【はっPのアナログ探訪_0157: 白い色は恋人の色 / ベッツィ&クリス ( Single )】
ものすごく久しぶりにこの「アナログ探訪」のコーナーを更新します。
懐かしい昭和のヒット曲を取り上げてみました。
近年になって恥ずかしながら知ったのですが、この曲の作詞・作曲は、北山修さんと加藤和彦さんなんですね。
どうりでいい曲です。いい曲というよりも素晴らしい曲だと、最初に聞いたときから思っていました。
ものすごく久しぶりにこの「アナログ探訪」のコーナーを更新します。
懐かしい昭和のヒット曲を取り上げてみました。
近年になって恥ずかしながら知ったのですが、この曲の作詞・作曲は、北山修さんと加藤和彦さんなんですね。
どうりでいい曲です。いい曲というよりも素晴らしい曲だと、最初に聞いたときから思っていました。
久しぶりにこの「アナログ探訪」をいたしました。
今回は、リンジー・バッキンガムの「ロー・アンド・オーダー」です。
リンジーといえば、フリートウッド・マックがアルバム「ファンタスティック・マック」、「噂」で大ヒットを飛ばし、その後もツアー、ライブ盤発売、などを経て不動の地位を占めた立役者です。
それまでの、地味なブルース・バンドのイメージをボーカルのスティーヴィー・ニックスと共に吹き飛ばし、一気にメジャーなバンドになった感があります。
このアルバムはリンジー初のソロ・アルバムとなっていますが、フリートウッド・マックでお馴染みのリンジーの雰囲気、曲調、演奏がより色濃く反映されているように感じました。
今聞いても彼のギター含めサウンド全体が非常にクリアーで明るく、ポップでもあり、ロックな“ノリ”も充分あって、とても聞き易いアルバムになっていました。
私も何十年ぶりかで針を落としたのですが、そのフレッシュさは変わらないと思いました。
バンドがいったん大成功した後に、スティーヴィー・ニックスやミック・フリートウッドもソロ・アルバムを出しましたが、どれもそれぞれのアーティストの持ち味が存分に発揮された良いアルバムでした。
そして、このリンジーのアルバムも。
フリートウッド・マック大成功の前にバンドから離脱したボブ・ウェルチもこの頃、ソロ・アルバムを出していましたがそれも成功し(日本でもロッキン・オン読者の特に女子にウケていた)、フリートウッド・マック・ファミリーが我が世の春を謳歌していたような気がします。
“にごり”の無い、美しいボーカルとギター、テンポの良いリズムが素晴らしい好アルバムでした。
久しぶりにアナログ盤を聞いてみました。
今回はレゲエ。
映画「ハーダー・ゼイ・カム」のサウンドトラック盤、ジミー・クリフです。
1970年代半ばの映画で、私は見たことはないのですが、当時レゲエ自体がまだ耳慣れないような日本でこの映画を見ることは可能だったのでしょうか。
私はとにかく、話題のレゲエの一端にでもふれてみようと買ったわけですが、このアルバムを聞いてすぐに気づくのはベースの独特なフレーズが印象に残ります。それにベースの音自体も大きく録られています。
リムショット多用のドラムも、とても乾いた音で真夏のこの時期に聞くと、なんだか木陰で聞いているような爽やかさとのどかさを感じます。
名曲「Many Rivers To Cross」は、映画を見た人には涙なくしては聞けないものだと思います。今のこの時点で聞いてもやはりいい曲です。
メイタルズの「SWEET AND DANDY」も素晴らしい曲です。
単純だけど、それでもメロディーが良くて体全体が反応してしまいます。
間奏無しで、どんどん歌い進むこのこの曲、当時も今も私の心を捉えて離しません。
映画と同名のタイトル曲もよくラジオで流れているのを聞いたことを覚えています。
ポンポンいってるオルガンの伴奏もいいです。
B面に入ってスリッカーズの「JOHNY TOO BAD」も、とてもいい曲です。
素朴で素直な歌声のボーカルもいいし、エレキ・ギターのリズムカッティングも“ならでは”なレゲエらしさが出ています。
「SHANTY TOWN」は、盗みや撃ち合い、悲痛な嘆きが日常のシャンティ・タウンを歌ったものですが、ちょっと“スカして”歌うこの雰囲気が当時は聞いたことの無いものでした。
