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2018/07/14

【はっPのアナログ探訪_0151: JET / Paul McCartney & Wings ( Single )】

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今回のアナログ探訪は Paul McCartney & Wings の「JET」。

これも久しぶりにレコード盤で聞きました。
CDよりも圧倒的に軽快な音です。意外!

ポールの素晴らしいドラムの迫力は十分に表現されているし、コーラスの爽やかさもみずみずしい。

この曲の根幹を成すとも言える“ブラス”の音は非常に軽々と鳴っていて、CDとは明からに異なる印象を持ちました。
無理な音圧レベルのアップが無い感じ、とても素直な音です。

このブログのシングル盤「BAND ON THE RUN」のアナログ探訪時にも書いたかもしれませんが、「バンド・オン・ザ・ラン」のアルバム自体がCD化された当時、「もともとデジタル向けの金属的な音質のアルバム」なんて言われていた記憶がありますが、いや実はそうでもないと思いましたよ。

ひと言でいうと「とても“あたり”がよい」です。アタック音の部分も“滑らか”にさえ感じます。
聞いてみないとわからないもんだねぇ。


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ついでにB面の隠れた名曲「Let Me Roll It」にも針を落としてみました。
ポールのベースの音がとてもいいよ(*^_^*)
固すぎず、やわらか過ぎず、ほどよいアタック音を残しつつ、この曲を引っ張っていきます。
ベースアンプのそばで演奏を聞いているみたい。

独特のリフを持つこの曲のギターも、CDよりアンプから出るナチュラルさを保ったまま録音された感じです。明らかにCDの音とは異なります。耳に心地良いd(^_^o)

ポールのボーカルも伸びやかに、朗々と、自在な感じでこれまたいいヽ(=´▽`=)ノ

ちょっとオールディーズっぽいオルガンも泣かせます。いい曲だなぁ(#^.^#)

というわけで発見の多かったポールのシングル盤「ジェット」でした。

2018/07/07

たいせつな本になると思った「ビートルズは何を歌っているのか」。

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『ビートルズは何を歌っているのか?/朝日順子著(株:音楽出版社)』を読みました。
評判も良く、楽しみにしていましたが、巷の評価に違わぬ力作だと思いました。しかも力が入りすぎていないのもこの本の、著者の書き方の魅力だとも感じました。

「カットアップ技法で作られた歌詞?」という項目では、ジョンのドキュメンタリー映画に出て来た、ジョンの邸宅に侵入してきたファンの若者に対してジョンが「曲と現実生活をごっちゃにするな」と話しかけ、若者が「でも、あれは?」と『 Dig A Pony 』の歌詞を持ち出すシーンを取り上げています。

そこでジョンがそれに応えて「言葉で遊んでいただけさ。正真正銘のノンセンス・ソング。ディランだけでなくみんなやっている。言葉と言葉をくっつけて何か意味を成すか、みてみるんだ。」と語っている部分を回想しています。
私はこの部分については完全に記憶から外れていて、そうだったっけ・・と思いましたが。

要するにあの『 Dig A Pony 』という曲は関係のない言葉や文をくっつけて新たな文を作るというカットアップ技法といえる手法を用いていたらしい、と書かれているのです。
何か普通でない言葉の雰囲気だと思ってずっとこの曲を聞いてきた私に、そんなことを気づかせてくれたのです。

そう言えば、初めてあの曲を聞いたときから road hog penetrate celebrate radiate anything everything dig という言葉などが、中1で英語もほとんどわからないのに、面白い響きに聞こえたり、何だろうと辞書を引いてみたりしたことを思い出しました。

上記のようなことは、ほんのひとつの話題と言えるくらい多種多様、多彩な解釈などが飛び出してくるこの本、単に英語の専門家や、特にビートルズ・ファンでもない人が書いたものとはレベルの違う、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴに寄り添った彼らが何を思い、何故こんな表現を使ったのか、という英語を用いるあちら側からの視点を感じさせる好著でした。

