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2017/05/23

森茉莉の「紅茶と薔薇の日々」を読んだ

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『紅茶と薔薇の日々/森茉莉著・早川茉莉篇(ちくま文庫)』を読みました。
森茉莉さんはもちろん森鴎外の娘です。

ステェキ、ロオスト・ビイフ、サラドゥ、スゥプ、シチュウ、チョコレエト・・出てくる洋食その他の呼称もこんな感じで、昭和の洋食の雰囲気漂うその感じを味わうだけでも十分価値のある本です。

あまりの“最強・箱入り娘”ぶりに唖然としますが、いや・なに・・読んでいくうちに“慣れて”きます(^^;)

少女の頃の朝起きて学校に行くまでもすべて使用人にやってもらっている姿は、こりゃいつの時代だと思ってしまいますが、結婚してからも超然とした森茉莉ぶりに、逆に惚れ惚れとしてしまうのでした。

父親である鴎外の溺愛ぶりも“親ばか”を遙かに超え、想像を絶するものがありますし、森茉莉さんが父、鴎外の思い出について語る部分も“自慢たっぷり”(^_^;)ですが、それに辟易としないのがこれまた不思議なのでありました。

自分で一種の性格だと思うと書かれていますが、「二十五になっても三十になっても、四十になっても、永遠に情緒の世界の中では少女的情緒のまま残っていて、今でも誰かを一寸いいと思うときには、少女の心境である」と・・。

「自分では幼児的性格だと思っている。少女的情緒というよりは幼児的情緒で、何かものが解るという方面では大分おとなになっていて、だから頭でっかちで・・」とも綴っていて、それがまたこの人の魅力なんでしょう、私は恐れ入りました(*^_^*)

ただひとつ理解不能だったのは、森茉莉さんも変だと言っていますが、鴎外は葬式まんじゅうを貰うと、それを一口くらいに切り、ごはんの上に載せ、上から煎茶をかけて、お茶漬けにして食べていたという・・( ̄O ̄;)お話。

これだけは、想定外のショックを与えてくれました…σ(^_^;)


【Now Playing】 Harbour Lights / 青江三奈 ( Jazz )

2017/05/17

小沢昭一さんの対談集「日々談笑」を読んだ

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『日々談笑 -小沢昭一対談集-/小沢昭一著(ちくま文庫)』を読みました。
あの小沢さんが柳家小三治、井上ひさし、関敬録、佐野洋子、小宮悦子、阿川佐和子、立木義浩・・などの人達と行う対談集です。

網野善彦氏との対談では、「毒の花妖しく咲かせる芸、終わりました」として、かつての裏社会を感じさせるというか何か世の中の影の部分・・毒みたいなものを含んだ印象のある芸能人らしい芸能人は美空ひばり、藤山寛美さんの二大巨星の死によって、完全に今の世からは消滅してしまったという話が書かれていて、それには大きくうなずいてしまいました。

小沢さんは日本全国、あるいは世界にも目を向けて地方に残存している“芸能”について研究されていて、「芸」というものが人々にとってどういう存在として営まれてきたのか、そして今後の世の中で芸能がどういう形で生き残っていくのか・・そんなことを問うているのですが、網野さんと対談は私もとても興味深く読むことができました。

関敬六さん、井上ひさしさんとの同時対談では、あの渥美清さんの浅草時代について振り返っています。
私達が「寅さん」で馴染んでいる渥美さんとは全く異なる芸人としての渥美さんの凄まじくも謎の多い姿が語られていて、これも実に重い話でした、必見です。

また、佐野洋子さんとの「猫」についての対談では、「猫がいることによって家が生きている」という、猫好きの私にとってまさに“膝を打つ”ような発言が飛び出し、「そうだそうだ、そのとおりだなぁ」と思ったのでした。

猫がいることによって“家が生きている状態になる”、そして家族の間に猫がいることによって家族の絆のようなものが深まっていく・・実感です。

その他、楽しくも懐かしく、意義深くもある話題が満載の対談集でした。
ブックオフで廉価で購入した本でしたが、とてもいいものでした。
本屋さんで見かけたら、ぜひ手に取って頁をめくってみて!


