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2019/09/14

宝塚歌劇・星組東京公演「GOD OF STARS 食聖/エクレール・ブリアン」のミュージカル、ショー二本立て観てきた。

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宝塚歌劇・星組東京公演『GOD OF STARS 食聖(ミュージカル・フルコース)/エクレール・ブリアン(スペース・レビュー・ファンタジア)』を観てきましたよ!
この公演は星組トップスター・紅ゆずる(くれない・ゆずる)さんと、娘役トップスター・綺咲愛里(きさき・あいり)さんの同時サヨナラ公演でもあります。

ゴージャスでスタイリッシュな現代のアジアを舞台に展開するアジアン・クッキング・コメディー「GOD OF STARS 食聖」、宇宙から舞い降りた青年が世界各地を舞台に歌い踊る姿を描いたショー「エクレール・ブリアン」。

 

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最初に言っちゃいますけど、ミュージカル、ショー共、最高に良かった!!(*゚▽゚)ノ

“宛書き”とも言える「GOD OF STARS 食聖」は、紅さんの登場人物の“人柄”を描く卓越した演技力がふんだんに発揮され、紅さんの魅力大爆発です(^-^)/☆

そして綺咲さんは超“お転婆”で、料理が下手で(^^;)、人を思いやる心にあふれ、さらにベリー・キュートな、まさに綺咲さんそのものみたいなキャラクターを魅力いっぱいに演じ、綺咲さんのキュート爆弾が炸裂している状態でした。

 

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紅さん綺咲さんコンビの呼吸・間合いも抜群で、私、「この最後の公演でお二人は最高に充実したトップ・コンビになっている。」と思いました。
ステージを見ていても、堂々の押しも押されもせぬ立派なトップ・コンビとして輝いていました。ほんとうに素晴らしかった。

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ミュージカルでは、コンテストでの闘いがあったり、紅さんの謎の過去、さらに綺咲さんの両親との不幸な過去なども相まってストーリー展開も面白く、組全体の呼吸もバッチリ、礼真琴(れい・まこと)さん、舞空瞳(まいそら・ひとみ)さんも“おもしろシーン”があって観客を楽しませてくれました。

そしてショーも良かった。
プロローグからガンガン飛ばし、客席降りもあり、大盛り上がり!

スパニッシュあり、感動のボレロでのダンス、大階段での非常に珍しい三味線とオーケストラの演奏をバックにした“男役燕尾ダンス”、もうねぇ、のんびり見ている場合じゃないよヽ(=´▽`=)ノ
次期トップ・コンビのシーンも入れて、来たるべき星組の姿も予感させてくれました。

こちらでも紅さん、綺咲さんコンビの充実ぶりに圧倒され、息を呑んで視ておりました。
ダンスのときには、紅さん、綺咲さん共に“キリッ”とした表情と、キレの良さが素晴らしく、「いいもの見させてもらって、寿命が延びました」(*^_^*)

ほんとうはもう一度見たいところだけど、サヨナラ公演でチケットもなかなか手に入らない状態。
今回の観劇が紅さん、綺咲さんとのお別れになってしまうと思います。
お二人とも立派なトップ・コンビでした。ありがとうございました。

 

 

2019/08/24

宝塚歌劇・雪組東京公演「壬生義士伝/ミュージック・レボリューション」を観てきた。

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宝塚歌劇・雪組東京公演『壬生義士伝(幕末ロマン)/Music Revolution ! (ダイナミック・ショー)』を観てまいりました。

ミュージカルの「壬生義士伝」は、さすが“和もの”を得意とする雪組の面目躍如、堂々と正面からこのやもすれば暗いだけになりがちな物語に取り組み、たいへんな“力作”に仕上げていました。

トップの望海風斗(のぞみ・ふうと)さんは、吉村貫一郎という人物を掘り下げ、時にはお金のため(本当は妻子のため)に生きるようなみっともない姿を舞台上だけでなく、観客からも笑いのネタにしてしまうくらいの迫真の演技を見せ、望海さんの芸の実力、奥深さを感じました。素晴らしかった。

故郷に残された望海さんの妻「しづ」と、家族のため望海さんが入った新撰組での様子を見て望海さんを好きになった「みよ」の二役を演じた真彩希帆(まあや・きほ)さんも、貧しい寒村で子供らと共にぎりぎりの生活をする「しづ」と、大店の娘で何不自由なく暮らす娘「みよ」を演じ分け、でも望海さんを好きな気持ちは同じくらいで、ある意味似ている部分も胸に迫るくらいの演技で見せてくれました。

彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんは、望海さんと同郷で友であり、しかし、新撰組での闘いに敗れ故郷に逃げ帰ってきた望海さんに最終的には切腹を命ずるという非常に厳しくて辛い役をうまく演じました。この物語の一番の肝心なところです。
客席は涙につつまれ(私も湧き出てくるような哀しさに涙がこぼれました)、この作品は望海さんの代表作に数えてもよい名作になったと思いました。

土方歳三を演じた彩凪翔(あやなぎ・しょう)さん、斎藤一の朝美絢(あさみ・じゅん)さん、専科からの凪七瑠海(なぎな・るうみ)さんら、他の方達も熱演、宝塚の素晴らしさをあらためて感じました。
文句なしの満点です。

 

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ショー「ミュージック・レボリューション」は、打って変わって宝塚の華やかで賑やかで、煌びやかな“いいところ”満載のショーでした。

目立ったのはやはり、望海さんと真彩さんの歌唱力がショーを引っ張っていること。
それがあるから、ダンスシーンや群舞その他もより引き立って魅力を増していたのだと思います。

彩風さんや彩凪さん、朝美さんもいい場面をたくさん見せてくれて、雪組の充実度は群を抜いている感があります。
今、花組と、この雪組は他を圧しているようにも思います。見ておいた方がいいよぉ~(*^_^*)

 

2019/08/04

『宝塚夜話・第四十九夜 < あの人にあの役を・・ >について』

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このブログも私が倒れたりしてなかなか大好きな宝塚歌劇についての書き込みができませんでした。
その間、観劇もできていないので本日は私のわがままな願望などを少し書いてみようと思います。

愛月ひかる(あいづき・ひかる)さんが専科に行ったかと思ったら星組に異動が決定されたとのこと。
新トップの礼真琴(れい・まこと)さんは下級生ですから、ふつうに考えればトップの目はなくなってしまったわけです。
でも、主演が似合う愛月さんには、私はエリザベートの「トート」を演じてもらいたいし、一度でも見たいと思うのです。・・いい感じだと思うよぉ・・。

雪組の彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんは、すっかり二番手として堂々とされてきましたが、意外と“骨太”な演技もうまく演じられることを知りました。
さらに別の面も見てみたいと思い、ミー&マイ・ガールの「ビル」を演じてもらうのはどうでしょう。
ヤクザで粗野な下町の若者が、だんだんご領主様として立派になっていき、周囲の誰からも愛されるような男になっていく。彩風さんで見たいと思いました。

星組の新トップの礼真琴さんには、「紫子(ゆかりこ)」をやってもらいたい。
かつての星組の大トップ、峰さをり(みね・さおり)さんが見せてくれた大劇場での豪華で迫力あるセット、そして絢爛な衣裳で、あの女性だが男のフリをし、でも女性の部分も見せる、さらに男性だが、途中女性のフリをし、ほんとうは男性の“二役”というよりも、実際は“四役”にあたる複雑だが、観客をその妙味で笑わせたり、泣かせたりする難役をぜひ見せていただきたいです。
きっと月組の霧矢大夢(きりや・ひろむ)さんが演じた紫子とも異なる新しい「紫子像」を見せてくれるにちがいありません。

そうそう、今回の組替え発表で、花組の主要男役の綺城ひか理(あやき・ひかり)さんがなんと星組に組替えとの報も聞きました。
綺城さんについては、新人公演で金色の砂漠の「ギイ(本役:明日海りおさん)」を演じたのを機会を得て拝見しましたが、明日海さんのギイとは全くことなるキャラクターをつくり上げていて、非常に繊細でシリアスな“ギイ像”に新鮮な驚きを覚えました。
ぜひとも、心理描写が難しいような役どころで実力を発揮していただきたいと思います。

宝塚情報からすっかり離れている間に月組の月城かなと(つきしろ・かなと)さんが長い休演をされるらしいという情報がありました。怪我とか、そういうことなのでしょうか。情報源の無い私にはよくわからないのですが・・。
月城さんには、華麗なるギャツビーを演じていただきたい、などと思いますが、今は怪我の回復を心よりお祈りいたします。

好き放題書いてしまいましたが、半病人の“たわごと”と思っておゆるしください。
今夜はこの辺で。

2019/06/22

宝塚歌劇・宙組「オーシャンズ11」見てきた!

