2009/12/05

バイアウト/幸田真音

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『バイアウト(BUYOUT)/幸田真音(文藝春秋)』を読みました。例によって、ブックオフで半額にて購入。

企業買収の進行を物語の軸に、TOBを仕掛ける、どうみてもド○キ○ーテを想定して書かれている会社の取締役会の内情や、企業買収の対象になってしまった音楽産業の企業内部で起こる上を下への騒動を伴う対応が手に汗にぎるような展開で書かれています。

さらにそれに絡んで登場人物の生い立ちから出生の秘密まで子細に描かれ、ライ○ド○としか思えない企業の親玉が逮捕されるシーン、○上ファ○ドのような企業価値に比して株価が安価で、株主対応を丁寧にしていない企業を買収し、売り抜けて行く企業の話も絡められ、人生模様や経済社会の裏側まで、ものすごい勢いで書かれています。

会社そのものが何のためにあるのか、その意味を考えさせられたり、企業買収という冷酷な物語の中に、登場人物一人ひとりの人間模様まで散りばめられ、これはあっという間に読み切ってしまいました。

幸田真音さんの小説に登場する人物は、主人公を含め、なんとなくクールで、情緒的に過ぎない人、そして読者側から想像すると、いい女といい男ばかりのような気がしますが、逆にそれがスピーディーな展開の経済小説には欠かせないような気がします。

あまりに普通の、情緒的な人ばかりが出てくるとそちらにばかり気を取られてしまいますし、クールな登場人物だからこそ、こちらが感情移入し過ぎることなく、逆に人間模様の中にまで入り込んでいけるのだと思います。

400ページに達する長編ですが、一気に読んでしまいました。
半額の本で、“四倍”くらい楽しんじゃったかな?(^_^)!

【Now Playing】 BQE / Hiromi ( Jazz )

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2009/11/23

『妻との修復??』

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ブックオフで105円で買った『妻との修復/嵐山光三郎著(講談社現代新書)』を読みました。

これはねぇ、すごいよぉ!
著者の嵐山さんの友人達の武勇伝というか、次から次へと妻を変える人、愛人が数人から数十人もいる人、完全週末婚でなんとか夫婦関係を“保って”いる人などなど・・・、それから妻の奴隷のようになり夫婦という体裁を維持したり、記念日に大枚はたいていろいろなプランを練りご機嫌を取るなどの数々の作戦なども記述されております(^_^;)

中には悲惨な運命を辿り、自業自得とは言え、非業の死を遂げる人まで書かれています。

これが、友人・知人にとどまらず、漱石や森有礼、伊藤博文、岡倉天心、黒田清隆、武者小路実篤、野口英世など、文豪・著名人たちの夫婦関係、愛人関係の一部始終が遠慮会釈なく描かれています。
しかも、この有名人達、どいつもこいつも「お前ら人間じゃないっ!」ってくらいひどい人ばかりです。
また、奥さんたちも悪妻・毒婦の大行進といった具合です( ̄▽ ̄;) 

そんなひどい人たちの数々が、離婚してもまた再婚して同様に妻に苦しんでいる人ばかり・・もちろん“身から出た錆”でそうなっているのですが・・・。
読んでいると、「馬鹿は死ななきゃ治らない」って、とことん思いました。

また、社会的、世間的に立派な人でも、人間としてはどうしようもない人がこんなにいるんだ、とも思いました(-_-;) 
とにかく一度読んでみてくださいな。これは面白すぎるよっ(^_^)

ちょっとばかり気になったのは、著者の嵐山さんもそう思っているようですが、夫婦というものが仲良く添い遂げるなんてことは、どんな夫婦にもあり得ないというように考えているのではないかと・・・、それが社会の原理ではないかと考えられて書かれているような“フシ”があるように感じたのです。

私が思うに、いったん夫婦となれば、いろいろと波風はありますが、でも最終的に長く仲良くしている夫婦というのは20~30%くらいはいるのじゃないかと・・・。

どうでしょう、これをご覧のみなさまは、どんな“夫婦状態”ですか(^_^)

一度、きょうご紹介した「妻との修復」をお読みになって、自分達がいかに“良い状態”か確認して安心するのもいいかもれませんよ。「あんな偉そうなこと言っていた人が、こんなひどい人で、こんな最悪な夫婦関係だったのか」と“ほっ”とするかもしれません(^_^;)

【NowPlaying】 宿屋の“富” / 瀧川鯉昇 ( 落語 )

