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2007/06/30

仕事の対価

Business_1
前々回の困ったメールや携帯のお話しの続きになるかもしれませんが。

美輪明宏さんがテレビで、「給料というのは、一ヶ月ひどいことに耐えてきて、がんばって仕事をやりとげた対価である」というような内容のことをおっしゃっていました。

文句のひとつも言いたいところ、弱音のひとつも吐きたいところ、体力的にもつらい、そんな中がんばった“ひどい目に遭い賃”のようなものも含まれているのではないかと愚考いたしました。

好きなことをやって、人から何も言わせず、それでお給料をもらえるなんて特殊な恵まれた環境の人などほとんどいないわけで、皆、この社会でひどい目に遭いながらも、こつこつと、そして黙々とがんばっているのではないでしょうか。・・・だから大いばりで給料ももらえると・・。

Finger_1
で、話はとある職場の「ひと言もふた言も言いたい」タイプの方々のことです。

彼らは、IT関係の仕事について、かなりの希望というか“野望”があるようで、一人で未来図のようなものを描いております。
それを人に言いたいだけでなくて、飲みながら言いたい&説教したいタイプの方々なのです。
現在の職場がIT関係でなくても、ITにこだわります。現在の職場でも、難問山積だと思うのですが・・・。
このタイプはIT関係の職場に在籍したことのある人に顕著なのです、何故かわかりませんが。

で、現在の職場の人でなく、前の職場で一緒にITにたずさわった人間に対し、ほとんど「命令」として飲み会の呼び出しがかかります。
有無を言わせぬっていうか、ほとんど強制です。「その日は仕事が・・」などと言おうものなら、日付を変えてきます(^^;)
そして、渋々お呼びが掛かったものはうなだれながら、その“飲み会”という強制講演&説教道場に行くことになります。幸いに私などは眼中に入っておりませんのでお呼びは掛かりませんが・・σ(^^)
Business_2_telephone
その飲み会は、延々仕事の話だけです。それを聞くばかり。ちょっと反論したり、コメントを差し挟むようなことをしようものなら、どか~んと倍のパワーで説教されます。

で、最初にお話ししたことに戻るのですが。
ほとんど、この『難行苦行』は“仕事”であり、最初に書いたとおり、“ひどい目”に遭っているのです。

だから、【対価】をもらうべきであると考えるのです。
つまり、この場合、飲み会に呼びつけた人には全部“おごる”のが筋です。
無理矢理呼びつけられ、説教されて、しかも金を取られるのです。

呼びつけておいて、いい気分で酒を飲みながら持論を展開し、黙って聞かせ、反論しようものなら説教し、普段の勤務態度まで文句をつける・・・ひどい目に遭わせておいて、「割り勘」にするなんて、あんまりだといつも思っているのです。
・・・こんな人周りにいないかぁ~い!!(n‘∀‘)η

※以上のお話しはフィクションであり、実在する人や職場の話ではありません。
これを読んで自分のことだとか、自然と怒ってしまった人は、まさにここに書かれているような人なので、呼びつけてしまった人の気持ちを人生のうち一度は考えてあげてみてください。
そうでなければ、呼びつけた人達一人ひとりに、思う存分お話しをさせてあげてください。
素晴らしい発想や、未来への展開図を述べ始めると思います。きっと目からウロコが落ちると思います。
若い人達はおじさん達よりも、素直な上に優秀なんですから・・・。


2007/06/29

川越市に行ってきました

Ichiban_gai
きょうは、仕事で午前中から川越市に向かいました。
着いたのは午後。食事後に目的の場所へ。

今回の目的は、私達が行おうとしている事業に対して、学識経験者からの意見聴取をすることでした。
昨日は、地元の大学の教授から意見をいただいたのですが、今日は川越のある研究所の所長さんからでした。

内容については、書くことができませんが、先生からは、数々の貴重なご意見をいただき、私達が机上で色々想像していたものとは違う現実の業務の進め方について指摘を受けました。
厳しい意見もいただきましたが、勉強になりました。

なので、あまり観光気分などは無かったのですが。

・・・意見聴取が終了すると写真の古い街並みを先生に案内していただきました。
テレビなどで、ちょっと見たことはあったのですが、なかなか立派な街並みで驚きました。
落ち着いた古いたたずまいは風情があって、平日なのにけっこうな人通りでした。
千葉県にも佐原という小江戸風情のある街があるのですが、ひとまわりもふたまわりも上という感じがしました。
Ichiban_gai2
二番目の写真は、その街並みの中でも一番古い建物だそうです。
たしかに、威風堂々として、存在感がありました。
Kashiya_yokocho
三番目の写真は『菓子屋横町』と呼ばれる駄菓子などのお店が数十軒並ぶ、ちょっと可愛らしい通りです。
おじさんも、おばさんも、女子高生たちも楽しそうに買い物をしていました。
ウチも子ども達を連れてきたら喜びそうです。
Tokinokane
四番目の写真は、『時の鐘』と呼ばれているもので、現在も日に何回か時を告げているのだそうです。
古い街並みにぴったりです。

帰りに神社仏閣も回ってくださったのですが、そのとき、にわかに強い雨が・・・。
そこで街並み散策は断念となりました。
Imo_senbei
最後の写真は菓子屋横町で買ってきた「いもせんべい」です。
明日、家族みなでおやつにしたいと思います(^o^)

ちょっと困ってる・・メールと電話の使い方

Note_pc_picture
ここ数年困っている話なんですけど

今、私が所属している職場に、過去に所属したことのある先輩がいらっしゃいます(たぶん10年くらい前だと思う)。今は、その先輩はまったく別の職場に所属しています。
私は、その方とは今の職場ではなく、別の職場で一年だけご一緒したことがあります。

・・・なぜかわかりませんが、ウチの職場のOBの方たちは、自分の今の職場の仕事よりも、以前自分が居たこの職場の仕事がたいへん気にかかるようです。だからよく口を出しに来たりします。戻って来たいのでしょうか?

で、今回の話のその方は今は私のいる職場のネットワーク関係の仕事とは全く関係のない部署に現在いらっしゃいます。

ひとつ目はその方の「メール」で困っています。
いきなり“表題なし”のメールを送ってきて、本文にはどこかのホームページのURLだけが貼り付けられています。それ以外一切の記述無し!

なんだろうと思って、そのURLへ飛んでみるのですが、
①まず、そのホームページの何処から見たらいいのかわからない。
②何かまずいことが書いてあるのか、それとも良い情報が掲載されているのかもわからない。
③何をしてほしいのかがわからない。
④なぜ、自分に送ってきたのかがわからない。
⑤その方の仕事でもないのに、URLだけ送ってくるということは何か全社的に緊急事態なのか・・判断が付かない。
・・・で、時々はそのメールのあとに電話が職場にかかってきて
「どうだ、お前は気付いていたか?」みたいなこと言われるのですが、表題とか本文に趣旨さえ書いてあればすぐに見て対応などができるのに、無駄な時間が過ぎてしまったことだけが悔やまれる状態に私はなっているのです(;-_-)

つい最近ももらいましたが・・・悪いけど「迷惑メール」の一種になっています。ごめんちゃいm(_ _)m

Keitai_picture
もうひとつは、私個人の携帯宛てに電話をどんな時間でも(勤務中でも、夜でも、休日でも、一切時間関係なく)かけてくることです。

それも、さっきのメールの話のように、私の仕事に関わることなのです。
職場に電話をかけてひと言で言ってくれれば、すぐに済んでしまうことなのに・・・。
休日に同窓会に出ているので携帯の電源を切っていたときにも、つながらないので自宅に電話して妻に電源を上げさせろと言ってきたこともありました・・(*_*)?

昨日にいたっては、やっと休みを取って、医者に行き、帰宅した瞬間に携帯が鳴り出し・・・
私がでると
いきなり「○×△・・・1.0」となにやら暗号のようなものを連呼していました。あいさつや、なんの言葉をかけることもなしに。
で、私がやっと新種のウイルスの名前を連呼しているのだと気付いて、「最近判明した○○の脆弱性をついた新種ウイルスが出たということですか?」とたずねると、やっと「そう、やっと気付いたのか・・」とあきれた様子で言うのです・・・。
私は休みですが、職場では、すでに私より数十倍も優秀な部下が対応しているとは思ったのですが、「お心づかいありがとうございます。対応いたします。」と応えました。

・・・結論。
自分の今の仕事に邁進すればいいのにヽ(`Д´)ノ

すいません、きょうは、ちょっと愚痴ってみました<(_ _)>


2007/06/27

デップリン??

この間、妻が私に話しかけてきました。

妻:「ねぇ、○○ちゃんのママが1960年代の音楽が好きなんだって」

私:「いいねぇ、話が合うかも、誰が好きなの?」

妻:「ええとね、『ジョニー・デップリン』!」

私:「なに?デ・・デップリン・・?(´Д`)?」

妻:「・・んと、たしかそうだったと思う・・(;・∀・)」

私:「アッ( *゚д゚)・・それって“パイレーツ・オブ・カリビアン”の“ジョニー・デップ”に、ただ“リン”をつけただけじゃないの!!」

妻:「あっ・・・ほんとだ・・・ノ(´д`*)・・・えっとね、27歳で夭折したとか言ってたよ」

私:「・・あぁぁぁぁっ、それって『ジャニス・ジョプリン』じゃないの?!(゚Д゚#)」

妻:「そ、そうとも言う・・・・」

私:「そうとしか言わないのヽ(`Д´)ノ」

妻:「こまかいことにこだわるなヨ・・・」

私:「・・・・」

以上、我が家で最近よくある光景でした(^^;)

2007/06/25

長男の学校でサマー・コンサート

S_concert1
以前、このブログにも書きましたが、長男は楽器を持ったこともないのに、高校に入学して“吹奏楽部”に入りました。しかも、県内でここ数年トップの実力を持つ実力派の部活です。

まだ、中学時代に長男がどんな辛い思いをしたのか、親としての自分と妻がどんなに苦しい思いをしたのかは語るまでに心の整理ができていませんので、過去については書きませんが、長男が自らこの部活動を選んだことは、両親としてもたいそうな驚きでした。

毎日夜遅くまで練習し、倒れ込むようにして帰ってくるのを見てたいへん心配しておりました。実のところ。
でも、昨日のコンサートを見てほんとうにあの笑顔や表情そのものまでも失ってしまった同じ子かと思うくらい立派に頑張って演奏していました。
一枚目の写真はステージ衣装でクラシカルな演奏を披露している二年・三年の先輩達。全国レベルだけあってプロっぽい見事な演奏・・・。S_concert2
二枚目は先輩達に混じり、渾身の演奏をしているところです。
その前に一年生バンドだけでの演奏もハラハラさせながらも立派に聞かせてくれました。

長男は、先輩達の演奏に合わせてステージ・センターでダンスまで披露してくれました。
で、私は・・・あまりにうれしくて、水道の蛇口が壊れているかのごとく、涙が止まらなくなり、ただ、ただステージを見上げていました。もう、いくら涙を拭いても間に合わないくらい・・・。

S_concert3
三枚目の写真は、それまでのクラシカルな曲中心から、ポップスのヒットメドレーを演奏し、多くの一年生がダンス部隊に回る中、先輩に混じってホルンをセンターで懸命に吹いていて、ラストに全員で「ヤァッ」とエンディングを迎えたところです。

うちは、妻や長女だけでなく、妻が仲良くしている奥さんたちとその子どもたち十数人を引き連れて大応援団を組んで出かけました。長男は、最初コンサートがあることもひた隠しにしていましたが、最終的にバレてこんなにたくさんの人が見にくることになってしまったわけです。
長男・・ものすごく迷惑そうでしたが(^^;)

でも、良かったです。しかもきょう返ってきた期末テストの結果は、きつい部活動をする中で部活に入る前よりも上がっておりました。
部活動は、やはり長男にとって良い影響を与えたと思います。
これからも練習をたっぷりとして、素敵なコンサートを聞かせてほしいと思っているところです。

2007/06/24

Introducing The Beatles

Intro_1
前にも書いた「ザ・ビートルズ10」という、ラジオニッポンのビートルズ番組で私のリクエストが話題になりました。

リクエストの中できょうのタイトルにある「イントロデューシング・・」というレコードを家で聞こうとしたときの話を書いたのですが・・このレコード、そうとう珍しいものだったようです。
私も学生時代によくわからずにたまたま買ったものだったのですが、実はビートルズがアメリカでヒットする前のものだったのです。
Intro_2
ビートルズというと、エド・サリバン・ショーに出演し、全米で最初っからヒット曲連発というイメージなのですが、最初は大手“キャピトル・レコード”には相手にされず、小さな「VeeJay」という、主にジャズなどを扱っているレーベルから細々とレコードを出していたのです。

で、私の所有しているレコードがそのVeeJay版の米国デビュー盤なのです。
番組中で、超マニアックなDJの方とその相方の二人も「実物を持っている人間なんて見たことないよ!」と話題騒然・・・O(≧∇≦)O!!

Inner_sleeve
写真のように内側のスリーブなどはボロボロになってしまいましたが、そんなに貴重なものであれば大事にしようとあらためて思った次第です。

・・・昔のアナログ盤って、分厚くて重いんですね、あらためて持ってみて驚きました。

2007/06/22

夜が白々と明けて・・・

Early_morning
さきほど仕事から帰宅し、大あわてで風呂に入りました。
・・・夜が明け始めました・・・(T_T)

帰宅したら4時でした。
昨日から本日にかけては、会議室に閉じこもり、班員皆でスクリーンに映るPC画面を見ながら書類を作り上げました。
さすがに疲れました。
昨日は、朝から頭痛がして、なぜか頭の中が焦げ臭いニオイでいっぱいになっていました。
その中、強行でのお仕事でございました。みんなもお疲れ様でした。
と言いたいのですが、このまま本日の仕事にもうすぐ出かけねばなりませんσ(^^)

一睡もせず出かけます。だって今寝てしまったら1時間で起きなければなりません。
ぜったいに無理です。
というわけで、行ってきまぁ~す(>_<)

2007/06/17

「様子がいい」・・って聞かなくなった

有線の落語チャンネルを時々聞くことがあるのですが、タイトルにある『様子がいい』って言葉使いを、落語の中以外では、とんと聞かなくなりました。(「とんと」・・も聞かなくなったか(^^;))

落語の中では、「あらぁ、この人は“様子がいいよっ”」っていうふうに使われています。
“身なり“や“ふるまい”、“しぐさ”などが良い人って感じなんでしょうか。
ウチでも年寄りが使っていました。
「あの人はほんとに様子がいいねぇ」なんて感じじゃなかったかと思います。

最近は「様子のいい人」自体が減っているので使わないのか?それとも様子がいい必要がないのか。

ちょっといい言葉だと思うのですが、ほとんど日常生活上で聞くことは無くなりました。

あとは、「きまりが悪い」っていうのも段々聞かなくなってきたかと・・・。
「きまりの悪い」思いをすることが無くなってきたからかもしれません。自分のことばかり優先しているとそういう思いはあまりしないと思うし・・・。

