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2024/01/28

「龍を呑んだ写真家の 奇跡の写真/秋元隆良」を読み(見)ました。

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『龍を呑んだ写真家の 奇跡の写真/秋元隆良著(マキノ出版)』という作品に出会いました。

著者(写真家)は、友達から「駐車場に変なものがいるから撮影してくれないか」と頼まれ、実際に行ってみると水たまりの中で泡を立てたり、回転したり、クネクネと水を広げたり、水しぶきをあげたりしている小さな生き物がいたという・・・。

それを撮影し、近づいて地面に這って撮影していると口の中に何かが飛び出して入ってしまった。
それが「龍」だっというのです。

それ以後、この本に掲載されている龍のような雲が写真に撮れたり、実に不思議な写真がどんどん撮れて、しかもその写真を手にした人たちに幸運が訪れるという展開となり、信じられないけど、その写真をこの写真集で見せられたら・・本当なんだろうな・・と思うしかないような、そんなすごい写真ばかりが載っていました。

富士山の写真にも、『御神渡り富士』という山中湖の湖水が氷の膨張と収縮の繰り返しにより氷が舞い踊るようになった湖とその背後に霊峰富士というすごいものもありました。

驚いたのは出雲の神在月に、稲佐の浜(日本中から神々がやってきて上陸する浜)の弁天島を撮った写真には、白い物体が現れていて、「これは神様が大挙してやってきた」様子じゃないかというくらいの不思議かつ迫力のあるものでした。それが刻々と変化する様子が何枚も撮られているのです。

私も昨年の神在月に稲佐の浜に行きましたが、波と共に何か正体のわからない勢いのある「気」のようなものを感じました。
それがこれだったのか!と驚くばかり。

奇跡のような写真ばかりで驚きました。

実は、中学時代の友人が久しぶりに我が家を訪ねて来てくれて、二人して話をしていた時にこの写真家の話が友人から出たのです。
その話を妻にしたら、「その写真家の本、たぶん私持っているよ」となり( ゚Д゚)、あまりの偶然でしたが、こうして読んで、見て、ということになったのでした。

友と、そして写真家とのいい出会いになりました。

 

2024/01/18

『GAKUBI千葉展』に行ってきました。

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千葉市美術館で開かれていた表題の「GAKUBI千葉展」に行ってきました。
コロナ禍の影響で美術館でリアルに開催されたのは数年ぶりになったそうです。
私は、コロナ禍前に一度うかがってこのブログでもその内容をお伝えしたことがありした。

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この美術展は、「第50回 在日朝鮮学生美術展」で、全国から応募された多くの作品の中から選ばれた受賞作品と、千葉県唯一の民族学校である千葉朝鮮初中級学校(千葉市花見川浪花町に所在)の児童、生徒の作品が並んでいます。

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私の中学時代の担任で美術の先生も、ここの小学生たちに絵を一緒に描きに訪れていて、その作品の力強さと個性と自由・創造性に驚き、私にこの美術展の存在を教えてくれて行ってみたというわけです。

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残念ながら今回写真を撮ってよいのかどうかわからなかったので(撮ってもよかったらしい(#^.^#))、写真も無しにアップが出来ずにおりましたが、せっかくなので頂いたチラシの写真を利用してアップすることにしました。
1月17日の水曜日に終了してしまったので、興味を持っていただいた方には申し訳ないんですけど。

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以前、来たときには、近隣の千葉市立畑小学校なども参加していた記憶があるのですが、今回は確認できませんでした。

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で、実際の作品なんですけど、私が行った日にはギャラリートークもあって、私の美術の先生も語ったりするシーンがありましたが、その中で中学生の作品に特に強い『意志』や作品の力強さを感じる・・という話がありました。
描いた中学生たちも何人か会場に来ていて、自分が描いたときの気持ちやどういうふうに表現したのかなど明確にお話ししていました。・・これにも驚きました。話に力強さがとてもあったのです。

私が実際に会場で見た感じでは、いやいや小学生の作品にも衝撃を受けるような独創性と力強さ、突き抜けたような感覚的なものがありました。
ようするに全編に渡ってこの会場の作品は“凄い”と思ったのです。

次回、来年にはぜひその作品を写真に撮って、このブログでご紹介したいと思っています。

 

2023/12/16

ブログからも『南 隆一 絵画・造形展』のご紹介

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既に facebook から直接一度ご紹介していますが、こちらブログからも表題の絵画・造形展のご紹介です。

