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2023/05/24

【はっPのアナログ探訪_0173: VENUS AND MARS / Wings ( LP )】

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ポール・マッカートニーがビートルズ解散後にソロとなり、やがてバンドを組み、それがウイングスでした。

当初は“荒削り”な印象の演奏でしたが、アルバム「レッド・ローズ・スピードウェィ」あたりから洗練されてきて、「バンド・オン・ザ・ラン」ではメンバー激減となりつつも、アルバムとしては成功し、そしてこの「VENUS AND MARS」です。

 

 

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新たにメンバーも加わり、ポールの音楽的な“閃き”が開花しているように感じたものでした。
様々な曲調のものがラインナップされ、ポールの“ポップ”ないいところも随所に出ていて、いいアルバムだと思いました。
アルバムジャケット内に、付録のようにシールや、ポスター大の写真が二つも入っていたりの大サービスです。
ジャケット自体も二つ折りで、内側にはカラーでメンバーの写真が・・。
「バンド・オン・ザ・ラン」が大ヒットしたので、このくらいの“わがまま”は軽く通ってしまったのでしょう。

久しぶりにアナログ・レコード盤で聞いてみます。

 

 

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最近は、いつもCD音源で聞くことが多いのですが、やはりレコード盤時代の作品なので全体的に各楽器の音が滑らかにつながっているような印象です。
それとポールのベースの音がとても良く聞こえます。
リッケンバッカーを使っている頃だと思うのですが、この楽器の音質の特徴もよく出ています。

コンサートを観に来ているような設定のアルバムの設えもポールらしく、懐かしい気分でいっぱいになりました。

 

 

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ポールのアルバム全体に言えることですが、意外とアナログ・レコードにも、デジタルの音源にもどちらにもマッチするような音作りがなされていると思います。
当時、特にデジタルをまだ意識していたわけではないと思いますが、きっとポールの好きなサウンドがどちらにも合うものだったのだと思います。

「バンド・オン・ザ・ラン」のアルバムについても、デジタル化した音源はとてもいいのです。

 

 

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今この「VENUS AND MARS」を聞いていると、当時は“キンキン”しているように感じた音が実にまろやかというか、角が取れた音に聞こえます。
キーボード(オルガンか)の音も、とても自然で丸みのある音です。
さらにウイングス特有のコーラスも流れるように、包み込むように、やさしく聞こえてきます。
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「ロック・ショー」「幸せのアンサー」「レッティング・ゴー」「あの娘におせっかい」(※あえて邦題のついているものは当時を思い起こして邦題で書きました。しかし、このアルバムのライナーには「レッティング・ゴー」は「ワインカラーの少女」とは書かれていません。シングル化されたときにこの曲については邦題が付けられたのかもしれません)などの曲が流れてくると、学生時代の自分に戻ってしまいます。
あの頃は、こういう曲が普通にラジオのスイッチを入れると聞こえてきました。
今考えると、とても贅沢な時代だなと思います。
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久しぶりにウイングスを結成したポールの絶頂期のアルバムを聞いて、ウキウキしてしまいました。

2023/04/10

【はっPのアナログ探訪_0172: STEPPIN' INTO ASIA / RYUICHI SAKAMOTO ( Single )】

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坂本龍一さんが亡くなられて、音楽の世界でも大きな損失でしたが、その他坂本さんは歯に衣着せぬ形で様々な発言もされていました。
日本は自由な国であるはずなのに、放送や新聞などのメディアも統制下にあるような“及び腰”な態度が昨今、目につきます。
そんな中、坂本さんは勇気のある方だと思っていました。
私のような、なんの権力も身分もない一市民の発言でもTwitterなどではちょっと国の施策にこれはどうかと思うと書いただけで表示が控えられるようなことが何度もありました。
なので、Twitterにはそのような発言は流れないようにして別のメディアで発言するようにしています。

話を元に戻して、このピクチャーレコードです。
どのような経緯で、どこで買ったのかも記憶にないのですが、たぶん、ふつうのレコード屋さんで買ったと思います。
盤面には1985年の表示があります。

 

 

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「ステッピン・イントゥ・エイジア」というタイトルのこのシングル盤、掛けてみるとまさに“坂本龍一ワールド”な音楽とサウンドです。
テイストは“アジアン”な感じ。メイン・ボーカルは若い女性の声で、ラップ風に歌われていて、トモコ・アサノと表示されていて、英詩は矢野顕子さんと盤面に印字されています。