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 半井小絵、上念司 ( YouTube )

2017/05/09

伊集院静氏の辛口な新生活への悩み相談を読んだ

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『人生なんてわからぬことだらけで死んでしまう、それでいい。[悩むが花]/伊集院静著(文春文庫)』という本を読みました。

写真にある『帯(腰巻き)』の文が、この本の伊集院さんの基本的な回答姿勢です。

問:自分の将来が不安で一杯です。(26歳・男)
答:まさか人生や仕事が、面白くて楽しいものと思ってるんじゃなかろうな。

・・(^_^;)・・だいたいこんな感じの反応が多いです、伊集院さん。

いまどきこんな回答を堂々と正面切って出来るのは伊集院さんと、そのほか誰がいるだろうかというくらい。

とにかく質問してくる人は、奥さんや彼女にびくびくと気を使っている男・・。
自分は努力らしい努力もしていないのに、この先この仕事に見込みがないから転職したいが、どうでしょうか・・とか、芸能界に疎いが自分はそういうことにもアンテナを張った方がいいか、とか、自分よりも努力していないはずだと人の成功に妬みを感じている男とか・・とにかく伊集院さんの“餌食”となるために質問しているかのような人たちが次から次へと登場してきて、読んでいる私は面白かった。

犬を四匹飼っているが、ジャック・ラッセル・テリアのかわいい子犬を見つけたので、近いうちに“お迎え”したいと思っています。不満そうな主人(結婚するときに子供はいらない、と言ったのに最近は犬よりも子供が欲しいと言っている・・何が不満かわからないと奥さん不満状態・・)の気持ちがわからない。・・・という質問。

伊集院さんは、「まあ、ジャックでも、ランドセルでも、照り焼きでもかまわないんだが、それを何だって、近いうちに“お迎え”したいと思ってるって、いったい何を迎えるの?」と、一刀両断です。いまどき、こんな回答する人はほとんどいない(^^;)

結婚するときは〇〇と言ったとか、△△と約束したとか口にするのはよくないよ、ご主人だって結婚したらこんな人だとは思わなかったというのを口にしないで我慢してるんだから・・と言っていますd(^_^o)

とにかく、人の反応、ネットの反応などにビクビクしている人だらけの昨今、こんなに中央突破でいく人はなかなかいないでしょう。
小心者で小市民の私も心を強くしました…σ(^_^;)

けっこうスッキリするので読んでみては・・。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 織田邦男他 ( YouTube )

2017/05/06

昭和史跡散歩[東京篇]を読みました

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『昭和史跡散歩[東京篇/一坂太郎著(イースト新書)]』という本を読みました。
399頁のボリュームです。歴史研究家の著者が都内158箇所に及ぶ史跡について歴史的な考察、事実を加えたうえで実際に行ってみて「昭和の記憶」を呼び覚まします。

一番印象に残ったのが、東京大空襲に伴う慰霊碑の存在でした。
どれも絶対に忘れまい、記憶に後世まで留めようという当時の人々の強い思いを感じましたし、平和への願いは、今の我々が考えているようなものではなく、叫びに近いものを感じました。
数々の戦争に伴う碑や、保存されているものについて、もう一度私も実際に行ってみて、何かを感じたいと思いました。

また、私も子供時代にマンガで読んだ「上野動物園で、戦時に動物を殺処分した話」も掲載されていました。
ゾウは頭がよくて、毒の入った餌を食べず、やせ衰え、餓死していくのですが、トンキーというゾウは芸をすればちゃんとした餌がもらえると思い立ち上がるのがやっとなのに飼育員の前で芸をしていたという話・・マンガを読んだ子供の頃も泣きましたが、この本を読んでまた泣いてしまいました。
上野動物園にはその供養碑があるそうです。今度上野動物園に行ったら必ずそこに行き、手を合わせたいと思います。

さらに、私が観劇の際よく通りかかる日比谷シャンテのゴジラ像。
これも第五福竜丸がビキニ環礁の水爆実験で、死の灰を浴びた事件をモデルにしているということで(ゴジラ第一話はかなりシリアスな映画です、核爆弾に対する強烈なメッセージを伴っています)、あらためて意義のあるものだと思いました。