B面にきてもメイタルズは冴え渡り、「PRESSURE DROP」は「次はあんただ、あんたの番だ」「無力なあんたに重いものがのしかかる」と歌詞は強烈で重いが、演奏は軽快に進行。
このレゲエの不思議な感覚はまだあの頃から変わらなく私に伝わってきます。
ジミー・クリフの「SITTING IN LIMBO」は、造りが他の曲よりも繊細で、演奏も垢抜けているのですが、それがまた今までのちょっと荒っぽい曲のあとでちょっとした驚きを感じさせてくれます。
久しぶりに聞いたレゲエのアナログ盤、いろいろ思い出してしまいました。
当時は珍しかったジョン・レノンのベスト盤で、ビートルズ末期から解散後に発表した1969年~1974年までのソロ・シングルA面の曲を集めたものでした。
タイトルは「シェイブド・フィッシュ」で、ジャケットのイラストを見ればわかるとおり、鰹節(削り節)の意ですが、日本を意識してのものであったのか、それとも削り節が単に珍しかったのか、ちょっと不思議なタイトルです。
アルバムA面を聞いていると、その頃のジョンの音楽は基本的にシンプルでパワフルですね。
もともとジョンが求めていたロックはこういう骨太で、リズムが“がっしり”したものだったのだと、あらためて感じました。
5曲目の「マザー」は、まさにシンプルの極致。
ドラムとベースが演奏のほとんどを占め、バーンと弾かれるピアノが唯一この楽曲の装飾的な音だったりします。
初めてこの曲を聞いたときの感覚を思い出しました。
知り合いで、ビートルズ好きな人がふともらした言葉を思い出します。
「ジョンの曲、好きなんだけど、日常に流しているのはちょっとつらいんだよね」という、私も思わず「それは言える」と返したことがありました。
BGM的にジョンの曲を流すって、ファンとしては難しいんですよね。
他のビートル三人の曲なら大丈夫そうなんだけど・・(^^;)
なんてことを思い出していたら、「女は世界の奴隷か」が始まりました( ̄O ̄;)
これをBGMにして流しておくってのはやはり無理だ…σ(^_^;)
B面に入ると、「イマジン」から始まり、ちょっとやわらかい気分にもなりますが、やはり演奏はシンプルで、詩の内容は、強いメッセージ性があり、“聞き流す”ような曲では、やはりないです。
でも、いつ聞いても“どこにもない”いい曲です。
アルバム「心の壁、愛の橋」からの曲については、ちょっと“ハイ”になっているようなジョンがいて、正直言うとこのアルバムのファンはとても多いと思うけど、私にはその“ハイ”の裏側にあるジョンの心って、どんなものだったんだろうと考えてしまい、あまり楽しめないんです。
これは、あの頃から今に至るまでそんな気持ちになってしまいます。当時、このアルバムでジョンから離れていってしまったのでした。
その5年後にあの悲劇・・。またジョンのもとに戻ってくるときはつらかった・・。
アルバムをとおしてジョン・レノンを聞いていると、楽曲に没入するというよりも、ジョンという個人、人に惹かれて行く自分を感じました。
ジョンの強烈な個性、人格、音楽に対峙する姿勢などが思い返されて、最終的には“ジョンという人に酔う”ような感覚になりました。
最近 iPhone に入れてクルマで聞く曲にジョンのアルバムを何枚も追加したのですが、他のビートル三人とシャッフルして聞いてみて、とてもいい感じになっています。
ジョンもいいっ!ポールもいいっ!ジョージもいいっ!リンゴも最高っ!って結論です。
Lois Prima と KEELY SMITH の1956年のモノラル録音のジャズ・ボーカル・アルバムです。
一曲目の Just a Gigolo から軽快に飛ばしまくります。
“崩して”歌っているかのようですが、強力なボーカルの実力に裏付けされた愉快な“崩し”に初っ端から脱帽状態になります。
まったく非の打ち所がなく、隙がない。
しかも、この英国盤のレコード、めっちゃ音がいいっ!古いものなのに雑音ひとつなく、中音域が厚く、ボーカルの音はとても豊かで、余裕たっぷりに鳴りまくります。すごいっ!これ以上望めないくらいの素敵な音が入っています。
二曲目は KEELY SMITH がスルっと入って来て、それに Lois Prima がクルクルと絡んでいく絶妙さがたまらない!
