フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

2019/09/11

寺島靖国氏の「俺のオーディオ」を読んだ。

20190909_terashima_yasukuni001

『俺のオーディオ -テラシマ流最強システム構築ガイド-/寺島靖国著(河出書房新社)』という本を読みました。ブックオフにて格安購入!d(^_^o)

寺島氏と言えば、今までにも数々の著書を読み、このブログでも度々ご紹介してまいりましたが、今回は氏のオーディオへの情熱というか、病気を通り越して“ヤバい”感じの取り組み、こだわり満載の本となっておりました。
いつもながら“けんかっ早い”様子も何度も見られ、一生治らない“不治の病”に取り憑かれている氏は、ある意味とても“しあわせ”な感じでした。

インシュレーターって知っていますか?オーディオマニアのリスニングルームを拝見すると、たいていはアンプの足の下に“かませて”いる主に金属製の“敷物”的なものです。
これをどの位置に何個敷くか、三点支持で前がひとつ、後ろにふたつ、ややはみ出し加減がいいのではないか、などと“矯めつ眇めつ”してうれしそうにトライしていくのです。
一個何万円もするのです。ややオカルト的でもあります。

しまいには、そのインシュレーターを壁から外して寝かせているコンセントに、枕のようにして設置し、電源ケーブルの下にもいろいろと置いて、あらゆることを試していくのがオーディオというものに取り憑かれた人間のやることです。

電源ケーブルやスピーカーケーブルも何万、何十万とするものを幾本も購入し、あらゆる可能性を試していきます。
そもそも家にあらかじめあるコンセントから電源を取らずに、自宅庭に専用の電柱を建て、純粋にオーディオ用の電源を用意するなどは、私からしたら“常軌を逸している”わけですが、「いい音になるのに、なんでやらないの」ってことだと思います。

アンプを二台購入して一台にはスーパートゥイーターとスーパーウーファー、もう一台には、ホーンとトゥイーターを接続して「どうだっ」って感じで鳴らしたりもします。
いったいどんな音がするのでしょうか。
寺島氏はジャズ喫茶店主でもあるわけですから、聞くのはもっぱらジャズばかり。十数年前に一度、氏のジャズ喫茶「メグ」にも行ったことがありますが、なかなか聞くことの出来ない鋭く攻撃的な音でジャズが鳴っていました。

もう楽曲を聞くためにではなく、オーディオそのもののために音を出しているわけで、文中でもそれを認めていますが、そういう世界に入ると、二度と“足を洗う”ことの出来ない“ヤクザな世界”に身を置くことになるのだということが良くわかりました。

近年、システムをどんどんグレードアップならぬ、グレードダウンさせていく私には、もう考えられない世界をこの本で味わうことができました。
マニアックなオーディオ世界はこの本で味わって、現実世界では安価な入門的ステレオシステムで心穏やかにリラックスしてジャズ的人生を過すことが分相応だと、この本を読んで確実にわかりました。
そっちの方が人生逆に豊かになりそうです。そうしましょ。

2019/09/01

東金 BIG BAND JAZZ コンサート に行ってきた。

20190831_togane_bigband_jazz01

東金文化会館で開かれた「東金文化会館四季彩コンサート-夏-」の企画のひとつ、表題の『東金 BIG BAND JAZZ コンサート』に出掛けました。
いつもの私の中学時代の担任の先生からのお誘いでした。

このコンサートのポスターやチラシも先生が「絵」を担当されています。

今回はアマチュアバンドで東金が本拠地の平均年齢60歳、教員、企業オーナー、医師、警察官、サラリーマンなど多種多彩な職業の方が集まった「イースト・ベル・ジャズ・オーケストラ」が口火を切りました。イースト・ベル=東金'(*゚▽゚*)'
スター・ダストなどの名曲を味わい深く演奏され、“ジャズ心”がウォームアップされました。

次は、8月頭に富里の公民館でのコンサートの素晴らしかったことをこのブログでご紹介した県立富里高校のジャズ・オーケストラ部「The Mad Hatters」が登場。

一曲目の「ハッピー・ゴー・ラッキー・ローカル(D.エリントン)」でいきなり打ちのめされました。
部活のディレクターを務めているトランペッターの篠原正樹さんも指揮をしていて、「いいでしょう?!私が特等席で聞いているんです」って言うくらい、もうアマチュアの演奏のレベルではなく、観客を安心して楽しませるような演奏なのです。
富里の公民館で聞かせてくれた「ライオット(H.ハンコック)」も、まだ一ヶ月も経っていないのに、あのときを70点としたら今や110点!くらいの出来でした。

