「強子」の店
今回のこのブログは、この間ご紹介した“ポメラ”で書いています。
先週の日曜日に八日市場の美術館に行った話を書きましたが、その際、国道126号を八日市場に向かって走行中の成東を過ぎて松尾町に入ったあたり、進行方向右側に見えてきたのが表題にある「強子の店」でした。
「なんと読むのだろう?」「きょうこ?」と言っているうちに過ぎ去ってしまったのです。
で、妻が「さぬきうどん」って書いてあった、行ってみたい・・と言い出して。
結局Uターンして、行ってみました。
その間、私が「ひょっとして“ジヤイ子”って読むんじゃないの?と言い出して妻と長女で大笑い。そうそう、どらえもんのジャイ子みたいに強い女性がやっているのかもと想像して大笑いしたのでした。
で、お店におそるおそる入ると、やっぱり強力なオバチャンがいました。
読み方は「つよこ」でした。「みんな何て読むのかと思って入ってくるのよ」とジャイ・・つよこさんは言ってました。
で、出てきた料理はさぬきうどんをたのんだのに、それには、かぼちゃのクリーム煮や、きゅうりの酢の物などが付き、それもとってもおいしいのでした。
かぼちゃもきゅうりの酢の物も、とてもおいしくて、ボリュームもあり、手間ひまかけてつくったのは、食べてみてすぐにわかります。
私達が「おいしい、おいしい」と食べていると、強子さんはとってもうれしそうです。
さらに「じゃこ天」もたのんだのですが、これがまたおいしいのです。
街道沿いのよくある安くてそこそこ・・などというお店ではありませんでした。
お店自体は元々まったく別の店があって、この強子さんがあとを受けて新たにお店を始めたような印象でした。
強子さんは、前の印象を消すためでしょう、店内を自分で育てた花いっぱいにしていました。
どうやって丹精したか、そしてお客さんに分けてあげている話などもしてくれました。
さらに強子さんは、私たちが入る前にいた若者のお客とも楽しく話をしていたのですが、「あの子たちは、家庭がちょっと問題があって、見た目も悪そうだけど、あいさつはできるし、とってもいい子たちだよ」と目を細めていました。
地元のたよりになるちょっと口うるさいオバチャンなのかもしれません。
店内に飾っている花はすべてオバチャンが丹精したもので、この変わったあじさいもそう。
最初は変な店だったらどうしようかと思っていましたが、入って良かった、おいしく人情のあるお店でした。
入り口にあったこれも変わった花・・。
千葉にお住まいの方で国道126号線(東金街道)成東・松尾町間を車で走る機会があったら勇気を出して入ってみてください。
いいお店で、いいオバチャンがいますよ。
ただ、話好き過ぎてなかなか帰れなくなるかもね。
【NowPlaying】 Big Blue Sea / Wouter Hamel ( Pops / Vocals )
« 長女(小6)最後の運動会 | トップページ | きょうはふたつの話題で »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0333【 冬の日 妻とオニオングラタンスープ 】(2025.01.15)
- 俳句を詠んでみる_0331【 初春 湯島DELHI(デリー)カレー 辛し 】(2025.01.13)
- 俳句を詠んでみる_0328【 七種粥(ななくさがゆ) さっぱり 飾らず 生きる 】(2025.01.10)
- 俳句を詠んでみる_0316【 臘月(ろうげつ)に 珈琲豆 買い揃える 】(2024.12.28)
- 俳句を詠んでみる_0305【 朔風(さくふう)に 並んで 箱天を所望 】(2024.12.17)
「街で発見」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0331【 初春 湯島DELHI(デリー)カレー 辛し 】(2025.01.13)
- 俳句を詠んでみる_0311【 クリスマス あの夜の光 今も灯る 】(2024.12.23)
- 俳句を詠んでみる_0296【 小春の館 ムササビの埴輪飛ぶ 】(2024.12.08)
- 俳句を詠んでみる_0294【 秋 参道に トリスバーの寄進杭 】(2024.12.06)
- 俳句を詠んでみる_0289【 金風(きんぷう)の佐倉 ピンクのポスト立つ 】(2024.12.01)
コメント