「さよならColor」けっこういいです
この間の土曜日は具合が悪くて一日寝てしまいましたが、日曜日にDVDを借りてきて、「さよならColor/竹中直人監督」を見ました。
このブログの「わたしのいきつけ」に載せている“みきさんのページ”にも、この映画を見た感想が載せられていましたが、わたしの感想も似た感じでした。
全体のカラーというか、トーンが非常に淡くて美しくて、それが常にベースになって流れていくような印象でした。
主役の二人、竹中直人さんと原田知世さんが同級生で、担当医師と患者という立場になっていたのですが、「ずいぶん無理な設定じゃないのかな」と事前に思ったのですが、実際に見てみると違和感はありませんでした。
二人の演技力というか、持って生まれたものがそうさせたのかもしれません。
原田知世さんは、独自の時空を持っている人ですね。この人の時間は普通の人とは別に流れているのじゃないかと思うことがあります。そう言えば、デビュー作は「時をかける少女」・・・。
私が、同じような感じを受ける人に、八千草薫さんや、吉永小百合さん、黒木瞳さんがいます。
いずれの方も世間とは異なった時間の進行の中で生きていらっしゃるような気がします。
竹中監督の肩に力の入らない、自然で美しい印象の作品でした。
レンタル店で、「新作」として今出ていると思います。人が持っている美しい記憶のようなものに出会いたいと思ったら、おすすめの作品かもしれません。
あと、妙に色っぽい女子高生が登場するのですが、「どこかで見たことがある」と、ずっと思い出そうとしていたら、最後に思い出しました。「スイング・ガールズ」でヘビメタのベースを弾いていた子でした。
最後に思い出して、すっきりしました(^_^)
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