あの8月頭のコンサートの後にあった高校生のコンテストでもぶっちぎりの一位で優勝してきたそうです。すごい高校生達です。

私の後ろの席で聞いていた方も、「すごいっ、素晴らしい!」と何度も感嘆の声をあげていました。それくらい良かった。

休憩後は、プロの椎名豊トリオ+篠原正樹の圧倒的な演奏で観客を圧倒!!
ジャズの魅力を堪能しました。

そして、「プロと同じ舞台を踏み、身近に素晴らしい演奏を聞き、一緒に演奏することでものすごく成長していく」という篠原さんの言葉どおり、ラストは椎名トリオと合体して「モーニン(B.ティモンズ)」を白熱の演奏。
次から次へと高校生達がソロをとり、うれしそうに、そして自信に満ちて演奏する姿に涙が出ました。
4月に初めて楽器を持った生徒もいるというのに・・。

ほんとうにいいもの見させて、聞かせてもらいました。
ジャズの良さを体中に感じて帰って来ました。

2019/08/26

富里市で開かれた「フリソンジャズオーケストラ」のコンサートに行って来ました。

20190825_frison_jazz01

日曜日、富里市七栄にある「富里市中部ふれあいセンター」で開かれた第4回『フリソンジャズオーケストラ ふれあいコンサート』に出かけてきました。
これも私の中学時代の担任の先生からのお誘いを受けてでした。

アマチュアのジャズのビッグバンド・コンサートでしたが、“腕は確か”で、かなりなものでした。でもって無料!!内容が良かっただけに信じられない。

 

 

20190825_frison_jazz02

しかも第一部と第二部の中盤には、あのムード歌謡の大御所「敏いとうとハッピーアンドブルー」のメンバーだった「都倉純」さんがビッグバンドをバックに「星降る街角」や「わたし祈ってます」、「よせばいいのに」などを本気で歌唱!'(*゚▽゚*)'
歌謡曲にジャズのビッグバンド、合いますよねぇ~(*゚▽゚)ノ昔はテレビのバラエティ番組には必ずビッグバンドがうしろにいて演奏していた・・。

都倉さんもおっしゃっていたが、今やバックの演奏はカラオケばかり。
このあいだ50年の歴史を閉じたグランドキャバレー「ハリウッド」もかつてはビッグバンドが演奏していたが、だんだん少なくなり、最後には7人~5人~4人・・と減ってしまっていたそうです。

今回は17人のバックの演奏に、アマとは言え、迫力あるブラスセクションを背に都倉さん気持ちよく唄えたとおっしゃっていました。
アンコールも出て、“ガツン”とプロの実力を見せてくれました。
次回シングルは、「星降る街角」の森本さんとデュエットでリリースするそうです。

私も久々にというか、テレビで見て以来の歌謡曲のバックがビッグバンドというのを聞いて、「こりゃいいっ!」と感激しました。

そしてフリソン(もともとは、富里村だったこの地の読みを“フリソン”としてバンド名にしたとのこと)ジャズオーケストラのスタンダードからラテン、映画音楽まで幅広いレパートリーの勢いある演奏に最後まで心躍り、楽しめました。

富里には、“ジャズが似合う”という印象を、以前ご紹介した富里高校のジャズオーケストラ部のコンサートを含めて思いました。

富里絡みでは、今度の31日(土)に、東金文化会館で富里高校のオーケストラと、プロの椎名豊トリオがコラボしてコンサートを行います。
私も行くつもりでおります。楽しみです!(*^_^*)

 

 

2019/08/03

「Jazz Festival in とみさと」に出かけてきた

20190803_jazz_festival_in_tomisato01

いつもこのブログに登場する私の中学時代の担任の先生から電話があり、「職場に復帰したようだけど、大丈夫か?心配して電話掛けちゃったよ。」と、まずは気遣っていただき、恐縮。そして安心してうれしい気持ちに。

で、「ジャズでも聞いてみるか、これはいいぞぉ、土曜日に身体の調子が良ければ来てみるといい、オレも行くぞ」・・というわけで、今朝起きて、体調はまあまあだったので、富里市は遠いけど出かけてみました。

コンサートのメインは県立富里高校のジャズ・オーケストラ・クラブ。
コンサートの初っ端の挨拶で全国一位になったと報告がありました。普通の県立高校で、特にスカウトなどしているわけでもなく、今年の新入生も初めて楽器を持つ生徒がほとんどなのに、今日のコンサートではそれぞれがソロパートを任されていました、すごいことです。

このコンサートの前には、あの世界でも有名なモンタレーのジャズ・フェスティバルに招待されて演奏してきたそうです。いやもうこの田舎の畑だらけで“スイカ”しか名物がないような場所の高校生達とは思えない(^_^;)・・いやいや、失礼、たいしたもんです!

