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2023/03/03

おんじゅくまちかど・つるし雛めぐりに行ってきた

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すでにインスタ経由でfacebookにも載せたのですが、ブログを読んでいただいている方も数多いので、ブログ経由でもご紹介しようと思います。

御宿町観光協会・御宿町商工会などが中心となる実行委員会が行っている表題の「おんじゅくまちかど・つるし雛めぐり」に、妻、長女と行って来ました。
おんじゅくの町のいろいろなお店なども含めあちこちで「つるし雛」を展示しているものです。

 

 

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私たち家族はスタートが遅かったので、とりあえずメイン会場とも言える「月の砂漠記念館」と「手づくりの蔵」の二か所に行ってみました。

私はこの「つるし雛」というものをよく知らなかったのですが、妻と長女はとても興味をもっていたようで、私も“一緒に行ってみる”ことになったのです。

facebookでは“どお~ん”とたくさんぶら下がっている写真を載せたのですが、こちらブログでは割と近接して撮ったような写真を載せています。

いろいろな形のものがあって、見ているだけで楽しいし、とても明るい気持ちになりました。

 

 

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また、「月の砂漠記念館」の前には当然砂浜があり、そこには「旅の駱駝」に乗った、歌に出てくる王子様とお姫様の像がありました。写真では見たことがありましたが、初めて間近に見ました。けっこうインパクトのある大きな像でした。
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そして次に、「手づくりの蔵」へ。
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ここでも素敵な展示があり、案内してくださった方も、訪ねてきた人たちも、とてもフレンドリーでいい雰囲気が蔵に満ちていました。
こんな感覚久しぶりです。
近頃、“ささくれだった”気持ちの人がいたり、そんなふうにしなくてもいいでしょうと思うようなイヤな行動をする人が多く、沈み込んでいた自分の心が少し浮上したような気がしました。
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いい時間を過ごすことが出来ました。

2023/02/24

「亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡」を見てきました。

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千葉市美術館で開催されている表題の企画展を見てきました。
亜欧堂田善は、1748年生まれで、活躍時期は1800年代初頭の頃、腐食銅版画家です。
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一部作品については撮影もOKとなっていまして、NHKの日曜美術館で取り上げられたこともあって人出は多く、千葉市美術館はにぎわっていました。
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私も妻から「ぜひ見てみたい」と言われ、二人で出かけたのですが、二百年以上も前の作品とは思えない、“洋”の雰囲気が漂う、日本の風景なのに異国情緒を感じる不思議な作品に驚き、魅了されました。
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残念ながら期間は今度の日曜日26日までとなっていまして、もっと早くご紹介したかった。
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風景だけでなく、世界地図や人体解剖図まで手掛けていて、それらも展示されていました。
こちらもとても興味深い!

この土日、お時間があればぜひ行ってみていただきたいと思いました。

 

2023/01/15

「うさぎ展」に続いて飯岡灯台で行われている「新春飛躍大作展」のご紹介

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昨日は、このブログで表題にあるように、古民家美術館で開かれている「うさぎ展」をご紹介いたしましたが、きょうは飯岡刑部岬展望館で開催されている「新春飛躍大作展」のご紹介です。
調べたらこちらは、1月15日(日)本日が最終日でした(・。・;
もっと早くに私も見に行っていればよかった・・。
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展望館の2階、パノラマ展示室にてそれこそ“大作”、大きな作品含めたくさん展示されていました。
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私の中学時代の美術の先生の作品ももちろんありました。これは古民家美術館の庭園で即興で数十分で描かれた作品です。すごいなあ。
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この展望館の場所は飯岡灯台に隣接していて、飯岡灯台からの海の眺めは絶景です。
あまりのスケールの大きさに圧倒されました。
もっとPRすればいいのにと正直思いました。素晴らしいロケーションなのです。
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ここでの展示については、すでにInstagram経由でFacebookに掲載していますが、それとは別の写真でこちらでもご紹介しています。
本日中にさらにInstagramにて別の写真もご紹介しようと思っています。
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今日が最終日ですが、旭市に近いところにお住まいの方にはぜひ行ってみていただきたいと思います。
ご紹介が遅れて申し訳ないのですが。
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一日の間に旭市三川の古民家美術館での展示、そしてこちら飯岡灯台隣接の施設での展示を見ることができて、とても内容の濃い時間を過ごすことができました。
灯台からの眺めも最高でした。

