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わたしのいきつけ

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2017/09/15

「もっとハゲしく 声に出して笑える日本語」を読んだ

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『もっとハゲしく 声に出して笑える日本語/立川談四楼著(光文社知恵の森文庫)』を読みました。シリーズ第三弾だそうで、このブログでも以前第一弾だったと思いますが、ご紹介した記憶があります。

著者は時代を反映し、ツイッターなどからもネタを仕入れていますが、読んでいて自らの周辺、あらゆるところにアンテナを張っている様子が窺えます。

楽屋での先輩後輩の中でウケている話も面白く、あっという間に読み終えました。

私が気になったものを二~三ご紹介いたしましょう。

「感動をありがとう」「元気をもらいました」「癒やされました」・・これが三大ひと言感想文だそうで、これを使う人に気をつけましょう、ということでした。
ものを考えない楽をしている人ですから・・と。

以前から気をつけてました。
テレビのインタビューなどで上記のように答えている人って、まさにそんな感じ。

コンビニで「温めますか?」と聞かれた“バカップル”が「私たちみたいにアツアツでお願いします」と答え、店員が品物を渡すときに『今は熱いですが、すぐに冷めてしまいますのでお気を付けください』とやった話には笑いました。

最後に居酒屋で酔ったオジさんが言ってた言葉

「男のロマンが女のフマン(不満)になる」

・・・名言です。

私のロマンは妻の不満の塊となり、日々私におそいかかります (・_・;


【Now Playing】 あさラジ / 髙嶋秀武 ( ニッポン放送 )

2017/09/08

『「サバを読む」の「サバ」の正体』を読んだ

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『NHK気になることば 「サバを読む」の「サバ」の正体/NHKアナウンス室・編(新潮文庫)』を読みました。

こういう本、やはり気になってしまうのです。

「こうばしい」って、どんなにおい?・・・なんて言われて想像するにおいは、人・年代によって様々です。
コーヒーや、ステーキにのせたガーリックのにおい、なんてのは私と同様で、なんとなく“焦げたようなにおい”を想起させます。
でも、スポーツ後にシャワーを浴びていないときに、そのにおいが「香ばしい」という人もいるようです?!
「におっているぞ」の意味で使っているんですね。人それぞれだなぁと思ったわけです。

未明っていつ?
というのもありましたが、私も小さい頃からだいたい何時頃なんだろうと思うことがありました。
辞書的には「夜がまだすっかり明けきらない時・明け方・夜明け前」と時間帯がはっきりしていませんが、NHKなどで放送するときには午前零時から三時頃も「未明」を使って表現しているとのこと。
気象予報などでは、午前零時から三時頃までを「未明」、三時頃から六時頃までを「明け方」としていて、それぞれの使い方があるんだと、今になってわかりました。

そんなこんなの話題がいっぱいで、私には興味の尽きない本でした。

その他、若者達が使うことによって大きく意味が変わってきた言葉など多数紹介されています。
言葉にこだわっている人にはおもしろい本だと思いました。

サバを読むの「サバ」は?・・この本読んでくださいd(^_^o)


【Now Playing】 おはよう定食 / 生島ヒロシ ( TBSラジオ )

2017/08/17

「しっくりこない日本語」を読んだ

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『しっくりこない日本語/北原保雄著(小学館新書)』を読みました。
著者は国語学者で、現在は新潟産業大学学長をつとめられています。
私よりも年代はずっと上の方ですが、日本語に対する感覚は割と近い感じがしました。
でも、私もけっこう指摘を受けそうな言葉づかいをしているんですけどね・・…σ(^_^;)

「きれくなる」→きれいになる・・という意味でしょうか。
著者同様私も使わないです。

「思惑」を【しわく】と読む人・・「おもわく」と私は読みますが、けっこう私の上司だった人達も【しわく】と読んでいました。最初は何のことかわかりませんでしたが、ああ「おもわく」のことだな、と後でわかったことがありました。
[困惑]や[迷惑]などの語と混同しているのかもしれません。