もうこのコンサートは富里という地に根付いている、地元と密着している素晴らしい文化拠点になっていました。

 

20190803_jazz_festival_in_tomisato02

サックスのポール・コントス、ベースのパット・グリン、テナーのティム・アマスコット、日本人ではピアノの椎名豊、トロンボーンの片岡雄三、トランペットの篠原正樹(富里高校ジャズ・オーケストラの面倒を見ている)、ドラムの広瀬潤次らが途中、この高校生に混じって熱狂の演奏!第二部ではこのプロの面子のコンサート、さらにラストではOBのハイノーツ・ジャズ・オーケストラも加わって全員で圧倒的な演奏を繰り広げました。

高校生による「マイルストーン」や、あの「モーニン」、ハービー・ハンコックの「ライオット」という複雑で難解そうな曲まで演奏され、ただただ驚きました。
その演奏されているジャズには心に訴えかけてくる何かが“大増量”・・大盛りで込められていました。
恥ずかしながら何度も涙が流れました。これが音楽だ、これが人間が演奏することの素晴らしさだ、とあらためて深く感動したのでした。

そして、このコンサートをおしえてくれた先生にも大感謝です。
病み上がりの元生徒に(しかも、もういいオジサンだ)、電話を掛け、こうして元気が出るようなことに誘いをかけてくれる。こんなこと・・自分に出来るだろうか。

身体はまだまだ“ふらふら”しているけど、でも心は元気になりました。
先生、ありがとう。

2019/07/26

ニナ・シモンに出会って

20190726_nina_simone001

ニナ・シモンの名は知っていた。ジャズがかかるようなラジオ番組でも数曲ではあるが聞いたことがあった。
でも、そんなに気にとめるでもなく時は過ぎてしまい、本気になって聞いてみようなどとは思わずにきてしまった。

ブックオフで数百円で売っていたその「ニナ・シモン」のCDは4枚組だった。
この4枚組にはLPレコード7枚分とボーナス・トラックが何曲か収録されていて、70曲を超える楽曲が入っているこれを発見したときには胸が躍った。

こういう出会い方をする場合は、たいてい“いい出会い”なのだ、間違いなく。

買ったその日に帰宅してすぐに聞いてみた。

いいっ!

なんていうんだろう、サラ・ボーンでもなく、エラ・フィッツジェラルドでもなく、クリス・コナーでもなく、ヘレン・メリルでもペギー・リーでもジュリー・ロンドンでもない。
ましてやジョニ・ジェイムスとは対極にある。

この素朴でしっかりと根を生やしたような地についた音楽、歌、ピアノ。
よくあるジャズのゴージャスな感じの曲などはライブ・アルバムが3枚も収録されているのにほとんどなく、どれもが陶器でいったら“素焼き”みたいな感じだ。

どっしりとしているのに、細部では繊細な部分もある。歌だけでなく、彼女のピアノも聞き物だ。つんとすましたようなところはなく、渇いた心に浸み渡る。

リズミカルでパーカッシブな曲などもあり、そちらはもう民族音楽的でもある。

流れる川のようであり、吹き渡る風のようでもあるニナ・シモンの歌はまったくこちらを飽きさせることがない。
あるときは“祈り”のようなものさえ感じる。

すっかりニナ・シモンの魅力に取り憑かれてしまった私は、家で聞き、クルマで出掛けるときも聞き、そして人にも薦めてしまう。

こりゃあいいよ、見つけて、そして聞いてよかった(*^_^*)

