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2016/10/30

【妄想対談第7弾】ジョージがディランに会いに来た

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かつて何度か書いてみた「妄想対談」。
今回はあっちの世界からジョージ・ハリスンがやって来て、ノーベル賞受諾の意向を示したディランと対談したということで・・妄想してみます(^_^;)

[ジョージ]超ひさしぶりだね、来ちゃったよ。

[ディラン]どうだいあっちは、ジョンやジョージ・マーチンとはうまくやってるかい?

[ジョージ]そんなこと言ってる場合じゃないっつうの、何?!今回の顛末は(´・_・`)

[ディラン]えぇ~っとね(^^;)最初は、どうしたもんかと思ってて、それで面倒くさくなってそのままにしてコンサートに回ったりしてたわけ。
そしたら、どんどん話はデカくなってくるわ、あっちのスウェーデン・アカデミーっていうの?そこから「無礼で傲慢だ」なんて言われるは、「ディランが取って当然だ」っていう、うかれた人と、「あれが文学なのか」なんていう賞が欲しくてたまらない人たちの意見がどんどん溢れるように出て来てさぁ、それで・・ま、はっきり言ってどうしたらいいかわかんなくなったわけ。

[ジョージ]…(^_^;)そうだと思った。ま、俺も生前からあんたのお世話を相当してきたけど、やっぱり気になって来てみたのね。思ったとおりだった(*^^*)

[ディラン]俺だってあんたのビートルズ時代はずいぶんお世話したんだけど・・ちょっと薬関係ではやり過ぎたかもしれないけど・・。ま、お互い様だな'(*゚▽゚*)'

[ジョージ](-_-)お互い様ってことはないと思うけど、で今回の「ノーベル賞受賞に言葉を失った。この栄誉に感謝する。」までは、まあそんなもんかと思ったよ、だけど「素晴らしいことだ。こんなことを夢みる人がいるか?」は、ちょっとねぇ・・とっちらかった発言に思えるよ。

[ディラン]・・(^^;)ま、いいじゃないの!なんとかなったんだから。それより音楽の話、しようや。

[ジョージ]じゃ、もう言わないけど、授賞式に出るんだったら突然の思いつきで変なことしないようにd(^_^o)
これ以上世間もファンも取り巻きも面倒見きれないよっ!わかった?!!

[ディラン]わかりました(*゚▽゚)ノもう言わんといて!
ところで俺のコンサートには浮遊して見に来てくれるの?

[ジョージ]いや、あんたの心配は終わったので、これから日本に行ってコンサート・ツアー中のリンゴのところに行ってみる。
日本は俺にとってもとても友好的で温かいファンが多いんだ。リンゴがそこでどうしてるか見てみたくなったのさ。

[ディラン]そうか、わかった。あっちに帰ったらジョンにもよろしく言っておいてくれ。
ビートルズ時代も解散後もヤツの詩、曲にはいつも注目していたんだ。会って話したいよ。

[ジョージ]わかったよ(#^.^#)よく言っておく。ジョンはけっこう寂しそうなんだ。ヨーコと離れてから長くなったからね。なぐさめつつ、言っておく。
それじゃ、また来る。言動には十分注意してね、じゃあね(^_-)

2013/05/20

【妄想対談第6弾】ジョンと私の超妄想対談その4

妄想も続けば続くもので、ジョンと私の妄想対談も4回目、ここいらへんでそろそろ終わりにしたいと思います。
では、“妄想力”を発揮してまいります!


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【はっP】ジョン、前回にお話したように、まずは1969年の「ライブ・ピース・イン・トロント」のアルバムについてですが、私はこのアルバムのドキドキするような臨場感が好きなのです。

【ジョン】そうか、そうだろう。何といってもカナダに向かう飛行機の中で曲目を決め、飛行機の中でギターを弾いて合わせたのみで、一発で本番に望んでいるのだから。
曲が始まる前にステージ裏で恥ずかしい話だが、吐いてしまったのだ。
それほど緊張した。

