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2020/03/16

猫 Jazz喫茶

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前にも書いたかもしれませんが、うちの猫マロンは、jazzが好きです。
私が仕事から帰宅すると、玄関で出迎えてくれて、すぐに私を洗面所に案内し、そこで洗面台の蛇口からお湯を出してくれと、せがみ、白湯を一杯所望。

次に私の部屋に入り、オーディオセットの前に私を誘導し、「これを点けてくれ」と懇願。
さらに掛かる音楽は1950年代後半から1960年代前半のモダン・ジャズが好みのようで、他の種類のジャズを掛けても不満顔、あるいは声にて抗議。

一度は有線放送で演歌のチャンネルを掛けたまま私が部屋を出て顔を洗っていると、「これは全然違う音楽だ!」と怒りの声と表情で猛抗議!!(^_^;)驚きました。

こうして、私の椅子なのにマロンは自分専用の椅子だと思い込み、特等席の椅子でジャズを堪能するのでした。

 

 

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短くても1時間。長ければ、2時間~3時間以上ジャズを聞いています。

不思議な猫です。

 

 

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ここ数日は、私がハードオフで買って来た小さな木製コーンの付いたウッディなスピーカー(※写真の黒いBOSEのスピーカーの上に乗ってるやつ)でのジャズ・ボーカルなどにも気持ち良く聞き入っておりますd(^_^o)

私の部屋は猫専用のジャズ喫茶となりつつあります。
時々、自分が聞きたくてロックやその他ポップスなども掛けるのですが、マロンからは「それはちがうっ!」って抗議が入るので、猫様“御在室”の際には、なかなかジャズ以外の音楽が聞けない状況にあります…σ(^_^;)

で、フュージョンなど、私の苦手なジャンルのジャズは、マロンも苦手なようで、「ウェ~ッ」と辟易とした声をあげるのでした。・・気が合う・・(*^_^*)

 

2020/01/12

あらたなジャズ・スポットを見つけた

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写真は千葉市緑区あすみが丘東にある「Cafe Relaxin'」です。
“リラクシン”と言えばマイルス・デイビスの有名なアルバム・タイトルと同じ。
そして実際に妻と行ってみたのですが、まさにジャズの音と共に“リラックス”できるような空間でした。

このお店は、いつもこのブログに登場する私の中学時代の担任の先生から教わりました。
先生のご自宅からは40キロは離れているのに、先生の“アンテナ”は、あちこちに張り巡らせてあるようです。お友達もたくさんいて、いろいろ情報を与えてくれるのだと思います。

 

 

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11時から15時までの部と、17時から22時までの部で開店されているとのことで、調べてみると食事もできるらしく妻を誘って夜の部に出かけてみました。

入り口を入るとマスターが出て来てくれて、靴を脱いでスリッパに履き替え、まさにお宅を訪問するかのような“リラックス”空間になっていました。

昼の部では、オンケンの自作スピーカーでジャズ以外も掛かっているらしく、夜の部ではガウスというすっごい迫力のスピーカーでジャズを流しているそうです。
室内の天井が湾曲していて、しかもすごく高くて、音響に大きく影響しているのを感じました。
音量はよくあるジャズ喫茶ほど大きなものではありませんが、アナログ盤の黄金時代のジャズが“悠々”と鳴っていました。

実に深い音です。
しかも本来の実力を控えめにしておいて、だからこその余裕あるまさにレコード盤の“演奏”になっていました。

 

 

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食事も珈琲も美味しく、「またいいところ見つけちゃった」(*^_^*)という感じです。

完全なリピーターになるであろう状態でお店をあとにしました。
今度は昼の部、オンケンのスピカーでの“演奏”、聞いてみたいと思います(^-^)/☆

 

2020/01/03

ジョン・コルトレーンの「BLUE WORLD」を聞いてみた。

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前々回のブログでビートルズの「アビー・ロード」50周年記念盤の試聴感想をお伝えしましたが、そこに入っていた「セッションズ」の別CD2枚は後日試聴して、またお伝えします。