2019/07/18

「JAZZ歴史的名盤・ジャケ裏の真実 -ジャズ・ジャイアンツ編-」を読んだ

20190713_ogawa_takao001

『JAZZ歴史的名盤・ジャケ裏の真実 -ジャズ・ジャイアンツ編-/小川隆夫著(駒草出版)』という本を読みました。

整形外科医でJAZZジャーナリスト、ブルーノート創始者のアルフレッド・ライオン来日時の主治医まで務めたという著者。
著者自身3,000本のライナーノーツを手掛けたとのことですが、今回のこの本は輸入盤などを買うと必ずジャケット裏にある全面英文のライナーノーツの中から気になる部分を抜き出して翻訳、名だたるジャズ・ジャイアンツ達のアルバム紹介と共に振り返り、探求していく、というような本でした。

もともとは、電子書籍でブルーノートのアルバムについて執筆されていたものを、この本ではレーベルの垣根なく“ジャズ・ジャイアンツ”達を取り上げていて、紙の本も作ることになり、電子と異なりスペース上の問題があるため、本としての体裁を整えて再構築されたものとなっています。

コルトレーンや、マイルス、ビル・エヴァンス、スタン・ゲッツにキャノンボール・アダレイ、ハービー・ハンコックにビリー・ホリデイ、キース・ジャレットにセロニアス・モンク、ウエス・モンゴメリー、リー・モーガン、オスカー・ピーターソン、締めにはロリンズとウエイン・ショーターが登場します。

いやもう実にジャズ・ジャイアンツと呼ぶにふさわしい人ばかり。

それらのプレイヤーのアルバム、ジャケ裏ライナーノーツには何が書かれていたのか、と興味を持ったわけですが、アーティストにより、そして書く人により遠慮したり、まだ“海のものとも山のものともつかぬ”ような書き方があったり、ドラッグで心身ともに病み何度か隠遁状態にあった部分をそれとなくスルーしての書きぶりもあったり、逆に忽然とライブスポットに現われ、素晴らしい演奏をしたときのことが書いてあったりで、今まで輸入盤などを買っても、ジャケ裏のそれを英語力の無さから読めずにいたのが光が射すようにいろいろわかって面白かったのでした。

また、著者のジャズに対する知識と見識は色々なジャズ評論を読んできた中でも非常に的確で明快、かつわかりやすいものでした。
1950年代前後のジャズ・シーンへの深い理解と、愛情、偏りのない聴き方が私にもよくわかりました。

紹介されているのは、タイトルどおり有名どころのジャズ・ジャイアンツばかりではありましたが、まだまだ知らないことばかり。
これから手持ちのアルバムを聞き直すときには、またちがった心持ちで聞くことができそうです。

2019/04/28

「大人のジャズタイム」の島崎保彦さんが亡くなった

20190427_garden001

現在、2019年4月27日の午後11時をまわっています。
毎週聞いて楽しみにしているラジオ日本の番組「大人のジャズタイム」にチューニングを合わせ、聞き始めたら、冒頭、アシスタントのジャズ・ボーカリスト、紗理さんから涙声で、番組の司会者「島崎保彦」さんが亡くなられたとお話がありました。

ご高齢だった島崎さん、いつも元気で粋で、ちょっと“べらんめえ”な感じがとても素敵でしたが、ここ数回の放送では「いまひとつ声に調子がでない」というようなことをおっしゃっていて、気になっていました。

そして、亡くなられてしまった・・。

私の好きなジャズは、1950年代後半から1960年代前半くらいの、いわゆるモダン・ジャズの黄金時代ですが、でもこの島崎さんの番組で主に掛かるのは、1930年代から1940年代が主で、その中に時々1950年代が入り、1960年代やその後のジャズは本当に珍しいくらいの頻度でした。

で、私にモダン・ジャズ以前のジャズのダンス・ミュージック的なものや、情感溢れるもの、ボーカルの大切さ、さらに楽器の演奏の良さ、などなど、いろいろなことを教えてくれる番組でした。

近年では、島崎さんがアシスタントの紗理さんにアカペラでジャズ・ナンバーを歌わせたり、孫にあたるような世代の彼女を大切に育てている様子もうかがえました。

30年にもわたるラジオ日本の長寿番組だった「大人のジャズタイム」、最近では、私は、わざわざカセット・テープに録音して、何度も聞き返すのが楽しみになっていました。
一度カセットに録ると、これがまたヴィンテージなジャズが良く寝かせたワインのように芳醇な感じに聞こえるのです。
古い音楽には、古いメディアでの再生がしっくりとくるのでした。