その他、政治家、昭和のヒーロー力道山、三億円事件の現場、安田講堂・・など、読んでいるだけで胸が苦しくなるような話と、残されたものなどについて写真付きで書かれていて、昭和の時代、空気を震えるような思いで感じました。

この本もおすすめしたい本です。
もう一度戦争と平和について深く考え、思うことになりました。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 中村宏 ( NHK-AM )

2017/04/27

「江戸の備忘録」を読んだ

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『江戸の備忘録/磯田道史著(文春文庫)』という本を読みました。
あの「武士の家計簿」の磯田さんの本です。

今回もおもしろかったぁd(^_^o)

江戸人は「猫は十年、人に飼われると人語をしゃべる」と信じていたという話が私にはおもしろかった(^-^)
寛政七年、牛込山伏町の和尚の飼い猫がしゃべった話がエピソードとして書かれていたのですが、それから32年を経て牛込榎町一帯の名主・小兵衛の家に生まれた男子が「金之助」・・夏目漱石なんですって'(*゚▽゚*)'
というわけで、金之助は大人達から「猫はしゃべるもの」と聞かされ育ち、やがて『我が輩は猫である』を書いたという・・おもしろいでしょ!

また、「平成」という元号が幕末にも年号候補となっていた話も書かれていました。
実に124年間眠っていた「平成」が今になってよみがえったというわけです。
これもおもしろかった(*^_^*)

八百長の語源が七代目「伊勢ノ海親方」に取り入った八百屋の根本長造の話から来ているというのも初めて知りました。
この話も面白いからぜひ本を読んでみて(゚ー゚*)。oO

さらに昨今、離婚率が高くなったなどと言われているわけですが、日本では古代から「妻問婚」というおおらかな響きの男女のつながりがあって、西暦でいう700年代の戸籍などを調べてみると結婚の形はとても多様なものだったようです。
妻をもつ男性の割合は6割程度、さらに下総国大嶋郷の戸籍では24%程度だったとのこと。
恋愛、交際、挙式、同居、妊娠という近年の順序的なものはここのところ順番がズレてきているわけですが、むしろ本来の日本の状態も戻ってきつつあるのだといえるかもしれない・・という話もなかなか興味深いものでした。

ほんのちょっとエピソードをあげただけでもこんな感じ、楽しく読める本でした。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 坂東忠信、百田尚樹他 ( YouTube )

2017/04/21

「ビートルズ来日学」を読んだ、濃かった・・。

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『ビートルズ来日学/宮永正隆著(DU BOOKS)』という本を読みました。

“ビートルズ大学”?!学長の宮永さんが、1966年のビートルズ来日時に四人と接した人々へのインタビュー、そしてそのインタビューの検証、さらにそこから新事実や新仮説を提示し、記事としてまとめたものです。
その記事は「レコード・コレクターズ」という雑誌に掲載されたのですが、それをまとめたこの本ではさらにアップデイト&ブラッシュアップされているという寸法です。

買うには買ったが、ボリュームもあるためためらっておりました…σ(^_^;)
それに1966年にビートルズと実際に接した人たちの話を読んでいるうちに“やきもち”焼いたりしそうで、読書開始が遅れました・・、人間が小さい・・(^_^;)

で、感想なんですけど、実に多くの人が四人にものすごく接近していたんだな、と思いました。
日航機の中で特にポールに気に入られ、世話をしてくれたことに感謝されていた客室乗務員の男性は、夜にポールから「イエスタデイ」口ずさんでもらっていたりします。なんて素敵なことでしょうか。

読んでいると、実際に本人達からサインを直接もらっている人多数です。
ビートルズのサインというと、代筆が多いと聞いていますが、鑑定の結果もほとんどが本物です、なんとまあ羨ましいことか。

さらに気づいたこととして、ホテルの従業員や、日テレのスタッフ、その他この本の登場人物の多くがあまりビートルズの存在の大きさについて感じていないということでした。
気がつくと世間が大騒ぎしているので、ああそんなに凄いやつらなんだ・・なんてね。