途中、コーラスで矢野顕子さんの声も聞けます。

 

 

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製造上の理由で音質についてはご容赦を、というような注意書きが同封されていました。
でも、逆にこういう音楽にはあえてこんな、ややロー・ファイな音が似合うのではないかと思いました。

B面も続編が入っていて、よりその“ワールド”の深みに入っていく感じです。
サウンドも演奏もより“実験的”な雰囲気が漂います。
それに矢野顕子さんのボーカルもさらにフィーチャリングされています。

とても面白いレコードでした。
久しぶりに聞いて思い出しました。

坂本さんのご冥福をお祈りいたします。
私の学生時代に様々な音楽で台頭していた方が次々と亡くなり、寂しいかぎりです。

 

2023/03/04

【はっPのアナログ探訪_0171: TBS系テレビ放映 ガッツ・ジュン主題歌 / ティー・カップス ( Single )】

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今回は1971年にTBS系列でテレビ放映された野球もののテレビドラマ「ガッツ・ジュン」の主題歌レコードです。

記憶に定かではありませんが、どうやらヒット作「柔道一直線」のあとをうけ、“スポ根”ドラマとして制作されたもののようです。

 

 

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主演は藤間文彦、父は日本舞踊藤間流の藤間勘十郎、母はやはり日本舞踊家で女優の藤間紫です。一時期はNHK銀河テレビ小説などにも主演されたりしていたようですが、今は後に母の夫となった三代市川猿之助の事務所「おもだか」の社長をされている方とのこと。

私の記憶の彼方にあるこのテレビドラマですが、前半は前作の柔道一直線にもあった特撮を生かして魔球が出てきたりしていて、野球を知っている人、野球好きな人には「なんだかなぁ」という番組だったと思います。
後半は方針を変えてチームワークなどを主にした野球ドラマに変わっていったようですが、その頃にはもう見なくなっていたかもしれません。

 

 

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この主題歌はとてもいい曲で、爽やかでメロディーも良く、思わず歌ってしまうようなものでした。
レコードを聞いてみると、うしろの演奏はテレビ放映時のものと同じだと思いますが、ティー・カップスというコーラスグループの歌声は明らかに異なるものでした。
「ビュン・ビュン・ビュン」という輪唱的に歌うところがちょっとコメディチックになってしまい、ややがっかり・・。
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わざわざこのドラマに出てくる架空の高校「名雄高校」の“校歌”まで入っていて、念がいってるなと思いました。この校歌もいい曲でした。
ほんとうにどこかの高校の応援歌にしてもかなりいい線いっていると思うような曲です。

かすかな記憶の中にあるこの曲とドラマですが、聞いたらけっこうよみがえってきました(#^.^#)
昔のテレビドラマの雰囲気を思い出しました。

 

2023/02/01

【はっPのアナログ探訪_0170: ミセス・ブラウンのお嬢さん / ハーマンズ・ハーミッツ ( Single )】

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このレコードは十数年前に職場の先輩から「もうレコード・プレイヤーも無いし、持っていてもしょうがないからあげるよ」ということで頂いたものです。

「ハーマンズ・ハーミッツ」というバンド名も、「ミセス・ブラウンのお嬢さん」という曲名も聞いたことはあったのですが、どんなバンドなのかも、どんな曲なのかも知りませんでした。

針を落として聞いてみると、なんかずいぶんと古い感じだし、サウンドも申し訳ないけど“さびしい”ものでした。
英国のバンドで、この曲は1965年に全米1位を獲得しているにもかかわらず英国ではリリースされていないようです。
このレコードをくださった先輩の年代でないと、この曲が売れていた頃の状況がわからないと思いますが、私の聞いた感じだと、こういうシンプルで歌詞などもはっきりと発音され、わかりやすい感じの曲が当時“ウケていた”のだな、と思いました。

 

 

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歌詞カードに書かれていた紹介文を見ると、英国ではマンチェスター発のこのバンドと、リヴァプール発のビートルズが人気を分けていた・・というような書きぶりなので、かなりの人気グループだったのでしょうね。

曲の解説文は、「DJ高崎一郎」さんとなっています。古いレコードを手に入れると高崎さんのお名前での解説文をよく見ます。

何度か聞いてみると、だんだん曲の良さがわかってきましたよ(*^^*)
“しょぼい”と思ったギターの音も、「なんだかこの曲調に合っているよな」と思い直しました。
不思議なもので、ヒットしたのも頷けるような気になってきました。