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2009/11/07

勉強不足をひしひしと・・・

いろいろとご心配おかけしておりますが、きょうは体調も落ち着いております。来週には病院に行こうと思っています。“健康第一”です。

で、きのうは何とか職場に行きました。
午前中は、朝7時40分には東京に着き、8時から予定されている会合に潜り込み情報収集、そのまま朝食を口に突っ込み職場に到着。

メールにて連絡があり、3キロ自転車で走って書類受領。その足で各○○の広報を周り資料収集。
一日休んでたまっていたメールを読んで処理。
あっという間に午前中が終了でした。

午後には、仕事で、とあるシンポジウムに出席。
地球温暖化に伴う水位の上昇によって、ハリケーンが強大化している昨今、海に取り囲まれている日本の海岸状況についての“熱い”討論でした。

現在の職場に来てからは、こういう仕事も増えました、というか、今までこんな仕事はなかった!
昨日も、コーディネーターはNHKの解説委員だし、パネリストはテレビで見たことのある方や、その道の権威、そして“熱い”人が多い。
先週末に出席した研究会では、目の前で白川日銀総裁のお話を聞くことができました。
このような環境を与えてくれる現在の仕事に感謝しなくてはいけないと感じている昨今です。

ただ、日銀総裁のお話をお聞きしたあとには、「猛省」。おっしゃっていることの半分くらいしか理解できなかった自分が情けない。「質問を」と言われてもひと言も出ない・・情けなさ過ぎる・・・。

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というわけで、すぐに写真の『日銀を知れば経済がわかる/池上彰著(平凡社新書)』を買い(安易だって言わないで、必死なんだから)、読みまくりました。
この本、とてもわかりやすくて、「ああ、あのときの発言はこういうことだったのか!」と、手を打つこと数度。
恥ずかしながら、もう一度基本的な勉強のやり直しをしています。

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さらに、政権交代があったことから、職場周辺では、省庁の発言や国会議員の動向、国会の動静など、難しい話でもちきり!
電車や、研修会でのバスの中、職場エレベーターの中などでも、色々な県、市の方から上記のような政治状況の話をいきなり振られるので、いままでの政治には“ちんぷんかんぷん”の私でいるわけにはいかず、ノートに話題に上がりそうな記事をスクラップし、コメントを書いて自己学習中です。

仕事バッグにしのばせて、あいた時間にパラパラと復習しております。

生きていくのも大変です。


【NowPlaying】 リッスン・トウ・ザ・ミュージック / ドゥー・ビー・ブラザーズ ( Rock )

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2009/10/29

モノを捨てるとテンションが上がる??

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『なぜあの人は整理がうまいのか/中谷彰宏・著(ダイヤモンド社)』を読んでいます。

中谷さんの本は、どれも読んでいるそばから影響を受けてしまうものが多いですが、今回は、タイトルにもあるとおり、「モノを捨てるとテンションが上がる」という“金色の腰巻き”に書いてあるとおり、とにかく「捨てろ、捨てろ」と、どのページも力説しています。

机の上の書類の山が崩れたら、それらはもう“いらない”ものだ。
とか、
家の中でも「使わないものが運気を下げている」など、言われてみて、そして詳しく読んでみて、「そのとおりかも」と思ってしまう説得力です。

最近、私の机の上も、自宅でも職場でも、本や書類が“積み上げ”られています・・・(^o^;)
運気下がっているのかもね・・・(^_^;)

「捨てたい!」という隠れた願望がある方にはオススメの本なんですけど、その中でちょっと気になったことをピックアップしてみます。

○家が散らかっている人は香水がつよくなる。
 →家にモノがあふれて、いろいろなニオイがこもっていることに、自分でも耐えられなくなって、強い香水でごまかそうとするのだそうです。

○さらに、色はショッキング系を選ぶようになる。
 →家の中にモノがあふれて、色もあふれるようになり、色彩感覚がマヒしてしまうらしいです。
  どぎつい色でないと色を感じなくなるとのこと。

○上記のような人は、精神不安定なのだそう・・・。
 →悩みの相談にくる人は、ショッキング系の目がいたくなるような色の服を着ているとのこと。
  私も相談業務に一時たずさわったことがあるので、これはたしかにその傾向があると感じます。

○ようするに、家が散らかっているのは、精神の不安定につながっている・・というわけです。
 →逆に言うと、家が片付いていると、家に帰るのが楽しくなると・・・。そして、精神が安定してくるのだと・・・。

たしかに、言われてみれば、と思いました。

この土日に、少しは片付けでもやってみようか、と思ったこの本。今、「ええっ、そうなの!?」とか、「そんなことなら気をつけよう」などと、独り言を言いながら読んでいる最中です(^_^)