2023/01/14

ブログでもご紹介、『あさひウサギ展』

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すでにInstagram経由でFacebookにてご紹介した旭市三川の「古民家美術館飯岡」で開催されている『あさひウサギ展』。

今年の干支、「うさぎ」をテーマに旭市の作家の方々が作品展示をしています。

 

 

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私は1月13日(金)に伺いましたが、会場の古民家美術館は不思議と展示会を何度か経て、落ち着いた雰囲気を醸し出しはじめたと感じました。
とても居心地がよいのです。
伺った時間帯に、客は私ひとりだったため、実に優雅で贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
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絵画作品だけでなく、人形、フィギュア、糸鋸のようなもので、板に細長い溝を切り出し、遠くから見ると絵に見えるという・・新鮮な印象を与える作品もありました。
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もちろん、私の中学時代の美術の先生の作品もたくさん展示されていました。
先生の作品を創っていく意欲はますます旺盛になっているようで、とてもうれしい!
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1月29日まで開かれています。
旭市に行くことができる方にはぜひにとおすすめしたい展示でした。

次回のこのブログでは、同じ旭の飯岡灯台隣接の施設で行われていた展示についてもご紹介しようと思っています。

 

2023/01/08

「お茶席の冒険/有吉玉青(たまお)」を読みました。

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『お茶席の冒険/有吉玉青著(光文社知恵の森文庫)』という本を読みました。
またまたブックオフで格安購入です。

著者は、有吉佐和子さんの娘さんなんですね。
そして小説家、随筆家でもあります。

この本は、お茶席についてということで、茶道に親しむ著者が茶会や教室に出かけて経験したさまざまなことを面白く書かれています。

幼い頃に一度お茶を習っていたのですが、12年のブランクを経て教室に通いだし、そこでの新鮮な経験、茶道の様々な決まり事、失敗経験などをけっこう正直に書かれていて、おおらかな方だなぁと楽しんで読むことが出来ました。

最近、浜美枝さんがやっているラジオ番組で英国の紅茶の作法などについての先生がお話しているのを聞いたのですが、驚くことに英国のアフタヌーンティーの儀式的な作法のようなものは、日本の茶道に影響を受けているのだそうです。

ということで、この本にも書かれていましたが、お茶席での作法というか、決まり事はけっこうたくさんあります。
しかも流派によって左右が逆だったり、手順やその他いろいろなやり方があるようです。
面倒そうだな、とも思いますが、でも以前教育テレビで「茶道」の時間などを興味を持って見ていたことがあるのですが、実に“いい時間”と“空間”を体験できる素晴らしいものだと思っていたのです。

さらに茶室や、使用される道具、掛け軸や花、お菓子など興味は尽きません。

2013年だったか、市川海老蔵さん主演で上映された「利休に尋ねよ」という映画も見ましたが、権力者なども魅了される「茶の湯」は、さまざまなことを含めて奥深いものだと思います。

この本は、失敗談や、著者の楽しかった経験、大変な思いをした経験も愉快に書かれていて、とても楽しめました。
お茶に興味のある方にはおすすめ本です。

 

2022/12/27

「太宰治の辞書/北村薫」を読みました。

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いろいろありつつ、本はなんとか少しずつ読んでいました。
今回は『太宰治の辞書/北村薫著(創元推理文庫)』です。これもいつもどおりブックオフで110円で購入。

読み始めてすぐに著者の本に対する、そして作家に対する深い愛情と知識を感じました。
本好きの私がこの人の文を読むと、まるで本の世界にどっぷりとつかり、世界でいちばん居心地のよい空間にいるような気分になりました。

とてもわかりやすく、テンポは早くも遅くもなく、歩くような調子。
読みやすいっ!さらに私が今まで知らなかったことが次から次へと記されていて“本”脳に心地よい刺激を与えてくれました。

この本に書かれていたエピソードなどの部分でいちばん強くひかれたのが、太宰の「女生徒」という作品についてのものでした。

著者も最初知らなかったのですが、この「女生徒」という作品、私も知りませんでした。
でも、著者がこの作品を教えてくれた友人からもらった本、「女生徒」という作品はどの部分も珠玉の文が太宰によって書かれていて、さらに驚くことに、これは太宰のファンであった女性が太宰に送った日記をもとに作られたものであったことがわかります。