 

 

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余談ですが、歌詞カードの裏側に「ビートルズに続くリヴァプールのエースは誰か?」などという「人気投票」応募券が付いていました(#^.^#)
これはひょっとして当時東芝でビートルズを担当していた高嶋弘之さんあたりの“仕掛け”かもしれないですね(^_^;)
リヴァプール出身のグループを盛り上げようとしていたのでしょう。

まだ数枚、先輩から頂いたレコードがあるので、今後少しずつ紹介していきたいと思っています。

 

2023/01/07

【はっPのアナログ探訪_0169: 街の灯り / 堺 正章 ( Single )】

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現在も所有しているアナログ・レコード盤を聞いていく「アナログ探訪」、こちらも新年第一回目、再開いたします。

今回は堺正章さんの「街の灯り」のシングル盤です。
『TBS系テレビ水曜劇場「時間ですよ」主題歌』とタイトルの脇に記されていました。
そうか、「時間ですよ」の主題歌だったんですね。

 

 

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このレコードは近年中古レコード屋さんで手にいれました。
作詞:阿久悠、作曲:浜圭介です。
歌詞カードには、歌詞の他に譜面までついています。今、こういうのは無いでしょうね。
当時の人はこれを見て、ギターを弾いたり、ピアノなどでちょっと奏でてみたのかもしれません。
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さっそく久しぶりに聞いてみました。
堺さんの声は若いっ!
そしてあの時代までよみがえってくるような気がします。
「息でくもる窓に書いた・・」というサビに入ると昔の曲らしく“わっ”と盛り上がります。今時の曲の盛り上がりっ放しみたいなところはまったく無い。

そして、最初のコーラスに戻るとまた静かになる。・・こういう展開の曲はたぶんもう死に絶えてしまって、今後聞くことはないでしょう(T_T)

ついでにB面の「地下鉄の駅で」も聞いてみました。
好きになった人を地下鉄の駅で待つ、というような歌詞ですが、もうこういう光景も見ることはないでしょうね。
遠くから見ていて、憧れる人が通り過ぎるのを見ている・・今現在だと“ストーカー”だなんて言われて取り押さえられるかもしれません(^^;)

A面もB面も、街で暮らす若者のちょっと寂しいような、でも毎日少しだけ“よろこび”がある、そんなふつうの生活が描かれていて、しんみりとしてしまいました。

こういう世界が閉じ込められているので、レコード盤を手放すことができないのです。

 

2022/11/21

【はっPのアナログ探訪_0168: 怪物くん / 白石冬美 ( フォノシート )】

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アナログ探訪、今回は珍しく“フォノシート(※この盤のハードジャケットの表面にはそう書いてある。ソノシートなんて呼び方もあったような気がする。)”、アニメ「怪物くん」の歌とドラマ入りです。
ジャケットをめくれば漫画まで入っていました。
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「TBSテレビほか全国テレビ放映中!」と書かれていて、藤子不二雄先生のまたひとつ名作が華々しくテレビに登場したことがわかります。
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A面は「おれは怪物くんだ」というタイトルの主題歌です。
白石冬美さんが歌うと、ドラキュラやオオカミ男、フランケンが「オォ~ッ」って合いの手を入れています。すっかり忘れていました。
さらにもう一曲、「そろた怪物三人組」という曲が入っていて、副主題歌です。
怪物くんのお供の三人の歌が入っていました。
伴奏はクラリネット中心の演奏で、なんだかペーソスのある曲です。
内容は怪物三人が自己紹介するものとなっておりました。
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B面はテレビで放映されていたと思われるドラマのダイジェストが入っていました。
どろぼうが怪物くんの家に入ってしまって、怖ろしい目に遭うというストーリーでした。
無事どろぼうを撃退する話ですが、怪物くんの親友ヒロシくんも騒動に巻き込まれるというもので、短くまとめられておりました。
まるで子供時代に戻ったような気分で聞くことができました。
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このようなフォノシートを、まだ数枚保有していますので、後日またこのアナログ探訪でご紹介したいと思います。

2022/11/12

【はっPのアナログ探訪_0167: 南国土佐を後にして / ペギー葉山 ( SP )】

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このアナログ探訪始まって以来の『SP盤』です。
このあいだこのブログでリサイクルショップにてレコード・プレイヤーを購入したことを書きましたが、そのプレイヤーには78回転のセレクトが付いていました。
なので、この所有していたSP盤を初めて聞くことになりました(*^-^*)
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SP盤とは、蓄音機で聴くアナログ盤です。
この「南国土佐を後にして」は、ペギー葉山さんのヒット作ですが、SP盤で出ていたのですね。
「78回転盤と45回転盤と両方で発売しています」と書かれているので、ちょうど「蓄音機」から「電蓄」への移行期だったようです。
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これは、16年前の職場の同僚が中古家具屋に行って、ラック類を探していたときにラックの中に入っていたこのSP盤を見つけ、お店の人もそれを知らなかったが、このレコード盤を売ってくれと言うと200円で売ってくれたのだそうです。

それを聞いた私が“交渉”の末(^_^;)50円で譲り受けたものです。
それ以来SP盤を掛けることのできるプレイヤーがなく、今に至るのでした・・。

 

 

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早速先週購入したプレイヤーを78回転に合わせ、聞いてみました。
な、なんといい音じゃありませんか!SP盤独特のスクラッチ・ノイズなんて聞こえやしません。ラッキー(^^♪
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それでもって、写真のように、藤間若葉さんという方の「踊りの振付」まで入っていて、あなた・・踊ることも出来ますよヽ(^o^)丿
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そしてB面には、「ドクトル・ジバンヌ」というペギーさんが日土文化友好協会の招きで当時トルコに行き、主要都市を巡演したらしいのですが、向こうで流行っているヒット曲を日本流にアレンジして歌ったものが入っていました。
これがまた“異国情緒”横溢の良い曲でした。
昔はこんな感じの曲が他の歌手でもあったような気がします。とてもいい。

というわけで、16年越しに所有していたSP盤を聞くことが出来たのでした。
このレコード盤は数々の偶然により私が聞くことの出来た不思議な因縁の音盤となりました。

 

2022/11/03

【はっPのアナログ探訪_0166: DRESS YOU UP(ドレス・ユー・アップ) / MADONNA(マドンナ) ( Single )】

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今回のアナログ探訪は、マドンナを取り上げました。
“乗りに乗って”いた頃のシングルです。今聞いても勢いがあります。

歌詞カードにある文を見ても、アルバムが既に700万枚を売り上げ、間もなく全世界で1000万枚に達するであろうと書かれています。1985年のことです。

 

 

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サウンドもいかにも80年代なもので、懐かしいというよりも“キレ”の良さや、残響音の独特さがむしろ心地良く感じます。

マドンナ自身の声もなんだか“可愛い”(*^-^*)

当時の“飛ぶ鳥を落とす勢い”だったマドンナを感じながら聞きました。

 

 

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掲載しているモノクロ写真は、レコードに同梱されていたアンケート用紙の表紙です。
よく聞くラジオ局や、購読している音楽雑誌などを聞いています。当時はラジオや雑誌などで海外の音楽情報を仕入れたものでした。私もそのひとり(^-^;

そんな当時の雰囲気を思い起こしつつ、私も“ノリ”ながら聞きましたよ(*^^*)

 

2022/10/13

【はっPのアナログ探訪_0165: 黒ネコのタンゴ・ / 皆川おさむ ( Single )】

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現在このブログでは「ビートルズ研究室」と「Modern Jazz喫茶・頑 固 堂」というかつて作っていたホームページのブログ版復刻作業をしていますが、ほかにも「名盤・珍盤レコード研究」というホームページも作っておりました。

この“名盤・珍盤”については新たに「アナログ探訪」としてやり直していて、かつての文を複刻することはしておりませんでした。

今回、「黒ネコのタンゴ」のシングル盤を取り上げようと思い、以前のホームページの文も複刻してみようと思いました。

なぜこのレコード盤だけホームページの文を複刻しようと考えたかというと、その時ホームページを読んでいただいたB面「ニッキ・ニャッキ」を歌っていた置鮎礼子さんの妹さんが連絡をしてくださったことがあったからです。
連絡いただいた“元”のホームページ上の文章が無くなってしまったのが“心残り”でしたので、今回そのまんまホームページの文を掲載したいと思います。


以下がかつてホームページに書いた内容です。

【ホームページ「名盤・珍盤レコード研究」複刻文】

これは、私が小学生のときに実際に買ってもらったレコードです。とにかく大ヒットした曲です。
これを聞かない日はないというような爆発的なヒットだったように記憶しています。
NHKが紅白にも出場させようとしたのですが、たしか児童福祉法に違反するとかで出なかったこともあったように聞きました。

