八日市場市で開かれていた「第18回 匝美会展」に出かけてきた。
このあいだ、匝瑳市立八日市場公民館で開かれていた『第18回 匝美会展』に妻と行って来ました。
「匝美会」というのは、匝瑳高校のOBの方々の美術作品を年一回の周期で展示する展覧会のようでした。
そこに、私の中学時代の担任で美術の先生も出展されていたので、出かけたというわけです。
相変わらず、先生のガラス絵は楽しく、愉快な魚が泳ぐ海の世界が描かれていました。
このあいだ、匝瑳市立八日市場公民館で開かれていた『第18回 匝美会展』に妻と行って来ました。
「匝美会」というのは、匝瑳高校のOBの方々の美術作品を年一回の周期で展示する展覧会のようでした。
そこに、私の中学時代の担任で美術の先生も出展されていたので、出かけたというわけです。
相変わらず、先生のガラス絵は楽しく、愉快な魚が泳ぐ海の世界が描かれていました。
映画『大河への道/2022年 日本 監督:中西健二 原作:立川志の輔 企画:中井貴一 出演:立川志の輔、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、溝口琢矢、西村まさ彦、平田満、草刈正雄、橋爪功 』を見てきました。
立川志の輔の落語『伊能忠敬物語…』が原作になったんだそうですが、志の輔さんの落語を映画というエンターテインメントで表現しようと企画したのが、主演の中井貴一さんで、中西健二が監督を務めている歴史ドラマとなっておりました。
たまたま志の輔さんが落語の公演の帰り道、佐原に寄って、伊能忠敬の記念館を訪れたことから落語を創作することになり、それを聞いた中井さんが企画し、実際に私も見て、とてもいい映画になったものだと思いました。
物語としては、千葉県香取市役所で、伊能忠敬を主人公にした“大河ドラマ”で観光促進をしようというプロジェクトが立ち上がる。
でも、脚本作りをお願いした先生が発見したのは、伊能忠敬が地図完成の3年前に亡くなっていた事実。
これじゃ大河ドラマにならないよ、というところからストーリーは急展開!
伊能忠敬の遺志を継いだ弟子たちの物語が紐解かれていくのでした。“ちゅうけいさん(忠敬のこと)”は生きていることにして・・。
『モンパの木の下で/椎名誠著(文藝春秋)』を読みました。
いつものことで、ブックオフにて200円で購入。内容は1992年から1993年にかけて週刊文春に連載されたものをまとめたものです。
三十年も前の文ですから、椎名さんもすこぶる元気で、あちこち飛びまわっているし、“飲みまわって”(^^;)いました。
そして、私の大好きな居酒屋の達人、「太田和彦」さんもキャンプの場面に何度も登場し、ひそかに日本酒の美味しいのを持参し、さらに美味しそうな“つまみ”をどんどんつくっている様子が書かれていました。この本の頃は「コンニャク料理」に凝っていたようです(^_^;)
椎名さんが仲間と飲んでいるときの“バカ話”がいつも面白いのですが、今回のなんだかわからんが面白かったのは、以下の『信用してはいかん!』の話。
「作務衣を着ている男を信用してはいかん」と誰かが言うと、みんな「そうだ、そうだ」と納得している(*^_^*)
ちなみに、私も作務衣を着ている男はあまり信用しておりません…σ(^_^;)なんかインチキくさくありません?!d(^_^o)
ついでに「ルイ・ヴィトンのバッグをぶらさげている男が新幹線や空港でかなり目につく。あれはどう見ても恥ずかしい。ルイ・ヴィトンのバッグを持っている男を信用してはいかん!」と、みんなでしっかりと頷きあっている(^_^)
んでもって、これまた私も深く同意d(^_^o)・・いましたっけねぇ、その昔、そんな男が。今はお見かけすることはないけど。
昔の話で思い出したけど、セカンドバッグを小脇に抱え、つま先歩きでチョンチョン歩いている男もいたっけ。
で、ポロシャツの襟を立てているんですよ、そういう男はかならず。・・時々、まだ襟を立てているオジサン(お爺さん)を見かけることがありますが。
こういうのも信用しないランキングに入れてほしいd( ̄  ̄)
あと、誰かが言っていたけど、“半ズボン”をはいている男を信用するなっ!っていうのも心に残る言葉でした。
日曜日にどこでも半ズボンでうろうろしているオヤジ、私もあんまり信用したくないです。
「勝俣州和」さんくらいですかね、信用できそうな半ズボンの男って(*^_^*)
信用しない話で終始してしまいましたが、「モンパの木の下で」、相変わらずドコドコどこでも出かけて行く椎名さんの楽しい本でした。
『志の輔旅まくら/立川志の輔著(新潮文庫)』を読みました。
平成15年発行で、立川志の輔さんの公演をもとに文庫オリジナルとして書き下ろした作品です。
簡単に言うと、志の輔さんが主に外国(国内もあり)から帰って来たあとに、公演を行い、その報告みたいなものを、とても可笑しくお話ししてくれる、というようなものです。
もう二十年くらい前のものなので、表紙の写真も、志の輔さん若いっ!
