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2018/01/03

僕らは寄席で「お言葉」を見つけた、を読んだ

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『僕らは寄席で「お言葉」を見つけた/長井好弘著(東京かわら版新書)』という本を読みました。
これは、演芸誌「東京かわら版」の名物コラム「今月のお言葉」を書籍化したものです。
ようするに、日々寄席に通い、そのとき聞いた噺家のちょっとした言葉を“お言葉”としてピックアップし、ありがたがったり、おもしろがったりしよう・・という本なんです。

昨年は私も何度か寄席に足を運びましたが、やはりテレビなどではなく、寄席という小屋の中に幽閉されたところで、ふと、ついたように出てくる噺家のお言葉は興味深く、その小屋の中にいる客だけの内緒話みたいで、なんだかいいものです。

立川談四楼師匠の「落語ブームで若いお客さんが来るようになったけど、途中で落語に出てくる言葉がわからない。たとえば小間物屋っていっても、そこで何だろうとつっかえてしまう・・。ファンシーショップていうか、化粧品とか、そういう細々したものを売ってる・・そうそうマツキヨ!!」って説明して(^^;)話を進めるのだそう・・。

小間物屋がマツキヨなら、荒物屋は・・・東急ハンズっ!!!d(^_^o)

こんな面白いお言葉がたくさん書かれていました。だから楽しかった(*^_^*)

立川談志門下のお弟子さんたちは、それぞれに“恨み節”っていうか、談志との逸話を持っていて、それを“まくら(噺の本題に入る前に軽く、くすぐってくれるちょっとした話)”に談志の悪口を言っていたら高座真っ最中に大地震が起きて、立川生志師匠、「談志、怒ってます?」に、騒然となっていた会場は爆笑に!なんてお言葉もありました(^_^)

林家正蔵師匠が子供の頃の話を始めて、お父さんお母さん(初代・林家三平さんと海老名香葉子さんです)が大喧嘩。「凄い怒号が聞こえてきて、“てめえ出てけ!馬鹿野郎!”って・・・これ、母がいうんです。」っていうオチのついたお言葉!(*^。^*)
こりゃおもしろかった。

そんなこんなでたくさんの師匠たちの深い言葉、ありがたい言葉、くだらない言葉、あきれる言葉、しみじみとする言葉、などなど珠玉のお言葉集となっておりました。
機会がありましたらぜひ落語ファンは読んでみてください。「東京かわら版」を購読している人には初見ではありませんが・・、ぜひに。


【Now Playing】 NGO世界一周! / 安部亮、須田将啓他 ( ニッポン放送 )

2017/12/18

私の『今年の漢字』

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毎年発表されている「今年の漢字」が世間では、発表されましたが、自分にとっての今年の漢字はなんだろう、と少し考えてみました。・・ま、どうでもいい話題だと思われるでしょうけど、ちょっと付き合ってください(*^_^*)

ということで、今年の「私の漢字」を『焦』としました。
※焦がれる(こがれる)という文字です。

このブログでは宝塚関係のことをよく掲載しているのですが、花組のトップスター明日海りお(あすみ・りお)さんの三人目の相手娘役が仙名彩世(せんな・あやせ)さんに決まり、実際の舞台は非常に充実したものとなり、明日海さんは落ち着いてじっくりと舞台に取り組んでいるように見えます。
これは娘役として仙名さんに明日海さんが“焦がれて”いたのではないかと思ったのです。

それは、雪組の望海風斗(のぞみ・ふうと)さんについても、どうしても真彩希帆(まあや・きほ)さんだったんじゃないかと推測します。“焦がれた”というわけです。・・ほんとかどうかは知らないよ(^_^;)

このあいだ退団された宙組・娘役の怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、前のトップスター凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんが“焦がれていた”んじゃないかと、これまた愚かな推測をしています。
凰稀さんのここのところのインスタグラムでは、怜美さんが再三登場。
自らの舞台にも呼び寄せているようで、写真を見ても凰稀さんの“焦がれ”を感じます。何度も言うけど、ほんとかどうかは知らないよ…σ(^_^;)

宝塚での「焦」は以上のように考えました。

あとは今年見た映画の中でも、男女の恋愛上の“焦がれ”もあったけど、親子間のものや、他人の状況についてのもの、美しい自然へのものなど、様々な“焦がれ”を感じました。
何か、今、人は“焦がれる”ものを探しているんじゃないかと思うくらい。

