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わたしのいきつけ

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2017/07/07

怜美うららさんが退団すると・・

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宝塚歌劇・宙組の娘役「怜美うらら(れいみ・うらら)」さんが退団の決意をされたと、私の生涯の“ヅカ友”女神から一報が入りました。
悲しかったです。


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私が最初に「この美人は誰?」とショックを受けるくらいに意識したのは写真の「ロバート・キャパ(日本青年館)」の公演でした。
当時宙組二番手男役だった凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんの相手役としての抜擢でした。
目も覚めるような美人でありながら、腰の据わった演技、ぐんぐんと前に進むような現代の女性らしい颯爽感!!
もう虜になりましたね。

その後の様子を見ていてもたぶん凰稀さんのお気に入りの娘役だったのではないかと推察いたします。凰稀さんトップ最後の公演でも、それが具現化されたような配役でした。
「私が愛したただひとりの女性はこの人です」と凰稀さんが相手娘役の実咲凜音(みさき・りおん)さんに紹介する場面がありました。「まあ、素敵な方」と実咲さん(T_T)

なんだか実話的リアル感のあるシーンでした。実咲さんはこの公演中、どんどんとやせ細っていき、最後の頃は絞り出すような演技をしていました。


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ひとりの“ヅカ野次馬”としての意見ですので、聞き流してください。
凰稀さんとトップコンビを組ませてあげたらよかったんじゃないでしょうか。
それができる実力の持ち主でした。

それからでも実咲さんを花組から呼んで、朝夏まなと(あさか・まなと)さんとトップコンビを実現しても充分実咲さんにも間に合って、怜美さん、実咲さんの同期娘役同士もいい感じになったんじゃないかしら・・。

たぶん次期トップ娘役はこうなると星風まどか(ほしかぜ・まどか)さんになるのでしょう。
実力十分の星風さんですから。真風涼帆(まかぜ・すずほ)さんとのコンビに問題はないのでしょうが、今までの公演での真風・怜美の並びは素晴らしく美しいコンビに見えました。
こんなことなら一年でもいいからお二人を組ませてあげてもよかったんじゃ・・、いやいやもうやめましょう。決定してしまったんですものね。

怜美さん、前回の全国ツアーでの素晴らしい熱演、忘れません。
今まででも最高の出来でした。美しく力強く、こんな素晴らしい娘役、ちょっといない、と思いましたよ。
最後の舞台、がんばってください。
最後の最後まで応援しています。

2017/06/28

【簡単・3分宝塚講座 Vol.28(将棋みたいに感想戦をやろう)】

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宝塚が好きな皆さん、こんばんは。
そして、これからどんどん好きになりそうな皆さんもこんばんは!

今回は宝塚観劇後の行動についてお話を。

最近は将棋の話題が各家庭でもにぎやかに語られるような状況だと思いますが、報道の様子を見ていると、戦いが終わったあとに、さっきまで闘っていた二人が戦いの様子を振り返る“感想戦”というものを行っているのにお気づきだと思います。

それがまた味わい深く、さっきのまで戦いがより深いものになっていくような気がします。

そこで、宝塚観劇のあとに“感想戦”いかがでしょうd(^_^o)

私も子供達や、ヅカ友との観劇後は別に闘ってきたわけではありませんが、今回の演目はあそこが良かった、あれはもう少しこうした方が良かったのでは?、あの人の演技、歌が良かったなど・・(*^_^*)・・楽しい感想戦を繰り広げます。
これが楽しいんだなヽ(=´▽`=)ノ

観劇終わりました、はいサヨウナラではあまりにも、もったいないじゃありませんか。
好きなものを食べたり、ビールなどを飲んだりしながらの感想戦、ぜひにとおすすめです。

ちなみに写真は、長女と観劇したあとによく行く、日比谷のスパゲティ食堂 Dona のスパゲティです。
劇場が近いせいか、感想戦の声があちこちから聞こえてきます。
これもまた楽しみのひとつです。
きょうのあの演目、ああそうか、こんなふうに感じている人もいるんだな、なんてね。

というわけで、今回は将棋だけでなく、宝塚観劇後も“感想戦”をやってみよう(゚ー゚*)。oOというお話でした。


【Now Playing】 Love Me Or Leave Me / John Lewis ( Jazz )

