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2017/12/18

私の『今年の漢字』

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毎年発表されている「今年の漢字」が世間では、発表されましたが、自分にとっての今年の漢字はなんだろう、と少し考えてみました。・・ま、どうでもいい話題だと思われるでしょうけど、ちょっと付き合ってください(*^_^*)

ということで、今年の「私の漢字」を『焦』としました。
※焦がれる(こがれる)という文字です。

このブログでは宝塚関係のことをよく掲載しているのですが、花組のトップスター明日海りお(あすみ・りお)さんの三人目の相手娘役が仙名彩世(せんな・あやせ)さんに決まり、実際の舞台は非常に充実したものとなり、明日海さんは落ち着いてじっくりと舞台に取り組んでいるように見えます。
これは娘役として仙名さんに明日海さんが“焦がれて”いたのではないかと思ったのです。

それは、雪組の望海風斗(のぞみ・ふうと)さんについても、どうしても真彩希帆(まあや・きほ)さんだったんじゃないかと推測します。“焦がれた”というわけです。・・ほんとかどうかは知らないよ(^_^;)

このあいだ退団された宙組・娘役の怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、前のトップスター凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんが“焦がれていた”んじゃないかと、これまた愚かな推測をしています。
凰稀さんのここのところのインスタグラムでは、怜美さんが再三登場。
自らの舞台にも呼び寄せているようで、写真を見ても凰稀さんの“焦がれ”を感じます。何度も言うけど、ほんとかどうかは知らないよ…σ(^_^;)

宝塚での「焦」は以上のように考えました。

あとは今年見た映画の中でも、男女の恋愛上の“焦がれ”もあったけど、親子間のものや、他人の状況についてのもの、美しい自然へのものなど、様々な“焦がれ”を感じました。
何か、今、人は“焦がれる”ものを探しているんじゃないかと思うくらい。

読書関係では、作品の内容そのものよりも、著者・作者の探求心や、それを求めていく環境などに“焦がれる”私がいました。
こんなふうに突き詰めていろいろなことを考えてみたい、文にしてみたいと、作者や作者のいる環境に焦がれました。

音楽関係では、相変わらず1950年代後半から1960年代前半のジャズや、1960年代のビートルズの音楽に惹きつけられ、その「時代」の空気に“焦がれ”ました。
これは長年続いているなぁ・・。

そして、自分の人への“焦がれ”。
このブログによく出てくる中学時代の担任の美術の先生の作品への意欲を見ていると、人としての存在に“焦がれ”ました。また、ほかにもガッツリ様々なことに取り組んでいる人とも今年は出会い、やはりここでも“焦がれ”を感じました。

また、今年は数十年ぶりに友として復活した高校の同窓生がいて、あの時代の感覚に“焦がれ”た感覚があります。

最後に、「いい歳こいて」と思われるかもしれませんが、生き生きとして私の目に映る女性にも“焦がれ”ました。別にどうこうなろうというわけじゃありませんよ。でも、そんな気持ちになるというのは、いくつになっても男女には必要なんじゃないか、とあらためて深く感じたのです。

というわけで、今年の私の漢字は『焦』でした。
最後まであきれず読んでいただいた方、ありがとうございました。
あなたの今年の漢字は何ですか?


【Now Playing】 HEART TO HEART / 姜尚中 ( J-WAVE )

2017/11/07

ビートリー度アップ月間(#^.^#)

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このあいだ、このブログでビートルズ関係の記事がやや薄くなってきたことを書き、少し“ビートリー度”をアップしよう、なんてことを書きました。

まずは、テレビで放映されたBBCのビートルズのアルバム、「サージェント・ペパーズ特番」についてアップしてみました。

第二弾、強化月間的行動は(^^;)・・i Pad に入っている曲を整理して、所有しているビートルズ解散後の4人のソロ・アルバムのデジタルデータを全て入れてみました。
で、4人のソロ・アルバムだけだとさすがにきついかもと思い、保有しているローリング・ストーンズのデジタル・データも入れて、スパイスを効かせ、飽きずにジョン、ポール、ジョージ、リンゴのアルバムを楽しんでみようという体制を整えましたd(^_^o)