「気が置けない」は、本来の「遠慮する必要がない」「気が許せる」という意味にとっている人が少なく、逆の意味にとっている人が多いとのことですが、私はそのことを知ってるにもかかわらず、どう取られるかわからないので、使えないのです。
逆の意味にとられてしまう可能性があるわけですからね。

その歌の「さわり」だけ聞かせてください。
・・これも、「さわり」は本来、歌でいえば“サビ(聞かせどころ)”にあたる部分のことを言うのですが、でも一般には[最初の部分]だと思っている人が多いのではないでしょうか。
・・だから、勘違いされると思われるので、使えないのです。

<ら抜き言葉>の「着れる」「出れる」「見れる」などがいい例だと思いますが、多勢に無勢で若い人は(けっこう年配者も)使っています。・・これも私は使わないのですが、もう時間の問題で主力になっていくかと思われます。

それが高じて「考えれる」「わきまえれる」「信じれる」なども勢力を増そうかという状況ですが、ここまでくると“バカっぽい”ので、まだまだ大丈夫かも・・。

読んでいくと、著者が感じ取っているように日々日本語は変化し、誤った使い方が正しい使い方を駆逐していく様子がわかります。
そしてさらに著者や対談を終盤でされている梶原しげるさんもおっしゃっていますが、「そうだとしても、自分はその誤りを指摘し、最後まで正しい使い方をしていたきたい」というわけです(^_^;)
で、私もその一派です。

言葉には敏感にありたいな、と思いつつ本日の書き込み終了です。
でも、私も多々間違った使い方をしていると思いますので、その際は遠慮無くご指摘ください。勉強になるので。
よろしくお願いいたします。


【Now Playing】 ロゴスピラミッドグリルコンパクト考察 / 与力さん ( YouTube )

2017/06/04

「三省堂国語辞典のひみつ」を読んだ

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『三省堂国語辞典のひみつ/飯間浩明著(新潮文庫)』という本を読みました。
著者は国語辞典編纂者で、三省堂国語辞典の編集委員です。

私が現在主に使っている国語辞典は、同じ三省堂の「新明解国語辞典」ですが、今回この本を読んで“新明解”と“三国”と呼ばれる三省堂国語辞典のあり方っていうか、編纂の仕方が大きく異なっているということを初めて知りました。

“三国”は現代語の用例を採集するということを熱心にやり、まさに現代に使われている語を、この本にも書かれている“ストンと落ちる”形で読者に提供しているというのが最大の特徴であることがわかりました。
今までノーマークでした。
今度本屋さんに行ったら「三省堂国語辞典」、じっくり見てみようと思いました。

たとえば、「ふつう」という言葉が、今では“ほめ言葉”になっているという部分まで取り上げているのが“三国”です。
「ふつうに可愛い」とか「ふつうにおいしい」っていうのは「だれが見ても」・・という意味で現在使われています。・・私はまだ納得できないので、そんな使い方はしませんが。

世間ではめっちゃ嫌われている「させていただく」についても、著者は完全否定していません。でも、気にする人が多いので、著者自身は使わないとおっしゃっていますが。
私も、使うのがおかしいと感じるシーンもあると思いますが、完全にその使用を否定するものではありません。前後の関係から使うこともあります。

上記のような話、それから現代語の採集にあたっては、著者は図書館、テレビ、インターネットにとどまらず、実際に街に出て使われているシーンを丹念に拾っています。
さらに実証するために、物の仕組みを知ろうとライターを分解したりする著者の様子なども書かれていましたが、これもまた面白かった。

この本を読んでいて、私も言葉についてちょっと考えてみました。

いまだ私が使おうとしない言葉は以下のとおり。

〇リア充  〇はんぱない 〇カッけー 〇何気に

自分の体の中には上記の言葉はまったく染みとおっていないので使うことはありません。
たぶん今後も使わないと思います、死ぬまで。

あと、今、気になる言葉。

<印象操作>

・・・某首相が答弁のたびに相手に反論させぬように使っているようですが、こんな言葉あったかね?!
都合のいい、逃げ言葉としか“印象”に残りません。残念。


<〇〇となってございます。>

・・・国の役人が答弁のときに、「おたずねの数値は昨年度は〇〇〇となってございます。」と答えるのを頻繁に聞きます。ふだんこんな言葉の使い回しはないですよね。
これは都道府県の職員あたりにも拡がっているようですが、さすが市町村職員で使っている人を見聞きしたことはありません。
これも使うことは一生ないだろうな。

というわけで、自分が気になる言葉にまで話が拡がってしまいましたが、今回ご紹介した本もなかなか面白いですよ、ぜひ!d(^_^o)


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 武田邦彦・須田慎一郎 ( YouTube )

2016/12/22

ビートルズ作品を味わうために買った「ビートルズ作品英和辞典」

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『ビートルズ作品英和辞典/秋山直樹著・編集((株)ブイツーソリューション)』という辞典を手に入れました。
「ビートルズのオリジナル作品214曲の歌詞に登場するすべての単語を使用箇所ごとに分析・分類」とうたわれていて、最初に見つけたときは「なんじゃこりゃ」という感じで手に取ったのですが、・・だんだん欲しくなってきて・・ついに手に入れることになりました。

あのビートルズ資料館の野口さんも、最近のイベントでビートルズの詩に重きをおいた企画をされているのを facebook で拝見して、「ビートルズの詩についても聞きながらちょっと注目してみようか」なんて私も思い始めたのです。

単語のみ取り上げているのかと思いきや、「O」の項目には、「Ob la di,ob la da,life goes on,bra」なんてのも取り上げられていました。
ヨルバ語?1960年代にロンドンで活躍したナイジェリア出身のコンガ奏者 Jimmy Scott の口癖などと解説されていて、そういえばそんなエピソードをどこかで聞いたことがあるぞ・・なんて思いつつ、少し楽しくなってきました。

「do」や「know」なんて単語では、それが登場する曲を数頁に渡って例示し、それぞれこんな意味で使っているのでは、というものを挙げています。
けっこう今まで知らなかった意味があるかもしれないと、今からわくわくしています。

というわけで、日々ビートルズの曲を聞くときには気になった歌詞の部分をこの辞典も利用して読解してみようと思います。

「shoot」のところで、撃つ、射るのほか、麻薬を注射するなんて俗語も挙げられていて、ジョンのことを思うとドキッとしました。


【Now Playing】 月の光 / パトリック・ガロワ ( Instrumental Music )

2016/11/21

「福井謙二と水谷加奈のコトバのヒロバ」を読んだ

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『コトバのヒロバ -うなって笑える日本語の話-/福井謙二・水谷加奈(講談社)』という本を読みました。
これは文化放送のラジオ番組「福井謙二グッモニ」の人気コーナーを本にしたものだそうです。
残念ながらこの番組は聞いておりませんので、この本での出会いが「コトバのヒロバ」との最初の遭遇となりましたd(^_^o)

で、本屋で立ち読みした瞬間に「これは面白そう」と思い、買ってきました。
その後はあっという間に読了。初めて知ることばかりの楽しい時間を過ごせました。

例えば、「ちんたらやってんじゃねぇ」の“ちんたら”って、江戸時代から鹿児島県で焼酎を蒸留するのに使われていた蒸留器の一種で、「ちんたら」ってのが本当にあったのだそうです。
「ちんちん」と釜が音を立て、「たらりたらり」と蒸留する様子から「ちんたら蒸留器」と呼んでいたということで、それがもとになり、ダラダラするという意味が「ちんたら」として全国に広まったという・・・知らなかったよ、びっくりです!