私も見た、懐かしい映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を見てキューバまで行って来た話から始まりましたが、あの映画を見てすぐにキューバまで行っちゃうってのがすごいです。
でも、志の輔さん、けっこうハチャメチャな人や出来事に遭遇しても楽しんでいます。
“得な”性格だと思いました。
春風亭昇太さんとメキシコに行ったときも、ルチャリブレ(向こうのプロレス)をイヤだと言いつつ二人で見に行って、はしゃいでいます。
それでもって、興味なんかないというふうだったのに、帰国時には、プロレスラーの覆面を二つも昇太さんからもらって、帰宅時に被って家に入って行き、子供にあきれられていました(^_^;)
インドでもガンジス川の死体まで流れてくる川に入り、沐浴。言われて潜ってしまったりもしていて、勇気があるというか、向こう見ずというか、こんな感じの人だとは思っていませんでした。
落語の「立川流」と言えば、なんだか気難しいような人ばかり・・という印象もありますが、志の輔さんはある意味“別格”のような存在感があり、お話しを聞いているこちらにも安心感があります。
私はここ数年、日曜日の朝に、志の輔さんのラジオ番組「落語でデート」というのをきいておりまして、志の輔さんが毎週様々なジャンルの女性をゲストに迎え、往年の名人の落語を聞きながらお話しを聞いていくものなんですが、ここでも物腰柔らかく、丁寧にゲストの方からお話しを引き出していく様子がうかがわれ、多彩な話芸にいつも感心しています。
この本については、どこに出かけても“ドシャメシャ”なハプニングやエピソードがあり、楽しいものでした。
古い本ですが、古書店などで見つけたら、ぜひ手に取って見ていただきたい、そんな愉快な本でした。
『ただのナマズと思うなよ/椎名誠著(文春文庫)』を読みました。
週刊文春に2002年から2003年にかけて連載されたもので、2004年に単行本に、そして2007年に文庫化されたものです。
だいたい20年前のものだから、まだまだ世の中はけっこう“ムチャ”しても笑ってゆるしてくれたような時代だったかもしれません。
日本中、あっちに行っては“浮球”野球や、三角ベースの野球をやったり、それも地元の人たちもひっくるめてけっこう大会にしてしまったり。
道路標識と共にある「交通標語」の幟(のぼり)に物申したり、選挙時のあの街宣車のスピーカーでの“通り一遍”の“がなり”に文句を言ったり、結婚披露宴でのバカバカしい演出に呆れたり、いつものことですけど、やっぱり面白いd(^_^o)
ネパールやベトナム、カンボジアの旅での仰天エピソードも、椎名さんならでは、です。
日本でも、世界でも、椎名さんの感じ方はいつでも真っ正面から受けとめて、いやはやこれは!という結論になる・・これもいつものことですが、また面白いd( ̄  ̄)
酒田のワンタンメンの美味しさについて書かれている部分がありましたが、いまやラーメン屋さんではあまり見ない、立派な中華料理屋にもあまりない、町の中華屋さんで見かけるワンタンメンを丁寧につくるお店を紹介していますが、ほんとうに食いたくなった(*^^*)ワンタンの描写があまりにも素晴らしい'(*゚▽゚*)'
あの居酒屋探索で有名な太田和彦さんがそのワンタンメンの美味しいお店を訪ねる動画を見たことがあるのですが、いやもう店主が作り方まで見せてくれたのですが、天女の羽衣のように美しいワンタンでした。しかも“い~っぱい”入っているんですヽ(=´▽`=)ノ
食べ物、冒険、世間の変な物、などを語らせたら、やはり椎名さんは私にとって最重要人物です(*^_^*)
まだまだ椎名さんの本、ストックがありますので、また読んだら書きます(*゚▽゚)ノ
この古民家美術館の様子については、Instagram経由で別途ご紹介しようと思っていますが、素敵なところです。
ユン・ソベさんという芸術家でアジアの美術界では重鎮の方が代表をされ、まだここ二年くらいで作り上げた美術館です。
ユンさんと、もうひとかた、地元の作家、スズキ・ラナさんの作品、そして南先生の作品が、現在展示されています。
