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わたしのいきつけ

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2020/03/01

飯岡駅に先生の展示を見に出掛けた。

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JR飯岡駅舎に併設されている施設で私の中学時代の担任の美術の先生が作品展示をされていると聞き、「いいか、来るんじゃないぞ」と言われたので“行って来ました”(^_^;)
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今までも何度かこの会場で先生の作品を見て来たのですが、今回はなんだかパワフルな感じがいたしました。
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作品に対する意欲っていうか、気持ちっていうか、ぐんぐん前に向かって進んでいるように感じました。
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それに、今回はジャズを先生の持っているコーラルなどの独特のスピーカーで鳴らしながらという環境がとても“マッチ”しているのです。
このスピーカーについては、後日また、このブログ内でご紹介しますが、現在のオーディオにはない音でジャズが流れる空間・・素敵でした。
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写真も他に何枚も撮りましたので、インスタ経由などでもご紹介しようと思っています。
とりあえず帰宅して報告がてら急ぎアップいたします。

2020/02/22

坪内稔典氏の「俳句のユーモア」を読んだ。

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『俳句のユーモア/坪内稔典著(岩波現代文庫)』を読みました。
これも例によりブックオフで110円d(^_^o)

テレビをほとんど見ない私ですが、TBSの「プレバト」はよく見ます。
それはあの俳句のコーナーがあるから(*^_^*)

梅沢富美男さんが“一喜一憂&一怒”する様も楽しいが(^^;)、芸能人の皆さんの作品を見るのもたいへんな楽しみです。
五七五のたった十七文字でさまざまな光景や、人生模様などが浮かび上がってきて、いつも感心して見ているのです。

で、ブックオフで見つけたのがこの本でした。

著者がある町へ仲間たちと吟行し、地元の俳句グループと合同の句会をしたエピソードが書かれていました。
著者が司会をして合評を行い、その場では笑いが絶えなかったというお話。
作者の意図と読者の読み方のくいちがいや、一句についての多様な読み方などが笑いを誘ったのですが、あとで地元の人が「今日はカルチャーショックを受けた。句会で笑ってもいいんですね」と話しかけてきたのだそうです。

つまり、いつもは真面目に笑いや私語を慎み、真面目に粛々と行われていたらしいのです。

この本のあちこちに書かれていますが、俳句のいいところって、生真面目な部分もいいかもしれませんが、ユーモアを感じたり、ちょっと意外で独特な視線や、一見関係の無さそうな言葉、事象、季語などが不思議と読者の心を動かしたりするものなんじゃないかと思います。

先に書いたプレバトという番組でも多様な句が紹介され、視聴者を楽しませてくれているのだと思います。
夏井いつき先生のべらんめぇ調の添削も手伝って・・(^_^;)。

この本に掲載されていた著者の句から私のお気に入りは・・。

「三月の甘納豆のうふふふふ」

著者はこれのウケがよくて、気を良くし、一月から十二月までの甘納豆の句をあとから追加しています'(*゚▽゚*)'楽しいっ!!

あと紹介されていておもしろいと思った“色っぽい”句。

「渋かろか知らねど柿の初ちぎり」

新郎新婦の初夜の儀式のことをうたったものらしく、

「婿がのう、うちの背戸に大きな柿の木があって、ええ実がなっちょるが、のぼってもよかろうかって嫁に言うげな、嫁がのぼりんされちうと、婿がのって実をもいでもええかろうかちうと、嫁がもぎんされって、それでしたもんじゃそうな」・・と、民俗学者・宮本常一氏の解説が加えられています!(#^.^#)

というわけで、きょうも俳句が楽しいです(゚ー゚*)。oO

 

2020/02/04

シーグラスを拾いにでかけた

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日曜日の朝、突然に妻から「昨日テレビでやっていたんだけど、“シーグラス”を探しに行きたいからついてこない?」と声をかけられました。

シーグラスとは、浜辺などに打ち上げられるガラスの破片のことで、波に洗われ、角が取れ、磨りガラスのような風合いになったりして、もともとは海のゴミみたいなものだったのに、そのままでも飾ったり、またはアクセサリーにしたり、あるいはハンダのようなもので接着し、ステンドグラスのようにしてランプシェードを作ったりする人もいるとのこと。

 

 

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三人で波打ち際から十数メートルの幅で砂浜を探索。

呆れるくらいありません(^_^;)

それでもいくつか発見いたしましたが、ランプシェードを作ろうとしたら、何十年かかることやら、みたいな成果でした。

 