2017/06/24

雪組・幕末太陽傳/ Dramatic“S”を観劇いたしました。

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宝塚歌劇・雪組東京公演「幕末太陽傳/ Dramatic“S”」のミュージカル、ショー二本立てを見て参りました。

この公演はトップスターのお二人、早霧せいな(さぎり・せいな)さんと咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんの退団公演でもあります。私にとってもお二人のステージの見納めです。

まずは「幕末太陽傳」。
“幕末ファンタスティック・ミュージカル・コメディ”とでも呼べばよいのでしょうか、私はこのミュージカルの元となっている映画(1957年・監督:川島雄三)を見たことがないのですが、なんというか“和風「グランドホテル」爆笑版”みたいな(*^_^*)感じでしたよ。

私は落語好きでもありますので、この物語が「居残り佐平次」を主人公にして中心に据え、「品川心中」「三枚起請」「お見立て」などの“爆笑ヒューマン噺”を盛り込んだものであることがすぐにわかり、もう笑う準備をしながら見てしまいました。

早霧、咲妃の黄金コンビは今回も健在!、笑わせるし、人間的な面白味も巧みに表現し、この二人の切磋琢磨しつつの進化ぶりはいつも感心するだけでなく観ている私達の心を打ちます。
早霧さんの佐平次の飄々としながらも、人間味あふれる人物像、他の人では出来ないでしょうね。


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今回で退団される鳳翔大(ほうしょう・だい)ちゃんも、咲妃さんに騙され、無理矢理心中させられ、海に突き落とされる役でしたが(^^;)、さすが大ちゃん、なんでも出来ますd(^_^o)世界一かっこいい大ちゃん、おもしろい役だってこんなもんです!大好きっ(*^_^*)

こんな奇想天外、奇天烈な出し物をやろうというのも、すごいことですが、それをやってしまう雪組の総合力はいまやたいしたものです。
“和モノ”に何の違和感も感じさせないのも雪組ならでは、専科・ベテランのうまい配置もピタリとはまって宝塚風幕末絵物語の出来上がりです。お見事でした。まだ見ていない人、びっくりするよぉ~(゚ー゚*)。oO


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ショー「Dramatic“S”」、これはもう次から次へと波が押し寄せるように素晴らしいシーンの連続です。息つく間もないですよ、行ったら覚悟しといてねヽ(=´▽`=)ノ
退団される早霧さん、咲妃さんお二人の絡みのシーンには、もう・・涙があふれて・・でも泣いている場合ではないくらい、他の組子達の全力のエネルギッシュな舞台展開が素晴らしく、「雪組って、こんなに“熱い”組だったっけ?!」と深く感心してしまいました。
組子の成長ぶりは早霧さんがトップになってからまさに“急成長”!!誰もかもがカッコイイ男役、素敵な娘役になっているのですよね。
今、私は雪組が一番好きかな。

次期トップ娘役の真彩希帆(まあや・きほ)さんがソロで歌う場面もあったのですが、歌がうまいねぇ~、このくらいの歌唱力であれば、次期トップ・望海風斗(のぞみ・ふうと)さんと歌いまくる演目もOKでしょう。楽しみがまた出来ました。

また、今回のロケットは今まで見たこともない“アクロバティック”なもので、脚を残したままでの前転のような動きや、側転などの動きも入り、しかもサークルを作るようなフォーメーションも眼新しいもので、観客席は「おおっ」という歓声と、大拍手に包まれました。

さらに、早霧さんがキメたあと舞台から捌けていくときに宝塚劇場では非常に珍しい「ヒューッ」とか「フォーッ」とか、「イェーッ」っていうような歓声が起こっていました。実に珍しいことです。全国ツアーでは何度か経験したことがあるのですが。
それだけ早霧さんを皆で応援し、送り出してあげようって気持ちが盛り上がっているのでしょう、いいじゃありませんか。

以上、簡単ではありますが、早霧・咲妃トップコンビさよなら公演の様子を報告いたしました。
もう一回見たいけど・・かなわないなあ。
それじゃまた、次の観劇報告でお目にかかりましょう(^-^)/☆


【Now Playing】 Before Sunset / kb ( InstrumentalMusic )