【NowPlaying】 カヴァティナ / 木村 大 ( Healing Music )

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2009/10/06

ビートルズ“後追い第一世代”

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また、ビートルズ・リマスター盤発売にまつわる話。
ビートルズを聞かない方には申し訳ない。

リマスター盤が出てからいろいろと気づくことがあります。

ひとつは、すでにある程度ビートルズのCDを持っていて、ファンではあるが、このリマスターを買わない人。
ここで、ビートルズに“どっぷり”浸かっている人かそうでない人かどうかがわかります。

このあいだも、ものすごいファンだと名乗る人が私に話しかけてきましたが、リマスターは買っておらず、実際に話してみると、その人が自認するほどの“ビートリー度”ではありませんでした。

いわゆる『「赤盤」「青盤」といわれるベスト盤の選曲にジョージ・ハリスンが関わっていたのだ、お前知っているか?』というような、ファンであれば誰でも知っているようなことをものすごい事実を知っているかのように言っていたので、「これからも善良なファンでいてください」と祈らずにはいられませんでした。

もうひとつは、リマスター発売とともに、関連する本や雑誌が怒濤のように発刊されたことです。

その著者や、記事を書いている人は、ほとんどがリアル・ビートルズ世代ではありません。
むしろ、リアルな世代はあまりビートルズについて情報を持っていないのではないかと思います。

私は、いわゆる後追い第一世代です。
聞き始めたときには、ビートルズはすでに、“いません”でした。そして、当時の情報ときたら、今から考えるとほとんうに少なかった・・・。しかも不確かな“ガセ”ネタ的なものが多かった。

後追い世代でさえ、そうだったのですから、現役世代には情報はもっと少なかったのではないかと推測いたします。

そして、後追い世代には70年代は“つらい”時代でした。クリムゾンや、その他プログレッシブ・ロック、さらにはツェッペリンなどのハードロックが台頭し、「ビートルズは古い“遺物”扱い」をされ、聞いているだけでものすごいバッシングを受けたものです。

つまり後追い第一世代は、一番不遇なビートルズファンであったのです。情報は無いは、ひどい目に遭わされるは、で。
ただし、そのおかげで、ビートルズに対する“思い”は人一倍強く、誰にも負けないという自負があります。

ということで、関連本の著者は、やはり後追い第一世代の年齢の方がたいへん多いようです。
その代表が、ビートルズ大学で有名な宮永正隆さんではないでしょうか。今回は、ビートルズのコンプリート・レコーディング・セッションというビートルズファンが一度は通過しなければならない名著を「完全版」として監修しています。
私は、ずてに過去に発売されたものを所有していましたが、宮永さんが監修したということで、今回買い直しました。

ビートルズの話しは尽きませんが、またリマスターを聞いての話や、今回次々と出版されている各種のビートルズ本についてもまた書こうと思っています。

本日はとりとめのない話でしたが、ここまで。
また、後日ビートルズの話題でお目にかかりましょう!

【Now Playing】I Want You(She's So Heavy) / The Beatles ( Rock )

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2009/09/16

ふだん何気なく頭の中で思っていることが・・・

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『あたまの目/外山滋比古著(みすず書房)』を読みました。

これは、一般的なものの見方で“ものごと”を見て、それについて記述するのではなくて、なんというか、いつも私達が頭の中でぼんやりと思っているようなものの見方で、社会のできごとなどについて書かれたものです。

たとえば「不幸を食う幸福」という章では、「われわれの幸福は、ほかの人の不幸によって生まれることが少なくない」などと書かれています。

普通に言ったら、「何をいってるんだ!」ということになるわけですが、『あたまの目』で見た場合、「マスコミ、ジャーナリズムは、その不幸のネタを提供して生きている」と書かれています。
だから、美談ばかりの新聞、雑誌はかつてない、と。

「幸福はひとりでは生まれにくい。ひとの不幸の中から生まれ、その不幸を食って生きる。」
私達のあたまの中にぼんやりとある、ある意味“邪悪”な心について、それは誰にでもあるものだというのが、この本の“キモ”だと思います。

全編、上記のような視点と書きっぷりですので、“生真面目くん”には、向かない本だと思います。
でも、ここに書かれていることを、落ち着いてしっかり読めるのならば、逆に世の矛盾などにも自分なりの考え方の基礎的なものを作り上げることができるのではないかと思います。

