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2021/11/07

最近、散歩中によく見かける光景

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私、今年始めに入院し、そして退院後は自宅療養につとめ、体力はほとんど回復いたしました。
もう何ヶ月も前から夕方近くに3~4キロほど散歩というか、ウォーキングというか、その程度の速度で自宅から周辺を歩き、また日中に公園などに出かけて5~6キロ歩いております。

特に自宅周辺を歩いていると、犬の散歩をしている人によく出会います。

それは別にいいんだけど・・。

散歩させている人の多くがリードを持ちながら景色も見ていないし、犬も見ていない。
見ているのはスマホだけです。

いったい何をスマホで見ているのかわかりませんが、これじゃ愛犬とのコミュニケーションもとれていないし、犬との散歩という空気感の記憶なんてまったく残らないでしょうね。
せっかく木々の間を歩いたりもしているのに、そんな清々しい光景なんてまったく目に入っていないようです。

“つわもの”としては、4匹の犬のリードを両手に持ち、それでも片方の手にスマホを握ってグイグイ引っ張られつつも、なんとかして画面を見ようとしている若い男の人がいました。

・・何のために犬を飼っているのでしょうか・・。

犬が危険な目に遭ってしまうかもしれないし、自分が誰かとぶつかるかもしれない。
そして、引いている犬が通行中の人に何かしてしまうかもしれない。

横断歩道を渡るときも、信号が青になったらスマホに目を戻し、渡っている最中もスマホだけに集中し、何の注意もなく歩いていますが、右折車などが突っ込んできたら気づかずに死んでしまいますよ、ワンちゃんもろとも。

なんかこんな人が多すぎる。

せまい歩道をスマホを見ながら自転車で爆走してくる人もしょっちゅうです。

私はとにかく、そんな人が近づいてきたら歩道の端に寄り、立ち止まってやり過ごしています。それしかないです。

スマホだけが人生の中心にある皆さん、命を大事に、犬を大事にしてください。

本日は以上です。

 

2021/04/17

安西水丸さんの「東京美女散歩」を読みました。

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『東京美女散歩/安西水丸著・絵(講談社文庫)』を読みました。
そして、水丸さんの東京の風景と美女の絵も見させてもらいました。

著者の安西さんは、1942年生まれ。2014年に亡くなっていますが、この本は、2007年~2014年に小説現代に隔月掲載されたものの文庫化です。

東京のあちこち・・上野・浅草、大塚・池袋、佃・月島、お茶の水・神田神保町、自由が丘、麻布十番、銀座、渋谷、神楽坂などなど・・を安西さんが気の向くまま、けっこう精力的に巡ります。
そしてタイトルどおり、美女を探し、安西さんの「絵」で、その地の風景と共に見せてくれます。
それに赴いた先の歴史的なことについてもかなり深く掘り下げていて、私の知らない過去の東京が見えてきました。
安西さんは東京で育っているので、単に調べたことが書かれているのではなく、安西さんの瞼に焼き付いている実際の光景や人々の姿なども、読んでいるこちらは楽しめました。

安西さんには、例えば銀座を歩いている女性というのは、“こんな美人”でなきゃいけない、という確固たるものがあり、そういう見方で、東京各所の美人を探します(^_^;)
当時流行っていたのか、“レギンス”をはいた女性を見ると、ほんとうに嫌そうな様子・・。

そして、訪ねる各所に、安西さんの歴史の中にいる女性の想い出としての影が現われる。
もうねぇ、驚きました。
こんなに年齢層もタイプも異なる女性と“関係”していて、ちょっと調べ出すと誰だかわかるようなくらいギリギリで書いていて、大丈夫なんかい?と思いましたが、安西さんはすでに亡くなっているからそれでいいのか・・。
でも、その女性ごとのエピソードもなんだか面白いのですd(^_^o)

また、あちこち探索しているうちに、美女と出会ったりすると、即座に声をかけることも多く、かなり“立ち入った”ことまで聞いてしまいます。でも、それが安西さん流の女性との接し方なのでしょう、あっという間に関係性を築いてしまいます。
・・この年代の人の、このやり方は、過去私の先輩でもいましたが、もうこういうことが出来るような男はほとんどいないです。絶滅危惧種・・。

400頁以上にわたるボリュームでしたが、とても“濃い”、“男の本”でした。

安西水丸さんの、男のダイナミズムと、東京の歴史的風景が楽しめる長編本でした。
ガッツがあり、エネルギッシュな男向けの本なのかもしれない。

 

2019/09/19

みうらじゅんさんの「ムカエマの世界」を読んだ。

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『ムカエマの世界/みうらじゅん著(角川文庫)』を読みました。
これはねぇ、あのみうらじゅんさんが、“ムカムカするほどムシが良すぎる”願い事をあちこちの神社を訪ねて『絵馬』の中から見つけ、一刀両断にする・・という本であります。