2017/06/18

舞台をみて歌詞をかみしめていたら・・今の世の中がみえてきた

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このブログでもご紹介した宝塚歌劇・星組が東京で先だってまで公演していた「スカーレット・ピンパーネル」はフランス革命後の国の様子、そしてイギリスからそれを見て苦しむ人々に手を差し伸べるピンパーネル団の活躍を描いたミュージカルでした。

あの舞台を見ていて、歴史物語なのに、主人公やその他の人たちが歌い上げる主題歌「ひとかけらの勇気」が、ずしんと心に響いたのでした。

その歌詞と共に私が客席で感じたことについて少しふれてみます。

ひとかけらの勇気

どうしてだろう この世の中に
欺瞞と不正 溢れている

・・どこかの学園の認可についての〇〇省にあったという文書、あった・ないの嘘と欺瞞、そこには不正もあって、さらに正義の顔をしている人物も実は既得権益を守り、天下り先を確保するために奔走していたのにそれを指摘され、みっともない行動に出る。
どっちもどっちだ、溢れている不正と欺瞞


人が自由に 歓び分かち
愛し合える 至福の日は 来るだろうか?

・・歓びは分かたれていない。歓んでいるのは、自らの利益のために法まで変えて人々を騙し、あろうことかそれを礼賛して自分の首が絞められていることに気づかない人を嘲笑いながら見ている奴らだ。至福の日は来るのか?来ないよ、ずっと。


遠国(とつくに) 嵐吹き荒れても
僕は見逃しはしない
ひとかけらの勇気が 僕にある限り

・・自分のふだんの生活には関係ない、身の回りさえ何とかなっていればそれでいいや、関わり合いにならない、と思っているうちに事は進展していくのだ、どんどんと。ほんのひとかけらの勇気があれば、たったひと言でもいい、「それは違うんじゃないか、それが人として国として正しいことなのか」と言ってもいいじゃないか。でも、“長いものには巻かれろ、札束には切られろ”ってことになっている。


どうすればいい この世界から
争いの炎 消えはしない
人が築いた 心の壁を
打ち砕き 解き放つ その日はいつか

・・世界のリーダーたる者が〇〇ファーストと言って、争いの炎を燃やそうとし、心の壁を打ち砕くどころか、より強固にし、あろうことか物理的な壁まで作ろうとしている。


強い力 立ち塞がろうと
僕は諦めはしない
ひとかけらの勇気が 僕にある限り

・・何度も諦めた方がいいと思ったし、ひどい目にも実際遭わされたこともあったが、今は心に何か静かに風が吹いている、ひとかけらの勇気はまだある。だから書いている。このあいだ会った学生時代の担任の先生にもそれでいいのだと言ってもらった。


登れない山 渡れない河
数多(あまた)の障壁乗り越えて
例えこの身 傷付こうとも

・・登れなかった山ばかり、渡れなかった河ばかりだったが、それでも最後に残された自分の真実の心に従って残りの人生を生きて行こうと思う。


僕は行く 君の為に
ひとかけらの勇気が 僕にある限り

・・君とは妻であり、家族であり、誠実に生きている人。勇気は死ぬまできっと私の中にあると思っている。

2017/06/03

ついに星組・スカーレット ピンパーネルを見た

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宝塚歌劇・星組東京公演「スカーレット・ピンパーネル(ミュージカル)」をご厚意で見ることが出来ましたので感想を。

この公演はトップスター紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん、娘役トップの綺咲愛里(きさき・あいり)さんの新トップコンビ、東京での本公演お披露目です。まったく予想がつかない紅さんのトップ、期待と不安とが入り混じり、ドキドキしながら見に行きました。

過去にこのスカーレット・ピンパーネルは、同じ星組で安蘭けい(あらん・けい)さん主演、そして月組で霧矢大夢(きりや・ひろむ)さん主演で行われていて、いずれも大人気でした。
安蘭さんは、艱難辛苦を全身で受けとめ、革命政府との闘いや、妻マルグリットとの荒涼とした関係の中、信ずるところを突き進むパーシーを演じ、霧矢さんは革命政府からフランス貴族を亡命させ、妻との関係にも心底悩みながらもその“人間力”で心の底にある温かさを保ちながら活躍するパーシーを演じ、両者とも甲乙付けがたい好演でした。

