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わたしのいきつけ

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2023/02/20

剪定枝チップ機を借りたら、今年度で終わりとのことでした。

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ここ数年、市からタイトルにある「剪定枝チップ機」を借りて自宅庭の樹木枝の伐採後に使わせてもらっていました。

けっこう大きくて重い機械ですが、市の環境事業所が自宅まで運んでくれます。
そして、たくさん伐採した枝(直径3㎝くらいあっても大丈夫)をシュレッダーのようにどんどん“チップ”にしてくれます。

 

 

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バリバリとチップになって吐き出されてくるのがとても気持ちいい(*^-^*)
精神衛生上もいい感じ!

そしてそのチップは、とてもいい木の香りがして、それを庭に撒きます。
庭がとても爽やかになったように感じます。
さらにそれが栄養となるのか、植わっている草花が春からとても元気になっていくように感じます。

 

 

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便利だし、環境的にもいいんじゃないかと思っていましたが、今年度でこの事業は終了し、今後は一定の大きさに枝を切って、定められた期日に出して回収してもらうことになるとのことでした。

予算的なこともあるのでしょうが、ちょっと「もったいない」と思いました。
市民が自ら伐採した枝をチップ化して自然に帰すということをするというのは、実際にやってみてとても意義あることだと感じていたのです。

とても残念に思っているという声があったということは、上の方に伝えてくださいと担当の方に申し上げましたが「あ、はい・・。」と、ちょっと戸惑った様子でした(^_^;)

今、庭はとてもいい木の香りがしています。

 

2022/12/27

なかなかブログ等書けませんでした。

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かれこれ一週間くらい、片付けや体調の関係、いろいろな出来事などがありブログ、Facebook、Instagramなどに手がつけられませんでした。

特にがっかりしたというか、いやになったのは携帯電話の修理(バッテリー交換)でのやり取りでした。

100%充電しても、一時間くらいするとみるみるうちに1%になってしまう状態だったのですが、いろいろとやり方はあるらしいけど正規の方法でお願いし、携帯電話を先方に送ったのですが、十数日経つと何もせずにそのまま送り返されて来ました。
手紙にはバッテリー以外に修理が必要と連絡したが返答が無いので送り返すとのことでした。

・・でも、連絡を携帯のメールに送っていたので、もちろん私は見ることができないのです。何がなんだかわからない・・。

サポートに電話したが、実際の修理必要箇所はわからず、再度携帯を送り、「今度はPCのメールアドレス宛に連絡ください」とお願いしましたが、今度はメールは来たものの、その中身を見るためには、「パスコードを入力しろ」となっていて、パスコードはまた携帯のショートメール宛に送られている・・(T_T)・・修理でそっちに送っているのになんで見ることができると思ってるんだろう。

で、またサポートに電話してみたら「携帯のボディのイヤフォンジャックのところに少し傷がついているとのことでそれを直さないとバッテリーの交換は出来ない。ついては修理代は4万2千何百円なのだ」という驚きの金額でした。

もう二週間以上携帯の無い生活をしているのでとても困っていたので修理代は高いが直そうと思いましたが、サポートの人から「こんな金額で直さない方がいいと思う。何世代か前の安いものを買った方が安上りです」と「自分の立場を離れてお話します」と話してくれました・・ありがとう(T_T)

で、二度目もまた何も変化なく送り返してもらったのですが、それからが大変。
新しい携帯電話を買いに行くと、家族で契約している内容の見直しはじめ、インターネット回線を変更した方がいいなどと、あらゆる節約術を教わり、それについて手続きをしているうちに疲れて倒れそうになりました。

いろいろな手続きをしつつ、このところ進めていた片付け作業で首を痛め、その治療などにも行っておりました。
今、なんとか少しばかり落ち着いたところです。

携帯の復元作業は思ったよりはうまくいきましたが、知識がないと復帰できないアプリなどもあり、これも教わりながらなんとか、どうにかこうにか動くようになりました(^-^;

本もあまり読めなかったけど、またこのブログに読後感など書こうと思っています。

以上、生存確認的ブログでした。※写真はなけなしの金で買った新しい携帯電話です。

 

2022/12/18

依存度に差はあれ、携帯・スマートフォン無くしては生活が大きく乱れること実感。そして買ってきた切手の話。

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このブログで先だってスマートフォンのバッテリーが消耗して交換修理に出したことを書きましたが、11日間ほどしてやっと宅配にて送られてきました・・きましたが、なんの処置もされておらず、「依頼されたバッテリー以外の修理箇所が見受けられ、メールにて連絡したが何の返事もないので、そのまま送り返します。次回、同様の送り方をされた場合は1万円の診断料を申し受けます」という厳しいお手紙が付いていました・・(T_T)