・・実に1,299曲になりました。
ランダムに聞いていると、こりゃ楽しいヽ(=´▽`=)ノ

4人の解散後のいろいろな時代の曲がランダムにかかるので、懐かしかったり、今まで気づかなかった意外なところを発見したり・・。

ここに書けるようなことがあれば、それも書いていきたいと思います。
関連して、ヨーコやリンダのアルバムも入れてあるので、これがまたいま聞くとどう聞こえるか、・・ちょっと怖いが・・これもまた愉し(*^_^*)

以上、ビートリー度強化月間推進報告でした。


【Now Playing】 今朝の三枚おろし / 武田鉄矢 ( Podcast )

2017/11/05

BBC特番、サージェント・ペパーズ50周年記念ドキュメンタリーを見た

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11月3日にNHKで放送された表題の記念番組を録画しておいて見てみました。
日本版タイトルは「ペパー軍曹の音楽革命 ~ビートルズ不朽の名盤はこうして生まれた~」となっていました。

本国では早くに放送されたようですが、日本語版製作に時間が掛かったのか、それとも契約等に手間取ったのか、でも放送されてよかったです、見ることができて。
しかもなかなか丁寧な作りの番組になっていました。

サージェント以前のビートルズの歴史はさらっと流し、サージェント制作過程にほとんどの時間を割いていたのはとてもいいことでした。


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よくこういう特番があると、本編の一番肝心なところにたどり着いたところで時間が押していて、ろくな解説もなされない番組が多い中で、BBCはじっくりと作品ごとの特徴や、ビートルズの楽曲に対する取り組み方、録音技法、演奏方法について細かに、しかも初めてサージェントの解説を聞くような人にもわかりやすく(これが大切だと思う、ファンなら、マニアなら知ってるだろう的なものが多かった中で、この番組はその点がとても親切だった)、さらに当時の時代背景(社会的なこと、技術的なこと、音楽的なことまで)もうまく説明してくれていたと思います。

映像的にもとても面白くて、サージェント・ペパーズの雰囲気が番組全体でわかるような感じになっていました。

わかりやすく番組を作れるってことは、サージェント・ペパーズの録音プロジェクトについて、かなり深く研究しているってことだと思います。
よくわかっていない人に限って、やたら小難しいことを並べ立てたり、ビートルズの特番なのに、ビートルズに対して批判的であったりもするものです。
つまりよくわかっていないから、話の方向をずらそうとするからなのだと思います。


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マニアならよく知っているエピソードも紹介していましたが、それに付随して様々な映像や残されたトラック、実際の新しい音楽的技法や、演奏への取り組みなども絡めて紹介している“善意”の方向性にはうれしくなりました。
だって、私はビートルズ・ファンなのですから。

結論的には、サージェント・ペパーズは、その後のロック、ポピュラー・ミュージックにとって画期的なものだったということになったわけですが、よく後年のジョンのサージェントに対する批判的な発言などを真に受けてこのアルバムを貶めるようなことを言ったり、解説したりする人がいます。
例えばこのアルバムのジョンの曲をきちんと聞けば、ジョンが新しいことに夢中になって取り組んでいたことがわかると思います。
自分で、自分の感性でよく聞きもしないで、人の発言やそのときの時流に乗った批評などに惑わされる人、今までたくさん見てきました。
その人たち、サージェント・ペパーズ50周年記念盤や、書籍なども発刊される中、自説をどうこねくり回しているのか聞いてみたい(ほんとうは聞きたくない)ものです。


【Now Playing】 Getting Better / The Beatles ( Rock )

2017/11/02

年末に向けて“ビートリー度”を上げてみようか

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写真は私の部屋の入り口、ドアのガラス部に貼ったビートルズとジョンのポスター。