【はっP】レコードの中でも「うまくいくかどうかわからないけど」と、あなたが言っているのが聞こえます。曲が始まると聞いているこちらもふるえが止まらない感じです。

【ジョン】「ブルー・スウェード・シューズ」「ディジー・ミス・リジー」が終わった頃にやっと高まりすぎた緊張もほぐれ、「ヤー・ブルース」に突入したんだ。

【はっP】この「ヤー・ブルース」は凄いですね。ど迫力です。クラプトンのソロとあなたの“破れかぶれ”というか、悲鳴のようなギターソロは凄まじかった。

【ジョン】B面に入ってから、ヨーコの叫びに色々とブーイングもあったようだけどな。気にするな。そういうことだ。あれがオレ達だったんだ。


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【はっP】了解です(^^;)
では、次にまいりまして、ヨーコさんの話が出ましたので、あなたたちのファーストアルバムと呼んでよろしいのかと思いますが、「トゥー・バージンズ」なんですけど。

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本日は発表されたジャケット(「自粛[NG]目隠し入り」と、「袋にくるまれた」状態の写真を用意・・私、所有しております)を掲載しております。

【ジョン】いろいろな本でも書かれているけど、当時の妻、シンシアの留守にヨーコを呼び込んで二人で一晩かけて録音した前衛的な作品だ。
賛否両論あるのはわかっているが、レコーディングが終わったあと、私たちは初めて結ばれた・・感慨深い作品だ。

【はっP】“賛否”ですか?!、「賛」があると・・。

【ジョン】文句あるのかっ!!

【はっP】いえ、いえ、いえ、いえ・・ありませんとも(;゜0゜)
ミュージック・コンクレートっていうんですか、畏れ入りました。

【ジョン】お前、バカにしてんだろ!

【はっP】めっそうもございません。・・次、行こう・・、では、ヨーコさんのソロ・アルバムについてお話したいと思います。

【ジョン】とっととやれっ!


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【はっP】(なんか、怒り出したよ・・でも、ヨーコのアルバムはけっこう好きなんだよね、私)・・ヨーコさんのアルバムのうち、特に私が好きなのは「無限の大宇宙」と「空間の感触」なんです。
ミュージシャンは、ジョン、あなたのアルバムと同じ顔ぶれだし、演奏はもちろんバッチリなんですけど、アルバムの存在感をとても感じるのです。

【ジョン】(゚▽゚*)そうか、ふざけたヤツだと思ったが少しいいところはあるようだな、お前。
たしかに、ヨーコの音楽性が前面に出ていて、他のロック・アーティストのアルバムと比べても存在感は確かにあるだろう。

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【はっP】曲も、曲順もいいんです。
自然に聞いていられて、しかもメロディも良い曲がたくさんあります。
タイトなリズムと、余裕を感じさせるプレイ、そしてヨーコさんのやや力を抜いた感じのボーカルが絶妙です、両作品とも。
実は「女性上位万歳」と「ラン・ラン・ラン」のシングル盤も当時、私、購入しているのです。迫力あるいい演奏と曲でした。

【ジョン】現在、一般の人が手に入れられるのかどうかわからんが、オレもいいアルバムだと思うよ。ヨーコのことをとやかく言う人は多いが、このアルバムを聞いてくれれば、ヨーコの音楽性の高さがわかると思うんだ。

【はっP】同感です。
ヨーコさんは、まだまだ息子のショーンさんと音楽活動でも活躍されることと思います。
長くなりましたが、この辺であなたと私の“妄想対談”お開きとさせていただきます。ありがとうございました。

【ジョン】こちらこそ、ありがとう。けっこう言いたいことが言えたと思うよ。ファンは大事だと思った。また会えたらうれしいよ。

【はっP】ありがとうございますっ!'(*゚▽゚*)'
また企画しちゃうかも(#^.^#)
お読みいただいた皆さんにも、ありがとうございました。これにて終了ですm(_ _)m


【NowPlaying】 Dig A Pony / The Beatles ( Rock )

2013/05/18

【妄想対談第5弾】ジョンと私の超妄想対談その3

ちょっと間が空きましたが、ジョン・レノンと私の妄想対談、さらに続けて見ようと思います。
ジョンと言えば元ビートルズ、今回はビートルズ時代のお話からヨーコの音楽まで話題を拡げてみましょう。ヨーコのお話は次回になってしまうかな?話題が尽きないので。

