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2024/12/01

俳句を詠んでみる_0289【 金風(きんぷう)の佐倉 ピンクのポスト立つ 】

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麻賀多神社へお参りした際に寄った佐倉の街並み、そこで見つけたポストで一句詠みました。

【 金風(きんぷう)の佐倉 ピンクのポスト立つ 】

《背景》季語:金風[秋]
麻賀多神社を訪れた際、佐倉の街並みを歩いた。
秋らしい爽やかでキラキラと光を感じる良い天気だった。
街道に立つポストは、ピンク色に桜の花や花びらがデザインされ、それに猫が戯れている図柄が楽しい。
コンビニのローソンも落ち着いた茶色を用いた基調に変えられていた。

 

 

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2024/11/27

俳句を詠んでみる_0285【 着ぶくれて 六人座りの 長座席 】

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電車通勤していた頃を思い出し、冬の着ぶくれ時の座席について詠みました。

【 着ぶくれて 六人座りの 長座席 】

《背景》季語:着ぶくれ[冬]
通勤に電車を利用していた頃。
いよいよ寒くなり、皆、ダウンや厚めのセーターなどを身に着けるようになると、電車の7人掛けの座席が6人座りになっていることがあった。
着ぶくれで一人分あぶれていた様子を詠みました。

 

2024/11/26

俳句を詠んでみる_0284【 黄落(こうらく)の銀座通りに フリマ立つ 】

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銀杏色づく銀座通りに出掛けて一句詠みました。

【 黄落(こうらく)の銀座通りに フリマ立つ 】

《背景》季語:黄落[秋]
映画を見に行く途中、千葉の銀座通りを抜けようとしたら銀杏並木が色づく中、フリーマーケットが開かれていた。
思わぬにぎやかさに映画を見る前の心がわくわくした。

 

 

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2024/11/25

俳句を詠んでみる_0283【 春待月 鳥居に 来年の干支 】

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神社の入口に、もう来年の干支の飾りを準備しているのを見つけ、一句詠みました。

【 春待月 鳥居に 来年の干支 】

《背景》季語:春待月[冬]
妻と外に出た機会に大きな神社に寄ってみた。
鳥居には、来年の干支を象った大きな飾りの準備がもう始まっていた。
新春を待つ“春待月”だなと感じた。

 

 

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2024/11/24

俳句を詠んでみる_0282【 北風(きた) 吹く街を 映画館へと急ぐ 】

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寒くなってきた街を足早に急ぐ様子、詠んでみました。

【 北風(きた) 吹く街を 映画館へと急ぐ 】

《背景》季語:北風(きた)[冬]
前日からテレビなどで「明日は寒くなりますよ」と報じられ、予報どおり寒く風も吹いていた。
その中を街に出掛け、予定していた映画を見に行った。
街を歩きながら今年の冬を初めて感じた。

 

2024/11/07

俳句を詠んでみる_0272【 行く秋や ホテルの階下 稲荷在り 】

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銀座のホテルに入って行く階段の踊り場あたりの下に「熊谷稲荷神社」を見つけた。
その様子を見て詠みました。

【 行く秋や ホテルの階下 稲荷在り 】

《背景》季語:行く秋[秋]
銀座八丁神社めぐりで出会った都会ならではの神社「熊谷稲荷神社」。
ホテルミュッセ名鉄脇・・というか、ホテルの階段の下に八百年の歴史ある鎮守が存在していた。
街の人からもたいせつにされているのが、お参りした時に声を掛けてもらい、よくわかった。

 

 

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2024/07/21

俳句を詠んでみる_0168【 眼鏡変え 夏のコンビニ 極彩色 】

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眼鏡を変えて世の中の色にあらためて驚いた句です。

【 眼鏡変え 夏のコンビニ 極彩色 】

《背景》季語:夏[夏]
眼鏡も長年使っていると、視力の衰えから「度」が合わなくなってきて、「世の中、なんだか暗くなったな」などと思っていたが、現在の視力に合わせて新調してみた。
あらら世の中こんなに明るかったのかと思いつつ眼鏡屋さんからの帰り道、コンビニに寄ると、店内のあまりにカラフルな様子に驚いた。まさに極彩色の世界。
こんなに派手な色に囲まれて皆んな生活していたのね!というのが率直な感想でした。

 

2021/11/07

最近、散歩中によく見かける光景

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私、今年始めに入院し、そして退院後は自宅療養につとめ、体力はほとんど回復いたしました。
もう何ヶ月も前から夕方近くに3~4キロほど散歩というか、ウォーキングというか、その程度の速度で自宅から周辺を歩き、また日中に公園などに出かけて5~6キロ歩いております。

特に自宅周辺を歩いていると、犬の散歩をしている人によく出会います。

それは別にいいんだけど・・。

散歩させている人の多くがリードを持ちながら景色も見ていないし、犬も見ていない。
見ているのはスマホだけです。

いったい何をスマホで見ているのかわかりませんが、これじゃ愛犬とのコミュニケーションもとれていないし、犬との散歩という空気感の記憶なんてまったく残らないでしょうね。
せっかく木々の間を歩いたりもしているのに、そんな清々しい光景なんてまったく目に入っていないようです。

“つわもの”としては、4匹の犬のリードを両手に持ち、それでも片方の手にスマホを握ってグイグイ引っ張られつつも、なんとかして画面を見ようとしている若い男の人がいました。