たとえばね、

「かわいい彼女が欲しいです。 別にどんな女でもいいっス」
・・・“いいっす”はないだろう、神様にその“タメ口”は何だっ!
と怒るみうらさん(^^;)

「武道館でライブがやりたい! 今年こそバンドが組めますよーに!!」
・・・まずバンド組んでから考えろっ!
ってな具合d(^_^o)

「イエーッ!神様よろしく頼んだぜっ!!」
・・・何をよろしく頼むのか忘れてしまっている。
(*^_^*)

「福山雅治さんと結婚できますように! それがダメなら平井堅さんでいいです。」
・・・いったいこの女はどんな面して書いてんだ?!
(^_^;)

いやはや、可笑しい本でした。

実は私も神社にいくと、絵馬を見るのがたのしみなのです。

この人は何でそんなに“高望み”ができるのか。
なぜ神様に命令しているのか。
自分の幸せだけ願って、少しは謙虚になれないのか。
なぜ学問の神様のところに来て“夫婦和合”の願いをするのか。
どうして自分勝手なのか!
・・などなど(*^^*)きょうはどんなヤツがどんなこと書いてんのか、とずうっと見ているのでありました。家族はそんな私を不審な目で見ている…σ(^_^;)

みうらじゅんさん、“マイブーム”といい、“ゆるキャラ”といい、ディランブームといい、仏像鑑賞といい、おもしろいものを見つける天才だと思います。
今回の本もたいへんおもしろかった(゚ー゚*)。oO

いつもみうらさんの動きは見逃せないです!

 

2019/03/10

南隆一 絵画・造形展に行って来た。

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千葉市若葉区東寺山663-8 ギャラリー cue9(社会福祉法人九十九会・まあるい広場)で開かれている「南隆一 絵画・造形展」に出掛けました。


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このブログに度々出てくる南先生は、私の中学時代の美術の先生で担任の先生でした。
掲載している作品の写真のとおりの人・・(^^;)です。


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どこまでも先生の世界が広がり、今回の広い会場、しかも外の素晴らしい庭園も見えたりする絶好の環境、何もかもがうまくつながり、まわって、とても明るくて楽しい絵画・造形展になりました。


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東寺山にこのような場所があったことを存知上げておりませんでしたが、素敵な場所でした。
お時間のある方には、ぜひにとおすすめしたい個展です。

広い会場の中でゆったりとした時間を過すのもいいですよ。
作品そのものの南先生に会えるかもしれないし、会えたら大ラッキーな出会いとなるでしょう。


【Now Playing】 ワン・オクロック・ジャンプ / カウント・ベイシー ( Jazz )

2019/03/03

横浜でのイベントのあとは、ちょっと散策

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パシフィコ横浜でのカメラ・写真イベントのあと、中華街に足を伸ばして食事。
その後、港の方に歩いていってみました。

ちょっと冷たい風が吹いていましたが、天気は穏やか・・。
家族連れ、恋人同士、学生さん、などなど様々な人達が横浜の港と公園でのひとときを楽しんでいました。
私も午前中のイベントでの熱気を忘れて、ぼおっと海や船をながめておりました。
たまにはこんな午後もいいものです。


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山下公園には写真のような「花園」が!!
とても美しくて、しかも異国に迷い込んだような感覚になるつくり方に驚きました。


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Instagramもご覧いただいている方には、さらに別写真も掲載予定なので、そちらもご覧いただけると、さらにその様子を感じていただけると思います。

私はこの花園を見て、なぜかビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・・」を思い起こしてしまいました。
あのジャケットの豪華な色彩感と、「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」の極彩色な感じの歌詞が思い起こされたのです。


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山下公園、行ってみるととてもいいと思いましたよ。


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帰路、日本大通り駅に向かう途中で撮ったのが上の写真。
こういう歴史を感じさせる建物が大通り沿いにふつうに佇んでいるっていうのが、横浜の魅力であり、風格のようなものを感じさせてくれました。

結局、丸一日の横浜行きでしたが、良い時間の中に過すことができました。
今日も感謝の一日でした。


【Now Playing】 Two Of Us / The Beatles ( Rock )

2019/02/25

【行ってみた、喰ってみた、飲んでみた、酔ってみた №031 八街駅前/平林のだんご】

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今回は「喰ってみた」です(*^_^*)
妻、長女、義母と一緒に八街に食事に出かけた際に、食事したお店を出たあと、「懐かしいっ!」と、妻と義母が声をあげたお店が八街駅前にある「平林のだんご」でした。

妻は中学生以来だと言っていましたが、その頃家族でこのお団子を買いにここに来たことがあったと、ほんとうに懐かしそう。

と、思っていたら義母はどんどん店内に入り、デザートみたいにお団子を食べようと張り切りだしました(^^;)