日曜午後のひとときに、心を落ち着けて読むのが、いちばんピッタリとするこの本の読み方だと思います。

【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

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2009/09/08

浴びるように落語を聴いた人の「落語論」

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『落語論/堀井憲一郎著(講談社現代新書)』を読んでいます。
このコラムニストが寄席へ足を運ぶのは、読んでいるとわかるのですが、たぶん“毎日”なんじゃないかと思います。

噺家のしゃべりを「歌」に例え、その歌いっぷりだけで内容がわからずともうっとりすることがあるというようなくだりもあって、すでに生活そのものが落語とともにある人なのだな、と驚きをもって感じました。

最初の方に書いてあるのですが、まだ落語にふれていない人、あるいはあまり寄席の経験がない人についての記述があります。
私も経験したことがあるので、ちょっとそのあたりを書いてみたいと思います。

まずは、落語はおもしろいとは思うんだけど、一度聞いたことがある出し物がでてきたりすると、「もう知っているんですよね。」などと言う人がいます。
これは、落語を、ただ面白いストーリーを“聞き”、“知る”ことだと思っている人の典型的なパターンです。

落語は、いわば“ライブ”であり、その場で消えていく“語り・ことば”を聞くもので、寄席の客、演者、その日の空気、気候、時節、すべてが混じりあってできるもので、同じ演目でも何度でも楽しめるものです。
「そのゲームはクリアしました」的なものの見方しか、まだできていないのです。まだ“お子ちゃま”ゾーンにいる人なんじゃないか・・と思ってしまいます。

あとは、「テレビ、ラジオ、録音などで聞いているから、だいたい落語なんてどういうものかわかる」という人です。

これは、“舞台モノ”全般にも言えることですが、ようするにテレビなどは、あくまで“カタログ”程度の情報量しか無いということをわかってもらいたいということです。著者に私も同感しました。

実際にその場にいなければ感じ取れないことが“山”と有り、落語などはせっかく演者が向きを変えて登場人物をあらわしているのに、カメラが次々と角度を変えてしまい、台無しになってしまうこともあります。ようするにテレビ向きじゃないのです。

テレビなどのメディアでわかることは、実際の寄席に行くことで得るものと比べると、せいぜい20%程度じゃないでしょうか。

私の好きな宝塚歌劇に関してもそうです。
テレビで観たことがあるけど、なんていって「つまらない」などと言う人もありますが、やはり落語と同じことだと思います。

実際にその現場に遭遇しなくては、ほとんど何もわからないのです。それは、著者同様、寄席や劇場に行った私の実感です。

それに、何時間もそういうものを味わうという、「オトナ」の姿勢がとれない人が多いのかもしれません。
ストーリーを知っていればいい、とか、だいたいこんなもんだ、などという“味わう”こと自体の喜びを知らない人が増えているのかもしれません。

もったいない話です。つくづく・・・。

ゲームじゃないのです。プログラムされたものがそのとおりに進行するのでなく、噺家の存在から、語り、しぐさ、その場の雰囲気を感じ取って芸を味わうのです。

そして演劇などの舞台では、多くの人の“ちから”が結集してできる総合的なものが観客共々喜びに変わるのです。
わかってもらえるとうれしいのですけれど。

きょうは、落語の話から、舞台は実際にそこに行って観て、なんぼのものだというお話に展開してみました。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

【Now Playing】 フィールズ・オブ・フォーチュン / シークレット・ガーデン ( Instrumental Music )

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2009/09/07

お気に入りの蕎麦屋があるのはいいぞ。

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『蕎麦処 山下庵/山下洋輔・編著(小学館)』を読んでいるところです。

ジャズピアニストの山下洋輔さんが、三十人の“蕎麦者(氏の友人など、蕎麦に関してはちとうるさい人たち)”に執筆を依頼。
蕎麦に関する、楽しくも含蓄のある文が満載です。
それに、山下さんが色々とコメントしているわけで、ほんと面白い本です。
そして、蕎麦好きには必携の、一家に一冊の本となることでしょう。

作家の椎名誠さんの「殺意をいだく蕎麦屋」の話などは、面白すぎて、この話一本でも通常の蕎麦本一冊の価値があるかもね♪(^__^)

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では、私にとっての、今現在大切な蕎麦屋は・・というと、『虎ノ門 砂場』です。
先週も、うちの職場の麻布十番祭り打上げに使わせてもらいました。

写真の「アスパラ豆腐」は、なかなかタイミングが合わないと注文しても食べることができないのに、私のたってのお願いを聞いていただき、用意していただくことができました。
職場の皆は大喜びv(^O^)v

