フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

2022/07/04

八日市場市で開かれていた「第18回 匝美会展」に出かけてきた。

20220630_sobikai_001

このあいだ、匝瑳市立八日市場公民館で開かれていた『第18回 匝美会展』に妻と行って来ました。

「匝美会」というのは、匝瑳高校のOBの方々の美術作品を年一回の周期で展示する展覧会のようでした。
そこに、私の中学時代の担任で美術の先生も出展されていたので、出かけたというわけです。

相変わらず、先生のガラス絵は楽しく、愉快な魚が泳ぐ海の世界が描かれていました。

 

 

20220630_sobikai_002
そしてこれまた不思議なオブジェ。流木と球体の奇妙な生き物のような作品。
20220630_sobikai_003
こちらは、外国の風景でしょうか。澄んだ湖と、うしろにそびえ立つ山の空気感が感じられ、しばらく見入ってしまいました。
20220630_sobikai_004
こちらは焼物。
表面のゴツゴツした感じと、きれいな緑がかった色もよく、魅力的な作品でした。
20220630_sobikai_005

こちらは、“杉大樹木目うずくり”といって、一枚板を削りだしたものだそうです。
妻がとても興味を持ち、作者の方がちょうど在館していたので、“質問攻め”していました(^_^;)・・・でも、作者の方は質問してもらえて、とてもうれしそうで、最後に記念写真を撮っていました。

作者の方達、そして先生、先生の奥さま達と楽しく会話もできて、良い一日になりました。

 

2022/05/14

古民家美術館で開かれている『旭 風景美術展』に行ってきました。

20220514_kominka_001
このブログの主要登場人物である私の中学時代の担任で美術の先生「南隆一先生」が旭市の《古民家美術館飯岡・・旭市三川3636》で開催されている『旭 風景美術展』に地元居住の芸術家3人のひとりとして参加されているとのことで、行ってみました。
20220514_kominka_002

この古民家美術館の様子については、Instagram経由で別途ご紹介しようと思っていますが、素敵なところです。
ユン・ソベさんという芸術家でアジアの美術界では重鎮の方が代表をされ、まだここ二年くらいで作り上げた美術館です。

ユンさんと、もうひとかた、地元の作家、スズキ・ラナさんの作品、そして南先生の作品が、現在展示されています。

 

 

20220514_kominka_003

ユンさんとラナさんの作品も後日Instagram経由でご紹介しようと思っています。

ということで、私の先生、南先生の作品の一部をこのブログではご紹介いたします。

 

 

20220514_kominka_004
今回は、「旭」の風景ということで、先生は海中の魚をコミカルにガラス絵で描いたり、クレヨン画や港の風景を大作で描いたり、飯岡の風景をゆったりと描かれている印象を持ちました。
20220514_kominka_005
のんびりと飯岡の海も近いこの古民家美術館に出かけ、午後のひとときをゆっくりと過すのもいいと思いました。
20220514_kominka_006
私が行った日には、ユン先生もいらしたし、スズキ・ラナさんも途中からいらして、作品についてや、どのような画材を使って描かれるのかまでゆっくりとお話しすることができました。
20220514_kominka_007

ものすごく“濃い”時間となり、アーティストの持つ独特の“熱”というか、“オーラ”に圧倒された感もありました。
ゆっくりとした時間を過したのに全てのエネルギーを“吸い取られた”みたいな感覚があり、芸術家というものは普通の人間とはちがう!と、この日はつくづく思いました…σ(^_^;)

というわけで、庭にあるオブジェも楽しいし、後日紹介しますが、古民家の見事な改修による見どころ満載の建物、そして作品、“満腹”状態で帰宅いたしました。

 

2022/05/10

中学時代の先生が送ってくれた本、読みました。

20220510_shinoda_toko_001

『103歳になってわかったこと -人生は一人でも面白い-/篠田桃紅著(幻冬舎文庫)』という本を読みました。
これは、このブログで何度も登場する私の中学時代の担任で美術の先生が、ついこのあいだ送ってくれた本です。

