仕事の対価
前々回の困ったメールや携帯のお話しの続きになるかもしれませんが。
美輪明宏さんがテレビで、「給料というのは、一ヶ月ひどいことに耐えてきて、がんばって仕事をやりとげた対価である」というような内容のことをおっしゃっていました。
文句のひとつも言いたいところ、弱音のひとつも吐きたいところ、体力的にもつらい、そんな中がんばった“ひどい目に遭い賃”のようなものも含まれているのではないかと愚考いたしました。
好きなことをやって、人から何も言わせず、それでお給料をもらえるなんて特殊な恵まれた環境の人などほとんどいないわけで、皆、この社会でひどい目に遭いながらも、こつこつと、そして黙々とがんばっているのではないでしょうか。・・・だから大いばりで給料ももらえると・・。
で、話はとある職場の「ひと言もふた言も言いたい」タイプの方々のことです。
彼らは、IT関係の仕事について、かなりの希望というか“野望”があるようで、一人で未来図のようなものを描いております。
それを人に言いたいだけでなくて、飲みながら言いたい&説教したいタイプの方々なのです。
現在の職場がIT関係でなくても、ITにこだわります。現在の職場でも、難問山積だと思うのですが・・・。
このタイプはIT関係の職場に在籍したことのある人に顕著なのです、何故かわかりませんが。
で、現在の職場の人でなく、前の職場で一緒にITにたずさわった人間に対し、ほとんど「命令」として飲み会の呼び出しがかかります。
有無を言わせぬっていうか、ほとんど強制です。「その日は仕事が・・」などと言おうものなら、日付を変えてきます(^^;)
そして、渋々お呼びが掛かったものはうなだれながら、その“飲み会”という強制講演&説教道場に行くことになります。幸いに私などは眼中に入っておりませんのでお呼びは掛かりませんが・・σ(^^)
その飲み会は、延々仕事の話だけです。それを聞くばかり。ちょっと反論したり、コメントを差し挟むようなことをしようものなら、どか~んと倍のパワーで説教されます。
で、最初にお話ししたことに戻るのですが。
ほとんど、この『難行苦行』は“仕事”であり、最初に書いたとおり、“ひどい目”に遭っているのです。
だから、【対価】をもらうべきであると考えるのです。
つまり、この場合、飲み会に呼びつけた人には全部“おごる”のが筋です。
無理矢理呼びつけられ、説教されて、しかも金を取られるのです。
呼びつけておいて、いい気分で酒を飲みながら持論を展開し、黙って聞かせ、反論しようものなら説教し、普段の勤務態度まで文句をつける・・・ひどい目に遭わせておいて、「割り勘」にするなんて、あんまりだといつも思っているのです。
・・・こんな人周りにいないかぁ~い!!(n‘∀‘)η
※以上のお話しはフィクションであり、実在する人や職場の話ではありません。
これを読んで自分のことだとか、自然と怒ってしまった人は、まさにここに書かれているような人なので、呼びつけてしまった人の気持ちを人生のうち一度は考えてあげてみてください。
そうでなければ、呼びつけた人達一人ひとりに、思う存分お話しをさせてあげてください。
素晴らしい発想や、未来への展開図を述べ始めると思います。きっと目からウロコが落ちると思います。
若い人達はおじさん達よりも、素直な上に優秀なんですから・・・。
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