家族で「絵師100人展」に
きょうは、「絵師100人展」という、イラストレーターがそれぞれ「日本」をテーマに描いたアニメ的なイラストの展示会に秋葉原まで家族四人で出かけました。
これは、長女が新聞で見て葉書で応募し、無料券が当選したので行くことになったのです。
残念ながら会場内の撮影は禁止されていますので、その大きくて、きれいで、迫力のあるイラストのご紹介はできませんので、会場で買った図録の一部をご紹介することにいたします。
図録では、実際の色彩やその他ディテールまではわかりませんけれど。
長女は、自分でも毎日同様のイラストを描いているのですが、今回の展示会はとても参考になったようです。
この絵は、豊かな自然の風景の中、バス停でバス待ちをしている少女ですが、バス停のポールのサビ具合など、ほんとうに細かく、そこから風が吹いてくるように感じるくらいのリアル感がありました。
私も、最初はあなどっていたのですが、数々の絵を見ているうちに、「これはすごい」と感じるようになりました。
浮世絵にしたって、昔は庶民が役者にあこがれたりして買い求めたもので、ほんとうに誰もが楽しんでいたもので、やがて外国人がその美術的価値を見出したのだと思いますが、こういうイラストもそんなことになるのではないか、と思いました。
このイラストについても、着物の模様など、いったいどうやって描いているだろうと、しばし見とれてしまいました。
長女は「パクらなきゃ」と小さい声でつぶやきながら見ていました(^_^;)
ほんとうに、どのイラストも見ていて飽きない、素晴らしいものでした。
会場は、中学生以下の子供といえば、長女くらいで、そのほとんどが大人でした。驚き・・・。
七福神が全て可愛い女の子というイラストもありました。
これが、やはり色づかいも、その着色の仕方も、描き方も、ただただ見惚れるばかりです。
「これ、買いたい」と、思わず思ってしまうくらい。
その後家族で食事をして、お茶をして、長男は下宿に向かい、残りの三人は千葉まで帰ってきたのですが、いい体験をした一日でした。
こういうイラストが“素晴らしいもの”であることを認識いたしました。私も妻も長男も。
・・・で、長女は「図録」をゲットしたという寸法です。
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