読書関係では、作品の内容そのものよりも、著者・作者の探求心や、それを求めていく環境などに“焦がれる”私がいました。
こんなふうに突き詰めていろいろなことを考えてみたい、文にしてみたいと、作者や作者のいる環境に焦がれました。

音楽関係では、相変わらず1950年代後半から1960年代前半のジャズや、1960年代のビートルズの音楽に惹きつけられ、その「時代」の空気に“焦がれ”ました。
これは長年続いているなぁ・・。

そして、自分の人への“焦がれ”。
このブログによく出てくる中学時代の担任の美術の先生の作品への意欲を見ていると、人としての存在に“焦がれ”ました。また、ほかにもガッツリ様々なことに取り組んでいる人とも今年は出会い、やはりここでも“焦がれ”を感じました。

また、今年は数十年ぶりに友として復活した高校の同窓生がいて、あの時代の感覚に“焦がれ”た感覚があります。

最後に、「いい歳こいて」と思われるかもしれませんが、生き生きとして私の目に映る女性にも“焦がれ”ました。別にどうこうなろうというわけじゃありませんよ。でも、そんな気持ちになるというのは、いくつになっても男女には必要なんじゃないか、とあらためて深く感じたのです。

というわけで、今年の私の漢字は『焦』でした。
最後まであきれず読んでいただいた方、ありがとうございました。
あなたの今年の漢字は何ですか?


【Now Playing】 HEART TO HEART / 姜尚中 ( J-WAVE )

2017/10/31

過去がどんなに輝いていたとしても、人は「過去」を生きられない・・という“こんまり”さんのお言葉。

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以前このブログで自宅トイレに掲げてある「日めくり」について書いたことがありました。
きょう、その日めくりを何ということはなく見ていて「う~ん、そのとおりっ!」とあらためて膝を打ったのが本日31日のこの写真のお言葉です。

『今、ときめくことを大事にする。』
私たちが生きているのは「今」です。
「過去」がどんなに輝いていたとしても、
人は「過去」を生きられるわけではありません。
今ときめくことのほうが
もっともっと大事だと、
思いませんか?

・・思う、思うヽ(=´▽`=)ノ

今まで31日のこの言葉が、なぜ響かなかったのか?!
でも、今日は響きましたねぇ…σ(^_^;)

今、ときめくことを大事にしたいものだと思いましたし、「あのときはよかった」なんて思い出しつつ、「今はなんだかなぁ」などと時々思うこともありましたが、もうそんなことやめときます。

だから、今、こころときめくことに夢中になり、今、こころときめくような人と、もっともっと、こころときめくような間柄でいたい。そんな気持ちです。


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“こんまり”(近藤麻理恵)さんは、「片づけコンサルタント」。
アメリカでも片づけ本のベストセラーを出している有名人です。
可愛い顔して、毎日、日めくりから私や家族に語りかけてきます(*^_^*)

こうして、時々「やややっ!!」と、思うような言葉を発見するのです。


【Now Playing】 Softly As In A Mornong Sunrise / Lou Donaldson ( Jazz )

2017/09/15

「もっとハゲしく 声に出して笑える日本語」を読んだ

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『もっとハゲしく 声に出して笑える日本語/立川談四楼著(光文社知恵の森文庫)』を読みました。シリーズ第三弾だそうで、このブログでも以前第一弾だったと思いますが、ご紹介した記憶があります。

著者は時代を反映し、ツイッターなどからもネタを仕入れていますが、読んでいて自らの周辺、あらゆるところにアンテナを張っている様子が窺えます。

楽屋での先輩後輩の中でウケている話も面白く、あっという間に読み終えました。

私が気になったものを二~三ご紹介いたしましょう。

「感動をありがとう」「元気をもらいました」「癒やされました」・・これが三大ひと言感想文だそうで、これを使う人に気をつけましょう、ということでした。
ものを考えない楽をしている人ですから・・と。

以前から気をつけてました。
テレビのインタビューなどで上記のように答えている人って、まさにそんな感じ。

コンビニで「温めますか?」と聞かれた“バカップル”が「私たちみたいにアツアツでお願いします」と答え、店員が品物を渡すときに『今は熱いですが、すぐに冷めてしまいますのでお気を付けください』とやった話には笑いました。

最後に居酒屋で酔ったオジさんが言ってた言葉

「男のロマンが女のフマン(不満)になる」

・・・名言です。

私のロマンは妻の不満の塊となり、日々私におそいかかります (・_・;


【Now Playing】 あさラジ / 髙嶋秀武 ( ニッポン放送 )