日記に書かれていた女生徒のいろいろな出来事や心象などを一日にまとめ、こんな美しい文があるのか、と思うくらいの作品に仕上げられています。

著者もすっかりこの作品に魅せられ、やがて青森県近代文学館には、翻刻された「有明淑の日記」という原本があることにたどり着きます。
で、これまたびっくりですが、その原本をたずねて出かけていくわけです。
文学に魅せられ、本に魅せられ、太宰に魅せられている著者だからこその行動だと思いますが、読んでいるこちらもドキドキしながら著者の行動を追っていくわけです。

そして太宰の作品に書かれていた文が、本文の日記のどこにあたるのか、など丁寧に見比べていきます。
原本の文章もきらめくような良いものですが、さらに太宰がそれを珠玉の美しい文章に変えていく過程がつぶさにわかりました。

久しぶりに素晴らしい本に出会えたといううれしさでいっぱいになりました。

 

2022/12/13

「国民的俳句百選/長谷川櫂」という本を読みました。

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『国民的俳句百選/長谷川櫂著(講談社)』という本を読みました。
2008年に第一刷が発行されているので14年前の本になります。
著者の長谷川櫂さんは読売新聞記者を経たのち俳句結社「古志」を主宰し創作活動に専念されている方。妻は新聞のコラムなどで見かけた方だと言っていました。たくさんの著書もあり、この本を読んで俳句に対する知識の豊かさと、気持ちの入れ方がとても深く、俳句への愛情を感じました。

“国民的百選”というくらいですから、私もよく知っている俳句が何句も選ばれているのですが、選ばれたそれぞれの俳句に関連していくつもの、そして何人もの詠み人の俳句も紹介されていて“俳句三昧”な本でした(*^^*)

百選の中から私個人が気に入ったものをいくつかご紹介すると

「秋の夜の猫のあけたる障子かな/細川加賀」
・・・猫好きの私としては実に“いい感じ”に光景が浮かぶ句でした(#^.^#)

「くろがねの秋の風鈴鳴りにけり/飯田蛇笏」
・・・これは秋になって忘れられていた風鈴が鳴ったときの描写なのだと思います。中学の国語のときにたぶんこの句が教科書に載っていて、試験のときに作者の感じたことを書けという問題があったのを思い出しました。
で、先生が授業中に言っていた「作者の感じたこと」を答案に書いたら「×」が付けられていました(・。・;
「秋に風鈴が鳴っている“すさまじい”ものを感じている」などと先生が言っていたのですが、それはちがうだろう・・と思いつつ先生の言った通りに答案に書き、「×」をいただいたのでした。
だから、よく覚えている。山谷先生、どうなってんだよ!

「湯豆腐やいのちのはてのすうあかり/久保田万太郎」
・・・作者の万太郎は妻にも一人息子にも先立たれ、寂しい晩年を送ったそうです。
死の半年前に詠んだこの句、“いのちのはてのうすあかり”がものすごく効いている。心の中にすうっと入ってきました。

「春の夜の女とは我(わが)んす(娘)め哉/其角」
・・・いろいろな解釈がこの本には書かれていましたが、春のある日、其角娘を連れて江戸の郊外へ遊びに出かけ、日が暮れて二人駕籠で帰るところを見かけた誰かが「どこかの女と」とあらぬ噂を立てたのだろう。という状況ではないかというのです。
で、この句を詠んだ其角先生、くやしそうにしながらも実は“何だかうれしそう”だという・・私もそれを読んでうれしくなる、そんな句でした。

というわけで、四句ほどご紹介して、この本の読後感に代えさせていただきます。

 

2022/12/11

横芝光町「ギャラリー笑虎」の南隆一個展に行って来た【その2】

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前回に引き続き、横芝光町「ギャラリー笑虎」での私の中学時代の担任で美術の先生の個展について写真と共にご紹介です。12月13日(火)まで開かれています。

ギャラリー笑虎は“長屋門”の左右に分かれたギャラリーに作品を展示しているのですが、最初の不思議なうさぎの作品は、大きな門を入って右側の喫茶室のある方のギャラリー入口に展示されていました。

今までに見たことのない先生の世界でした。

 

 