どうやらネットで申し込んだときに連絡先メールアドレスが画面上“デフォルト”で入っていて、それが携帯メールアドレスだったのです。
だから、いくら先方が私にメールを送っても修理に出している携帯宛に送っていたわけで、私は何も知らずに10日間携帯修理完了を待って過ごしていたわけです(・_・;)
デフォルトで入っていたので、気にもとめていなかったし、バッテリー交換だけだからあまりよく考えてもいなかった・・。

 

 

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いろいろ苦労して、なんとか電話することができましたが、「お客さんの都合で結局こんなことになった」と言われ、落ち込み、萎れました。

で、バッテリー以外にどこが故障しているのか聞いても修理部門とは連絡できないとのこと。
じゃ、その修理部門から電話をもらいたいと言っても、そんなことは出来ないことになっているとのこと。
なんだかんだで、結局再度先方に送ってPCのメールアドレス宛に連絡をもらい、故障個所も修理してもらうことになりました。
また10日以上携帯の無い日々を過ごすことになります。

いちばん困ったのが家族との LINE での連絡がとれないこと。
送り迎えや、様々な用足し、緊急連絡なども出来なくなり、頼みは“家電”のみということになりました。昔に戻ったみたい。

それからPCのメール・アドレスもいくつか持っているのですが、パスコードがメールを開く度に携帯に送られてきてそれを入力する仕組みになっているものもあり、一部メールも見ることができなくなりました。

その他携帯にメールやアプリでいろいろな連絡、情報が来るのですが、それもすべて見られなくなり、さらにアプリを提示して買物するお店もあったり・・日頃携帯に依存している人たちを揶揄していた自分がこんなことになり、今やどんな人でも携帯・スマートフォンなくしては日々の生活は立ち行かないことになっているのだと実感しました。

 

 

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携帯に連絡しても反応がないので、家に電話してくれた仲良くさせていただいている私の中学時代の先生には「家の電話やお手紙でいろいろ連絡、ご報告いたします」と伝えました。

ということで、手紙・葉書用に切手を買ってきたのですが、掲載した写真のように面白かったり、素敵なデザインだったりで、保存用にもうワンセット買って来ようかなと思っているところです。

「ウインター・グリーティング」と「おいしい日本」シリーズです。

携帯が使えなくなって、ちょっとばかり良かったことというと、この切手を買うことになったことでしょうか(^_^;)

 

2022/12/07

携帯電話入院中にいろいろ考える

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私の古い携帯電話、バッテリーが“へたって”しまい、100%充電完了したかと思うと
ちょっと“よそ見”した瞬間に1%になっているという^_^;状態になってしまい、「もうどうにもならんっ!」とバッテリー交換することになりました。

いろいろ正規じゃないやり方も調べるとあるようですが、正規のやり方で行うこととなり、ただいま現物を送って交換処理中です。

というわけで、携帯電話がないという状況は実に久しぶり。
ある意味“快適”な環境で生活しているのですが、何かを思いついたり、調べようとしたりしてスマートフォンを探すと・・「ああ、無いんだった」と何度も気づくことになるのでした。

また、LINEも使えないので、家族との連絡などにはたいへん不便な思いをしています。
“有って当たり前”の生活をしていると、いろいろ気づかないことがあるものです。

というわけで、SNS関係の方もあまり活発にアップすることをしておりません。
PCは使えるのですが、スマートフォンがないと気分が“いまいち”積極的な方向に行かないのでした。

たまにはこんな生活もいいでしょう。

交換作業を終えて携帯電話が帰って来たら、この際に中に入っていた音楽4500曲程度を“総入れ替え”しようと思っています。
気分を変えて再スタートです(#^.^#)

次にバッテリーが“へたった”ら買い替えだなあと思いつつ、携帯電話のご帰還をお待ち申し上げているところです。

 

2022/11/22

中学時代の先生が開いた「レコード・コンサート」に行って来た。

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私の中学時代の担任で美術の先生、特にジャズが好きで、しかもアナログ・レコードでいつも聞いています。
そして、絵画や造形作品の個展も年に数回行っている中、今回は「レコード・コンサート」をJR飯岡駅併設の「ふれあい館」で行いました。
・・先生のバイタリティーは私なんかをはるかに超越して驚くべきものがあります。
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今回使われたスピーカーも異彩を放っていました。

昔のナショナル「8PWT」という不思議なウーファーと同軸上にスコーカーがあるようなスピーカーは、たぶん自作のケースに入り、しかもさらに自作の石膏で固められたホーン型ツイーターが上に乗っておりました・・さらに先生のカラフル・ペイント付き(^^;
で、これがまたいい音出すから不思議なんです。
ヘレン・メリルのモノラル・レコードが素晴らしい音で鳴っていました。

 

 

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そのほかにも、JBLの楕円型20㎝スピーカーがエッジも無かったものをご友人の協力で修理して、これまた自作のケースに入れて、またまたいい音で鳴っていた・・(^_^;)
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そして40年くらい前の電気屋さんの処分品のA&D(アカイ電気と何処かが組んだブランドらしい)のスピーカーが現役バリバリで豊かなジャズを奏でていたのでした。
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さらに壺状花瓶に穴を開けてスピーカーユニットを入れた“陶器スピーカー”もあって・・(^^♪
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最新鋭の今どきのスピーカーの“小洒落た”きれいな音ではなく、どれも気合の入った低音から中音が下から湧き上がるようなたくましい音を出していて、先生もごきげんでしたが、聞いているお客さんも私もごきげんになりました(*^-^*)

いい時間を過ごせて幸せでした。
やはりレコード盤の音はいいし、昔のスピーカーの音もいいっ!!

以上で今回のレコード・コンサートの報告は終わりです。

 

2022/11/01

整理した本、第一弾を売ってきた

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先日、PCが不調となり、新調した際にその他の古いPCも片づけ、さらに本についても整理することにしました。

段ボール5箱に詰め込み、さて売りに行こうかと本日ブックオフに出かけました。

たぶん全部で400冊以上あったのですが、数十分の査定の結果は・・。

「お客様、お値段が付いたのは156冊でした。今、レシートが出ておりますが、うんと長いのが出ますのでちょっとお待ちください。」

というわけで、掲載した写真はそのレシートです。・・長い!

査定額は二千円とちょっとでした(^-^;

ま、何かの足しにいたしましょう。ほぼ予想通りの額でした。

まだまだ処分せねばならない本はたくさんありますが、大変なのでまたいつか選んで箱詰めしたいと思います。

レシートは記念にとっておきます(*^_^*)

 

2022/10/17

「天才アラーキー写真ノ方法」を読みました。

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『天才アラーキー写真ノ方法/荒木経惟著(集英社新書)』という本を読みました。
これもブックオフで100円にて入手。

20年も前の本で、荒木さんは還暦を迎えた頃です。
とっても元気でバイタリティーあふれる様子が本いっぱいに広がっていました。

なんというかアドリブで、写真について、自分の撮り方について、そして撮っているときの周囲の人たちの様子、さらにスタッフとのやり取り、時代によってその時々のカメラの選択や整理の方法などを語ったものを文書化したという感じでした。

ほとんど酔っ払っているようであるが、でも被写体と向き合うときにはすごい勢いで迫っていくし、独特の感性が突っ走る感じがわかりました。

使用しているカメラの詳細については、専門家ではないので私にはよくわからないのですが、うまく使い分け、そのときのフィーリングを大事にしていること、カメラの特徴をどう捉えているのかということも書かれていました。

それに、ロケに出掛けるときには、かなり全体の量を減らしてコンパクトにしていることもわかり、実際に屋外などで撮るときには、カメラ一台のみで対峙し、バッグなどは持たず、身軽にして相手に威圧感を与えないような配慮をしていることもわかりました。

私のようなただの写真好きにとってもヒントになる部分が所々に有り、これからカメラを手に出掛けるときの参考にしようと思いました。

 

2022/08/22

1970年代から1980年代製産の国産車やギターが貴重だという話

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20日の新聞を読んでいたら、たまたま同日の新聞に別記事で出ていたんですけど、表題にあるように、70年~80年代の国産旧車が高値を呼んでいるという。
そして同じく、国産のギターも同じような年代のものが特に国外で高い評価を得て、これまた高値を呼んでいるのだそうです。

記事を読んで、それは「あり得る」というか、「当然」かもしれないと思いました。
当時の製品には、職人の魂が入っていたような気がするからです。

まずはクルマの方ですが、その頃は各社(各車)が個性あるルックスと、エンジン他特異な機能などを持ち合わせていました。
エンジンでは、カムシャフトが二本になったり、バルブが4バルブになったり、ターボが付き、それにまたインタークーラーが備えられたり、フルタイム四駆や、四輪操舵、サスペンションがアクティブになったり、“各社(各車)各様”で、クルマ好きにはたまらない時代だったと思います。

何よりもスタイルが独特で格好良かった。今のクルマの“ずんぐりムックリ”とした“過剰マッチョ”みたいな変なデザインは無かった・・、いい時代だった。

中には発売されていた当時の価格の4倍の値段を付けているものもあるそうです。
その、乗りたい気持ち、買いたい気持ちは私にもよくわかります。
あの当時の“ワクワク”するクルマ、思い出しただけでニコニコになります(#^.^#)

そしてあの頃のギターは、国産の・・特にエレキはレスポールやフェンダーのストラトキャスター、テレキャスターなどのコピーモデルがたくさん売られていて、あの当時はそんなに気づかなかったが、外国では、その当時の日本の使用木材の良さ、その精巧な接着技術、金属部品の精緻な造り、そして組み立ての良さなどから、これまた高値を呼んでいるのだそうです。

ああ、私が所有していたヤマハのレスポールや、アリア・プロⅡなど、人に譲らなければよかった・・…σ(^_^;)

当時のグレコやフェルナンデスなどの国産ギター、友達も皆使っていました。本物のフェンダーを持っていたのは、金持ちの“ボンボン”だけでした。

当時、本物の音を聞いたことがほとんどなかったので、国産のギターがどれほどいい音を出していたのか私達はわからなかったわけですが、実際はいい音が出ていたんでしょうね。
つくづくもったいないことをした(^^;)

ということで、クルマは写真や YouTube で楽しみ、ギターも時々ハードオフなどにぶら下がっているヤツを覗いたりして楽しむことで心の平安を得たいと思います。

きょうは、高値を呼ぶ国産旧車と、国産コピーギターのお話でした。

 

2022/08/06

「オーディオの作法/麻倉怜士」を読みました。

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『オーディオの作法/麻倉怜士著(ソフトバンク新書)』という本を読みました。
いつもどおり、ブックオフにて100円で購入d(^_^o)

2008年11月刊行の本なので、けっこう古いものですが、それが逆に「ハイレゾ」だとか「ネットワーク・オーディオ」なんて言葉も登場せず、安心して読めました…σ(^_^;)

なんかさぁ、パソコンの画面見ながらオーディオ再生装置で音楽を聞くっての・・いやなんだよね。
たぶん、今どきの人はそもそもスマートフォンからイヤフォン経由で音楽を聞くのが日常で、スピーカーから音を出して聞こうとする人でも、ほとんどの人がパソコンやタブレットの画面を見ながら・・操作しながら聞いているのだと思います。

それがちょっとばかりイヤなんですよ。時代遅れと言われてもいいんです。

というわけで、ギリギリそんなオーディオ再生の話が出て来ない時代のこの本、あらためてオーディオの“作法”を確認いたしました。

スピーカーやアンプ、CDプレイヤーの選び方。

それぞれの機器の下に“敷く”インシュレーターの話。
電源の取り方、スピーカーケーブルや、その他接続ケーブルの選び方、接続時の注意事項。
そうそう、基本的なオーディオ再生装置の設置位置も。

さらに、CDの盤の取扱い方、CDにもいろいろと音の良い新しい方式のものが出て来た・・などという話も書かれていて、30年くらい前で停止していた私のオーディオ知識も認識新たになりました(^_^)

でも、結局、著者麻倉さんの言いたいことは、「音楽」をより生き生きとした音で輝かせ、いかに自分の好きな音楽と向き合うか、ということで、とてもうれしい気分で読めました。

テクニカルなことばかり書いたり、自らのマニアックな手法などを得意げに書いてある本などもある中、この本はとても基本的なことがよくわかる良書でした。

私の現在の再生装置は、かなり初心者向けのものにグレードダウンしているのですが、その中でも工夫して良い音を出し、楽しんでいこうと、あらためて思いました(*^^*)

 

2022/08/01

寺島靖国さんの「My Room My Audio -十人十色オーディオ部屋探訪-」を読みました。

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『MY ROOM MY AUDIO -十人十色オーディオ部屋探訪-/寺島靖国著(DU BOOKS)』を読みました。珍しく新刊ですっ!(^^;)

元ジャズ喫茶「メグ」の店主、そしてジャズ評論家、文筆家、ジャズ・レーベルの主宰者など多彩な活動をされている、そして常に辛口で喧嘩っ早いことで有名な寺島靖国さんの新刊ということで、早速手に入れましたよd( ̄  ̄)

寺島先生は1938年生まれ、いやもうそのバイタリティーには驚くばかりです。
「あなたの部屋で、聴かせてください」とサブタイトルに書かれています。それも67人もの部屋を訪ねるというのです。
そのうち30件くらいは喧嘩になるのか・・と思いつつ、この本を読み始めましたが、ほとんどそのようなことはなく(^_^)なんとか“穏便”にオーディオ訪問を済まされたようで、何よりでした。

訪ねた家々の主は、ミュージシャン、会社役員、会社員、医師、オーディオ店の方、ジャズ喫茶・ライブハウス店主、哲学者、大学教授、シンガー、オーディオメーカーの方などなどです。
それが、どの人もどの人も、お一人の話題だけで一冊の本が書けるくらいのオーディオ・システムを構築し、“一家言”を持ち、人生のエピソードも豊富な人達ばかりd(^_^o)
10人目を超えたあたりから“湯あたり”ならぬ“オーディオあたり”みたいな症状が私を襲いました…σ(^_^;)

世の中には人生そのものをオーディオと心中するように過してしまうなんて、そんな怖ろしいマニアなお歴々がいらっしゃるのだ、とあらためて感心いたしました。
そういう人達の「音」、ぜひ一度は聞いてみたいです(*^^*)・・ちょっとこわいけど。

建物の中にオーディオ用の部屋が四部屋有り、それぞれの部屋に“弩級”の全く異なるシステムが組まれているという方がいました。

わざわざ自宅とは別に土地を購入し、家を建て、その建物はオーディオを楽しむだけのもの・・( ̄O ̄;)っていう猛者もいました。

かと思うと、スピーカーはビンテージのタンノイを使い、あとは現代の新しくてコンパクトなシステムで駆動し、ネットワーク・オーディオで軽やかに音楽を聞いているサウンドクリエイト店長の竹田響子さんのような方もいて、まさに多種多彩な方々のオンパレードでした。

私には到底わからないのは、寺島さんからの訪問先での“おきまり”の質問。

『あなたはオーディオと音楽のどちらがエラいと思いますか?』

というものです。私が理解できないと書いたのは、音楽を聞こうと思わなければオーディオ機器は使わないだろうから、当然「音楽」と答えるとかと思うと・・そうではない人がいるわけですよ。

ついでに言うと、私は「楽曲」を聞くためにオーディオを使っているだけで、“いい音”が出れば、それに越したことはないとは思いますが、どのような楽曲なのかわかれば、極端にいうと、安いポータブル・ラジオのAM放送で聞く音でもいいのです。
ひとつの楽曲から受ける感動というか、インパクトはそれでも十分可能だと、経験上思います。

また、寺島さんが訪問していろいろな人のシステムの音を聞いているときに、トランペットやテナー・サックス、ベースが一直線上に並んでしまっている、とか、それぞれの楽器がステージ上で前方、中程、後方などと立体的に聞こえる・・というようなお話をされているのですが、これって元々のレコードやCDに入っている音源のミックスによって大きく左右されるもので、オーディオの方が主導で左右しているものではないと思ったのです。
そこらへんが、わずか三枚程度のアルバムから曲を数曲聞いただけでわかるのかな?と。

それから、寺島さんもそうですが、他の訪ねた方の中にも“特定の楽器”の音をより良く聞くためにシステムを構築、チューニングしているという話も、わかるようでわからなかったことです。

例えば、私なら、自分がドラムを叩くので、ドラムのハイハットやスネアの音中心にドラムメインでオーディオシステムを組むなんて考えられません。
そしたら他の楽器とのバランスがくずれて、楽曲全体のサウンドがおかしくなってしまうと思うのですが、「オーディオがいちばんエラい」派の人には、そんなことチャンチャラおかしいのでしょうか。

・・などと書いていると、寺島さんに“乗り込まれ”、ギタンギタンにされるといけないので、このへんできょうはやめておきます(^^;)

とにかく、読んでいるだけで“ごはん三杯”はいける!というオーディオの本、じっくり、たっぷり味わいました。“内容充実”の本でした。

 

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