 

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きっと収集してなんらかのものを作ったりしている人は、目標の海岸の特徴や潮目なども読んで「きょうはここだっ!」っていう場所を定めてハントに出かけるのでしょうね。
素人の浅はかな考えでは、なかなか目標の物に達することは出来ませんでした。
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でもまあ、それでも三人で楽しい海辺の時間を過すことができ、少ないながらも成果があり、良きひとときでした・・。

今度は外房がいいんじゃないか、などと探索のあとに食事しながら妻が言っておりましたが、・・また私も同行させられるのか・・とちょっとドキドキ。

 

2020/01/27

千葉市中央区の「きぼーる」に先生の絵を見に出かけた。

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千葉市中央区中央4丁目にある「きぼーる」二階の『画廊ジュライ』に、いつもこのブログでご紹介している私の中学時代の担任の美術の先生が絵を何作品か展示していると聞いて先日出かけました。
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先生は気をつかって、私に「来るんじゃないぞ」(^_^;)と念を押し、さらに案内も送ってくれないので(聞くとすぐに行っちゃうので「いつも申し訳ない」と言ってくれている)、どんな企画の、どんな催しの展示なのかもわからず出かけてしまいました。
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というわけで、どんな会のどんな展示なのかもわからず終いで、見て、そして帰ってきたので、チラシ、パンフレットなど資料らしいものも手に入れずたいへん申し訳ないのですが、今回は先生の「絵」のみご紹介して、それで終わりってことになります、面目ない。
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今回先生が展示されていたものはジャズの演奏シーンが多かったのですが、中には抽象的なものもあり、相変わらず楽しく見て来ました。
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そしてお茶、珈琲、お菓子、苺などもどんどん出してもらい、くつろぎのおやつタイムになってしまいました(*^_^*)
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他の展示作品の作家の方もお見えになっていて、いろいろお話もできて楽しかったのですが、スマートフォンしか持って行かなかったので、良い写真も撮れなかろう、と他の先生の作品は撮りませんでした。
今にして思えば、撮っておけばよかった・・ごめんなさい…σ(^_^;)
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次回以降気をつけます。
とりあえず今回は先生の作品をスマートフォンで撮った画像で公開ということで、・・おしまい・・。

2019/12/08

横芝光町にあるギャラリー「笑虎」に先生の個展を見に行ってきた。

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毎年12月になると、このブログでも度々ご紹介している私の中学の担任で美術の先生が個展を開きます。
場所は横芝敬愛高校近くにあるギャラリー「笑虎」。
今回は南隆一先生と、その教え子である富塚祐子(私の中学・高校の同級生)、さらに針がね細工の矢野明子さんも加わって“コラボ展示”となっております。

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きょうは私の同級生富塚祐子は残年ながらギャラリーには来ていなかったのですが、写真の「マツコ」の絵はインパクト抜群で、中学時代から何ら変わっていないことがわかりました。

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続いての“円盤”のような作品は南隆一先生の作品で、なんとモーターが仕込まれていて、ゆっくりと回転しておりました( ̄O ̄;)
けっこう“デカい”作品で、あいかわらず先生はびっくりさせてくれます。

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もうひとり、矢野さんの針がね細工もいろいろなタイプの作品がありましたが、写真のこれは“針がね掛け軸”とでも言えるような作品で、こちらにも驚いちゃいました(^^;)

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最後の人魚のような絵は、きょう東京から訪ねてきた『Fさん』の奥さんからインスピレーションを得て描いた作品とのことでした。
そういえば何となく似ているような気もした・・。

Fさんとは久しぶりの再会でしたが、たっぷりとお話できました。
私の身体のことにまで気をつかっていただいて、ありがたい気持ちになったし、心強く勇気づけられたのでした。
やはり人と会って互いの気持ちを伝え合うということは、エネルギーの交換になるのだな、と思いました。

いつも南先生から言葉をいただいて、気持ちを強くするのですが、きょうは先生とFさんと二人に勇気づけられて、「来てよかった」と思いました。

明日は大学病院に二度目の診察に出かけます。
早く体調を戻して、こちらが人を勇気づけるようにならなくては、と心を新たにしたのでした。

 