・・何のために犬を飼っているのでしょうか・・。

犬が危険な目に遭ってしまうかもしれないし、自分が誰かとぶつかるかもしれない。
そして、引いている犬が通行中の人に何かしてしまうかもしれない。

横断歩道を渡るときも、信号が青になったらスマホに目を戻し、渡っている最中もスマホだけに集中し、何の注意もなく歩いていますが、右折車などが突っ込んできたら気づかずに死んでしまいますよ、ワンちゃんもろとも。

なんかこんな人が多すぎる。

せまい歩道をスマホを見ながら自転車で爆走してくる人もしょっちゅうです。

私はとにかく、そんな人が近づいてきたら歩道の端に寄り、立ち止まってやり過ごしています。それしかないです。

スマホだけが人生の中心にある皆さん、命を大事に、犬を大事にしてください。

本日は以上です。

 

2021/04/17

安西水丸さんの「東京美女散歩」を読みました。

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『東京美女散歩/安西水丸著・絵(講談社文庫)』を読みました。
そして、水丸さんの東京の風景と美女の絵も見させてもらいました。

著者の安西さんは、1942年生まれ。2014年に亡くなっていますが、この本は、2007年~2014年に小説現代に隔月掲載されたものの文庫化です。

東京のあちこち・・上野・浅草、大塚・池袋、佃・月島、お茶の水・神田神保町、自由が丘、麻布十番、銀座、渋谷、神楽坂などなど・・を安西さんが気の向くまま、けっこう精力的に巡ります。
そしてタイトルどおり、美女を探し、安西さんの「絵」で、その地の風景と共に見せてくれます。
それに赴いた先の歴史的なことについてもかなり深く掘り下げていて、私の知らない過去の東京が見えてきました。
安西さんは東京で育っているので、単に調べたことが書かれているのではなく、安西さんの瞼に焼き付いている実際の光景や人々の姿なども、読んでいるこちらは楽しめました。

安西さんには、例えば銀座を歩いている女性というのは、“こんな美人”でなきゃいけない、という確固たるものがあり、そういう見方で、東京各所の美人を探します(^_^;)
当時流行っていたのか、“レギンス”をはいた女性を見ると、ほんとうに嫌そうな様子・・。

そして、訪ねる各所に、安西さんの歴史の中にいる女性の想い出としての影が現われる。
もうねぇ、驚きました。
こんなに年齢層もタイプも異なる女性と“関係”していて、ちょっと調べ出すと誰だかわかるようなくらいギリギリで書いていて、大丈夫なんかい?と思いましたが、安西さんはすでに亡くなっているからそれでいいのか・・。
でも、その女性ごとのエピソードもなんだか面白いのですd(^_^o)

また、あちこち探索しているうちに、美女と出会ったりすると、即座に声をかけることも多く、かなり“立ち入った”ことまで聞いてしまいます。でも、それが安西さん流の女性との接し方なのでしょう、あっという間に関係性を築いてしまいます。
・・この年代の人の、このやり方は、過去私の先輩でもいましたが、もうこういうことが出来るような男はほとんどいないです。絶滅危惧種・・。

400頁以上にわたるボリュームでしたが、とても“濃い”、“男の本”でした。

安西水丸さんの、男のダイナミズムと、東京の歴史的風景が楽しめる長編本でした。
ガッツがあり、エネルギッシュな男向けの本なのかもしれない。

 

2019/09/19

みうらじゅんさんの「ムカエマの世界」を読んだ。

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『ムカエマの世界/みうらじゅん著(角川文庫)』を読みました。
これはねぇ、あのみうらじゅんさんが、“ムカムカするほどムシが良すぎる”願い事をあちこちの神社を訪ねて『絵馬』の中から見つけ、一刀両断にする・・という本であります。

たとえばね、

「かわいい彼女が欲しいです。 別にどんな女でもいいっス」
・・・“いいっす”はないだろう、神様にその“タメ口”は何だっ!
と怒るみうらさん(^^;)

「武道館でライブがやりたい! 今年こそバンドが組めますよーに!!」
・・・まずバンド組んでから考えろっ!
ってな具合d(^_^o)

「イエーッ!神様よろしく頼んだぜっ!!」
・・・何をよろしく頼むのか忘れてしまっている。
(*^_^*)

「福山雅治さんと結婚できますように! それがダメなら平井堅さんでいいです。」
・・・いったいこの女はどんな面して書いてんだ?!
(^_^;)

いやはや、可笑しい本でした。

実は私も神社にいくと、絵馬を見るのがたのしみなのです。

この人は何でそんなに“高望み”ができるのか。
なぜ神様に命令しているのか。
自分の幸せだけ願って、少しは謙虚になれないのか。
なぜ学問の神様のところに来て“夫婦和合”の願いをするのか。
どうして自分勝手なのか!
・・などなど(*^^*)きょうはどんなヤツがどんなこと書いてんのか、とずうっと見ているのでありました。家族はそんな私を不審な目で見ている…σ(^_^;)

みうらじゅんさん、“マイブーム”といい、“ゆるキャラ”といい、ディランブームといい、仏像鑑賞といい、おもしろいものを見つける天才だと思います。
今回の本もたいへんおもしろかった(゚ー゚*)。oO

いつもみうらさんの動きは見逃せないです!

 

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