代の頃のように、“部活”みたいなノリでグループをやっていくなんてこと出来ないと思うのです。

SMAP にしても、あれだけ個性があって、それぞれにそれぞれの領域で活躍しているいい歳した男達が仲良くグループをやり続けていくなんてこと、ほぼ不可能なんじゃないかと、あの騒動のときに思いました。

そこで気になるのが、この大所帯の所属事務所に所属しているタレントのあり方です。
野球にもフリーエージェントがあるように、先ほど書いたようなひとつの区切り的な年齢、40歳くらいで本人に身の振り方を選ばせてあげたらどうだろうと思いました。
今までどおりの事務所で活動するのか、自分の方向性が見えてきたので、ここはそれを突き詰めてみたいというのであれば、独立なり、他の事務所に移籍が出来れば、そのタレント自身の未来が開けてくるんじゃないかと思ったのです。

そのうえで、グループという形態を維持するのかどうかも判断させてあげれば、事務所も変わらず、仕事も決められてしまうようなことも回避できるんじゃないかと・・余計なお世話の老婆心ですけど。

さらに、当該事務所は世間的にも、私の印象としても所属タレントの結婚については、消極的な姿勢がうかがえるのですが、それも、そのタレント本人の人生に大きく関わることであり、その人の人生を応援できるような形で今よりも積極的に認めてあげたらどうかと思ったのです。ほんとに余計なお世話ですけど。

あまり芸能人の事や、ゴシップ的なことにはふれないこのブログですが、今回は気になる TOKIO のことだったので、思ったことを書いてみました。

凡人の戯言なので、ムキにならずに読み飛ばしてくださいね。


【Now Playing】 Shine A Light / The Rolling Stones ( Rock )

2017/12/31

壇蜜さんの「食べたいの」を読んだ

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『食べたいの/壇蜜著(新潮新書)』を読みました。
週刊新潮に連載している「だんだん蜜味」を再編集したものです。

このブログでも何度か壇蜜さんの著書となっている壇蜜日記の読後感についてご紹介してきましたが、壇蜜さんの文才には舌を巻きます。

この本は、壇蜜さんがさまざまな食べ物についていろいろと書いているのですが、切り口がそもそも他の女性とはちがう。

おしゃれなスイーツだとか、高級なフランス料理などについて自慢げに書くのではなく、取り上げるのは、駄菓子だったり、納豆、ふりかけ、水ようかん、まんじゅう、カレー、魚肉ソーセージなどなど(*^_^*)

「おつとめ品」という章では、梅干しやリンゴも自分で食べる場合は“おつとめ品”でも「味は変わらないし、誰かにあげるわけでもなし」と、つぶやきながら“サイズまちまち”、“ちょっとつぶれてます”という注意書きに、脳内で「お得じゃないか」と変換して購入する壇蜜さん。

そして、「“劣化”という言葉を、人に使う言葉ではない」というある作家の言葉が響いた壇蜜さん。
ウェブで“劣化”を検索すると、「劣化芸能人」という関連キーワードが真っ先に出てくることにも驚いています。

壇蜜さんがつくった短歌

「号泣秘話劣化ブチギレ激太り アクセス増やす魔法の五語よ」

は、人間というものが、いかにいやしくて、くだらないものかがよくわかります。

「おつとめ品」というキーワードでこれだけのことを書ける壇蜜さん、参考にしようにも、その思考の多角さにおののくばかりです。

また壇蜜さんの著書を読んだらご紹介します。


【Now Playing】 Mary Had A Little Lamb / Paul McCartney ( Rock )

2017/06/23

へんな話だと思った

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久しぶりのアップになりました。ちょっと疲れていました。書かずに充電してました。
では、今回の話題に。

このブログでも何回か書いてきたこと。
いわゆる“〇〇〇48”とか、地方名のイニシャルを冠した数十人の女子を集めた芸能グループの“総選挙”と呼ばれている商売、まだやっていたことをニュースで知りました。