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宝塚歌劇・宙組東京公演「オーシャンズ11」、観劇してまいりました。
過去、星組(柚希礼音/ゆずき・れおん、夢咲ねね/ゆめさき・ねね)が初演、花組(蘭寿とむ/らんじゅ・とむ、蘭乃はな/らんの・はな)が再演し、どちらも好評だった演目です。

今回は真風涼帆(まかぜ・すずほ)、星風まどか(ほしかぜ・まどか)主演で宙組版の登場です。
過去、真風さんは主役のダニー・オーシャンを、二番手スターの芹香斗亜(せりか・とあ)さんはラスティー・ライアンという重要な役を新人公演で演じていて、それが本公演で経験を積んだお二人が再演するという楽しみがありました。

また、真風さん、芹香さんが当時本役で挑んだライナス・コールドウェルを和希そら(かずき・そら)さんが演じていて、それもとても楽しみなこととなりました!d(^_^o)

 

 

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まずは主演の真風・星風コンビ。
真風さんのダニー・オーシャンは柚希さんとも蘭寿さんとも異なるキャラクターになっていて、“大人の男”をかなり感じさせるもので、柚希さんの“ヤバい”感じ(^_^;)とも、蘭寿さんの“憎めないワル”的なものとも違って、詐欺師だが、考えは真っ直ぐで、女性への愛も直球な感じd( ̄  ̄)人柄が出ていました。

星風さんは、今までよりも大人の女性になった印象。
演技的には、もうひとつ深いところまでいっていない感もありましたが、でも持ち前の歌唱力も生かし、ダニーとテリー・ベネディクト二人の男の間でゆれる女心をうまく演じていました。

芹香さんのラスティは過去、涼紫央(すずみ・しお)さん、北翔海莉(ほくしょう・かいり)さんという、ある意味主役を“喰って”しまうくらいの“濃い”役づくりが凄かった印象がありますが、芹香さんは“格好良さ”ではナンバー・ワンでした。
しかも、あの“ヤクザ”な感じは、なかなかのものです。惚れ惚れしました。
医師ジョンソンのアドリブもかなりよかったですよ(*^_^*)

そして和希そらさん。
ライナスは、まさに「等身大」という感じ。
真風さん、芹香さんが本役でやった役よりも、青春の甘酸っぱさのようなものを感じさせてくれ、動きもシャープで、ちょっと可愛さも残し、良かったと思います。

過去に桜木みなと(さくらぎ・みなと)さんが演じたテリー・ベネディクトは、紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん、望海風斗(のぞみ・ふうと)さんという、のちにトップスターとなる人が演じた最重要な役どころであり、見せどころの多い役ですが、紅さんの“怪演”、望海さんの人間味を感じさせつつの豪快な役づくりとも異なり、正統的な悪役だったと思います。
もっと憎まれるくらいでも良いと思いましたが、テスへの思いの強さは一番だったかもしれません。

その他、“お約束”ともいえる純矢ちとせ(じゅんや・ちとせ)さんのクィーン・ダイアナは、想像どおり・・いや、それ以上に過剰なくらいの演出でイヤな悪い女を演じ、当然のいい演技でした。

過去、夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さん、瀬戸かずや(せと・かずや)さんが演じたフランク・カットンを演じた澄輝さやと(すみき・さやと)さん、見事でした。満点です。

舞台は全体にギュッと圧縮されたような印象で、過去二回のそれぞれの組で感じた雄大なスケール感や、緩いところはかなり緩い・・みたいな部分もあまり無く、演技そのものに集中しているような感覚でした。
いつも豪快で爽やかな感じの宙組らしくないような感じも受けました。

オーケストラの演奏は、過去よりも“パーカッシブ”で、“ノリ”の良い印象もありました。
だからオマケのショーも、とてもリズミカルで、宙組の特徴である男役群舞の“大きな振り”にもかなりそれが生きているように思いました。

感想としては「何度でも見たい!」そんな感じ'(*゚▽゚*)'
私の隣で見ていた女性も隣りの方にそんなことを終演後に言っていました。まさに同感!