時に正規発表されていない録音などにもふれていて、私の知らない世界なども垣間見え、ビートルズ・ファンとしては、やや情けない“ついて行けない”部分もあり、「まだまだファンとしては“中級以下”( ̄O ̄;)なのか」と暗然たる思いになった瞬間もありました。

でも、ファンはファン、楽しい本です。面白い本です。

最後に気になることがひとつ。

この本の最初の頁に薔薇の絵が描かれ、「McCartney Rose To my high school English teacher」と記されていました。これは朝日さんの英語の先生だったあのビートルズ資料館の野口先生のことだと思うのです。

上記のようなひっそりとしていいエピソードを見つけたのですが

最近の facebook で、当の野口先生がアルバム、「サージェント・ペパーズ・・」の「恋人募集中楽団」という表現について、きつい言葉で指摘されているのを見つけ、この本のことを言っているのか、と思い、どう考えたらいいのかわからなくなってしまいました。

何一つ事実も知らない私には、コメントなど出来ようもありませんが、あれこれと考え込んでしまい、その章以降ずっと胸騒ぎを抱えながら読むことになってしまいました。

私の想像していることがただの勘違いであることを祈っています。


【Now Playing】 Live And Let Die / Paul McCartney & Wings ( Rock )

2018/06/11

【ビートルズひとり雑談・第十五談 (なぜ、ギターソロを途中でやめる) 】

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以前、このブログにひとりでビートルズに関する雑談をしていた企画。「ビートルズひとり雑談」またしてみたいと思いまして、書き始めました。

タイトルの「なぜ、ギターソロを途中でやめる」を見て、すぐさま「All You Need Is Love」を思い浮かべたあなたは“ビートルズ大好き”ですね(*^_^*)

この曲でツー・コーラス目が終わり、サビに入り、盛り上がったところで、ギターの間奏となります。
調子のいい感じでギターソロに入るジョージ、・・ところが突然「ボ・・ペッ」と寸詰まりのように弾いて突然ギターソロ終了( ̄O ̄;)

初めて聞いたときから「なんじゃこりゃー」でした。

曲自体が盛り上がりに盛り上がってるから「まあ、気にせんといて先を急ぎましょう」という感じになり、あの「ボ・・ペッ」という何とも“サマ”にならない突然のギターソロの“コケ”は不問となるわけですが・・、生きている間に「ジョージ、あのときはどうしちゃったの?」と聞きたかった(^_^;)

そしてもうひとつ。
サージェント・ペパーズの冒頭タイトル曲です。

後半、ポールがギターと掛け合いのようにしてシャウト!!
「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バ~ンド」って、最高に盛り上げるところで、また・・強烈なディストーション・サウンドで鳴きに鳴きまくっていた、たぶんジョージのギターが・・『グキッ』・・と (・_・;、“ねんざ”したみたいに突然のコケながら終了・・(T_T)

これもまた「なんじゃこりゃー」でした。
モノラル盤を聞いてみても『グキッ』っと終わってますから(^^;)これはビートルズも「しゃあない」ということでそのままレコードにしたのか・・。

でも、そんなところを気にしないのもビートルズ。
これはこれでまた馴染んじゃうんだよねぇ、やっぱりビートルズ大好きヽ(=´▽`=)ノ

2018/04/23

【はっPのアナログ探訪_0147: McCartney / Paul McCartney ( LP )】

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復活したアナログ探訪、今回は前回に続きポール・マッカートニーの最初のソロ・アルバム「マッカートニー」です。

当時、聞き始めたときには、この人があのビートルズのポールマッカートニーなのか、と思ってしまいました。
ビートルズが最後に作ったアルバム「アビー・ロード」の完成されたものから比べると、ビルディングと納屋くらいにかけ離れたものです。

曲自体は“未完”のままリリースされたような印象のものが多数。
“脂っ気”は抜け、ふだんギターをつまびいているそのままをラフに録音した、みたいな印象でした。


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でも、その中には、ポールの中にある音楽のエッセンスみたいなものが“濃く”抽出されていて、ポール・ファンにはわかる胸にギュッとくるものが含まれていました。
「マッカートニー」という蜜壺に指を入れてひとくちすくい、ペロッとなめてみると、濃いぃポールの蜜の味です(゚ー゚*)。oO