ユンさんとラナさんの作品も後日Instagram経由でご紹介しようと思っています。
ということで、私の先生、南先生の作品の一部をこのブログではご紹介いたします。
『たそがれビール/小川糸著(幻冬舎文庫)』を読みました。
ずいぶんと前にブックオフで購入してから時が経ちましたが、そろそろ読んでみようかと手に取りました。
パリ、ベルギー、ベルリンなどの旅先で、お気に入りのカフェを見つけて本を読んだり、現地のアパートで何か月か過すうちに足らないと感じたものを蚤の市に出掛けて買って来たり、時には日本食を現地の材料で工夫しながらつくってみたり、日々の出来事を自然に綴ったエッセイでした。
読んでいるだけでこちらも“幸せ感”が充ちてくるような感じがしました。
美術館に出掛けてゆっくりと一日を過したり、向こうの知り合いの夕食に呼ばれたり、前に一度来たところに行ってみると、そのとき出会ったお店のひとたちが、あのときのまま、あのときの場所にいる・・それだけでなんだかとても気持ちが落ち着くような、そんな感覚もうれしいという、時間がゆっくりと流れている感覚がとてもいい本なのでした。
このシリーズはけっこう何冊か出ているようで、あのときブックオフで何冊も見かけたのですが、買っておけばよかった。
小川糸さんの素敵な時間の過ごし方を読みながら、こちらもいい時間を過しているような気分になるエッセイでした。
【Now Playing】 Of This Land / Clannad ( Healing Music )
Instagram経由で表題の「アートギャラリー古屋敷」を Facebbok でもご紹介していますが、今回はブログ経由でご紹介いたします。写真もけっこう撮ったのでd(^_^o)
大網白里町の下ヶ傍示(さげほうじ)60番地にある「アートギャラリー古屋敷」。
私の中学時代の担任で美術の先生と電話でお話ししている時におそわったギャラリーです。
“自然たっぷり”で、庭園も楽しめるし、庭園内に点在している展示室、収蔵庫、作業場などを見て回っているのがとてもいい時間になります。
午前中、早くに行き妻と庭園内を散策しながら作品を見ていると、主宰の吉田文也さんから声をかけていただき、お話を聞くことができました。
母屋も別棟も天井を張っていない部分が多いので、大きな作品も堂々と展示されていました。まさに見上げる感じ。
そして、主宰・吉田文也さんの奥様の版画も母屋にたくさん展示されていて、“あたたかく”、“ほのぼの”とする作風に私も妻も見とれました。見とれ過ぎて写真を撮るのを忘れました…σ(^_^;)
『食べごしらえ おままごと/石牟礼道子著(中公文庫)』という本を読みました。
今までこのブログでも、いろいろな食べ物について書かれた本の感想を書いてきました。
私の得意というか、好きなジャンルは“B級”的な食べ物について書かれたものですが…σ(^_^;)
でも、この石牟礼さんの著書は、「ぶえんずし」、「笛ふき鯛の煮付け」、「らっきょうの即席しそ漬」など、いろいろな食べ物が登場しますが、それぞれの背景に“暮し”や“故郷”、“土地柄”、“家族”、“四季”などが見えてきます。
だから、単に食べ物の話では終わらず、石牟礼さんの想い出なども加わって、とても映像的な文章になっていると感じました。
そして、とても感情というか情緒にうったえるものがありました。
料理の味を想像するだけでなく、しみじみと人や風景の様子を味わうことになりました。
深くしみじみと、心と体の芯に沁みてくる本でした。読後も心地よい感覚がただよっています。
今月13日まで開催されていた、私の中学時代の担任で美術の先生、「南隆一先生」の絵や造形の展示について、遅れましたが事後報告です。
毎年開催されているのですが、今回はちょっと世間で流行っている感染についても心配してしまい、“恐る恐る”出掛けました。
会場内でちょっとしたアクシデントもあり、なかなか書き出すことができずに今になってしまいました。
まずは目に付いたのが、「寅年」にちなんだのか、虎を模したオブジェ(*^^*)
先生、あいかわらずエンジンの調子は良さそうです。
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