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わたしのいきつけ

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2017/05/29

出口治明さんの「働き方の教科書」を読んだ

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『「働き方」の教科書/出口治明著(新潮文庫)』という本を読みました。
私はこの方を存知上げませんでしたが、“49歳で左遷され、60歳で起業した人生の達人”という出口さん、ものすごい勢いで人生を疾走する、そんな人としての印象を受けました。

京大法学部を出たが、司法試験に落ち、何をしているのかもよくわからない生命保険会社に入る出口さん。
そこで会社で得た仕事のノウハウについて、“目からウロコ”的なものを紹介してくれるのですが、でもそれだけではありません。

人の運命なんて出口さんのように思い描いていたコースを外れることがほとんど、でもそこからものの考え方、人生の考え方、自分の気持ちの持って生き方、それらをどうするかが大事なのだ、というようなことが前半に書かれています。

特に仕事一筋、仕事が人生、仕事が自分そのもの、・・そんな考え方をしていると若い人は今後の人生の道筋を見失うよ・・というアドバイスというか示唆的なことも書かれていました。
仕事をしている時間とその他生活している時間を単純に計算すると、仕事をしている時間は3割にも満たない。
なのにその仕事を全てと考えてしまうのではなく、他の部分、生活し、食事をしたり、家族・彼女・彼などと過す時間、それを大切に、そして仕事はわずか3割程度だと思うと、そんなに思い詰めて仕事をする必要がなくなる、とおっしゃっています。

・・もっと若いときにこの本に書かれているようなことを知りたかった・・…σ(^_^;)と思いました。

そして後半は、50代を境に人生をもう一度考えてリスタートできるのでは、ということも書かれていました。
このあたりになると、ズンズン前に進む出口さんの考え方と自分の考え方に隔たりが出てくるのですが、でも基本的に何かスイッチを切ってしまって、惰性というか残り火というか、細々と人生後半を生きて行くようなことを今現在の自分は望んでいないので、そこでは共感できるものが大いにありました。

ラストでふれている今後の世界の状況、そして日本はどうなっていくのか、という部分では、ある意味楽観的な観測をしているように感じましたが、でも力があって、自分の考える方向に向かって生きて行く出口さんがそう考え、突き進んで行く姿には爽やかな迫力があります。

読んでよかった、明るく、前向きで気持ちに“張り”が出てくるような本でした。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( FMラジオ )

2017/04/05

三日で一ヶ月分の重み

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4月3日から職場が変わり、仕事内容そのものは変わらないけれど、でも私一人が新しい世界に入って行くことで職場での生活も、家での生活も大きく変わりました。

事前に引き継ぎで新しい職場に行ったときにも、同じ仕事をしているのに職場の雰囲気はまったく異なるものだと瞬間的に感じました。
自分がその場に慣れるのか、あるいは新しい雰囲気、環境の職場を作り出していくのか・・。

新しい職場の環境、雰囲気の変化、という方向を直感的に選びました。

ものすごく大変だと思うけれど、その方が結果的に良いのだと思いました。

少しずつ会話をして、少しずつ溶かしていく・・それがいい・・と信じて、まだ三日間ですが新しい職場で過しています。

だから疲労度は三日で一ヶ月分くらいになりました。
でも、それでいいのです。

今までの自分だったら、そんな方向は選びませんでしたが、ここ数年の自分は常に今までの自分と異なる道を歩むことにしています。結局そっちの方が結果がいいのです。

というわけで、疲れもはげしく、今夜はそろそろゆっくりします。
おやすみなさい。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 上念司、半井小絵他 ( YouTube )

2017/01/31

原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」を読みました

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『本日は、お日柄もよく/原田マハ著(徳間文庫)』を読みました。
本屋にふらりと立ち寄り、この本の“腰巻き”に「何度も泣きました!言葉の持つ力に感動!!元気がでるお仕事小説!」とうたわれていて、最初は“まゆにつば”つけて、誇大広告なんじゃないの、と手に取り、パラパラとページを繰ってみたのですが・・ん?これはおもしろいかも、と思い始め手に入れたのでした。

最初は主人公の女性が結婚披露宴に呼ばれ、たいくつなスピーチに居眠りをしてスープ皿に顔を突っ込む(^^;)という失態から始まるのですが、その披露宴の会場で伝説のスピーチライターに出会い、意外や主人公のドジな女性がスピーチの才能があるということになって物語は進行します。

