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俳句を詠んでみる_0926【 空蝉(うつせみ) 石仏にすがるやうにをり 】

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ついこのあいだ、蝉の抜け殻を石仏にくっついている状態で見つけた。

【 空蝉(うつせみ) 石仏にすがるやうにをり 】

《背景》季語:空蝉[晩夏]
季語的には、今ではないが、このあいだお参りした時に見た蝉の抜け殻の様子を詠んでみた。

 

 

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2026/10/06

「作家の贅沢すぎる時間/伊集院静」を読みました。

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『作家の贅沢すぎる時間/伊集院静著(双葉社)』を古本で見つけて読みました。

「週間大衆」に連載された「作家の遊び方」から抜粋し、加筆・修正し、2020年に発行されたものです。

そしてとても珍しく、著者、伊集院氏の馴染みの店、食について書かれたものが大半を占めます。
ふだんから男が“食べ物の美味い不味い”なんか言うもんじゃない、というのが氏の考えだったわけですが、知っている店が主の高齢化などにより閉店していることを知り、少しでも今までの恩返し含め紹介してもいいのではないかと書かれたものになっていました。

とにかく、競馬、麻雀などのギャンブルで“すってんてん”になって、わずかばかり財布に残った金で訪ね、食べ物と心遣いを貰ったお店の紹介が多く、“ギャンブラー”な氏の生き方がしみじみとわかりました。・・私には縁のないような話でしたが。

さらに気になった氏の発言を一つ二つご紹介いたしましょう。

防衛問題に詳しい新聞記者から北朝鮮などからのミサイル攻撃があったときのことについて質問があった際に、
「防衛問題なんぞに詳しくたって何の役にも立たないのが戦争だ。そうならぐずぐず考えるより、そうなったらなった時のことで、生き抜いてやるってこころ構えがありゃいいんだ。他に何かできることがあるのか?

・・・私も似たような考えです。結局、戦争となれば死に直面するのは私たち国民・市民です。

次、
「私はオリンピックというものに、まったくと言ってもイイほど興味がない。なぜ興味がないかと訊かれても、メダルを取ることが、それほどの名誉などとは思えないし、第一、名誉というものが怪しいものだと思っている」

・・・これもまた私も似ています。もう、オリンピックの役目はとうに終わったものだと思っています。巨額の金が動いたり、人の怪しい思惑が蠢く感じがもういらない、と思わせるのです。

「ディズニーランドへ出かけて、いったい何を見るのだろうかと思う。白雪姫だろうが、御伽の国だろうが、そんなもの見りゃそれでおしまいで、乗り物に乗ったところで周囲の者が悲鳴を上げるのを聞くだけのことではないかと思ってしまう。大勢の人が集まったり、群れる場所へついつい出かけるという行動はあまりよろしくない。なぜ人が皆集まったり、何かをしている所に、身を置くかと言うと、それは安堵、安心を求めるからである。」

・・・けっこうきついこと言っていますが、でもこれも同じ考えなのです。信じられないかもしれないけど。
だから私は千葉に住んでいるけど、ディズニーランドには行ったことがないし、行く気もないのです。

以上、相変わらずの“伊集院節”の本でした。
伊集院さん、亡くなってしまいましたが、最後まで自分の意志を通した人でした。

 

 

俳句を詠んでみる_0925【 千句まで 道程(みちのり) 険し 濁り酒 】

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俳句を独学で読み始めてから二年と数ヶ月、目指す千句が見えてきました。

【 千句まで 道程(みちのり) 険し 濁り酒 】

《背景》季語:濁り酒[晩秋]
頭に番号を振って俳句を詠んでいるので、現在何句目かはわかるようになっている。
今日のこの句で925句目。
目標としていた千句まであと75句となり、まさに「胸突き八丁」にある。
酒の熟してまだ漉さぬ前の滓のまじった濁り酒のような句も多いが、苦しみながらどんどん前に進み詠んでいきたいと決意をあらたにした。

 

2026/10/05

俳句を詠んでみる_0924【 秋湿り 施術の灸の 暖かさ 】

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鍼灸院での施術のときに感じたことを句にしました。

【 秋湿り 施術の灸の 暖かさ 】

《背景》季語:秋湿り[秋]
秋の冷たい雨がしとしとと降る中、“しん”とした朝一番の冷たい部屋で鍼を打ってもらった後、背中の灸にぬくもりを感じ、先生の言葉と共に心身が暖かくなるようだった。

 

2026/10/04

俳句を詠んでみる_0923【 秋の雨 昨日の雫 樋つたふ 】

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ずうっと雨だったこの秋、晴れて出かけて見つけた雨の雫を詠みました。