今回は、ジャズのテナーサックス奏者、「ジョン・コルトレーン」のアルバムを試聴しましたのでその感想です。

昨年、「ロスト・サウンドトラック・テープ」として発見され、発売されたジャズの巨人、ジョン・コルトレーンの「BLUE WORLD」というCDが気になり、年末に何とか捻出した予算でアビー・ロード記念盤と共に購入いたしました。

一昨年にもコルトレーンの奥さんが複製を保管していた未発表のテープが見つかり、CDとして編集され発表されましたが、二年連続で未発表音源が世に出たわけです。

今回のCDは、前回と異なり、曲としては既に録音されたことのあるものなのですが、この録音のテイクは未発表のもので、かなりマイナーでマニアックな当時の映画のために録音された未発表音源のテープなのです。

インターネットが普及し、動画サイトなどでその映画にふれることが簡単にできるようになった現在、「あれっ、この曲の録音は既発表のものとテイクが違う!?」と気づくことに時間はかからなかったようです。

そして「音源があるはず」、となり発掘されたもののようです。

1964年6月の録音で、あの名盤「至上の愛」が録音される直前のものらしいです。
メンバーは、コルトレーンと、ピアノのマッコイ・タイナー、ベースのジミー・ギャリソン、ドラムのエルヴィン・ジョーンズというコルトレーン史上最強のメンバーと言って良いでしょう。

聞いてみると、実に充実しています。
当時、このままアルバムとして出しても、かなりの評価を得られたと思います。

コルトレーンの味わい深いサックス・プレイは力感もあり、絶頂期そのものです。
しかも、映画音楽のためということもあってか、情感あふれる演奏となっています。

マッコイのピアノもうっとりするくらいの良さ、ベースのジミー・ギャリソンも独特のソロを演奏する見せ場があり、エルヴィンのドラムはまさに彼らしい様々なリズムパターンの叩き方で、コルトレーンの意図するところを汲み取った、他のドラマーにはないものを感じさせ、圧巻です。

これを新年早々からニュー・アルバムとして聞くことができることは、代え難い喜びです。

同じ曲の別テイクなども入っているのですが、それでもアルバム一枚通して聞いて、充実感、満足感の得られるいいアルバムだと思いました。

2019/12/01

富里に「椎名豊 Special Trio 2019 & Big Band コンサート」を聞きに行ってきました。

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このブログにも書きましたが、今夏に県立富里高校のビッグバンドと椎名豊さんのバンドのコンサートを聞きに行って来たのですが、そのときにアナウンスのあった12月の今回のコンサートのチケットを入手しておきました。

椎名豊トリオは、全国をツアーして回り、きょうが最終日。
そのラストを高校生のビッグバンドとの演奏も含んだ形でやるなんて・・素晴らしいっ!

前半は、椎名さんのトリオの演奏。
ベースのレジナルド・ヴィール、ドラムのアリ・ジャクソンはウィントン・マルサリス率いるジャズ・アット・リンカーンセンター・オーケストラの中核メンバーとして活躍したミュージシャンで、まさに世界のトップクラスのプレイヤーです。

圧倒的、そして変幻自在なプレイ、パワフルだが情感溢れる演奏でまずは観客を驚かせ、楽しませてくれました。
いつものことながら、ジャズを聞くこと、コンサート会場で体中に音を浴びることの幸せを感じました。

後半は、二年連続高校生のジャズバンド日本一になった県立富里高校のビッグバンド「THE MAD HATTERS」、さらにそのOG、OBで編成している「HIGH NOTES JAZZ ORCHESTRA」に監督の篠原正樹さん(トランペット)も加わり、圧巻のビッグバンドジャズを聞かせてくれました。

レジナルド・ヴィールさんや、アリ・ジャクソンさんらがビッグバンドで演奏するのを見て聞けるなんて、ああこれはとても貴重で至福の時間だと思いました。
それに高校生のメンバーが世界一流のミュージシャンとソロ合戦したり、目の前でそのプレイにふれることができるなんて、素晴らしいことだと思いました。

