レンタルで“かもめ食堂”見ました
去年、ymamaさんのブログで取り上げられていた映画「かもめ食堂」をレンタルしてきて見ました。
ほんとうは、上映時に見たかったのですが、今になってしまったのです。・・・おもしろいぞぉ~っていうか、なんとも不思議な映画でした。淡々とフィンランドに開店した日本人の“食堂(メインメニューはおにぎり)”が営業する様を描いているのです。でも、最後の最後まで飽きないのです。
特別な事件も起こらないし、悪いヤツも出てこない、特にストーリー展開に起伏があって面白いのかというと、そうでもない。
食堂そのものの空間が不思議だし、登場人物の存在の仕方がまた不思議、時間の流れも不思議、そして途中にちょっと不思議な出来事があり、それでも時間は淡々と過ぎていく・・そんな映画でした。
主演の小林聡美さんの姿は、とても美しく、料理する所作も手際も見ていて気持ちが良く、それもこの映画の魅力です。
私の今まで見た映画の中でも特に印象の強いものになりました。
映画館で見たらどんな感じだったろう・・と、ちょっと残念な気持ちにもなりました。
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ymamaさん、こんばんは!
ガッチャマンとムーミンのエピソードも面白かったですよね(^o^)
映画館で観ると、食堂の外側から覗いているっていう感覚、なんとなく想像できます。
あのお店の形自体が縦長の四角い部屋で、外からケージの中を見ているようでしたものね。
あの、微妙な大きさの空間が映画というフィルムの枠の中で丁度良いものになっていました。
DVD買っちゃおうか、迷っていますσ(^^)
投稿: はっP | 2007/01/28 00:01
はっPさん、こんにちは。
「かもめ食堂」ご覧になったのですね。(^^)
何ともいえない・・という映画ですよね?
あのおにぎりの美味しそうだったこと!小林さんの手先から生まれる料理は、みんな心がこもっていて、全てが繊細な美味しさを持っているように見えるから不思議ですよね。
あの、面白いキャラクター達も最高ですよね?ムーミンの知識や、ガッチャマンも。(^^)
映画館で観ると、丁度あの食堂のちょっと外側から覗いているような、そんな感覚になりました。
しみじみとした映画ですよねぇ・・。
共時性というのか、私のブログに出入りしてくださるmarさんのブログにも、昨日「カモメ食堂」のシナモンロールの話が載っていました。
こういうの、不思議ですよね。(^^)
投稿: ymama | 2007/01/26 20:14