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2024/05/22

「-季節の言葉と暮らす幸せ- 俳句、やめられません/岸本葉子」を読みました。

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『-季節の言葉と暮らす幸せ- 俳句やめられません/岸本葉子著(小学館)』という本を読みました。
ブックオフで見つけた2018年刊行の本です。
岸本さんはもともとエッセイストですが、この本を書いた時点で、俳句を詠み始めてから十年というところです。

で、読んでみて一番の感想は、俳句を始めてから自分が感じている(今年の2月末からですので、まだまだなんですけど)ことが「そうそう、それもあれもみんなおっしゃっているとおり!」という感じで書かれていました。

言いたいこと、うったえたいことがあるから俳句を作っているんじゃないか、と思い、最初は自分の感情を直接書こうとしたり、特に関連性のないことを「こういうことで神様がこんな現象を見せてくれた」みたいな“物語”をつくってしまったり・・。

季語を無理やりくっつけてみたり、季語がすでに語っていることを繰り返すように書いてしまったり、なんだかそれらしい神社や寺院などを句に詠み込めばそれらしくなるんじゃないかとか・・全部自分にあてはまる ^_^; ・・。

著者は句会や吟行を大事にして、そこでいろいろなことに気づいていて、詠み始めたばかりのご自身の句を恥ずかしいと言いながら例として示してくれて、悪い例として自分の句を載せるなんて果たして私に出来るかな?と思ったりもしました。

そして、私にとって印象に残ったのが、いい句を作ろうとしてだんだん慣れてきた時点で“それなりの”「まあいい句」を作るよりは、ストライクばかり狙わずにギリギリのところをついてチャレンジしていくのが俳句の発展につながるという部分でした。

これでいいのか、わるいのか、そんなところに投げ込んで、冒頭になるかもしれないし、皆が唖然とするど真ん中に入ることもある・・そんな比喩で語られていました。

私も、いい句をつくってちょっと褒められたい(^^;)という心が芽生えておりますが、これからはコーナーギリギリをついたり、ワンバウンドするような変化球にも挑戦してみたいと思いました。この本のおかげです。

岸本葉子さんの本、とても参考になったし、俳句に対する気持ちも強くなりました。
また岸本さんの俳句に関する本、探して読みたいと思います。

 

俳句を詠んでみる_0108【 夏衣(なつごろも) 誰が唇ぞ 君を待つ 】

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今回は心の中での創作、「待ち合わせ」を詠んでみました。

【 夏衣(なつごろも) 誰が唇ぞ 君を待つ 】

《背景》季語:夏衣[夏]
待ち合わせをしている人。
きっと夏らしい格好で現れる。
きらと唇に微光・・それは誰のもの・・。

 

2024/05/21

俳句を詠んでみる_0107【 妻 植えた 玉葱(たまねぎ) 誇らしげに 干され 】

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インスタでは写真をアップしたのですが、俳句も詠んでみようと思いました。

【 妻 植えた 玉葱(たまねぎ) 誇らしげに 干され 】

《背景》季語:玉葱[夏]
千葉、夷隅郡の大多喜町に出掛けた時に、道の駅のような大きな店で買ってきた玉葱の苗。
まるでニラのように細くて小さな苗だったが、庭の菜園で育てると立派に育った。
それを収穫し、陽の当たるところにぶら下げて干した。
玉葱も「どうだ立派だろう」と威張っているようだ。

 

2024/05/20

俳句を詠んでみる_0106【 夏兆(きざ)す 雑草シート張り終えて 】

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これから雑草がどんどん伸びてきます。花を植えたりしているスペースにシートを張ったりして対策をする様子を詠みました。

【 夏兆(きざ)す 雑草シート張り終えて 】

《背景》季語:夏兆す:[初夏]
いよいよ暑さも始まり、夏の兆しが感じられるようになった。
妻と庭の一部の草や低木を抜き、大きな石などをどかして土を平らに均して、そこに雑草シートを張った。
夏に向けてのひと仕事を終えた。

 

2024/05/19

俳句を詠んでみる_0105【 苦(にが)かった あの頃の蕗(ふき) 今 甘(うま)し 】

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子供の頃、どうして大人はこういうもの食べるんだろう、と思ったことを句にしました。

【 苦(にが)かった あの頃の蕗(ふき) 今 甘(うま)し 】

《背景》季語:蕗[初夏]
子供の頃、蕗が濃い茶色に煮られて食卓に登場。
大人達は喜んで食べていたが幼い自分には意味不明。
ただ苦いだけのストローのような珍妙な食べ物に見えた。
それが歳月を経てその時の大人の年齢に達した。
今の自分には・・甘(うま)い・・。

 

2024/05/18

俳句を詠んでみる_0104【 義母からの蚕豆(そらまめ) オリーブ油で焼く 】

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今回はいただき物のそらまめで一句詠みました。

【 義母からの蚕豆(そらまめ) オリーブ油で焼く 】

《背景》季語:蚕豆[夏]
義母が蚕豆を届けてくれた。
さっそく、オリーブ油をつかって軽く焼き、焦げ目がついたら塩を振り、ビールのつまみになった。
早々に夏を感じた瞬間だった。

 

2024/05/17

俳句を詠んでみる_0103【 盤双六(ばんすごろく) 珈琲屋にて 手習す 】

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ラジオでバックギャモンというゲームの世界ランクに日本人が数人入っているという話を聞いて、久しぶりに思い出したこのボードゲームで一句詠んでみました。

【 盤双六(ばんすごろく) 珈琲屋にて 手習す 】

《背景》季語:双六[新年]
盤双六とは、「バックギャモン」のこと。
日本でも古くから伝わり親しまれている。
現在の大河ドラマ「光る君へ」でもこのゲームに興じるシーンがあったそう。
妻とまだ結婚したばかりの頃、古本屋の隣にあった渋い喫茶店で二人、珈琲を飲んでいると、テーブル席ではマスターと若くてきれいな女性がサイコロを振り、何かボードゲームをやっている。
「それは何ですか?」と聞くと「バックギャモン」だと言う。
聞いたことがある。
中東の方で盛んなゲームだ。
マスターときれいな女性に教わり、私達夫婦も何とか形ばかりではあるがルールを覚え、ゲームが出来るようになった。
私が「マスター、隅におけないですよ。あんなきれいな娘とゲームやってるなんて」と言うと、「あぁ、あれは俺の娘だ」
私達夫婦「えぇ~っ!!愛人にしか見えなかった」と言うと、マスター、なんだかうれしそうだった。

 

2024/05/16

俳句を詠んでみる_0102【 根深抜き 昼の炒飯に刻み入れ 】

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今回はお昼ご飯づくりで一句詠みました。

【 根深抜き 昼の炒飯に刻み入れ 】

《背景》季語:根深[冬]
ネギは関東では根元に土寄せをして白葱に育てます。
それが「根深」。
我が家の庭の菜園にもそんなネギが何本かあり、お昼にそれをズボッと抜いて洗い、すぐさま刻んで炒飯の材料に。
最後に鍋肌に醤油を回し入れ、ちょっと焦げたネギの香りもして食卓に。
家族との楽しい昼ご飯の様子を詠みました。

 

2024/05/15

「四季のうた 文字のかなたの声」を読みました。

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『四季のうた 文字のかなたの声/長谷川櫂著(中公文庫)』を読みました。
2016年初版発行のもので、2014年4月から翌年3月にかけて読売新聞に連載されたコラム「四季」を収録したものです。

俳句や短歌を読むときに、“文字のかなた”から聞こえてくるひとすじの声に耳を澄ましてほしい・・と当代きっての俳人である著者が解説し、導いてくれる、そんな本でした。

なので、短歌も俳句も載っています。
私にとってはまだ短歌は未知の世界なので、何度も読み返して味わってみました。

著作権の問題もあるかもしれないので、具体的な作品をここにご紹介はいたしませんが、取り上げられている作品は、名歌・名句と呼ぶにふさわしいものばかりだし、とても大きなスケールあるものから内面宇宙のようなところに及ぶ作品まで、私にはとても手の届かない素晴らしいものばかり・・。

この二月から初心者である私が百句ほど詠んでみた句とは、はっきり言ってまるで異なるものでした。少ししょんぼりしてしまいました。

ほとんど具体的な言葉にしてはいないのに、「ああ、こういうことを表現しているのだな」ということは私にもなんとなくわかるし、著者・長谷川櫂氏の解説でもその旨が書かれていて、「そうか“皆まで言わなくても”こんな風にすればいいのだ」と、とても勉強になりました。

・・勉強になったからと言って明日から私が書けるわけではありませんが・・(^_^;)

けっこう、まだ自分が“幼稚園生”くらいのところにいるのだと思い知りましたが、でも毎日詠んでいくことで、そしてこのような本や句集などにふれていくうちに、きっともうひとつ別の世界が見えてくると思います。

何よりも今は俳句をひとつでも詠んでいくのが楽しいのです。

というわけで、落ち込みつつも意を新たにした、この本の読後感を書いてみました。

 

俳句を詠んでみる_0101【 バレンタイン カードには さようならと 】

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昨日、ブログにアップした俳句が100句目となりましたが、本日101句目は前回に続き“失恋シリーズ”・・・。

【 バレンタイン カードには さようならと 】

《背景》季語:バレンタイン[春]
失恋シリーズ第二弾。
実話だから余計悲しい(T_T)
バレンタインの日に彼女からチョコレートをもらい、家に帰って添えられていたカードを見ると「さようなら」のあまりにも悲しい文字が。
今思い出しても気絶しそうになるくらい。
こうして人間は大きくなるのか・・。
いや、ショックが後を引き、人間が縮んだかも・・。

 

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