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2024/08/26

俳句を詠んでみる_0204【 躊躇なく スマホで切り取る 夏の雲 】

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サッとスマートフォンを取り出し、雲・空を撮影し、SNSにアップする、そんな今どきの様子を詠みました。

【 躊躇なく スマホで切り取る 夏の雲 】

《背景》季語:夏の雲[夏]
インスタなどでもよく見かけるが、青空や雲の写真がアップされている。
「雲が龍の形に見える」と、妻もサッとスマホを空に向け写真を撮る。
特に若い人は瞬間的に躊躇なく空に浮かぶ雲を切り取るように写している。
その様子を詠みました。

 

 

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2024/08/24

俳句を詠んでみる_0202【 夏の犬吠 ドリップ珈琲 飲む 】

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銚子の犬吠埼で飲んだ美味しい珈琲を思い出して詠みました。

【 夏の犬吠 ドリップ珈琲 飲む 】

《背景》季語:夏[夏]
犬吠埼灯台近くの土産物屋が入る建物に「&.Coffee」という珈琲屋さんがあり、なかなかの本格的珈琲をドリップしてくれる。
ちょっとした土産物屋の片隅のコーヒーと侮ることの出来ないとても美味しい珈琲にうれしくなり詠みました。

 

 

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2024/08/19

俳句を詠んでみる_0197【 永田町 暑し 10分の空き時間 】

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スケジュールで失敗した話をエッセイで読んでいて、思い出したことを句にしました。

【 永田町 暑し 10分の空き時間 】

《背景》季語:暑し[夏]
穂村弘さんのエッセイを読んでいたら、手帳に記入し忘れた義父の法事の話題が。
結果、講演と法事の時間がギリギリ重なってしまいパニックになった話が書かれていました。
それを読み、自分が東京勤務をしている時にボスのアテンドをして“分刻み”のスケジュールで永田町を案内し、順調過ぎて途中次の予定まで10分空いてしまったことを思い出した。
「次まで10分?!もったいない、どうするんだ」と詰め寄るボスと本庁からやって来た取り巻きの幹部連中。
私自身の上司からも携帯電話が掛かってきて「何いっ!間が10分も空いているだとぉっ!!しっかりしろ」とお叱りのお言葉。
私の本音。「10分くらいいいじゃん、ゆっくり東京の空でも見てなよ・・。」

 

 

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2024/08/15

俳句を詠んでみる_0193【 夏の湯治 山を截(き)り 夏油(げとう)の湯へ 】

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まだ長男が幼かった頃に、妻とクルマで出掛けた秘湯、夏油温泉を思い起こして詠みました。

【 夏の湯治 山を截(き)り 夏油(げとう)の湯へ 】

《背景》季語:夏[夏]
岩手県北上市にある日本の秘湯、夏油温泉。
狭い山道を長いこと分け入り、分け入り、辿り着く鄙(ひな)びた湯治場。
その温泉地の川沿いにいくつもあるそれぞれに名の付いた湯は、各々に効能があるようだ。
11月には、もう入って行くことは困難となり、山は閉められる。
再び訪れたい名湯の記憶が甦った。

 

 

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2024/08/12

俳句を詠んでみる_0190【 炎昼の天井に 碍子(がいし)見つける 】

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民芸品店に入り、古い建物の天井を見上げたら・・という句です。

【 炎昼の天井に 碍子(がいし)見つける 】

《背景》季語:炎昼[夏]
古い建物を使った民芸品店に入り、上を見ると天井には碍子(がいし)が打たれ、布コードの電気配線の名残りがあった。
子供の頃の母の実家で見た天井配線が思い出された。
幼い頃、その母の実家に泊まり、夜に布団から顔を出して天井を見上げると同じような碍子を這う配線があったのだ。
記憶の糸を辿るような思いになった。

 

 

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2024/08/06

俳句を詠んでみる_0184【 秋の晴 由志園の異境に遊ぶ 】

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今回も松江に旅したときのことを思い出して詠みました。

【 秋の晴 由志園の異境に遊ぶ 】

《背景》季語:秋の晴[秋]
前々回の句で、松江にある由志園という庭園の「天竺牡丹の池」を詠んだが、同じ由志園の中の幽玄を感じさせる庭園部分に歩みを進めた時の感覚を詠んでみた。

 

 

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2024/08/05

俳句を詠んでみる_0183【 松江の和カフェ 柿模した菓子 愛でる 】

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松江を旅した時に寄った、和菓子を出すカフェにて一句詠みました。

【 松江の和カフェ 柿模した菓子 愛でる 】

《背景》季語:柿[秋]
妻との旅、松江を訪ね、空港への帰り道、宍道湖沿いをドライブ中に湖を見渡せる和カフェに寄った。
美味しい珈琲と和菓子を頼み、柿を模した菓子に食べるのを忘れ、すっかり愛でてしまった。

 

 

2024/08/04

俳句を詠んでみる_0182【 大根島(だいこんじま)に 天竺牡丹の池 】

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松江にある島に出掛けたときの光景で一句詠みました。

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【 大根島(だいこんじま)に 天竺牡丹の池 】

《背景》季語:天竺牡丹[夏]
以前、仕事の出張で松江に赴いた時、夜、外に飲みに行き、お店の若い女性に「この辺の若い人達が遊ぶのはどのあたり?」と聞くと、テーブルについてくれた十代の女性二人とも「大根島(だいこんじま)!!」と、声を合わせて大きな声で言った。
それが気になり、後に妻と松江を旅した時にその噂の“プレイスポット”大根島まで足を延ばしてみた。
そこには『由志園』という素晴らしい庭園が有り、驚きの“天竺牡丹の池”があった。

※大根島:島根県東部の中海にある島。
東西に3.3km、南北に2.2kmの火山島で、松江市に属している。

 

 

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2024/08/03

俳句を詠んでみる_0181【 爽節の 美保より見ゆる 隠岐の海 】

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松江にある美保の灯台付近から見渡せる海の様子を詠みました。
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【 爽節の 美保より見ゆる 隠岐の海 】

《背景》季語:爽節[秋]
島根県を旅した時に美保関灯台を目指した。
灯台の周囲はかなり高い岸壁となっていて、そこから見渡した海の青さと隠岐の島へと続く海の広さ、雄大さに立ち尽くした。
今まで見たことのない海の光景だった。

※爽節(そうせつ)は、万物が暑い夏を乗り越えて冬に向かう途中の爽快の季節。

 

 

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2024/07/31

俳句を詠んでみる_0178【 夏祓(なつはらえ) 爽やかな 朱印いただく 】

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暑さも厳しくなってきた折り、夏詣でに行ってきました。
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【 夏祓(なつはらえ) 爽やかな 朱印いただく 】

《背景》季語:夏祓[夏]
習志野市実籾にある「大原神社」に夏詣でをした。
爽やかな気持ちになり「夏詣」の御朱印を頂いた。
心身ともにすっきりした。

 

 

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