「エブリ・ナイト」などはその後のポールのコンサート活動や、他のミュージシャンにも取り上げられていますが、キチッと作り上げれば名曲の部類です。

「ジャンク」も今やビートルズのアンソロジーに入っていますが、あの頃はポールはビートルズ時代にこんないい曲を作っていて未発表だったのだ、と驚いていた人もいました。


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それから、ポールのボーカルに関しては、「メイビー・アイム・アメイズド」などの歌唱も有名ですが(その後のコンサートでもポールは多く取り上げている)、「Oo You」の歌唱もポールらしくて大好きです。今掛かっているのですが、とてもカッコいい(^-^)/☆
それに、やはり後の「バンド・オン・ザ・ラン」のアルバムで開花しますが、この曲でもポールのドラムはなかなか魅力のある叩き方をしています。
次の曲「ママ・ミス・アメリカ」でも荒削りだけどいいドラムを叩いています。
本職ドラマーにはない発想がポールにはあります。


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今、「メイビー・アイム・アメイズド」が掛かっていますが、ポール若いから、けっこう軽々と歌ってますね(^^;)いや、さすがだわ。

そしてラスト、謎の「クリーン・アクロア」。
極端にミュートされたドラムで、私のような素人が机を叩いて遊ぶようなリズムを刻んでいます。なぜ最後にこの曲が入っているのか、凡人には理解できないのですが、今やこれなくしてはこのアルバムが終わったことにならない“からだ”になってしまった私…σ(^_^;)
久しぶりにアナログで聞いた「マッカートニー」、味わい深いものでした。

2018/04/20

【はっPのアナログ探訪_0146: RAM / Paul and Linda McCartney ( LP )】

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このブログで久しぶりのアナログ・レコードを聞く「アナログ探訪」企画。
忘れかかっておりましたが…σ(^_^;)再開です。146枚目から続けます。

というわけで、景気づけに大好きなポール・マッカートニーのアルバムからいってみます。

ポールのアルバムでは「レッド・ローズ・スピードウェイ」と並んで一番聞いてきた「ラム」を取り上げます。

さっそく針を落としてみたのですが、あのとき聞いたけっこう鋭角的に聞こえたギターサウンドなどが、とても“まろやか”(*^_^*)あら、不思議。

ポールの声もギターも“まるみをおびた”ように聞こえます。
そしてリアルに・・。
あのときもいいアルバムだと思ったが、今アナログで聞いても、素晴らしいぞ(゚ー゚*)。oO

中学生の頃に買ったアルバムで、もちろん日本盤。でもスクラッチ・ノイズひとつなく、いい音です。
歌詞カードの末尾に、「PTX-DX・クリヤーサウンド」と記され、特殊なカッティングがされていて、トレーシング歪、ピンチ効果による歪を減少させているらしい・・(*^_^*)
そういわれると、なんだかいい音に聞こえるぞd(^_^o)


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今、「アンクル・アルバート」が掛かっていますが、実に“澄んだ”音で、狐につままれたみたい。あの頃、こんないい音には聞こえなかった。CDの音に馴れすぎたのでしょうか。

今でこそ、このアルバムも一定の評価を得ていますが、ビートルズ&ポール後追い世代の私には買う前から“酷評”に近いものが漏れ伝わっておりました。
でも、当時聞いてみて、「全然そんなことないじゃん、大好きこのアルバム」と思ったものです。
逆にジョンの評価は当時、“過大”だったようにも感じていました。
それに「ジョンの魂」や「イマジン」はいいアルバムだと思ったけど、何度も聞くにはなんだか“重い”って思ったのですよね、それは今もあって、ドライブ時に気軽に音楽を聞くときには、やはりジョンの曲数は減ってしまいます。