監督の篠原さんがステージでおっしゃっていましたが、このわずかな時間に一流の人と一緒に演奏することが大きな成長の機会になるとのこと、ぜったいにそうだよな、と思いました。

自信満々でステージセンターにソロをとりに出てくる生徒達、プロの演奏に必死にくらいついてプレイする生徒達、・・いいもの見せてもらい、聞かせてもらいました。

“感動だらけ”の3時間半、来てよかったと思いました。そして「ジャズ」っていいな、といつもにまして思ったのでした。

2019/09/11

寺島靖国氏の「俺のオーディオ」を読んだ。

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『俺のオーディオ -テラシマ流最強システム構築ガイド-/寺島靖国著(河出書房新社)』という本を読みました。ブックオフにて格安購入!d(^_^o)

寺島氏と言えば、今までにも数々の著書を読み、このブログでも度々ご紹介してまいりましたが、今回は氏のオーディオへの情熱というか、病気を通り越して“ヤバい”感じの取り組み、こだわり満載の本となっておりました。
いつもながら“けんかっ早い”様子も何度も見られ、一生治らない“不治の病”に取り憑かれている氏は、ある意味とても“しあわせ”な感じでした。

インシュレーターって知っていますか?オーディオマニアのリスニングルームを拝見すると、たいていはアンプの足の下に“かませて”いる主に金属製の“敷物”的なものです。
これをどの位置に何個敷くか、三点支持で前がひとつ、後ろにふたつ、ややはみ出し加減がいいのではないか、などと“矯めつ眇めつ”してうれしそうにトライしていくのです。
一個何万円もするのです。ややオカルト的でもあります。

しまいには、そのインシュレーターを壁から外して寝かせているコンセントに、枕のようにして設置し、電源ケーブルの下にもいろいろと置いて、あらゆることを試していくのがオーディオというものに取り憑かれた人間のやることです。

電源ケーブルやスピーカーケーブルも何万、何十万とするものを幾本も購入し、あらゆる可能性を試していきます。
そもそも家にあらかじめあるコンセントから電源を取らずに、自宅庭に専用の電柱を建て、純粋にオーディオ用の電源を用意するなどは、私からしたら“常軌を逸している”わけですが、「いい音になるのに、なんでやらないの」ってことだと思います。

アンプを二台購入して一台にはスーパートゥイーターとスーパーウーファー、もう一台には、ホーンとトゥイーターを接続して「どうだっ」って感じで鳴らしたりもします。
いったいどんな音がするのでしょうか。
寺島氏はジャズ喫茶店主でもあるわけですから、聞くのはもっぱらジャズばかり。十数年前に一度、氏のジャズ喫茶「メグ」にも行ったことがありますが、なかなか聞くことの出来ない鋭く攻撃的な音でジャズが鳴っていました。

もう楽曲を聞くためにではなく、オーディオそのもののために音を出しているわけで、文中でもそれを認めていますが、そういう世界に入ると、二度と“足を洗う”ことの出来ない“ヤクザな世界”に身を置くことになるのだということが良くわかりました。

近年、システムをどんどんグレードアップならぬ、グレードダウンさせていく私には、もう考えられない世界をこの本で味わうことができました。
マニアックなオーディオ世界はこの本で味わって、現実世界では安価な入門的ステレオシステムで心穏やかにリラックスしてジャズ的人生を過すことが分相応だと、この本を読んで確実にわかりました。
そっちの方が人生逆に豊かになりそうです。そうしましょ。

2019/09/01

東金 BIG BAND JAZZ コンサート に行ってきた。

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東金文化会館で開かれた「東金文化会館四季彩コンサート-夏-」の企画のひとつ、表題の『東金 BIG BAND JAZZ コンサート』に出掛けました。
いつもの私の中学時代の担任の先生からのお誘いでした。