もう一度見られたら見たいです。

2019/05/21

宝塚歌劇・星組日本青年館ホール公演「鎌足」を観てきた。

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宝塚歌劇・星組日本青年館ホール公演『鎌足 -夢のまほろば、大和(やまと)し美(うるわ)し- 作・演出:生田大和』を観てきました。

紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん、綺咲愛里(きさき・あいり)さんのトップコンビは、歌劇団退団を発表して、この日本青年館公演と、残るは宝塚と東京の本公演でさよならということになります。

で、気になってこの公演を観に行ったわけですが、いやもう驚きました。
中臣鎌足を演じた紅さん、鎌足の妻で、怒濤の物語展開の中で中大兄皇子の妻にもなってしまった数奇な運命の与志古を演じた綺咲さん、素晴らし過ぎると思いました。

子供の頃から、さらに志を遂げようとして意気に燃える青年期、そして運命の渦に巻き込まれ、苦悩の中に落ちる物語の中でも最も過酷な場面、それだけに終わらず晩年の感無量というか、複雑な思いを持ちつつ人生の最終盤を迎えるシーン、・・紅さん渾身の演技に全身がふるえるような感動を覚えました。

そして、綺咲さんの危急時の肝の据わった迫力あるシーン、運命と言ってはあまりなこと(ネタばれにならないように書きませんが、紅さんにとってもショックな事実)が自らの身に起こったときの心情の表現、さらに紅さんと晩年を迎えたときの、人生を振り返る場面、他組のトップでもこれだけのものを舞台上で表現できる人は稀だと思いました。

歴史上の悲喜劇、長い人生のスケール感、そこまでも十分に見せてくれたこの公演、紅さんの「最高傑作」と言ってもよいのではないでしょうか。
感服しました。

中大兄皇子を演じた瀬央ゆりあ(せお・ゆりあ)さん、蘇我入鹿を演じた専科からの華形ひかる(はながた・ひかる)さんは、実に雰囲気ある匂い立つような舞台姿で、演技も奥深かった。

紅さんの過酷な運命の中に、さらに自身の身の上が何とも例えようのない境遇の安見児を演じ、悲嘆にくれる紅さんにそっと寄り添う星蘭ひとみ(せいら・ひとみ)さんの静かな演技にも心打たれました。

私は初日を観ましたが、既に完成されているように感じるくらいの充実ぶりでした。
そして、星組が自信を持って演じていましたし、何より紅さんはこの「鎌足」演じることによって、あらたな何かを見つけたのではないかと思いました。
自然な演技なのに、こちらの心をつかみ、まさに紅さんの実力はここにあるのだ!と強く感じました。
もう「鎌足」なのか「紅ゆずる」なのかもわからないくらい入り込んでいたのです。

ラストは、スタンディングオベーションでした。
紅さん、綺咲さん、素晴らしかったです。

2019/05/20

休日に再び宝塚歌劇・月組東京公演を観に行ってきた

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休日に、長女と宝塚歌劇・月組東京公演『宮本武蔵/クルンテープ』の芝居・ショー二本立ての公演、再び観劇に行ってまいりました。
長女は、この月組の二番手男役スター美弥るりか(みや・るりか)さんの大ファンで、どうしてももう一度観に行ってその姿を瞼に焼き付けたいということで・・席は二階の高いところでしたが、行って来ましたよd(^_^o)

ただ、男役の三番手スターと言っていい、月城かなと(つきしろ・かなと)さんが掲載の写真のようにショーについて、“怪我”のため休演となっておりました。ちょっとびっくり。

お芝居の「宮本武蔵」は、前回よりもさらに細部に磨きが掛かり、この日は休日のため団体客も多かったのですが、笑いも取り、お客さんを十分に楽しませていたと感じました。
初めて見る人でもわかりやすいし、登場人物のキャラもけっこう“立って”いるので、観客も舞台上の人達の見分けがつきやすく、月組らしいスマートな舞台運びが際だっていました。

月城さんも、こちらお芝居では舞台に立っていて、怪我についてもどこが悪いかよくわからないくらいでした。

前回のこのブログでは、お芝居の方に重きを置いて書きましたので、今回はショーの方についても書いてみます。

月城さんの休演部分については、序盤については蓮つかさ(れん・つかさ)さんが・・とても押し出しが強い感じで、このチャンスを目一杯使ってアピール度十分でした。

中盤については、夢奈瑠音(ゆめな・るね)さんがダイナミックに、ちょっとお芝居がかった部分についても全開で頑張っていました。
とても華やかで目立つ人です!