そのニュースは選挙で上位入賞した須藤さんという女性が、入賞挨拶の際に「自分は結婚する」と宣言して、それがファンに対する裏切り行為だというものでした。

グループには「恋愛禁止」というルールがあるらしいけど(でも、問われるとそのグループの有名な“総帥”的な人物は「そんなことは言っていない」とうまく逃げるのです。だったら「そんなルールは無い」と言えばいいのに、言わずに暗黙のルール化にしてうまいこと商売をやっている)、禁止だと言われて恋愛、恋心が遮断できるものだと思っている方がおかしいと、私は思います。

ルールがあったら人を好きにならずにいられるなんて、自分が同年代の時に電撃を受けたように人を好きになったことを思い出してみたらいいと思います。たとえば今は勉強する時期だから人を好きになってはいけない、なんて言われても“人間なんだから”止められることと止められないことがある・・そのくらい人としてわからないと、他人の人生を狂わせることになるよ、と思いました。

怒っているファンについてニュースで語られていましたが、同じCDを何枚も(10万円単位で買っている人がたくさんいるらしい)買って“選挙権”を手に入れ投資しているのに、なんということをした・・ってことらしいです。
「その何十万という投資を他のことにしてみろ」と言いたい。CDは聞くものだ、同じものであれば一枚で充分あなたの好きな人の歌声が聞けるのだ、応援したいのなら別の方法でするがいい。

選挙権を売っている側も、本来の音楽や映像等を売るのでなく、昔の「紅梅キャラメル」や「仮面ライダースナック」(買ったら中身を捨てて応募券やカードだけを取り出す、本来の食べ物を売ることから外れたものを売る行為)的ないかがわしい商売をしていることに対して自戒の念を持った方がいいと思うが、“儲かったらそれでいい”のでしょう。それに“乗せられて”そんな商品を買っている人もいいかげん意識した方がいい。

ファンにも総スカンを喰い、グループの仲間からも冷めた目で見られているらしい須藤さん。
ファンも、グループの仲間のひとたちも、人が人を好きになること、結婚したいと思うこと、それがどういうものか、もう一度心を落ち着けて考えてみたらどうでしょうか。

一人の人間に対して恋愛してはいけないとルールづけすること、音楽やダンスなどを含めた芸能そのものを売ることがビジネスの中で“ないがしろ”にされていないか、人が自らの思う道を歩むことに対して尊重することが自分自身の人生に対しても応援になるのではないかということなど・・、もう一度自分をニュートラルな位置に置き直して思い、考えてみることは大事だと思いますがいかがでしょうか。

久しぶりのアップで、思うように書けませんでしたが、言いたいことのエッセンスは書けたと思います。それではまた次回に。


【Now Playing】 りんご追分 / 美空ひばり ( 歌謡曲 )

2017/01/16

クリス松村さんの番組でいい曲を聞いた

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NHKのAMラジオ番組「クリス松村の音楽処方箋」、帰宅したときに丁度放送中で、良さそうな感じだったので、iPad を使い、「らじるらじる」に切り替えて JBL の小型スピーカーにてちょっといい音で聞いてみました。

この番組、ゲストで来た人がちょっとした悩みをクリスさんに相談し、それに“効く”音楽をクリスさんが処方するというものです。おもしろい。

初っ端に掛かった曲は、美空ひばりさんの東京ドーム公演での「人生一路」でした。
いやもう驚きましたねぇ、素晴らしい歌唱でした。このバージョンを私は初めて聞きました。
ひばりさんはあの頃たぶんかなりお身体の具合は悪かったと思いますし、当時のビデオ映像などでも顔色は良くないように見えました。
でも、この曲の溌剌とした感じ、通常の歌い方よりも跳ね上がるような昂揚を感じます。
自分にも、そしてファンにも「私は大丈夫!」と言い聞かせているようです。
辺りがパーッと開けてまさに快晴っ!!最高の歌唱だと思いました。私も大興奮いたしました。
ぜひこの音源は手に入れようと思います。