著者、篠田さんは美術家。この本を世に出したのが2015年で、その後2021年、107歳で亡くなられています。

この本を送ってくれた中学時代の担任の先生も、もう75歳。私との電話でも「生きて行くこと」についてよく話されます。そして、この本がとても参考になったとおっしゃっていました。

その教え子の私が読んでも、今後生きて行く、そしてやがて死を迎えることについて参考になりました。気が楽にもなりました。

私の先生もよく言っていたことで、この本の著者、篠田さんも書かれていましたが、個展などの会場で来場者の方から「これはなにを表わしているのですか?」と、よく聞かれるというのです。

絵というものは、自分のなかに湧いてくる思いを、目に見えるようにしたものなので、「なにを」という質問には、いつも戸惑ったと書かれています。

絵に表われているものこそが、質問の「なにを」で、そしてその「なにを」は見る人によって、どのように受け止めてもいいものです。
と、書かれていますが、私もこういう質問をする人のことがわかりません…σ(^_^;)
でも、いるんですよね、かならず個展などの会場にd(^_^o)

人にとって、生きているのがいいのか、死んだほうがいいのか、誰にも判断はつけられないのですが、著者もそうであるように、生きていたからこんなことに出会えたと思うこともあれば、こんなことになるなら生きているんじゃなかった、などと思うこともあります。

わからないから、一日、一日生きて行くんだ・・などと思いました。

あと、私が気になった部分は、「時間でもお金でも、用だけをきっちり済ませる人生は、1+1=2の人生だが、無駄のある人生は、1+1を10にも20にもすることができる」という部分でした。

いろいろあって今がある私ですが、まったくそのとおりだと思っている昨今です。
無駄だと思っていた部分、“余白”のような部分が人生にとって、とても貴重だったのだ、と今にして思うわけです。

先生には、いい本を送ってもらいました。
忘れそうになったら、時々この本を開いて、生きて行くことに前向きに、よろこびを感じつつ過して行こうと思います。

 

2022/05/01

ブログからも、大網白里の「アートギャラリー古屋敷」のご紹介

20220429_furuyashiki_001

Instagram経由で表題の「アートギャラリー古屋敷」を Facebbok でもご紹介していますが、今回はブログ経由でご紹介いたします。写真もけっこう撮ったのでd(^_^o)

大網白里町の下ヶ傍示(さげほうじ)60番地にある「アートギャラリー古屋敷」。
私の中学時代の担任で美術の先生と電話でお話ししている時におそわったギャラリーです。

“自然たっぷり”で、庭園も楽しめるし、庭園内に点在している展示室、収蔵庫、作業場などを見て回っているのがとてもいい時間になります。

午前中、早くに行き妻と庭園内を散策しながら作品を見ていると、主宰の吉田文也さんから声をかけていただき、お話を聞くことができました。

 

 

20220429_furuyashiki_002
母屋にあたる一番大きな展示室は、二百年前の建物だそうです。
建具類もいろいろな時代といろいろな地方のものがあるそうで、何度かの改修を経ているので、逆に建物好きな人にも見どころがたくさんありました。
20220429_furuyashiki_003

母屋も別棟も天井を張っていない部分が多いので、大きな作品も堂々と展示されていました。まさに見上げる感じ。

そして、主宰・吉田文也さんの奥様の版画も母屋にたくさん展示されていて、“あたたかく”、“ほのぼの”とする作風に私も妻も見とれました。見とれ過ぎて写真を撮るのを忘れました…σ(^_^;)

 

 