最初はむしろ家族的であたたかなドラマ的展開かと思っていると、次第に政治の世界のスピーチライターのガチな仕事小説になっていって、俄然面白さとスピード感が増します。

何よりも随所に出てくる披露宴のスピーチや、プレゼンテーション、議員立候補者の演説に、本の腰巻き(帯)に書かれているとおり“何度も泣きました”(T_T)
原田マハさんは既に有名な方で、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て2002年に独立、フリーランスのキュレーターとして活躍、その後は作家として数々の賞を受賞という経歴を持つ方で、今まで存知上げず、早く知りたかったと思っているところです。

で、ほんとうに泣いたのです、私…σ(^_^;)

言葉のもつ力、スピーチが持つ影響力、そしてそれらは話す人本人が持ち合わせているものから醸し出されるものである・・ということをあらためて感じました。

とりあえずこの本を読んでみて、感動のスピーチの数々で泣いてください(^_^;)
そして、胸を打つ物語にまた泣いてください(゚ー゚*)。oO

悪意や恨み辛み、怨恨渦巻くような小説ではありません、まっすぐでひたむきな人物が悩みながら、つまずきながらも前を向いて歩いて行く小説です。だから読んだのです。
今の私にはそういうのが合います。良薬って感じ!d(^_^o)

胸が熱くなり、涙とともに幸せな気持ちがやってくるような小説でした。
これはかなりのおすすめ本です。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 百田尚樹・山口敬之 ( YouTube )

2016/11/13

どんな研修を受けるよりも人のモチベーションが上がる、映画「築地ワンダーランド」を見てきたぞ

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映画『築地ワンダーランド(TSUKIJI WONDERLAND)/2016年 松竹 監督:遠藤尚太郎』を見てきました。

豊洲新市場に移転・・するはずだった築地、その前に1年4ヶ月にわたり長期撮影し、徳川の時代に日本橋で誕生した日本人の魚文化が紆余曲折の後、築地市場に地を移したのが80年前。
江戸時代からの魚河岸文化、そしてこの映画の“肝”となっている仲卸の重要な存在を捉え、壮大にして繊細な映画でした。素晴らしかった!


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もちろん、小池百合子さんが都知事になり、豊洲の問題が噴出することなど想像もされていない状態での撮影、豊洲の“と”の字も出て来ませんでした。
映画の中でも言われていましたが、純粋に築地市場の世界で最高・・ではなく、「世界で唯一の存在」を余すところなく記録したものでした。


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タイトルにも書きましたが、私も職場でモチベーション・アップ研修を受けましたが、そんな座学などよりも、はるかに人として仕事をすることに対する誇りというか、人として仕事をすることの素晴らしさを感じることが出来る映画でした。
登場する“仲卸”の人たち、その使命感というかプロの生き方、そしてその仲卸と商売、取引ではなく、人と人のぶつかり合い、信頼で付き合っていく職人の姿、築地に魅せられる人たちの姿は大きな感動をもたらしていました。

「自分がいいものを売った、そこで終わりではない。最後にお客様の口に入り、お客様が幸せになったところで完結する。」という言葉の重さは映画に撮られているから言っていることではない、と、心に響きました。


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登場する誰もが、毎日が異なる、大きな流れの中で苦しんだりもしながら、生き生きとして築地で仕事をしている・・、一緒に見た妻も「ほんとうによかった、子ども達にも見せたかった」と言っておりました。


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築地の歴史的な側面についても語られ、古い貴重な映像も紹介されていましたし、築地市場が開始されてから現在に至り、そして現在も人々の食の変化に大きく動く市場と、仲卸、職人達の考え方と心意気、息を呑んでいるあいだに、あっという間に終わってしまいました。

何か自分の社会の中での存在や、仕事とどう対峙していくか、など悩みを持っている人にも力強いヒントを与えてくれるような作品でした。
“超おすすめ”映画としてご報告いたします。


【Now Playing】 大人のジャズタイム / 島崎保彦 ( ラジオ日本 )

2016/10/06

Bluetoothスピーカー、職場の勤務時間外で使ってます

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写真は JBL のBluetoothスピーカー、以前にもご紹介したことがあるのですが、最近は持ち歩いて職場にも持って行ってます(゚ー゚*)そして iPhoneには3500曲の雑多なジャンルの楽曲が入っています。

かなり早めに職場に到着し(警備員さんからは「お早いですね」と声を掛けられますが元気で挨拶し、職場内へ)、業務開始に向けての準備を済ませてしまい、メールの処理なども終わらせます。
その間、誰もいない部屋でこの BluetoothのJBLを活用しています。
朝らしく、静かで心落ち着くインストゥルメンタル BGMを流しながらの準備作業はとても心地よい'(*゚▽゚*)'