さらにひばりさんの「笑ってよ、ムーンライト」という曲も掛かりました。
これはとても軽い感じのポップスで、ひばりさんの多様な側面を感じ、これまた“にくい”ライトな感覚の歌声で、またも唸ってしまいました。ジャズなどでも素晴らしい歌唱を聞かせてくれたひばりさんですが、いやはやたいした歌手でした。

続いて江利チエミさんの「おこさ(で)節」が掛かりましたが、これはクリスさんがドイツで見つけたアナログレコード盤で、しかも日本で1980年代に出たものを2000年代に入ってドイツが発掘し、レコード化したものだそうです。
発掘するだけのことはありました。チエミさんの“ノリ”のよい感覚にまたも興奮してしまいました。クリスさんの音楽、特に日本の歌謡曲に対する造詣はたいへん深く驚きました。

最後には、三人娘のもうひとり、雪村いづみさんの「ひこうき雲」が掛かりました。
これは10代の荒井由実さんが、自ら命を絶った友のために書いた曲で、本来雪村さんがリリースする曲だったのだそうです、これも知らなかった。
番組で掛かった雪村さんのバージョンはとうとうリリースされなかったものだそうです。
これがまた凄かった。
雪村さんが経験されてきた人生での様々なことがこの曲に深い意味を加えていて、動けなくなるくらいの感動を呼びました。

たまたま聞いたクリスさんの番組でしたが、素敵な番組でした。
ちょっとばかりそのお裾分け的な感じできょうは書いてみました。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 青山繁晴 ( YouTube )

2017/01/13

アルバム「日本漬け」を聞いた

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『日本漬け(朝倉さやさん歌唱)』というCDを聞きました。
このあいだ、たまたまラジオでかかっていたこのアルバムからの何曲かを聞き、大きな衝撃を受け聞いてみることにしたのです。

ラジオで聞くまで、私、世情に疎く、全く朝倉さんを存知上げなかったのですが、民謡民舞少年少女全国大会で、小学生の時と中学生の時に二度日本一になられているのですね。どおりでその歌声は澄み渡り、よく通ります。

今回聞いたアルバムは、多くの曲が日本の歌謡曲や、いわゆるJ・POPと呼ばれるもののカバーが入っているのですが、ただのカバーではありません。
ユーミンの「やさしさに包まれたなら」や、夏川りみさんの「涙そうそう」、槇原敬之さんの「もう恋なんてしない」、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」、坂本九さんの「上を向いて歩こう」などが山形なまりの民謡調で、“こぶし”をころころ回しながら、しかも一部歌詞は山形弁に変えられていて、それがまたとても味わい深いのです。

もう聞き始めて2~3曲目くらいから涙が流れて「あぁ・・なんていいんだ」と思いました。
山形の空の下で青空を見上げながら、朝倉さんの澄んだ歌声を聞いているようで、方言を使い、ほとんど民謡のようにこぶしが回っているのに、なんの不自然さもなく、心の中に染み渡るようでした。

これはやはり朝倉さんが、よく、歌詞・曲を咀嚼したうえで、自分の思うその曲の姿を見事に具現化しているからだと感じました。
いやもう、どの曲も素晴らしい仕上がりです。

ラジオで何曲か聞いたときから“虜”になってしまったのですが、あらためてCDで、スピーカーから音量を上げて聞いてみると、さらに彼女の歌声と表現力の卓越したものを感じ、受け止めることができました。

今回の「日本漬け」は、一番新しいアルバムのようなので、さらに遡って彼女の作品を聞いてみようと思っているところです。
取り上げている曲はお馴染みの曲ばかりなので、興味を持たれた方はぜひその歌声に一度耳を傾けていただきたいです。その感動は想像を必ず上回りますよd(^_^o)


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 兵庫県三田市 鈴井紫乃さん ( NHK-AM )

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