トロンボーンが前面にフィーチャリングされた曲でも、朗々と鳴る楽器の音が見事に表現されています。これはデジタルな録音盤では望むべくもない。もちろんサックスについても楽器がボーカルのように、踊るように聞こえてくるこの感じ、さすがなレコーディング技術です。
B面に入ってもボーカルの妙味と管楽器の様々な奏法、そしてスネアの“スタンッ”という音が弾むようなリズム、どれもが躍動感あふれて聞こえてきます。何よりも演奏自体がいいし、ボーカルもそれに乗ってゆらゆらとダンスをするように唄っています。
早口でまくしたてる部分があり、それに呼応して演奏陣がグルーブしていく様子もこたえられん!ヽ(=´▽`=)ノ
B面に入ってさらに飛ばしまくるボーカルの二人と演奏陣には舌を巻くばかり。
Buona Sera では、メロディアスでムーディーなボーカルを聞かせてくれ、しかも途中からはスキップしているかのような身軽な感じも表現していく。やはりこのアルバムは私の昔からのお気に入りです。
これを聞いて文句のあるジャズ・ボーカル・ファンはいないだろうな。
最初から最後までつまらない曲はひとつもない!
ベリー・グッドなジャズ・ボーカル・アルバムでした。
やはりアナログで聞くのが最高っ!!
久しぶりのアナログ探訪、ポール・マッカートニーの「アナザー・デイ」を聞いてみました。
ベースの音がとても豊かに聞こえてきます。
いつもCDで聞いているのとは異なる、まろやかだが芯のある、そしてポールのつま弾きを強く感じます。
曲は言わずと知れたポールのビートルズ解散後の名曲シングル。
ポールの甘い声でのボーカル、さらに甘~いバックコーラス。
やさしいアコースティック・ギター。
何よりもメロディーがいいっ!!
そして曲の展開も素晴らしい。
ソー・サッド・・・からのやや哀感をおびたところから一気にサビに持って行くところは、もう心憎い、聞いている者をくすぐってくすぐって、たまらん感じ(*^_^*)です。
当時は、ビートルズの曲についてもまだ十数曲しか知らない状態で、この解散後のポールのシングルを聞いたわけですが、溢れる才能にただ驚いたことを覚えています。
ビートルズが数々の名曲を世に生み出して解散したという事実は知っていたのですが、まったく枯渇しないその才能に、当時中学生の私はただ感動しました。
曲の世界観も当時の歌謡曲には無いものでした。
この曲や、「メアリーの子羊」、ジョンについては「イマジン」「ラブ」、ジョージは、「マイ・スウィート・ロード」「ホワット・イズ・ライフ」、リンゴについては、「バック・オフ・ブーガルー」「イット・ドント・カム・イージー」などがビートルズを聞き始めた私の耳に解散後の四人の曲として入ってきたわけですが、どれもこれも聞き始めたビートルズとは異なるサウンドを感じ、またメロディなどもひと味ちがったものを感じ、この先ビートルズと同時進行的に四人の曲を聞いていくことができるのだと、わくわくしたものでした。
今、B面の「オウ・ウーマン・オウ・ホワイ」も聞いてみたのですが、当時はよくわからなかったこの曲も、今聞くと、ポールらしい物語性もある、しかもサウンド的にも工夫を凝らした感じがして、このあいだの「エジプト・ステーション」のアルバムにも通じるようなところがありました。
あらためてポール、いいねぇ・・(゚ー゚*)。oO
今回のアナログ探訪は Paul McCartney & Wings の「JET」。
これも久しぶりにレコード盤で聞きました。
CDよりも圧倒的に軽快な音です。意外!