音を止める頃には徐々に出勤が始まり、こちらも気分よく準備万端です。
ほとんどの雑事は終えています。

そして昼休み、昼食の時間帯では、休憩室でiPhoneを使いラジコを受信、「ラジオビバリー昼ズ」を、またまたこのスピーカーで聞きながら過しています。
弁当もうまいや!d(^_^o)

というわけで、このとっても小さなスピーカー、かなり便利に使っています。
聞かせたい音楽がある人と会うときにも持ち運んで使っています。何よりも音がいいので聞いた人も驚いてくれます。

今は上記のような使い方をしていますが、さらにまた新しい使い途を発見できたら・・などと思っているところです。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 中村雅俊他 ( NHK-AM )

2016/09/28

小山薫堂さんの「考えないヒント」を読んだ

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『考えないヒント -アイデアはこうして生まれる-/小山薫堂著(幻冬舎新書)』を読みました。
小山さんは古いところでいうと、「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」などの多くのテレビ番組話題作を企画したことでも有名ですが、とにかく多彩で、コラム、小説、脚本、ラジオパーソナリティー、企業の顧問、アドバイザーなどとしても活躍、いつも何かに興味を持ち、何かを企て、“面白がる”!!そんな人だと感じていました。

この本も「考えないヒント」というタイトルではありますが、アイデアが生まれるのは仕事として突き詰めてしまい、“こうしなければ、こういう結果にならないと”などと思わず、「これによって誰が幸せになるのか」「大成功でなくとも様々な人や今後のつながりが見えてくる」などということを念頭に物事をすすめる様子が書かれていました。

それと、ひょんなきっかけ、偶然の出会い、成り行きに身を任せ、さらに事態の進展が出てくる話なども実例を挙げて紹介されていて、単にラッキーだったから小山さんに新たな展開がやって来るのではないことを感じました。
偶然や、いったん引き下がって諦めるようなことになったときの不思議な先行きがけっこうその後にモノを言ってくる話は、自分にまだまだない考え方だと思いました。

たまたまのきっかけで日光金谷ホテルのアドバイザーになった話は上記の最も面白い例でした。
自分がこんな部屋に泊まりたいという部屋を実現していく様をメディアを使っていろいろな人に見てもらい、予約が増えるということもありますが、その部屋の調度やその他備品に協力してくれるスポンサーが現われたりと、次々と起こる化学反応的な出来事が面白く、さらに小さなことでは、清掃係の人や売店の人にまで名刺を持たせ、その裏にはそのスタッフが最も好きなホテルの場所・部分の写真が付いているというもの・・、さらにその裏側がいくつもの種類が有り、集めると金谷ホテルの写真集が出来上がるという展開を試みています。
そうすると、なかなかスタッフからお客様に声をかけられなかったのが、逆にお客さんから声をかけられて、新たなお客さんとのコミュニケーションが出来るというオマケ付き!!d(^_^o)

こんな話が一冊まるごと満載です。あぁ面白かった!(^o^)
心がわくわくするようないい本でした。


【Now Playing】 涙に染めて / カーラ・ボノフ ( Pops )

2016/09/17

一握りの者のために人はそんなに一所懸命にならないよ

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最近の新聞などの報道を見ていても、例えば豊洲市場の地下盛土の件でも、誰がどこでどんな指示を出していたのか、なかなか伝えられていません。
指示を出した張本人(達?)は、自分の出した指示がわからぬよう、部下に(部下はまたそのまた部下に)、どこまで開示するか、またうやむやにするための資料づくりを着々と進めるようにまたまた悪の指示を出していることでしょう。

最近の若い人に「上昇志向がない」などと批判めいたことを言っているのを時々聞きます。
でも、上昇志向により上昇できるのは、ほんの一握りの鼻持ちならないエリート志向のいやなヤツです(若い人から見て)。そんなヤツと同じくなるくらいなら、そこそこ働いて自分の幸せを見つけよう・・と思うのは自然なことだと思います。

子の出生率が低下していることを嘆く報道もよく耳にしますが、そこそこ働いて何とか自分だけのささやかな幸せを見つけようとしている人には、「結婚」も大きなハードルです。
その中でも、好きになった人との生活にそこそこ幸せを見つけようとするちょっとばかりやる気のある人もいます。
そこそこ働く同士でそこそこの収入になり、二人で何とか頑張って働いていく自転車操業生活の中で子供を何人ももうけるなんて無理だと思うのも自然です。