それらカセット・テープは、今や私にとって「お宝」です。
これからも大切に聞いて行きたいと思います。

島崎さん、毎週の素晴らしく、そして楽しい放送ありがとうございました。
とてもいい番組でした。ご冥福をお祈りいたします。

2019/02/22

【はっPのアナログ探訪_0153: the WILDEST! / Lois Prima featuring KEELY SMITH ( LP )】

20190222_louis_prima01

Lois Prima と KEELY SMITH の1956年のモノラル録音のジャズ・ボーカル・アルバムです。
一曲目の Just a Gigolo から軽快に飛ばしまくります。
“崩して”歌っているかのようですが、強力なボーカルの実力に裏付けされた愉快な“崩し”に初っ端から脱帽状態になります。
まったく非の打ち所がなく、隙がない。

しかも、この英国盤のレコード、めっちゃ音がいいっ!古いものなのに雑音ひとつなく、中音域が厚く、ボーカルの音はとても豊かで、余裕たっぷりに鳴りまくります。すごいっ!これ以上望めないくらいの素敵な音が入っています。

二曲目は KEELY SMITH がスルっと入って来て、それに Lois Prima がクルクルと絡んでいく絶妙さがたまらない!


20190222_louis_prima02

トロンボーンが前面にフィーチャリングされた曲でも、朗々と鳴る楽器の音が見事に表現されています。これはデジタルな録音盤では望むべくもない。もちろんサックスについても楽器がボーカルのように、踊るように聞こえてくるこの感じ、さすがなレコーディング技術です。

B面に入ってもボーカルの妙味と管楽器の様々な奏法、そしてスネアの“スタンッ”という音が弾むようなリズム、どれもが躍動感あふれて聞こえてきます。何よりも演奏自体がいいし、ボーカルもそれに乗ってゆらゆらとダンスをするように唄っています。

早口でまくしたてる部分があり、それに呼応して演奏陣がグルーブしていく様子もこたえられん!ヽ(=´▽`=)ノ


20190222_louis_prima03

B面に入ってさらに飛ばしまくるボーカルの二人と演奏陣には舌を巻くばかり。

Buona Sera では、メロディアスでムーディーなボーカルを聞かせてくれ、しかも途中からはスキップしているかのような身軽な感じも表現していく。やはりこのアルバムは私の昔からのお気に入りです。
これを聞いて文句のあるジャズ・ボーカル・ファンはいないだろうな。

最初から最後までつまらない曲はひとつもない!
ベリー・グッドなジャズ・ボーカル・アルバムでした。
やはりアナログで聞くのが最高っ!!

2018/12/02

感動と興奮の嵐だった「椎名豊 Special Trio & Big Band(富里高校 The Mad Hatters +High Notes Jazz Orchestra)」

20181202_yutaka_shiina001

中学時代の担任の先生からお誘いがあり、表題のジャズ・コンサートに行って来ました。
今回のツアー・リーダー椎名豊さんは国内外で活躍されているジャズ・ピアノの第一人者。
今回のメンバーがすごいっ!!


20181202_yutaka_shiina002

レジナルド・ヴィール(ベース)は、ウィントン・マルサリスや、ダイアン・リーブス、マーカス・ロバーツなどと共にプレイをしてきた世界の天才ベース・プレイヤー。

20181202_yutaka_shiina003_2


ハーリン・ライリー(ドラム)は、これまたウィントン・マルサリス、ハリー・コニック・ジュニア、ジョージ・ベンソン、ダイアン・リーブスらとプレイをしてきた現在では世界ナンバー・ワンのドラマーと言っても過言ではない実力者です。


畑の中にある富里の公民館で、この面子でのコンサート、しかもこれがたった2000円とはなんたること!会場は2時間前から行列が出来、当日券は無く完売です!!そりゃそうだ。

さらに、県立高校でありながら、この田舎でありながら、富里高校のジャズオーケストラ部は、学生ジャズバンドのコンテストで全国一位の栄冠に輝いています。
それも今年だけでなく、何度もです。
モントレー・ジャズ・フェスティバルにも出演し、ミシガン州立大学とも共演しているという・・素晴らしい学生ビッグバンド・オーケストラが後半登場し、この夢のような世界のミュージシャンとステージで熱狂の演奏を繰り広げてくれました。

さらにさらに、この富里高校のOB、OGで編成したハイノート・ジャズ・オーケストラも参加して、椎名トリオだけでも圧巻の1時間半のコンサートであったにもかかわらず、休憩25分を挟んで、後半も1時間半以上の大熱演。