【 秋の雨 昨日の雫 樋つたふ 】

《背景》季語:秋の雨[雨]
久しぶりに晴れた日に妻と登渡神社にお参りした。
ずっと雨だったこの秋だが、昨日の雨が本殿脇の“鎖樋”を伝って静かに落ちていた。

 

2026/10/03

俳句を詠んでみる_0922【 秋暮れる 家族四人が 庭手入れ 】

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雨続きだった9月、やっと庭に手を入れることが出来て一句。

【 秋暮れる 家族四人が 庭手入れ 】

《背景》季語:秋暮れる[秋]
長い雨が続いて、庭の手入れが出来なかった。
長男が晴れる日があったら手伝いに行くから庭の手入れをしようと言ってくれ、やっとこの晴れ間に妻、長女も加わり全員で枝を切ったり、草を取ったり、皆でよく働きました。
しみじみといい一日になりました。

 

「よそ見津々/柴崎友香」を読みました。

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『よそ見津々/柴崎友香著(日本経済新聞出版社)』を古本で見つけて読みました。
2010年第一刷発行の本で、内容は2004年から2010年にかけて作者の書いた文を様々なジャンルに分けてまとめたものになっていました。

350頁もあるので、一つひとつの文は軽く面白いものが多いのですが、読み切るのは大変でした。

大阪生まれの著者が東京に出てきての違和感みたいなものについて書かれた文なども、とても素直に自然に書かれていて読みやすいものでした。

大阪の蝉と東京の蝉、料理のことなど色々書かれていましたが、親戚の子が書いているようなそんな気分で読みました。

旅行についての行動力などについても、こんな人私の周りにもいるよ、という感じ。

この本に載っているエッセイを書かれている時点で、カメラはフィルムカメラを好み、今やそんな人は数少ないわけですが、そんなことどこ吹く風なのがよかった。
2026年の今現在、“コスパ”だ“タイパ”だ、“映え”だなんだかんだで、つまならくて理屈っぽいヤツばかりの世の中、堂々と潔くて私も清々しました。

そして、この本のような自分の気分だとか、ふと思ったことなどをこうして文章にして著すことなど、もうあと五年もしたら出来ない人間だらけになると思います。
AIに頼めば、って思っている輩もどんどん周囲に増殖してきている。

いろいろ頼っていると、どんどん技量が落ちます。
しかも、自分で苦労して何かを生み出すという人としての醍醐味さえも忘れてしまいます。

そういうことをこの本を読みながら考えてしまいました。

最近、日々そんなことが頭の中をよぎり、なんか暗い気分になることが多いのです。

だから外に出て何かを見てきたり、それを文にしたり、俳句にしてみたり、そんなことが大事なのだと思わせてくれたのがこの本になりました。

 

2026/10/02

俳句を詠んでみる_0921【 銀杏の実 掃き清められ 熊手立つ 】

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妻と神社にお参りし、境内が掃き清められている様子を見て一句詠みました。

【 銀杏の実 掃き清められ 熊手立つ 】

《背景》季語:銀杏の実[晩秋]
登渡神社にお参りしたら、神社の方が境内を掃き清めていた。
拝殿でのお参りを終え、その方向を見たら銀杏の実も葉と共に掃き集められ、熊手が立てかけてあり、境内には澄んだ空気が漂っていた。

 

 

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2026/10/01

俳句を詠んでみる_0920【 雨あがり そよ吹く風に 秋の声 】

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久しぶりに空に青い部分が見えて一句。

【 雨あがり そよ吹く風に 秋の声 】

《背景》季語:秋の声[秋]
Level5の豪雨に続き、台風も来て、かれこれ一ヶ月、太陽と青空をまともに見ることは久しくなかった。
外に出かけてみたら、やさしい風が吹いていて、その中に秋の気配を感じた。

 

2026/09/30

俳句を詠んでみる_0919【 冬隣り 次乗り換への 四ツ谷駅 】

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突然頭の中に「乗り換え」という言葉が浮かび、よしそれで一句できるかな?と詠みました。

【 冬隣り 次乗り換への 四ツ谷駅 】

《背景》季語:冬隣り[晩秋]
学生時代、四ツ谷駅で乗り換えることがよくあった。
「次だな」と心の準備をしておかないと、うっかりしてしまう。
ちょっと寒くなりつつある秋の終わり頃は、満員電車の熱気でぼぉっとなるので、自分に言い聞かせたものだった。

 

«NHK・BSで放送された「時をかける少女」を見ました。

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