そして終盤については、代役は風間柚乃(かざま・ゆの)さんで、今回は一番“おいしい”役どころを与えられ、必死に頑張っていました。
ショーにしてはけっこう“長尺”な部分も娘役をうまくリードして、とても見栄えも良く、よかったと思いました。

前回も書きましたが、美弥るりかさんのサヨナラ公演ということもあり、ショーでは美弥さんの出番が多く、しかも一人で目立つ部分が盛りだくさんなので、ファンの長女も私も大満足いたしました。

ここにきて、月組はずいぶんと層が厚くなったようにあらためて感じました。
ショー全体としてもクオリティが高く、パワフルさも感じましたし、従来のフレッシュで綺麗な印象も決して失っていませんでした。

とてもいいショーだったと思います。

最後に、私が長いブランクを経て、宝塚観劇を復活させた頃からの美弥さんの活躍、特に月組に来てからの成長度はまさに“急成長”で、印象に残るタカラジェンヌのひとりでした。
今まで素敵な舞台をありがとうございました。
残る公演期間、さらにファンにいい夢を見させていただけることと思います。

2019/05/13

宝塚歌劇・月組東京公演「夢現無双/クルンテープ」を観劇してきました。

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『宝塚歌劇・月組東京公演 夢現無双 -吉川英治・原作「宮本武蔵」より-(グランステージ)/クルンテープ -天使の都-(レビュー・エキゾチカ)』を長女と観劇してまいりました。
長女は今回の公演で退団される月組二番手スター 美弥るりか(みや・るりか)さんのファンで、観劇した生協貸切公演に生協会員として応募、見事に当選しての気合いで獲得した観劇となりましたd( ̄  ̄)

しかも、芝居・ショーの二本立てという、私の大好きな形態での公演で、期待は高まりました。

吉川英治原作の「宮本武蔵」は、かなり剛直に物語が展開され、主演の珠城りょう(たまき・りょう)さんの持ち味を生かすには良い作品だと思いましたし、今回の貸切公演のような初見の観客にもわかりやすいもので、娯楽作品としても良いものだと思いました。

ただ、珠城さんがトップになってからの公演って、かなり珠城さんに“寄せて”作り上げた作品が多いと思っていたので、そろそろ珠城さんにとっても“難役”というか、キャラクターが異なる作品にチャレンジしてもいい頃なんじゃないか、などとも感じました。
それは、これからの課題かもしれません。

また、相手娘役の美園さくら(みその・さくら)さんにとっては、娘役トップの本公演お披露目となったわけですが、無難にこなしていたと思います。
シーンとしては、なかなか珠城さんとの絡みが少なく、二人で作り上げていくような場面がなかなか無かったので、難しかったと思います。
燃えるような愛のシーンが無かったので・・。何度も心に秘めるところぱかりでは、ちょっと困ってしまったかもしれないです。
でも、実力者の美園さん、きっとどんどん良くなっていくと思います。

 

 

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そして今回で卒業となる美弥さん。
舞台に現われるだけで、雰囲気が出ている・・そんな領域に達していると思いました。
演技も身のこなしも、歌も、役の深め方も、宝塚の生徒として完成の域に達したのでしょう。月組に来てからの美弥さんの“大人な”な成長ぶりは毎回素晴らしいものがありました。
良い作品でした。

月城かなと(つきしろ・かなと)さんも、コミカルなキャラクターを、崩しすぎないようにうまく演じていて、さらに組長の光月るう(こうづき・るう)さんも物語の芯となる部分をうまく回していて、月組全体の層の厚さと、実力を感じました。

ショー「クルンテープ」は、オリエンタルでエキゾチックなレビューでした。
これがもう最初から月組のパワーと持ち味全開で軽やかに、キラキラで、そして色気も感じさせつつの、とても良いショーでした。

今回でサヨナラとなる美弥さんのシーンもふんだんに有り、美弥さんがソロで歌い踊るシーンも満載なので、その度に私・・涙が出てしまいました。
本来ならトップスターになってもよい実力も人気も兼ね備えたスターなのに、このまま退団されるのは実に惜しい・・。
でもねぇ、美弥さん、とても優雅でいて、宝塚の生徒としての極みにいるような余裕も感じさせてくれて、月組を引っ張りながらのこのショー演目も最高の仕上がりになっていました。

珠城さん以下、月組の圧倒的なショーは、見どころばかりの月組らしい綺麗なショーでした。
オールド・ファンが見ても、初見の方が見ても、納得できる豪華で煌びやかで、楽しいショー、まだ見ていない人にもおすすめショーです!

2019/04/30

宝塚歌劇・花組「CASANOVA」再度観劇しました

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宝塚歌劇・花組東京公演「CASANOVA」、“前楽”を「ヅカ友」お二人と観てまいりました。
体調のこともあるので、観劇後の反省会には出席出来ず、残念でしたが・・。

このあと千秋楽ということもあって、もう花組は練りに練った形でこの「CASANOVA」を演じていました。
それぞれがそれぞれの“勘所”を心得て、実に巧みに、そして円熟味さえも感じさせるくらいの充実ぶりでした。

途中、転倒する者がいたり、鳳月杏(ほうづき・あん)さんがセリフを“噛ん”だりということもありましたが、それはもう千秋楽直前ということもあって、いろいろあるでしょう。
そんなこと関係なく、明日海りお(あすみ・りお)さん、仙名彩世(せんな・あやせ)さん、柚香光(ゆずか・れい)さん、瀬戸かずや(せと・かずや)さん、鳳月杏(ほうづき・あん)さん、花野じゅりあ(はなの・じゅりあ)さんら重要な役どころの方々を中心に“満点”の舞台になっていたと思いました。

比較的“歌いまくる”演目であるのに、明日海さんはじめ仙名さんも、鳳月さんも、楽日にもかかわらず、喉には余裕を感じさせてくれました。
楽曲も素晴らしいので、観客として「歌」も十分楽しめました。

 

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明日海さんは、本公演としては、このあと一公演で卒業されることになったわけですが、いやいやこの時期にきても、まだまだトップスターとしての成長過程にある、と感じるくらいの“生きの良さ”を感じました。

今までの数々の演目での様々な役は、どれも素晴らしい出来だったし、演目的には他の組や、他の人の主演だったらどうだろう?という、演目でも、明日海さんはいい作品に仕上げてきたと思います。
やはり今までのトップスターの中でも別格と言えるくらいの立派なトップだったと、あらためて思いました。

明日海さんのそんな姿を瞼に焼き付けつつ、幕が降りました。
堪能させていただきました。
花組、素晴らしいっ!
次回の公演も楽しみにいたしております。

2019/04/22

宝塚歌劇・花組「CASANOVA」を東京で見た

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宝塚歌劇・花組東京公演「CASANOVA」を既に見ていたのですが、私が体調をくずし、倒れてしまったため、その後感想をアップすることができませんでした。
少しずつ身体も回復しつつありますので、そのときに取ってあった感想メモをアップいたします。

明日海りお(あすみ・りお)さんが主演する花組の公演はやはり素晴らしいものでした。

物語の舞台は18世紀のヴェネツィア。
ロココ文化華やかなヨーロッパ諸国を跳梁した稀代のプレイボーイ、ジャコモ・カサノヴァが主人公です。もちろん明日海さんがそのプレイボーイ。・・光源氏といい、この役といい、明日海さんにはもってこいの役です(*^_^*)

詩人、作家、聖職者、詐欺師、錬金術師、などなどあやしい感じの様々な貌(かお)を持つカサノヴァ。
でも、明日海さんが演じると、とても爽やかで素敵な人物像になってしまうし、やがて修道院で行儀見習いを終え、ヴェネツィア総督の姪として登場するベアトリーチェ(仙名彩世/せんな・あやせ さん)と、恋をして、数々の女性と浮き名を流したはずのカサノヴァが妙に“うぶ”に見えるような演技も、さすが明日海さん、という感じ。

さらに仙名さんとの出会いの場面での、お二人の思わず笑ってしまうようなコミカルな様子は、明日海さん、仙名さんという熟練トップコンビならではの余裕ある演技だったと思いました。

 