『南 隆一 絵画・造形展』12月11日(月)~25日(月) AM 10:00~PM 4:30 (休:12火・19火・20水・21木) あさひ さわやかホール(千葉県旭市イ1775)で開催されています。

 

 

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南隆一先生は、私の中学時代の担任で美術の先生でしたが、先生が76歳になられた今も仲良くさせていただいています。
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毎年、暮れに先生は横芝光町の「虎笑」というギャラリーで絵画・造形展を三十年に渡り開催されていました。
「笑虎」は今年閉館となり、今回から会場を旭市のさわやかホールに変えての開催となりました。
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先生の絵画・造形に対する情熱、アグレッシブな姿勢は変わらず、むしろ生徒だった私の方が衰えを見せる・・(^_^;)というあり様です。先生、すごいっ!いつも尊敬しています。
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今回の会場は広く、会場内で「ワークショップ」もやっていて、“石ころ”に絵を描いたり、そのほかにもらくがき的に絵を自由に描ける場も設けられていました。
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どんな人にも同じく、やさしい笑顔で対応している先生。
やってくる人達からいろいろな話が出て、花開いたエピソードなども紹介してくれたり、通常の作品展とは異なるゆったりとした時間が流れる空間となっていました。

会場内はゆっくりお茶なども飲めるようになっていました。
お時間がありましたら、ちょっと覗いてみていただきたいです(*^^*)

 

2023/12/11

『あさげー in 飯岡 Vol.2 展望水滸展』を見て来ました。

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すでに Instagram から facebook を経由して表題の美術展をご紹介する写真を載せたのですが、こちらブログ経由からもご報告を。

旭市の芸術家の人たちが催す芸術祭の第二弾ということになっていて千葉県飯岡灯台にある飯岡刑部岬展望館パノラマ展示室にて開催されたものでした。
いただいたチラシを見ると二十名の作家の方々が参加されていました。
そこには、私の中学時代の美術の先生、南隆一先生も参加されていました。

 

 

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皆さんそれぞれ独自の作品を出されていて、ちっとも飽きることなんてありませんでした。
12月2日から10日までという短い期間だったので、すでに終了してしまったのですが、また2025年には『旭の芸術祭 2025』として開催予定があるとのことでした。

私は8日金曜日に伺ったのですが、お客さんは切れ目なく詰めかけているような状態でした。
そして皆さん楽しそうに会話されていました。
ちょっと美術館や一般のギャラリーで開催されている美術展よりも和やかな雰囲気で、作家とお客さんのやり取りの様子も楽しそうでした。

 

 

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出展されている作家さんには、これで生計を立てている方もいらっしゃるだろうと思いましたが、今、世の中では政治家が裏金をつくり、妙な理由をつけて“だんまり”状態です。
インボイス制度を強行し、細かいところまで申告させ、ギリギリの状態の人からも徴税をしようとしていることを思い出しました。

申告もせず、大金を納税することもなく、懐に入れる“輩”・・。
そんな人たちに、この芸術祭を見せたいと思いましたが、でもそんな“輩”には芸術などまったくわからないものでしょう。
美術館などにも行ったことがないんじゃないでしょうか。

 

 

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すこしは市井の様子を感じつつ街に出て、そして芸術にふれたり、ひとつのことをコツコツとやっているような立派な人たちにふれて心の浄化をしてほしいと思いました。

パノラマ展示室から海を見ていて、しみじみとそう感じたのでした。

 

2023/12/06

巣鴨に落語を聞きに行ってきました。

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このあいだの日曜日に、巣鴨に出掛け落語を聞いてきました。

『第七回 おひろめ寄席/於:巣鴨地域文化創造館』
皆さん、アマチュアで落語をやっている方々。
私は、そういう落語会を初めて聞きに行ったのですが、驚きました。
小噺とかではなくて、「鼓が滝」や「厩火事」「品川心中」など寄席に掛かっているような噺を堂々と“フルサイズ”で語られて、それがまたプロ同様に心を揺さぶられるような立派なものでした。

 

 

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今回出かけるきっかけとなったのは、出演されている「神栖亭 世喜音(かみすてい・せきね)」さんこと関根真弓さんからこの会の案内をいただいたからです。

関根さんとは私の中学時代の美術の先生の個展会場で初めてお目にかかり、その後竹久夢二美術館で関根さんが語りをされていた「銚子浪漫ぷろじぇくと公演 夢二ひと夏の恋」という竹久夢二が関根さんの地元銚子でひと夏を過ごした様子を語るという公演を拝見して感動したところからfacebookなどでやり取りするようになりました。

銚子のお寺でも夢二の語りを聞きに行って、その後落語を習い始めたと聞き、そのアグレッシブな行動にはただ驚くばかりでした。
都合がつかなくて何度かその後の落語会に行けなかったのですが、今回念願かなって妻と巣鴨まで出掛けたわけです。

 

 

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神栖亭世喜音さんの今回の出し物は「厩火事(うまやかじ)」。
髪結いをやっている奥さんが仲人で相談に乗ってくれる旦那のところに亭主の不実を嘆きに行くところから物語は始まり、ほんとうは亭主が大好きだけど、でもほんとうに自分を大事に思っているかどうしたら試せるのか・・と旦那に相談して出された案を実際にやってみる話。

世喜音さん、見事に髪結いをやっている奥さんの気持ちがあっちにいったり、こっちにきたりの様子を時にはヤキモキするような表情で、また愉快な感じで演じ、私、唸っちゃいました。
とても良かった。

 

 

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皆さん、それぞれの噺が持っている独特の雰囲気や、肝心な部分を巧みに表現されていました。
すごいなぁ・・というのが正直な感想でした。

またお誘いがあったらぜひ出かけたいと思いました。
落語は、人間そのものの可笑しみを豊かに表現して見せてくれる日本人のお宝だと思いました。

 

2023/10/01

「宮本貴奈トリオ with エリック・ミヤシロ ~Special JAZZ Concert~」に行ってきました。

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『宮本貴奈トリオ with エリック・ミヤシロ ~Special JAZZ Concert~(東金文化会館)』に出掛けました。
私の中学時代の担任の先生からお誘いをいただき、喜んで“すっ飛んで”行ってまいりました ^_^;

メンバーは、宮本貴奈さん piano/vocal、小川晋平さん bass、小田桐和寛さん drums、ゲスト:エリック・ミヤシロさん trumpetという構成です。

 

 

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リーダーの宮本さんは、国際的に活躍するピアニストでボーカルも担当し、管弦楽編曲やオーケストラ公演の音楽監督、ミューザ川崎シンフォニーホールのジャズ部門アドバイザーにも就任されています。
聞いていて、とても音楽的な視野の広い方だと感じました。そしてとても情感豊かな演奏と曲づくりをされていました。

ベース・ドラムともに、とてもテクニックがあり、さらに若々しいパワー溢れるプレイがバンドを力強く駆動させていて、ステージ上の表情も豊か、トリオを生き生きとさせていました。素晴らしかった。

そして、ゲストのエリック・ミヤシロさんは、作曲家、学校講師、アレンジャー、プロデューサー等幅広い活動をされていて、ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラのリーダー/音楽監督としても活動されています。

前半のトリオでの演奏では、ビートルズの「ノルウェーの森」や 「Tea For Two」 、「遥かなる影」 など、聞き馴染みのある曲で温めてくれて、さらに宮本さんのオリジナル曲は映像が浮かんでくるようなエモーショナルな曲で、あっという間に終わりました。
とてもいい感じ!

後半は、エリックさんが加わり、テクニカルな曲も披露されましたが、ジャズらしく、時には過激に“ズンガ・ドンガ”きて、身体中が痺れるような興奮を感じました。

ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」に歌詞があることを宮本さんの語りで初めて知り、それを宮本さんが歌ってくれたのも新鮮でした。

とても久しぶりにジャズの演奏を生で聞き、身体が“生き返った”ような感覚になりました。
先生にお誘いいただいて、ほんとうによかった(#^.^#)

 

2023/08/14

伊集院静さんの「大人の男の遊び方」を読みました。

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『大人の男の遊び方/伊集院静著(双葉社)』を古本で見つけて読んでみました。

大きく分けると、「酒の飲み方」「人との出逢い」「ゴルフ」「ギャンブル」という感じだったのですが、ゴルフとギャンブルは私とは一生縁遠いものだと感じておりますので、少し端折って最初に“やっつけちゃい”ましょう(^_^;)

ゴルフについては、この本にも書かれていましたが、実際にボールを打っている時間よりも圧倒的に歩いている時間が長いわけです。
だから、その都度自分の今のプレイについて反省したり、確認したりいろいろと考えながらコースを回るので、自分を見つめる時間、自分との戦いみたいなものがその多くを占めているようです。
そういうことなら、私のテリトリーとなるわけですが、金も無いし(^^;)、できれば音楽などに多くの時間を割きたい私でもありますので、今後もやることはないでしょう。
でも、書かれていたことはとても勉強になりました。

そしてギャンブルですが、これもまた今までも全く関わり合いになったことがありません。
競輪、競馬、カジノに麻雀、どれもこれも何の興味もありません。
伊集院さんが書かれていたことで、覚えておこうと思ったのは、勝っても負けても、常に自分の「フォーム」を持って、それにそって手を打ち、形をくずさないということでした。
これは、ギャンブルだけでなく、様々な決断などをするときにとても役立つことだと感じました。

酒の飲み方については、私も東京時代に一か月に仕事とプライベートを含め、20日飲み会があるという経験をし、失敗もたくさんして、いろいろ覚えました。
だから目上の人と飲む場合の伊集院さんのアドバイスもよくわかったし(ここで書いちゃうと伊集院さんの営業妨害になるので中身は書きませんが)、友達と飲む場合、女性と飲む場合、などあらためて「そうだ、そうだ、それが肝心!」と思うこと多々でした。

ひとりで飲むのがある意味一番いいのですが、そのときは「酔い心地を愉しむ」というのが基本だ・・と伊集院さんに同感したのでした。

人との出逢いのところでは、松井秀喜さんとの出逢いや、立川談志さんとのエピソード、前川清さんの心づかいなど、実例を挙げて“良き出逢い”の紹介がありました。
私にも、“この人と出逢えてよかった”という人が今まで生きてきた中で何人かいます。
今でもその出逢いを大切にして生きています。
それがいつも心の支えになるのです。

というわけで、伊集院さんの「大人の男の遊び方」指南、心して読みました。
内容を噛みしめつつ、また明日からの「人との出逢い」と「お酒とのつきあい」もしていこうと思います。

 

2023/07/05

「造形あそび4人展」に出かけた。

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『造形あそび4人展・街角ギャラリーどち』に妻と出かけました。
場所は千葉市中央区汐見丘町16-13タリアセン汐見1Fにある「ギャラリーどち」です。

この企画展示に参加している南隆一先生は私の中学時代の担任で美術の先生。
何年か前におしえていただいてからは、毎年出かけています。

南先生の展示も最近はモーターを使って作品が回転したりしていて(^.^)いつもその“アグレッシブさ”に驚きます。今回はガラス絵についても四角に切ったりする以外にスパっと鋭角的に切ったものがあったりして、“進化”は止まりません。

 

 

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あれっ?!と気になったのは、実際に使われた“ちびた鉛筆”を並べて展示されていたもの。
ほんとうにめっちゃ短いのですが、使い込まれた感じと、ナイフできれいに削られた先端がなんだか面白く、見入っちゃいました。
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その他、材料不明?!?!というか奇想天外というか、不思議なオブジェと絵画が混在しているような作品、これも面白い(^_^)
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私たちが出かけたのは、初日の人が集まり始めたところで、大勢の人でにぎわっていました。
南先生のあいかわらずのお元気な様子にもホッとしました。
最近、ガラスを切っているときに怪我をされたり、ちょっと体調をくずされたりしたのを耳にしていたので心配していたのです。
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毎年、この「造形あそび展」にくると新鮮な驚きと、作者の方々の意欲を感じ、こちらもエネルギーを充填できるような気がしています。
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来てよかった(#^.^#)
7月8日(土)まで、11:00~17:00(※最終日は16:00まで)開催されています。

2023/06/17

横芝光町のギャラリー『笑虎』が閉められることになった。

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私の中学時代の担任で美術の先生「南隆一先生」から電話があり、先生も三十年に渡り年末に個展を行っていた会場である横芝光町にある『ギャラリー笑虎』がこの6月26日で閉じられることになった・・とのことでした。

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私も三十代半ばに先生と再会し、その後は長い付き合いになる中で、このギャラリー笑虎は思い出がたくさんあります。
先生の毎年少しずつ変化する作品にふれるのがとても楽しみだったし、この長屋門型の古い日本家屋のギャラリーを建てた棟梁が自分の建てたこの場所でハーモニカ・コンサートを開いたこともありました。

ハーモニカ・コンサートの最中に大きな地震があり、観客は騒然となりましたが、棟梁から「ジタバタしなくていい、俺が建てた家だ。びくともしない!」との言葉に皆、笑顔になったあの瞬間も思い出しました。

 

 

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先生の教え子であり、私の中学の一年後輩にあたる古今亭菊輔師匠の落語会もギャラリーで行われたことがありました。
爆笑の会場に私もいましたが、後輩なのに貫禄ある堂々とした噺家ぶりに感動したことも思い出します。

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最近では、私がこの笑虎に出掛けた際に、なぜか閉まっていてその日は定休日の旨貼り紙がしてあり、中を覗いてみても明かりもついていなかった。
しかし、そのあと別の場所で先生に会い、「おかしい、今日は開いているはずだ」と電話すると、私が行った時間には開いていてもちろん明かりもついて、お客さんもいた・・という恐怖の出来事もありました。

実は今回、訪れるのも最後になってしまうだろうと、カメラを持ってきてギャラリーを撮影しておこうと思ったのですが、カメラはどうやっても作動せず、やっと動き始めたかと思うと絶対にピントを合わさせない・・という事象が発生しました。
今回掲載している写真はその後仕方なくスマートフォンで撮ったものなのです。スマートフォンは動いた・・。

たくさんの思い出のある、いい会場でした。
あのハーモニカの棟梁が建てた立派な長屋門型のギャラリーは、やってきた人達の記憶にずっと残ると思います。

 

2023/04/27

諸橋昭夫先生が亡くなられたことを知りました。

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Facebook友達の記事の中で諸橋昭夫先生が亡くなられたことを知り、先生の優しい表情を思い出しました。
その方の記事にも書かれていましたが、まさに『自治体の電子化において官民を繋いできた』方でした。

私は“素人”なのに情報関係の部署に異動し、職員8800人の情報系システム(メールやグルーブウエア、スケジュール管理、社内SNSなど)の構築と、さらに基幹系システム(事業活動を行うための業務システムと言えばいいのか)で使われているネットワークを情報系と統合しようという仕事をすることになり、勉強の日々でこれから先を考えると目の前が真っ暗になっているときに先生との出会いがありました。2007年のことでした。

仕事を進めるにあたり、学識経験者の意見を伺うことになり、お一人は大学教授、そしてもうひと方が行政情報研究所所長の諸橋先生でした。

川越に先生を訪ねることになったのですが、指定され、待ち合わせた意見聴取の場は、レトロで素敵な喫茶店でした。
やさしく、やわらかな物腰の先生らしい場所でした。
部下数人共々そこで美味しい珈琲をいただきながら先生の貴重で、しかも想像とは異なる現実の業務の進め方について指摘をいただきました。
厳しい意見もいただきましたが、私にはとても参考になりました。

 

 

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意見聴取が終わると、「川越の街をご案内しましょう」という意外な展開にちょっと驚きましたが、小江戸川越の街並みを案内していただき、菓子屋横丁などにも寄り、さらに古い神社仏閣などもご案内いただきました。

お寺の境内に入ったときに突然の雨に見舞われると、先生は境内にある茶店に雨宿りしようと皆を呼んでくれ、そこで「ところてん」などを食べつつ雨宿りするという風流なことになったあの風景も思い出しました。

その後も先生にお聞きすることがあると、「東京駅で待ち合せましょう」と、駅構内の喫茶店などでお話させていただいたこともありました。そのときもとても親身になって相談に乗ってくださいました。

無事にネットワーク統合と情報系システム構築の仕事を終え、私は東京事務所に異動となりました。
もう情報関係、IT関係には関わりが無くなったものの、先生は私が東京で始めた地元を紹介するFacebookPageを日々見ていただいていたようで、ある日私が省庁回りで不在にしているときに事務所を訪ねて来られたそうです(そのときの上司から聞いた)。

そして、私のことを上司二人に話してくださったとのこと。
「あなた達上司は、〇〇さんの書かれているものを読んでいるのですか。読んでおられるならあの文章力に対して何も感じないのですか。よく人を見なさい。」と、言って去って行ったとのこと。

名刺をもらったのに、上司は「あの人は誰なんだ」などと私が帰社したら言ってきて、片方の上司はかつて情報部門にいたのだから先生のお名前くらいは知っていなければならないのに・・困った人達でした。

その後もさいたま市さんが企画した官民の交流会などで顔を合わせることもありましたし、私の個人のブログなどにも目を通していただいてコメントも何度もいただきました。
今でも先生独特の人と人を結びつけるあの“たたずまい”、やさしい表情、物腰が目に浮かびます。
諸橋先生、ありがとうございました。
仕事でも大変お世話になりましたが、そのほかでも教えていただいたことが多々ありました。
先生のことは忘れません。

 

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