2019/11/17

映画「ドリーミング村上春樹」を見た。

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映画『ドリーミング村上春樹(DREAMING MURAKAMI)/2017年 デンマーク 監督:ニテーシュ・アンジャーン 出演:メッテ・ホルム』という映画を見ました。
映画っていうか、ドキュメンタリーというか、“かえるくん”のCGが入っていたりして、どういう映画か、ひと言でいうのは難しい感じでしたが・・。
時間はわずか1時間でした。不思議なフィルム。

この映画は村上作品をデンマーク語に翻訳してきたメッテ・ホルムが、どうやって村上春樹の作品の感じをデンマークの人達に伝えるか・・と、悩み、どんどん深入りし、自分でも村上がこの部分ではどういうことを表現したいのか次第にわからなくなってきたり、他の言語で翻訳している作家に聞いてみたり、どっぷりと“ハマって”いく様子が描かれていたと思います。

 

 

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村上春樹の作品をあまり読んでいないのに、この映画を見に行くという無謀なことをしてしまい、私も戸惑いのまま映画が終わってしまったのでした。
叱られそう・・。

でも、見ていて、村上春樹ファンの中でもこの映画の価値については二分されそうな気がしました。
自分にとっての村上作品はそうじゃない、という人や、本を読んでいた方がよっぽどいい、なんて人もいるかと思います。

結局なんだか、もやもやしている間に1時間の映画は終了。
不思議な気分で千葉劇場をあとにしました。
村上作品、もう少し読んでみようか、と思いました。

 

2019/11/04

千葉県立美術館「第31回 平和を願う美術展」をのぞいてきた

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昨日、千葉県立美術館に、表記の「第31回 平和を願う美術展」を見に出かけました。
いつもの私の中学時代の美術の先生も三点出品していて、直前にお電話もいただいたので、一緒に昼食も・・ということで出かけたのです。
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先生は、掲載しているようにジャズのライブを描いた作品を二点。
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そして、いつもおなじみの『目』を中心にした不思議オブジェ。

先生の作品を見ていた人が、「この演奏シーンは音が聞こえてきそうだ」と連れの人に話していて、私も思わずにっこり(*^^*)

 

 

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そして他の人の作品も多種多彩なものばかりでした。

力感ある作品。

 

 

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不思議なデザイン感のある作品。
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わけがわからないが、とにかく炸裂している作品。
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塗り残しのような部分があるが、それがまた絵の魅力になっていて、そのワールドに引き込まれる作品。

とても楽しめました。
まだ本日4日(月)も開催されていると思いますので、千葉にお住まいの方はぜひ!

特別展の「日本画家 後藤純男の全貌」も回ってみましたが、見どころ満載、感動満載でした。
そちらもぜひに。

 

2019/10/14

映画「天才たちの頭の中 -世界を面白くする107のヒント-」を見た。

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映画『天才たちの頭の中 -世界を面白くする107のヒント-(Why Are We Creative ?)/2018年 ドイツ 監督・製作:ハーマン・ヴァスケ 出演:デヴィッド・ボウイ、クエンティン・タランティーノ、オノ・ヨーコ、スティーヴン・ホーキング他』を見てきました。

この映画はドキュメンタリー作家として活躍するドイツ人監督ハーマン・ヴァスケが世界で活躍する“クリエイティブ”な人物に出会うために旅に出て、アポなしや、ぶら下がり取材で1000人にアタック!

その膨大なインタビューから107人を厳選し、まるで“ラッシュ”を見ているかのように次から次へとそのインタビューの様子が流れていくのです。

それらインタビューの洪水を見ていて感じたのは、文化的、芸術的な活動をしている人には、クリエイティブな活動があたりまえなので、答えに困っているシーンが多いことでした。
中には自分のクリエイティブな生き方、考え方を見事に分析している人もいましたが、むしろ「生まれつきさ!」とか、「そうしていなければ生きていけない」というような回答が多いのです。

また、「そんな質問すると、ムカデにどうやって歩いているんですか?と質問しているようなもんだ。考えた瞬間にどうしていいかわからず、歩けなくなって木から落ちてしまうぞ」というような回答もあり、見事な回答だと思いました。
クリエイティブであることは日常であるってことだと思います。

逆に政治家に質問すると、あまりクリエイティブであることには意味が無さそうな回答が出ました。
「クリエイティブであるよりも、信念を貫くことが大事なのだ」と回答していた元米大統領も登場しました。

さらに、ヴィヴィアン・ウエストウッドが「政治は何の変化ももたらさない。物事を変えていくのは文化だと思う。私は文化の信奉者よ。」という言葉がとても示唆深かった。

どんどんインタビューしていくだけのフィルムなのですが、でも、様々な天才や有名人、アーティスト、鬼才・奇才達への「Why Are You Creative ?」という質問は実に興味深かった。