当時の担当スチュワーデスの方の話に、ポールから「この手紙を出しておいてほしい」と飛行機の中で書いていた手紙を渡され、了承した場面がありました。
その手紙の宛先を見ると「ジェーン・アッシャー(当時、ポールの婚約者)」だったということで、その方はビートルズファンだったので、“妬けた”とおっしゃっています(^^;)
ポールも「宛先は婚約者なんだ」と言ったそうです。

ビートルズに古美術品を売った方(特に骨董に興味津々なジョンに)は、ジョンの“目利き”に驚いています。
ジョンについては、「とっつきにくい」という評価と「気さくでよく気遣いをしてくれる人」という極端な評価のわかれ方を感じました。ジョンは相手によって・・って、人なんだろうと思いました。

また、特にビートルズの音楽を知らなくても、ヒルトンホテルに呼ばれた人でビートルズの音楽をそれまで聞いたことがなかったのに、「ただのロックじゃない、様々な要素が織り込まれているのではないか」というような表現をされていた方もいて、いいとこついているなぁとも思いました。

ポールにわずか三日間でスーツをあつらえたテーラーの方の熟練の技にすぐに気づいたポールが全幅の信頼をおいて任せる場面もよかった。そして「このバンドはこの人でもっているな、若いに似合わず人との接し方が素晴らしい」とその方が感じる場面。
ポールにはそういう魅力があります。

ジョージとリンゴの情報は割と少な目でしたが、それでも興味深く読めました。

ただ、武道館やヒルトンホテルでのあまりに細かい検証については、前座のドリフのカトちゃんのステージの移動経路だとか、もうどこまで行ってしまうのかわからなくなってきて、そこまでいらないんじゃ・・と思うことも正直いっぱいありましたd(^_^o)

またいつか読み返すときに、そこをどう感じるか、その辺の気持ちは保留しておきます。

読んでいるうちにだいぶ疲れたので、この辺で(*^_^*)・・それじゃまた。


【Now Playing】 Paperback Writer / The Beatles ( Rock )

2017/04/19

「その手をにぎりたい」を読んだ

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『その手をにぎりたい/柚木麻子著(小学館文庫)』を読みました。
この小説の舞台となっている時代は、まさにバブル期。著者の柚木さんはその当時幼稚園児だった・・(^^;)・・なのに、見てきたようにあの時代が描かれていました。

主人公は女性。まさに“平野ノラ”さんがシリアスになり、バブル期の大都会に生き、高級寿司店に通い、白木のカウンターの向こうから、その田舎から東京に出て来た純朴な女性に提供される丁寧なつくりの寿司。
そこにはほのかに漂うような恋のようなものが通う・・。

女性は一度は東京で働いてみたいと、東京の中小企業に勤めるが、都会の生活も味わったし、かんぴょう農家の実家に帰ろうとして、「よく働いてくれた」と連れて行かれた高級寿司店で今まで食べたことのない“世界”に驚き、そして握ってくれた一ノ瀬という職人にもあこがれ、都会で生きていこうと決意します。

そこからはバブルに乗じて日の出の勢いをみせる不動産業界に転職。全てを仕事に捧げるかのような鬼神の働きをして主人公の女性はブイブイいわせて都会を泳ぎまくります。
いいよる男とも愛のない付き合いを二股でしつつ、突き進み、しかし初めて東京で知った高級寿司店「すし静」には常に自分をニュートラルにして通い詰め、怒濤の生活の節目節目で味わう寿司と、一ノ瀬との会話に深い人生の味わいを刻んで行きます。

もうねぇ、久しぶりに心に染み渡るいい小説でした。
この小説をバブル期に幼稚園児だった女性が書いたとは、とても思えませんでした…σ(^_^;)

物語中に出てくる“流行り物”やユーミン、ワムの曲、六本木あたりのあの頃の夜の様子・・。
ラストに向けて自分のバブルな東京での生活、人生について振り返るときの様子、そしてそれでも自分の人生をまだ前を向いて生きていこうとする主人公・・。
最後の最後であこがれの一ノ瀬としみじみと心かよわせるシーンに我が事のように大きな感動がひろがりました。