20220429_furuyashiki_004
彫刻や絵画その他、「和」ばかりかと思うと、写真のようにやさしい雰囲気を持った人形なども展示されていました。
20220429_furuyashiki_005
入り口土間の上の大きな「梁」にぶら下げられていたものが気になり、吉田さんに伺うと、「祝い鞍」といって、この家の「ひいおばあさん」が嫁入りしたときに馬に乗せられてやって来たときの馬の鞍です。
今は虫に食われて、麻袋にくるまれてぶら下がっていますが、広げると、それは美しいものだったそうです。お嫁さんは“横座り”して馬の背で揺すられながら村にやって来たのでしょうね。
20220429_furuyashiki_006
室内から庭を見ても、とても心落ち着く空間です。
ちょっと“贅沢”過ぎて目まいがするくらい(*^_^*)
20220429_furuyashiki_007
母屋にあったであろう「竈(かまど)」のことを伺ったら、移設して物置にあるよ、ということだったので、それも物置を開けていただいて見せてもらいました。わざわざ固定してあった扉を外してまでしていただき恐縮しましたが、でも見ることが出来てよかった。
時代の空気感まで伝わってきました。
20220429_furuyashiki_008
そして土間のところに掻けてあった「蓑」。
時代劇でしか見たことがありませんが、実にきれいに保存されていました。
20220429_furuyashiki_009
別棟には金属を使った作品や、木彫の宗教的なものを感じる作品もありました。
もうねえ、じっくりと見ていたらキリがないくらいの作品群でした。
20220429_furuyashiki_010

写真も撮りきれず、大きな仏壇が御殿造りのようになっていて、いざ災害などがあったときにはスッポリとユニットのように仏壇を外して持ち出せるようになっていたり(軽トラの荷台一杯くらいの大きさ)、驚くことばかりでした。

18年前までは、実際にお住まいになっていたとのことで、作品だけでなく、この建物をじっくり見る楽しみもあります。

ざっとですが、「アートギャラリー古屋敷」のほんの一部のご紹介でした。
Instagramでは、さらに画像でご紹介するつもりです。

 

2022/04/02

残間里江子さんの「人と会うと明日が変わる」を読みました。

20220401_zanma_rieko_001

『人と会うと明日が変わる/残間里江子著(イースト・プレス)』という本を読みました。
この本もブックオフにて安価で手に入れました。2011年に発行されたものです。

残間さんというと、私は土曜日早朝のラジオ番組、文化放送の「大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ」と、TBSのこれも早朝「生島ヒロシのおはよう一直線」などで、そのお声と、“歯に衣着せぬ”コメントを聞き、いつも思ったことを直球でぶつける歯切れのいい“しゃべりっぷり”に感服しています。

この本も表紙の写真の青空と海のようにスカッと書かれているように感じました。

内容は、子供の頃の苦労、そして学生時代もかなり大変だったようだし、最初の就職(地方局のアナウンサー)時のご苦労も書かれていましたが、でも、自分で様々な決断をその都度して、編集者などを経て企画製作会社を設立するまでのことが書かれ、その中でタイトルにある「人との出会い」がいかに重要なことであったのかが、書かれていました。

私の印象にある残間さんだと、人との出会いも一気に距離を詰めて、相手の懐に入っていくのかと思いきや、その距離のとり方は慎重というか、言い方を変えれば“臆病”というくらいの感じで、意外でした。

でも、そのくらいの間合いのとり方が後々の残間さんと出会った人達の関係を“べったり”ではない、濃密なものにしていく前段階なのだと思いました。

ある程度距離を置けば、どうにも合わない人からは離れやすいし、逆に向こうから興味を持ってもらえれば、向こうから距離を詰めてくる場合もある(田中角栄氏との出会いがそんな感じで書かれていました)。

また、あの山口百恵さんの「蒼い時」を製作・プロデュースしたときのことも書かれていて、その後百恵さん引退後も百恵さんから連絡が来たりしていることも知りました。

インタビューをするときなども、相手との距離感が実に大事なことなのだと、その考え方も書かれていましたが、とても参考になりました。

人は誰かと出会い、仕事、人生、趣味、その他様々なことの未来が開けていくのだということもあらためて思いましたし、私も人との出会いを大事にしようと自分に言い聞かせました。