私がふだんからよく使う「おたんちん」と「おたんこなす」。
これも聞いて驚く意外な事実。昔の遊郭で使われていた言葉で、漢字で書くと「御短珍」。
つまり男性器、短いチンのことで、遊郭の女性がイヤな客のことを陰で「あのおたんちんが!」などと使っていたのだそうです。

では「おたんこなす」は、御+短+小茄子。つまり短くて小さいナスのこと。
「おたんちん」と同じ使い方なのですって(^^;)

要するに男性に対する辱めの言葉なんですね。
男女問わず使っていたなぁ(^_^;)
ほんと、意外だったわぁ・・。

たくさんある中からもう一つくらいいっときますか。
何かに夢中になるとき「めろめろになる」なんて言いますが、この「めろめろ」が鎌倉時代から使われていた古い言葉なんだと聞いてまた驚きました。

「めろめろとはぐる」などというように、薄いものがたやすく剥げるときの擬音として使われていたものなんだそうですよd(^_^o)
時代と共に炎が「めらめら」と燃え上がるの意味から転じて現在使われている「ハートに火がつく意味」や「物事におぼれて腰くだけになる意味」として「めろめろ」が使われるようになったんですって!

もう、こんな話が“い~っぱい”のこの本、福井さんと水谷さんの絶妙の掛け合いも伴って、とても愉快な本となっていました。
これもおすすめ本です。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 佐藤よし子(英国食卓史研究家) ( NHK-AM )

2016/08/27

つまらないおとこの話

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テレビを見ない私がラジオで聞いて少し気になったのが、民進党の蓮舫さんが党の代表を降りた岡田さんについて「大好きな人です」と言ったあとに、一緒に仕事をしてきて「ほんとうにつまらない男」と発言したという話題です。

蓮舫さん本人はユーモアのつもり?!で発言したらしいのですが、どうやら批判殺到ということになり、岡田さんに謝罪の電話をしたとのこと。

でもって、それを受けた岡田さんの発言が・・「妻に言われたらショックだが、特に腹を立てたりはしていない。」ということで騒ぎを収めた?形になったと・・。

私のこのブログでの発言もつまらないかもしれませんが、とりあえず聞いて!(^_^;)
「つまらない男だと思ったが、一緒に仕事をしてきてほんとうに大好きな人です。」と、順序を逆にすればよかったのに、と思いました。でも、そんな言い方しないよな、蓮舫さん。

さらに岡田さんの発言にも実は???となっていた私。
普通に考えて、奥さんに「つまらない男」と言われることはどんな立派なえらい人でもありうると思うわけです。
だって毎日一緒にいて、テレビじゃあんなに“ごたいそう”なこと言ってるけど、パンツいっちょでごろんと横になっているこの男は・・と思うのが妻だったりするわけです。
だから、奥さんに「つまらない男」と言われても「しゃあない」というのが普通の亭主なんじゃないでしょうか。

じゃ、蓮舫さんに言われて岡田さん、腹が立たないのはどういうことなのか・・?

それは蓮舫さんが「つまらない女」だからじゃないかと思って(^^;)・・案外正解だと思った、っていう話なんです、今回のブログ。

それじゃまた。


【Now Playing】 土曜朝イチエンタ / 堀尾正明、夏木マリ、平幹二朗 ( TBSラジオ )

2016/07/17

漢字についての本を読んでみた

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『漢字に託した「日本人の心」/笹原宏之著(NHK出版新書)』を読みました。
日頃、特にこのブログを書いているときに「どの漢字を使おうか」と悩むことがあります。
また、漢字を使わずに平仮名にするか、あるいは漢字・平仮名混合にするか・・なども。

この本に書かれていますが、新聞はその辺のところを割とはっきり決めていて、この場合はこう、というのがかなり綿密に取り決められているようです。

私も最近、共同通信社が出している「記者ハンドブック(新聞用字用語集)」を買い求め、ブログなどを書くときの参考にすることにしています。

そんな堅苦しいことを抜きにしても、「卵」と「玉子」って、みなさんどう使い分けていますか?
「たまごかけごはん」のときは、“卵”だし、「たまごやき」のときは「玉子」でしょうか。(*^^*)

生のときは「卵」で、加熱され料理となると「玉子」だなんて説もあります。
それはそれで“有り”かな、などとも思いました。

「輿論」が「世論」と書き換えられたのは戦後だと書かれていました。
私は別の言葉なのだと今の今まで思っていました。意外な事実です。

やがて読みまでが“よろん”から“せろん”に変ってきたようで、私は「輿論」が“よろん”で、「世論」が“せろん”、そして別の言葉なのだと思っていたのでした。

「恰好」も、「格好」に抵抗感なく世に広められたものなんだそうで、今さら「そうだったのか」なんて気づいたのでした。

でも、「風光明媚」はとうとう「風光明美」にしようとする人たちがいたようですが、そうはならなかったのだそうで、そりゃそうだ、なんだかしっくりきません。

「瓦礫」は、もともと瓦や小石がイメージされます。そもそも瓦が砕けたもののことを指していたようです。

「がれき」と平仮名で表現されることも多いと思いますが、大震災が続いた昨今、人の住む建物や日常使う家具、家庭用品、想い出のアルバムまでをその名で呼ぶのもなんだか胸にいやなものが残ります。
別の表現はいまだ使われていないようなのですが・・。

そんなこんなでこの本を読んでいると、時代によって、人々の考え方によって漢字の使い方は刻々と変化していることがわかりました。
この本に書かれていることは時代の資料的にも貴重なものだと感じました。

そして、知っておくと自分が文を書くときにも役立つように思いました。漢字を意識して過している人には興味深い本ですよ。


【Now Playing】 新日曜名作座「大事なことほど小声でささやく」 / 西田敏行・竹下景子 ( NHK-AM )

2016/06/28

誤用・重言・差別語狩り・嫌いな言葉など350語を連ねた本を読みました

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『頭の悪い日本語/小谷野敦著(新潮新書)』という本を読みました。
タイトルにあるような様々な語句について次々と著者がやり玉にあげ、(^_^;)私などもふだんは言葉について、ああだこうだこのブログに書いているものの、“たじたじ”になりました。私が間違って使っていた言葉もいくつもあって…σ(^_^;)いや面目ない。

中からちょっと気になったところをあげてみましょう。
私が苦手な<新語編>から・・(^^;)

【DQN】
「ドキュン」って読むんですね。だいたいどういう人かは分かっていましたが、読み方を知りませんでした。使うことは・・ないですね、私は。

【ディスる(disる)】
英語の「dis」という否定接頭辞から派生したものであることは想像がついていましたが、何か今どきの意地の悪い人たちがよく使っていそうな言葉です。
これも私は生涯使わない言葉でしょう。

【リア充】
もう、ネット用語そのものですね。
ネット世界に住む人たちが実は孤独だといわれているが、現実社会でも充実しているということを表わしているんですよね。
これについては、割と年配の人たちでも使っているように感じます。
でも、私にとっては、現実で充実、あるいはそうでない状態についてもネットにあげているのが実際の話なので、リアルとネットとの世界の区別はないのです。
だから、これまた私は一度も使ったことがない・・。

他に少しばかり気になったところでは<気持ちの悪い日本語>でした。

【降板・続投】
特に政治家が辞める時、続ける時、その他でもけっこう多く使われています。
私も著者と同じく感じたのですが、この語はもちろん野球用語で、投手が交替を告げられてマウンドを降りる時、または激励されて投げ続ける時などに使われるものです。
なんでこの野球用語を様々な場面で使うのか、あまり馴染まない場面もあるような気がするのです。
野球について誰でも知っているみたいな雰囲気がいやなのかもしれないです。
これは相撲用語が日常に使われいる時にも感じます。・・でも、まだ相撲用語の方が日本人としては馴染があるのかもしれません。

その他「重言」「誤用」「差別語」などにもふれていて興味深いものばかりでしたが、作者のあまりにも掘り下げ過ぎな感じには逆に違和感を感じるくらいでした。
「それくらい許してよ」と思うことも多々ありましたd(^_^o)

言葉についていろいろ考えるのが好きな私には面白い本でしたよ。


【Now Playing】 嶌信彦 人生百景 / 阿木燿子 ( TBSラジオ )

2016/06/11

梶原しげるさんの日本語本を読んだ

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『不適切な日本語/梶原しげる著(新潮新書)』を読みました。
梶原さん、文中で何度も「そんなことどうでもいいじゃないの」と言われている様子が書かれていましたが、私も同様、よく「つまんないことにこだわんない方がいいですよ」と言われています。もちろん、“言葉”についての様々なこだわりについてです。

身近な例でいうと、「お弁当あたためますか?」『大丈夫です』・・大丈夫ってなんだ?・・といつも思うようなことです。
「結構です」とか「十分です」「遠慮します」「間に合ってます」などという態度で相手を傷つけまいとしているらしい『大丈夫です』・・・。やっぱりおじさん気になりますよ。

『勇気をもらう』『元気をもらう』ってのも、使う気にもならないし、聞いただけでいやな感じが全身を走ります。
この最近の常套句は梶原さんの言うとおり、“陳腐”で“プア”です。
これを口にしておけば、誰からもおとがめがない、他人を傷つける事もない。言葉というより“印”。
これまた危ない橋を渡りたくない人、官僚や政治家のように無難な事しか言わない人向けの言葉だと私も思います。

『サプライズ』という言葉も、「驚き」や「意外」という意味を超えて、“驚かせ祝い”という事象をさす言葉に変化しているように感じます。
この言葉の使い方にも違和感がありますが、この意味での“サプライズ”をやられる人間のことをもちっと考えてみろっ!と言いたくなります。「迷惑なんだよ、サプライズ」。

ヒット曲が言葉をつくる、という章もありました。
おなじみのイルカさんのヒット曲、「なごり雪」は以前にも書きましたが、もともとそんな雪の表現は存在しませんでした。
せいぜい「名残の雪」という表現をするくらいしかなかったのですが、今や「なごり雪」は日本気象協会によって新しい三月の季節の言葉として選ばれています。ヒット曲の力はたいしたものです。
「花街」というのも三善英史さんのヒット曲から『はなまち』という読み方が普及していますが、もともとは“かがい”なのではないでしょうか。
「わたしの城下町」の二番冒頭で「家並が途切れたら」とありますが、これも「いえなみ」が現在普及していますが、この安井かずみさんの詩が出る前は、「やなみ」だったのだと思います。

決定的なのはグレープの「精霊流し」。『しょうろうながし』と読んでしまいますが、ほんとうは「しょうりょうながし」だったのだと思います。
これは「類音けん引」といって、「灯籠流し」と音が似ているのでそれに引っ張られて“しょうろう”になってしまったんでしょうね。でも、今や『しょうろうながし』の方が圧倒的優勢です。

最後に、私が同感した言葉づかい。『そうなんですね』。
インタビューしている女性アナウンサーが多用しているのを聞きます。
「そうなんですか」と、『か』を付ければ、「そうなんですよ、・・・」と話が続くものと思うし、聞かれた方も話が盛り上がるかと。
ほとんど機械的に誰かが何かを言ったら「そうなんですね」・・(´・_・`)
会話がつながらず、「ズドン」とそこで終わってしまうのがわからないのか、といつも思っていました。
これも疑問形で問いただしたら“失礼だ”とでも思っているらしい・・。相手の失望にも気づいていないのでしょう。
前出の『大丈夫です』と同じように、相手に気を使いすぎるばかりに逆に失礼なことになっているのです。

・・あぁ、久し振りに言いたいことを言ってすっきりした感じ…σ(^_^;)

今や周囲の人たちがほとんど何も感じなくなっても、最後まで私は上記にあげたように、いろいろ感じていようと、あらためてこの本を読んで思ったのでした。


【Now Playing】 ジュークボックスのバラード / エリック・ギィユトン ( Pops )

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