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そんなこんなで、ポールのこのアルバムはいよいよB面に突入しています。いいねぇ、アナログ盤はB面にひっくり返して次の展開に期待する瞬間がある。

「モンクベリー・ムーン・デライト」もポールのハードでシャウトする歌唱が炸裂!
こんなのコンサートでやってくんないかね(^_^;)・・当時の歌詞カードを見ると、「モンクベリー・・」は“つきせぬよろこび”という意があり、LSDやマリファナ・タバコのことと考えてよい・・という注釈がついています。そっか、そんなこともあってのことなのか。

とにかく聞いていて、ポールの魅力がいっぱい詰め込まれているアルバムという印象をあらためて持ちました。

さあ、再開したアナログ探訪、次は何を聞こうか。

2017/12/18

私の『今年の漢字』

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毎年発表されている「今年の漢字」が世間では、発表されましたが、自分にとっての今年の漢字はなんだろう、と少し考えてみました。・・ま、どうでもいい話題だと思われるでしょうけど、ちょっと付き合ってください(*^_^*)

ということで、今年の「私の漢字」を『焦』としました。
※焦がれる(こがれる)という文字です。

このブログでは宝塚関係のことをよく掲載しているのですが、花組のトップスター明日海りお(あすみ・りお)さんの三人目の相手娘役が仙名彩世(せんな・あやせ)さんに決まり、実際の舞台は非常に充実したものとなり、明日海さんは落ち着いてじっくりと舞台に取り組んでいるように見えます。
これは娘役として仙名さんに明日海さんが“焦がれて”いたのではないかと思ったのです。

それは、雪組の望海風斗(のぞみ・ふうと)さんについても、どうしても真彩希帆(まあや・きほ)さんだったんじゃないかと推測します。“焦がれた”というわけです。・・ほんとかどうかは知らないよ(^_^;)

このあいだ退団された宙組・娘役の怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、前のトップスター凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんが“焦がれていた”んじゃないかと、これまた愚かな推測をしています。
凰稀さんのここのところのインスタグラムでは、怜美さんが再三登場。
自らの舞台にも呼び寄せているようで、写真を見ても凰稀さんの“焦がれ”を感じます。何度も言うけど、ほんとかどうかは知らないよ…σ(^_^;)

宝塚での「焦」は以上のように考えました。

あとは今年見た映画の中でも、男女の恋愛上の“焦がれ”もあったけど、親子間のものや、他人の状況についてのもの、美しい自然へのものなど、様々な“焦がれ”を感じました。
何か、今、人は“焦がれる”ものを探しているんじゃないかと思うくらい。

読書関係では、作品の内容そのものよりも、著者・作者の探求心や、それを求めていく環境などに“焦がれる”私がいました。
こんなふうに突き詰めていろいろなことを考えてみたい、文にしてみたいと、作者や作者のいる環境に焦がれました。

音楽関係では、相変わらず1950年代後半から1960年代前半のジャズや、1960年代のビートルズの音楽に惹きつけられ、その「時代」の空気に“焦がれ”ました。
これは長年続いているなぁ・・。

そして、自分の人への“焦がれ”。
このブログによく出てくる中学時代の担任の美術の先生の作品への意欲を見ていると、人としての存在に“焦がれ”ました。また、ほかにもガッツリ様々なことに取り組んでいる人とも今年は出会い、やはりここでも“焦がれ”を感じました。

また、今年は数十年ぶりに友として復活した高校の同窓生がいて、あの時代の感覚に“焦がれ”た感覚があります。

最後に、「いい歳こいて」と思われるかもしれませんが、生き生きとして私の目に映る女性にも“焦がれ”ました。別にどうこうなろうというわけじゃありませんよ。でも、そんな気持ちになるというのは、いくつになっても男女には必要なんじゃないか、とあらためて深く感じたのです。

というわけで、今年の私の漢字は『焦』でした。
最後まであきれず読んでいただいた方、ありがとうございました。
あなたの今年の漢字は何ですか?