このコンサートのポスターやチラシも先生が「絵」を担当されています。

今回はアマチュアバンドで東金が本拠地の平均年齢60歳、教員、企業オーナー、医師、警察官、サラリーマンなど多種多彩な職業の方が集まった「イースト・ベル・ジャズ・オーケストラ」が口火を切りました。イースト・ベル=東金'(*゚▽゚*)'
スター・ダストなどの名曲を味わい深く演奏され、“ジャズ心”がウォームアップされました。

次は、8月頭に富里の公民館でのコンサートの素晴らしかったことをこのブログでご紹介した県立富里高校のジャズ・オーケストラ部「The Mad Hatters」が登場。

一曲目の「ハッピー・ゴー・ラッキー・ローカル(D.エリントン)」でいきなり打ちのめされました。
部活のディレクターを務めているトランペッターの篠原正樹さんも指揮をしていて、「いいでしょう?!私が特等席で聞いているんです」って言うくらい、もうアマチュアの演奏のレベルではなく、観客を安心して楽しませるような演奏なのです。
富里の公民館で聞かせてくれた「ライオット(H.ハンコック)」も、まだ一ヶ月も経っていないのに、あのときを70点としたら今や110点!くらいの出来でした。

あの8月頭のコンサートの後にあった高校生のコンテストでもぶっちぎりの一位で優勝してきたそうです。すごい高校生達です。

私の後ろの席で聞いていた方も、「すごいっ、素晴らしい!」と何度も感嘆の声をあげていました。それくらい良かった。

休憩後は、プロの椎名豊トリオ+篠原正樹の圧倒的な演奏で観客を圧倒!!
ジャズの魅力を堪能しました。

そして、「プロと同じ舞台を踏み、身近に素晴らしい演奏を聞き、一緒に演奏することでものすごく成長していく」という篠原さんの言葉どおり、ラストは椎名トリオと合体して「モーニン(B.ティモンズ)」を白熱の演奏。
次から次へと高校生達がソロをとり、うれしそうに、そして自信に満ちて演奏する姿に涙が出ました。
4月に初めて楽器を持った生徒もいるというのに・・。

ほんとうにいいもの見させて、聞かせてもらいました。
ジャズの良さを体中に感じて帰って来ました。

2019/08/26

富里市で開かれた「フリソンジャズオーケストラ」のコンサートに行って来ました。

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日曜日、富里市七栄にある「富里市中部ふれあいセンター」で開かれた第4回『フリソンジャズオーケストラ ふれあいコンサート』に出かけてきました。
これも私の中学時代の担任の先生からのお誘いを受けてでした。

アマチュアのジャズのビッグバンド・コンサートでしたが、“腕は確か”で、かなりなものでした。でもって無料!!内容が良かっただけに信じられない。

 

 

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しかも第一部と第二部の中盤には、あのムード歌謡の大御所「敏いとうとハッピーアンドブルー」のメンバーだった「都倉純」さんがビッグバンドをバックに「星降る街角」や「わたし祈ってます」、「よせばいいのに」などを本気で歌唱!'(*゚▽゚*)'
歌謡曲にジャズのビッグバンド、合いますよねぇ~(*゚▽゚)ノ昔はテレビのバラエティ番組には必ずビッグバンドがうしろにいて演奏していた・・。

都倉さんもおっしゃっていたが、今やバックの演奏はカラオケばかり。
このあいだ50年の歴史を閉じたグランドキャバレー「ハリウッド」もかつてはビッグバンドが演奏していたが、だんだん少なくなり、最後には7人~5人~4人・・と減ってしまっていたそうです。

今回は17人のバックの演奏に、アマとは言え、迫力あるブラスセクションを背に都倉さん気持ちよく唄えたとおっしゃっていました。
アンコールも出て、“ガツン”とプロの実力を見せてくれました。
次回シングルは、「星降る街角」の森本さんとデュエットでリリースするそうです。

私も久々にというか、テレビで見て以来の歌謡曲のバックがビッグバンドというのを聞いて、「こりゃいいっ!」と感激しました。

そしてフリソン(もともとは、富里村だったこの地の読みを“フリソン”としてバンド名にしたとのこと)ジャズオーケストラのスタンダードからラテン、映画音楽まで幅広いレパートリーの勢いある演奏に最後まで心躍り、楽しめました。

富里には、“ジャズが似合う”という印象を、以前ご紹介した富里高校のジャズオーケストラ部のコンサートを含めて思いました。

富里絡みでは、今度の31日(土)に、東金文化会館で富里高校のオーケストラと、プロの椎名豊トリオがコラボしてコンサートを行います。
私も行くつもりでおります。楽しみです!(*^_^*)

 

 

2019/08/03

「Jazz Festival in とみさと」に出かけてきた

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いつもこのブログに登場する私の中学時代の担任の先生から電話があり、「職場に復帰したようだけど、大丈夫か?心配して電話掛けちゃったよ。」と、まずは気遣っていただき、恐縮。そして安心してうれしい気持ちに。

で、「ジャズでも聞いてみるか、これはいいぞぉ、土曜日に身体の調子が良ければ来てみるといい、オレも行くぞ」・・というわけで、今朝起きて、体調はまあまあだったので、富里市は遠いけど出かけてみました。

コンサートのメインは県立富里高校のジャズ・オーケストラ・クラブ。
コンサートの初っ端の挨拶で全国一位になったと報告がありました。普通の県立高校で、特にスカウトなどしているわけでもなく、今年の新入生も初めて楽器を持つ生徒がほとんどなのに、今日のコンサートではそれぞれがソロパートを任されていました、すごいことです。

このコンサートの前には、あの世界でも有名なモンタレーのジャズ・フェスティバルに招待されて演奏してきたそうです。いやもうこの田舎の畑だらけで“スイカ”しか名物がないような場所の高校生達とは思えない(^_^;)・・いやいや、失礼、たいしたもんです!

もうこのコンサートは富里という地に根付いている、地元と密着している素晴らしい文化拠点になっていました。

 

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サックスのポール・コントス、ベースのパット・グリン、テナーのティム・アマスコット、日本人ではピアノの椎名豊、トロンボーンの片岡雄三、トランペットの篠原正樹(富里高校ジャズ・オーケストラの面倒を見ている)、ドラムの広瀬潤次らが途中、この高校生に混じって熱狂の演奏!第二部ではこのプロの面子のコンサート、さらにラストではOBのハイノーツ・ジャズ・オーケストラも加わって全員で圧倒的な演奏を繰り広げました。

高校生による「マイルストーン」や、あの「モーニン」、ハービー・ハンコックの「ライオット」という複雑で難解そうな曲まで演奏され、ただただ驚きました。
その演奏されているジャズには心に訴えかけてくる何かが“大増量”・・大盛りで込められていました。
恥ずかしながら何度も涙が流れました。これが音楽だ、これが人間が演奏することの素晴らしさだ、とあらためて深く感動したのでした。

そして、このコンサートをおしえてくれた先生にも大感謝です。
病み上がりの元生徒に(しかも、もういいオジサンだ)、電話を掛け、こうして元気が出るようなことに誘いをかけてくれる。こんなこと・・自分に出来るだろうか。

身体はまだまだ“ふらふら”しているけど、でも心は元気になりました。
先生、ありがとう。

2019/07/26

ニナ・シモンに出会って

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ニナ・シモンの名は知っていた。ジャズがかかるようなラジオ番組でも数曲ではあるが聞いたことがあった。
でも、そんなに気にとめるでもなく時は過ぎてしまい、本気になって聞いてみようなどとは思わずにきてしまった。

ブックオフで数百円で売っていたその「ニナ・シモン」のCDは4枚組だった。
この4枚組にはLPレコード7枚分とボーナス・トラックが何曲か収録されていて、70曲を超える楽曲が入っているこれを発見したときには胸が躍った。

こういう出会い方をする場合は、たいてい“いい出会い”なのだ、間違いなく。

買ったその日に帰宅してすぐに聞いてみた。

いいっ!