いい本だったなぁ・・、いつまでも自分の中でたいせつにしたいものを見つけたような気がしました。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2017/04/18

【簡単・3分宝塚講座 Vol.27(「宝塚おとめ」を買え!(゚ー゚*)。oO)】

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毎年この時期になると発刊される「宝塚おとめ」。2017年度版が出ました・・そして買いました…d(^_^o)

早い話が宝塚歌劇団の各組(5組+専科)の全員の一覧です。
出身地、出身校、好きな役、演じてみたい役、趣味、集めているもの、好きな色や花、好きな食べもの、特技、芸名の由来、愛称(※これ大事)などが写真と共に掲載されています。
プロ野球でいったら、「選手名鑑」みたいな感じです(*^_^*)

私がブログで宝塚を取り上げるときには、この「おとめ」は欠かせません。
何年初舞台か、劇場内で話題になっている組子については、愛称で皆さん呼んでいるので、誰が誰だかわからない場合もあり、この「おとめ」が実に力強い味方になってくれます。

そして学年が進むにつれ、だんだん写真も大きくなってくるのですが、何年か前にあんな小さな写真だったあの人が今や堂々大きな写真で組の先頭近くのページに載っているのを見ると感慨もひとしおです・・(T_T)・・うれしいんだな、これが。

また、芸名についても宝塚は非常に読みにくいというか、100期生も超えて同じ芸名は無いわけですから、ある意味ネタも尽きて「これは何と読めばいいのか」というものばかりとなっている昨今、「おとめ」は、ここでも力強い味方です。

さらに、学年も進み、ある程度の役がつくようになってきた生徒の「やってみたい役」欄に載っていた役がまさにその生徒についたとき、“我が事”のようにうれしくなるのです'(*゚▽゚*)'よかったねぇ~ってねd(^_^o)


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また、休日ののんびりした午後などに、この「おとめ」をパラパラとめくって、あの生徒、この生徒のプロフィールに目を通している時間は至福の時間となります(^-^)

劇場で、また大きな書店などでこの「おとめ」を見かけたら、ちょっとのぞいてみてください。組配属前の初々しい“研究科一年生”から大活躍中のベテランまで、個々の劇団員にふれることができます。

ああ、そうそう、出身地、出身校を見て、地元出身の生徒を探してみるのもいいですよ。
やはり応援したくなっちゃいます。何年か前に私が「おとめ」で見つけた地元千葉市出身の綺城ひか理(あやき・ひかり)さん、すっかり立派になられて、新人公演で二度も主演を果たされています、ほんとうにうれしかったヽ(=´▽`=)ノ

今回は「宝塚おとめ」のご紹介でした。
何度か宝塚を観て、これからも見ていこうという方、必須アイテムですよ。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 大沼ひろみ ( NHK-AM )

2017/04/13

「麺と日本人」を読んだ

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『麺と日本人/椎名誠・選 日本ペンクラブ・編(角川文庫)』を読みました。

“麺”と言えば、椎名誠さん。かつて小説新潮という雑誌で「麺の甲子園」という連載もやった方、その椎名さんが選び、日本ペンクラブが編んだという本です。
麺についての文が選ばれた方々も時代もジャンルも多士済々、渡辺淳一、五十嵐喜芳、池辺良、島崎藤村、壺井栄、桂三木助、江國香織、出久根達郎、内田百閒、山口瞳・・まだまだまだまだ、多くの方の名文が掲載されています。

全体を読んで強く感じたのは“日本人は麺好きだねぇ~”(*^_^*)ということです、誰もがそう思っていると感じます。
蕎麦、うどん、冷や麦、素麺、ラーメン、それぞれの麺にそれぞれの方が“異様”な感じでこだわっています(^_^;)・・そんなことどうでもいいじゃん、と思わず突っ込みを入れたくなるようなエピソードもありましたが、でも、私だって蕎麦やうどん、ラーメンを食べるときにはそれなりのこだわりがあったりします。
だから、人のことああだこうだと言っている場合ではないんですよね…σ(^_^;)

中には、蕎麦好きを通していたが、実は最近うどんが好きになり、うどんに凝っている・・と、そっと告白している方もいました。
なんとなくその気持ちもわかります。
蕎麦好きの人って、割と頑固でこだわりタイプの人が多いと思うし、“蕎麦打ち”を始めたなんて言って人にもそれをすすめる人もいます。
でも、うどん好きの人って、楽しく美味しく満腹になればそれで満足(#^.^#)って人が多そうです、なんとなくそういうふうに感じません?!