いろいろなヒントが垣間見えたように感じました。
私が同じような質問を受けたら、「自分がクリエイティブであるかどうかはわからないが、クリエイティブな人のクリエイティブな活動を感じるのはとても好きだ。」と答えるかもしれない(^_^;)

2019/10/13

「しびれる短歌」を読んだ。

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『しびれる短歌/東直子、穂村弘著(ちくまプリマー新書)』という本を読みました。
短歌というと馴染はあるけど、あまり真っ正面から読んだこと、味わったことがない分野です。

で、これがイレギュラーなのか、よくある短歌なのかということもわからず、著者の東さん、穂村さんが次々とあげる短歌を詠みました。

いきなり

〇したあとの朝日はだるい 自転車に撤去予告の赤紙は揺れ

〇するときは球体関節、のわけもなく骨軋みたる今朝の通学

です。・・したあと、と、するとき、って何をするのかと思っていると、やはりあれでしょう。すげえな近年の短歌って!と思いました。

女性のわたしたちは人形じゃないぞ、生身の人間だぞ、という意識というか異議申し立てなのだと思います。

〇わたくしの料理を食べなくなってから子に魔法はかかりにくくなり

・・というのは私にもよくわかった。

〇ひさびさに真正面から妻を見る電車のなかの対面の席

・・これもわかるような気がした。あらためて客観的に見るなんてこと、こういうときしかないかも。

ちょっと笑えないというか、結局つまらないと思ったものもありました。
〇(7×7+4÷2)÷3=17
  カッコなな、かけるななたす、よんわるに、カッコとじわる、さんはじゅうなな

・・五七五七七になってるだろう!?ってことだけど、私には全然面白くなかった。

ほんの一例をあげてみましたが、若い人の短歌には共感できないものも多かったというのが私の印象でしたが、「これがわからんヤツには短歌は楽しめんぞ!」と言われてしまいそう。
著者のお二人の解説についても、一部ついていけないことろがあった(^_^;)
結局、私が歳取った、ってことだと思います。
理解できないってわけじゃないんですよ。でも、こんなこと書くヤツきらいっ!っていうのが私の正直な気持ちでした。

 

2019/10/11

「ハーバードの日本人論」を読んだ。

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『ハーバードの日本人論/佐藤智恵著(中公新書ラクレ)』という著者によるハーバード大教授へのインタビュー中心の本を読みました。

私達日本人が日常あたりまえだと考えていること、行動、慣習などが、ハーバード大の教授達には特にアメリカ人として、そしてやがて社会、財界をリードする人間となるであろう学生達には十分に研究するに値するものである、ということがこの本の内容です。

日本の映画を研究し、その中から日本人がロボットを“友達”だと思う感覚についての不思議を追求(日本人にとっては鉄腕アトムその他でこういう感覚は割とあたりまえ)したり、アメリカのIT関係のリーダー達がなぜ日本のアニメ映画に影響を受けることが多いのか、などなど興味深い内容です。

日本でも何年か前にブームを呼んだ「伊藤若冲」の絵について学生に教えるカリキュラムもあります。
たとえ工学系の分野に進んだとしても、芸術を理解できる人間でなければ世の中をリードする人間たりえないという考え方にも感心しました。
今の日本には、逆にそういう考えを捨てようというようなことがあるのではないかとも感じました。まずは人として大事なものを身に付けるという考え方、大事だと思いました。

古代DNA、ゲノム解析から日本人のルーツを探ろうとし、また日本人特有の人としての個性がどこから来ているのか、という研究も面白かった。
本州に住む日本人のDNAの20%は縄文人、80%は弥生人に由来し、それがいつ頃交配したのか、それによってどうなったのか、読めば読むほど科学的研究なだけに、その事実に驚かされました。

また、日本人の長寿の秘密を研究している教授は、アメリカが平均寿命を短くしている中、見習うべきところを考察しています。
そして、今の日本人はせっかくのいいところを捨て始めている傾向にあるとも・・。

政治に関しての日本人の“世襲好き”、そのことの政治への影響、近年の傾向などの考察も面白かった!

まだまだ色々とインタビューされていましたが、興味のある方はぜひ本屋さんで手に取ってみてください。
噛んで砕いてわかりやすく書かれていたので、私にも理解できる部分が多く、いい本でしたよ。

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