私の今までの仕事や、人生の中でも「人との出会い」によって解決の糸口が見つかったこと、また落ち込んでいたときに慰められたこと、勇気づけられたことがありました。

この本との“出会い”も、いいものと出会えたのだと感じつつ読了しました。

 

2022/03/20

JR飯岡駅併設のふれあい館での「南隆一先生個展」レポートです。

20220319_iioka_001

今月13日まで開催されていた、私の中学時代の担任で美術の先生、「南隆一先生」の絵や造形の展示について、遅れましたが事後報告です。

毎年開催されているのですが、今回はちょっと世間で流行っている感染についても心配してしまい、“恐る恐る”出掛けました。
会場内でちょっとしたアクシデントもあり、なかなか書き出すことができずに今になってしまいました。

まずは目に付いたのが、「寅年」にちなんだのか、虎を模したオブジェ(*^^*)
先生、あいかわらずエンジンの調子は良さそうです。

 

 

20220319_iioka_002
そして、木の板に描かれた作品です。私、人間が古いもので、水木しげる先生の「悪魔くん(実写版)」の『百目(ひゃくめ)』を思い出してしまいました…σ(^_^;)古過ぎてすまんっ!!
20220319_iioka_003
続いては、私がとても気に入ったクレヨン画です。
こういうの大好きですd(^_^o)いかにも簡単な描き方のように見えて、伝わってくるものは大きいのです。
20220319_iioka_004
こちらは、先生独特の世界。
こういう、宇宙のような、深海のような世界も好きです。
20220319_iioka_005
それからガラス絵。
板に枠を接着し、ガラスがはめ込まれ、そこにある絵は個々に活き活きとしています。
20220319_iioka_006
続いて、会場内では主にジャズが流れていたのですが、先生がアートしているスピーカー群。
私が行ったときには、真ん中のスピーカーからモノラルで主に1950年代頃のジャズが流れていました。
現代のスピーカーとは異なるガッツのある音が出ていました。
20220319_iioka_007
そして、小型のアンプとフォノイコライザー(動作の手作り切り替え器付か?)とスピーカーのセレクト・スイッチです。
スイッチ類は手作りのようでしたが、これらを見ているだけでも私は楽しかった(*^^*)
20220319_iioka_008
音源は、もちろんほとんどがアナログ盤ですヽ(=´▽`=)ノ
絵画や造形を楽しみながら、アナログ・レコードでジャズを聞く・・ぜいたくな時間でした。

2022/03/11

中1の時の担任の先生が書いた「短歌入門 -実作ポイント助言-」を読んでみた。

20220311_akiba_shirou_001

『短歌入門 -実作ポイント助言-/秋葉四郎著(飯塚書店)』を読みました。
これは、私が中1の時、担任で国語の先生だった秋葉四郎先生が書かれたものです。

何度かこのブログ内で書きましたが、この正月に古書店で手に入れた「房総のうたびと」という千葉の短歌作家の紹介・研究本のようなものを見ていたら、その中に私の中学時代の先生の名があったのです。

そして、先生の住所を教えてもらい、先生が高名な歌人であることを知り、その作品にもふれ、うれしくなったと手紙を送ったのです。

そうしたら、先生(現在85歳)からお返事と、先生の歌集、そして今回ご紹介する「短歌入門」が届いたのです。うれしかった!!