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で、たのみましたよ“ほかほか”の焼きたて団子!d(^_^o)
あのねぇ、こんなうまいみたらし団子を食べたのは生まれて初めてでした。ウソじゃないよ、本気の感想。


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三人でぱくぱくやっていると、サイクリングで来たおじさんの一団が店内に入ってきて次々と団子を食べ、しかも土産も持ち帰っている。ここはかなりのお店らしいぞ。
お店の方がお茶も出してくれて、しかもお代わりもすぐ注ぎ足してくれた。
なんだかとっても“心地いい”(゚ー゚*)。oO


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こちらもお団子お代わりしたあとに、さらに土産も持ち帰ることにした。
こんな静かなたたずまいの、昔ながらの感じを残しているお店が、ものすごい実力者であったことに驚きました。

“いいもの”は突然見つかるねぇ・・と思ったら、妻と義母は「私達は昔から知っていた」と誇らしげでした。

2018/12/13

【行ってみた、喰ってみた、飲んでみた、酔ってみた №029 横浜/中華街と山下公園】

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今回は「行ってみた」の写真です。
Instagram(facebook経由でも)ではすでに何枚かの写真をアップした、先だってのお休みに出掛けた横浜の様子、こちらのブログでも重なってしまいますがアップいたします。
ブログだけご覧になっている方も多いので。

一枚目の写真はKAAT神奈川芸術劇場向かい側のビルとその前の銀杏並木を撮ったもの。
今回アップする写真は全てスマートフォンで撮ったものですが、この写真のビル、ハーフミラーのガラスは金色で、まさにこの銀杏並木とコラボして美しい光景を街並みに描き出していました。
たぶんこれをねらって金色のハーフミラーにしたんだよねぇ、やるなあ。


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次は中華街の中にある公園で撮ったもの。
なんだかこの龍は勢いがあって、覇気があって、色鮮やかで、とても印象に残りました。


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でもって、観光客も多い「関帝廟」。
瓦や、石龍柱、香炉、狛犬などの細工が素晴らしいし、もちろん本殿の絢爛さもすごかった。
圧倒されて出て来てからあわてて門を見上げて撮ったものです。


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そして山下公園。
せっかくだから行ってみよう、なんて歩いてきたら、薔薇の園となっていました。


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さらに氷川丸。
カップルや家族連れも多く、いいところです。


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“ばえる”なんて言い方がピッタリのスポットでした。


2018/12/04

クリスマス・イルミネーション自宅バージョンについて

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写真は、街のイルミネーションですが、今回のお話は自宅周りのイルミネーションの話。

歩いていて、最近では珍しく?なった自宅を電飾その他でクリスマス・イルミネーションの館のようにしているお家を発見しました。
ブレーカーも落ちよとばかりに煌々と不夜城化しているお家がかつてはたくさんありました。
まだ場所によってはそういう住宅街もあるかもしれません。

何年か前にラジオで、いろいろなお宅にうかがって、丸々一週間、そのお宅の食事の写真を撮り、現在の日本の家族の食生活についてその写真を掲載しつつリポートした本を出された方(女性でした)がそれを実行してどんな傾向が見えたか、というお話をされていました。
最初のうち、取材対象の家族は気取っていても、一週間もいるとその家族の食事の実体が見えてくるなどという興味深いお話だったのですが・・。

その方が突然、「まったく関係のない話でもうしわけありませんが、私、いろいろな家庭をたくさん回っていて、食生活からではなく気づいてしまったことがあるんです。」
と、語り出したのです。

司会の方もあらぬ方向に話が行ったので、戸惑っていましたが、その内容を聞いてみると。

家を大々的なクリスマス・イルミネーションで飾っているお家は、まずほとんどが家族関係がまずくなっていて、家庭は崩壊状態にあるといって間違いない・・って言ったんです。

「えっ、その逆じゃないの?」と思いましたが、事実はそうではないようです。

ということで、あのイルミネーションは、「家族の灯火を消してはいけない」と、お父さん、あるいはお母さんが必死に毎年飾り付け、頑張っているという姿が、自宅イルミネーション華やかなお家を見るたびに目に浮かんでしまうようになってしまいました。

実際のところはどうかわかりませんよ!
家族全員仲良しのお家かもしれないし、これを読んでいて、「ばかやろ、ウチは違うぞ!」って思った方にはごめんなさい。

でも、この話を最初にラジオで聞いたとき、ゾクッとしたんですよね。

あれだけの情熱と、実際の労力を考えると、何か深い理由がなければ出来ないんじゃないか、などと深読みするようになってしまって・・。

住宅のイルミネーションを久しぶりに見て思い出したことを書いてみました。
みなさんはどう思いますか?
意外と何かが見えてくるかもしれません。


【Now Playing】 M-Squad / Count Basie & His Orchestra ( Jazz )