なんていうんだろう、サラ・ボーンでもなく、エラ・フィッツジェラルドでもなく、クリス・コナーでもなく、ヘレン・メリルでもペギー・リーでもジュリー・ロンドンでもない。
ましてやジョニ・ジェイムスとは対極にある。

この素朴でしっかりと根を生やしたような地についた音楽、歌、ピアノ。
よくあるジャズのゴージャスな感じの曲などはライブ・アルバムが3枚も収録されているのにほとんどなく、どれもが陶器でいったら“素焼き”みたいな感じだ。

どっしりとしているのに、細部では繊細な部分もある。歌だけでなく、彼女のピアノも聞き物だ。つんとすましたようなところはなく、渇いた心に浸み渡る。

リズミカルでパーカッシブな曲などもあり、そちらはもう民族音楽的でもある。

流れる川のようであり、吹き渡る風のようでもあるニナ・シモンの歌はまったくこちらを飽きさせることがない。
あるときは“祈り”のようなものさえ感じる。

すっかりニナ・シモンの魅力に取り憑かれてしまった私は、家で聞き、クルマで出掛けるときも聞き、そして人にも薦めてしまう。

こりゃあいいよ、見つけて、そして聞いてよかった(*^_^*)

2019/07/18

「JAZZ歴史的名盤・ジャケ裏の真実 -ジャズ・ジャイアンツ編-」を読んだ

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『JAZZ歴史的名盤・ジャケ裏の真実 -ジャズ・ジャイアンツ編-/小川隆夫著(駒草出版)』という本を読みました。

整形外科医でJAZZジャーナリスト、ブルーノート創始者のアルフレッド・ライオン来日時の主治医まで務めたという著者。
著者自身3,000本のライナーノーツを手掛けたとのことですが、今回のこの本は輸入盤などを買うと必ずジャケット裏にある全面英文のライナーノーツの中から気になる部分を抜き出して翻訳、名だたるジャズ・ジャイアンツ達のアルバム紹介と共に振り返り、探求していく、というような本でした。

もともとは、電子書籍でブルーノートのアルバムについて執筆されていたものを、この本ではレーベルの垣根なく“ジャズ・ジャイアンツ”達を取り上げていて、紙の本も作ることになり、電子と異なりスペース上の問題があるため、本としての体裁を整えて再構築されたものとなっています。

コルトレーンや、マイルス、ビル・エヴァンス、スタン・ゲッツにキャノンボール・アダレイ、ハービー・ハンコックにビリー・ホリデイ、キース・ジャレットにセロニアス・モンク、ウエス・モンゴメリー、リー・モーガン、オスカー・ピーターソン、締めにはロリンズとウエイン・ショーターが登場します。

いやもう実にジャズ・ジャイアンツと呼ぶにふさわしい人ばかり。

それらのプレイヤーのアルバム、ジャケ裏ライナーノーツには何が書かれていたのか、と興味を持ったわけですが、アーティストにより、そして書く人により遠慮したり、まだ“海のものとも山のものともつかぬ”ような書き方があったり、ドラッグで心身ともに病み何度か隠遁状態にあった部分をそれとなくスルーしての書きぶりもあったり、逆に忽然とライブスポットに現われ、素晴らしい演奏をしたときのことが書いてあったりで、今まで輸入盤などを買っても、ジャケ裏のそれを英語力の無さから読めずにいたのが光が射すようにいろいろわかって面白かったのでした。

また、著者のジャズに対する知識と見識は色々なジャズ評論を読んできた中でも非常に的確で明快、かつわかりやすいものでした。
1950年代前後のジャズ・シーンへの深い理解と、愛情、偏りのない聴き方が私にもよくわかりました。

紹介されているのは、タイトルどおり有名どころのジャズ・ジャイアンツばかりではありましたが、まだまだ知らないことばかり。
これから手持ちのアルバムを聞き直すときには、またちがった心持ちで聞くことができそうです。

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