20181202_yutaka_shiina004

これに、ウィントン・マルサリスに師事し、これまた素晴らしいトランペッターであり、富里高校のビッグバンドを育てている篠原正樹さんが加わって、もう私は後半、興奮と涙をこらえるのに必死でしたよ。

世界に君臨するベースとドラムのお二人は、富里高校のメンバーをあたたかく見守るように、でも演奏は圧倒的で、若い人達の情熱と、ベテランのプロの極致のような夢のコラボレーションとなりました。

会場は何かが沸騰するかのように熱くなり、こんなジャズ・コンサート、今までに一度たりとも見たことがありませんでした。
時間としては休憩入れて3時間半でしたが、全然長く感じませんでした。
篠原さんもバンドの指揮をしながら、中学時代に憧れていた人と自分の教え子と共にステージに立つ感動に打ち震えていました。

後半冒頭、市長さんも挨拶して「この公民館が満員になったのは初めて」なんておっしゃっていましたが、富里のジャズはこんなにも熱い!ということがようくわかりましたよヽ(=´▽`=)ノ

強烈な興奮状態のまま終演。
終わってもドキドキしながら会場を後にしたのでした。
全ての運営、会場のスタッフその他をハイノート・ジャズ・オーケストラと富里高校のメンバーが行っていて、演奏もしなければならないのに、初々しく一生懸命働き、帰りにも出口に並んでお礼を言っている姿はとても尊く、最後まで感動の渦でした。
こんなにお礼を言いたくなるコンサートは初めて、・・ありがとう。

2018/09/05

『 2018 東金 Spirit Jazz Ⅲ 』を聞いた

20180810_togane_jazz_3_001

【※このブログでの文は、8月頭からのブログ休止中にデジタルでメモしておいたものをアップするものです。なので、現在とタイミング的にマッチしないものもアップされるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。】

このメモはたぶん9月頃にはアップできるかもしれませんが、8月中に千葉県東金市の「東金文化会館」で開催されたこの会館が催している<四季彩コンサート>の夏の部、ジャズ・ピアノの板橋文夫さんを中心としたバンドのコンサートに体にムチ打ち行ってきたのでした。

例年のように、このコンサートのポスター、チラシの絵は、私の中学時代の担任の美術の先生が手掛けました。相変わらずいいっ!!

今回は、リーダーの板橋さんのピアノ、瀬尾高志さんのベース、後藤篤さんのトロンボーン!、高岡大祐さんのチューバ??!!、林ライガさんのドラムという編成でした。


20180810_togane_jazz_3_002

トランペットもサックスもいなくて、トロンボーンとチューバが管楽器を構成するという異色かつ、ある意味“攻めてる”バンド構成です。
しかも、ベースを含め、皆、個性というには“飛びすぎ”ている演奏( ̄O ̄;)、チューバはまるでシンセサイザーの様な多種多様な音色を導き出し、アンプを使ったコントラバスのまるで打楽器かのようで、しかも弓で弾くときの独自の世界はすごいものがありました。

トロンボーンは、自由自在かつ、情感豊かで、リリカルなのにパワフルな変幻自在な姿を見せてくれました。

板橋さんは、もちろんいつもどおり“立ち上がり”全身でピアノを強打っ!(^^;)
パワフルな演奏と、しみじみとするようなメロディアスな演奏も素晴らしかった。

そして今回“特筆”すべきは、ドラムの林ライガさん。
まだ十代なんだって!!
ロックバンドの経験もあることから、完全にロックなリズムでバンドを引っ張っていたかと思うと、打って変わってジャジーな演奏、さらにリズム・パターンの多彩な引き出しにも驚きました。

板橋さんの期待が大きいからでしょう、ドラム・ソロの場面が幾多と有り、それぞれのソロが全く異なるテイストを出していて、「末恐ろしい」と板橋さんがステージで言っていた言葉が印象に残りました。

時間もかなりオーバーし、汗が飛び散り、全力での演奏にこちらも体力を使いました。
いい演奏でした。ジャズともロックとも取れるガチンコのハードなステージ、堪能しました。

私の担任の先生も、大きな声を出してコンサートを盛り上げていました。
ああいう人になれるかなぁ・・(*^_^*)

というわけで、「東金 スピリッツ・ジャズⅢ」の感想でした。

より以前の記事一覧

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック