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わたしのいきつけ

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2007/03/31

「きびしょ」って使いますか?

Kyusu
「お言葉ですが/高島俊男著(文春文庫)」を読んでいたところ、むかし上方ではお茶を入れる急須のことを「きびしょ」あるいは「きびしょう」と言ったと書かれていました。
で、思いだしたのですが、明治28年生まれだった父方の祖母はたしかに「きびしょ」と言っていました。
祖母は千葉の生まれ育ちですが、でも千葉の人間の一部は和歌山県から船で入ってきたというのもよく聞く話なので上方から伝わってきた言葉だったのかもしれませんが・・・。
Okotoba_desuga
『東海道中膝栗毛』の淀川くだりの夜舟の場面にも「きびしょ」という言葉が使われているとも書かれていました。
けっこう古い言葉のようです。

熊本県の一部では“ひとの会話に横から差出口するな”という場合に「キビチョ口出すな」と言うそうです。
これは急須のことを「きびしょ」または「きびちょ」と言うこと自体は無くなっていても、「キビチョ口出す」という慣用語が残されているのだと思います。

亡くなった祖母の使っていた言葉で、誰も使わなくなっていた言葉がいくつもあったような気がします。何かに書き留めておけばよかったと悔やまれます。
たしか「風呂をわかして」というのを「風呂ふったけろ」と言っていたように思います。
“火吹き竹で吹いて焚く”が「吹き焚ける」→「吹っ焚ける」になったのではないかと想像します。
また、古い言葉を思いだしたら書いてみようと思います。

2007/03/26

ジェフ・エメリックの本

Shinjitsu_beatles
「ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実」という本を読みました。
600ページを超える大長編です。

ジェフ・エメリックはビートルズの特に「リボルバー」以降の後期のサウンド・エンジニアを務めた方です。
ビートルズや解散後のポールと組んだ作品でグラミー賞もエンジニア部門で受賞しています。
ビートルズを良く聞いている人にとっては、この人のサウンド作りがいかにすごいかは、ある程度ご存知かと思いますが、そうでない人にとっても、ビートルズやEMIスタジオの人々のサウンドに対するどん欲な姿勢は驚かされると思います。

レコーディングに興味のある人はぜひ読んでみていただきたい、価値のあるものです。
私が高校生の頃にすでに当たり前となっていた、ドラムのバスドラムヘッドを外して、中に詰め物をし、マイクを思いっきりドラムに近づける録音方法は、このジェフによって最初に試されたものだとわかりました。
今では、常識のようになっていますが、当時はめちゃめちゃなひどいことだったようです。

その他、ベースアンプをマイク替わりにして配線を逆にし、ベースをベースアンプで録音するというのも書いてありました。ペイパーバック・ライターという曲をご存知の方なら、あのベースの強烈な音はこうして録ったのかと、はたと膝を打つに違いありません。

スタジオ内のビートルズメンバーの様子なども現場にいたときに思ったまま書かれていて、驚きの事実が次から次へと書かれています。
ビートルズやそのサウンドに興味のある方、ぜひご一読を。そして、単純にポピュラーミュージックのレコーディングに興味がある方にも面白いものだと思います。
おすすめです!・・分厚いので枕代わりになるかも(^_^)

2007/03/25

デジカメ写真の整理をしていたら・・懐かしく思いだしました

Houritsu_kouza
いつぞや、古いPCが起動しなくなったときに、あわててそのPCに入っていたデジカメ写真を待避させました。
CD何枚かに避難させたのですが、昨日、今日と中身が何か調べておりました。
そこでいくつか懐かしいものを発見したのでそれをちょっと載せてみようと思いました。
最初の写真は前の職場で、「法律教室」の企画をして、弁護士さんたちが役者になり、ステージで実際の事件を再現してもらい、その後観客の前で解説や質問を受けたりしたときのものです。
自分がこんなことを数年前にしていたのかと思うとすごく不思議な気分になりました。
ポスターやテキストを作ったり、時間をかけて打合せをしたり、ほんとに楽しい時間を過ごした仕事でした。
Kyiushitsu2
次は、その前の職場での仕事。小・中・高校を耐震補強する仕事でした。
生徒数が減ってきてあまった教室に目をつけ、トイレ前の教室を多目的教室に変更し、構造上役目を果たしていない廊下との間仕切りを取り払い、すてきなアーチをつけて教室の入り口にし、真っ暗でじめじめしていたトイレに太陽の光が降り注ぐようにしたときのものです。
耐震工事とともにアイデアを生かしたものでした。
Kyoushitsu1
教室はカーペットを敷いて、発表などができるように、そして間接照明を取り入れたりしました。
どんどん思いだしはじめました。なつかしい!!1階から3階までコルクの床の部屋や、フローリングの部屋にして特徴を出したりしたことも思いだしました。ほんとに自分がやってきたことなのだろうか・・夢の中の出来事のようです。
Shyoukouguchi
次の写真は、やはり生徒数が減って昇降口のスペースが余っていたので、その部分を身障者用のトイレに変え、さらに昇降口の上がりがまちに椅子のような腰掛けるスペースをつくり、子供達がくつろぐ場所を作ったものです。
Toilet1
次は古い大きな汚いトイレをやはり壊して、トイレ入り口に腰掛けて話をしたりする部分を作ったものです。
トイレの壁はガラスブロックにして、トイレの中には光が降り注ぐようにしました。室内にも鞄を置いたり腰掛けたりするスペースをつくり、さらに身だしなみを整える姿見をつけたり、手洗いの照明は間接照明、鏡もホテルで使う高級な映り方をするものに・・・。床はコンクリートではなくてビニールシートにして普通の家のようにしました。
完成後は子供達は床に座って雑巾がけするほどのきれいなトイレになりました。
これで予算は全くあのよくある汚い学校のトイレと同じでした。あの頃は体はきつかったけど、心は豪球一直線で燃えていましたっけ・・・。

なんだか、数年前なのにものすごく過去のことのようです。
写真を見ていて体に“熱いもの”がこみあげてくるような気がしたので思わず載せてしまいました。

ついでなのでさらに楽しい思い出を。
Shyuccho_kanteidan
これはテレビ「なんでも鑑定団」に妻と出演し、あまりの低価格に妻が泣き出し、かわいそうに思った中島先生が『MVP』をくださったときのもの。これも出演するまえからのテレビ局との打合せや、出演時も、そして放映時の電話の嵐など、楽しいことばかりの思い出です。
Csmc_live
最後は、職場のミュージシャンズクラブでの演奏会のときのもの。
やはり音に包まれているときが私の一番幸せな時間かもしれません。

本日はただ懐かしんでしまいましたが、ちょっと自分で心の中に「暖かいもの」を感じました。

2007/03/24

アンテナ邸

Antenna_house
職場の健康診断に向かう途中の街中、前から気になっていた家を撮りました。
普通のお宅なのに、なぜか「パラボラアンテナ」が乱立!!

今の日本でこんなにアンテナが必要なほどの放送があったっけ??
う~ん、想像するに世界の色々な衛星放送を楽しんでいるのか・・・。
けっこう巨大なパラボラもありますが、いったいどういう理由でアンテナが林立しているのか。
考えているだけでも面白いです。

P.S.健康診断では、胃のレントゲンでブスコバンという注射を肩に打ったのですが・・。
事前に「希に具合の悪くなる方がいます」という注意があり、で注射を打ったら心臓がものすごい状態になってしまい、脈拍が急上昇し、一時倒れてしまいました。けっこうショックでした。心臓についてはまだ注意が必要なようです。

2007/03/20

甘いものでひと息

Province_cake3
風邪もだいぶ良くなってきました。
で、きょうは帰りにケーキ屋さんに寄って家族におみやげ!
私のホームページ「オトナの研究室/美味しいものの話」でもご紹介したことのある、プロヴァンスで購入。
ここは、わざわざお店の外までケーキを持って店員さんがお見送りをしてくれます。ちょっと照れます(*^_^*)

本日は、夕方で残り少ない中から、「かぼちゃのチーズケーキタルト」「クラッシック・ショコラ」「苺のプディングタルト」を選びました。
美味しかったよぉ~っ ⊂(゚∀゚*)ウマー

みんなで美味しいものを食べて、今夜はゆっくりと眠り、体を休めたいと思います。
満足" ゚☆,。・:*:・゚★o(´▽`*)/♪\(*´▽`)o゚★,。・:*:・☆゚ "まんぞく! 

2007/03/18

なかなか治りません

きょうも、なるべく休んでいたのですが、頭痛がひどく、喉も痛く、めまいもひどい状態です。
ブログもちょっと書いてみようと思ってパソコンを起動したのですが・・・やっぱり駄目でした。
また、体調回復後に書きたいと思います。
みなさまもくれぐれも風邪にはお気をつけて。

鳥は元気だけど・・・

Madonosoto
私の部屋の外に“米つぶ”をまいておいたら、最初はスズメたちがたくさん集まってきました。
やがて写真のように、鳩やその他大きい鳥たちがスズメを蹴散らして集まるようになってしまいました。
スズメたちは遠巻きにして、ときどき大群でやってきて、食事しています。
Mado_to_neko
そして、その“鳥達”を部屋からながめているのが、ネコのサンドです。
しっぽをふりふり、「ニャ、ニャ、ニャ」と短くないております。

そんな風景を見ている私は、昨日風邪で具合が悪くなり、午後は仕事を休みました。
そして医者に行き、バタンキューでした。
きょうもだいぶ具合が悪かったのですが、夜になってやっと動けるようになってきました。
喉は痛いし、頭は割れるような痛み、咳も止まりませんでした。

ただ、午後に最後の町内会の会議があり、無理矢理出席・・。
やっと一年の仕事を終えることができました。
色々あったなぁ・・・。

今、体の具合も悪いし、ちょっと落ち込みモードに入っています。
たしか昨年の始まりには、前年の自分は0点だったという話しを載せたような記憶があるのですが、今、去年を振り返ると -(マイナス)100点だと思います。最低な自分に対し嫌悪感でいっぱいです。
明日はもう一日布団に入って体と、できれば心も回復させたいと思います。

2007/03/13

「やってもうた!」ってことなかった?

Yatte_mouta
このところ自虐ネタが多いですが・・。
もう、事のついでということで過去の「やってもうたぁ」ということをいくつか書いてみたいと思います。

まず一つめは、
やってもうたというよりも、やられてもうたって話です。
振られ振られて苦節ん年を経て、久しぶりに彼女ができ、私の部屋に遊びに来たいという彼女を我が家に呼んだときのお話し。
彼女は、キョロキョロしながら私の部屋に入り、ソファに腰掛けて二人でおしゃべりをしていると・・・
私の母がよけいなおせっかいというか、好奇心で、お茶とお菓子を持ってきてくれました。

そして、彼女を見るやいなや
「あらぁ○○ちゃん、きれいになってぇ!」とのたまいました(>_<)
○○ちゃんというのは、苦節ん年を経る前の彼女です。よりによって似てもにつかない新しい彼女に向かって・・(T_T)

彼女「ねぇ、○○ちゃんて、誰?、前の彼女?」
私「あの、その中学時代のただの友達だよ・・そう、そうなんだ」
彼女「・・・・・・・・」
その後沈黙が続きました。

(^^)次のお話しは、また別の彼女のお話。
今度は逆に彼女の家を初めて訪ねたときのことです。
彼女は「いやなんだよなぁ、なんか来てもらいたくないって感じ」と何故か気乗りしない様子。
で、彼女の部屋に入り、彼女のお母さんがお茶とケーキを運んで来てくれました(ここまではさっきの逆)。

二人で夏休みの遊びの計画を立てていると、ガラッと部屋の扉が開いて、女の子が入ってきました。
私「Σ(゚Д゚;エーッ! ∑( ̄□ ̄;)ナント!!」
そこには、そうですねぇ、宮沢りえの中高生の頃(三井のリハウスCM時といえばわかるか)くらい可愛くて美しい子が立っていました。
そう、彼女の妹だったのです。
ぼうぜんと見ている私、そして「はじめましてはっPです」とやっと挨拶。
彼女の妹「へぇ、おねえちゃんの彼氏なんだ、今度遊んでね」とウインク(* ^ー゚)

彼女「今、あなたの思ってたこと当てようか?」
私「えっ・・」
彼女「しまったぁ~、妹の方が何倍も可愛い、なんてこったい・・・・どう、図星?」
私「えええ・・と、そのあの」・・・しどろもどろ(^_^;)
彼女「だから連れてくるのいやだったんだよ&予想どおりの行動するなヨ!」
・・・・・・・( ̄ロ ̄lll)・・・・・・やってもうた・・・・・。

2007/03/11

不思議な瞬間でした

Brightdark1
きょうは、朝からあのキツツキが戻ってきてコンコンとやっていました。
いい日かな?などと思って過ごしておりました。

で、午後のある時間帯(数十分程度でしょうか)に写真のように太陽からの光が不思議な感じで照射されていました。
どんよりとした雲間から太陽の光が、すきまからもれるような感じで斜めに射していたのです。
ですから、真っ暗な部分と煌々と照らされる部分ができたのです。手前と奥の方は真っ暗で中間地点だけ明るいのです。
Brightdark2
長男が「ねえ、ねえ、なんだか不思議できれいだよ」と呼んでいたので気付いたのです。
たしかに不思議な感じでした。
自然って面白いです。

2007/03/07

カセットで発売されていたアルバム

Casset_tape
先々週だったでしょうか?私が不在中に家に電話がありました。
電話の主は、東京の有名中古盤店の社長からでした。

三十数年前の音楽雑誌を見て電話してきたとのこと。
それは、私が子供の頃、ビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」というアルバムが聞きたくてレコード店に行き、レコード盤が無くて、カセット版があったので購入し、その後レコード盤を手に入れ、カセットを処分するために雑誌に掲載したものなのです。私も忘れていました。

それにしても、電話番号自体もその後すぐ変えていたし、さらに住所も変わり、今や結婚して別の場所に居て、しかも電話番号はまたまた変わっていたのに・・・。すごい調査能力です。
過去の住所から調べ、同じ姓の親戚あたりにぶつかり、私へとたどりついたのかもしれません。

で、当時は、アナログのレコード盤の他に上記のようにカセットでも色々なアルバムが発売されていたのですね。
私も、いくつかカセットのアルバムを購入したことがあります。

電話では、もしそのカセットが現存していれば、大変な価値があるとのことで、数万円で買い取りたいとのことでした。
私もあわてて探してみたのですが、見つかりませんでした。
どこに行ってしまったのか?
ビートルズのカセットアルバム、もし見つかったらウチのお宝になるかも!

2007/03/04

秒殺!Lost Love(T_T)

男と生まれたからには、失恋の一度や二度や、三度や四度・・・(^^;)は、したことがあると思いますが、男性の方々、いかがでしょう?
今回は、最後のひと言というか、私を秒殺した彼女たちの「お言葉」を列挙してみたいと思います。
残酷物語風でもありますが、今や思い出のひとつになりました。歳を取ったのですね(^^)
Lostlove1

その①
いつぞや書いた、バレンタインデーのカードに「さようなら」と書いた彼女に会って、「どういうこと?」と私が食い下がったときの彼女のひと言!
→面倒くさくなったのか、いきなり“ぱんっ”と両手を顔の前で拝むように合わせて・・「お願いっ!別れてっ!!」
・・・(T_T)このひと言で何も言えなくなり、くるっと背中を向けてさびしく家路につきました。

その②
大学生のときに、別れ話を切り出されて、再び「何かオレに悪いところがあったのかな?」と食い下がるように聞いたら
→またもや、この彼女も面倒くさそうに「これ以上、あなたのこと嫌いになりたくないの!」
・・・(T_T)全面降伏です。また、とぼとぼと家路につきました。

その③
就職後の話・・付き合いだして、彼女の両親ともすっかり仲良くなった頃、段々彼女がそっけなくなり始め、勤め先の親睦旅行のお土産を渡したいと彼女に電話したときの話
→「どうしても渡したいっていうのなら、あなたの好きな両親がいるから勝手に家に届ければっ!私は用事があるから遅く帰ります。因みにそのお土産、私の嫌いなものなんだけど!」
・・・(T_T)ううう、わかりました。もう二度と誘いもしないし、お目にかかることもないでしょう。でも、お土産はご両親にちゃんと届けて大喜びしてもらいました。

その④
仕事が終わってからも、そして土・日も常にいっしょに過ごすほど仲良くなった彼女、でもある日男が私を訪ねてきて、彼女と真剣に付き合いたいので手を引けと・・・。彼女にその男と付き合いたいのか?と聞いてみると。
→「どっちも同じくらい今は好きだから、両方と付き合いたい。」「そんなのありかよ!」と私。
「好きなものは好きなんだから、私のその気持ちがわからない貴方が悪い!」と彼女。
・・・(T_T)今度はこっちが面倒くさくなってサヨナラです。元気でねぇ~ってことで。

え~、まだ、ほんとうは色々あるのですが、この辺でお開きにしたいと思います。
人生色々あるネ!(^_-)

2007/03/02

我が家では“コッコちゃん座り”(^^)

Kobako_suwari2
pixydustさんのブログを見て、ネコが脚を畳んで眠りに入るのを「香箱座り」というのだと知りました。
なんかいいネーミングですね。語感からもその印象がうまく伝わる言葉だと思いました。

我が家では、そんなことも知らずに長女を始め、座り方が“ニワトリ”に似ているので、“コッコちゃん座り”と呼んでおりました(^^)
Kobako_suwari
二番目の写真は、私の膝の上で“コッコちゃん座り”をしているところです。
この態勢で眠るときは、けっこう本格的にゆっくりと眠るときのような気がします。
『香箱座り』・・いいですね。覚えたので今度から使ってみます(^_^)

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