前のブログでも書きましたが、まだ生き残っているのであれば、その言葉をできるだけ使おうと思っています。

「みっともない」・・・見ともない、不体裁だ・・・という意味でしょうか。
「了見」・・・どういう了見だい!?・・という言葉もあまり聞きません。
「みみっちい」・・・こまかいこと、けちくさいこと・・・耳かきを離さぬように営々と貯蓄するさまをあらわしたのがはじまりだとか・・・。これは少しは使われているか。

まだまだありそうです。また、気づいたら書いてみようと思います。

2007/06/11

学生時代・・彼女からのカード

pixydustさんのブログで、20代の頃のお話しが、ものすごくリアルに描かれていました。
pixydustさんのお話なのに、こちらが懐かしさを感じてしまうような気がしました。
それはpixydustさんが、心の中に蘇ってきたことを、そのまま書かれていたからだと思います。
人にとって思い出は大事だと、最近になってやっと感じはじめています。
Card_from_girlfriend
そんなことを思っている矢先、捜し物をしている最中に、小学生時代から使っていた勉強机の引き出しの奥から大学時代の彼女からのカードらしきものが発見されました。・・超年代物です。
彼女は当時17歳。カードを読んでみると、私がお茶をごちそうしたお礼に、その年の苺でジャムを手作りし、私に手渡したときのもののようです。

「好みがわからなかったので、ちょっとすっぱめの、いわゆる苺の持ち味の方を持ってきました(甘いのよりも、こちらの方が好評なので、いちおう・・・)」と書かれています。
それを読んだだけで、こちらの胸の中がキュ~ンとすっぱくなってきました。

可愛いイラストも色鉛筆で描いてあって、いい娘だったんだなと、あらためて思い出が蘇りました。
当時は悪いことも含め、色々なことを彼女に対して思っていましたが、私の思いやりが足らなかったと今更ながらに思いだしてしまいました。

不思議な気分です。pixydustさんのブログがきっかけで、過去のことが甘酸っぱく次から次へとよみがえってくるのです。
思わずブログに書いてしまいました。

2007/06/07

湯上がり

Saigono_namino_oto
世を去ってから早五年くらいでしょうか、「山本夏彦」さんの著作をまとめた文庫本『最後の波の音』を“ぱらぱら”とめくっていたら向田邦子さんについてふれている部分がありました。

偶然、向田さんの妹、向田和子さんが最近出演したラジオの録音を聞きながら、今このブログを書いています。

『最後の波の音』を読んでいて気になったのは、向田さんが著作の中で使っていた言葉についてふれていたところです。
「風呂上がり」と言わずに「湯上がり」という。その言葉があって、「湯ざめ、湯加減、湯銭、湯づかれ」などの言葉があるわけで、「風呂上がり」では、パンツいっちょのおとうさんが風呂上がりにその辺をウロウロしている姿くらいしか想像できません(^_^;)

戸障子は、「あけたて」といって、「あけしめ」を使わない。これも「あけたて」がいいですよね。
「まだ生き残っている言葉であれば、古い言葉を使う」と山本さんは書いておられましたが、私もそうしたいと感じました。「七味唐辛子」も元々は「なないろとうがらし」と読ませたかったらしいのですが、今じゃ“シチミ”が定着しています。が、私が子どもの頃は「なないろ」とか「なないろとんがらし」と言っていました。

「視線」と言わずに「目線(めせん)」と言うのも違和感があります。
もともとテレビやカメラマンなどの業界人が、「はい、○○ちゃん、目線(めせん)ちょうだいっ!」なんてやっていた業界用語のような気がするのですが・・。
職場で、公の文書が回ってきたときに「市民の目線(めせん)に立って、業務を遂行し・・」などと書かれているとがっかりします。大のオトナが“めせん”かいっ!・・と思わず突っ込みをしてしまいます。

「つむじまがり」・・つむじは曲がったところについていて、そういうことがあると思うのですが、「へそ曲がり」は変だと思うこともあります。へそは曲がってついている人なんてねぇ、いないよ!