最近、このブログの“ビートリー度”が落ちているような気がしてきて、ちょっとビートルズやグループ解散後のレコード・CDを聞いたり、買ってあるポールのインタビュー本を読むなど自らのビートリー度を上げてみようか、なんてふと思いました。

クルマになった通勤途中ではビートルズを聞くことがよくあるのですが・・。

聞けば聞くほど、資料を読めば読むほど新しいことに出会えるビートルズ。
もう一度“ガッツリ”向き合ってみようと思います。


【Now Playing】 あさラジ / 髙嶋秀武 ( ニッポン放送 )

2017/08/07

「たとえば、ブラッキーとクラプトン」読みました

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『たとえば、ブラッキーとクラプトン -ぼくらが恋した伝説のギターたち-/細川真平・近藤正義著(リットーミュージック)』を読みました。

これは、ロックファンなら誰もが知っている、誰もが憧れたギタリストとその愛器についてギター大好きな人が書いた本と言えます。
ギター小僧でなかった私にも、とても興味深く読めました。

エリック・クラプトンのストラトキャスター、愛称ブラッキーは、多くの人が指板も剥げ、ヘッドの部分に煙草の焼け焦げがある、ああ、あのギターって思い浮かべることができるでしょう。
それに、クイーンのブライアン・メイが暖炉にあった木を削りだして自作したレッド・スペシャル、世界で唯一の素晴らしいデザインとフェイズサウンドのギター、これも知らなかったらロックファンじゃありませんよね。
そんなギターの持ち主とギターの物語がこの本です。持ち主が次々と変遷していくギターも多々ありました。

私が気になったのは、ルーシーと呼ばれた赤いレスポール。
そう、ビートルズのプロモフィルム「レボリューション」でジョージが弾いていたギターです。

クラプトンがジョージにプレゼントし、ホワイトアルバムの「ノット・ギルティ」レコーディングでジョージが使っていましたが・・これは“ボツ”に・・。
そしてそのプレゼントしたギターを使わせてもらってクラプトンがあの名演「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」を弾いています。

今、写真を見ても風格あるレスポールです。

そしてこのギターでジョージは「サムシング」を録音し、クラプトンはまたこのギターをジョージから借りて「レイラ」をライブで演奏。
二人の妻になったパティと二人が繋がっている間はずっとこのルーシーというレスポールがクラプトンとジョージ間に存在しているという印象があって、不思議な気持ちになりました。

あとはビートルズ好きの私としては、ジョンのエピフォン・カジノです。
この本には映画「レット・イット・ビー」でジョンが屋上で弾いていたときの状態の写真が掲載されています(塗装がなく、ナチュラル・ウッドなボディ)が、実は日本公演でジョンが弾いていたのもこのギターで、あのときはサンバーストの塗装が施されていました。ジョンがボディの“鳴り”をよくするために塗装を剥がしてしまったんですね。
さいたまにあったジョン・レノン・ミュージアムにもこのギターが展示されていました。私は感動に震えて動けなくなくりました。

私はジョンというと、リッケンバッカーの黒白のショートスケールギターか、このカジノを思い出します。
アップル屋上での「ゲット・バック」、ジョン渾身のソロがギターの姿を見ただけで思い起こされるのです。

で、そんな思い出のギターのお話が、数奇なミュージシャンの運命なども含め、語られているこの本、ロックファンにはなかなか読み応え、見応えのある本でした。


【Now Playing】 Revolution / The Beatles ( Rock )

2017/07/23

【行ってみた、喰ってみた、飲んでみた、酔ってみた №008 東京都台東区谷中/ギャラリー猫町:橫倉絹枝・切り絵個展「ねこの小さなお話」】

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今回は、“行ってみた”です!
表題の橫倉絹枝さんの切り絵個展に行ってまいりました。
場所は台東区谷中、駅でいうと千駄木がいちばん近いところです。

橫倉さんご本人にお目にかかるのは、船橋にあった「ビートルズ資料館」で橫倉さんの猫の切り絵(ビートルズ・レコード・ジャケット仕様)を拝見し、そのときに少しお話させていただいて以来でした。


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相変わらずのパワフルさ、エネルギーがみなぎっているような様子に、さすがだなぁと、連れの者共々感心してしまいました。
おいしいお茶を淹れていただいたうえに、お菓子まで頂戴して、しかも楽しくお話できて、いい時間を過すことができました。


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掲載している写真はもちろん橫倉さんの作品です。
うちの家族も猫と生活していますので、猫好きの猫愛あふれる橫倉さんの切り絵は大好きです。


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このブログを読んでいただいている方の中にも猫好きの方はたくさんいらっしゃると思うので(一部ではこのブログが猫ブログにカテゴライズされていたりするのを発見したことがあります)、写真、お楽しみいただけると思います。


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そして同じギャラリーの二階では、天野千恵美個展「猫、入ってます。」も開催されていました。
この最初の絵は、ある家で飼われた猫ちゃんたちを一枚の絵の中に大集合させたものだそうです。
とてもいいです。今まで飼ってきた猫が仲良さそうに集っている様子、うちもいつか描いていただきたい・・なんて思ってしまいました。


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うしろの絵と同じ花が猫の身体に投影されているこの作品も目を引きました。
ちょっと不思議な空間になっていました。


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それからかわいい猫たちが顔を出したりしている作品。(*^_^*)


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思わず微笑んでしまうものでした。

このあと、また橫倉さんの展示室に戻り、しばしビートルズ関係のお話までして、エネルギーまでいただいてギャラリーを出ました。
楽しいひとときでした。
橫倉さんの作品、また東京で見ることができる機会がありましたらうかがってみようと思います。橫倉さんの楽しいお話を聞くのも“込み”でd(^_^o)


【Now Playing】 Lady Madonna / The Beatles ( Rock )

2017/06/25

「この日のビートルズ」を読みました

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『この日のビートルズ/上林格著(朝日文庫)』を読みました。
この本は、朝日新聞デジタルサイト「どらく」で連載された「この日のビートルズ」を再構成したものだそうです。

第一印象は、とても真面目にビートルズ現役時代の大きな出来事を丹念に拾って丁寧に真面目に書いている、という感じです。

私とは年代的に近い著者のビートルズ経験は、かなり似たものを感じます。
ということは、実際にビートルズを体験(ほとんど後追い体験)したときには、ネットも無く、情報もめっちゃ少なく、関連書籍に書かれていることも今にしてみるとかなり誇張したものや憶測が多いということになります。

また、ビートルズに対するいわれの無いバッシングのようなものも多分経験されていると思います。ツェッペリンなどのハードロック系や、プログレ系のファンなどからもひどいことを言われた世代です。

そんな辛い体験を経た後には、インターネットが普及し、ビートルズファンであることを堂々と言える時代がやって来て、関連書籍も次々と出版され、新たな事実や、謎であったエピソードなども解明され、さらにレコーディング時の細かい逸話なども徐々に明らかになってきて、やっと“我が世の春”を経験するわけです、私達後追い第一世代。

そんなことで、ビートルズの節目の出来事について著者はとても丁寧に書き、まとめています。
既に知っていることも多いのですが、それにしてもこれだけのことをまとめ上げるのはたいしたものだと思いました。
私にとってもビートルズ現役時代のエピソードを復習することが出来ましたし、ちらほらと私の知らなかった話題も見受けられ、それも楽しく読むことが出来ました。

デッカのオーディションから、最後のフォトセッションまで、感慨深いものがありました。
ビートルズファンで、もう一度彼らの現役時代を“悪口”やメンバーの誰かに“偏った”記述などを抜きにして真摯に振り返りたい人にはおすすめです。

彼らのその時々の気持ちが伝わってくるような本でした。


【Now Playing】 You've Got To Hide Your Love Away / The Beatles ( Rock )

2017/06/11

サージェント・ペパーズ・・50周年記念盤、ブルーレイの画像も見てみた

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表題のデラックス・エディション、音源の方のCD2,3,4も聞きました。
これについては、ビートルズを聞き込んだ人には、「この曲はこういうふうに作られていったのか」などと興味をそそられるものがあるかもしれませんが、マニアの域にまで入り込んでいない人には全部聞くのは大変だったことでしょう、お察し申し上げます。

さて、そんなわけで上記CDにはふれずに、同梱されていたブルーレイの画像の方、見てみました。そこに入っていた音源の方は、それを立派に再生する手段を持たないので、今回は割愛いたします…σ(^_^;)

画像の方はストロベリーやペニーレインなどのプロモ画像があり、あの時代にこれを作ったのか、とあらためて新鮮な気持ちで見ることができました。今見ても面白い画像です。

そして、サージェント・ペパーズ・・のメイキングの画像はとても楽しめるものでした。
元気だった頃のプロデューサー、ジョージ・マーティンがマルチのテープを回しながら、サージェントの製作過程を語ってくれて、それにポール、リンゴ、ジョージのコメントも添えられていました。

ジョージ・マーティンはフェーダーを自分の指の一部のように自然に操作し、どの曲のどのトラックに何を入れたか、どの曲のテイク〇〇にはどんなボーカル、ギター、ドラムなどが入っているか、引き出しを開けるようにスイスイと紹介してくれて、ファンには楽しいことこの上ないです。

そのとき、メンバーの誰がどんなことを言ったか、したか、鮮やかに記憶していて、このアルバムの製作が彼にとっても素晴らしい時間であったことがよくわかりました。

また、ポールもジョージもリンゴも当時のことを事細かに覚えていて、様々なエピソードを披露してくれています。
特にポールとジョージはこのアルバムを作っていく中で“遊び心”をふんだんに発揮していたことがわかりました。

天の邪鬼のジョンは後にサージェント・ペパーズ・・を揶揄したりもしていましたが、ジョンの取り組みもこのアルバムでは素晴らしいものであることがよくわかったし、ジョージ・マーティンのジョンの曲への思いや、ジョンの当時の様子もたくさん語っています。
それがまたうれしい!d(^_^o)

一時期、サージェント・ペパーズ・・は、不当に低い評価を受けていて、「リボルバー一番」みたいな、“わけがわかった”風な人が跋扈していて辟易としたものですが、さあ、あの頃のあの人たち、今どんな顔して聞いてんの?!

結局は買ってよかった、このお高いデラックス・エディション、ファンなら買って損はないでしょう、どうします?買っちゃう?!


【Now Playing】 Lucy In The Sky With Diamonds / The Beatles ( Rock )

2017/06/05

50周年記念エディション「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド New Stereo Mix」“ざっくり”と聞いてみた

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ビートルズが生み出した傑作アルバム、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が世に発表されて50周年。
それを記念してあらたにミキシングを行い、発表された New Stereo Mix バージョン。
ちょっと遅れましたが遂に手に入れましたので、さっそく聞いてみました。
今回は“ざっと聞き”した第一印象を書いてみます。
オリジナル・レコード、CDと同時に聞きくらべたわけではありませんが、私の耳に、身体に残っている、そして沁みているオリジナル盤の記憶と比較しながらのものです。正確ではありませんが、とりあえず、ざっと聞いたところです。
では、一曲目から曲順に。


1 Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band

いきなりバスドラムにパワー感があります。「やってやろうじゃないの!」というジャイルズ・マーティンの心意気が冒頭から伝わってきます。
おっと、ポールのボーカルは、なんだかゴージャスな感じがします。残響音などに変化を加えたからでしょうか。
右スピーカーのギターでは、ロックらしい音の歪み具合がはっきりわかり、くっきりとプレイが浮き彫りになっているような印象です。
いつも気になる、途中で“グキッ”とやめてしまうギターソロは、やはり・・そのまま・・。そこまで手を入れちゃねぇ・・と思ってのことか。
それからリンゴのスネアの音が突然消える謎の部分は、やはりそのままスネアの音は消えていました。これはたぶんバックのオーケストラの音を生かそうとして、スネアの音が消えてしまったと考えるのが相当ではないかと思います。つまり音源としてはもうその部分のスネアの音は残っていないのでしょう。
全体のコーラスについては、個々の声がよく分離して聞こえるようになったと感じました。
サビの前のボーカルの音は、ホールにいるような感じがより増していると思いました。