2017/09/08

『「サバを読む」の「サバ」の正体』を読んだ

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『NHK気になることば 「サバを読む」の「サバ」の正体/NHKアナウンス室・編(新潮文庫)』を読みました。

こういう本、やはり気になってしまうのです。

「こうばしい」って、どんなにおい?・・・なんて言われて想像するにおいは、人・年代によって様々です。
コーヒーや、ステーキにのせたガーリックのにおい、なんてのは私と同様で、なんとなく“焦げたようなにおい”を想起させます。
でも、スポーツ後にシャワーを浴びていないときに、そのにおいが「香ばしい」という人もいるようです?!
「におっているぞ」の意味で使っているんですね。人それぞれだなぁと思ったわけです。

未明っていつ?
というのもありましたが、私も小さい頃からだいたい何時頃なんだろうと思うことがありました。
辞書的には「夜がまだすっかり明けきらない時・明け方・夜明け前」と時間帯がはっきりしていませんが、NHKなどで放送するときには午前零時から三時頃も「未明」を使って表現しているとのこと。
気象予報などでは、午前零時から三時頃までを「未明」、三時頃から六時頃までを「明け方」としていて、それぞれの使い方があるんだと、今になってわかりました。

そんなこんなの話題がいっぱいで、私には興味の尽きない本でした。

その他、若者達が使うことによって大きく意味が変わってきた言葉など多数紹介されています。
言葉にこだわっている人にはおもしろい本だと思いました。

サバを読むの「サバ」は?・・この本読んでくださいd(^_^o)


【Now Playing】 おはよう定食 / 生島ヒロシ ( TBSラジオ )

2017/08/17

「しっくりこない日本語」を読んだ

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『しっくりこない日本語/北原保雄著(小学館新書)』を読みました。
著者は国語学者で、現在は新潟産業大学学長をつとめられています。
私よりも年代はずっと上の方ですが、日本語に対する感覚は割と近い感じがしました。
でも、私もけっこう指摘を受けそうな言葉づかいをしているんですけどね・・…σ(^_^;)

「きれくなる」→きれいになる・・という意味でしょうか。
著者同様私も使わないです。

「思惑」を【しわく】と読む人・・「おもわく」と私は読みますが、けっこう私の上司だった人達も【しわく】と読んでいました。最初は何のことかわかりませんでしたが、ああ「おもわく」のことだな、と後でわかったことがありました。
[困惑]や[迷惑]などの語と混同しているのかもしれません。

「気が置けない」は、本来の「遠慮する必要がない」「気が許せる」という意味にとっている人が少なく、逆の意味にとっている人が多いとのことですが、私はそのことを知ってるにもかかわらず、どう取られるかわからないので、使えないのです。
逆の意味にとられてしまう可能性があるわけですからね。

その歌の「さわり」だけ聞かせてください。
・・これも、「さわり」は本来、歌でいえば“サビ(聞かせどころ)”にあたる部分のことを言うのですが、でも一般には[最初の部分]だと思っている人が多いのではないでしょうか。
・・だから、勘違いされると思われるので、使えないのです。

<ら抜き言葉>の「着れる」「出れる」「見れる」などがいい例だと思いますが、多勢に無勢で若い人は(けっこう年配者も)使っています。・・これも私は使わないのですが、もう時間の問題で主力になっていくかと思われます。

それが高じて「考えれる」「わきまえれる」「信じれる」なども勢力を増そうかという状況ですが、ここまでくると“バカっぽい”ので、まだまだ大丈夫かも・・。

読んでいくと、著者が感じ取っているように日々日本語は変化し、誤った使い方が正しい使い方を駆逐していく様子がわかります。
そしてさらに著者や対談を終盤でされている梶原しげるさんもおっしゃっていますが、「そうだとしても、自分はその誤りを指摘し、最後まで正しい使い方をしていたきたい」というわけです(^_^;)
で、私もその一派です。

言葉には敏感にありたいな、と思いつつ本日の書き込み終了です。
でも、私も多々間違った使い方をしていると思いますので、その際は遠慮無くご指摘ください。勉強になるので。
よろしくお願いいたします。


【Now Playing】 ロゴスピラミッドグリルコンパクト考察 / 与力さん ( YouTube )

2017/06/04

「三省堂国語辞典のひみつ」を読んだ

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『三省堂国語辞典のひみつ/飯間浩明著(新潮文庫)』という本を読みました。
著者は国語辞典編纂者で、三省堂国語辞典の編集委員です。