そして紅さん。
今までのパーシーは、敵に察知されぬようにわざと“変な人”“おかしな人”を演じ、スカーレット・ピンパーネルに変身したときの凜々しさ、格好良さがそこで鮮やかなコントラストを見せたのですが、でも紅さんはいわずと知れたコメディエンヌ。
パーシーはますます“おかしな”感じが強調され、客席は爆笑、客席に市川染五郎さんがいるのを見て、舞台から“捌ける”ときに“六方”を踏んだり(*^_^*)、もう紅さんらしいのです。
だから、スカーレット・ピンパーネルになり、妻のマルグリットと心通じたときにも、今までは男らしく、それまでのちょっと変なパーシーからキリッとしてそこが格好良かったのですが、でも、おかしなパーシーも残しつつの表現になっていて、・・私はそこがいいと思ったんです。紅さんらしいよ。人間味があり、ユーモアもあふれ、やさしい男パーシー、いいじゃないですか。

そして、紅さんは全身全霊をもってスカーレット・ピンパーネルになっていました。
こんな全力のトップスターを見たのは長いこと宝塚を見てきましたが、初めてです。
紅さんが持っているものを躊躇せず、出し切って、そこに苦労の末その座についた星組トップスターがいました。こんなに新鮮な気持ちで心の中で後押ししながら観劇したのも初めてです。


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相手娘役、綺咲愛里さんもそれまでの「キャチ・ミー・・」や、「オーム・シャンティ・オーム」でも予想以上の素晴らしさを発揮していましたが、今回も今までの遠野あすか(とおの・あすか)さんや、蒼乃夕妃(あおの・ゆき)さんとはひと味かわったマルグリットを演じていました。トップお披露目とは思えぬ堂々としたものです。

そしてこの演目で一番“おいしい”役どころ、ショーヴランを演じた礼真琴(れい・まこと)さん。完全二番手ですよね、演技も厚みが出て来たし、歌唱は今までで一番と言えるくらい、歌い上げ方も素晴らしかった。
ミュージカルとしての部分が終え、幕が降り、その後のショーで一人、礼さんが「ひとかけらの勇気」を銀橋で歌い出したときに今の星組の様子が全体的にわぁっとオーバーラップしてきて、こらえていた私の涙のダムが崩壊・・・。
嗚咽しそうになるのをこらえながら「よかったよ、よかったよ」と何度も心の中で繰り返しながら見守りました。

こういう群衆のシーンが多い演目では、星組は本来の力を発揮します。
七海ひろき(ななみ・ひろき)さんはロベスピエールを演じ、従来のこの演目での配役よりもいい場面をもらっていましたが、今までとちがう星組の様子にちょっと圧倒されていたような気もしました。次回からは大丈夫でしょう。

それからルイ十六世の遺児「ルイ・シャルル」を演じた星蘭ひとみ(せいらん・ひとみ)さん、セリフ回しもいいし、舞台に立つ姿が非常に爽やかで、凜としたものがありました。これからきっといい役者になられるんじゃないでしょうか。

今回、紅さんの新トップスターの舞台での様子を中心に書きましたので、星組個々の方々にはふれませんでしたが、星組、かなりいいですよ。
紅さん、綺咲さん、新しい星組、ぐんぐん引っ張っていってください。
期待しています。


【Now Playing】 Migratory Birds / Takahiro Kido ( Healing Music )

2017/05/14

「瑠璃色の刻」観てきました

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宝塚歌劇・月組赤坂ACTシアター公演「ミュージカル・瑠璃色の刻(とき)」を観ておりましたので感想を。

主演は現在、月組の二番手的位置にいる「美弥るりか(みや・るりか)」さん。
最近の美弥さん、舞台の充実ぶりは目を見張るものがあります。
今回も期待十分でしたが、期待に違わず18世紀のヨーロッパ史に多くの謎を残した錬金術師で、占い師、そして不老不死のサンジェルマン伯爵(・・の“なりすまし”)を見事に演じていました。