【はっP】ジョン、きょうはあなたのビートルズ時代の音楽についてお聞きしたいのですが・・。

【ジョン】今となっては、ポールとオレの家で膝つき合わせて作っていた曲が妙に新鮮に感じる。
フロム・ミー・トゥー・ユーやサンキュー・ガールなんか、あの頃曲作りに夢中になっていたワクワクするような気持ちを思い出す・・・。

【はっP】それは映画レット・イット・ビーの屋上での「I've Got A Feeling」「One Atter 909」などでのお二人のコンビネーションに再現されていましたよ。あの“あうん”の呼吸を感じさせる演奏と歌唱は素晴らしかった。

【ジョン】もう一度二人で何かやりたかったな。

【はっP】それはファンも一緒です。お二人がステージに一緒にいる姿を見たかった。

【ジョン】しみじみしているばかりでなく、話題を他にふってくれないかな。

【はっP】失礼しました。私は「ハードデイズ・ナイト」のサウンド・トラックアルバムがあなたのひとつの完成したものだと思っていました。
曲も演奏も歌も何もかも素晴らしく、まるであなたの若さゆえの抑えきれない気持ちがこぼれだすように感じました。
「テル・ミー・ホワイ」の終盤なんかあまりの良さにふるえてしまいました。

【ジョン】あの一瞬止まったようにブレイクしてリンゴのドラムから一気になだれ込むようにラストに向かうところだろう?
あの頃はああいうアイデアに満ちあふれていたし、ジョージもリンゴも“みずみずしい”演奏をしていたんだ。


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【はっP】それと対比して、あなたの根源的な側面が如実に現れたのが「ホワイト・アルバム」ではないでしょうか。
「グラス・オニオン」や「ディア・プルーデンス」などの深く思索的な曲も新たな側面でしたし、「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」のような変拍子とワイルドな録音、それに組曲になっているという複雑なのにそれを感じさせない曲、ジュリアもギター・プレイを含めて新しいものだったし、身内のことを曲中の詞に入れるという感覚も珍しかったのでは。

【ジョン】あの頃は特にインドで曲を“作りだめ”してきたので、いろいろな曲調やプレイが混在しているな。
「・・・バンガロービル」の最初のギターはメロトロンに最初からセットされていたものだったって知ってたかい?(b^ー°)
「アイム・ソー・タイアード」など、ホワイト・アルバムのオレの曲は非常に自分に正直に作ったものだ。
書きたい曲を書き、演奏したい方法で演奏し、レコーディングも我々の好みを重要視してもらった。
おかげで、エンジニアのジェフ・エメリックなどはかなり迷惑だったと思うが。仕方ない。あれがあの頃のビートルズメンバーが個々にやりたかったことなんだ。

【はっP】アナログC面に入ってのハード・ロックとブルージーな曲と演奏の数々は私の最も好きなジョン、あなたなんです。

【ジョン】ソロになってからは、ああいう演奏がなくなってしまったかもしれない。曲も歌も力が入っていたが、演奏もギターの音色含めオレの生涯でも出色の出来だと思う。

【はっP】特に「ヤー・ブルース」は、あなたのやるせないというか、どうしたらいいんだ・・みたいな、そして退廃した雰囲気が少年の私の心を捉えました。オトナの世界にふれたような気がしたのです。

【ジョン】「エブリバディ・ガット・サムシング・・・」も、狂気の演奏だが、あの“ハチャメチャ”さがいいんだよ。

【はっP】そのとおり!d(^_^o)
そして、最後D面での「クライ・ベイビー・クライ」での苦く皮肉な感じもあなたらしいし、「レボリューション1」の“ゆるい”感じ、「レボリューション9」の怖ろしい感じ、さらにラストの「グッド・ナイト」のゴージャスで静かな感じ、バラエティに富んでましたね。

【ジョン】やれることはみなやった、そんな気がする。
それが出来たのがあの時代なんだと思うよ。

【はっP】このアルバムでヨーコが登場したわけですが、次回は、トロントでのソロ・コンサート・アルバムについて、そしてヨーコさんについてお伺いしようと思います。

【ジョン】わかった。次がラストかな。あっちの世界でジョージから食事の誘いをもらってるんだ、それが終わったらそっちに行くからさ。


【NowPlaying】 永六輔その新世界 / いなかっぺい ( TBSラジオ )

2013/05/13

【妄想対談第4弾】ジョンと私の超妄想対談その2

【はっP】私の妄想、まだ尽きておりません(゚▽゚*)
ジョン、引き続き妄想対談よろしくお願いいたします。

【ジョン】前回で気分が良くなったので何でも答えるよ。よろしくな。


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【はっP】では、前回申し上げた私の好きなアルバムに突入する前に・・。
あなたの代表作というか、世界中でこのアルバムのテーマタイトルになっている「イマジン」という曲を知らない人はたぶんいないでしょうが、イマジンという楽曲そのものについて、そしてアルバムについてもお伺いします。
私には前回、「ジョンの魂」というアルバムは「書」のようだと申し上げましたが、この「イマジン」については、「宗教画」のような印象を受けました。

【ジョン】宗教画?

【はっP】イマジンの楽曲の中では「宗教のない世界を想像してみて」と歌われていますが、それこそが宗教的というか、日本人にとっては、宗教というものは世界的な視点でみると「無宗教」と映るかもしれませんが、実は宗教を意識しなくとも、“そこここ”に神が存在しているという考え方もできます。
それはヨーコさんの宗教観、世界観があなたに影響しているのではないかと私は想像したわけです。

【ジョン】・・そうかもしれないな。

【はっP】もっと言えば、イマジンの歌詞そのものが“ヨーコさん的”です。それにメロディも明らかにヨーコさんの持つメロディや雰囲気を湛えていると直感したのですが、違いますか?!

【ジョン】まさにそのとおりだ。楽曲「イマジン」はヨーコなくしては出来なかったと思うよ。お前は軽薄そうで、意外と核心を突いてくるな。

【はっP】だてにあなたを数十年追いかけているわけではないのですよ(゚▽゚*)大好きなんですよ、ジョン・レノンが・・・。

【ジョン】そうか、アルバム全体でも「宗教的」だと感じるのかな?

【はっP】ポールへの怨念のようなものも、あからさまに曲にしたり、ジェラス・ガイなどの名曲も非常に人間的な情緒を感じるのですが、それらが「ジョンの魂」とは異なってメロディアスに、謂わば人にわかりやすく訴えかけてくるのです。教会で宗教画を見るときのような静かな興奮が体を駆け巡るのです。


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【ジョン】なるほど。おもしろいな、お前の好きな「マインド・ゲームス」は、どんな印象だったんだ?

【はっP】ソロ活動をあなたが開始されてから、初めてバンド・サウンドを感じました。しかも、楽曲そのものも楽しめるし、楽器の演奏そのものもロック・ファンとして楽しめます。
これはソロ活動開始後初めての感覚でした。
それに、私が初めてリアルタイムであなたの新譜に接したのがこのアルバムなのです。
日本での発売は当時クリスマスの時期だったような記憶があります。
まさに、ロックに目覚めた少年が初めてあなたの新作を手にして「自分へのジョンからのクリスマス・プレゼントだ」と感じたわけです。
思い入れも人一倍ですd(^_^o)

【ジョン】そうか、そうか。
あの頃は、ニューヨークで3千マイル、太平洋の彼方を思って「You Are Here」などを書いたものだ。ヨーコの生まれた日本との距離を思い入れたっぷりに曲にした。
スタジオで寿司を取ったり、ヨーコの影響でオニオン・スライスに鰹節をかけ、インタビューに来た人たちにも食べさせたものだ。
皆、あのお金持ちのジョンが玉ねぎを生でシャクシャクと食べていたと、美味しいものを奢ってもらえると思っていたらがっかりだった、なんて書いてたんじゃないかな(*^。^*)

【はっP】当時は、あなたの精力的なアルバム制作過程が日本に伝わっていました。
そして、タイトル曲もヒットしたし、どの曲もサウンドもさることながら、演奏が良かった。
「I Know」のような、アコースティックな曲も良かったし、「Bring On The Lucie」みたいにノリの良い曲、「One Day」のようなメロディアスな曲も傑作だったし、「Meat City」は強烈なロックンロール・ナンバーでした。
「あいすいません」は日本人が一番驚きました。
ヨーコさんにあなたが、曲の中で「あいすいません」と謝っているのですから(^-^;

【ジョン】割と素直だろ、オレって(*´`*)
お前が言うように楽曲的にもなかなかイイ線いってたと思うよ、マインド・ゲームスは。

【はっP】興味深いご発言の数々、今回もありがとうございました。
そろそろ長くなってまいりましたので、続きは次回に譲りたいと思います。
次回は、ヨーコさんのアルバムやあなたのロックでブルースな一面にもふれたいと考えています。
どうか、あと1~2回はお付き合いただきたいです。

【ジョン】わかった。まかせておけ。
できるだけ、お前が喜ぶようなコメントをしてやろう。
じゃな!(b^ー°)


【NowPlaying】 “I Learned To Stutter”/Coffin Car / Yoko Ono ( Rock )

2013/05/11

【妄想対談第3弾】1980年から会っていないジョンと私の対談という超妄想企画、数回に分けて妄想実施!!きっと二回や三回ではでは終わらない・・(*^。^*)

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実は私、最近ジョン・レノンの曲が聞こえてくると(ラジオや街で、そしてCMなどでも)、とても胸を打たれるのです。
ああ、ジョンのいい曲だ・・と。
そしてあの頃のジョンは、どんな気持ちでこの曲を書き、歌っていたのかと思うと胸が苦しくなるくらいです。

そこで遂に妄想も極限を超え、天国のジョンに対談を申し入れ・・た、という設定でお話を始めたいと思います(゚ー゚*)。oO

【はっP】ジョン、本日はどうもありがとうございます。
遂に私の妄想の中においでいただき、私との対談ということになりまして・・・。

【ジョン】ファンの妄想とはおそろしいものだ。見ず知らずのオレと対談しようってんだから・・しかもオレは死んでいる・・。

【はっP】すいません、細かいことには一切ふれずに本日はお願いいたします。
では、早速ですが、私にとっても世界中のビートルズ・ファン、ジョン・レノン・ファンにとっても、ロック好きにとっても、ポピュラー・ミュージック好きにとっても、あなたの音楽は今も生き生きと耳に飛び込んできます。
つい昨日も「恋する二人(I Should Have Known Better)」をクルマの中で聞いていて、胸一杯に幸せを感じていました。

【ジョン】えっ!あ、そう( ゚Д゚)、あれも最初の映画のために作った曲だけど、今聞いてみればけっこういいかもな。
オレ達ビートルズのメンバーは知らなかったけど、ステレオ盤の方は、最初のイントロのハモニカがいったん止まるんだよな、でも聞いてみるとステレオはキラキラしてダブルトラックのボーカルが素晴らしいんだ。

【はっP】ははぁ~m(_ _)m、まさにそのとおりです。大好きなんです。

【ジョン】そうか、そうか、お前はけっこうイイヤツじゃないか(*^。^*)
なんでも聞いてみてくれ。


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【はっP】では、遠慮無くd(^_^o)
私、最近あなたのソロになってからのアルバムの中で一般的に評判がイマイチな・・ごめんなさい・・「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」が自分のロックな感性にしっくりきているところなんです。
飾らないサウンドと、シンプルな楽器構成、基本的にがっしりとしたリズム、さらにあなたが歌いたいことをストレートに歌いきっているのが魂に訴えかけてくるんです。

【ジョン】お前、けっこういいこというじゃないか。あの頃のオレはこわいもの知らずだったし、ヨーコのバックアップもあって、自分の主張したいことに気づき始めて、ちょっと性急だったかもしれないが、やるだけのことはやったと思ってる。

【はっP】なるほど。「ちょっと政治的過ぎる」ということを言う人もあるかと思うのですが、あれがあなたの持ち味だと今さらながら思っています。もう一度皆に聞き直してほしいですね。
重いが、速いパンチが繰り出されるボクサー、そんな感じです。今も。

【ジョン】ありがとう。なんだかうれしいな。


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【はっP】ソロのお話になりましたので、ソロ活動の中で一般的には、ソロ・デビューアルバム的な認識の強い「ジョンの魂(John Lennon)」についてふれてみたいと思います。
当時のヨーコのアルバムと“おそろい”のアルバム・ジャケットで、非常にシンプルで骨太な演奏が心に残る作品だと思うのですが・・・。

【ジョン】そうだな、「アイソレーション」「アイ・ファウンド・アウト」「ゴッド」などは気に入っている曲だし、「マザー」はオレ自身の“シャウト”というよりも“スクリーム”を前面に出した曲で、当時は世間的にもセンセーショナルな曲だったかもしれないが、オレ自身にとっても画期的な曲だった。しかもリンゴの究極のシンプルドラムが一番の特徴かもしれない。