2018/05/20

本は紙で読みたいし、街に見つけに出掛けたい

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このブログでは自分が読んだ本は、ほとんど感想を書き、紹介しています。
だいたい年間70~80冊は読んでいると思う。

で、それだけの本の紹介を載せていると、いろいろと言ってくる人もいます。
ずいぶんと本を読んでいるのに、ブログを見ていると、古本屋やブックオフ、町の書店などに立ち寄っているようだが、“ムダ”なんじゃないの?!
アマゾンがあるじゃないのっ!・・って。

私だって、長いこと探している本で、アマゾンで見つけることができたら買っていますよ。
でもね、本屋などに出掛けていって“出会う”本が大事なんだよ、わかるかね。

神田などの古書店で見つけるものには、まったく新たな世界の発見があったり、こんな本が過去に出ていたのか、と驚くこともあります。
人生のうちでこういう出会いを“ふい”にすることは、私の考えだけど、まことにもって“もったいない”!!

それに、地方の「町の本屋さん」に行くと、その店ならではの“品揃え”に唸ることがあります。
去年、鎌倉に行ったときに、駅前の本屋さんに寄ってみたが、「う~ん、すごいっ」って、立ちすくんだことを思い出します。
普通の町の本屋さんで、私が今まで見たこともない、読みたい本のオン・ステージだった。
所持金のこともあって数冊しか買えなかったが、うれしさが止らなかった。

それから、わざわざ本を手に入れて読んでいるけど、「電子書籍」ってのがあるでしょ!こっちの方が断然持ち運びに便利、いつでも読めるし、便利だよ!って言われることも多々あります。

それもちがうんだよなぁ(*^。^*)

私だって iPad に何冊かの本を入れていますよ。いますが、まあそれを使って読むことは・・ほとんど無いね。旅に出るときくらいか。

紙の本をめくるってことは「経験」なんだよね。
「ああ、あと少しで終わっちゃう」なんて思うこともあるけど、それは紙ならではの感覚です。
そして手にとってその重みや、頁を繰るときの感触、装丁の素晴らしさを感じる時、手に持ったまま自分の椅子にゆったりと座って外の風を感じながら読み、そして居眠りをする・・そんなことも“紙”ならではのことです。

きょうのお昼、NHKのFM放送で、書店で本を売ることについてのトーク番組(再放送だった)を聞きながらそんなことを思ったのです。

出演していた中江有里さんも、私と同様なことをおっしゃっていた。
だから、本はほとんど“紙”で読むし、街に出て本と出会うことはやめられないのですよね・・そういうことなんです(*^_^*)わかってね、“デジタルっぽい人”たち。


【Now Playing】 名物カツオの刺身 / 太田和彦 ( YouTube )

2018/02/06

嵐山光三郎さんの「新廃線紀行」を読んだ

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『新廃線紀行/嵐山光三郎著(光文社文庫)』を読みました。

この本は、鉄道の「廃線」を訪ね、その消えた鉄道の残影を求め、感じ、全国26路線にも渡る廃線を踏破する紀行文なのです。

そもそもが、そんなに廃線があること自体私は知らなかった。

鉄道が敷設され、伸びていくことによってそこには血が通うように生命が宿るように人が住み始め、やがて様々な理由でピークを過ぎると“廃線”という問題が浮き彫りになり、ある日廃線の憂き目に遭う。

すると、生命線であった血管が突如遮断されることになり、町は廃れる。
その様子もこの本で描かれているが、実に寂しい・・。
そして、その町で健気に食堂や菓子屋などを商っているお店も訪ねるのだが、そこにも人生の悲哀や、わずかだが、希望の灯りのようなものも感じます。
それが実に・・しみじみといいのです。

重要文化財を擁する絶景廃線や、ご当地グルメ、温泉まで堪能できる廃線。
廃線といっても様々、その味わい方も様々です。

嵐山さんは時には自転車で、時にはローカルバスで、国土地理院の五万分の一地図で調べた点と線をつなぎ合わせ、ひたすら廃線を巡りまくります。

ある廃線駅では、次々と現われる廃屋と化した駅舎や、錆びたレール、蔦の絡まる信号機などを見て“マジ”にむせび泣きます。
なぜか、私ももらい泣きしそう・・(T_T)

日本全国、廃線となった路線は、それぞれの物語を持ち、その後その町に住む人々のドラマもあります。

廃線は、一年で草ぼうぼうになってしまう反面、50年経っても消えない鉄道の痕跡があるそうです。
「廃線をたどる」という新しい分野が開けているようですが、まさにその分野の先頭切って走っているのが嵐山さんのようです。

日本人らしい“詫び寂び”さえ感じさせる不思議な「廃線紀行」、新たな感覚の本でした。


【Now Playing】 Wave / Richard“Groove”Holms ( Jazz )

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