焼き鳥、天ぷら、しらすのお好み焼き、たまご焼き、カツ煮、つまみ鰊、どれをとっても単なる美味しいものではなくて、そのひとときが極上のものに思えるものです。
そして、おいしいお酒もゆっくりと楽しめます。

お店の方のお心遣いも、とてもうれしくて、お店の方との会話がさらにその場での会話にも“愉快”を増します(o^_^o)

“オトナ”になると、そんな蕎麦屋のひとつも自分に欲しくなるものです。
今、それが『虎ノ門 砂場』です。

【NowPlaying】 タイスの瞑想曲 / 奥村愛 ( Violin Instrumental )

☆ホームページ更新のお知らせ☆
『オトナの研究室/美味しいものの話』に《海ぼうずの静岡おでん》を追加。見てね!
このブログの左上部にある「HomePage」の“オトナの研究室”から入ってください!

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2009/09/06

デジタル社会はほんとうに住みやすいのか?

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前回のブログに書いたように、先週金曜日に、静岡まで日帰りで行って来ました。

写真は、東京駅、新幹線の待合い室です。
モバイルコーナーというカウンター形式の電源付きデスクが用意されています。

もう、“ガシガシ、ゴリゴリ”と、そこに腰掛けている皆さんはパソコンで仕事をやっています。
時々電話をかけて、先方と連絡を取り、「では、その点を直ちに修正いたしまして、お持ちいたします。」などと、朝からたいへんです。

写真の中で、女性はその中で化粧を一人していました。
あと、おじさんが新聞を読んでいましたが・・・。
その他の方は、“マシン”のようにパソコンでの作業に没頭!

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そんな中、『デジタル社会はなぜ生きにくいか/徳田雄洋著(岩波新書)』を読みました。

この本は、現在のデジタル社会の危険な状況を、冷静に、そして技術的にも詳しく、さらにコンピュータに詳しくない人でも、かなりわかりやすく書いています。

それは、通信上の盗聴などの犯罪を含む問題や、システムそのものの障害などの問題、データ保存の永続性の問題なとが語られているのですが、どれもこれも暗澹たる気分にさせられます。

「ようこそ近未来へ」という章では、便利になったはずなのに、あまりにも不便で危険なシミュレーション“近未来社会”が描かれていて、それはある意味かなり現実的なものであると思いました。

コンピュータが人間社会に深く介入してきて、最初は礼賛されっ放しだったデジタル社会も、今や、盲目的に「コンピュータ万歳」的な考え方をしている人は少ないと思います。
便利そうで、実は種々のトラブルや、社会問題を抱えていることは事実です。

最後に
例示として序章に書かれていた、ある病院の掲示には、思わず苦笑いしてしまいました。
「このたび当病院は事務処理をコンピュータ化しました。手作業より時間がかかりますのでご了承ください。」

【Now Playing】 All My Loving / The Beatles ( Rock )

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2009/08/27

次の日曜は幸福について考える?

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ブックオフにて購入した『雨の降る日曜は幸福について考えよう/橘玲著(幻冬舎)』を読みました。
著者は金融関係のベストセラーをいくつか書いている方ですが、どのような方なのかは不明・・・。

読み進むうちに、このある意味達観したような書き方は、人によっては怒りだすこともあるかもしれませんが、私には静かに納得してしまうものでした。

例えば、一戸建ての家を買うということは、結局ものすごく危険な投資なのだ・・と、理論的に納得せざるを得ないところまで説明がなされています。
結局、自分の夢を実現するということのために、その絶対にいいことのない危険な投資を多くの人がするのだ、ということに作者によればなってしまうのが、人間です。

生命保険も、「損することに意味のある宝くじである」と、ばっさり。
「医療保険は破綻する」、「年金制度を廃止しよう」、「貧しい者がより貧しい者を搾取する生活保護」など、次から次へとびっくりして、“えっ、どういうこと!?”っていうような話題ばかりです。

しかも読み進むと、ある意味納得せざるを得ない説得力。

このタイトルのこの本を読んだあとに、次の日曜日に迫っている選挙を考えると、どっちに転んでも、世の中どんどん真っ暗になるような気がしてしまうのです。

選挙に行け、選挙に行けといろいろな場面で聞く今日この頃、投票してその先に「未来」はあるのだろうか、と思ってしまう本でした。5年ほど前の本ですが、言っていることは確実にさらに顕著になっているような気がする・・そんな、ちょっと考え込んでしまうような本なのでした。


【NowPlaying】 ビートルズ・リクエスト・5デイズ / ニッポン放送 ( AMラジオ )

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