日本の曲かと思ったら、イタリアで毎年開かれる「ゼッキーノ・ドロ」という子供のための音楽コンテスト入賞曲で過去特に人気のあった曲なのだそうです。今、歌詞カードを見たらそう書いてありました。

当時、おさむ君は区立原町小学校一年と書かれています。

大人にも子供にも、とても楽しい曲でした。
ジャケットにも写っている置鮎礼子さんもよくいっしょにテレビに出ていましたっけ。ニッキ・ニャッキ」という“嫌いな食べ物”が消えてしまう呪文の歌を歌っていました。

おさむ君、昭和38年生まれ、礼子ちゃん、昭和39年生まれと書かれています。
今、二人は何をしているのでしょうか?

・・以上が複刻文章です。

 

 

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で、置鮎礼子さんの妹さんから連絡をいただいた後に私がそのことをブログに書いたのですが、それについても一部抜粋して掲載いたします。
以下が、2009年8月11日の、このブログに書いた文章です。

 

10日のブログに、「おきあい」さんという方からのコメントがありました。

あっ!と気付いたのは「置鮎礼子」さん(ちゃん?)のこと。
私のホームページ「オトナの研究室/名盤・珍盤 中古レコード研究室」に懐かしい『黒ネコのタンゴ/ニッキ・ニャッキ』のシングルレコードについての記述があります。

それをご覧になった、置鮎礼子さんの妹さんがコメントをくださったのです。
いやもう、びっくりです(^o^)

あの可愛い女の子、置鮎礼子ちゃんは、結婚、出産を経て、海外在住中とのこと。
歌っていた頃の思い出話もされるとのことで、忙しかった当時のことを懐かしく思い出されるのでしょう。
元気にされているということで、とてもうれしく思いました。
“おきあい・れいこの妹”さん、ありがとうございました。

ちなみに、レコードジャケットの記載を見てみると、当時、田園調布小さき花の幼稚園へかよっていて、“オシャマ”さん、写真を撮る時には、すぐに“おすまし”をするので、笑顔の写真を撮るのに苦労した・・と書かれていました(^^)

以上です'(*゚▽゚*)'

今回は、複刻オンパレードでしたが、いい思い出です。
私のような単なる歌謡曲の一ファンが書いたものから発生した出来事でしたが、とてもうれしい出来事でした。

 

2022/09/29

【はっPのアナログ探訪_0164: JUMP(ジャンプ) / VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン) ( Single )】

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この曲はヒットしました。
ミュージック・ビデオもカッコよかった。
印象的なシンセサイザー(ギターのエドワード(※エディ)・ヴァン・ヘイレンが弾いていたのか)のイントロがとても印象的で、間奏でのシンセも素晴らしかった'(*゚▽゚*)'

そして、もちろんエディのライトハンド奏法(日本以外では“タッピング”と呼ばれる右手の指でのハンマリングやプリングにより音を出す奏法)がビジュアルでもサウンドでも“呼び物”でした。
ギタープレイ自体も、そのプレイする姿も、ロックミュージシャンらしい本格派のギタリストでした。
エディは、2020年に闘病の末65歳の若さで亡くなっています。

ボーカルのデイヴィッド・リー・ロスの派手なパフォーマンス付きの歌声もこのバンドには欠かせないものでした。

 

 

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私はドラムを叩くので、当時注目したのは、ドラムのアレックス・ヴァン・ヘイレン(エディの兄)のプレイとドラムセットでした。

パワフルなうえに、この曲での間奏部分の変則的なリズムが真似しようとしてもうまく出来なかった…σ(^_^;)

さらにツーバスのセット(バス・ドラムが二つあるセットは当時まだ珍しかった)を見て、足はどうなってるんだろう?ハイハットの分が足らなくなる・・(^^;)などと余計な心配などもしておりました。

そして、なぜかドラムには[消化器]がセットされていて、特に意味は無いんでしょうけど、「ヘヴィーなシステムなんだぜ」みたいに見えて(^_^;)、「このドラムの人、めっちゃカッコいいっ~!」って思ったのでした。

曲は、ヴァン・ヘイレンのヘヴィーでハードなロックに、さらにポップさが加わり、無敵のシングルとなっておりました。今聞いても胸のすくような気持ちのいいロックです。

たぶんデジタルで聞いてもすごくいいんじゃないでしょうか。
今回も気分よくアナログ探訪を終わります(*゚▽゚)ノ

 

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