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舞台は壮大で、衣裳も絢爛、楽曲も「太陽王」や「1789」「アーサー王伝説」を手掛けたドーヴ・アチア氏書き下ろしの素晴らしいもので、花組が圧倒的な演技と歌唱力で見事な舞台を繰り広げていました。
間違いなく誰もが宝塚歌劇を楽しめる優雅で豪華、しかも楽しい作品になっていました。

柚香光(ゆずか・れい)さん、花野じゅりあ(はなの・じゅりあ)さん、瀬戸かずや(せと・かずや)さん、鳳月杏(ほうづき・あん)さん・・(※今回は女性役でしたが、悪役かつ女性の脆さや、優しさまでも見せてくれ大役にまで持っていったのはさすが!!)、ら主要登場人物の配役もうまく、それぞれが、それぞれに持ち味を十分発揮していました。
何と言っても花組は層が厚い!

一本ものの演目だったので、ショーはオマケ的についていましたが、そのショーも花組らしい匂い立つような色気を感じる、しかもぐいぐい迫ってくるような迫力もあり、大満足なものでした。

この公演については、まだ見る機会があるので、その際にはまた感想を書きますね。
花組東京公演、素晴らしいです。

2019/03/25

宝塚・雪組が公演するブロードウェイ・ミュージカル「20世紀号に乗って」を観劇してきました!

 


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宝塚歌劇・雪組・東急シアターオーブ公演「20世紀号に乗って(ブロードウェイ・ミュージカル)」を観劇してまいりましたので、その感想を。


ヒット作に恵まれず、借金を抱えた舞台演出家兼プロデューサーをトップスター・望海風斗(のぞみ・ふうと)さんが演じます。・・もう破産寸前の大ピンチ状態から始まりました(^^;)


そしてかつての恋人で、現在は人気映画女優となっているリリーを、真彩希帆(まあや・きほ)さんが演じます。


上記主演の二人がシカゴとニューヨークを結ぶ豪華客室を供えた高級列車「20世紀号」に乗っている間に起こるお話です。


望海さんは再起をかけて新作をかつての恋人リリーを主演にと目論みますが、リリーにはブルースという恋人(彩風咲奈/あやかぜ・さきな)がいて、その契約の妨害をします。


望海さんには、朝美絢(あさみ・じゅん)さんという部下がいるのですが、その朝美さんがプリムローズという京美沙(きょう・みさ)さん演ずる大金持ちが列車に乗り合わせていることを知り、望海さんの資金不足解消のために京さんに近づきます。


この列車内での恋愛模様と、リリーの奪い合い(恋と仕事と両面で)、謎の大金持ちプリムローズのあやしい様子(京美沙さん、大活躍で主演の一人と言いたいくらい)、ドタバタの中でストーリーは進み、随所にギャグが散りばめられ、客席は笑いに次ぐ笑いに包まれ、しかもタップを含むダンスシーンもふんだんで、見どころ満載の、素晴らしいミュージカルらしいミュージカルとなっておりました。


さらに、望海さんと真彩さんですから、歌のシーンは長尺で何度も有り、お二人の歌唱力で、ここはブロードウェイかと思うくらいの本格的なミュージカルの歌唱を聞くことができました。
もうファントムでよくわかっていたけど、あらためてお二人の歌は素晴らしい!!


また、望海さんのコメディエンヌとしての演技力にもあらためて驚きました。
シリアスそうな役なのに、突然ギアチェンジしたようにギャグを繰り出す、しかも早口、長ゼリフの連続で、トップスター望海さんの懐の深さに唸りました。


それは真彩さんも一緒。ファントムのクリスティーヌとは全く異なるキャラクターで、こちらも早口・長ゼリフ、長尺のシーン、圧倒的な歌唱、文句なしの素晴らしさでした。
むしろこのリリーのような“チャキチャキ”した娘役がぴったりなんじゃないかと思うくらいの“はまり具合”でした。


また、主演以外でも彩風さんが吉本でもここまでやるかという体当たりギャグを連発し、芸達者なところも見せてくれました。しかもカッコイイんだよねd(^_^o)最高っ!!


朝美さん他、雪組が一体となって全力で取り組んでいる様子、今や宝塚では花組と並んで実力を誇る組になっているように感じました。


ギャグ的要素の多いミュージカルで、それがこの演目の魅力だと思いますが、そのギャグに偏らずに、中身は堂々と正面切って正統的に演じている雪組、実力無かりせば成し得ない見事な公演だったと思います。
素晴らしかった。

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