「二人組(ふたりぐみ)」はあっても「ににんぐみ」は変だと思いますが、NHKは「ににんぐみの強盗」って言ってます。・・変だと思うけどなぁ。

「告白」は「白状」、「世帯」は「所帯」・・“所帯やつれ”って言うじゃないですか、世帯やつれや、世帯くずしって無いもの。

「やばい」は昔、ヤクザ者が矢場の裏側で女に客を取らせ、そこに役人が踏み込んだときの状態を「矢場い」と言ったもので、堅気のもの言いではないのに、いい若い女性が、フランス料理を口に運んだときに「やばいっ」と言って美味しいの意をあらわしているのはやっぱり変だと思います。

そんなこんなで、文庫本をめくっていて感じた言葉のことについて今夜は書いてみました。

2007/06/02

爽やかな風が庭をかけぬけました

My_garden2_1
きょうはお天気も良く、ちょっと冷たいくらいの爽やかな風が庭に咲く花を揺らしていました。
揺れている花もなんだかうれしそうにしているような気がしました。
気付くとあのキツツキくんも、いつもの場所でコンコンやっていました(^^)
My_garden1_1
妻と長女はお友達とバラ園に出かけたので、私は家で仕事の書類などを見ながら過ごしておりました。
体も少しは休めることができたかも。
My_garden3_1
三枚目の写真は私の書斎の窓から外を見たところです。
夕方がせまってきて、西日が木々の中を、冷たい風とともに抜けていくのが気持ち良くて写真を撮りました。
ネコと一緒にちょっと居眠りしてしまいました(^_^)

2007/06/01

Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band 40周年

Sgtpepper1
写真のジャケットをご存知の方はけっこう多いかもしれません。
1967年6月1日に発表された、ビートルズ作、20世紀の傑作「サージェントペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」です。
きょうで40周年。今聞いてもその新鮮さはまったく失われていません。いや、むしろ“新しい”と感じさえするのです。
Sgtpepper2
アルバムタイトルと同名の架空バンドが演奏するという想定の中、目眩く世界が繰り広げられます。
タンジェリンの木と、マーマレードの空の世界に、セロファンの花が咲き、その中をボートを漕ぎだすと、ガラスのネクタイをして赤い粘土の帽子をかぶったポーターが新聞紙で出来たタクシーに乗ってやって来たり、お金持ちの夫婦の娘がハープと弦楽の演奏の中自動車のセールスマンと駆け落ちしたり、サーカスの呼び込みが現れたり・・・。

インド音楽にどっぷりと浸ったかと思うと、アメリカのパーキングメーター係の婦警さんが現れたり、64歳になった自分を想像したり、ニワトリやウマや狐や銃を持った人が右から左にもんどりうって通り過ぎたり・・・。

ラストは人生の一日をフルオーケストラ160人分の各楽器最低音から最高音までの演奏が不気味に盛り上げたり・・・。とにかく単なるロックバンドのレコードではありませんでした。
Sgtpepper3
録音技術も当時の機材も乏しい中、極北とも言える最高のものでビートルズにエンジニアが応えます。
サーカスの曲では、スチームオルガンのバックが欲しいと言われ、ライブラリーから持ってきたスチームオルガンの演奏をテープに録り、それを切り刻み、空中に放り投げ、さらにスプライシングテープでつなぎ合わせ、一つのバックミュージックにしたり、ラストでは、5人で一斉にピアノを強打し(そのために何台ものテープレコーダーをシンクロさせるシステムを作製)、余韻をフェーダーをぎりぎりまで上げて録り、その音は未知の境地に達した感がありました。

人類の歴史に残る一枚のアルバムが、40年を経た今でも輝きを失わないことに驚きと嬉しさを感じ、きょうが終わる前に書き込んでみました。

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