【Now Playing】 HEART TO HEART / 姜尚中 ( J-WAVE )

2017/11/07

ビートリー度アップ月間(#^.^#)

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このあいだ、このブログでビートルズ関係の記事がやや薄くなってきたことを書き、少し“ビートリー度”をアップしよう、なんてことを書きました。

まずは、テレビで放映されたBBCのビートルズのアルバム、「サージェント・ペパーズ特番」についてアップしてみました。

第二弾、強化月間的行動は(^^;)・・i Pad に入っている曲を整理して、所有しているビートルズ解散後の4人のソロ・アルバムのデジタルデータを全て入れてみました。
で、4人のソロ・アルバムだけだとさすがにきついかもと思い、保有しているローリング・ストーンズのデジタル・データも入れて、スパイスを効かせ、飽きずにジョン、ポール、ジョージ、リンゴのアルバムを楽しんでみようという体制を整えましたd(^_^o)

・・実に1,299曲になりました。
ランダムに聞いていると、こりゃ楽しいヽ(=´▽`=)ノ

4人の解散後のいろいろな時代の曲がランダムにかかるので、懐かしかったり、今まで気づかなかった意外なところを発見したり・・。

ここに書けるようなことがあれば、それも書いていきたいと思います。
関連して、ヨーコやリンダのアルバムも入れてあるので、これがまたいま聞くとどう聞こえるか、・・ちょっと怖いが・・これもまた愉し(*^_^*)

以上、ビートリー度強化月間推進報告でした。


【Now Playing】 今朝の三枚おろし / 武田鉄矢 ( Podcast )

2017/11/05

BBC特番、サージェント・ペパーズ50周年記念ドキュメンタリーを見た

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11月3日にNHKで放送された表題の記念番組を録画しておいて見てみました。
日本版タイトルは「ペパー軍曹の音楽革命 ~ビートルズ不朽の名盤はこうして生まれた~」となっていました。

本国では早くに放送されたようですが、日本語版製作に時間が掛かったのか、それとも契約等に手間取ったのか、でも放送されてよかったです、見ることができて。
しかもなかなか丁寧な作りの番組になっていました。

サージェント以前のビートルズの歴史はさらっと流し、サージェント制作過程にほとんどの時間を割いていたのはとてもいいことでした。


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よくこういう特番があると、本編の一番肝心なところにたどり着いたところで時間が押していて、ろくな解説もなされない番組が多い中で、BBCはじっくりと作品ごとの特徴や、ビートルズの楽曲に対する取り組み方、録音技法、演奏方法について細かに、しかも初めてサージェントの解説を聞くような人にもわかりやすく(これが大切だと思う、ファンなら、マニアなら知ってるだろう的なものが多かった中で、この番組はその点がとても親切だった)、さらに当時の時代背景(社会的なこと、技術的なこと、音楽的なことまで)もうまく説明してくれていたと思います。

映像的にもとても面白くて、サージェント・ペパーズの雰囲気が番組全体でわかるような感じになっていました。

わかりやすく番組を作れるってことは、サージェント・ペパーズの録音プロジェクトについて、かなり深く研究しているってことだと思います。
よくわかっていない人に限って、やたら小難しいことを並べ立てたり、ビートルズの特番なのに、ビートルズに対して批判的であったりもするものです。
つまりよくわかっていないから、話の方向をずらそうとするからなのだと思います。


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マニアならよく知っているエピソードも紹介していましたが、それに付随して様々な映像や残されたトラック、実際の新しい音楽的技法や、演奏への取り組みなども絡めて紹介している“善意”の方向性にはうれしくなりました。
だって、私はビートルズ・ファンなのですから。

結論的には、サージェント・ペパーズは、その後のロック、ポピュラー・ミュージックにとって画期的なものだったということになったわけですが、よく後年のジョンのサージェントに対する批判的な発言などを真に受けてこのアルバムを貶めるようなことを言ったり、解説したりする人がいます。
例えばこのアルバムのジョンの曲をきちんと聞けば、ジョンが新しいことに夢中になって取り組んでいたことがわかると思います。
自分で、自分の感性でよく聞きもしないで、人の発言やそのときの時流に乗った批評などに惑わされる人、今までたくさん見てきました。
その人たち、サージェント・ペパーズ50周年記念盤や、書籍なども発刊される中、自説をどうこねくり回しているのか聞いてみたい(ほんとうは聞きたくない)ものです。