最初は偶然自分に似ていることを知ったサンジェルマン伯爵を演じていたにもかかわらず、次第に自分が誰だかわかならくなるくらいサンジェルマン伯爵そのものになっていきます。
なりすましていたのに、自分はそれそのものだという感覚になってしまう・・人間の愚かさ、弱い部分、そして期待される自分に酔うという、人としての存在感、“おかしみ”みたいなものを美弥さんの解釈で快演していました。

そして今回の公演では二番手的役割で雪組から組替えして初の月組生としての舞台に立った月城かなと(つきしろ・かなと)さん。まだ月組というよりも雪組オーラを出しまくりで、持ち前のイケメン度もさらに増して、なかなかの好演でした。・・ちょっとまだ遠慮しているような感じもありましたが・・(^_^;)

そして相手娘役の海乃美月(うみの・みつき)さんについても美弥さん同様、まるでトップ娘役みたいに演技の奥行きが深く、ラストの美弥さんとのシーンでは自然と涙が頬を伝っていて、この人の演技力は“ず抜けて”いることをあらためて感じました。素晴らしかった。満点以上です。

特筆ものは、マリー・アントワネットを演じた白雪さち花(しらゆき・さちか)さん。
演技も素晴らしかったし、ラスト近くで、自分の人生を振り返り、思いの丈を歌うシーンでは、あまりの素晴らしさに客席は声を失うほどの感動の嵐が巻き起こりました。今回のMVPといっても過言ではありません、最高でした。

ロベスピエールを演じた宇月颯(うづき・はやて)さんも、ここ数公演で学年も上がってきている中、どんどん大きな存在となっています。
今回も役の輪郭がくっきりと浮き上がるように感じられ、とても見やすく、伝わってくるものが強く、しかも舞台をキリッと締めているように思いました。

あとは、旅回り一座で演技がイマイチ、ズーズー弁で訛りがとれない男を演じた夢奈瑠音(ゆめな・るね)さんも観客をググッととらえて離さない感じでした。愛されるキャラクターを感じました。

さらに私、個人的に今回いいなぁと思った人は、蓮つかさ(れん・つかさ)さん。
いやもう、カッコイイねぇ(*^_^*)
演技も見栄えがするし、ダンスもキレが素晴らしく、とてもカッコよくて、しかも美しい男役さんでした。これからはマークしていこうと思いました。

その他今回は組全体が生き生きとして、観客もグイグイと引っ張られるような感覚に何度もとらわれました。ようするに、非常にいいです!(^-^)/☆

立ち見も出ていましたが、人気公演となったのもうなずける快作でした。
美弥さん、またまた一回り大きくなられたように思います。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 吉田類 ( NHK-AM )

2017/04/26

宙組「王妃の館/VIVA ! FESTA !」を見た

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宝塚歌劇・宙組東京公演『王妃の館(ミュージカル・コメディ)/VIVA ! FESTA !(スーパー・レビュー)』をすでに見ておりましたのでご報告を。

私が見たのは休日のJCB貸切公演でした。なので、セリフには「食事に行こう、JCBカードで」(^^;)など、JCB関連アドリブ満載でした。
なお、本公演でトップ娘役の実咲凜音(みさき・りおん)さんが退団されます。

まずはミュージカル・コメディの「王妃の館」。浅田次郎さんの原作によるものですが、実によく出来ていたと思います。
宝塚でこんなことやるのか、とか、吉本新喜劇ではないっ!・・などなど、気の短い方はお怒りになる向きもあるかもしれません。でも、この物語をドタバタや、単なるコメディじゃないかと決めつけて見ることなしに、純粋に人それぞれのドラマを人それぞれが皆持っていて、悩み、苦しみなどを誰もが抱えているのだ・・と思いつつ見ることが出来れば、このコメディは人生に何らかの潤いをもたらしてくれるのではないかな、と強く思いました。

というわけで、結論は“とてもよかった”(^o^)

朝夏まなと(あさか・まなと)さんは、このコメディをうまく操り、誘導し、ストーリーを非常に豊かなものにしていました。コメディをこれだけ理解して観客を“泣き笑い”の世界に連れて行ってくれる・・やはりたいしたトップスターです。

実咲凜音さんも、たぶんコメディという新たなテーマに“手探り”な状態で入ってきたかと思いますが、よくその場の雰囲気をとらえていい演技していました。長くトップを張られただけのことはあります。

今回、いちばん“おいしい”役どころだったのは愛月ひかる(あいづき・ひかる)さん。
不動産王で、ちょっと下品で無頼な印象もあるのですが、実は人情深く、フランス旅行に連れてきた彼女(星風まどか:ほしかぜ・まどか)には“シャイ”で、しかも物語の大きなキーとなっていて、さらに“笑わせどころ”は愛月さんに集中しているので、たまらなくいい役です。愛月さんの実力あったればこその素晴らしい「役づくり」をされていました。
素晴らしかった!

