午後はジョンの映画を見に・・・
午前中に、“これから出かける”と書きました。
実は、きょう、
12月8日は、ジョン・レノンの命日です。で、本日が公開初日となる「PEACE BED」というジョンのドキュメンタリー映画を見に出かけました。
でも、千葉県内で、上映しているのはわずか三館のみ。
一時間電車に乗って、遠くまで出かけることになりました。写真は、下車した「鬼越」というひなびた駅です。
映画館までは、けっこう歩きましたが、道中は写真のようにちょっと寂しい感じでした。
歩いているうちに、どんどん寂しくなってきて、映画の内容がドキュメンタリーということもあって、不安感が増してきました。
実際に映画を見たら、このドキュメンタリー映画は、ジョンの政治的な部分をいろいろな証言とともに検証していくような形式で、映像や音楽を聞いて、気持ちが高鳴る・・などというようなものではありませんでした。
ジョンの音楽が始まっても、あくまで、映画のBGM的なもので、完全に一曲聞かせてくれるわけではないし、映像にしても、珍しいものや貴重なものは随所に出てくるのですが、スポットライトは、ジョンの政治的な活動とその行方、そしてアメリカ(ニクソン大統領他の大物)の対応がメインですので、興奮して見るなんてことはありませんでした。
館内には、50代後半と思える、リアルタイム世代のファンらしき方が12人ほど・・・す・少ない。
ただのおじさん、おばさんではない、ちょっとカッコイイ方々でしたが、命日で公開初日とあって、入って来るなり気合いが入っているのがありありとわかりました。
でも、よほどのジョンのファンであり、ある程度ジョンの歴史を知っていて、しかもジョンの曲はあらかた知っている人でもなければ、ちょっと最後までもたないのじゃないかと思いました。
特にジョンの心の内面にまで迫るものではないし、ジョンの音楽に光を当てたものでもないし、著名人やその時代の当事者のインタビューと当時の映像が代わる代わる出てくるので、映画の流れとしては、とても単調でした。
熱心なファンにとっては、見る価値はあるかもしれません・・しかし、あまりよくジョンを知らない人には、おすすめできないと思いました。
ま、私は熱狂的なファンなので、それなりに最後まで飽きずに見たのですが・・・。
本日は、午前中は、ポール・マッカートニーのDVDの話題、午後はその相棒であり、きょうが命日のジョン・レノンの映画の話題でお送りしました。
【NowPlaying】 Real Love / The Beatles (Rock)
« The McCartney Years見てます | トップページ | ネコにはつらいシーズンです »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「カーテンコールの灯(あかり) Ghost light」を見てきました。(2025.06.29)
- 映画「突然、君がいなくなって」を見ました。(2025.06.22)
- 「まわれ映写機/椎名誠」を読みました。(2025.06.18)
- 映画「おばあちゃんと僕の約束」を見て来ました。(2025.06.15)
- 映画「アンジーのBARで逢いましょう」を見て来ました。(2025.04.05)
「The Beatles」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0432《The Beatles 俳句[アルバム Revolver から Here,There,and Everywhere を詠む]》【 春惜しむ ジェーン そばにいてほしいよ 】(2025.05.04)
- 「心を癒す音楽/北山修 編・著」を読みました。(2025.03.09)
- 俳句を詠んでみる_0348≪The Beatles 俳句「アルバム The Beatles 1967~1970 から Penny Lane を詠む」≫【 冬の空 青盤の ペニーレイン聞く 】(2025.02.01)
- 「ビートルズは終わらない/行方均」を読みました。(2025.01.29)
- 俳句を詠んでみる_0206《The Beatles 俳句[アルバム PAST MASTERS から Revolution を詠む]》【咆哮 雷鳴の如きハウリング】(2024.08.28)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 午後はジョンの映画を見に・・・:
» 上野公園ウォーキング [Life is Music♪ 〜CHORD Fusion〜]
"今朝は7:00am に目が覚めたので自転車で上野公園まで行って、不忍池の周りを2周ほどウォーキングしてきました。
(不忍池 [しのばずいけ] は上野に来たことない人だとなかなか読めないですよね)"
[続きを読む]
コメント