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2023/09/15

「カメラは詩的な遊びなのだ。/田中長徳」を読みました。

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『カメラは詩的な遊びなのだ。/田中長徳著(アスキー新書)』を古本で見つけ、読んでみました。

著者、田中長徳氏は、1947年生まれのカメラマン。著書には「知的に遊ぶ写真生活」などがあり、今回読んだ本は、2010年発行のものですから、もう10年以上前のものです。

この本では「マイクロフォーサーズ」と呼ばれる、<レンズ交換式カメラの高画質と小型軽量の最適なバランスを追求しつつ、色々なニーズに対応する機動性の高さを持ったカメラ>について書かれていることがほとんどです。

そんなカメラで、日常から少し距離を置いて、日常の営みを斜め横、あるいは高みの視点から観察してみましょう、というものでした。
それが“詩的”な写真を撮る行為であるということなのでした。

掲載されている写真も著者がまさにそんな感じで撮ったものばかりで、文ばかりでなく、写真も十分楽しめました。

 

 

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そしてそんな感じで“後押し”された私は(*^^*)・・ついに買っちゃいました!
オリンパスの「PEN」。
前の「PEN Mini」は完全に動かなくなり、メーカーでも部品が無く、修理出来ないと返却されてしまいましたので「もう買うしかないな」ということになりました。

今回買ったものは、Mini とちがって色々複雑なマニュアル操作も可能なようですが、“おいおい”勉強していこうかなと思っています。

しばらくスマートフォンのカメラしか使っていない状態が続いていましたが、やっと日常的にカメラを使っていろいろな画像が撮れます。
とてもうれしい(#^.^#)

 

2023/08/25

尾辻克彦の「カメラが欲しい」を読みました。

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『カメラが欲しい/尾辻克彦著(新潮文庫)』を古本で見つけ、読んでみました。
昭和61年に刊行されたものの文庫化で、昭和63年に発行されています。
古い本なので、ここに出てくるカメラはもちろん「フィルムカメラ」です。

挿絵は「赤瀬川原平」とありますが、これは尾辻さん本人。文筆業のときは尾辻克彦、イラストや絵画・芸術のときは赤瀬川原平ということになっています。

読んでいると、この時代でもカメラはいよいよプラスチック製のものが台頭し始めていて、金属のボディでないとなかなか所有欲まで湧いて来ない、という話題もありました。
たしかに、重いけれども昔はカメラってちょっと重厚感が欲しいような気分がありました。

この頃はミノックス、ローライ、ミノルタ、ニコン、キャノン、オリンパス、と次々と製品が発表されていたようで、尾辻さんのそれらに対する期待や、“こうあって欲しい”という願望などが書かれていて、「カメラ好き」の気持ちがダイレクトに伝わってきました。

尾辻さんは、あの『超芸術トマソン』でもカメラを持ち、街に出かけ、数々の超芸術を撮影しているし、子供さんが生まれたときのことも書かれていましたが、子供の成長も新製品で数多く撮られていたようです。
まさに、自分の趣味と仕事と生活が一体になっている感じでした。

古い本だけど、なぜこの本を手にしたかというと、今、自分のカメラが故障したままで(オリンパスのカメラがもう部品が無くて修理不能ということでメーカーから返って来てしまった)、新しいカメラが欲しいなあと思っている矢先に見つけたからです。

この本を読んで、気分を盛り上げつつお店に出かけようなんて(*^^*)思ったのでした。

少し気分が上向きになってきたので、効果はあったようです。
来週にでもお店に行ってみようと思っています。

 

2023/08/04

「だって買っちゃった -マンガ家の尽きない物欲-/吉田戦車」を読みました。

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『だって買っちゃった -漫画家の尽きない物欲-/吉田戦車著(光文社)』という本を読みました。
2020年第一刷発行となっていました。

マンガ家ならずとも、男の物欲というものは女性のそれと違って、ホントどうでもいいものや、あきれるようなもの、今後使うことが果たしてあるのか、というようなものが多いと思います。
かく言う私も(^^;)

著者の吉田戦車さんはパリに出かけて行き、「PARIS」と書かれたTシャツを買って来ます。
なんじゃそりゃ、と思いますが、帰国後の飲み会で「パリ」「パリだ」「パリかよ」と突っ込んでもらい、買物の目的は果たせたと、ひとまず喜んでいます(^-^;
こういう変なもの、買う人はけっこういるんじゃないかと思います。

子供と木工体験に出かけたときに少し木切れ、端材を使った小さな「あずまや」のようなものを作り、興味を持ったまではよかったが、帰宅後「これからちょっとやってみよう」とホームセンターに出かけ、「万力」を買って帰ります。
・・・「万力」なんか買って(^_^;)実際に使うかっていうと、やはり使わずにずっとしまい込んでしまうわけです。
こういう経験も男ならほとんどの人が過去にあったのではないでしょうか。
道具から入ろうとして挫折する・・。

とにかく、そんな話ばかりが吉田さんのイラストと共に紹介されている本でした。
しょーもない男のしょーもない買物、それを楽しめそうな、しょーもない人は読んでみてください。

 

2023/06/23

桂文珍さんの「落語的学問のすすめ PARTⅡ」という本を読みました。

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『落語的学問のすすめ PARTⅡ/桂文珍著(新潮文庫)』という本をブックオフで見つけ、読んでみました。
平成2年に刊行されたものの文庫化で、実に33年前の本です。

文珍さんに関西大学から声が掛かり、講師として講義を行っていたときの文字起こし本です。
パート2となっていますので、パート1も当然あったのだと思いますが、ブックオフの棚にはこれしか無かったのでこの一冊を購入いたしました。

関西大学の生徒に落語とはどんなものだという話を時代的にも遡って語り、この頃文珍さんは40歳の誕生日が来たという話をされているので、とても若い!なので、落語の効果音に三味線などの旧来のものからシンセサイザーを使っていたことが書かれていました。

時代は冨田勲さんがシンセサイザー(※ピンクノイズとホワイトノイズをミックスして音を自分で作るアナログシンセサイザー時代)を使った音楽で世界的に話題になっていた頃です。そのことも講義の中でお話しされていました。

ハーモナイザーや、エミュレーターなども併せて使っていたようで、今なら数万円から数千円で出来ることを、アメリカから機器を買い数千万円かけて落語をやっていたようです。
すごい人だなと思いました。
ついでに男はクルマなどの“機械”的なものが好きなのですが、文珍さんは飛行機の操縦免許までこの頃取得しています。
何かに夢中になると一気にいってしまうタイプの人のようです。・・私もそのような側面が少しありますが・・。

講義中、話題はあちこちにどんどん“すっ飛んで”いきますが、ちゃんと最後には話が元のところに戻ってくるのです。
しかもなぜ話題が関係無いところに飛んでしまったかが、わかるように組立られています。
アドリブ的な話ばかりなのに、頭の中で数十分の話の構成が話しているのと同時に組み立てられていることに驚愕しました。

ものすごい頭の回転の早さ、そしてどんどんギャグに結びつけていくところ、さらにその話の中に人生の機微というか、生きていく上で大事なことなどが散りばめられていることに、ただただ感心し、驚いたのでした。

文珍さんの落語は数十年前に大阪に行った時にグランド花月で聞いたきりです。
そのときは結局落語としては語らず、まだ世間的には話がもれていないが、さんまさんが結婚する・・と、観客がどよめくような話をされていました。
その数日後に大竹しのぶさんと結婚したのですが、けっこう話しちゃうものなんだと思いました。こわいものなんて無い頃だったのかもしれません。

一件、のんびりしているような雰囲気の師匠ですが、ピリッと辛口な講義、楽しく読めました。

 

2023/03/28

春風亭一之輔さんの「人生のBGMはラジオがちょうどいい」を読みました。

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『人生のBGMはラジオがちょうどいい/春風亭一之輔著(双葉社)』を読みました。
2021年に刊行された本で、気になっていたのですが、ブックオフで見つけました。200円は安い。

この本は、要するに中学生の頃から“ラジオっ子”だった一之輔さんが、家で聞いていた時の経験や、友達関係の中でのラジオの存在などを語っているもので、ラジオファンというものがいるならば、その人達は私を含め、かなりの驚きをもって読むことになると思われる本です。

一之輔さんは、若者向けの番組もおじちゃん、おばちゃん向けの番組も、お年寄り向けの番組も実によく聞いていたことがわかります。
とにかく聞きたい番組ばかりの一之輔さんはカセットに録音してでも気になる番組を網羅して聞き倒しています。

やがて一之輔さんはここに書かれているよく聞いていた番組に自分が出ることになります。
そして中高生時代に番組をやっていた人達にも実際に会うことになるのですが、私もラジオ好きな者のひとりなので、そのときの気持ちってどんなんだろうと思いました。うれしいだろうな・・感慨もひとしおだろうな・・と、思わず感情移入してしまいました。

私自身のラジオ体験で強烈だったのは、TBSの番組で、学校から帰ってきてラジオのスイッチを入れると、ほとんど新人だった久米宏さんと平野レミさんがスタジオ外に飛び出してやっていたものがありました。

ハチャメチャというか、もうルールが無いような奇抜なコーナーを二人が受け持っていて、爆発、炸裂するような勢いのあるものでした。

やがて、テレビの「ぴったしカンカン」で初めて久米さんの姿を見たときには、「こんな感じの人だったんだ」とびっくりしたことを思い出します。

一之輔さんは、現在ニッポン放送で「あなたとハッピー」という帯番組の金曜日を担当していますが、実に“緩い”感じでやっていて、しかも一之輔さんがかつて楽しみに聞いていた加藤茶さんの同時間帯の番組でアシスタントをしていた増山さやかアナウンサーと二人でやっています。
一之輔さん、どんな気持ちでやっているんだろう。

ラジオは明らかにテレビとちがって聞いている人は自分に語りかけてくれていると感じる媒体です。
そしてしゃべっている方も、漫然と全国的平均リスナーに向けてしゃべっているわけではなく、特定の人に語りかけているような気がします。

そんな特別な存在感のラジオというものと自分の関係についてじっくりと一之輔さんが書いた本、面白かったです。

 

2023/02/20

剪定枝チップ機を借りたら、今年度で終わりとのことでした。

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ここ数年、市からタイトルにある「剪定枝チップ機」を借りて自宅庭の樹木枝の伐採後に使わせてもらっていました。

けっこう大きくて重い機械ですが、市の環境事業所が自宅まで運んでくれます。
そして、たくさん伐採した枝(直径3㎝くらいあっても大丈夫)をシュレッダーのようにどんどん“チップ”にしてくれます。

 

 

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バリバリとチップになって吐き出されてくるのがとても気持ちいい(*^-^*)
精神衛生上もいい感じ!

そしてそのチップは、とてもいい木の香りがして、それを庭に撒きます。
庭がとても爽やかになったように感じます。
さらにそれが栄養となるのか、植わっている草花が春からとても元気になっていくように感じます。

 

 

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便利だし、環境的にもいいんじゃないかと思っていましたが、今年度でこの事業は終了し、今後は一定の大きさに枝を切って、定められた期日に出して回収してもらうことになるとのことでした。

予算的なこともあるのでしょうが、ちょっと「もったいない」と思いました。
市民が自ら伐採した枝をチップ化して自然に帰すということをするというのは、実際にやってみてとても意義あることだと感じていたのです。

とても残念に思っているという声があったということは、上の方に伝えてくださいと担当の方に申し上げましたが「あ、はい・・。」と、ちょっと戸惑った様子でした(^_^;)

今、庭はとてもいい木の香りがしています。

 

2022/12/27

なかなかブログ等書けませんでした。

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かれこれ一週間くらい、片付けや体調の関係、いろいろな出来事などがありブログ、Facebook、Instagramなどに手がつけられませんでした。

特にがっかりしたというか、いやになったのは携帯電話の修理(バッテリー交換)でのやり取りでした。

100%充電しても、一時間くらいするとみるみるうちに1%になってしまう状態だったのですが、いろいろとやり方はあるらしいけど正規の方法でお願いし、携帯電話を先方に送ったのですが、十数日経つと何もせずにそのまま送り返されて来ました。
手紙にはバッテリー以外に修理が必要と連絡したが返答が無いので送り返すとのことでした。

・・でも、連絡を携帯のメールに送っていたので、もちろん私は見ることができないのです。何がなんだかわからない・・。

サポートに電話したが、実際の修理必要箇所はわからず、再度携帯を送り、「今度はPCのメールアドレス宛に連絡ください」とお願いしましたが、今度はメールは来たものの、その中身を見るためには、「パスコードを入力しろ」となっていて、パスコードはまた携帯のショートメール宛に送られている・・(T_T)・・修理でそっちに送っているのになんで見ることができると思ってるんだろう。

で、またサポートに電話してみたら「携帯のボディのイヤフォンジャックのところに少し傷がついているとのことでそれを直さないとバッテリーの交換は出来ない。ついては修理代は4万2千何百円なのだ」という驚きの金額でした。

もう二週間以上携帯の無い生活をしているのでとても困っていたので修理代は高いが直そうと思いましたが、サポートの人から「こんな金額で直さない方がいいと思う。何世代か前の安いものを買った方が安上りです」と「自分の立場を離れてお話します」と話してくれました・・ありがとう(T_T)

で、二度目もまた何も変化なく送り返してもらったのですが、それからが大変。
新しい携帯電話を買いに行くと、家族で契約している内容の見直しはじめ、インターネット回線を変更した方がいいなどと、あらゆる節約術を教わり、それについて手続きをしているうちに疲れて倒れそうになりました。

いろいろな手続きをしつつ、このところ進めていた片付け作業で首を痛め、その治療などにも行っておりました。
今、なんとか少しばかり落ち着いたところです。

携帯の復元作業は思ったよりはうまくいきましたが、知識がないと復帰できないアプリなどもあり、これも教わりながらなんとか、どうにかこうにか動くようになりました(^-^;

本もあまり読めなかったけど、またこのブログに読後感など書こうと思っています。

以上、生存確認的ブログでした。※写真はなけなしの金で買った新しい携帯電話です。

 

2022/12/18

依存度に差はあれ、携帯・スマートフォン無くしては生活が大きく乱れること実感。そして買ってきた切手の話。

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このブログで先だってスマートフォンのバッテリーが消耗して交換修理に出したことを書きましたが、11日間ほどしてやっと宅配にて送られてきました・・きましたが、なんの処置もされておらず、「依頼されたバッテリー以外の修理箇所が見受けられ、メールにて連絡したが何の返事もないので、そのまま送り返します。次回、同様の送り方をされた場合は1万円の診断料を申し受けます」という厳しいお手紙が付いていました・・(T_T)

どうやらネットで申し込んだときに連絡先メールアドレスが画面上“デフォルト”で入っていて、それが携帯メールアドレスだったのです。
だから、いくら先方が私にメールを送っても修理に出している携帯宛に送っていたわけで、私は何も知らずに10日間携帯修理完了を待って過ごしていたわけです(・_・;)
デフォルトで入っていたので、気にもとめていなかったし、バッテリー交換だけだからあまりよく考えてもいなかった・・。

 

 

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いろいろ苦労して、なんとか電話することができましたが、「お客さんの都合で結局こんなことになった」と言われ、落ち込み、萎れました。

で、バッテリー以外にどこが故障しているのか聞いても修理部門とは連絡できないとのこと。
じゃ、その修理部門から電話をもらいたいと言っても、そんなことは出来ないことになっているとのこと。
なんだかんだで、結局再度先方に送ってPCのメールアドレス宛に連絡をもらい、故障個所も修理してもらうことになりました。
また10日以上携帯の無い日々を過ごすことになります。

いちばん困ったのが家族との LINE での連絡がとれないこと。
送り迎えや、様々な用足し、緊急連絡なども出来なくなり、頼みは“家電”のみということになりました。昔に戻ったみたい。

それからPCのメール・アドレスもいくつか持っているのですが、パスコードがメールを開く度に携帯に送られてきてそれを入力する仕組みになっているものもあり、一部メールも見ることができなくなりました。

その他携帯にメールやアプリでいろいろな連絡、情報が来るのですが、それもすべて見られなくなり、さらにアプリを提示して買物するお店もあったり・・日頃携帯に依存している人たちを揶揄していた自分がこんなことになり、今やどんな人でも携帯・スマートフォンなくしては日々の生活は立ち行かないことになっているのだと実感しました。

 

 

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携帯に連絡しても反応がないので、家に電話してくれた仲良くさせていただいている私の中学時代の先生には「家の電話やお手紙でいろいろ連絡、ご報告いたします」と伝えました。

ということで、手紙・葉書用に切手を買ってきたのですが、掲載した写真のように面白かったり、素敵なデザインだったりで、保存用にもうワンセット買って来ようかなと思っているところです。

「ウインター・グリーティング」と「おいしい日本」シリーズです。

携帯が使えなくなって、ちょっとばかり良かったことというと、この切手を買うことになったことでしょうか(^_^;)

 

2022/12/07

携帯電話入院中にいろいろ考える

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私の古い携帯電話、バッテリーが“へたって”しまい、100%充電完了したかと思うと
ちょっと“よそ見”した瞬間に1%になっているという^_^;状態になってしまい、「もうどうにもならんっ!」とバッテリー交換することになりました。

いろいろ正規じゃないやり方も調べるとあるようですが、正規のやり方で行うこととなり、ただいま現物を送って交換処理中です。

というわけで、携帯電話がないという状況は実に久しぶり。
ある意味“快適”な環境で生活しているのですが、何かを思いついたり、調べようとしたりしてスマートフォンを探すと・・「ああ、無いんだった」と何度も気づくことになるのでした。

また、LINEも使えないので、家族との連絡などにはたいへん不便な思いをしています。
“有って当たり前”の生活をしていると、いろいろ気づかないことがあるものです。

というわけで、SNS関係の方もあまり活発にアップすることをしておりません。
PCは使えるのですが、スマートフォンがないと気分が“いまいち”積極的な方向に行かないのでした。

たまにはこんな生活もいいでしょう。

交換作業を終えて携帯電話が帰って来たら、この際に中に入っていた音楽4500曲程度を“総入れ替え”しようと思っています。
気分を変えて再スタートです(#^.^#)

次にバッテリーが“へたった”ら買い替えだなあと思いつつ、携帯電話のご帰還をお待ち申し上げているところです。

 

2022/11/22

中学時代の先生が開いた「レコード・コンサート」に行って来た。

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私の中学時代の担任で美術の先生、特にジャズが好きで、しかもアナログ・レコードでいつも聞いています。
そして、絵画や造形作品の個展も年に数回行っている中、今回は「レコード・コンサート」をJR飯岡駅併設の「ふれあい館」で行いました。
・・先生のバイタリティーは私なんかをはるかに超越して驚くべきものがあります。
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今回使われたスピーカーも異彩を放っていました。

昔のナショナル「8PWT」という不思議なウーファーと同軸上にスコーカーがあるようなスピーカーは、たぶん自作のケースに入り、しかもさらに自作の石膏で固められたホーン型ツイーターが上に乗っておりました・・さらに先生のカラフル・ペイント付き(^^;
で、これがまたいい音出すから不思議なんです。
ヘレン・メリルのモノラル・レコードが素晴らしい音で鳴っていました。

 

 

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そのほかにも、JBLの楕円型20㎝スピーカーがエッジも無かったものをご友人の協力で修理して、これまた自作のケースに入れて、またまたいい音で鳴っていた・・(^_^;)
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そして40年くらい前の電気屋さんの処分品のA&D(アカイ電気と何処かが組んだブランドらしい)のスピーカーが現役バリバリで豊かなジャズを奏でていたのでした。
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さらに壺状花瓶に穴を開けてスピーカーユニットを入れた“陶器スピーカー”もあって・・(^^♪
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最新鋭の今どきのスピーカーの“小洒落た”きれいな音ではなく、どれも気合の入った低音から中音が下から湧き上がるようなたくましい音を出していて、先生もごきげんでしたが、聞いているお客さんも私もごきげんになりました(*^-^*)

いい時間を過ごせて幸せでした。
やはりレコード盤の音はいいし、昔のスピーカーの音もいいっ!!

以上で今回のレコード・コンサートの報告は終わりです。

 

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