2 With A Little Help From My Friends

まずは、リンゴのハイハット・プレイが繊細でくっきりとした音で聞こえるようになりました。
タムタムも元々オリジナルでは、ワイルドな音の録り方がされていましたが、さらに迫力あるのものになっていました。
コーラスについても、これもまた分離してよく聞こえます。
ポールのベースは想像していたほどは強調されていませんでした。もともとかなり強調されていたからかもしれません。


3 Lucy In The Sky With Diamonds

次に、この曲ではドラム、特に、タムタムの音がドラムの裏側のヘッドが跳ね返る音まで十分に聞こえてくるようなサウンド表現をしています。。
サビのルーシー・インザ・・・の部分のベースの音がいままでと異なる気がします。エフェクト感があるもので、単音的ではありません。
最後のリフレインの部分のドラムも反響音が増した感じでした。


4 Getting Better

最初のコーラス部分にキレがあります。
ポールのボーカルにパワーを感じるし、ボーカル部分については、生音っぽい成分が増えたように思います。だからポールのボーカルも聞き取り易いし、逆に伸び伸びしているようにも感じます。
ポールのユニゾンになっているボーカル部分には切れ込むような迫力があり、「ジーン」というギター?の音も明らかに変化を感じました。そしてなんだか宇宙的空間のようなものを感じました。
ポールのペースはオリジナル盤より輪郭をぼやかして“ポーン・ボーン”いう感じを増強しているようです。


5 Fixing A Hole

ポールのベース、単音に聞こえないくらいのエフェクト増しの感じがします。
バックの弦楽器のサウンドには、ふわふわとした空間を感じるような気がしました。
エピフォンであろうリードギターの音もくっきりとした感じです。
リンゴのハイハットにかけているエフェクトも強調されているように思いました。


6 She's Leaving Home

明らかにスピードが上がり(モノラルのスピードと同化したらしい)、ポールのボーカルはステレオミックスに慣れた私には“高っ調子”に聞こえる(^_^;)
逆に外部ミュージシャンが弾いている弦楽器は上品になったように聞こえる。
ポールのボーカルの音自体はまろやかになったようにも感じました。


7 Being For The Benefit Of Mr.Kite !

いきなり迫力が1.5倍増し!d(^_^o)
リンゴのスネアもハイハットも増強1.2倍増し
バックのテープ編集した間奏部分も輪郭くっきりです。
ポールのベースも“こんなもんでどうだ”ってポールが言い出しそうなくらいバブン・バブンいってる(^^;)
ラストの部分のフレーズがオリジナルと異なっているように感じた・・気のせいか・・。


8 Within You Without You

オリジナルでは“もや”の向こうからジョージが語りかけてくるような感じだったが、割と目の前でジョージの説教を受けている…σ(^_^;)感じ。
聞き易いけど、不思議感は減ったように思いました。


※ここまで聞いてきて、うわさに聞いていたよりもまっとうなミックスになっていると思いました。
たぶん・・大袈裟に言っている人って、ふだんあまりサージェント・ペパーズ・・を聞いていなくて、オリジナルとそんなに変わらない部分も初めて聞くような衝撃を受けてしまっているのではないか、などと密かに思いました


9 When I'm Sixty-Four

バックのクラリネットなどの演奏にリッチな感じがします。
全体に豊かな曲になった印象です。
ポールのボーカルは、生音っぽい成分が増しているよう。
リンゴのブラシの音もエフェクト感を減少させ、すっきりした印象です。


10 Lovely Rita

ドラムの音、特にハイハットとスネアが“本日おまけ増量中”的な感じ(*^_^*)
感想のピアノもオリジナルよりもはっきりと聞こえます。
バック・コーラス、個々の声もオリジナルより分離して聞こえました。


11 Good Morning Good Morning

ドラムがドスドス、ズボズボいってる(^_^;)感じ
ベースもヤケになってるのかと思うくらい、“これもん”で弾いている。
スネアもこれでもかというくらいの大増量&響き線の音もがっしり入っている。
ついでにバスドラもドッスン・ドッスンすごいのでした。


12 Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)

こちらはバスドラを強調したいはずだと思っていたらそうでもない(^^;)
そのかわりボーカルは切れ込み鋭く、ロックでヤクザな感じ増強です。


13 A Day In The Life

ジョンのボーカルが豊かな音になっています。エフェクトで絞っている感じがしません。
そしてこの曲もリンゴのドラムを大増強するかと思いきや、割と冷静にほどほどに強化しているのでした。
でも、ドラムの裏側のヘッドの鳴りを拾うくらいのいい感じの強調がされています。この辺の加減が絶妙です。
途中のオーケストラの盛り上がり部分も意外とそんなに“やり過ぎ”感はありません。
ただ「ア~~ア~~ア~~」のところのサウンド的空間はオリジナルよりも浮遊感がリアルに出ていると思いました。
最後の「ダ~ンッ」ていう四人で三台のピアノを弾いた部分については、迫力がかなり出てましたd(^_^o)

いかがでしょうか、“ざっと聞き”状態の感想。
今回のアルバム全体についての感想は、また後日、もう一度聞き直してからにいたします。
それではみなさん、何度も聞いてみましょうね(^-^)/☆

2017/05/10

【はっPのアナログ探訪_0140: Wings Wild Life / Wings ( LP )】

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久しぶりのアナログ探訪、今回は来日公演も好評だったポール・マッカートニーのウイングス結成初のアルバムとなった「ウイングス・ワイルド・ライフ」です。

まずはジャケットが最高です。
こういう感じのものって、近年あまりないですね。しかも配信が多くなってしまうと、ジャケットそのものにあまり価値がないっていうか、重きが置かれていない・・そんな時代だし・・。

このアナログ盤は当時A面4曲、B面4曲の合計8曲しか入っていませんでした。
プログレのアルバムじゃあるまいし、と当時は思ったものですが、一曲ごとがそれほど長時間の曲でもないし、あっけない感じで終わってしまうアルバムだと感じました。

近年のCDなどでは「メアリーの子羊」などの曲をボーナス・トラックとして付け加えてそれなりのボリュームをだしていますが、高校生くらいの頃にこのアルバムを聞いた私はバンドを結成はしたものの、なかなか曲が揃わなかったんだろうな、なんて勝手に思っていたものです。

でも、今回含めポールの公演を何度か味わってからこのアルバムを聞くと、ポールの魅力のある一面が強調されているようで、なかなか味わいのあるアルバムです。


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ワイルド・ライフと銘打っているくらいで、サウンドそのものは、とてもシンプルでワイルド感がありますし、ポールのボーカル自体もダイレクトに伝わって来て、コンサートでもワイルド・ライフ・メドレーなんてやったら面白かったかも、(*^_^*)なんて思いましたよ。

さらにこのアルバムの音はアナログ盤がよく似合います。
切々と歌う曲がけっこうあり、それが適度にアナログらしく、“ゆるく”、“まろやか”に展開されていくような気がしました、あらためてレコード盤で聞いてみて・・。

ある意味“ポールの世界”を堪能できるアルバムと言ってもよいかもしれません。
「バンドでエレクトリックでドッカァ~ン」みたいな派手な感じはないし、プライベート感満載な感じのこの雰囲気、今にしてみるとなかなかです。

ポール・ファンでこのアルバムをまだお持ちでない方、手に入れてみてもいいかもしれませんよ、しかもアナログ盤でd(^_^o)

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