この本は、先生が75歳の時に発刊されていますが、読んで見ると、実に若々しい文章で、ますますうれしくなりました(*^^*)

そして短歌を詠むことの喜びにあふれ、いつも歌を詠むことが頭にある・・とおっしゃっています。

先生の歌は、奇をてらったようなものは無く、実に自然体だし、逆にそのことによって感動が増しているように感じました。

私が今まで短歌にふれることがなかったので、珍しいかどうかはわかりませんが、様々な方の歌に対して、先生の添削例がたくさん載っていました。
これが、どれも適切で、「なるほどなぁ」とうなずくばかり…σ(^_^;)
中1の時に、先生から短歌を教わりたかったなぁ・・と思いました。
きっと中学生の短歌、おもしろいものがいっぱいになったに違いありませんd(^_^o)

今のところ、まだこの本や、先生の歌集の短歌を味わってばかりですが、先生からのお手紙に「ぜひ、短歌をやってください」と書かれていたので、今後チャレンジするかもしれません!

 

2022/03/05

「歌集 街樹」を読みました。

20220305_akiba_shirou_001

『歌集 街樹/秋葉四郎著(短歌新聞社)』を読みました。
今年に入り、古書店で見つけた「房総のうたびと」という本に「秋葉四郎」という歌人の名を見つけ、それが私の中学一年のときの担任の先生であったことに気付きました。

中二・三年の担任であった美術の先生とは今だ付き合いがあるので、その先生に秋葉四郎先生のご住所をご存じないかと問い合わせ、秋葉先生にお手紙を差し上げたところから話は始まりました。

私が“本好き”になったきっかけは、中一のときに秋葉先生から放課後「これを読んでごらん」と渡された三冊の本でした。
それからは“本の虫”となりました。

話は戻って、私がお手紙を差し上げた先生は、ご健在なら八十五歳。
既に書きましたが、先生からお便りが届き、先生の歌集と、先生著作の短歌入門まで同封されていました。

さっそく歌集を読んでみました。

この歌集に入っている「歌」は、ちょうど私が先生に教わっていた頃と、その前後数年です。
あの、三十代だった頃の先生の姿を思い浮かべながら、先生の歌に接しました。

秋葉先生の師である、佐藤佐太郎氏に従ってオーストラリア、ニュージーランドや、その後のアラスカ、シンガポール、マレーシア、インド、マニラ、ロスアンゼルス、サンフランシスコの風景様子を描いた歌も印象的でしたが、私には、中学教師時代に書かれたものが衝撃的なくらいの印象を受けました。

奥さまと共働きで教師を勤め、喘息持ちの幼い子供さんを保育園にあずけながらの日々の厳しい現実と対峙するように、真っ正直に書かれた歌に心うたれました。

美しい歌も数ありましたが、でも

〇吾に拠り生きつつ幸ひの薄き妻この玄関の灯のうちにゐる

〇室内に衣類干しつつ頽廃の日々のごとくに妻と勤むる

〇預けつつ育て二歳になりし子が朝はみづから衣服をまとふ

など、あの頃、きちっとスーツを身に着け、颯爽として厳しかった先生からは想像できないものでした。

後記で先生が書かれていたのですが、「あらゆる芸術に功利性はない筈だが、芸術に関係なく人は生きられない。何らかの形で芸術はその人の糧となり生を支えているようである。真詩としての純粋短歌は単なる小文芸にとどまらず、本物の芸術としての力を発揮している。」とあり、まったくの同感を覚えました。

〇折ふしの怒りに自浄作用ありわがからだ軽くなりて歩みつ

先生の「怒り」は、雷鳴のごとくでした。ものすごく恐かった。
あの怒りが自浄作用のひとつだった・・(^^;)のかと思うと、私も先生に何度か自浄作用を起こさせていたのかもしれない…σ(^_^;)

 

2022/02/23

中1のときの先生からお手紙が届きました。

20220223_akiba_sensei_001
このブログで先月ご紹介した話ですが、正月に古本屋さんの新春セールに出掛けたときに「文学研究」のようなコーナーがあり、そこで見つけた『房総のうたびと』という本をパラパラと頁をめくり、見ていると、《秋葉四郎》という作家の名を見つけ、よく読んでみると、私の中学一年の時の担任で国語の先生であることがわかりました。
20220223_akiba_sensei_002