オカマの黒岩源太郎を演じた蒼羽りく(そらはね・りく)さんもいい演技されていました。
笑わせてもらいつつ、“ジン”と来ましたよ、ファンになっちゃった(*^_^*)

その他専科からの一樹千尋(いつき・ちひろ)さんも相変わらずの名演技。組子全員が素晴らしいチームワークで作り上げたこの作品、見ようによっては低い評価をする人もいるかもしれませんが、私はとても良い作品だと思いました。ちょっと同じ宙組の「パラダイス・プリンス」を思い起こさせてくれました。あれも楽しくて、ちょっとしみじみして“泣き笑い”の世界でした。

ショーの方は「まつり」がテーマでした。だからもう“ノリノリ”の“それそれ”状態!!(^-^)/☆
私は二階席でしたが、一階はすごいことになっていたようですねヽ(=´▽`=)ノ

宙組らしい、豪快だが、とても爽やかでスピード感のある爽快ショーでした。


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もちろん朝夏さんと実咲さんのデュエットダンスもあり、そこでは私も胸がいっぱいになりました。
実咲さん、いいトップ娘役でした。花組時代には伸び伸びと成長されていましたが、宙組では“難役”も多く、苦労されたこともいろいろあったと思います。でも、それぞれを乗り越えて実力を十分に発揮されてきました。記憶に残る娘役です。今までたくさんの作品を楽しませてもらいました、ほんとうにありがとうございました。

めでたく、ミュージカルもショーも大満足で見終えました。でも、今回はチケットがなかなか取れず、これからも宝塚はチケット入手がますます難しくなるような予感がします。
なるべく本公演は見たいと思っていますが、今後はそれもままならないことになるかもしれません、それが今気がかりなところです。

とりあえず、宙組よかったですよd(^_^o)報告おわり。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2017/04/18

【簡単・3分宝塚講座 Vol.27(「宝塚おとめ」を買え!(゚ー゚*)。oO)】

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毎年この時期になると発刊される「宝塚おとめ」。2017年度版が出ました・・そして買いました…d(^_^o)

早い話が宝塚歌劇団の各組(5組+専科)の全員の一覧です。
出身地、出身校、好きな役、演じてみたい役、趣味、集めているもの、好きな色や花、好きな食べもの、特技、芸名の由来、愛称(※これ大事)などが写真と共に掲載されています。
プロ野球でいったら、「選手名鑑」みたいな感じです(*^_^*)

私がブログで宝塚を取り上げるときには、この「おとめ」は欠かせません。
何年初舞台か、劇場内で話題になっている組子については、愛称で皆さん呼んでいるので、誰が誰だかわからない場合もあり、この「おとめ」が実に力強い味方になってくれます。

そして学年が進むにつれ、だんだん写真も大きくなってくるのですが、何年か前にあんな小さな写真だったあの人が今や堂々大きな写真で組の先頭近くのページに載っているのを見ると感慨もひとしおです・・(T_T)・・うれしいんだな、これが。

また、芸名についても宝塚は非常に読みにくいというか、100期生も超えて同じ芸名は無いわけですから、ある意味ネタも尽きて「これは何と読めばいいのか」というものばかりとなっている昨今、「おとめ」は、ここでも力強い味方です。

さらに、学年も進み、ある程度の役がつくようになってきた生徒の「やってみたい役」欄に載っていた役がまさにその生徒についたとき、“我が事”のようにうれしくなるのです'(*゚▽゚*)'よかったねぇ~ってねd(^_^o)


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また、休日ののんびりした午後などに、この「おとめ」をパラパラとめくって、あの生徒、この生徒のプロフィールに目を通している時間は至福の時間となります(^-^)

劇場で、また大きな書店などでこの「おとめ」を見かけたら、ちょっとのぞいてみてください。組配属前の初々しい“研究科一年生”から大活躍中のベテランまで、個々の劇団員にふれることができます。

ああ、そうそう、出身地、出身校を見て、地元出身の生徒を探してみるのもいいですよ。
やはり応援したくなっちゃいます。何年か前に私が「おとめ」で見つけた地元千葉市出身の綺城ひか理(あやき・ひかり)さん、すっかり立派になられて、新人公演で二度も主演を果たされています、ほんとうにうれしかったヽ(=´▽`=)ノ

今回は「宝塚おとめ」のご紹介でした。
何度か宝塚を観て、これからも見ていこうという方、必須アイテムですよ。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 大沼ひろみ ( NHK-AM )

2017/03/19

花組「MY HERO 」見たっ!

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宝塚歌劇・花組 赤坂ACTシアター公演「 MY HERO (アクションステージ)」を見てまいりましたのでその感想を。

主演は花組二番手男役の芹香斗亜(せりか・とあ)さん。最近ますます男役としての格好良さに磨きが掛かってまいりましたd(^_^o)「金色の砂漠」のあの素敵な存在感、まだ心に残っています。

相手役としては音くり寿(おと・くりす)さん。この方も最近メキメキ頭角を現してきています。独特の可愛い愛されキャラと、歌もうまくて花組はますます層が厚くなっている感があります。

ストーリー自体は割と単純だし、“憎めない悪役”の天真みちる(てんま・みちる)さんはじめ、皆さん超デフォルメされたキャラが“立って”いて(^^;)客席はもうドッカンドッカン笑いに包まれるシーンも多数でした。

芹香さんはスキャンダルが原因で転落し始めたスター。めっちゃカッコイイのですが、ヒーローもののスーツ・スターだった父親と、その後妻となった芽吹幸奈(めぶき・ゆきな)さんに複雑な気持ちを持ち続け、それが原因でなかなか人としてもスターとしても突き抜けることができない壁にぶち当たっているという役どころでした。

芹香さん、このライト感覚なストーリーのマイ・ヒーローを時には軽く演じ、時には思いの丈を吐露する男気を見せ、また好きになった娘、音くり寿さんには正直な自分をさらけ出し、生意気だけど憎めない、そんな主人公を素直に演じていて、よかったなぁ(゚ー゚*)。oO今までも好きでしたが、もっと好きになりました。

音くり寿さんも、過去のトラウマを克服しきれない娘を演じ、芹香さんとは不思議な運命の糸で繋がっていて、重要な役でしたが、さすがうまいっ!と感じました。この人も魅力ある女優です。

芹香さんの押しかけマネージャーみたいな役の朝月希和(あさづき・きわ)さんも、ぶっ飛んだ女性ながら、芹香さんを慕い、一本気なところを見せつつ、ナイスな女性像をパワフルに演じていました。この人も高得点です'(*゚▽゚*)'

芹香さんを蹴落とすような形でスターの階段を一歩踏みしめた役どころの鳳月杏(ほうづき・あん)さんも、いい男を万全の演技で芹香さんに一歩も引けを取らずに演じていました。月組にしてみたらこの人の抜けた穴は大きかったねぇと思いましたよ。

老人施設を経営する華雅りりか(かが・りりか)さんも観客をぐんぐん引きつけて、いい味だしてました。
何より組全体が心をひとつにこの舞台を作り上げている感がありました。

そして、綺城ひか理(あやき・ひかり)さん。
前回の新人公演では明日海さんの役を新たな形で見せてくれましたが、今回は芹香さんの亡くなった父、スーツ・スターで子供達のあこがれのまとだった役を演じました。
残された日記と回想シーンで芹香さんとのわだかまりが解消され、子供の頃の芹香さんと手をつないで去って行くシーンには、それまで笑ってばかりのこの物語でしたが、思わず涙が頬をつたいました。・・泣いちゃったよ(T_T)

とっても楽しくて、笑いと涙のアクションステージ、宝塚娯楽エンターテインメント、よかったですよぉ~っ(#^.^#)
理屈抜きに楽しめました。
そして芹香さんの魅力がまたひとつ増したように思いました。見てない人は見た方がいい、と言いたいが、きょうは立ち見も出ていました。チケット入手は難しいでしょうね。


【Now Playing】 Irma / Hal Serra ( Jazz )

2017/03/12

「Grand HOTEL/カルーセル輪舞曲」再度・・舞台装置停止のアクシデントも

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宝塚歌劇・月組東京公演「Grand HOTEL/カルーセル輪舞曲」を再度見ておりましたので、またまた感想を。

グランドホテルは月組全員が一丸となって作り上げ、前回から比べてもわずか一週間で見違えるくらいの仕上がりを見せ、その“精度”は素晴らしく、ほぼ完成状態になっていると思いました。

主演の珠城りょう(たまき・りょう)さんは、前回作り上げているガイゲルン男爵の“像”がまだ薄い感じがすると書きましたが、かなり濃く、厚く描かれていると感じました。
トップが板に付いてきたようです。

落ち目になったバレリーナ役の愛希れいか(まなき・れいか)さんも、グルーシン・スカヤがますます人間味を帯び、細かいところまで演じていて、時空間の使い方が非常にうまいっ!

今回悪役の宇月颯(うづき・はやて)さんも、心憎い悪役ぶりで、独特の“イヤな感じ”がばっちり決まっていましたd(^_^o)

フラムシェンの早乙女わかば(さおとめ・わかば)さんも、前回からさらにパワーアップして、舞台上を自在に動き、演じていて、早乙女さんのこの役にかける意気込みを感じました。

そして、今回役替わりの朝美絢さんは前回と異なり、オッタニオ役。暁千星(あかつき・ちせい)さんのそれとは明らかに異なり、人間味を感じる役作りとなっていて、朝美さんの考えるオッタニオの存在感もなかなかのものでした。
逆に暁千星さんは前回のオッタニオを“得体の知れない”感じで演じていましたが、今回のフロント係を明るく発散するようなキャラクターで演じていて、これも朝美さんのものとは大きく異なりました。
最終的には、フロント係役では朝美さん、オッタニオ役では暁さんに軍配が上がったように思いました。

さらに今回主役級の美弥るりか(みや・るりか)さん。
もう、どんどん“行けるところまでいくぞ”って感じで、オットー・クリンゲライン像を大きく拡げていて、実に深いし、魅力的なものにしていました。目が離せない感じ。
もちろん、チャールストンのダンスシーンは大拍手っ!!若いトップスターの月組を後ろからどんと押して支えているのがよくわかりました。


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ショーの方も、どこもかしこも文句なしっ!
ますます月組らしいキリッとして綺麗で、洗練されたものとなっていました。
珠城さんも堂々、愛希さんは自らのコーナーで圧巻の舞台を繰り広げ、美弥さんはさらに組をグングン引っ張っています。

燕尾の男役ダンスも月組らしくてよかったぞぉ~っ(^o^)

・・そして驚きのロケット直前での舞台装置停止・・。
20分以上の中断となり、開始前には劇場側の方がステージ上でお詫び、なぜか拍手が出て、なんだこりゃみたいになって会場大笑い・・(*^_^*)

長い停止で冷えた客席を一瞬にして温めたのは専科の華形ひかる(はながた・ひかる)さん。
いきなり自分の歌から始まるのはつらかったと思いますが、あの華形さんのもつ華やかさがライトアップの瞬間“満開”'(*゚▽゚*)'あっという間に観客を盛り上げ、ロケットにつなぎました。

中断がありましたが、ショーも満点でした。よかったよかった(#^.^#)

※前回、花組でもショー開始直後に舞台装置が停止、そのときは5分程度でしたが、今回は20分以上。“バツン”と何かが落ちるのではなく、両方ともスッと全てが止まる感じでした。たぶん照明、音声などがプリセットされたコンピューターシステムを使っているのだと思いますが、その不具合かもしれないですね。舞台裏から大きな男性の声などしていて、裏側では大変な作業だったのかもしれません。
今回は何とかなりましたが、度重なると舞台への気持ちが一気に冷めてしまうので、何らかの対応策を取らないと・・などと老婆心ながら思いました。

以上です。月組、どんどん良くなっていますよ!(゚ー゚*)。oO


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