いくら「何人目の子からいくらお金が出ます」と言われたって、そういう問題じゃないのだ、ということが政治家にはわからないでしょう。

まじめにコツコツと頑張れば、ささやかながら明るい未来が見えてくるのであれば、上記のようなことになる確率はどんどん減少すると思います。・・が、自分のため、私腹を肥やすため、人をおとしめて自分だけが上昇するのを当然だと思っている人が跋扈(ばっこ)し、一部の人だけがいい思いをして、考えられない裕福な生活をしている今の世の中で、下から支えている人たちに「死ぬ気で働け」と言っても、そりゃ無理です。

配偶者控除についても法改正しようとする動きがありますが、「夫も妻も希望を持って、粉骨砕身、仕事に邁進せよ」という基本的な考え方があるんじゃないかと愚考いたします。あんたは“上から目線”でそう考えているだろうけど、二人とも伏魔殿のようなところで働いてしまうと夫婦の生活自体が仕事中心に動いてしまって、子育てどころじゃなくなるんだよ!と・・思います。
人の豊かな生活っていうのがどういうことか、イメージ出来ていないんじゃないのかね。

きょうは、ちょっとムキになってしまいました。
たまにはこんなのもいいかもしれないと思って・・。
それじゃまた。


【Now Playing】 土曜ワイドラジオ東京 / ナイツ ( TBSラジオ )

2016/07/27

サービスのプロフェッショナルに迫った本

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『サービスの達人たち/野地秩嘉著(新潮文庫)』という本を読みました。
もともとは平成11年に刊行されたものを文庫化したものなので、すでに15年を経ているのですが、内容は色あせることなく本気になって読むことができました。

割と若い、現代的でちょっとオシャレなサービス業の人たちの様子が書かれているのかと思っていましたが、そうではありませんでした。

冒頭、ロールスロイスを売り続ける男性についても、ただ単にお金持ちにクルマを売りつける方法などが書かれているのだろうと思いつつ読み始めたのですが、著者は彼の家に出掛け、くも膜下出血で急逝された奥さんのこと、その後長女を育てつつ長男は一時親類に預けながらの生活にも迫り、二十歳になり立派に成長された娘さんとも話をしています。
ただのサービス業に生きる人たちへのインタビューではないのです。

プロフェッショナルの仕事と共に、その人の生き方、人生模様にまで迫っていくのです。
読み始めてすぐにこちらも心のギアチェンジをしてエンジンを吹かしながら気合いを入れて読みました。

戦後の闇市からさまざまな食い物商売をしつつ「天丼」で身を立てた人。そして息子が後を継いで、お客様からやっと褒められたその息子を見て“揚げ方としての仕事”を完全に譲ったそのときの様子も書かれていて、まさに人生の貴重な瞬間を切り取ったような文にも出会うことができました。

ウイスキーのブレンダーや、戦後の伝説のゲイバーを作り上げた男(女?)の波瀾万丈の人生と引退から葬儀の様子、銀座よりも新宿を愛したナンバーワン・ホステス、あの永田町にあったヒルトン・ホテルで靴磨きの達人になった人の話も書かれていて、どの人も根性の入った生き方をされていました。私も登場人物皆から気合いを入れられた感じです。

この本に書かれているプロフェッショナル達のような劇的な生き方は出来ないと思いますが、そのひたむきな様子には心打たれると共に、私も今からでも何かひとつくらいがんばれることがあるかもしれない、と強く思いました。

とても心に沁む本でした。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2016/07/25

先のばしぐせを直すには・・?という本を読んだが。

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『先のばしぐせを直すにはコツがある/斎藤茂太著(集英社文庫)』を読みました。
というわけで、私は“先のばしぐせ”を自覚しており、それをこの歳になってまだ直せるんじゃないか…などとσ(^_^;)と思っている次第です。

読んでみましたけど、やはり難しいですねぇ(´・_・`)
気になったのは「忙しいのに“ゆったり”している人のヒケツとは?」というところでした。・・そうですよね、忙しいのにゆったりと仕事して、しかもうまく回している人っているんですよ。

結局、やらなければならない、ならないと思っていたが、よく考えてみればやらなくていいことが実に多くあるってことだと書かれていました。
・・そうかもしれないと思ったけれど、そうでもないかもしれない、とも思った(^_^;)

いろいろな仕事をスケジュール帳に書き込んで、その“びっしり”な状態に「よしよし」と思ったり、それで「おれは仕事やってるんだ」、と思ってしまうのがまずいけないんでしょうね。
つまりは、やる必要のない仕事をして、ムダなことにふりまわされ、何の意味もなくあちらこちらを飛び回る・・ (・_・;・・これじゃいかんのですよね。

あとは、たぶん人からよく思われたくて、「これ、やっておきますから」なんて安請け合いするのもよくないんですよきっと。

「多忙な人ほど“情報の選球眼”に優れている」ということも書かれていました。
「これは役に立つ情報だチェックしておこう」、とか、「これは自分には関係なさそうだな」、と取捨選択が早くて、その選球眼が確か、ということが必須条件なんでしょうね。
読んでいて、ますます「いかん・・」と思ったのでした(^^;)

仕方ないので、ぼちぼちやっていくことにしました(*^^*)
あまりにも、もっともなことが書いてあって、返って自分の不甲斐なさにちょっとしょんぼりしたのですが、そうも言っていられないので少しずつやってみます(^-^)それじゃまた。


【Now Playing】 スポーツ伝説 / 滝本沙奈 ( ニッポン放送 )

2014/11/03

「最後の日本人」を読みました

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『最後の日本人/斎藤明美著(新潮文庫)』を読みました。
最後の日本人としてこの本に登場するのは、高峰秀子さん、緒形拳さん、永六輔さん、山田太一さんら誇り高く生きる人達25人です。

「言ってわかる人には言わないでもわかる。言わなきゃわからない人には言ってもわからない」という高峰秀子さんの言葉。自己顕示、虚飾、見栄、など女優にとっても必要悪と言える要素を唾棄していた高峰さんの厳しい言葉に心打たれました。

漫画家の水木しげるさんの幸福の七箇条もおもしろかった。

一、成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
二、しないではいられないことをし続けなさい。
三、他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべき。
四、好きの力を信じる。
五、才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
六、怠け者になりなさい。
七、目に見えないものを信じる。

・・最近の私はかなり近い状態になってきた…σ(^_^;)

伊東四郎さんの

「本物の芸人も役者もほとんどいなくなった。テレビが地に落ちたことが大きな原因だと私は思う。誰もが“素”で出ている。素のままで喋ることを“演技”と称し、“バラエティ”という意味不明な造語の中で与太話をして金を取る。安手な番組が横行している現状では不可抗力と言えなくもないが、ものには限度がある。楽して儲けようとする志の低い芸能人が多すぎて見ていて浅ましい。」

・・これも100%同意いたしました (・_・;

天野祐吉さんの「なぜ日本はこんな腐り果てた国になったんだと思いますか」の質問に対する回答が

「原因は“暇”。暇がなさすぎるんですよ」

・・その心は、「江戸時代は生存のために追われなくていい時間がたっぷりあった。その暇を何かに使おうということで、みんなが面白いことを生み出した。それが文化ですよね」とおっしゃっています。
「暇つぶしというのが、悪いことと思われるようになったのは明治以降のことですよ」と、続けていて・・これも今の私は深く同意するのでした。

天野さん、もうひとつ原因をあげていて、

「少子化。どんどん減った方がいいと思う。日本の人口は」とおっしゃっています。
「国が若い働き手を増やそうと躍起になっているのは、労働力を確保する。言い換えれば年金の払い手を確保してるんですよ」
さらに
「働く時間がどんどん減っていくと必然的に金がなくなり、今よりずっと貧乏になる。でも貧乏していても面白く生きてるほうが面白い」
「金があってもつまんなく生きてるヤツの人生はつまんないということを、いくら理屈で言ってもダメです。サンプルを見せなきゃいけない。僕はそのサンプルの一つになる生き方をしたいの。それは隠居なんです」
長かったが、あの「杉浦日向子」さんが言っていた、やっていたことと同じことだと思いました。

私も、人として生きている中でのちょっとした余裕で自分の楽しみをやって生きている人っていうのが幸せなんじゃないかと、特に最近思っています。

この斎藤明美さんの書かれた(多くのインタビューを経て)本の、ほんの一部についてご紹介しましたが、登場する25人の日本人の語りはたいへん面白く、興味深いものでした。
本屋さんで見つけたら、ちょっと手に取ってパラパラとページを捲ってみてください。吸い込まれるように見入ってしまいますよ。


【Now Playing】 ジセダイの逸材「ジセダイのための資本主義論 / 柴山桂太、飯田泰之 ( NHK-AM )

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