楽しんで“ビートルズ・ドリル”
本屋で見かけて気になっていたものを買いました。
「地球の歩き方:ビートルズ・ドリル」です。
ビートルズ・マイスターとも呼べる方達が、それぞれとっておきのクイズを載せていて、楽しみながら答えを解くという、ビートルズ・ファンには至福のひとときを過ごすことのできる一冊です。
どの方もビートルズに対する愛情は、そこいらのファンの“何百倍”と言えるでしょう。
いずれも『ビートルズ好き度』はただ者ではない方々ばかりです。
私も楽しみながら解いてみましたが、だいたい80点以上だったと思います。
あまり音楽に関係の無い部分については成績がふるいませんでしたが。
中でも東芝EMIの元ビートルズ担当プロデューサーだった「石坂敬一」さんの[ビートルズの歴史的な存在意義]を切り口に論述する記事は、私がビートルズに夢中だった頃の石坂さんそのままの気持ちが今でも感じられてうれしかったものでした。
石坂さんは、担当プロデューサーと言っても、実際はほとんどビートルズ末期に担当になっていて、全盛期は高嶋弘之氏が担当だったのです。
でも、ビートルズ解散後に物心がついて聞き出した、“ビートルズ後追い世代”の私にとっては、ビートルズ担当というと、石坂さんです。
解散後の数々の編集盤なども石坂さんの貢献するものがあったと思いますし、数々のビートルズ研究・解説本は、今となっては内容的にいまひとつなところもありますが、前述したように、ビートルズの歴史的な足跡を切り口にした論述はたいへん私にとって大きなものでした。
それがあったから、今、ホームページでビートルズ研究などもしているのです。
お写真を拝見すると1945年生まれとは思えない若さで、日本のビートルズ・ファンとして、うれしい限りです。
久しぶりに楽しい時間をクイズを解いて過ごすことができました。
【NowPlaying】 The Night Before / The Beatles ( Rock )
« ノラ・ジョーンズ主演の映画みたんだけど | トップページ | 手紙というのも、いいものだ »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 古本の頁を繰っていて見つけるもの(2022.01.23)
- 中学生時代から今に至るまで、「レコード盤を貸してくれ」「CDを貸してくれ」「本を貸してくれ」と言われる話。(2021.12.21)
- 「日本人も知らなかったニッポン/桐谷エリザベス」を読みました。(2021.10.03)
- 「小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム -名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏-」を読みました。(2021.09.28)
- 坪内祐三の「最後の人声天語」を読んだ。(2021.09.25)
「The Beatles」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0432《The Beatles 俳句[アルバム Revolver から Here,There,and Everywhere を詠む]》【 春惜しむ ジェーン そばにいてほしいよ 】(2025.05.04)
- 「心を癒す音楽/北山修 編・著」を読みました。(2025.03.09)
- 俳句を詠んでみる_0348≪The Beatles 俳句「アルバム The Beatles 1967~1970 から Penny Lane を詠む」≫【 冬の空 青盤の ペニーレイン聞く 】(2025.02.01)
- 「ビートルズは終わらない/行方均」を読みました。(2025.01.29)
- 俳句を詠んでみる_0206《The Beatles 俳句[アルバム PAST MASTERS から Revolution を詠む]》【咆哮 雷鳴の如きハウリング】(2024.08.28)
コメント