先生の短歌についての作品研究と、先生の“人物”“人となり”などについても書かれていて、とても懐かしく、また当時先生から放課後にクラスの中で三人呼ばれて、それぞれに三冊ずつ「読んでみなさい」と本が手渡されたことがありました。

これがきっかけとなり、私は今に至る“本好き”となったのです。
先生には、今でも感謝していたのですが、調べると先生はご健在であれば、85歳になられているということがわかりました。

このブログによく登場する、同じく中学校の二~三年の担任で美術の先生に連絡を取り、秋葉先生のご住所をご存じないか?とたずねると、調べてくれて、私はお手紙を出すことにいたしました。

それから一か月、特に音沙汰もなく、「ひょっとして・・」などとよからぬ心配までしておりましたが、昨日、お手紙がが届きました。

あなたのことはよく覚えていますよ。

心打つお手紙ありがとう。

私のライフワークである短歌作品に気づいてくれてうれしい。

私の書いた本、「歌集・街樹」、「短歌入門」の二冊をさしあげるので、読んで見てください。

などとお手紙に書かれていて、涙が出ました。

先生は、今でも東京で歌人としての活動をされているとのこと、そして地元千葉でもカルチャー教室で短歌を教えられていて、さらに自らの短歌結社〈歩道〉でも活動されているとのことでした。

まだまだお元気で、こんなにうれしいことはありません。

さっそく、先生の歌集と短歌入門を読んで、短歌に親しもうと思っているところです。

 

2022/01/09

新春セールで見つけた「房総のうたびと」という本。

20220109_utabito_001

『房総のうたびと -その、短歌現在-/新井章著(崙書房)』という本を見つけました。
よく行くブックオフの中でも大きな店舗、祐光町店で、“新春20%Off”セールがありましたので妻と出かけたわけです。

また後日紹介しますが、この日の収穫は「文学研究」のようなコーナーにあった『日本文学を読む・日本の面影/ドナルド・キーン』でした。格安!

そしてその本の隣にあったこの『房総のうたびと』。
房総にはどんな「うたびと」がいるのかと気になり、パラパラとめくってみると・・!!・・「新写生・新万葉調歌風の確立-秋葉四郎」の名が。

秋葉四郎先生は、私の中学時代の一年生の時の担任です。
よくこのブログに出てくる美術の先生は、二・三年時の担任でした。

紹介文から推察するに、間違いなくこの秋葉四郎先生は私の中学一年の担任です。

先生の抑制の効いた「うた」、写実的で静かな「うた」に今のこの年齢で接し、とても心が清々しくなりました。

「えっ、秋葉先生は有名な歌人だったのか」とあらためて驚き、いろいろ調べてみました。
昭和12年生、日本の歌人、文芸評論家、随筆家、教育者、文学博士、短歌結社「歩道」編集長、斎藤茂吉記念館館長もされたようで、日本歌人クラブ顧問とも記されています。

先生が担任を受け持ったのは、私達のクラスが最後だったことを記憶しています。
その後は、教育委員会に行かれたところまでは存知上げておりました。
こんな高名な方だったのに、私達生徒には何も言わず、国語の授業を丁寧にされていました。そして、昔の教師像を絵に描いたようなきちっとした立派な姿が印象に残っています。

そんな先生がある日、放課後にクラスの女子二名と、男子は私一人を呼び出されました。
そして、「これを読んでごらん」とそれぞれに三冊ずつの本を手渡されました。
その本は、今でも保存しているのですが、私には「次郎物語/下村湖人」「友情/武者小路実篤」「あしながおじさん/ウエブスター」をくださいました。

今の私の“本好き”は、まさしくこの時がきっかけとなりました。
秋葉先生ありがとう。

ブックオフが新春セールをしていなければ、いつもはあまり行かない「文学研究」のコーナーに行かなければ、このようなことを知ることは今後も無かったでしょう。
「出会い」と「偶然」は大切にしようと思いました。

 

より以前の記事一覧

2022年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック