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2018/04/25

セクハラのひと

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人って、自分の仕事や世間的・社会的地位が高くなると勘違いし始めるのだなと、今回一連のあの報道を見ていて感じました。

自分が“偉く”なったと思うと、皆が自分の言うことを聞き、“持ち上げて”くれるものだと思ってしまうようです。

特に今回の人の場合、東大を出て財務官僚、さらにそこでトップになったのですから、事務方の中では頂上にいる気分、自分は特別な人間だと思い込んだことでしょう。

そしてもっとも経験がなくて、扱いがわからなくて、自分に今までなかったもの、“女性との密度の高い関係”を安易に(馬鹿そのものとっていいくらい稚拙)求めたのでしょう。

あわてた言い訳もひどく、「ふだん自分の声は自分の体を通して聞いているから、録音されている音が自分かどうかわからない」だと。
仮にそれが本当だとして(ウソにきまってるけど)、言ったことは覚えてんだろう!って誰もが思いますよねぇ。

でも、「言ったことはどこかで“言葉遊び”として言ったことだ」とも言っています。
どこでそんな“言葉遊び”があるのだ、言ってみろ!

しかも、誰にどこで言ったかもわからないという・・。
ってことは、言ったことは認めてるじゃないの。

しかも、この「言葉」は、ここで書くにも“けがらわしい”数々。
“編集されて”いるような発言もしていますが、そもそも、あの“けがらわしい”言葉の数々、常人の口から出るものではない。わかってんのかね、この人。

偉くなって、地位が高くなって、ほんとうはその人の行動は大きく制限されるのだと思います。
つまり、自分のため、私利私欲のため、さらにプライベートなことなどは大きく制限され、仕事をしている時間のみならず、生活の多くの時間が「人のため」に動くことになり、自らを律して、多くの時間、精神的・肉体的労苦を人のために使う、そういう立場になったんだ、という自覚がほぼ無いのでしょう。

今辞めて退職金をもらい、さらに人々の記憶が薄れたころに天下ろうってのは、誰にでも想像がつきますが、気の毒な人だと思います。

私の周囲にも、そんな人がいました。
やはり自分が偉くなったのを、自分が立派な人になったのだ思っているような人でした。
そしてやはりセクハラをしていた・・。

被害にあった女性に“名乗り出ろ”と、この偉い人も、その上の大臣も言っていましたが、どうかしているとみんなが思っていることなどわからないほど、上記のように自分を立派な人だと思っているのでしょう。ご愁傷さま・・。

2018/04/07

映画「ペンタゴン・ペーパーズ」を見てきました

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映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(THE POST)/2017年・米国 監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:メリル・ストリープ、トム・ハンクス』を見てきました。

1971年、反戦運動が盛り上がりを見せていたアメリカはベトナム戦争の真っ最中。
ニューヨーク・タイムズが政府の極秘文書の存在を暴き、そのライバル紙である「ワシントン・ポスト」もキャサリン(メリル・ストリープ)と部下のベン(トム・ハンクス)らが極秘文書にたどり着き、報道の自由を求めて立ち上がるか、それとも政府の圧力に屈するかの狭間で苦悶します。

“都合の悪すぎる”事実が書かれた文書をひた隠しにしようとする政府からの圧力は想像を絶するものだったのだと思いますが、それに対して一歩も引かない姿勢で挑むジャーナリスト達の“命懸け”とも言える駆け引きが描かれたもので、事実に基づき、当時の様子が再現されているので、インターネットやSNSなども登場せず、新聞を活字で組んでいる様子などは迫力がありました。
そして、政府と真っ向から一騎打ちする最終決断を下し、電話で印刷の「GO」を指示した瞬間、輪転機が回り出す映像も凄かった。


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極秘文書が新聞に載ってしまうと、記事の差し止めを巡って米国政府と新聞社の法廷闘争に進展。
最高裁にまで行ってしまった判決の行方を電話を受けた女性が新聞社の皆に受話器を持ちながら伝えるシーンもドキドキするものでした。

報道は国・政府のためにあるのではなく、国民のためにある・・映画の中でもそんな言葉が印象に残りましたが、報道するにもそれを記録した文書が残されていてこそのものです。
最近日本でも国の役人による文書改竄が問題になっていますが、それこそ都合のいいように“お直し”された文書だけを残しておくなんて国そのものの崩壊への道だと思います。

改竄している人達の頭の中には国民のことなど片隅にもないのだと、あらためて思いました。
“自分”と“組織”のことばかり・・。
そんな人達がこの映画を見たら何と思うのか・・何にも感じないというか「理解出来ない」のでしょうね。


【Now Playing】 Freddie Freeloader / Miles Davis ( Jazz )

2018/03/16

改竄(かいざん)する人、させる人、他人ごとで見る人

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財務省の決裁文書“改竄”の報を知り、そんなことだろうと思ってはいたけれども、でも“改ざん”“削除”された部分があんなにも多いなんて想像もしていませんでした。

名前を消された(消してもらった?)人達の顔ぶれを見て、実名で書くタイプの SNS ではなんだかみんなおとなしい・・が、その人達がそんなに怖いのかと思いました。
というわけで、改ざんした、消した人達も文書中のお歴々の顔ぶれを見て、たいへんなことになっちゃった、“お直し”したり“消し消し”したりしなきゃ・・ということになったんでしょう?!

そんなことがあったら、その組織の一番上に立つ人は、その事実を把握していようがいまいが、どんな世界であっても責任を取るのが当たり前ですが、それが当たり前にならないのが今権力を握っている人達の恐ろしくも図々しい所でしょう。

次々と決裁し、稟議され、みんながハンコを押し(電子決裁かな?)、多くの人が目を通して、結論を得た文書を改ざんするのです。
怖い人、権力者のためなら国民なんかどうでもいいようですよ。

しかも、組織の多くの人が目を通しているのだから、それが国会に証拠として提出されたら、その多くの目を通した人達は気づくわけです、改ざん・削除したと・・。
それでも平気の平左でそれを国会に出し、答弁していたあの人は、「そんなものは無い」だとか、いろいろ言ってましたねぇ。

あの人の答弁する顔・姿を見て、“嘘をついている”と思わなかった人は一人もいないでしょう。誰が見たってそう見えます(^_^;)
もし、気づかなかった人がいたら、その人・・今までいろんなところで騙されまくってたでしょうね。

改ざん行為の実動部隊であったらしい方は自ら命を絶ちました。
それでも、名前を消してもらった人達は「なぜこういうことになったのか、原因を究明するのが私の使命だ」なんて言ってますよ、あなた・・。
それはあんたが一番よく知ってんだろうっ!!って日本国中思っているってのがわからないんだから、ものすごい鈍感な人達です。・・いや鈍感を装って、なんとか逃げ切れると思っているんでしょう。

ふだんから正義漢面している人達で、今、なんだかおとなしくしている人達があなたの周りにも何人かいるかと思いますが、油断ならない人だから、この際そう思った方がいいですよ、いざとなったらあなたを“トカゲのしっぽ”にしますよ、こういう輩は。

そしてこういう輩は、自分もトカゲのしっぽだってことに気づいていません、気の毒に。

きょうはこんなところで終わりにします。あまりおもしろくないブログでごめんなさい。


【Now Playing】 ニュース / ANN ( YouTube )

2018/02/28

それでも、もういいんじゃないかと思う私

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冬季オリンピックが閉幕し、日本にとっては良い結果が出て、しかも話題も盛りだくさん、さらにこの大会で新たに人気者になった人もいて、これ以上の結果はない!ってことになったと思います。

でも、それでも今のオリンピックが今後今のような形態で開催される必要があるのか、と思ってしまうのです、私。
このブログでも東京オリンピック、早いうちに辞退して震災の復興にお金も人も投入した方がいいと何回か書きました。

もうとっくにそんなことは出来ないところまで来てしまいましたし、後戻りは出来ないです。

莫大なお金が動き、表でも裏でも何か利権が蠢いている感じ・・。
それに表側からも裏側からも群がる組織と人・・。

巨額の費用で会場その他を整備するが、閉幕後は廃墟のようになっているところが各国にたくさんあることは多くの人が知っていることです。

東京のあの国立競技場も壊されて更地になり、今また新しい競技場が建設されていますが、閉幕後は“お荷物”となることはたぶん間違いないのに、それに目をつぶる人々。

国をあげてドーピングしたり、いったい何のために競技をしているのかもわからなくなっている国も選手もいる。

無理やり一国で開催し、インフラの整備や、会場の規模・規程のようなものも、あまりに考えられないものがある。

いっそ、4年に一度のオリンピック、どうしても開催したいのなら、競技・種目などによって開催国を別々にしてみたらどうですか?!
各国の負担は少ないよぉ~(^_^;)受け入れるオリンピック村みたいなものも小規模で済む。

もっと突き詰めると夏期と冬期のオリンピックは開催国を固定して、各国で一部費用負担してあげたらどうでしょうか。
ある意味オリンピックの“甲子園”化みたいに。
アスリートは4年後のギリシャを目指す、毎回・・そんなふう。

これから世界各国の経済が今までのように発展し続けるとは、とうてい思えない。
たぶん、今までみたいに開催国になりたくて、無理やりほとんど“ウソ”をつくようにしてPR、アピールにつとめ、裏で巨費を投入するなどのことをする国は無くなってくるんじゃないでしょうか。

選手もプロが出て来たり、オリンピックの意味自体も、昨今よく見えてきません。

どうしても4年に一度メダルというそれぞれの競技の頂点を決めたいっていうのなら、誰かが、どこかで大儲けしている構造を極力廃した競技大会を行ったらどうか、と思っているのが私です。

ま、戯れ言なので相手にせずにいてください。
もう東京オリンピックに向けてなんだかそわそわしている人には何のことかわからないと思いますが、それが終わったあとの東京、日本、その後の施設、インフラ、経済がどうなっているのか少しは想像してみるのもいいかもしれないですけど。


【Now Playing】 What Is Life / George Harrison ( Rock )

2018/02/08

『婚活』は、もう広辞苑にも載っている言葉だそう・・

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きょうの新聞を見ていたら、まさに「婚活」という造語を生み出した人、中央大学の山田昌弘教授の記事がありました。

平成20年に出版した「『婚活』時代」がそのきっかけだったのだそうです。

1990年代に入ると恋愛と結婚が分離された・・。
ライフスタイルを共有する結婚は、“すり合わせ”が必要になってしまったようで、バブル崩壊で格差社会が拡大し、就職できる人とフリーターになる人の二極化から、経済力を備えた男性が減り、それに対応していくのが「婚活」だったということです。

私は最初にこの言葉を聞いたときには「とんかつ?」と思ってしまったのですが、それも今は昔・・。すっかり“婚活”は定着した言葉になりました。

でも、婚活自体も誤解が拡がり、「数少ない収入の安定した男性を捕まえるために早くから活動しなくては」という活動と当初は思われてしまったと教授はおっしゃっています。

で、婚活ブームは「恋愛の衰退」も招いてしまったようで、経済的安定を最優先すれば、ますます恋愛が遠いものになってしまったのです。

結果として『交際したら良さが分かる人』が排除されてしまったわけで、国勢調査などでも若い男女の未婚率は婚活サイトや結婚相談所、企業や自治体の結婚支援もむなしく、改善しなかったということです。

私のかつての職場などでも若い人がいましたが、いずれも「付き合うと自分の時間がなくなる」「自分のペースをくずされるのがいや」などというお付き合いに対する考え方を聞かされました。

自分の時間がなくなっても、その人と過す時間をつくり一緒に居たい。

自分のペースではなく、二人のペースを見いだす、なんてことにはならないのかね、と思いました、その当時の私。

さっきわかれてきたばかりなのに、もう会いたい。帰宅してまた電話で長話する、・・なんて記憶が私にはありますが、ラインやメールなどの通信環境が発達している現在では、逆に孤独感のある男女の様子が浮き彫りに・・、不思議な世の中です。

恋愛というものが、いよいよ人々の中から消失していくのか。
「昔の人は、いちいち結婚するのに“恋愛”してからしたらしいよ。」なんて皆が言う日がやってくるのか。

そんなことを考えたのでした。

2018/02/04

子供の頃のように相撲を楽しんで見ているわけにはいかず

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先日、相撲協会の理事候補選があったとのことで、テレビを見ない私もリビングを通りかかるとそのニュースの一端が見え隠れし、やはり少し気になりました。

ワイドショー的に大喜びで見ている人もたくさんいるようで、きっと相撲なんかあまり好きじゃないのに“ああだこうだ”言っている人もいるのかもしれません。

事の発端は日馬富士を含めたモンゴル力士が巡業中に起こした暴力事件だったと思いますが、当初から隠し事が多くてわかることは少なく、わからないことばかりという印象でした。

私は話を簡単に考えて、修学旅行(巡業)中に一部の生徒が特殊なグループ(白鳳を中心としたモンゴル・グループ)を作り、そこに呼ばれたグループからちょっと外れ気味な立場でいた生徒がいて、グループ内部の生徒から見たら仁義を欠いていたし、その場での口利き、態度などがますます怒りを増すことになり、暴行を受けた・・っていうように受け取りました。

で、修学旅行全体を取り仕切る担当(巡業部長)の教師であった貴乃花先生は、その事件について校長(理事長)には報告せず、いきなり警察に通報。その後の校長への報告も断片的で、提出した診断書なども二転三転する・・。
さらにたまたま暴行を受けた生徒が自分の担任であったことからか、生徒と学校側の話の機会を与えず、生徒を隠す。

学校側はそんな状況で対応に苦慮するばかり。

そして貴乃花先生は、口を固く閉ざし、ポロッと傷口の写真を流出させたりするが、学校側にもPTAにも何も報告せず、警察の取り調べやなんやらが終わらないと何も話せないという。
学校からの使者が先生を訪ねてきても“けんもほろろ”、大の大人に対し、子供の使いのような失礼なあしらいをした。

暴力を行ったグループに対する先生の日頃の怒りか、それとも何か以前から確執があったのか、でも先生なら生徒であるグループに対して指導していかなければならなかったんじゃないのか、と私は思った。それが出来ないで、何か自分まで画策するようなことをするのは先生のやり方じゃないとも思った。

校長含め、現体制が悪いのだ、腐っているのだという人も多数いる。

いるが、それが事実であったとしても、全く学校側に対して話し合いその他何もしない理由にはならないと思う。

それに、自分は先生で、学校としての運営をうまくやって、しかも暴力を行った生徒にも、暴力を受けた生徒にも、何かしら未来への光明を見出してやるのがその役目なんじゃないかと思いました。

口を頑なに閉ざし、しかも田舎ヤクザみたいな下品ないでたちでふんぞり返り、何も語らないってのは、大人のすることじゃないと思ったのです。・・私の意見ですよ。あなたが違うというのなら、あなたのブログやその他SNSで頑張ってそれを説いてくださいね、このブログへのコメントはあらかじめお断りしておきます。

ガチンコで相撲を取るだけが相撲のあり方ではないというのも私の意見です。・・私のですよ、勘違いしないでね。同じことを思えとか、考えろというわけじゃないのであしからず。

スポーツだ、全力でいつもいけってのもあるかもしらんが、何年に一回かの観戦で、会場に出掛け、華やかなお相撲さんの姿と、それぞれの得意な技や、土俵入りでの化粧まわし、行司さんの古式ゆかしい装束、力士の大銀杏、そんなものを楽しんで帰って行くのも相撲の醍醐味だと思います。

「相撲道」なんて言葉、相撲にはあまり馴染まないと思うのです。なんか真面目でつまらないし、興ざめです。

ガチンコの競技・スポーツだったら、何度も仕切り直しをしたり、塩をまいたりする必要もないし、まわしだって別のものでいいし、行司はジャージでアンパイアとして存在すればいいし、横綱土俵入りだっていらないし、土俵を高くする必要もないし、上空に大きな屋根をつり下げる必要もない、弓取り式もいらない・・つまらない話だ。

お相撲さんに抱っこされたら、その赤ちゃんはすくすく育つ、なんて話もいいものじゃありませんか。

全てが特殊で異空間のような世界で、大きな男達が艶やかとも言える姿でぶつかり合う、それも神事のような儀式的な雰囲気も含めて行われる・・要するに“興行”的な要素、摩訶不思議で神秘的な部分もあり、ある意味いかがわしい部分も残しておいた方が日本らしいし、相撲らしいと思うのです。
だから、文科省から補助を受けたり、強い指導を受けたりするのもやめ、国技だなんて野暮なこと言わんと、「興行ですから」と言って、独自の道を歩んだ方がいいと。
・・私の意見ですよ。怒らないでね、ただ自分の意見を言っているだけです。

改革が必要だって、テレビ、新聞でも言っています。それはその通りだと思いますし、現行の体制に問題がたくさんあるのも事実でしょう。
それを改革するのなら、権謀術数、策謀、策略をめぐらせたりせずに、それこそ“相撲道”的に真っ正面から自分の思うところを世間に問うてみたらどうでしょうか。

以上のようなことを瞬間的に思ったのです。それを文にしてみるとこんな感じになりました。
何度も言うけど、私が思ったことです。異なる意見ばかりだというのもわかっていますので、怒りのコメントお断りです。それは自分なりの場所(SNS等で)やってください。そういう場所は今、たくさんあるのですから。

数行で終わらせるつもりが、けっこう書いてしまいました。
今夜はこれまで。


【Now Playing】 Stop Breaking Down / The Rolling Stones ( Rock )

2017/12/18

私の『今年の漢字』

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毎年発表されている「今年の漢字」が世間では、発表されましたが、自分にとっての今年の漢字はなんだろう、と少し考えてみました。・・ま、どうでもいい話題だと思われるでしょうけど、ちょっと付き合ってください(*^_^*)

ということで、今年の「私の漢字」を『焦』としました。
※焦がれる(こがれる)という文字です。

このブログでは宝塚関係のことをよく掲載しているのですが、花組のトップスター明日海りお(あすみ・りお)さんの三人目の相手娘役が仙名彩世(せんな・あやせ)さんに決まり、実際の舞台は非常に充実したものとなり、明日海さんは落ち着いてじっくりと舞台に取り組んでいるように見えます。
これは娘役として仙名さんに明日海さんが“焦がれて”いたのではないかと思ったのです。

それは、雪組の望海風斗(のぞみ・ふうと)さんについても、どうしても真彩希帆(まあや・きほ)さんだったんじゃないかと推測します。“焦がれた”というわけです。・・ほんとかどうかは知らないよ(^_^;)

このあいだ退団された宙組・娘役の怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、前のトップスター凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんが“焦がれていた”んじゃないかと、これまた愚かな推測をしています。
凰稀さんのここのところのインスタグラムでは、怜美さんが再三登場。
自らの舞台にも呼び寄せているようで、写真を見ても凰稀さんの“焦がれ”を感じます。何度も言うけど、ほんとかどうかは知らないよ…σ(^_^;)

宝塚での「焦」は以上のように考えました。

あとは今年見た映画の中でも、男女の恋愛上の“焦がれ”もあったけど、親子間のものや、他人の状況についてのもの、美しい自然へのものなど、様々な“焦がれ”を感じました。
何か、今、人は“焦がれる”ものを探しているんじゃないかと思うくらい。

読書関係では、作品の内容そのものよりも、著者・作者の探求心や、それを求めていく環境などに“焦がれる”私がいました。
こんなふうに突き詰めていろいろなことを考えてみたい、文にしてみたいと、作者や作者のいる環境に焦がれました。

音楽関係では、相変わらず1950年代後半から1960年代前半のジャズや、1960年代のビートルズの音楽に惹きつけられ、その「時代」の空気に“焦がれ”ました。
これは長年続いているなぁ・・。

そして、自分の人への“焦がれ”。
このブログによく出てくる中学時代の担任の美術の先生の作品への意欲を見ていると、人としての存在に“焦がれ”ました。また、ほかにもガッツリ様々なことに取り組んでいる人とも今年は出会い、やはりここでも“焦がれ”を感じました。

また、今年は数十年ぶりに友として復活した高校の同窓生がいて、あの時代の感覚に“焦がれ”た感覚があります。

最後に、「いい歳こいて」と思われるかもしれませんが、生き生きとして私の目に映る女性にも“焦がれ”ました。別にどうこうなろうというわけじゃありませんよ。でも、そんな気持ちになるというのは、いくつになっても男女には必要なんじゃないか、とあらためて深く感じたのです。

というわけで、今年の私の漢字は『焦』でした。
最後まであきれず読んでいただいた方、ありがとうございました。
あなたの今年の漢字は何ですか?


【Now Playing】 HEART TO HEART / 姜尚中 ( J-WAVE )

2017/10/26

「ちろりん村顛末記」を読んだ

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『ちろりん村顛末記/広岡敬一著(ちくま文庫)』という本を読みました。
夏に鎌倉に出掛けたときに鎌倉駅近くの独特の品揃えの本屋さんで買い求めました。
そこでは、すでにこのブログでご紹介済みの「女の足指と電話機/虫明亜呂無著」も併せて買い求めました。
この二冊だけでも“ム・ム・ム”っていう感じです。

「ちろりん村」というのは、1970年代に琵琶湖畔の田園地帯に突如出現したソープランド街です。
当時はソープ・・とは呼ばず、別の名前で呼ばれていました。

突如出現した通称“ちろりん村”は世間の耳目を集めたそうです。
なにせ、なんにもない田んぼだらけの中に突然異様な建築物と共に一大歓楽街が出現し、その行く末がどうなるのか・・うまくいくのか、すぐに消滅してしまうのか、吉原や千葉の同業歓楽街も注目していたことが、この広岡さんのルポを読んでよく伝わってきました。

ルポの中心は、当時トルコ嬢と呼ばれたちろりん村の従業員?!と、それを経営したり、お店の従業員となっていた男性の「なぜこの仕事を選んだのか?」という根源的なところから入り、読んでいるだけで滅入ってしまいそうな困難ばかりの生き方、そしてそれらをどう切り抜けて、あるいは泥沼から這い出るようにこの業界にたどり着いたのか、というものでした。

特に女性従業員は、家族との関係が悲惨だったり、男に騙されたり、貢いだり、ちろりん村で大金を稼ぐようになってからは想像を絶する湯水のような金の使い方、そしてせっかく大金を稼げるようになったところで、いわゆる“ヒモ”が現われ、稼ぎのほとんどをこの何もしない男に使われてしまう・・読んでいるだけで、人生の悲哀、無常を感じ、人生というものの陰を大きく意識したのでした。

経営する側は官憲に脅え、全盛期には信じられないような儲け方をしているにもかかわらず、いつ警察に挙げられるのか、いつ廃れてしまうのかに気を揉み、やはり常人には考えられない明日をも知れない世界に生きている姿が印象的でした。

この業界はやがて、どんどん下火になっていくわけですが、最初の一店から隆盛を極める様子、そして衰退していくところが『風俗ルポの最高傑作』と言われるこの本には著者広岡氏の思い入れが入り混じりつつ描かれています。

日本のひとつの時代、風俗を見事に切り取ったルポだと思いました。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2017/09/29

解散しましたね。

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このブログに似合わぬ話ですが、解散、選挙の話。

降って湧いたように「解散」の報が流れ、安倍さんの予定どおりに衆院選へと一気に事態は進みましたが、民進ガタガタ・・小池さんの準備進まず・・とりあえず勝つなら今だという安易な予測は外れたようです。

小池さんの動きの速いこと、そして信じられないような前原さんの“肉を切らせて骨を断つ”的な判断、そこまでは予測していなかったようです。“骨まで断たれ”ては大変ですが、信じられないような展開になりました。

新聞掲載写真の安倍さんの表情も冴えません。
よく「政界は、一寸先は闇」と言われますが、まさにそんな感じ。

どんな結果になるのかは誰もわかりませんが、ぎりぎりの生活でも我慢して、懸命に働き、日々のささやかなことに喜びを見出しながら暮らしているような人に少しでも光のあたる世の中にしてもらいたいものです。

このブログで私は「戦国の武将で誰が好きですか、と聞かれたら、人殺しに好きな人はいませんと答えます」と何度か書きました。

選挙はまさに“戦(いくさ)”です。

だから“戦”の勝ち方、戦法、敵を出し抜くようなやり口、などに長けた武将のような人は政治家に何人もいるでしょう。小池さんだってむしろ“戦”の策略は誰にも真似できないものを持っているでしょうが、自らの興味はそっちの戦争に向いていて、実際の統治はどうなんだろうと思ってしまいます。
築地・豊洲市場の問題だってそんなに進展してきたとは思えません。

かといって、“ひとり勝ち”してきた今までの人達の様子だって多くの“驕り”が見られたと思います。国会の答弁にもひどいものがありました。

「面白いことになってきた」と喜び勇んでいるテレビその他マスコミのくだらぬ報道に惑わされないように、選挙当日まで正気でいたいと思います。


【Now Playing】 How Deep Is The Ocean / Stan Getz ( Jazz )

2017/09/18

「ギョーザのような月がでた」を読んだ

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『ギョーザのような月がでた/椎名誠著(文春文庫)』を読みました。
ブックオフで買ってきたのですが、初出は1996年となっていますので、椎名さんの文もまだ若い感じ。

この頃は相変わらず日本中を飛び回りつつ、原稿を書き、焚き火をして(#^.^#)、さまざまなイベントなどに出席し、あちこちで飲みまくるという内容で、椎名さん、かなりアクティブです。

書かれている文を読むと、その当時の首相は橋本龍太郎さんで、だいたい時代が想像できると思います。

時代の雰囲気がわかるのは、「唐突な連想だが、このままでいくとむこう十年もしないうちに、日本は携帯電話だらけになってしまうのではあるまいか。どこでも誰でも日本の町中一日中移動個人電話の社会になっていく、というのは考えてみるとどうもオソロシイ。」という椎名さんの懸念です。

今、・・そのとおりになっちゃいました。
そして、当時はこのエッセイの中にも書かれていますが、携帯は通話が主体です。
でも、もっとオソロシイことに、メールやライン、SNSが携帯電話の使い方の中心となり、当時の想像をはるかに超えた状態になっております。

そしてこんなに情報網が発達したにもかかわらず、人と人の心のつながりは、たぶん当時の十分の一くらいになっているのではないかと思われます。
“便利”は人と人のつながりを排除していくのです。見事に結果が出ました。そして、犯罪の温床もここにある・・。

それから、椎名さんもこの頃たぶん50代に突入していて、「せいぜい三~四人の顔ぶれで、酒くみかわしつつしっかりした話をする、というのがいい。」と言っています。今の私とまったく同じ心境。
さらに「まあ少々あやしい女と二人でのむ、というのもいい。」と書かれています。
あやしくなくてもいいけど、私も同感(^_^)

「このふたつのケースぐらいでわが人生もういいもんね、という気がする。」と結んでいますが、さらに同感!d(^_^o)

私も椎名さんの人生のあとを“なぞっている”のか、と思いました。

テンポよく次から次へと人と酒の話題中心に書かれているこの本、いつものことではありながら心の栄養になります。


【Now Playing】 Born to Be Blue / Helen Merrill ( Jazz )

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