私が現在主に使っている国語辞典は、同じ三省堂の「新明解国語辞典」ですが、今回この本を読んで“新明解”と“三国”と呼ばれる三省堂国語辞典のあり方っていうか、編纂の仕方が大きく異なっているということを初めて知りました。

“三国”は現代語の用例を採集するということを熱心にやり、まさに現代に使われている語を、この本にも書かれている“ストンと落ちる”形で読者に提供しているというのが最大の特徴であることがわかりました。
今までノーマークでした。
今度本屋さんに行ったら「三省堂国語辞典」、じっくり見てみようと思いました。

たとえば、「ふつう」という言葉が、今では“ほめ言葉”になっているという部分まで取り上げているのが“三国”です。
「ふつうに可愛い」とか「ふつうにおいしい」っていうのは「だれが見ても」・・という意味で現在使われています。・・私はまだ納得できないので、そんな使い方はしませんが。

世間ではめっちゃ嫌われている「させていただく」についても、著者は完全否定していません。でも、気にする人が多いので、著者自身は使わないとおっしゃっていますが。
私も、使うのがおかしいと感じるシーンもあると思いますが、完全にその使用を否定するものではありません。前後の関係から使うこともあります。

上記のような話、それから現代語の採集にあたっては、著者は図書館、テレビ、インターネットにとどまらず、実際に街に出て使われているシーンを丹念に拾っています。
さらに実証するために、物の仕組みを知ろうとライターを分解したりする著者の様子なども書かれていましたが、これもまた面白かった。

この本を読んでいて、私も言葉についてちょっと考えてみました。

いまだ私が使おうとしない言葉は以下のとおり。

〇リア充  〇はんぱない 〇カッけー 〇何気に

自分の体の中には上記の言葉はまったく染みとおっていないので使うことはありません。
たぶん今後も使わないと思います、死ぬまで。

あと、今、気になる言葉。

<印象操作>

・・・某首相が答弁のたびに相手に反論させぬように使っているようですが、こんな言葉あったかね?!
都合のいい、逃げ言葉としか“印象”に残りません。残念。


<〇〇となってございます。>

・・・国の役人が答弁のときに、「おたずねの数値は昨年度は〇〇〇となってございます。」と答えるのを頻繁に聞きます。ふだんこんな言葉の使い回しはないですよね。
これは都道府県の職員あたりにも拡がっているようですが、さすが市町村職員で使っている人を見聞きしたことはありません。
これも使うことは一生ないだろうな。

というわけで、自分が気になる言葉にまで話が拡がってしまいましたが、今回ご紹介した本もなかなか面白いですよ、ぜひ!d(^_^o)


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 武田邦彦・須田慎一郎 ( YouTube )

2016/12/22

ビートルズ作品を味わうために買った「ビートルズ作品英和辞典」

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『ビートルズ作品英和辞典/秋山直樹著・編集((株)ブイツーソリューション)』という辞典を手に入れました。
「ビートルズのオリジナル作品214曲の歌詞に登場するすべての単語を使用箇所ごとに分析・分類」とうたわれていて、最初に見つけたときは「なんじゃこりゃ」という感じで手に取ったのですが、・・だんだん欲しくなってきて・・ついに手に入れることになりました。

あのビートルズ資料館の野口さんも、最近のイベントでビートルズの詩に重きをおいた企画をされているのを facebook で拝見して、「ビートルズの詩についても聞きながらちょっと注目してみようか」なんて私も思い始めたのです。

単語のみ取り上げているのかと思いきや、「O」の項目には、「Ob la di,ob la da,life goes on,bra」なんてのも取り上げられていました。
ヨルバ語?1960年代にロンドンで活躍したナイジェリア出身のコンガ奏者 Jimmy Scott の口癖などと解説されていて、そういえばそんなエピソードをどこかで聞いたことがあるぞ・・なんて思いつつ、少し楽しくなってきました。

「do」や「know」なんて単語では、それが登場する曲を数頁に渡って例示し、それぞれこんな意味で使っているのでは、というものを挙げています。
けっこう今まで知らなかった意味があるかもしれないと、今からわくわくしています。

というわけで、日々ビートルズの曲を聞くときには気になった歌詞の部分をこの辞典も利用して読解してみようと思います。

「shoot」のところで、撃つ、射るのほか、麻薬を注射するなんて俗語も挙げられていて、ジョンのことを思うとドキッとしました。


【Now Playing】 月の光 / パトリック・ガロワ ( Instrumental Music )

2016/11/21

「福井謙二と水谷加奈のコトバのヒロバ」を読んだ

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『コトバのヒロバ -うなって笑える日本語の話-/福井謙二・水谷加奈(講談社)』という本を読みました。
これは文化放送のラジオ番組「福井謙二グッモニ」の人気コーナーを本にしたものだそうです。
残念ながらこの番組は聞いておりませんので、この本での出会いが「コトバのヒロバ」との最初の遭遇となりましたd(^_^o)

で、本屋で立ち読みした瞬間に「これは面白そう」と思い、買ってきました。
その後はあっという間に読了。初めて知ることばかりの楽しい時間を過ごせました。

例えば、「ちんたらやってんじゃねぇ」の“ちんたら”って、江戸時代から鹿児島県で焼酎を蒸留するのに使われていた蒸留器の一種で、「ちんたら」ってのが本当にあったのだそうです。
「ちんちん」と釜が音を立て、「たらりたらり」と蒸留する様子から「ちんたら蒸留器」と呼んでいたということで、それがもとになり、ダラダラするという意味が「ちんたら」として全国に広まったという・・・知らなかったよ、びっくりです!

私がふだんからよく使う「おたんちん」と「おたんこなす」。
これも聞いて驚く意外な事実。昔の遊郭で使われていた言葉で、漢字で書くと「御短珍」。
つまり男性器、短いチンのことで、遊郭の女性がイヤな客のことを陰で「あのおたんちんが!」などと使っていたのだそうです。

では「おたんこなす」は、御+短+小茄子。つまり短くて小さいナスのこと。
「おたんちん」と同じ使い方なのですって(^^;)

要するに男性に対する辱めの言葉なんですね。
男女問わず使っていたなぁ(^_^;)
ほんと、意外だったわぁ・・。

たくさんある中からもう一つくらいいっときますか。
何かに夢中になるとき「めろめろになる」なんて言いますが、この「めろめろ」が鎌倉時代から使われていた古い言葉なんだと聞いてまた驚きました。

「めろめろとはぐる」などというように、薄いものがたやすく剥げるときの擬音として使われていたものなんだそうですよd(^_^o)
時代と共に炎が「めらめら」と燃え上がるの意味から転じて現在使われている「ハートに火がつく意味」や「物事におぼれて腰くだけになる意味」として「めろめろ」が使われるようになったんですって!

もう、こんな話が“い~っぱい”のこの本、福井さんと水谷さんの絶妙の掛け合いも伴って、とても愉快な本となっていました。
これもおすすめ本です。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 佐藤よし子(英国食卓史研究家) ( NHK-AM )

2016/08/27

つまらないおとこの話

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テレビを見ない私がラジオで聞いて少し気になったのが、民進党の蓮舫さんが党の代表を降りた岡田さんについて「大好きな人です」と言ったあとに、一緒に仕事をしてきて「ほんとうにつまらない男」と発言したという話題です。

蓮舫さん本人はユーモアのつもり?!で発言したらしいのですが、どうやら批判殺到ということになり、岡田さんに謝罪の電話をしたとのこと。

でもって、それを受けた岡田さんの発言が・・「妻に言われたらショックだが、特に腹を立てたりはしていない。」ということで騒ぎを収めた?形になったと・・。

私のこのブログでの発言もつまらないかもしれませんが、とりあえず聞いて!(^_^;)
「つまらない男だと思ったが、一緒に仕事をしてきてほんとうに大好きな人です。」と、順序を逆にすればよかったのに、と思いました。でも、そんな言い方しないよな、蓮舫さん。

さらに岡田さんの発言にも実は???となっていた私。
普通に考えて、奥さんに「つまらない男」と言われることはどんな立派なえらい人でもありうると思うわけです。
だって毎日一緒にいて、テレビじゃあんなに“ごたいそう”なこと言ってるけど、パンツいっちょでごろんと横になっているこの男は・・と思うのが妻だったりするわけです。
だから、奥さんに「つまらない男」と言われても「しゃあない」というのが普通の亭主なんじゃないでしょうか。

じゃ、蓮舫さんに言われて岡田さん、腹が立たないのはどういうことなのか・・?

それは蓮舫さんが「つまらない女」だからじゃないかと思って(^^;)・・案外正解だと思った、っていう話なんです、今回のブログ。

それじゃまた。


【Now Playing】 土曜朝イチエンタ / 堀尾正明、夏木マリ、平幹二朗 ( TBSラジオ )

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