【Now Playing】 Getting Better / The Beatles ( Rock )

2017/11/02

年末に向けて“ビートリー度”を上げてみようか

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写真は私の部屋の入り口、ドアのガラス部に貼ったビートルズとジョンのポスター。

最近、このブログの“ビートリー度”が落ちているような気がしてきて、ちょっとビートルズやグループ解散後のレコード・CDを聞いたり、買ってあるポールのインタビュー本を読むなど自らのビートリー度を上げてみようか、なんてふと思いました。

クルマになった通勤途中ではビートルズを聞くことがよくあるのですが・・。

聞けば聞くほど、資料を読めば読むほど新しいことに出会えるビートルズ。
もう一度“ガッツリ”向き合ってみようと思います。


【Now Playing】 あさラジ / 髙嶋秀武 ( ニッポン放送 )

2017/08/07

「たとえば、ブラッキーとクラプトン」読みました

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『たとえば、ブラッキーとクラプトン -ぼくらが恋した伝説のギターたち-/細川真平・近藤正義著(リットーミュージック)』を読みました。

これは、ロックファンなら誰もが知っている、誰もが憧れたギタリストとその愛器についてギター大好きな人が書いた本と言えます。
ギター小僧でなかった私にも、とても興味深く読めました。

エリック・クラプトンのストラトキャスター、愛称ブラッキーは、多くの人が指板も剥げ、ヘッドの部分に煙草の焼け焦げがある、ああ、あのギターって思い浮かべることができるでしょう。
それに、クイーンのブライアン・メイが暖炉にあった木を削りだして自作したレッド・スペシャル、世界で唯一の素晴らしいデザインとフェイズサウンドのギター、これも知らなかったらロックファンじゃありませんよね。
そんなギターの持ち主とギターの物語がこの本です。持ち主が次々と変遷していくギターも多々ありました。

私が気になったのは、ルーシーと呼ばれた赤いレスポール。
そう、ビートルズのプロモフィルム「レボリューション」でジョージが弾いていたギターです。

クラプトンがジョージにプレゼントし、ホワイトアルバムの「ノット・ギルティ」レコーディングでジョージが使っていましたが・・これは“ボツ”に・・。
そしてそのプレゼントしたギターを使わせてもらってクラプトンがあの名演「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」を弾いています。

今、写真を見ても風格あるレスポールです。

そしてこのギターでジョージは「サムシング」を録音し、クラプトンはまたこのギターをジョージから借りて「レイラ」をライブで演奏。
二人の妻になったパティと二人が繋がっている間はずっとこのルーシーというレスポールがクラプトンとジョージ間に存在しているという印象があって、不思議な気持ちになりました。

あとはビートルズ好きの私としては、ジョンのエピフォン・カジノです。
この本には映画「レット・イット・ビー」でジョンが屋上で弾いていたときの状態の写真が掲載されています(塗装がなく、ナチュラル・ウッドなボディ)が、実は日本公演でジョンが弾いていたのもこのギターで、あのときはサンバーストの塗装が施されていました。ジョンがボディの“鳴り”をよくするために塗装を剥がしてしまったんですね。
さいたまにあったジョン・レノン・ミュージアムにもこのギターが展示されていました。私は感動に震えて動けなくなくりました。

私はジョンというと、リッケンバッカーの黒白のショートスケールギターか、このカジノを思い出します。
アップル屋上での「ゲット・バック」、ジョン渾身のソロがギターの姿を見ただけで思い起こされるのです。

で、そんな思い出のギターのお話が、数奇なミュージシャンの運命なども含め、語られているこの本、ロックファンにはなかなか読み応え、見応えのある本でした。


【Now Playing】 Revolution / The Beatles ( Rock )

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