ポールの素晴らしいドラムの迫力は十分に表現されているし、コーラスの爽やかさもみずみずしい。
この曲の根幹を成すとも言える“ブラス”の音は非常に軽々と鳴っていて、CDとは明からに異なる印象を持ちました。
無理な音圧レベルのアップが無い感じ、とても素直な音です。
このブログのシングル盤「BAND ON THE RUN」のアナログ探訪時にも書いたかもしれませんが、「バンド・オン・ザ・ラン」のアルバム自体がCD化された当時、「もともとデジタル向けの金属的な音質のアルバム」なんて言われていた記憶がありますが、いや実はそうでもないと思いましたよ。
ひと言でいうと「とても“あたり”がよい」です。アタック音の部分も“滑らか”にさえ感じます。
聞いてみないとわからないもんだねぇ。
ついでにB面の隠れた名曲「Let Me Roll It」にも針を落としてみました。
ポールのベースの音がとてもいいよ(*^_^*)
固すぎず、やわらか過ぎず、ほどよいアタック音を残しつつ、この曲を引っ張っていきます。
ベースアンプのそばで演奏を聞いているみたい。
独特のリフを持つこの曲のギターも、CDよりアンプから出るナチュラルさを保ったまま録音された感じです。明らかにCDの音とは異なります。耳に心地良いd(^_^o)
ポールのボーカルも伸びやかに、朗々と、自在な感じでこれまたいいヽ(=´▽`=)ノ
ちょっとオールディーズっぽいオルガンも泣かせます。いい曲だなぁ(#^.^#)
というわけで発見の多かったポールのシングル盤「ジェット」でした。
今回のアナログ探訪は、ジャズ・ギタリスト、スタンリー・ジョーダンのアルバムです。
ブルー・ノート・レーベルから出されたこのアルバム、当時はギタリストの間では騒然と話題になった作品ではなかったかと思います。
一曲目はビートルズの「エリナー・リグビー」をジャズにして弾いているのですが、アルバムジャケットの裏面にも書かれているように、「驚くな、このギターはたった一人で、しかも同時に弾いているのだ」みたいなことが書かれていました。
今でこそ、日本には、告井延隆さんという“超絶ギター・ひとり全パート演奏”の達人がいらっしゃいますが、たぶんこのアルバムが出たときには、まったく信じられないプレイだったと思います。
プロモビデオで見たときにも、その映像だけではどう弾いているのかもわかりませんでした。
オリンピックの体操競技が時代を経るにつれ、過去の超絶技術が“普通”の難度になっているような感覚にも似たものを、今聞いていて感じました。
あの頃は、あまりに“テクニック誇示”的に聞こえてしまい、鼻白むような思いもしましたが、でも、今のこの時代に聞いてみると、なかなかソフトでふんわりと優しい感覚のギターに感じます。
かなり意外な感覚でした。
ようするに「音楽」として純粋に楽しめるものになっていました。
結局、そういうことなんだなぁと思いましたよd(^_^o)本人は、ただいい音楽を演奏していただけなんですね、やや偏見をもって聞いていたあの頃の自分に気づき、ちょっと恥ずかしくなりました。
ギターの音色は、リバーブ的な残響音のエフェクトはかかっているものの、あくまでナチュラルなもので、静かに部屋でフレーズごとの余韻を感じながら聞いていくことができました。
クールなプレイの中にも、ほのかな温かみを感じるいい演奏でした。
今回のアナログ探訪は、ジャズのアルバムです。スタン・ゲッツのレコードなのですが、ゲッツのテナーはもちろん、メンバーも錚錚たる顔ぶれで、ライオネル・ハンプトンのバイブラホン、シェリー・マンのドラム、ハーブ・エリスのギター、レイ・ブラウンのベース、オスカー・ピーターソンのピアノの他、同じ楽器でもいろいろな人がクレジットされています。
ようするにいくつかの時期の録音を集めて、当時においてリマスターしているもののようです。そのようなことがジャケット裏面に書かれています。英語なので、よくわかりませんが…σ(^_^;)
1954年~1958年にかけての録音と書かれていて、1954年録音の「I Hadn't Anyone 'Til You」については、オリジナル録音はSP盤で78回転だったのだ、なんて書いてあります。
ここで驚くのは、その1954年のSP盤の録音だったものについても、その他の曲についても、非常に録音が良いのです。
ギター、ベースの音、管楽器の音、楽器それぞれの音が実に生き生きと録音されています。
なんていうんだろう、当時はたぶん各楽器に“オンマイク”で録るようなことはしていないと思います。マイクの本数も限られ、だからマイクの配置はきっと絶妙なところに見事にセッティングされていたに違いありません。
ハートに直に感じる音楽的なものについては、現在の録音など足もとにも及ばないんじゃないかと感じました。
チェロキーなどの名曲を、スタン・ゲッツを中心に名だたるミュージシャンが自信たっぷりに演奏する、いいレコードです。
これを買ったときには、まだジャズの聞き始めで、スタン・ゲッツについても、ジャズ関連の雑誌などで名前だけ見たことがある、だから買っちゃった!みたいな状態でしたが、その後ジャズのレコード、CDをたくさん聞くようになった今になって聞いてみると、いいアルバムです。
ものすごく古いものを中古で買ったのですが、いい買物だったんだな(#^.^#)って、うれしくなっちゃいます。
Facebook でこのアルバムが話題になったので、ラックから取り出してアナログで聞き直してみました。ふだんはCDで聞いているので、このレコード盤の音は新鮮!