【はっP】音楽というよりも、一幅の「書」のような印象を受けました。それに俳句のような、少ない言葉で心象を表す、そんなある意味芸術作品的な部分も感じたのです。

【ジョン】そうか、・・ヨーコからの影響もかなり大きかったかもしれないし、そんな印象を持つのも当然かもしれない。
あのアルバムでビートルズのしがらみから抜け出ようとしていたんだろうな、今にして思えば。

【はっP】今でも「名アルバム」ですからね(*^-^)

【ジョン】ありがとう、だいぶいい感じで進行しているから、これからも対談を続けられそうだ。第二回目もOKだぞ!(b^ー°)

【はっP】ありがたきしあわせm(_ _)m
次回は私のフェイバリット・アルバム「マインド・ゲームス」についてもお聞きしたいと思います。
よろしくお願いいたします。


【NowPlaying】 What A Bastard The World Is / Rock ( Yoko Ono )

2012/09/25

【妄想対談第2弾】世界一有名な人達が世界一有名な横断歩道で信号待ちをしながらの会話

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ジョン:そろそろ渡っていいのか?
ポール:いや、カメラのセッティングがまだみたいだ。
ジョン:オレは忙しいんだ。
ジョージ:あんた、忙しいったって、どうせヨーコとなんかわけわからん曲を録音でもするんじゃないの??

・・・沈黙・・・

ジョン:今回のアルバムは「エベレスト」ってタイトルだったっけ?意外と俺達が頑張ればいいアルバム作れるんだなって思ったよ。
リンゴ:ジョン、あんた達が交通事故起こさなければもうちょっと早くいい感じに仕上がったんだけど。

ポール:あのね、アルバムのタイトルはこの通りに因んで「アビーロード」にすることにしたんだ。

ジョン:えっ!?あ、そう。けっこうシンプルでいいタイトルに落ち着いたな。ポールにしてはアイデアが良すぎる・・・誰かの入れ知恵だろう・・・。

ジョージ:A面トップはジョンの「カム・トゥゲザー」に譲ったんだ。B面トップの曲は「ヒア・カムズ・ザ・サン」で絶対に決まりだぞっ!!

ポール:わかった、わかった。・・・たしかに、「ヒア・カムズ・ザ・サン」も「サムシング」もジョンや僕には書けないいい曲だったぞ。油断ならんな。
もうビートルズもたぶん最後だろうし、ここは譲っておいてもいいかもな。

リンゴ:「キャリー・ザット・ウエイト」は、最高のコーラスをオレが提供したんだ。ミキシングでは必ずオレのボーカルをフィーチャリングしてくれ。一世一代の渾身の歌だったんだ!

ジョン:リンゴも主張するなぁ。でも、たしかにあのコーラスのリンゴは素晴らしかった。それにアルバム全体のドラムもビートルズ史上最高の出来だった。
みんな成長しちまって、これ以上俺達が一緒に仕事する理由はないな・・・。

ポール:さあ、準備ができたようだ。みんな渡るぞ。

ジョージ:相変わらす仕切る男だな。レットイットビーの撮影中に「アイ・ミー・マイン」で自分のことばっか考えている“自己中男”を皮肉ったんだが、それが自分のことを歌われているとは気付いてないらしい・・・。
こりゃ、この男、一生性格は変わらんな・・・。

ジョン:こんな横断歩道を渡るだけの写真でアルバムジャケットになるのかね?!ま、いいけど。

ポール:なる!!僕の予感は当たるんだ。ジョージ・マーチンも確信してた。どの曲もいいし、きっと素晴らしいアルバムになる、すべてがうまくいくって。
だからこのジャケット写真は未来永劫、人々の記憶に残るに違いないよ。予言しておく・・・。


著者:今回も妄想対談企画、私の頭の中でどんどんと妄想が拡がりました。いかがだったでしょうか?(*^_^*)
あの撮影の日、1969年8月8日実際の四人はどんな会話をしていたのでしょうか。

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そして、現在のアビーロード・・・。


【NowPlaying】 Blackbird / Salvatore Bonafede Trio ( Jazz/BeatlesCoverVersion )

2011/10/02

新たにカテゴリー『妄想対談』を設けました。第一弾はジョンとポール

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ジョン・レノン、ポール・マッカートニー妄想対談

あらたにこのブログに『妄想対談』というカテゴリーを設定いたしました。
要するに私が勝手に頭の中で熱望している“対談させたい二人”を妄想上で対談させようという企画です。

第一回目は、ビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーの二人です。
言わずと知れた二人はビートルズの作詞・作曲の名コンビ。
そして、ジョンは1980年に亡くなっていますので、あの世とこの世の間の対談でもあります。

それでは妄想対談第一弾、お楽しみください。


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ジョン:ポール、久しぶり。元気だったかと聞きたいが、なんだって?!また再婚するそうじゃないの。

ポール:いきなりその話から入るの?いいじゃん、生きている限り人は恋するってことだよ。

ジョン:まあ、せいぜい今回はこの前よりは長続きするよう祈っているよ。ところで、ヨーコとはうまくやってくれているかな。

ポール:まあまあだね。彼女は元気だし、ビートルズ関係の企画にも提案してくれるし、けっこういろいろ張り切っているみたいだよ。ショーンとも組んでアルバム作ったりしてたみたいだし。

ジョン:そうか、オレのアルバムもリマスター盤が出たようだが、聞いてくれたかい。どう?!

ポール:こっちもビートルズ解散後のアルバムについて3枚もリマスターを出したので、自分のことで手一杯。
そのリマスターにバンド・オン・ザ・ランがあるんだけど、あの中にまるで僕にジョンが“乗り移った”ような曲、「Let Me Roll It」があるんだけど、知ってた??

ジョン:もちろん知っていたが、癪に障ったので当時は黙ってた・・・。
いい曲だし、オレが歌うのにもってこいだ!
しかも、ギターのリフなどはオレそのものだ。「やってくれるな」と、当時は思ったものだ。
一度は一緒にやりたかったな。

ポール:僕も逆にジョンのアルバム「マインド・ゲームス」に入っていた「One Day(At a Time)」は、僕が作ったかのような曲だと思った。
僕が歌ったらもっとましだったかもよ(゚ー゚*)

ジョン:言うねえ。で、オレはお前の曲でもっと気に入っていた曲があった。「Coming Up」だ。あれは良かった。

ポール:へえ・・ちょっと意外だけど、たしかにジョンが歌ったらカッコイイかもね。

ジョン:そうだろう、そうだろう。あんな曲をもっとステージでやりたかった。それに、死ぬ前にポール、お前ともステージに立ちたかった・・・。

ポール:ステージでは無理だったけど、「Free As A Bird」と「Real Love」で新曲として共演できたよ。

ジョン:そうだな、ジョージもリンゴも一緒だった。
あいつらのプレイもかなり良かった。ジョージのスライドギターもリンゴのビートルズっぽいプレイも最高だと思ったよ。

ポール:よかった・・・・・・心配してたんだ・・・・・。

ジョン:もうちょっと現役で頑張ってくれよ。最近のお前のプレイはかなりいい。アップルの屋上の時くらい若々しいぞ。オレも「Don't Let Me Down」歌いたくなったし、「Get Back」のギタープレイを思い出してきた。

ポール:頑張るよ。それとイヤな思い出かもしれないけど、映画「Let It Be」がDVDも出ず、入っている音源についてもリマスターされていないんだ。それも何とかしなくては。
ハリウッドボウルのライブについても、レコードで出したっきりだ。
何とかしたいと思っている。
まだまだそっちに行けないよ。

ジョン:わかった。ジョージも来てるし、ビリー・プレストンもこちらにいる。しばらくはこの懐かしいメンバーでなんとか楽しくやっているよ。
こっちに来たらアルバムを作ろう。昔みたいに膝つき合わせて二人で作ろう。俺たちが本気を出したらどんな素晴らしいものが作れるか、世の人たちに聞かせたいな。

ポール:OKだ。ジョンとでなければ作れない曲はたくさんある。
死ぬのも楽しみになってきたよ。

ジョン:ありがとう。最近オレは素直なんだ。

以上で「妄想対談」第一弾の終了です。
次は誰にしようかな・・・。


【NowPlaying】 Help ! / The Beatles ( Rock )

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