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こちらもあらたな世界観の作品です。夜空を泳ぐ魚と後ろには銚子の灯台が・・。
そして地上には母子と思しき人物。
私は個人的に気に入りました(#^.^#)
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こちらは入口入って左側のギャラリーに展示されていた“ターンテーブル”状の作品。
モーターをつかってゆっくりと回転している・・これまた不思議作品。
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こちらは喫茶室の障子窓にやはりモーター付きで回転する先生の作品。
障子越しに入ってくる光と作品の“コラボ”となっておりました。
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最後の写真は喫茶室のあるギャラリー側から見た庭園。
大きなガラスで室内外を隔てているのですが、ここのテーブルから庭園を見ながら飲む珈琲は美味しい(*^^*)

最後に毎年作成されている先生のカレンダーを購入して帰宅いたしました。
年末の恒例行事となりました。

 

2022/12/10

横芝光町「ギャラリー笑虎」の南隆一個展に行って来た【その1】

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横芝光町のギャラリー笑虎で開かれている「南隆一個展」に出かけました。
南先生は私の中学時代の担任で美術の先生です。

毎年暮れに開かれているのですが、先生の作品も年毎に変化しているのを感じます。
今回の「月とうさぎ」、「月と魚」をテーマにしたものなどいつもの作品からまたひとつ飛び出した感じがして新鮮でした。

 

 

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また、作品が収められている『額』にも面白さを発見しました。
四角にこだわらないもの、カラフルなもの、木目そのものがはっきりしているものなど先生の作品がさらに“生き生き”していました。
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上の写真は「笑虎」の入口の門ですが、このブログを続けて読んでいただいてる方には今月この門で不思議な出来事があったことを書きました。
昨日うかがったときに、先生からまた不思議な話を聞きました。
笑虎の庭園で遊んでいた子供が見えない何者かに靴を脱がされて転んだという話でした。
やはりここには何か不思議な力がはたらいている。

大きな敷石の上に立つと風が身体の下から吹いてきて、浮き上がるように感じるという話も何年か前に書いたことがあります。
古い建物などには、何かが宿っているのだと思います。

 

 

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最後の写真は喫茶室側のギャラリーの壁面に展示されていた大作です。
ミュージシャンの演奏シーンを丸く切り抜いたのが“効いて”います。

まだ何枚か写真を撮っているので、もう一回この笑虎での個展の様子をお伝えしたいと思います。

 

2022/11/22

中学時代の先生が開いた「レコード・コンサート」に行って来た。

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私の中学時代の担任で美術の先生、特にジャズが好きで、しかもアナログ・レコードでいつも聞いています。
そして、絵画や造形作品の個展も年に数回行っている中、今回は「レコード・コンサート」をJR飯岡駅併設の「ふれあい館」で行いました。
・・先生のバイタリティーは私なんかをはるかに超越して驚くべきものがあります。
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今回使われたスピーカーも異彩を放っていました。

昔のナショナル「8PWT」という不思議なウーファーと同軸上にスコーカーがあるようなスピーカーは、たぶん自作のケースに入り、しかもさらに自作の石膏で固められたホーン型ツイーターが上に乗っておりました・・さらに先生のカラフル・ペイント付き(^^;
で、これがまたいい音出すから不思議なんです。
ヘレン・メリルのモノラル・レコードが素晴らしい音で鳴っていました。

 

 

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そのほかにも、JBLの楕円型20㎝スピーカーがエッジも無かったものをご友人の協力で修理して、これまた自作のケースに入れて、またまたいい音で鳴っていた・・(^_^;)
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そして40年くらい前の電気屋さんの処分品のA&D(アカイ電気と何処かが組んだブランドらしい)のスピーカーが現役バリバリで豊かなジャズを奏でていたのでした。
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さらに壺状花瓶に穴を開けてスピーカーユニットを入れた“陶器スピーカー”もあって・・(^^♪
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最新鋭の今どきのスピーカーの“小洒落た”きれいな音ではなく、どれも気合の入った低音から中音が下から湧き上がるようなたくましい音を出していて、先生もごきげんでしたが、聞いているお客さんも私もごきげんになりました(*^-^*)

いい時間を過ごせて幸せでした。
やはりレコード盤の音はいいし、昔のスピーカーの音もいいっ!!

以上で今回のレコード・コンサートの報告は終わりです。

 

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