やはりアナログの方が格段に良いd(^_^o)
一曲目の「ハンギング・オン・ザ・テレフォン」からぶっ飛ばします(*^_^*)
電話の呼び出し音から一気にカッコいいロックに突入、最高でございます。
「ワン・ウェイ・オア・アナザー」はボーカルのデボラ・ハリーの“ヤクザ”な感じが横溢、演奏もひとつ前のアルバムからはかなり洗練された印象です。
このアルバムからプロデューサーが敏腕“マイク・チャップマン”が担当していて、さすがコアなファンだけでなく、多くのファンを惹きつけるような心憎さがあります。
三曲目の「ピクチャー・ディス」もいい曲(゚ー゚*)。oO
軽い感じで歌い出し、サビではデボラのシャウトに近いものも聞けます。
ドラムの生音に近い感じのフィル・インもカッコいいったらありゃしない。
「フェイド・アウェイ(アンド・レイディエイト)」は、スローな曲でのデボラの歌唱力のたしかさを感じます。
これまでの二枚のアルバムとは異なり、割と当時のアメリカ受けするようにシンセサイザーの“ピコピコ音”的なものも入っているこのアルバムですが、今、アナログで聞くと非常に耳に馴染みます。不思議なものです。
「プリティ・ベイビー」は軽快で、ドラムのスネアとタムの音も最高っ!!(^-^)/☆
ふわふわと風のようにデボラが歌います。
「アイ・ノウ・バット・アイ・ドント・ノウ」は、リズムがやや変則的に感じ、ドラムの腕の見せどころ、そしてバンドとしてのグルーヴ感もよく出ています。
歪んだギターのリフも超カッコイイです(^_^)
B面に入って「11:59」は、アップテンポなイントロからまたまたふわふわとしたブロンディの歌唱が登場。ギターのアコースティックっぽいジャラ~ンという弾き方も心地良い、素敵な曲です。オルガンの間奏も古くて新しい感じがとても良い!
「ウィル・エニシング・ハップン」ドタバタした感じのリフと、歌い込んでいくデボラのボーカル、こいつもメッチャカッコいいナンバーです。
ここまで、どの曲もシングル・カットできそうなものばかり。
で、まだまだいい曲が続くんだよね。
「サンデー・ガール」この曲はシングル・カットされたと思いますが、超ポップな“ヒット間違いなし”な(^^;)文句なしの曲です。狙って打ったヒットみたい(#^.^#)
「ハート・オブ・グラス」は誰もが知っている大ヒット曲!!
この曲を嫌いな人っていないでしょう。マイク・チャップマンが間違いなくねらったシンセの音を際立たせ、ちょっとディスコをふりかけ、デボラの高音のボーカルを生かし、ドラムはドシドシ、ビシバシキメさせる、シングル曲としては100点満点です。
「アイム・ゴナ・ラブ・ユー・トゥー」このアルバムでブロンディが何度もみせる“小刻み”なリズムがこれまた心地良い佳曲です。
ちょっと聴いている人を煽るようなブレイク的な部分も“にくい演出”です。
「ジャスト・ゴー・アウェイ」今度は語りかけるようなデボラの歌にメンバーが応えていくような仕組みが面白い。
アルバム最後の曲にふさわしく、「えっ、もう終わっちゃうの」っていう気持ちが滲み出てくるようなちょっとさびしい感じも曲中にあり、ポップでロックでビビッドで、セクシーな魅力を存分に見せつけてアルバム終了です。
“全曲、いい曲”のナイスなアルバムでした。
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