この本に書かれている“ガチ”な麺に対するこだわりは、読んでいてとても面白いd(^_^o)
そして、面白いと感じることのできる感覚は、いかにも日本人という気がします。
「麺好きに幸あれ!!」と思わず声高になってしまう本、楽しかった。


【Now Playing】 真相深入り 虎ノ門ニュース / 有本香、竹田恒泰 ( YouTube )

2017/04/08

録画しておいた「発掘 お宝ガレリア」を見た

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NHKのテレビ番組「発掘 お宝ガレリア」を録画しておいたので見てみました。
内容はビートルズの幻のお宝・・というもの。

最初に音楽誌ミュージック・ライフの記者(のちに編集長)の星加ルミ子さんが登場。
ビートルズ来日時のエピソードを語ってくださいましたが、その中で当時ビートルズがヒルトンホテルの部屋で描いていた絵をもらった話が出ました。


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上の写真がその絵です。ミュージック・ライフに掲載されたカラー写真です。
ビートルズの四人が描いたものですが、星加さんはもらって箱に詰めたのにもかかわらず帰りに忘れてしまい、それっきり探したけれど見つからないのだそうです。
私も聞いたことがありました。貴重なものです。


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次は有名な「ノルウェイの森」などの邦題をつけた、当時の東芝、ビートルズ担当の髙嶋さん。
もちろん、話題はビートルズ来日時の幻の日本編集ベスト盤の話。
結局、本国から許可が出ず、“オシャカ”になったレコードですが、番組中で紹介されたAB面それぞれの曲目はプリーズ・ミスター・ポストマンやアイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア、オール・マイ・ラヴィング、恋する二人、のっぽのサリーが入っているなど、とてもいいセレクトだと思います。


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現在テスト盤の一枚のみ(髙嶋さん所有)が確認されているのみのレコード盤ですが、実は私、それを自分の手に取って見せていただいたことがあります。それが上記の写真です。
東芝音楽工業らしく赤い色の盤ですね。レーベル面の曲目クレジットは丁寧に手書きされていました。
この経験は今でも忘れられません。手が震えました。


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そして次に登場したのは、ビートルズ来日時のハンブルクからアンカレッジまで日航機で四人と同行した客室乗務員の重岡良蔵さん。


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実はこの録画を見たきょう、偶然「ビートルズ来日学/宮永正隆」という本を読み始めたのです。早めに買っておいたのですが、なかなか手がつかなかった状態でした。
そこにももちろん、重岡さんが登場しています。


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「ビートルズ来日学」にも掲載されたアンカレッジでのビートルズ、日航の鶴丸マーク入りの扇子を持つポールの写真が紹介されました。
こういう話はもうねぇ、ドキドキするんですよね。ビートルズ四人の息づかいが聞こえてくるようです。


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この写真は、ヒルトンホテルでの骨董商が持ち込んだものを見せてもらっているビートルズ。
ポールが着ているものをよく見ると、あのアルバム「オールディーズ」の裏ジャケに載っていたものです。つまりあの裏ジャケは日本公演時のヒルトンホテル内でのものなんですよね。それを初めて知ったときには私も「あぁっ!!」と驚きましたっけ。


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次の写真は、そのときにもらったビートルズのサイン・・素晴らし過ぎる保存状態でした。
ふくさに包まれてきちんと保管されていました。

先に書きましたが、「ビートルズ来日学」も読書中なので、読了後にまた感想を書こうと思っています。けっこうすごい内容です。


【Now Playing】 Hey Jude / The Beatles ( Rock )

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